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2020-12-04 16:48

第293回「質問:社員が飲み会や社員行事に参加してくれません・・・もう誘わない方が良いのでしょうか?」

第293回「質問:社員が飲み会や社員行事に参加してくれません・・・もう誘わない方が良いのでしょうか?」井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。 ★番組への質問はこちら↓↓ https://ck-production.com/podcast/inoue/q/
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
さあ今日も質問来ております。早速いきましょうかね。
前回は久々に評価の目的という非常に中情度の高い概念的な話だったんですが、
今日はですね、逆に超具体的です。
いきたいと思います。
社員が飲み会や社員行事に参加してくれません、もう誘わない方が良いのでしょうか。
なるほど。
時代的にはあれなんですかね、
環境的に嫌だとかってことじゃなくて、
組織のコミット、忠誠的な意味での参加してくれませんなんですかね。
かもしれないし、人数規模とかにもあるので、
時たまあるのはね、やっぱりあの人がいるなら行きたくないって人いる時もあるもんね。
あーなるほどね。
会話の頃じゃなくて、
メンバー同士のちょっと仲の悪さから、
人いるところには行きたくないんですよっていうことが起こっている可能性もあるので、
これは組織内の関係の質の問題になってくるかなとは思うし、
っていう場合と、
あとはやっぱり極めて、
そういうものに参加する意味を感じないっていうの。
はいはいはい。
別にちゃんとやってるんでいいでしょって、
そこまでやらなくてもいいですよねっていう感覚の場合と、
あとはちょっと遠藤さんが少し言いかけた、
組織に対するコミットが弱いっていうのもあるかもしれないね。
なるほど。
もう少しの理由もあるかもしれないけど、
そういう人がいるよって言ってた場合、
私の経験ではなんとなくこのぐらいの3種類のどれかに当たるなっていうのはあって。
はいはいはい。
改めて整理で言うと、
あの人いるからやだ、
組織へのコミット的なもの?
意味を感じない。
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大事なことだとやっぱりそんなに思わないので。
そういったら私自分の時間大切にしたいので、
行く必要はないと思いますよっていうことを主張してる。
なるほど。
これちょっとだけ自分の話一瞬してもいいですか?
いいですよ。
昔サラリーマン時代なんですけど、
だいぶ前ですが、
この3つとも当てはまる社員だったんですか?
非常に聞いてて胸が痛くなりましたね。
どうしても我慢してでも行かなきゃいけないよなっていう場所に感じないってことだよね。
はいはいはい。
いずれの場合も。
これは3つとも結構腹の底から、
うわっ!
っていう共感をしてしまう感じでしたが。
だからどんな人数規模かもわからないけど、
一つはどっかのタイミングで、
どうして参加してくれないの?っていうのは聞いてもいいんじゃないのかなとまずは思いますね。
なるほど。
その中のどれかがあるかもしれない。
複数回答、いや3つともあるよってことかもしれないし、
場合によってはあなたがいるからですって言われたりする。
そんなこともなくはないかもしれないけど。
いずれかですよ。
ということで、一番大事なのはそこの意味合いが感じないっていうところの部分は放っておけない。
なぜならばイベントをしてる側には意図があるはずなので。
飲み会っていうのは意図が弱い場合もあるかもしれないけど、
やっぱりどうしてこのイベントをやりたいのかとか、
どういうつもりでやりたいかなんだとか、
意図は伝えないといけないなと思う。
その上で、でもこうじゃないですか。だから私は出ないんですっていう意見がちゃんとあるのか。
そういう意図ならわかるんですけど、
誰々さんがいるので嫌ですになるのか。
主催している側の意図が伝わっていないっていうのだけはやめなきゃだめなのよ。
どういうつもりでやってるんだよってことは伝えなきゃいけない。
これはまさにロミニケーションとかの価値観が満営してる時代に生き抜いてこられた井上先生は、
こういう経験をむちゃくちゃしてきてる気がするんですけど、どうしてたんですか。
例えばなんですけど、
僕がよく言うのは、自分の部下の中で正直出来があんまり良くないなっていう人っていたりするじゃない。
周りから見ると彼女の発言ってピンとずれてるような気がするとかってことってあるじゃないですか。
ちょっと評価するとしたらそんなにいい評価をつけられないタイプの部下ってのもいたりするでしょ。
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なんでこんな話してるかというと、僕はロミニケーションっていうテーマで言うと、
そういう人間と上司のロミニケーションのほうが大事だと思ってきたのね。
なるほど。こういう人間とのロミニケーションのほうが大事。
だから言ってるだろう、だめだろうっていうことがちゃんと言える関係性を作んなきゃいけない。
ある意味でのダメ出しができる状態にしなきゃいけない。関係性としてね。
ということは、日頃からお前のことは分かってるぞ、分かろうとしてるんだぞ俺はっていうことをどこかで表現してあげないと。
つまり相手からすると、例えば僕だったら、井上さんは僕のことを理解してくれようとしてくれてるよねっていう場面かどうかが大事だと思う。
だから飲みに行ったときには聞くんだね。
こっちが説教するよりも、どうしてああやったのかとか、お前どうしたいのとか、
この今回の仕事どう思うのとかっていうことを一生懸命聞いて、
井上さんと飲みに行くとこの人は分かってくれるっていう状態を作るっていうテーマになるわけよ。
これは意図なのでね。
それは言わなくても、行くといいわって相手が思えるかどうか。
メリットを感じないと行く意味がないから。
特にノミュニケーションなんてね。
自分のためになるな、この場はって思わない限り行きたくないよね。
ノミュニケーションほど当たり前かなとは思うんですが、
前回評価の目的って関係性の構築って話をされたじゃないですか。
まさにって感じなんですかね。
そのとおり。
関係性のためにあるもので。
意図もまさにそこですよね。
よくでも怒っちゃうのは、上司の武勇伝を聞かされたりとか、
説教を言われたりとか、
職場離れても怒られるのかよみたいなことが案外多いので、
やっぱりこれ仕事ですかっていう話になっちゃうんだよ。
なるほど。
なってました。
なってました。
もうちょっと話そうよ、場を変えてっていうことがきっかけで話に行って、
すっきりしたなーなんて相手が思えたら、
これはもう次誘ったときにぜひ連れてってくださいって話になるんでね。
確かに今のお話を聞いてると、
井上先生みたいな上司がいたとすると、
始めに行きたくない者も井上さんいるから、
行くかなっていう気持ちになって参加するってことはありえそうですよね。
09:00
なので、何かのために参加するではなくて、
参加すると自分のためになるっていう状況を作ってあげないといけない。
それは何て言うんですか。
自分のためになるって例えば何なんですか。
さっき言ったように、
例えばだけどそこに行くと、単純に楽しいもあるじゃない。
その場に行くと、さっきから言うように、
自分のことをちゃんと見てくれて、
わかってくれようとしてくれてるとか、
そういうようなことかな。
だから例えば社内イベントっていうんだって、
参加者のためというより何かの組織の目的のためっていうのはあるとしても、
例えば結束力を高めようみたいなね。
そのためのイベントだとしたら、
自分が差し出さなきゃいけないもののほうが大きいような気がしちゃうじゃない。
思いますね。
そうじゃなくて、そこに参加したことによって何かが得られるとか、
それは別にお金を得るとか、物を得られるとかではなくて、
あそこで、こんな真面目なことを見るのは、
あのイベントに参加すると、
いつもちゃんと会社が何をやろうとしてるかっていう情報がはっきりわかるとかでもいい。
楽しみとかにばっかりつながらなくてもいいから、
あそこ行くと社長の話ちゃんと聞けるよねとかね。
あそこで語られてくれる社長の話って素敵だよね。でもいいのよ。
皆さんに、参加した人に持って帰ってもらいたいものがありますよっていう設計にするってことだよね。
確かに概念的にはその通りですよねっていうことが踏み落ちた中で、
さあそれを現実に脅しましょうっていったときに、この実行の難しいこの行事。
あるなあ。確かにそうですね。
例えばだけど、社員旅行やりますよ。
いやいや、行かなきゃいけないんですか?なんて話になるかもしれないけど。
でも社員旅行行ったって、向こうでこんなことについて、
たとえばよ、2時間このテーマについて行った先でブレストヤルドよだけでもたとえば一つあったが、
意味が違うでしょ。
違う。
みんなで考えたいんで、場所を変えて社員旅行兼ねていきたいね。
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とはいえ、会社のお金も使うんだから、ちょっと真面目にこんな話もみんなでしたいんだよって言うといいと思う。
確かにな。仲良くとか結束力みたいなものが、そこを高めたいが意図になっちゃうと、
その目的が見えないものって、行きたくなかったです。
行きたくなかったです。
だからつまり、
今答えましたけど。
みんな結束力のために頑張ってねっていうオーダーに聞こえちゃうからね。
そうそうそうそう。
お前の仲もっと出せよみたいな方に行って、なんだこの場はみたいな。
自己開示の場を求められるような。
その目的ないんですかって聞きたくなる感じはありましたね。
だからそれよりも、
みんなでこういう課題があるので、みんなの意見をいい機会だから聞きたいので、
せっかくだったら会社内ではなくて、そういう環境の中でやらないとかいいと思う。
なるほどですね。この話をこのあたりまで受けまして、
そうなってくると一応質問に改めて戻りますと、
何か社員行事に参加してくれないと誘わないほうがよいでしょうかとありましたが、
誘わないの前に。
イベントだとか飲み会のあり方をもう一回ちょっと考えてみてください。
そうですよね。
そのあり方次第では別にそんなの参加する必要もないし、
誘う必要もないものをやってたんだなってことに気づくかもしれないですよね。
それだったらいいじゃない。自由参加でもいいと思う。
だからその意図なのよね。何を求めるか。
意図ね。
そこに必ずひとつのキーワードとして入ってくるのが、
この関係性っていうのがひとつありそうですよね。
やっぱり関係性そのものが意図なんですか。
関係性を高めたいと思ってるんだけど、
要は参加者に何かを求めちゃってるわけよね。
参加するっていうことを通じて、会社への帰属意識を確認してるような。
不眠になってたりとか。
そういうことをしないほうがいいよって。
参加してもらう意味とか意義を捉えるということと、
それから参加することによって、あんなことができるから、
それなり意味があるなって感じさせないとだめだよね。
なるほどですね。
ちょっとここのあたりで、きょうのあたりは時間が来そうですが、
どこかで関係性の質が、どういう表現がいいんですか。
高い?低いですか。
高い。
高い関係性の質って何なんですかねっていうのは、
改めて再確認したいところですね。
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ちょっと軽く言っとくと、
みんなが目指している共通の目的ゴールに向かって、
自分のエネルギーを注ぐこと、
それと人のエネルギーをもらうこと、
ということをお互いにできあう感じ。
尊重しあえるってことですか。
尊重しあいながら気分よく、気持ち悪くではなくて、
気分よくお互いの提供をするっていうことが。
これができている状況っていうのが、
一番いい関係の質かな。
なるほどですね。
やっぱり関係性の質そのものが目的になってしまうと、
関係性の質が高まらないっていう、
このパラドックスにハマるみたいなのがありそうですね。
そういうこと、そういうこと。
だから明確なゴールが必要になってきてるんですよ。
そういうことか。
一番難しいところですけれども、
井上先生の先ほどアラームがピピピと聞こえましたので、
このあたりできょうは。
ご失礼いたしました。
いやいや、逆にわかりやすくて。
ということで終わりたいなと思います。
井上先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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