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2025-03-07 15:19

第515回 組織マネジメントの世界は、WHATは共通、HOWはバラバラ

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▼今回の概要

マネジメント論のWHATは共通/HOWに悩んでいる人が多い/人事の世界は「個別最適の思考」/マネジメントの「自分の流儀」を創れるか/WHAT:業務マネジメント・人のマネジメント/サロン構想!?

Summary

組織マネジメントの分野では、問題意識の解放が重要であり、マネジメントのWHATとHOWの違いが考察されています。特に、個別最適化の重要性が強調され、マネジメントにおけるザ・ゴールが論じられています。組織マネジメントにおいては、共通の要素と多様なアプローチが存在することが強調されています。具体的には、固有の業種や環境に応じた業務マネジメントや人のマネジメントの重要性が語られています。

組織マネジメントの問題意識
井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感。
上場企業から中場企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題をわかりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで今日も聞きたいと思いますけれども、
今日はですね、井上先生がいろいろと問題意識を感じていることがあるとのことですので、
現場からの問題意識の解放。
はい。問題意識というかね、
最近いろんなマネジメントの方とも、やっぱりずっと長年いろんな方ともお話ししてきたり、
改めて皆さんに何を自分がお伝えしていったらいいのかなみたいなことを、
もう一度考えてみたときに、
マネジメント論って世の中にたくさんあるんですよねと。
なんだけど、マネジメントとは何なのかっていうことで、
何をしなきゃいけないか、何がテーマなのかっていうことは結構、
ある種共通している一般論っていうのが、
どなたにも当てはまるのかなという気はちょっとします。
だからマネジメントって何をするのっていう、
フォアットの部分は結構昔からいろいろ言われていること。
例えばそこにおけるリーダーシップ論とかモチベーション論なんかもそうで、
いわゆるフォアットがテーマだなってずっと思ってるんですね。
受け継がれている理論とか考え方っていうのもね、
受け継がれてるっていうのは消えることなく残っているものといったらいいのかな。
ドラッガーとかもそうですけど。
そういうものっていうのはやっぱりマネジメントの中の、
HOWの重要性
なぜそうしなきゃいけないかにも触れていながらだけど、
やっぱりフォアットっていうことが多いと思います。
で、最近すごくつくつく感じるのは、
ビジネスショーなんかではそこにどうやったらいいんだよって、
Howっていうのもよく出ることもありますねと。
なので結構一時期は、
Howっていうものを題材にしたビジネスショーなんかもかなり多かったなっていうのがあるし。
ちょっと揶揄された意味でのノウハウもんとかって言われちゃうのもそこにあるわけですよね。
それもよくそれを揶揄されてたのは、
根本的にどうしてそれをしなきゃいけないかという、
原則的なことがあまりにもおざらんになってるんじゃないみたいな論調があったと思うんですけど、
そういう意味なんで、やっぱフォアイ、フォアット、Howって全部揃わなきゃいけないなってやっぱり思うんですよ。
とはいえどうしたらいいのかわかんない人も多いだろうし。
ここのポッドキャストでご質問いただいてるような中身も、
やっぱりHowの部分のご質問結構多いと思うんですね。
どうしたらいいでしょう。
遠藤さんと私のほうで、それってフォアットとかフォアイの部分に触れながら、
こういうことをやらなきゃいけないから、だとするとその場面では、
例えばこの事例で言うとこんなことがテーマじゃないですか、みたいな話をしてきたと思います。
で、これだけHowに悩んでる方も多いということで言うと、
どうやったらいいかは、本当にケースバイケースすぎるなっていうぐらいケースバイケースだなと。
百情百様。
会社の考え方にもよるし、
個別最適と自分の流儀
職場の環境とか業務の内容にもよるし、
かつ部下の様子にもよるし、
で、最も大きいのは、
マネジメントをするご本人がどんな特性と資質を持っていて、
強み弱みもあるだろうし、
とすると、このいろんなものの掛け算で、
その会社のここのあなただったらこういうものがいいですよねっていうのが、
やっぱりそれぞれあるんだと思うんですよね。
なるほど。
金太郎飴的に切るようがない。
切るようがない。
組み合わせの数で言ったら、
マネジメントの世界って人間の話なんで。
そうなんですよ。
近いね。
これがすごく改めて感じたことで、
できればこれからの中で、
やっぱり一人一人の方たちが、
自分のマネジメント論っていうのを作っていくためのお手伝いができたらななんて、
改めて思ったっていうのはね。
ハウに寄りすぎると、
ハウに皆さん悩んでるから、
ノウハウが大事になってしまうけども、
ハウに行きすぎると、
じゃあホワイトワットがオサリンになって、
テクニック論で終わってしまう。
でもハウだし。
でもそのハウがあまりにも、
マネジメントの世界は、
ファクターが多すぎて、
個別最適を考えていかない限り、
ソリューションが出てこない。
そうなんですよ。
言われれば当たり前っちゃ当たり前かもしれないけど、
ほんとそうですよね。
だからみんな悩んでるんですからね。
なので、これまで約10年やっててね、
これだけのご質問をいただくっていうのはそこの悩みがあるんだな。
一般的にはこう言われてるから、
部下のモチベーションを上げなきゃ、
それはわかるんですけど。
そしてここにね、時代の変化も入っています。
なので、とすると、
やっぱこれね、個別最適っていうね、
遠藤さんはおっしゃっていただいたけど、
個々の状況に合わせた、
例えばマネジメントの立場にいる方たちが、
自分流、いい意味で、
自分の流儀みたいなのを作っていけたらいいよな、
っていうのがすごく最近思っていて、
こんなね、ポッドキャストの中でも、
そういう意味で、
そういう支援もしていきたいなと思うので、
ますます自分の話でいいので、
ご質問いただけるといいなとか、
投げかけていただけるといいなという気がしますね。
いやでも前のね、そうですよね。
一旦超個別の話をいただいて、
一旦ワットハウの抽象度高い話にして、
戻してはもう一回具体に戻すっていう、
結構ね、この番組は比較的そのやり方がね、
結果的になってっていうのは、
マネジメントの課題っていうのは、
そういうふうに向き合っていくしかないというところなんでしょうね、
という感じですけど、
自分の流儀をね、ちゃんと作っていけるのかっていうのが、
そうなんです。
やる人間たちに問われているというのは、
本当そうですよね。
なのでちょっとね、そんな、
とはいえ、自分の流儀って、
ゴリ夢中、何にも方向性がわかんない中で、
考えるのも難しいだろうから、
なんかそんなようなヒントになることをね、
お話もしていければなとは思ってますね。
ちなみにすみません、話をですね、
少し戻しちゃうんですけど、
マネジメント論におけるワットって、
具体的に例えばどんなものがワットに当たるって感じなんですか?
大きく言うと、業務管理と、
業務マネジメントと、
人のマネジメントっていうのがあるので、
業務の遂行というマネジメントがありますねとすると、
やっぱりこう、
管理項目をしっかりと作って、
進捗管理をするっていうことが大事だし、
ゴールを設定して、
そのゴールに向かうことをプランしていくよみたいな、
そんなようなことは平たくテーマになるでしょうね。
そこにおいて、私なんかがよく言うのは、
進捗管理ってすごい大事ですよっていうことを言ってるし、
人に関しては、やっぱり人っていうのは感情で動くので、
その人に対するその人の感情の動き、
感情っていうのはね、
ある事象に対してそれをどう捉えたかによって分け起こるものなので、
その人の背景文脈、
その人なりの考え方の流れみたいなのを理解しなきゃいけないね、
それはコミュニケーションとかモチベーションに影響しますよ、
っていうことだったりしますかね。
そんなような、
前例えば、
マネジメントの共通要素
遠藤さんと一緒にやってた明快カレッジみたいな、
全12回のテーマが、
セミナーでやってましたけど、
ああいう12個のテーマって、
やっぱりマネジメントのファットにおけるテーマだと思うんですよね。
本当ですね、あの頃、
6年ぐらい前ですか、
気づけば。
何個前か。
あの頃ちゃんと項目というか命題決めて、
1年間でぐるっと回れるようにね、
設計されてましたもんね。
だから改めてそれも大事だなと思ってるんで、
ちょっとね、
そんな場を作っていかなきゃいけないなという気もしてます。
そうそう、その話でいくと、
ファットの話は先に確認したかったんですけど、
そうですよね、仕事である以上、
なので業務マネジメント、人のマネジメントっていう、
で何するのかというのは、
結構共通なんだが、
これが仕事の現場に降りると、
業種、人、環境、
なんかもあらゆるものの組み合わせ、
その時に使えるツールとかも含めてね、
まるで変わってしまうんで、
個別体的が大事なんで、
とても難しいよねと、
そういうとこなんですが、
井上先生ちょうど、
これ多分10周年関係ないと思うんですけど、
ポッドキャストもうすぐ、
10年も経ちますよみたいな話をしてたタイミングで、
まだ構想とは聞いてますけど、
ちょっとこう、
コミュニティの学びの場を作る予定だと、
ですよね、
その話ですよね、
先ほどの場を作りたいかな、
そうなんで、
改めてそう考えた時に、
やっぱフォワット、
それは背景になぜそうしなきゃいけないかと、
フォワイがありますけど、
フォワットっていうものを皆さんと確認しながら、
じゃあ人それぞれ、
自分のやり方ってどうしたらいいだろう、
っていうことに思いを馳せられるような、
そんな場を設計したいなと思っているところですね。
マネジメントの多様性
具体的になったらご報告しますけど。
なんとなく私が途中まで聞いているのは、
その学びの場もあれば、
学びだけじゃなくて、
それこそ勝手な解釈ですけど、
外部顧問ないし、
外部上司的な感じで井上先生に相談したりというかね、
ワンワンで聞きさせてもらうようなものも含めて、
いくつか用意していこうかな、
みたいなことを考えられていると聞いてますので。
だからそういう意味で言うとね、
本当それこそ昨今主流になっている、
ワンオンワンなんてのもやってみたいなって本当に思うのでね。
井上先生のワンオンワンは、
私そういう意味じゃ、
結果的にワンオンワン、
今思えば受けてきたことあると思いますんでね。
めちゃくちゃすごいですよ。
ぜひ受ける機会がある方がいらっしゃったら、
それは受けてみたらいいんだろうなと思いますね。
こういう上司いたらよかったなっていうふうにも、
どの上司でも感じると思いますし、
部下ならなおさら、
こうなりたいなあもあると思うんでね。
いやいやそういう場をまた、
今年準備できるといいですねって感じですか。
そうですね。
ご案内しますし、
今日なぜこの話したかというと、
やっぱり皆さん聞いてる方は、
いわゆるマネジメントをしっかりやらなきゃなというので、
勉強もされてると思うので、
やっぱりそのことは当然感じてらっしゃるんだろうけど、
何がマネジメントにおけるテーマなのかっていう、
フォワットの部分をまず抑えてほしい。
それをどうするのかっていうのは、
次のステップとしてやらなきゃいけなくて、
このフォワットとハウを整理できないまま、
混沌として進むと結構苦しいことになるんですよね。
なので、このフォワイフォワットハウっていう考え方があって、
これはどの部分の話なのかっていうのが、
自分の悩みとかね、
どこの悩みなんだろうかとかっていうのを少し、
おそらくハウのものが多いと思うんですけれど、
それはでも何のたまの悩みなんだろうかな、
部下育成なんだったっけ、
目標達成できないことの悩みなんだっけ、
このフォワットの悩みもあるはずなので、
その辺をちょっと思考の中で整理できるようにしといていただけるといいなと思ったんで。
いや、そうですね。
この辺りはね、一緒に伴奏している方がいるからできることでもあると思いますのでね。
早く立ち上げていただきたいなと思いましたけども、
あれですよね。
この番組でもタイミングで告知はさせていただくようにしますが、
今井上先生、ポッドキャストしかされてないので、
井上健一郎の情報を取ろうとするとここしかないので、
一旦まずポッドキャストで、
とにかく井上先生がリアルって話になりましたら、
こちらで共有するようにいたします。
お願いします。
ちょっと何かしらテキストのラインなのか、
メルマガなのかでもいいですけど、
準備しないと皆さんが知る機会がなかそうなんでね、
その辺も決まり次第、
概要欄等々で告知していきましょうかね。
ということで、今日のところ終わりたいと思います。
井上先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか?
番組では井上健一郎への質問を受け付けております。
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