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2022-06-17 14:24

第373回 マネジメント職のキャリア形成をどう考える?

第373回 マネジメント職のキャリア形成をどう考える? 井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。 ★番組への質問はこちら↓↓ https://ck-production.com/podcast/inoue/q/
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、前回から質問が多いので、どんどんいきましょうということで、
よた話、飛ばしてしまってるんですけど、
今日もちょっと長めの質問いただいているので、すみません。
はい、はい。
いきたいと思いますよ。
今日なんですが、業種はですね、ファシリティマネジャーって書いてありまして、
今っぽい感じのですね、女性の方からご質問いただいております。
今日の質問、いつもこの番組で組織マネジメントの知識を吸収させてもらっています。
私は半年前にマネジメント職になったばかりの新人マネジャーです。
直近は受け持った2つの組織をどうしていくか現状把握し、課題を見つけて、
メンバーと向き合いながら、何とか着任半年を乗り越えてきました。
新しい息になり、組織のありたい姿も明確になって、
メンバーそれぞれの育成も考え、メンバーと目標設定をしている中で、
ふと自分自身の目標設定に立ち返った時に、
組織としてこうしていきたいというものはあるけれども、
自分自身はどうなっていきたいんだっけ、がよくわからなくなってきました。
ふわっとした質問で恐縮ですが、マネジメント職のキャリア形成について、
どのように考えていくのが良いのか、アドバイスいただけると幸いです。
ということですね。
いや、なるほどねって感じの質問。
確かにね、本当に組織のこととか部下のこととか色々考えてるんでしょうね。
その中で、あれ、私は?ってなりますよね、これ。
私はどうなるの?みたいな。
本当はこういう方とは直接話して、対話を通じてどんなところが、
この方はどういうことを大事にしてるんだなとか、
ここがあれなんだなって感じながら話していけると一番いいんですけどね。
やっぱりマネジメントのキャリア形成というテーマで言っても、
人それぞれだと思うので、
一般論としてマネジメントの立場にいる人のキャリア形成って
こう考えたほうがいいですよねっていうものは、あるわけじゃないなと思います。
ただ、一つ多くの場合、
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中間管理職というような立場にいる人が、
その後組織内でどうなっていくかっていう話で言うと、
さらに上級管理職になり、経営というところまで行く人から、
やっぱり現場マネジメントというのは長けているけど、
それ以上の上級というところではあまり適性はないねっていう人もいれば、
逆に言うと、改めてマネジメント経験してみたら、
どっちかというとわかりやすい言葉で言えばスペシャリスト的な人で、
職人的な方ですね。
の方の道のほうがいいねっていうことに気づく方もいるということなんです。
じゃあこの方がどうなのかっていうことになっちゃうわけだけど、
この三つの道を選びましょうって話じゃなくて、
この三つの道の違いができるのはなぜかっていうと、
マネジメントということを実際に行ってみた結果、わかる結果なんだよね。
この方が課題を見つけ、自分の組織のありたい姿が定まったって言ってるんであれば、
すごいですね。
すごいと思う。どんな姿かはちょっとわからないけど、
それが定まってそれに向けての課題が見つかって、
みんなとそれを話し合ってるんですっていうことができること自体は、
やっぱりマネジメントとしての基本をちゃんとやってるという選択です。
そうすると、そのマネジメントの基本をしっかりやってる人が、
今後どうなっていけるのかなっていうことを考えると、
仕事としては、より高い位置で、
もっと会社レベル、もっと言うと世の中レベルでありたい姿を模索していくということを、
それに対してその姿に向かって何をしていくべきなんだろうかというふうに落とし込むということは、
もっと資産の高いところまで持っていける可能性がある。
その結果、この方は独立しちゃうかもしれない。
結果、会社の幹部になるかもしれない。
これはわからないんです。
ただ、何が言いたいかっていうと、
自分がどこに向かおうとしてるかを、
ちゃんと自分なりに分析もして考えて設定して、
課題を見つけることができるということが前提なんで、
そのレベル感はもっと高いレベルで考えればいいんじゃないのっていうのがあります。
ということで言うと、そっちから言うと、
この方に一つ言ってもいいかなと思うのは、
ご自分がどうなりたいのかなっていう目標設定を考えるというよりも、
自分はどこまでの問題・課題と取り組みたいかっていう、
さっき言ったし座的な。
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どこのことまでやってみたいと思ってるかは、
自分の中で一回考えてみたらいいと思うんですよ。
なるほど。
いいじゃないですか。
世界レベルの問題が実は気になってたら、それでも。
ウクライナの情勢をね、その問題を自分の問題としたいのか。
そう、とか。
この課題をもっともっと世の中にちゃんと広めて、
やっぱり課題設定してそれに向かって行動するって、
すごく大事にもっと極めたいっていうことを思っていてもいいし。
だから、ご自分自身がどんな欲求があるかなということを、
探そうとすることも大事なんだけど、
今やってることを通じてどのレベルまでのことをやってみたいか。
興味。
欲求というよりも興味のほうを、
少し自分の中で考えてみる手はあるだろうなと思います。
欲求というよりも興味。
概念的に今、あえて欲求と興味って分けて考えたことなかったんですけど、
違うものとして扱っているってことですよね、今の。
ひだたけと欲求っていうのは何何したいがベース。
興味っていうのはどこまでできるんだろうっていう。
これもやりたいなのに、
どこまで私の限界値として広げられるかみたいな、
こういうふうに対する興味ね。
でも何回も言うけど、
今新任マネージャーだけど、
ここまで課題設定して、ありたい姿も見えて、
っていうふうにそこに向かっていこうとするって、
まさにやるべきことがちゃんとできてる人だから、
その力を使ってどこまでできるか、
どこまでやってみてもいいかなっていう、
興味を少し自分の中で考えてみてほしいっていうのと。
それをやっていたり、
今やってるマネジメントのことを繰り返していくと、
もう一つ自分の個性が見えてくる可能性があって、
そこで改めて、自分はこういうことをやりたいかもなっていうふうに、
ある種の欲求みたいなのがそこにまた湧いてくるかもしれない。
何が言いたいかというと、
私は何に向かってやるべきなんだろうかっていうことを、
変にそこを探らなきゃいけないっていうふうに、
思いすぎないほうがいいですよ。
世の中、自己分析症候群みたいになって、
なんかおかしなことになってますもんね。
そこに意識を向けることは悪いことではないんだけど、
やっぱり今、ちゃんとやるべきことをやろうとしているという自分を、
もうちょっとエネルギーをそこに再度注ぎ込みながら、
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その結果生まれてくる感覚とか感情とか、
そういうものを大事にして、
やってみたけどこれ面白くなかったとか、
これは私っぽくないとかってなんか出てくると思うんだよね。
そういうときに自分って何なんだろうなーっていうふうに、
材料が増えたところでもう一回考えてみるわけだ。
まさにそういう意味で言うと、こういった新人マネージャーになられて、
新しい問題や組織やら、部下やらに向き合ってみて、
何か自分を見つける意味での問題にぶつかる材料が、
ふんだんに今ある状況にいらっしゃるっていうことでいくと、
それに加えますよね。
この問いが生まれてるということそのものが、
すごい必然的でもありそうですし、
そのタイミング来てるんだなっていう感じの問いを、
ちょうどいいタイミングでいただいてる感じがしますよね。
そういう基本のことができる方であれば、
あまり自分を追い込む必要はなくて、
若干自然発生的に見えてくるものがある。
大事な何に向かうんだろうかって概念とか抽象度の高いことなんだけど、
なんかテーマっていうのをポンと自分に置いておくと、
それを真剣に追求して考えて答えを出そうという時間もある意味大事なんだが、
それも自分の目標設定もしたいなって思っておけばいいよっていう時間もあるんだよね。
放っておくっていう時間。
問題意識はあるけど放っておくってことですね。
答えを見つけようとせずに、
それはあるんだっていうことを考えたいって思ってるのはいいので、
でもそれを放っておいて時間を過ごした中で、
ふってあるときに思いつくみたいなことが大事なときもあるんですよ。
なるほど。
なるほどね。
確かに仕事できればできる人ほど、
問題が出たものにすぐに答えを解決を行きたくなる傾向ってありますけど、
そうですよね。
健全な問題・悩みはしっかりと健全に悩み続けることも大事であるんだよな。
そうするとね、何かのヒントで、あって思うときがあるし、
何かの出会いで、これ私はやってみたいって思ったり、大事だと思ったりとか、
その価値観ベースのもので何かに触れ合うかもしれないし、
具体的な何か活動で日々このままに出会うかもしれないし。
だから何年も放っておきなさいよっていうんじゃなくて、
ちょっと少しテーマはあるけど、ふっと自分をそこに縛らないで解放してあげると、
意外と人間ってアンテナを立ち続けてるので、
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いい情報に引っかかるんだよね。
なるほど。
だからこうしてね、質問もいただいたりしながら。
今アンテナもたぶんちょうど立ってる最中ですもんね。
この方が本当に聞きたいことの答えには全然なってないと思うんだけど、
でも言いたいのは、もう一度繰り返すけど、
基本的にマネジメントとしてやらなきゃいけないなと思ってることに、
ある意味真摯に向き合ってやり始めているんだから、
そこの延長の何か中に自分自身の目標設定という問題意識も出たのは、
課題設定、ありたい姿の設定、ゴール設定みたいなことに関して、
この人は非常にある意味で長けてるので。
能力あるし。向き合ってるし。
そしたらそれを自分で作るために、
今持っている情報量だけで決めなくても焦らなくてもいいですよ。
ということです。
もうちょっと増えたところで、徐々に徐々に答えに近づいていく可能性があるので、
アンテナがたどり着いてくださいという感じはあるかな。
なるほどですね。
私がいろいろこのMC的な感じでやらせてもらってる番組にも、
財務的な話もあれば、コーチング的な話もあれば、
営業的な話もとか、法律的な話もといろいろあるのでね。
そっちのほうとかも井上先生の話と共通する部分もあるので、
うまく対応して聞いていただくと、
そういう意味で言うとアンテナが広がるという意味では使えるかもしれないので、
ぜひ井上先生のこの番組中心に置きながら、そういうのも出していただけたら嬉しいです。
ということで今日のところ終わりたいと思います。
また何かありましたらぜひ質問お待ちしております。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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