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2023-12-29 16:52

第453回 「やりがい」の言語化の次に、やるべき事とは?

第453回 「やりがい」の言語化の次に、やるべき事とは?

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓↓↓

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、もう気づけば、
今日でこれが一応ね、今年最後の配信の回となりますよ。
なんでね、年始あたりにちょっと今年どんな年なんですかみたいな話をね、少し
井上先生に若干お詳しいのを知っておりますので、ちょっと話してほしいななんて思ってますけど。
はい。
今日は最後ということで、早速質問いきましょうか。
はい。
ということでいきたいと思うんですが、今日はですね、第444回で質問を
くださった人材育成のマーケティングの部門でごと活躍をされている20代の方からね、
また質問といいますか、お礼も含めていただきましたので早速いきたいなと思います。
ちなみに444回、覚えてますかね。
働きやすいがやりがいを感じられない部署に移動してしまったと。
はい。
という回があって、転職しようかな、どうしようかなっていう質問の、その次のステップのご質問をいただきましたよ。
はい。
いきましょう。
結論としては、転職活動をしていて放送のタイミングで内定ももらいましたが、現職でまだできることがあると思い、今の仕事を続けることにしました。
なるほどですよ。
漠然と営業の方が良かったと思ってしまっておりましたが、やりがいがなぜなくなったのかを考えることができました。
業種としては井上先生と同様で、主に研修を提供する人材育成会社ですが、営業の時はお客さんと直接対峙するため、
一緒に課題解決できている感覚やお客様の要望に応じながら研修を提案していく中で成長実感もあり、会社の売り上げに直接貢献できていることもやりがいでした。
今の企画職は、今やっている仕事、例えばウェビナーの開催などがお客様の課題解決や会社の売り上げに直接的につながっている感覚がなくて、
社内調整ばかりに時間が取られていることも、もやもやの一因だったのだと気づきました。
井上先生のアドバイスも踏まえ、自分の中で言語化して内定をもらったことも含めて、この話を上長と腹を割って話をしました。
上長からは営業に移れるように活動するよと言ってもらうことができましたし、ライフプランを考えてもう少し今の職場で働くことに決めました。
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35歳までに何を積み上げるのかという言葉はとても刺さりました。
上長からも言われましたが、ポストの数としては誰にでもできる仕事ではなく、今置かれた環境を生かしスキルを身につけたいと思っております。
長文となってしまったのですが、アドバイスをいただいたお礼とご報告でした。
ぜひご質問させてください。ありがとうございました。
はい。
こういうことですよ。
はい。具体的な質問というよりお礼と。
444回でいただいたご質問のときには、わからなかった情報が何やってたのかとか、どういうところにありがいを感じたのかというのがわかったので、
具体的な質問が次にあったというよりも、もうちょっとこの件について触れておいたほうがいいのかなって思った。
ぜひぜひですよ。
遠藤さんと一緒にそうしましょうということで、今回取り上げたかったんですけども。
そのときに話した中で、仕事人生の中で、この方は29歳なんですけど、
私の経験上35歳ぐらいまでにどんなことを身につけてるかっていうのはすごく次に大事で、
そこまで身につけたものを生かして何をやっていくかっていうことを、
そしてまた次に40代ぐらいになったときにさらに次のステージに行くみたいな。
なんとなく仕事人生の中でそのポイントって大事だよねっていうことで、
30歳までに何を積み上げるか大事でしょって言ったんですけども。
この方が自己自分でやりがいを整理されたので、
いわゆるお客様の要望に直接お答えしながらという、
お客さんとの対話を通じたソリューションの提供、
そして売上につながるので会社への貢献感が強かったということがやりがいだった。
でも企画職だと、例えばウェブミナーの開催とかを企画するんだけど、
どうやったらいいかなーなんてことで社内調整が多かったりとか、
直接お客さんが目の前にいるわけではないので、
企画はするけどこれどうなのかなーなんて思いなんかもありながら、
やってるんだろうなというふうに思います。
まずここのタイミングで感じたんですけど、
言語化非常に素晴らしいですよね。
なかなかちゃんとここまで外言化できないんじゃないですか。
そうですよね。やっぱりちゃんとしてるんだと思います。
それが現れてるのもね、ポストの数としても誰にでもできる仕事じゃない。
前回もね、この方きっと期待されてるんでしょうね。
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これを見て感じましたね。
多分優秀な方なんだと思います。
改めてもう一回、こんなポイントがあるねっていうことを整理しておくと、
この会社がやっている人材育成っていう事業がこの会社の事業なんで、
人材育成という大きなテーマについて何が大事で、
どういうことが人材育成上テーマであり、具体策としては何が適切なのかとか、
人材育成っていう事業なんだけど一つの大きなジャンルだと思うんですよね。
課題というかテーマだと思うんですよ。
人材育成というテーマを大きな視点でいろいろ考えていくには、
営業だけやってるよりは、それを分解しないとウェビナーの内容とかやり方、
具体的なやり方のいいアイディアって生まれないと思うので、
なんでやっぱり人材育成というテーマをどうやって捉えるといいのかとか、
何が大事かとか、そういうことを企画職人の間に一生懸命考えてみるといいなと思いますね、まずね。
巨大なテーマで言うと、人材育成とは。
とは。その通りです。
人材育成とはって自分のテーマとして向けておくと、
営業時代にお客さんが言っていたこと、
それからもしかしたら研修とかやったのかもしれないので、
研修をやった後の効果とか、お客さんの満足度とか、
それから紐解くときに、人材育成とはどういうことなんだろうかって、
すごく大きなテーマなので、いろんなものがあると思うんだけど、
せっかくなんで、人材育成とはっていうことをすごく考えてみたらどうかなと思うんですね。
なるほど。
これが一つの方向。
逆に井上先生に語ってほしい部分もありますが、自分で一旦解釈することが大事ということですね。
なんて言ったらいいのかな。こういうジャンルって自節を持つことが大事だと思ってるんですよ。
いろんな方の意見とか本を読んだりしていいんだけど、
その中から自分はこうだと思うというのを作り上げる。その過程が大事でね。
この先何をやっても、人材育成ってどの世界でも活かされるって話なので。
確かに人材育成がない当面は人の社会である以上存在しないんですよね。
そう。ということは将来的に、もしかしたらこの人は人材育成論を自分なりに作れて、
それで講演講師みたいになるようなことはなくはないし。
全然おりますよね。
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もう一個は営業っていう側面。やっぱりやりがいを感じたっていうことで、
やっぱり営業という職業でお客さんと直接接して、お客さんの要望・ニーズとすり合わせて提供して、
自社商品というか製品・サービスを提供して、お金になる、ビジネスになるというところが面白いねっていうことに
大変興味を持っているということも、それはそれで悪いことではないので。
ここで言うと、お客さんの求めているものとこちらの提供を持っているもののマッチングみたいなことがすごく大事。
マッチングってね、ちょっと難しいこと言いますけど、
よく源流に戻れっていう言い方をする人もいるんですが、
概念的なものに遡っていくのね、お互い。
だからお客さんがこんなものが欲しいって言ったときに、こんなものがなぜ欲しいかとか、
その目的は何かとか、じゃあ今何に困っているのかとかっていうことを背景にあるものを上流に遡っていくと、
見えてくる根源的なものがあるので、それが見えたら、そこに自社のサービス・製品をマッチングさせる。
なるほどなるほど。
どういう表現がいいんですかね。
例えばで言うと、深掘る先にある目的だったり本質的な課題、問題みたいなところが出て初めてそこにマッチングするっていうことですね。
そうそう。それができる人がレベルの高い営業。
例えば青木先生なんかも質問型でおっしゃってるのは、その背景に迫ってるための質問なのよね。
そういう言い方されないですけどね。確かにそうですね。
だから、課題は?お困りは?どうしたいですか?っていうのはまさにそういう質問だし。
そこがすごく大事だよねと言うので、これは営業じゃなくても誰とのコミュニケーションにおいても大事な手法なんですよ。
だからこの方がもし営業のときに認められて企画職というポストに就いたんだとすればね、
そういう力はなくはないので、その意識はもっともって磨けばいいと思うんです。
だからそういう人材育成ということは何だろうかみたいな観点と、
営業で培ってきた人の背景に迫っていく。
そしてその背景に迫ったとき、概念に迫ったときに、
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それと自分たちが考えてることをどう擦り合わせていくとかっていう。
そこに新しい価値が生まれるので。
これってね、やっていけばやっていくほど、
ある種、昨今言われるイノベーションみたいな活動にもつながっていくので。
違う異質なものを組み合わせていくっていう。
だけど異質だと思ってるんだけど、実は共通点があるとか。
なんかそういうね、組み合わせるんだぞとか、合わせていくんだぞみたいな。
そういうことをこの方だったら、多分感覚的に持ってらっしゃると思うので。
ちなみにそれは何?
この方がそのある意味、そのセンスというか才能がありそうだという見たては、
何を持って今捉えて話されてるんですか?
一般的に研修会社なんかで営業されている方って、
やっぱり自社の研修のプログラムそのまま入れるわけではなくて、
企業が何を求めていたりどうしていたいかっていうことを元に、
自社が持ってるコンテンツをアレンジして提供して持ってったりとか。
結びついて成立するということが多いのね。
なのでそこで、たくさんの方がつけるポストじゃないんだよってところに行けているということは、
実績を持ってるだろうと。その仕事において。
だからきっと相手のニーズとかそういうものを汲み取る。
だからそれに基本的にマッチングさせる。
自社のサービスをマッチングさせるってことは、もうやってきたんだと思う。
だからそれを何気にやってたような気もするのよ、たぶん。
この人の自然的なパワー。
はいはいはい。本当に才能あるでしょ。
なんだけど、ここからで言うと、そういうことも語れたり伝えたり、
ご自身の中で体系化していくって言ったらいいね。
営業でされてたことのある種の体系化みたいなものも必要かもしれないし。
もっと大きな人材育成とはみたいな、事業のドメインのテーマに関してどういうことが大事かとかってやっていくと、
この両方をやっておくと、今後どこ行っても大丈夫だから。
例えば転職してやっぱり営業がいいなって言ってもできるし、
この会社で人材育成とはそういうことか、これは今のことだけじゃダメだって気づいたらもっと素晴らしいし。
あ、もっとというわけじゃない。それも素晴らしいし。
いや、ということですね。
だから大きくテーマとしては、人材育成とはこの方にとって何と語りますかっていう言語化だったり、
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今までやってきたやりがいを感じていた、
ある意味の本質に掘り下げていけたような営業ができてたんだとすると、
営業の体系化を行っていくみたいなことをやっていくと、今後ものすごくそれが力になって武器になってくるだろうという感じですかね。
例えば営業の体系化もしできたときには、対面での営業じゃないけど、
そこのプロセスに行くために、例えばホームページ上でのQ&Aのやり方として、
こういうふうに投げかけたら答えやすいんじゃないかとか、こういうことが来たらこういうことじゃないかって返すこととか、
そんなことまで発展できると思うんですよね。
まあそうですよね。マーケティングって営業できないでマーケティングできるってことないですからね。
むしろ営業が回らなくても売上が上がるというか、自重が来るようなマーケティングまでやれるね。
まあその辺まで話しつつ、今のあたり一度楽ししていただいて、時間かかると思うんですが、
また質問がありましたらぜひお寄せいただけたらと思います。お待ちしております。
はい、頑張ってください。
ということで終わりましょう。井上先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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