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2022-09-30 14:54

第388回 若手社員は、まずは会社との相性を「観察」する!?

第388回 若手社員は、まずは会社との相性を「観察」する!?

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓↓↓

https://ck-production.com/podcast/inoue/q/

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあということで、今週も質問来ておりますので、早速いきたいと思いますが、
今日はですね、40歳男性のリーダー職という方からご質問いただいております。
2年ほど前から自分の役職では異例の罰適用され、リーダー職に就きました。
仕事の中で25歳前後の若い男の子たちをマネジメントする機会が多々あります。
職場的には体育会系な雰囲気があるのですが、
注意をしたりしますが、どこか分かっているようで分からない反応が多く扱いに困っております。
一人の反応に困っているというよりも、その若い世代の彼らの扱い、やる気の出し方が分からず悩んでいます。
どこかやる気がないのかなという感じ、でも意外と熱意があったり、
はい、というが本当に分かっているの?と内心思うが意外と分かっている。
もしくはやっぱり分かってなかったなとか、
今時のことはいえ簡単なまとめ方になってしまいますけれども、
少し気の抜けたような若い世代をどのようにマネジメントしていけば良いものなのでしょうか。
採用にも関わる井上先生かと思いますので、
最近の若手人材という観点でもアドバイスをいただけますと嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
はい、25歳前後。
こういうことで。
番組もう何年やってるんでしたっけ、7年から8年ぐらいなんですけど、
ずっとやっぱり面白いのは、最近の若い世代の質問が定期的に来ますよね。
これはね、だって僕らだって言われたし、最近の若い。
ずっとこの質問が来るから、どの最近かわからなくなってきてますけど。
はい。
これどうなんですか。私あんま付き合いなくて感覚がわからないですね。
25歳前後。私なんか採用の場面とか、そんなところで若い人を見る機会が結構ありますが、
25歳っていうと、普通に新卒で入ってきたら3年ぐらい前に入ってきたような世代ですよね。
この10年ぐらいって毎年ちょっと毛色違うぞって感覚があるぐらいに、
いろんなタイプになってるなとは思う。
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昔ほどこの世代ってひとくくりにくくはなってるとは思う。
散々ね、多様性みたいな言葉を聞きながら育っている方々でもありますもんね。
やっぱり正直、40歳ぐらいの人が味わってきていた社会っていうよりも、
この10年か震災以降っていったら、この10年間ぐらいの中で、
そこまでに起こってなかったことがたくさん起こってる。
東北大震災のときに、やっぱり大学生だったような人たちが社会に出るときに、
やっぱりその、「世の中のために」とかいう言葉が以前よりは出るようになったし、
最近はやっぱりもちろんウクライナの問題とか、いろんなものが天変地異もすごく多かったし、
平成後期を若いときに経験してきてるから、
やっぱりここのとこで聞いてると、社会性みたいなのに対する意識が、
10年以上前よりはちょっと強いというか、言葉として出てくることが多いなと思いますね。
なるほどですね。
もう一個なので、会社とか組織に対しても、
この会社組織って意味・価値あるの?みたいな見方をする人も出てきてる。
だから自分の仕事ってこういう意味があるし、こういう価値があるなって感じられるかどうかって大事だし、
もう片方では全く違うパターンとして、
相変わらず自己中心的で、自分の都合のためだけに考えてる人もいるんだけど、
両者共通してるのは、会社に入ったんだから会社のことに従おうという意識よりも、
この会社どうなの?って様子見てるのよね。
コミュニティに入って暴徹つくような、ちょっと客観的な見方をしてる感じってことですか。
そう。要するにどうなんだろう。
だからさっき言った、社会性とか役に立ちたいとかっていうふうな側の人も、
この会社って実際どうなのかなって見てるし、
自己都合と自分のためだけにやってるような人たちも、
この会社って自分のためになるのかなって様子見てる。
だから様子見の期間ってあるから、意識があるから、
その分がご安として見える可能性はあるなって思います。
それ自体はある意味、どういう言葉がいいんですかね。
ちょっとした不信感とかなんか。
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不信感よりも、よく言えば純粋に、どうなの?っていう感じぐらいかもしれない。
それが不信に変わっていくときが、
え、大丈夫これ?どうなの?っていうトーンが変わっていくとき。
観察期間ぐらいの感じですか。様子見というか観察してて。
もしかしたら自分自身とのマッチングを図ってるのかもね。無意識のうちに。
なんか違うぞって。だから早くやめちゃうんだね。
今からにさせた場合はそれが不信だったり。
会社に入ったし所属したんだからっていう思いは、
昔の人は強いけど、今の人はそういうふうにあんまり思ってないと。
でも逆にそういうことに関して、違うっていう判断ができるぐらい、
あんまり今の若い人たちって表現はあんまりしたくないんですけど、
自分が確立してるんですかね。
いやいや、そんなことはないと思います。
全員がしてないとは言わないし、
確立している人も結構出てきてますよというのは言いたいけれど、
でもあくまでも25、6の段階であれば、
自分とのマッチングっていうのは自分のある意味感情的な部分だったり、
自分の中の欲求だったりとか。
ある意味では、他との関係の中で相手はどう思うかというよりも自分がどう感じるか。
やっぱり自己中心性は拭えないだろうなとは思うけどね。
なるほどですね。
でも要は、自分が組織のためにこう動かなければいけないっていうふうに思えるまでに、
少し時間がかかるかもしれない。
25、6だとちょうどその狭間にいて、
よしここで頑張ろうかなって思いの人もいるだろうし、
まだちょっと様子見ムードが強い人もいるかなと。
だから何が言いたいかというと、
やっぱりリーダーの人たちは自分たちの仕事の意味・価値は絶対伝えなきゃだめ。
井上先生もよくよく知る若心さんいらっしゃるじゃないですか。
本もね一緒に。だいぶ前ですよね、あれ今。
協調?
ゆとり世代のゾーン、それ思い出したんですけど。
私も今ここに来て2年ぐらいなのかな、ホットキャスト一緒にやったりさせてもらってるんですけど。
彼がこないだの第二新卒を一言で語ったのが、
共に哲学したい若者たちっていうのがあった。
今の話とすごい通ずるなと思って。
彼らってすごく一緒に哲学したかったりするから、
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その会社が社長とかが何を考えてるとか、何をっていう理念だったりとか、
彼は理念とかって言葉を使わないですけど、
そういう曖昧なものを一緒に語り合う場を求めてるから、
そういう話ってすごい大事だと思うみたいな話をされてたの。
お二人もともと結構仲いいじゃないですか。
私がよく考えると出会ったきっかけって、お二人の関係だった気が今思い出してる。
そういうことだよね。
若心さんは若心さんなりに若い世代の内面から紐解いているので、
もちろんそういう表現でいいだろうし、
やっぱり若い人は若い人なりに探してるんだよね。
総合的に価値があるかないかということが問われる時代になってきているので、
自分が所属するところにもそうだし、
自分の仕事自体にも価値を感じるかどうかっていうことはすごく大事なので、
お前新人だからこれをやっとけばいいんだよみたいな指導の仕方は、
今はもう効かないなと。
その辺をわかれば、どうやってやる気を出したらいいかというと、
一生懸命自分たちの仕事ってこういう意味があってこういう価値があるとか、
例えば後肯定の人たちにとってこれだけ役に立ってるのもあるし、
最終的にお客さんを通じて世の中をこういうふうなことも提供してるとか、
そういう理念的なもの、存在価値みたいなことは語ってあげたほうがいいし。
はいっていう言葉はわかってますという言葉ではないので、
今言われたことはわかりますのでね。
受け取りましたよっていうか、聞きましたよっていうぐらいかな。
腹落ちしてたり納得してるって話ではない。
ではない。
本当に理解してるかどうかっていう意味ではいっていうことじゃないし、
もっと言うとわかりましたと言ってもわかってないっていうことは起こりやすい。
だからわかりましたって言ってもわからないなとか、
大丈夫かなと思ったらわかってたとかってあったけど、
特にわかってると思ったけどわかってなかったんだなっていうことは、
起こり得るので、
変な話、リーダーの人たちにはそれに一喜一憂しないでねって言いたい。
つまり、わかったと思ってたのにわかってなかったんだっていうことにとられるんではなくて、
この仕事についてはわからってなかったんだということだけはちゃんととんだけ。
じゃあどうやってわかってもらおうかなってことに、
ちゃんと手順を踏んでアプローチしてあげてほしいなと思うので。
なるほど。
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あんまりそこに、この人たちなんかよくわかんないんだよなっていう方に揺らされないようにしてほしい。
気持ちよく。
なるほどですね。
最後にそれらを踏まえた上で、若い人というよりも、
今回はそういうテーマなので、
そういう若い世代の方々と今後組織として付き合っていく上で、
改めて考え方なのか行動なのかなんでもいいんですけど、
大事にするといいかどうですかね。
さっきから意味とか価値とか言ってるんだけど、
それは仕事のことに対して伝えましょうなんだけど、
やっぱり働いてるほうの若い人たちって、
全員がそうとは言わないけども、傾向としてあるのは、
自分が活躍できてるかどうかってことはすごく考えてるもんね。
自分は活躍したいというふうには思ってると思う。
だけどこの場なのかっていうふうに、
さっき言ったマッチングみたいなものにも意識があるから、
だから活躍場所を与えてあげるって気持ちで、
上にいる方たちは見ててあげたほうがいい。
あなたの力量で活躍できる場はここだよと。
なのでここを一生懸命やってほしい。
ここできると次こんな活躍ができるよというような可能性期待を添えながら、
活躍できてるというふうに思わせてあげる。
思わせてあげるって言うと、英語が違うかな。
活躍できるようにしてあげるって言ってたよね。
でもそうですよね。人間ですし、
潜在的に活躍したくない人なんてきっといないでしょうからね。
そこは根本のとこなんで。
改めてぜひそこを見ながら、仕事はね、価値とか意味を語る時代ということも踏まえて、
ぜひアプローチしていただいて、また何かありましたら質問お待ちしております。
ということで終わりましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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