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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思います。
はい。
引き続きね、質問たくさんいただいております。本当にありがとうございます。
早速行きましょう。
今日はですね、人材育成マーケティングとなっておりますね。
30代の女性の方、いただきました。
今回、実は3度目の質問でして。
はい。
行きましょう。
はい。
井上先生、遠藤さん。
2度も質問を取り上げて相談に乗っていただき、ありがとうございました。
井上先生にアドバイスをいただいたように、今いるところで本や記事を読んで人材育成について自分なりに考えております。
また、それを本業務であるウェビナーで発信できるようにとも思っています。
以前ね、転職を考えられているという流れがあった中で、踏みとどまって今の職場で行こうという決意をされたということみたいなんですが。
前置きは長くなりましたが、質問をさせてください。
これまで課長1名、リーダー2名、私の4名でしたが、この4月からリーダーが昇進し移動することになり、当面補充はないため課長1名、リーダー1名、そして私の3名体制になることになりました。
周りが年次も仕事、マーケティング等のスキルもベテランの方に囲まれていたので、私がいなくても業務が回ると感じていましたし、
営業の仕事にやりがいを持っていたので、営業に移動したいという話を上司やその上の部長とも話をしてきました。
ただ、単名体制になることが決まり、私に任せてもらえることが増えるのではないかと思うと、営業に行きたいという気持ちもありながらも、もうちょっと頑張りたい気持ちも芽生えてきました。
ああ、任せてほしかったのかと気づいたのですが、営業がやりたい気持ちもありますし、既に営業に戻りたいという話は部長クラスまで入っていて、いつ移動になるかもわかりません。
また、抜けたリーダーの公認が来るかもしれず、もやもやしております。
営業がやりたい気持ちと、任せてもらえるなら頑張りたい気持ち、今後がわからない中でどう折り合いをつけて仕事に取り組めばよいものでしょうか。
また長文となってしまいましたが、よろしくお願いいたします。
確か研修とかそういうものを提供している会社で、営業のときにはクライアントさんの要望とか課題とかと向き合って、研修とかセッティングしてという手応えみたいなのを強く感じていらっしゃったというような感じだったと思います。
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そんな中で企画広報みたいなほうに回ったら、意外と古いおじさまだった方が多くて、やりたいことできず、このままじゃないなと思った中で踏みとどまろうとされたみたいですけど。
はい。私が申し上げたのは、新しい場所でも人材育成とか教育みたいなことに対して、興味があるからこそ営業も好きでやれていたんだろうと思うから、
この会社自体がどういうある種なりわいで、何を世の中に提供していくべきなのか、みたいなことはどこにいても変わらないので、いい機会だからマーケティングとかをやりながらでもね、
そういうことを自分の中の、この会社の仕事の価値は何なのかを見つめ直すいいチャンスですよね、みたいなことも申し上げたと思います。
ちょっと言葉は違ってたかもしれないけど。
ここはね、私はずっと同じ思いでいて、この会社を辞めようとしてるわけではないので、この人は。
この会社が提供しているものと、それに触れてくれているユーザー、クライアントの方たちの喜びとか満足みたいなのに対して、
やっぱりこの人自身が喜んでいるというか喜びを感じるということは、変わってないことだと思うので。
ここで言うと、どのセクションにいようが同じことを言いますけれど、
提供している価値というものに自信があるとか、それが大事だと思っているならそれを、
会社のその力を磨くために、どのセクションからでもそこをやれるよねというのは思ってます。
今回の質問の中でもう一個深まったかなと思うのは、
リーダーが一人いなくなったことで、この方に対しても、量も質も負荷が増えたということは、
やるべきことがレベルも上がり広がったっていうことだと思うんですよね。
そこが、自分で任されてやりたかったんだって思ってて。
すごい素直な気持ちを気づいた。
ここもすごく大事だけど、もしかしてリーダーがいなくなったところに補填が来たら、
前に戻っちゃうんじゃないかっていう思いもあるかもしれない。
なおかつ営業に戻りたいって言っているので、
冗長も営業に戻りたいんだったらしょうがないなって思ってるかもしれないから、ということですよね。
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そんな中で、会社が提供している価値にフォーカスして、
自分がその中で何ができていくかを考えましょうということと、
もう一個は、今回任されたかったんだっていうところが、
ひとつのキーワードになってるのかなと思っていて。
やっぱり仕事の仕方、種類じゃなくて、
仕事というものはどういうふうにすることが自分にとって喜びであり、
モチベーションが高まることなのか、っていうようなやりがいみたいなものかな。
みたいなものが何なのかっていうのを、改めて気づき始めている時期なんだなと思います。
だから営業という触手なのか、企画とかマーケットという触手なのかではなく、
何をやろうが、自分はどんな仕事の仕方、働き方をしたいかっていうことが、
少し気づき始めてるんじゃないか。
だからもしかしてこのまんま自分の働き方や働きがいにつながるものが、
ここの場所にもあるんであれば、
それはそれでやってみても面白いと思えるよね。
っていうことだと思う。
チルチルみちるの青い鳥じゃないですけど。
やりたい仕事は何なのかって探してる最中は、
やりたい仕事なんて見つからないみたいなところにもつながりそうですが。
きっと営業という仕事自体がそれを与えてくれたのではなくて、
その場にいたときに、やれていたことがあったんだと思うんですよ、この状態。
なので、今2度3度ご質問いただいて、
これも一つの成長だと思うんです、この方の。
ご自身がどんな内容の触手をしようとしてるかという観点から、
どんな仕事の仕方が私にとって大事かっていうことに気づき始めてるっていう。
つまりこれは……
何の仕事じゃなくて……
どんな仕事でも、何かこの人が喜びを感じるというか、
意欲が湧くやりがいを感じる仕事の仕方っていうのがあるんだと思うんですよね。
今回で言うと、任せられたときに感じたもの。
もしかしたら自分の発想で何かを前に進めていくとかね。
ここはもう一回ね、それは何なのかを自分の中で……
言葉にしてほしいと。
うん。内省してほしいんですね。
ここばっかりは確かにご本人でしかできないですもんね。
うん。それが見つかったら、もしかしたらいつ異動になるかわからないとかあるけれども、
異動になるならない、関係なしにそこを大事にしてほしいんです。
なるほど。
もし残ったとしても、新しいリーダーが来たとしても、
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これは私はこういうことを大事にやりたいんですけど、
やらせてくださいっていうのは言っちゃった方がいい。
なるほど。
つまりマーケティングの仕事とか企画の仕事っていうことではなく、
私が自分なりに考えてこういうことを形にしていきたいのに、
これに喜びを最近感じているので、もう少しここをやらせてください。
だめだったら指摘していただいて構わないので、ここをやらせてください。
任せてくださいって言っちゃった方がいいんだよね。
なるほどですね。
だから仕事を何をするかの次元じゃなくて、
どんな仕事をしていきたいのかという思いだったり、信念みたいなところに近いものが気づきつつあるし、
かなりもう言葉にできるものもあるだろうタイミングなので、
むしろ一度内省して言語化してみると、
今起きているこのモヤモヤがどこに環境が変わろうとも軸立っているので、
関係ないんじゃないですかってところに来てるんじゃないですかと。
そういうことですね。
だからこの方も私は一つの成長だと思う。
番組を通して成長を見れる。嬉しいですね。
仮に営業に戻ったとしても、前の営業とは違う仕事をすると思うんですよ。
そうでしょうね。
確かにね。
しかも元々この方、営業相当できた方なんですよね。
それもかなり評価されての今のところに、
抜擢だからやりがいを見出せなかったというところにいるんで、
これで営業も戻ったら若干ね、鬼に金棒みたいなところにいるんですよね。
まあなので、どんなことにね、
自分のやりがいに通じる何か掴み始めてるものが、
そこが今言語化したからってそれが最後の答えなわけじゃなくて、
やればやるほど変わっていったりも進化もしていくものだから、
とにかく今私は何を実感として手応えを感じてるんだろうかってことには、
少し向き合ってもらったほうがいいかなと。
これを軸にね、また展開できる話もいっぱいありますけど、
この方のことを考えると、
このぐらいで一旦とどめておいたほうがいいかね、
そこをやった上で、次のお話みたいな感じのほうがいい気がしますが、
こういう上でどうですか?
何かもうちょっとぐらいありますか?
加えるようなお話を。
加えるというかですね、
やっぱり先、途中で言いました、やりがいとかもあるけど、
私は大事なのは手応えだと思うんですよね。
この方にとっておそらく。
手応えですね。
営業の時には感じてたんだと思うんです。
手応えを。
やると結果になるとか、
どういうことをクライアントに向かって発信すると、
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どんな答えが来るかとか。
自分がやったことがどういう結果につながるかとか、
どう反応されたかとか。
広い意味で手応え。
っていうものを感じるか感じないかが、
この方にとってはとても大事なんだろうなと思うんです。
なるほど。
だからその手応えを味わうということをこの人がやるとしたら、
この仕事の場合の手応えは何によって感じるかっていうことを、
やっぱりそこに自分の仕事観とか仕事のやり方に加えていけば、
例えばマーケティングだとしたら、
この手応えを感じるためにこの結果を生み求めようとか、
これをやってみたら、このトライアンドエラーをやってみようとか、
そういうことなんじゃないかなと。
なるほど。
決められた筋道を手順を追うということじゃないんだと思うんですよ、
この方が目指してること。
自らが何かを作り上げて、道を自分で考え作って、
結果その手応えが見えたときに、
すごく感じる何かがあるんだと思うんですよね。
大事なキーワードをいただきましたね。
より営業とかだとね。
私も営業にドロドロでやってた時期もあるので、
手応えって感じやすい仕事でもありますからね。
ただそれが企画だったり、どんどん行けば行くほど、
手応えが感じにくい中でどう手応えを、
っていうときは、手応えが何かというと、
自分が何に手応えを感じるのかを自分で見つけない限り、
仕事に見出せないというところの話をしてくださっていると思うので、
いやー、
ていうか多分その頃、僕あれですね、
井上先生に相談してますね。
同じように。
そうでしたっけ。
今すごい思い出しました。
なるほどですね。
ぜひ今のあたり言語化していただきつつ、
またタイミングでご質問いただけたらと思います。
この方の回が444回ですかね。
前回やって働きやすいが、
やりがいを感じられない部署に移動っていうところでやっておりますので、
そちらの方もぜひ気になる方は聞いてみていただくと、
理解が深まれたらと思います。
ということで今日は終わりましょう。
井上先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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