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2023-01-06 14:05

第402回 コロナ前に、散々やっていた「飲みニケーション」に意味と価値を見いだせない・・・

第402回 コロナ前に、散々やっていた「飲みニケーション」に意味と価値を見いだせない・・・

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓↓↓

https://ck-production.com/podcast/inoue/q/

00:04
井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
さあ、ということでね、今年2023年初回の回になります。
井上先生、改めて明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。パチパチパチパチですね。
明けましたけれども、2023年どういう年とかいう話もね、
ちょっと追々していきたいとは思っておりますが、
今回も質問たくさんありますので早速いかせてください。
ということでですね、これちょっと読んでみたらですね、
年末にやってよって思う人がいっぱいいそうだったかも、という質問が来てまして
紹介したいと思います。
年末になり、クライアントとの会食が増えてきています。
大勢の会食になると大した仕事の話もできなければ、
あくまで進行でしか目的を見出せません。
コロナ前はそのような場も大事。
コミュニケーションなど必要だと思っていたので、
そのような違和感すらも感じず当たり前だと思っていました。
しかし、いざコロナ禍でなくなってみると、
改めて必要なのかと思ってしまいます。
井上先生のキャリアの中では、特にノミュニケーションが大事な業界だったと思っていますが、
どのようにクライアントとの会食という場を仕事に活かしていましたか?
ぜひ教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。
はい。
ということで、ご存じない方でいうとね、
井上先生はもともと音楽業界にいらっしゃいましたのでね、
ノミーは多かったという背景があるのを知っている方の質問ですね。
はい。特に仕事の中でもプロモーションをやってるときが一番多かったかなと思いますね。
やっぱりメディアの方との会食とかね。
メディアの方とアーティストサイドの方を会わせるとか、
そういうことが私たちの場合は多かった。
会食って業界とか業種によっても多少色合いが違うんだろうから、
そんなことできませんよっていう話になるかもしれないんだが。
ちなみにちょっと余談なんですけど、
井上先生は今回2022年末はどうだったんですか?
結構増えましたか?
増えた増えた。
20日の週ぐらいはほとんど毎日だった。
ガッツリじゃないですか。元通りですね。
昔の仲間とかももちろんいたけどね。
03:01
でもガッツリ増えまして。
めちゃくちゃ飲んでるじゃないですか。そんな状況の中でですね。
はい。
僕らがやってたことっていうのは、いくつかの目的はあるし、
つまり人と人との繋がりの仕事だったので、
間に物が返さない。
スペックとか性能とかそういうもので戦う世界じゃないので、
人と人との繋がりを、
例えば他社さんとある方の繋がりよりも、
自分たちとその方の繋がりのほうが濃いほうがいいわけよね。
だからもう完璧に相手の興味関心を我々に向けるっていうための場なのよ。
興味関心を我々に向ける。目的明確ですね。
つまりこの人たち面白いって思わせるしかないんだよね。
アーティストだけじゃないんですね。チームそのものを面白いって思わせないといけないんですか。
例えば私の場合はソニーミュージックだったけど、
ソニーさん面白いよねって言わせないとダメなんだよ。
ソニーさんと飲むのが面白いって言われなきゃダメなんだよね。
その面白いってどういう自分が多いんですか。
それが個性なのよ。
めちゃめちゃエンターテイメント系の人もいれば、
そんちゃん騒ぎみたいな。
もしくはこんなところ知ってるんですかっていうディープゾーンへの知識だったりとか。
飲み会だからそんなにアカデミックな世界ではもちろんないんだけど、
でもそのときの話題とかが、あの人面白いよねって、
この人と話すのは面白いなって思わせてくれるとかね。
とか、場合によっては真面目な話をすると、
この人と話せば、たとえばだけど井上さんと話すといい企画出るんだよねとかって言われたらもっと最高ね。
なかなか飲み会の戦いですね。
いよいよ、めちゃめちゃ戦い。
めちゃめちゃ戦いですね。
その関係性を深める、関係の質を高めるための場なので、
結構仕込んだりするよ、いろんなこと。
サプライズを入れたりとか。
たとえば言える範囲でこんなサプライズとかってどういうことをしてるんですか。
その大事なお客さんの名前のラベルの焼酎ボトルをあげるとか。
本当に接待ですね。
もちろん接待なんだけど、やっぱり驚きとか喜びとかがないと。
つまり相手がつまんないな会食って、この質問者の方のように思わせたらアウトなんだよね。
はあ。
なるほど。
この質問者の方の的確な質問に答えてるかどうかわからないけど。
06:02
いったん井上先生のメディアという業界の振り切ったほうの話を聞くと、
話がバランス取れやすい気がするので、非常に参考にというか、いろんな気づきがありますね。
だからね、たとえば我々と違うお堅い仕事で、
変な接待すると良くないよと。
あんまり接待っぽくしちゃダメだよという業界もあるしね。
いろいろですよ。
接待を受けちゃいけないという方もいるしね。
でも会食しましょうって言うんで、じゃあお互い自腹でねっていう会食だってあるし。
だからそういうとにかく一緒に食事をするときの一番大事なことは、
やっぱりそこで語る話題の豊富さなんだよね。
話題の豊富さね。
だからやっぱり、
これは仕事に役立つかっていう考え方もあるけど、
この場をいかに楽しいものに、相手にとって有意義なものにするかっていうことを目的にすると、
自分を磨かざるを得ない。
だからいろんなものの雑学でもいいから勉強したりとか、
そういう場でちゃんと相手が楽しいな面白いなこの人の話と、
こちら側に興味を持ってもらえるようにするためには、
日頃のアンテナを立てておかないと情報が入ってこないので。
つまり自分が面白いと思う話題をたくさん拾うためのアンテナを立てるために、
こういう場があると思ってもいいんじゃないかなと思うのね。
なるほどですね。
その場で何かを得ようとか結論付けようというよりもね。
あくまでもどんな世界においても会食っていうのは、
関係性を強化するためのものだと思うので。
ということは単純に物をあげた、接待したとかっていうことではなくて、
その場が有意義であったなって相手が思うかどうかが大事かな。
あの時間はよかったと。
この時間空間の共有はとてもよかったって思えるかどうか。
そのためには、自分っていう個性を生かして何をすると面白いかって考えればいいと思う。
別に騒げっていう意味じゃないので。
そうですね。騒ぐのも個性ある人もいれば。
そう。
固くやりつつも個性のある人もいるわけ。
そうそうそうそう。
なるほど。
そういう中で改めて会食。
確かにこのご質問の方々に言われて、
そうですよね、あの会食ってそういえば何だったんだろうって。
2年間ぐらいでいろんな人たちが振り返りみたいになった。
09:02
確かにそうだなと読ませていただいて思ったんですけど。
元通りに戻っても意味何の価値も生まれないじゃないですか。
はいはい。
本当に株ばっかり昔家みたいな。
ではなくこういった気づきとかを踏まえた上で、
改めて直接の仕事だけじゃない食事とかの責任を置いての意味価値みたいなのって、
井上先生はどのように改めて受け止めてますか。
食事・飲食が伴うかどうかは別にして、
リモートとかで皆さんが改めて体験した感覚、リアルとの差。
この良さと、よくリモートの質問もくるようにね、
リモートにおける不都合とまでは言わないけど違和感みたいなものっていうのはあると思うんだけど、
リアルの場がリモートで感じた違和感は解消する場がリアルになってきてると思うのね。
リアルの使い方として。
とすると、リアルだとやっぱりいいなっていうふうに思っていること、
リモートだとやっぱりちょっとうまくいかないなというか、
ストレートに伝わんないなとか、空気感がないなとか。
っていうことがリアルで解消しようって。
この発想で会食の場も使えばいいと思っていて、
会食の場は人と人のコミュニケーションのリアルな場だっていう設定で考えたほうがいいと思うんだよね。
だからむしろリモートとかコロナ禍で会食をしなかった日常の業務、
通常の業務におけるコミュニケーションをサポートするための場だっていう。
たとえば空気感と、この人ってそういう価値観で生きてるのかみたいなことがわかってるだけでも、
相手は、たとえば僕の言うことを、
井上さんって最後はこういうことを言ってたもんなって思ってくれる。
理解度が深まると思うので、
そういう自分、逆に言えば相手をよく理解するっていう意味もあるんだけど、
やっぱりそういうリアルで話さない、同じ時間空間の中でしか話せないことみたいなことを話していったほうがいいんじゃないかな。
だからいいんじゃない。平たく趣味の話をしていっても、
その趣味の奥深さとか、どこでそこまでその人は思うんだろうかみたいなことを聞いてみるといいし、
語らせてあげればいいんだよね。相手にね。
だからそれはよくワンワンなんかと同じよ。
結局大きなところで言うと関係性の質?関係の質か。
関係の質か関係の質を向上するとかより良くしていく?
そう。それと、それを深めるための相手への問いかけとか、
12:01
どういうふうに相手にアプローチしていけばいいのかっていうこと。
それから自分のどの部分をアピールすればいいのか。
この辺の訓練場所だと思えばいいんだよね。
なるほど。訓練場所ね。
会食はね、僕はずっと訓練場所だと思ってた。
コミュニケーションにおける訓練場所。道場ですか。
やっぱり諸先輩の素晴らしいコミュニケーション力のある人たちの接し方なんかを見ると、
いやそこかーっていうのは、さっきも言ったように個性によって違うんだけど、使い方は。
そうですよね。
でもいろんなものが垣間見えて、
場合によってはクライアントさんを変な話、いい意味で叱っちゃう人もいたからね。
それは違うと思いますよってちゃんと言う人もいたしね。
でもその人はもうほんとめちゃめちゃ相手に食い込んでた人だし。
すごかったよね。
やっぱり自分流のコミュニケーションを磨く場だと思ったほうがいいと思います。
最後いただきましたね。自分流のコミュニケーションを磨く場。
確かにそういう意味で言うと磨く場が減っていって、コミュニケーション力全員相対的にガーッと落ちてそうですよね。
改めてしっかりと皆さんコミュニケーションを磨くともにやっていきたいなと思います。
ということで終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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