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2023-10-27 14:00

第444回 働きやすいが、やりがいを感じられない部署に異動・・・

第444回 働きやすいが、やりがいを感じられない部署に異動・・・

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓↓↓

https://ck-production.com/podcast/inoue/q

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週も行きましょう。
今日はですね、マーケティングの職業をされている人材育成を担当されている
29歳の方からご質問いただきました。ありがとうございます。
早速ご紹介させてください。
入社して、B向けにソリューション営業をしていましたが、
昨年、移動した会社のデジタルマーケティングやプロモーションになる企画職に移動になりました。
しかし、やりがいが感じられず、もやもやしており、仕事の向き合い方が分からなくなっています。
チームは課長、リーダー2名、私の4名ですが、私以外は経験も知識も豊富で、かつ皆さん40代です。
今の業務でやりたいと思えることも少なく、アイデアを出してみても、私には否定されているように感じる返答なので、
先輩方の出されるアイデアや方針でいいかなと思ってしまいます。
もやもやを吐き出すこともできません。先輩方は経験が豊富なのと年上なので、育成的な観点でおっしゃってくださっているなと理解してはいるのですが。
働く環境やメンバー自体は、よく上級の観点を除き経営幹部との距離が近いため、会社自体に不満が大きいわけではありません。
ただ、やりがいがあまり感じられず、439回で井上先生がおっしゃっていた言葉をお借りすると、
働きやすさはありますが、やりがいがない。また、自立性も有能性も感じられません。
とりあえず行動してみようと転職活動を始めたものの、仕事にどう向けばいいのか。
営業への移動願いを出してみたり、本気で転職を考えたりした方が良いのでしょうか。
長文となってしまったのですが、会社の人には相談できることではなく、井上先生にお質問した次第です。よろしくお願いいたします。
こういうことでね、本当に大事な仕事ですね。
今、おいくつとかって書いてあったの?
具体的に29歳の女性の方ですね。
若いんだね。
こういう話もいくつかの観点があるので、
一般論的なことでの、この方にちょっと問いかけたいなということがいくつかあります。
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一つは、BMKにソリューションを提供していた仕事と、デジタルマーケティングとかプロモーションに移って、
新しい職場でのやりがいを感じない。
これは何が違ってるんだろうかっていうのが知りたいんですね、まずね。
前のされていた営業職と、今のデジタルマーケティングの企画職の違い。
仕事の違いというより、この方にとっての。
何が変わっていて、どこがやりがいにつながっていないのか。
前はどの部分がやりがいにつながっていたのか。
っていうのが、やっぱりわかると嬉しいなとは思います。
なるほどね。そこがわかると、もっと答え方も具体的になりそうですもんね。
ただ、とはいいながら、教えてくださいね、次回まで待ってますということではないので。
まず自分の中で一回それを整理してみてほしいんですよね。
前感じていた喜びやりがいと、今感じない喜びやりがいを見比べたときに、
何の差によってそうなってんのか。
そこはおそらくご本人がやりがいを感じるポイントの、
絶対的なものかどうかは別に言って、ポイントのひとつだと思うんで。
例えばだけど、やっぱりお客さんと直接会って、
お話をすることにすごく意気がいを感じるんですよ、みたいなことなのかどうか。
それがひとつね。
それを感じたときに、ひとつは、
今の例で言うと、直接お客さんと接することが喜びなんですよって言ったときに、
もう一段、何でそれが嬉しいのっていうことは、
直接的に反応が見れるからですとか、
やっぱり何かやってよかったっていう感じがするんですよって思ったことで言うと、
あ、なんか達成感みたいなことなの?ってなると、今度ちょっと視点を変えて、
あえて今の仕事で達成感っていうテーマで考えると、
どういうことが達成感になるのかねっていうのは、自分の中で考えてみてほしい。
それは、この職場達成感って一切ないんですよって話なのかどうかはちょっと置いといて。
でもやっぱり自分は達成感を感じるっていうのがすごくやっぱりやりがいにつながる、
生きがいにつながるっていうのであれば、
達成感って自分である種作っていくものでもあったりするので、
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これも達成感をひとつの例にとって言ってますけどね。
っていうふうに、何か今の仕事の中でも、
自分が感じるやりがいとか働きがいにつながるポイントってのはないのかどうかっていうのは、
見てほしいなっていうのは感じます。
ここまでは一つの一般論的なことです。
もうひとつも一般論じゃ一般論かな。
なんで年を聞いたかっていうと、
29歳って私が思うには、仕事っていう意味で、
会社の社員としてっていうよりも仕事をする人間として、
やっぱり35までにためたものの差って、
その後に大きな影響を与えると思ってるんですよ。
だからやっぱり本当に35まで、
自分が切磋琢磨して自分を磨いた人っていうのは、
今の時代で言えば60代っていうのが、
全然違うものになってくる。
その35までで磨いたものを使って、
もう一回今度40代で何するかっていうのも大事なんだけど、
でもそういうすごく大事な時期にあるので、
ちょうど29歳真ん中だから、
やっぱり自分が仕事人生を送っていく上で、
大事なものを習得してる時期なんだっていうのを、
思っていてほしいんですよ。
ということであれば、
ありとあらゆる経験はしといてほうがいい。
特にこの会社はいていいと思ってるとか、
魅力は感じてるとしたら、
もうちょっと高い視点で、
この会社は世の中にどう向き合ってるのか、
何を提供して、何を価値提供しているのかみたいなことを、
ちょっと考えてほしくて。
会社の存在意義的な事件で。
そう。
自分なりでいいからね。
そうなるために、
ソリューション提供する職場と、
マーケティングっていうのは、
それぞれ何をやらなきゃいけないんだろうねっていうのが、
違う次元で見えてくると思うんですよ。
つまり、マーケティングってこうなんだよ、
プロモーションってこうなんだよっていう、
プロモーションマーケティングっていう視点で見るというよりも、
この会社におけるプロモーションマーケティングは、
どういう意味があり、
どういうことになってるのかっていう視点から考えたときに、
先輩たちが言ってることは経験もあるから正しいと思うかもしれないけど、
この人なりに何か考察すべきポイントが出てくるんじゃないかと。
ここをもっと考えたほうがいいと思うんだよなっていう。
それはプロモーションの仕方の一個の表現方法に対するアイデアということに収まらなくて、
例えばデジタルプロモーションの中でも、
たとしたらツールとして使うべきなのはこれなんじゃないかみたいなね。
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目的観みたいなのを、ある意味高い次元まで持ってって考えてもらえるといいなと思うんですよ。
なるほど。二つ目の大きな観点ですね。
そういう考えたときに、ただ自分はさっき言ったように、
とはいえ自分に向いてるのは、
例えばだけどね、営業職がやっぱり向いてると思うんだよなっていうのであれば、
それはあなたが望む職務なので、その職務は目指していいんじゃないんですかっていう。
逆に言うと辞めるべきでしょうかっていうことに関しても、
そういうふうに自分の中と向き合ってみた結果、
やっぱり自分がやるべきことはそういうことだな、やりたいのはそういうことだなってなるのも悪いことではないので、
職務としてやっぱりやりたい職務を探そうというのは一つありだと思います。
だから会社という中で、嫌いな会社じゃないところで自分を磨くというテーマであるとしたら、
その会社の意義意味は何かっていうことを、その中で自分が覚えていくことの幅、視野の広さとかね、
そういうものを広げていくチャンスだっていう視点に立てるかどうか。
立てるんだったら頑張りって言いたいのよね。今のところ。
そういう意味でも今のやりがいと、会社はいいって言ってるんであれば、
やりがいが何が変わっちゃったのかっていうようなところは少し言葉にしていって、
また逆にそこら辺り整理していただいて教えてくださればね、この番組の質問いただいて一緒に考えれますか。
全然いいです。教えていただければより嬉しいし。
だから新しい職場に行って不慣れなとこ行くと、周りが全員経験者だと、
経験者のやってることが正しいっていう認識になりすぎちゃうんだよね。
そうじゃなくて、せっかく新しいとこ行ったんだから、
この会社におけるマーケティングって何かっていう発想で考えていくと、
もっと新鮮なものが見えてきたりするはずなんだけどね。
でもどんな会社なのかね、すごく具体的に見えないので何とも言えないところはありますけど、
漢字からして、結構抜擢されてるんだろうなって感じもちょっと感じません?
する。やっぱりね、ある種ちょっと営業的なところからね、マーケティング的なところに回った。
営業でもある程度活躍されてたんだろうなというのもあるんで、
少し企画職に新しい風を吹かせたいなみたいな傾斜側の意図も、
ありそうだけど実態入ってみたら、
おいおいおい、古いじゃんっていうかもう答え決まってんのかよみたいなね、職場だと。
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いやあ、私できることないじゃんよみたいなところからね、葛藤しますよね。
だからそういうところでいくと、ある意味ではもうやるべき作業の連続になっちゃってる可能性あるよね。
企画という名のね、もう枠決まってて、やるだけじゃんと。
そう。
全然面白くないなっていう話がある。
だからそこはもう、ご自身がいい年齢、適切な年齢なので、あと3、4年というかな。
なんか必死で自分を磨くっていうテーマで、それに向き合ってもらうと、全然違うものが見えてくる。
で、経営幹部とも親しいんだったら、投げかけちゃえばいいんだよね。
やってみたら、私この会社におけるマーケティングがちょっと違うと思うんですけどって。
言ってみればいい。
っていうことを語っていくためにも、一度その会社の全体的に、これ何のためにやってるのか、目的的なところを観点として持っていくと、そういった視点でもまた見えてくるかもしれないというところですかね、まずは。
はい、そうです。
ちょっとこの辺りを踏まえて、ぜひ一緒に考えていきたいと思いますので、また追加質問とね、井上先生ご指摘いただいたところ、言葉にできるものがありましたら、ぜひ教えていただきまして、お待ちしております。
ということで今日は終わりたいと思います。
井上先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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