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2016-08-18 15:16

第69回『質問:感情の起伏が激しいスタッフへの対応方法は?』

第69回『質問:感情の起伏が激しいスタッフへの対応方法は?』 井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感。
上場企業から中小企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、今日も質問が来ておりますので、ご紹介していきたいと思います。
経営者の方ですね。ちょっと業種が分かりませんが。
感情の起伏が激しいスタッフ、女性への対応を教えてください。
気分の良い時はとても良いスタッフなのですが、
気分が悪い時はとてもヒステリックなスタッフへ変身してしまい、
私や他のスタッフが対応に困っています。
ちなみに、該当スタッフは2名いて、そのうち1人はチーフです。
そのチーフは散々注意したけど、本人曰く最大限頑張っています。
と、あまりにも変化がなかったので、3ヶ月後にチーフを合格伝えました。
よろしくお願いいたします。
いろいろな職場でこういう問題が語られることが多いですね。
はい。
女性スタッフって、この話とは違うんだけど、
すごい変わるっていうことが結構あって、
問いますと?
ボーッとしてたかなと思ったら、ある時、環境が変わったら、
すごい提案し始めたりとかね、テキパキ動くようになって、
あれ?なんか違う人みたいっていう、
そのぐらいの激しい変化をしたんですよというふうに聞くことが結構多いですね。
で、その環境が変わるっていうのは、特に上司が変わった時っていうのが多くて、
その方じゃなくて、上が変わった時?
とか、ある種の人間関係的なものにの変化を、人的環境って言ったらいいのかな。
上司の方もそうだし、例えば同僚もそうですね。
上司の方のほうがかなり多いんだけど、
同僚が変わったらすごい見違えるような働きぶりになったとか、
なんかやっぱり悪い影響を受けるということもあるだろうし、
逆に言えば、認められないっていうのが、
その人のことが言っていることがよくわからないとか、
なんか違うな、この人とか、
っていうことがあると、閉ざすじゃない、
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そこに氷を立つぐらいの精神的な状況を作るみたいで。
閉ざすって感じですよね。
そうそう。だからボーッとして見えるんだけど、
実は本人はそういう人ではなくて、
ボーッとしている人ではなくて、閉ざしているだけだった。
その閉ざすべき相手がいなくなった瞬間に、
解放されたっていう人がいたりする。
実際にそういう人がいたし、
もう一人の例で言うと、
上司だった人、これは女性だったんだけど、優秀な方で、
非常にテキパキとやって、部下の女性の方に対しても、
何やってるの、あなたって、パサッパサッって言う人だった。
ほんとに全くってぐらいのことをいつも聞かされてた。
その方があるとき、辞めたのね。
そしたらその辞めた方の会社の社長さんが、
いや犬さんが、下の部下だって、すごい変わったんですよ。
それはどう変わったんですか。
積極的になって、能動的になって、
だから要するに上司の存在がおもしだった。
バキバキバキ言われることに対して、
なんかやっぱり心の中で抵抗感があった。
だからそれに対して、
閉ざすというか?
閉ざすというか、交流を立つような感じ。
っていうのが、逆に感情面で出てしまう人が、
こういうふうに感情的にすぐなるんですよっていう人が多くて、
お問い合わせいただいているその人自身が、
上司としてそういう人じゃないですかって言ってるのではなくて、
一般論から今言ってるんだけど、
やはり女性の場合の閉ざすっていうスタンスで、
なんとなく働きぶりがあまり良くないっていう状態になる場合と、
あとは感情面がバーッと出てきてしまう。
大きく言うとその2種類ぐらいの、
困ったというかマイナス現象が起きているような気がして、
だから意外と感情的になってしまうっていうことの裏にあるものを、
仮に人的環境なんじゃないかって考えてみたら、
どう見えるでしょうってちょっと問い返りしてみて。
この方にですね。
あなたのせいって言うわけではないので。
ではなくて、人的環境。
同僚かもしれない。
でもご本人かもしれないですし。
ご本人かもしれない。
だから部下の人が、
今ので言うとチーフにまでしたぐらいなので、
ある意味技能的なものを持っているんじゃないかと。
なるほど。
能力としては優秀かもしれない。
だからその技能を持っている人が上司と、
上司をバカにしているっていうのではなくて、
根本的に考え方が違うなとか、
否定されている、
自分のやり方を否定されているように思えたりとかって、
することもなくはないと。
なるほど。
だからそこが、
一つはその場合は交流不足。
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うんうん。
やっぱり一対一でしっかりと話すっていうことが
されてなきゃいけなくて。
なるほどですね。
だから感情的にすぐなるよねあなたはっていう話ではなくて、
何かこう、
何て言うのかこう、
違和感があって、
そうしたらこう、
違和感を覚えることがあるのかとか、
だから、
感情の起伏が激しいねっていうことを指摘するよりは、
どういう時に、
やっぱりこうイライラとするのか、
その人のやっていることとかね、
ことに関して、
どういう時にイラついたりするのかなっていうことを、
ちゃんと向き合って話してみないと、
わからないんだよね。
なるほど。
そこはやっぱりよく井上さんおっしゃる面談とかをして、
一対一でしっかりと、
しっかりと混ぜ合わせる。
なるほど。
ちなみに先ほどの例え話で出していただいた、
上司が変わったら、
こう良くなって、
反動的になったっていうパターンっていうのは、
上司がちょっと抑圧的なっていう話だったじゃないですか、
人的な環境が影響を与えて、
そういう感情が、
わーっとヒステリックになるか、
逆に塞ぎ込んじゃうか、
みたいになるっていうのは、
別に抑圧的なだけではないんですか。
否定的に受け取ってるか、
その抑圧が強制的に、
圧迫じゃないけどね、
そういうものを受け止めて感じているか、
どっちかだよね。
かもしくは、
なんかね、
くだらないなって思うときも意外とある。
うーん、
何にっていうの?
その、
かわされていることとか、
周りでね。
かわされて、
周囲の関係とか発言とかを含めて、
何つまんないこと言ってんだ、くだらない。
寒いからね。
そう、で、ふーってなると、
ふーってやっぱり閉じたくなるし、
なんていうのかな、
そこで感情的に出るという傾向になる人は、
そこで、
なんかこう、
ムッとしてたりとかね。
つまらんなって感じがすごく出るとね、
感情面には走りやすいかもしれない。
で、感情的になるのが、
感情的になると、
すごい不安定さ、
自分のコントロールの不安定さっていう人も、
もちろんいるので、
そういう人は、
それという傾向だけど、
今言ったように、
人的環境に対する、
自分からの抵抗みたいな、
の示し方が、
感情面がバーンと出てしまう、
っていう時のことを今言ってる。
ああ、なるほど。
自分のコントロールが、
やっぱり苦手な人もいるのでね、
そういう人の場合は、
これはかなり高度な話になるので、
変にも触れない、
いい加減なことも言えないので、
やっぱり感情のコントロールが、
うまくない人に関しては、
やっぱりこう、
そこがマイナスに出る場面については、
ちゃんと指摘しなきゃいけないし、
リスク管理もしなきゃいけない。
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でもその、
感情的になっていることの、
今、修正を入れると、
どちらのタイプが、
どのタイプが、
感情的になる人について、
何とかしなきゃって思うんであれば、
共通していることは、
原因の、
元の原因、
大元の原因にアプローチしないと、
難しい。
それでも本人のとおりですね。
今回言うと、
女性スタッフの、
そうなってしまう、
大元の根っこみたいな、
彼女の真相、
真理の何かみたいな話ですか?
そうなってくると、
マネジメント上、
上司がやるという次元を超えそうですけど。
それもあるよね。
だから難しいんだけど、
でも要するに、
例えば現象面として、
例えば上司に対して、
感情的になるというのは、
これは触れにくいよね。
その関係性の中に起きている問題だから。
そうではなくて、
他の場面で起きているとき、
上司が見ていて、
自分じゃないところで、
感情的になっている場面を見たら、
この人はこういうときに、
感情面が被っちゃうかな、
というのが見えてくる。
自分との関係において、
そうじゃないのであれば、
面談とかをして、
その方の根っこというところまでいくか、
わからないですけども、
キス力になったりするときのパターンとかを、
認識していくと。
それと、自分との関係で、
何かうんってなるとしたら、
自分の方の手法をいろいろ試して、
変えてみなきゃいけない。
例えばあるんですか?
私はもう、
嫌なことは言わなくなりました、
という人がいたよ。
もう諦めました。
女性スタッフだけの人だけど。
私はもうそういうことを叱るとか、
そういうことはしないんです、
という人もいた。
もともとは結構チクチク言っていたんですね。
言っていたのかもしれないね。
それはわからないけど、
私はやらないんです。
いいねというふうに、
テンションを上げる方向でしか、
接しないようにしている。
スタッフさんへの対応としてはいいんだと。
なるほど。
一般論として、それがいいよという話ではない。
例えばの話ですよね。
やっぱりテンションが上がるとか、
ハイになれるとか、
モチベーションが上がるとか、
やる気が上がるというスイッチが
どこにあるのかも探っておいてあげた。
その裏側に触れているときに、
感情的になっているわけで。
だから、相手が感情的になっているので、
どうしたらいいでしょうか、
という問い合わせに対しては、
一番難しいのは、
相手は変えられないので、
あなたのやり方を変えてみてください。
いろいろ。
変なのですが、今の例で言えば、
いいところを褒めるというか、
今日何か素敵だねとか、
ちょっと歯が浮くようなことは言えないだろうけど、
言えないかもしれないけど、
何かいろんな工夫。
とか、ちゃんと最初に理由を述べてから
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話す癖をつけるとか。
なるほど。
これをやっといてねと言って、
歯が上がってすぐムッとするような人がいる
というところもあったからね。
そういうところなんかも、
こういうふうにしたいんだけど、
やってもらえるかなっていうとか。
いろんなやり方を試してみる必要がある。
なるほど。相手のスタッフが感情的な場合、
ついつい相手を変えようとするけど、
それはできないので、
自分のやり方を変えてみて、
相手が感情的になるのは、
どういう場面なのかを仮説を立てて。
なるほど。
観察をして、仮説を立てて。
そうですね。
実際にそうやってパターンとか、
いろいろ分かってきて、
ちなみにこんな感じなんですけど、
どうすればいいんでしょうかっていう質問を
ぜひ今度いただきたいところですね。
そうそう。
だから違うところでは、
優秀な女性の方がこういうことを
言っていらっしゃいました。
どうしてそうやらなきゃいけないのかとか、
そういうことを知らないと、
なかなか嫌なんですっていう人もいたから。
うん。
だから優秀な女性の方だったら、
自分の目的観とか意味とか。
うん。
だからいろんなことでやったほうが
いいんじゃないかな。
でね、とにかく感情的になって、
閉ざされてもう一個の閉じた感じになるっていう
両方で、本質とは違う動きとして
それが出ている場合は、
必ず本人は、
なんていうのかな、
自分の世界を強制されたり
否定されている感覚を持っていると思ってもらう。
うん。
だから解放してあげなきゃいけない。
なるほど。
強制と取られているんじゃないかなって
自分の言動を振り返って、
あ、そうか。
いつも支持ばっかりしているなと思ったら、
強制と受け止めている可能性があるので、
選択させるとかね。
うん。
選ばさせるとかね。
そういう工夫をしていく。
なるほど。
とがいい気がしますね。
面白いですね。
だから一つだけお断りしておくのは、
はい。
感情的になるというスタッフの話で困っている話は
いろいろ見ないとね、
いい加減な解決策は言えないので、
なるほど。
一般論的な、
そうそう。
一般論的に今日は長い話になってしまいますよね。
ってなってます。
ただアプローチするポイントが、
本人をどうするってことではなくて、
一旦自分というか周囲の仲間たちとか、
環境を変えるとかっていうところなんで、
アプローチはしやすいと思うので、
そうですね。
うまく応用していただきたいですね。
はい。
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