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第580回 「自分のため」が、組織を動かす時代に——二極化する若者の現在地
2026-06-05 15:15

第580回 「自分のため」が、組織を動かす時代に——二極化する若者の現在地

▼【7/22開催】個の時代に組織を動かすリーダーの条件 〜リーダーの軸と束ねる力〜
「第2回 リーダーの軸①〜自分の「判断のものさし」を紐解く〜」
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▼今回の内容

・ホワイトであることは、正しい。でも、それだけでは足りない
・「やめていく若手」と「動かない中堅」が同じ職場にいる理由
・共通の軸は「自分のため」——世代を超えた価値観の変化
・「踏み込めない」が生む、組織の線の細さ
・骨太な組織をつくるのは、制度ではなく意思

▼公式サイト:https://www.acala-cr.co.jp/

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サマリー

現代の若者は「自分のため」を軸に働き方やキャリアを考えるようになり、組織への貢献よりも個人の成長や満足度を重視する傾向が強まっています。この価値観の変化は、組織内で「辞めていく若手」と「動かない中堅」という二極化を生み出しています。ホワイトな労働環境は、一部の若者には「ここで良い」という現状維持の意識を、成長意欲の高い若者には「これでは成長できない」という不満を抱かせる可能性があります。組織が骨太になるためには、制度や雰囲気のホワイトさだけでなく、組織としての明確な意思やビジョンを示すことが重要です。

セミナーと組織マネジメントの重要性
こんにちは、遠藤克樹です。 井上健一郎の組織マネジメント研究所、 井上先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日もね、早速いきますか。
あの、あれですね、おそらく私がやるセミナーが終わった後に、 今、配信されていると思うんですけどね。
5月27日のセミナーのことですか。
はい、はい。
ですね、ちょうど終わって1週間ぐらいかなと思いますね。
そうですよね。
やっぱり組織マネジメントのいろんな話をしていて、
世の中にもマネジメントってどうすべきなのかね、 っていうような本とかで学んでる方たちもたくさんいるんだけど、
やっぱり自分がマネージャーとして語れるものっていうのは、
やっぱり作っておいていかなきゃいけないなと思っていて。
なんでそのセミナーの話をしたかというと、今回のセミナーは4回あるんですけどね。
1回目ではちょっとあることについて話しましたけど、
1個ずつ自分の中で言語化するってことなんだけど、
形作っていく。語れるものを作っていくっていうことを4回通して、
大きく言うと4種類ぐらいのことかな。
について自分のスタンスを決めたりとかね。
そんなことができればしてもらえたらいいなと思ってやってるんですけどね。
ぜひぜひ楽しみにしていただければなと思ってます。
上司として語れるものがあるのかっていうのはね。
てかもう上司関係なくですよね。
人として語れるものはあるんですかっていう時代でもありますからね。
そうですよね。本当にそうですよね。
AI時代における人間の独自性と価値観の変化
最近いろんな資料見ててAIだなってわかるようになりましたもんね。
そうですね。この間久野先生とシャロー氏の
フォームの未来って番組を言ってる久野先生とお話ししてて面白かったのが、
多分相当AIの開発やってらっしゃるんですけど、時間もお金も人材も。
その中でフォットキャストやっててよかったなっていうのが人間にそのまんま出てるんですか。
隠しようがない語りたいものを語るというかね。
良くも悪くも全部バレるものなんで。
逆にAIでは絶対にできないじゃないですか。
そうですね。
っていうところが逆に際立ってきたなっていう話をしてたんで。
まさに今井上先生の話とリンクするなと思いました。
ということでいきましょうか。
若手の離職と中堅の停滞:ホワイトな環境の二面性
さてさて今日は製造業の課長職50代の男性ですということでいただいておりますのでいきましょう。
うちのチームを見ているとこのままじゃやばいと焦ってやめていく若手と
ここにいればいいかと完全にアクセルを踏まない中堅とが同じ職場に混在しています。
前者には落ち着けここで学べることはあると言いたいし後者にはもっと本気でやってくれと言いたい。
でもどちらにも同じホワイトな環境が左右して真逆の行動につながっているのが不思議で仕方ありません。
井上先生この構造をどう読み解き対応していけばいいとお考えでしょうか。よろしくお願いいたします。
最近よく言われるね自分らしく働けるかっていう文脈とね。
でもだからといって新入社員の意識調査なんかもどんどんどんどんやっぱり上司に求めることは丁寧に教えてくれる人とかね。
なんかそんなようなことでちょっと柔らかい雰囲気。
そんな答えもあるんですか。
ホワイトに近い感じのねホワイトを加速させるって言ったらいいのかな。
ような意識調査なんかも出てますよねっていう感じなんですよね。
だからこの方も非常にでもホワイトな企業になってるということは今まで頑張ってそうしてきたんだろうから偉いっちゃ偉いんですよね。
偉いっちゃ偉い確かにそうですね。
そうなんです。
世代間の価値観の変化:「自分のため」という軸
もしかしたら若干、世代間で今の20代の人たちからこれからまた社会に出るような人たち、
今の20代以降の人たちの考え方みたいなのもまた少し変わってくるのかもしれないなと思うところがあって。
だからやっぱりホワイトは望むけども、
だからといって緩ければいいとは思ってないみたいな人も増えてるんですよね。
まさに今回のご質問者は、そうやって辞めてく方が若い子がいるという話でしたね。
だからその緩さにつながってるかどうかっていうことなんですよね。
ただここにいてもいいんじゃないっていうちょっと省エネタイプの人。
以前566回かな、静かな退職っていうテーマでやりましたよね。
そういう方と、もうこれからここにいてもしょうがないだろうって思う人も、
なんでそう思ってるかっていうと、やっぱり自分軸なんですよね。
自分にとってここにいたらまずいっていうのと、自分にとってはここでいいんじゃない。
出方が違うが結果は自分のためってこと。
そうそうそう。
そして昭和の時代の頃とかね、
ある種本来的にかつてあった日本的な考え方でいうと、
むしろ自分のためというよりは自分は何のために、
組織のために慣れてるかどうかとかっていう考え方みたいなのも結構あったわけですよ。
なるほど。
うん。だから自分が成長しなきゃいけないとかっていうことだったんだけど、
最近悪いという意味ではなくてね、
自分の成長は考えてるんだけど、自分の成長のためになるかならないかみたいな。
言い方悪くすれば自分の成長しか考えてないとも言えるようなってことですかね。
そこが中心にとなってる。
なるほど。でもそうか。
組織の「踏み込めなさ」と骨太な組織の必要性
出方が違えど価値観は同じ可能性があるのか、この話は。
で、やっぱりこの10年、20年近くにもなるのかな。
やっぱりさっき言ったような、
組織のために自分は何をすべきかみたいなことではない考え方がどんどん出てきたので、
やっぱり理解をしてあげる。私もずっと言ってましたよ。
理解をしてあげるということに対しての、
やっぱりマネジメント上の留意点としてね、
そこを本当に頑張ろうみたいな流れが多かったと思うんですよ。
で、結果ね、ちょっと相手に合わせすぎてきてる可能性はあるんですよね。
分かってあげようとか。
で、ワンワンだって、これは悪い意味じゃないんだけど、
ワンワンだって、これは部下のための時間ですとかね。
やっぱりハラスメントとかパパハラとかね、そういうことも背景にあるので、
どうしても言葉悪いけど、ちょっとおもんのえっちゃうっていうのを。
まあでもそうですよね。攻めれないですからね。踏み込めないとも言えますし。
あ、いい言葉ですね。踏み込めない。
感じがね、ちょっと強まっていくと、
見え方はホワイトなんだけど、施策とかそういうものはホワイトで健全なんだけど、
踏み込めてないから、さっき言ってたゆるさにつながっちゃう。
で、自分の若い人たちの中でも、
それこそ静かな退職に表されてるような、若干省エネタイプの人もいるけど、
もう一個この世代から面白いのは、もうちょっと全く真逆の、
自分を鍛えてても強くなりたいみたいな人って言ってね。
意識高い系なんですが、その人たちにとってはゆるさは許さないんですよ。
ああ。
要するに自分がどうなりたいかがある人は、
そうなれないよ、このままだと思うと、ゆるく感じるんですよね。
まあそれはそうですよね。成長意欲のある。
二極化する若者:強くなりたい層と現状維持層
ただここで言ってるのは、先ほどの冒頭で井上先生がおっしゃってた、
自分のためにっていう意味で強くなりたいの話の延長ですか。
延長延長。同じです。なんだけど、求めるものが違う。
片っぽは、ある種、ゆるくてもいいよ、平気だよっていうタイプの人。
まあそのほうが都合がいいよと。
そうそう。でもいれば、いやいやいや、自分のためにならないから、この状態じゃって。
刺激にもならないし、成長にもつながらないと思う人もいる。
その背景に、やっぱりさっき言った、若干この2、30年の歴史の中で、
部下のことをちゃんとわかってあげようというような流れのほうが、
どんどんどんどん強まったと思うんですよね。
強まりすぎちゃったので、どちらかというと、
若干組織上司のほうが少しゲイゴーしちゃうようなところが出てきている。
そうすると、さっき言った、ゆるく見えちゃうねっていうことなので、
私は厳しく指導するとかっていう厳しさを復活しなさいっていうのではなくて、
やっぱりこの組織、このチームは、
こうあるべきなんだみたいなものが確立してるほうがいいと思っててね。
こないだこう言ったのに、今回こういう判断ってどうなんですか?
みたいなことが起こると、なんなんだろうこれ?っていうほうになっていく。
だから、制度とか雰囲気のホワイトさというよりは、
そこよりも、この会社、この組織はしっかりしてるとか、
骨太だとか感じられないといけないんだろうなって思うんですよね。
骨太な組織と刺激を与えるリーダーシップ
そういうホワイトでやめちゃう人たちに対して。
だからホワイトだからが理由なんじゃないと思います。
ホワイトでいいんですよ。
だけど組織としての意志が強く、強からあわれてないといけないんだと思うんですよ。
なんか線が細くてしょぼそうみたいなふうに見えちゃうんですかね。
いい感じでその言葉。そうだと思います。
骨太に見えないんですよ。
でも危機感があるからこそ強くなりたいっていうのは、
時代の流れ的に言うと逆に必然的な感じですよね。
ね。確かにね。
いやでも、私最近周りの若者ってめちゃくちゃ強くなりたい系ばっかりですよ。
どんなにストイックかい?っていう。
でね、そういう比率はかつてより増えてるんですって。
へー、そうなんですか。
で、全く真逆の諦め系っていうか。
はいはいはい。適当に言うみたいな。
のとは全く真逆なんだけど、その中間に様子見てる人たちがたくさんまたいるんですけど。
だからその強い人たちっていうのも増えてるんですよ。
面白いんですよ。だから今の人たちって。
なるほどね。でも極端に分かれてきたんですかね。
うん。なんだけど共通してるのは自分のためです。
確かにその部分も強いのか。
決してでもそんな中で自分のためじゃなくて、この国のためにとかね、社会のためにみたいなね。
意識の強い若者も結構いますけどね。
だから自分のためにという延長の中で、自分にピカーって閃くわけですよ。
イスマイルされて。
開眼みたいな。
そうそうそうそう。開眼なんですよ。
あ、そうかっていう。
若者の意識と将来への見方
自分のエネルギーはここだ。注ぎ込む対象は。っていうのが見つかってるか見つかってない。
そうなったときにまさに自分のためなんていうことじゃなく、
何もしない。
ほんまだにゃーっていうね。
若者って言うよりになっちゃったなーって悲しいですけど、いますよね。
そう。で、ある小説によるとね、今の若い人たちは日本語が好きな比率って高い。
だけど、今の話のちょっと延長になっちゃうんですけど、
とはいえ、日本の将来はちょっと危ういんじゃないかとかね。
っていうふうに感じてもいると。
でも、まあ衰退しちゃうとしてもしょうがないねって思ってる人もまた多い。
まあ多いのは多いでしょうね。
だから、じゃあ日本のために頑張んなきゃっていうふうなスイッチが入る、
刺激を受けた人っていうのはある意味では幸せだと思うんですね。
そうですね。でもやっぱりそういう目覚めが起きるような人に出会えるかどうかが大きいと思いますね。
で、やっぱり影響を受けた人たちが、
私利私欲で言ってないことがわかるからこそ、
あ、そうだよ、やっぱり頑張んなきゃって。
あ、自分かっていうところに入っていけるんだね。
いやいや、確かに確かに。
フォーラムと今後の質問受付
そういう意味で9月9日のフォーラムは全然まだ中身が発表できてない状況ではありますけどね。
そういう刺激を得られる方々しかね、登壇ないと思いますんでね。
ぜひね、活かしていただきたいですよね。
そうですね。ちょっと待って。
というところですか。
はい。大丈夫かな、質問にはちゃんと答えてたでしょうか。
質問には答えていただいていますし。
だから、じゃあどうするかっていうのはノルハウの話じゃないんでね。
まだそういう構造的なことが起きているだろうというところで、
これを受けてですね、また質問ありましたらぜひお寄せいただけたらと思います。
ということで終わりましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では井上健一郎への質問を受け付けております。
ウェブ検索で井上健一郎と入力し、
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その中のポッドキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。
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