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2016-09-29 15:53

第75回『質問:ビジネスは未熟だが、期待する優秀な若手社員の育成に悩んでいます・・・』

第75回『質問:ビジネスは未熟だが、期待する優秀な若手社員の育成に悩んでいます・・・』 井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、日上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
質問が来ておりますので、今日もご紹介していきたいと思います。
この方は、立場がちょっと分かりませんが、
すみません、業界も分かりません。ただただ質問でございます。
はい、いきます。
賢く、誠実で、優秀な若手社員が入ってきました。
これからの活躍に期待している一方で、ビジネスパーソンとしては至らぬ点も多く、
メール文書、挨拶、笑い方一つ注意すべき点が目についてしまいます。
一挙手一投足、注意してしまうと自主性や個性が失われそうな気もしており、
どのように育てていけばよいのか悩んでおります。
どうぞよろしくお願いいたします。
でもあれですね、良かったですね、頭。
要は優秀しながら採用できたと。
どういうところが気に入って、どうやって入れたんだろうな、面接なのかな。
ちょっとね、規模感が分からないんでね。
まあそうですよね。
でも多分、うっと光るものは一緒に仕事しているとあるんでしょうね。
そういうとこ気がつくんだとか。
だから優秀だなと感じている人、でも若さとか未経験、未成熟なところから来る、
ある種のほころびというか、雑さとか、え、なんでそこ行くのとかね、
いうところがあると思うので、特にメール文書とか、笑い方っていうのもありますよね。
笑い方一つって言ってますね。
何か、自分を表現するという場面で、ちょっとこの方の事例の場合は、
自分を表現するとか、自分からアウトプットするものの行動じゃなくてね、
行動じゃなくてね、こと、表現したもの、文章、笑顔、言葉、みたいなことかな。
その辺に少し未熟さがあるのかなって感じはしますね。
そんな感じはしますよね。ビジネスパーソンとしてはいららぬ展望とか言わない。
頭のいい人に若干多い、この人がどういう人かちょっとあれですけども、
頭がいいゆえに、結構合理的な判断をするっていうのかな。理にかなった判断をする。
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法律とじ意味?
法律だけではなくて、それはその通りだね、妥当性があるとか、
そういう意味での合理性、広い意味での合理性が、合理的にものを、理論というか、
理屈上正しい。
そういう意味の合理性。ということを考えている場合が多く、
多くというか、そういう人を多く見る、見た経験があります。私の場合ね。
そこから見たものをちょっと言うと、合理性の高い女性、男性、女性の男にもいいんだけど、
なんていうのかな、省いちゃうのよね。
省く?
余分だと思うのを省くという。
合理性がゆえに。
そう。だから、なんていうのかな、淡白な表現をしたりとか、
だから、不器用さをそのまま出しちゃうとか、
なんかこう、
不器用さをそのまま出しちゃう。
演出されていないというか、
要するにパフォーマンス化されていない。
なるほど、ある種役割を演じるとか、
そうそう、だから、機能、機能には果たしているのよ、人。
なんだけど、もうちょっと演じてほしいとか、その立場のパフォーマンスをもうちょっとしてほしいとか、
なんかそういう表現者としての部分が欠けてる。
そうきました。
だから、例えばメールの文章なんかでも、
いや、こんなにさっぱり書いちゃったら何かよくわかんないんじゃないのとか、
ドライすぎるでしょみたいな。
とか感じもあるんじゃないかな。
だから少しこう、要するにこう、合理性が強く、ある種作能的な判断はできるがゆえに、
演出とか上巻に訴える部分があまり目に行かない。
なるほど。なんでわかるんですか、これだけ。
どういう推察なんですか、それが。すさましいですね。
笑顔って入ってたから。笑顔が気になる。文章とか笑顔が気になるって言ってたから。
ここだけで。
文章だけだったらよくね。
これ多い、さすが井上さん。
笑顔っていうのが入った瞬間に、やっぱりその人のなんとなく優秀だってなると、
どこかであまり意識をしていない部分の、今言った感受性的な世界、
上巻の世界のところに対する感度の弱さを感じちゃう。
そのビジネスマンとしての、ビジネスマンって言っても細かいこともありますけど、
事務局なのか営業マンなのかわからないですが、
っていう時における、さっきは表現者って言いましたっけ。
っていうようなことをした上で、相手側に起こすだろう上巻とかっていうことも
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意識しなきゃいけないけどそれができてない。
つまり人間はやっぱり上巻で捉える。情報も上巻感情で捉えて判断するところがある。
伝えればいいだけじゃない。
確かに。
とにかく余分な文章、社交事例の文章を書きたくないときは
取り急ぎ要件のみですいませんでしたって一言つけるじゃない。
ああいう感覚が足りてない。
このメールのやり取りはこれの確認だったよね。
確認しました、OKで終わっちゃう。
なるほど。
取り急ぎ確認の連絡をさせていただきましたって書くだけで違うし、
もしくは早速のご対応ありがとうございますって一言言えるだけで違う。
確かに。
上巻的なことはビジネスマンがより高いレベルの仕事をするときに重要だよってことを
こういう人には言っといてあげた方がいい。
こういう人っていうのは可能的に頭がいい。
頭がいいからね。合理的に物事を考えられていると今前提で話すと
そういう人にありがちなのは、いやお前こういう時は季節の挨拶ぐらい入れた方がいいよとか
そのディテールに入っていくと逆に混乱するというか
だからもうちょっと表現を豊かにしようよとか
相手の気持ちをどうやったらこれを気持ちよく受け取るか。
テーマ設定、課題を与えるみたいな。
その時に合理性が強いんだからそれを機能として捉えるのよ。
表現するということを私の仕事というふうに捉えさせてあげる。
表現というのが不快を育っているんじゃなくて
これは仕事の上で持っているべき機能だとして設定してあげると
機能は果たそうとする人なので、じゃあそれの表現は
そこからやったものについて、いやもうちょっとこういう表現のほうがいいんじゃないっていうのは
だから今度は具体的な話をそこからしていくのは全然いい。
例えばその笑い方でも、その時にそういう笑い方じゃないんだよねとか
こう感じるよ、そういう笑い方すると。
というのはさっき言った前提をちゃんと入れておけば話して構わない。
いきなりその笑い方どうこうって話をするのではなくて。
多分こういう優秀そうな方にはむしろ大きなテーマがある。
自分でわかるかなという感想ですが。
なるほどですね。
わずかちょっとの文章なんですけどね。
見え方すごいですね。
井上さんに関心してどうするの?
感受性の問題っていうのはやっぱり感度を上げるっていうのは
感度が鈍いから上げるっていうよりも
感度を上げるというよりも
表現して出してあげるものっていうのは
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このぐらいのものは必要ですよという
むしろさっきから言う機能、仕事として
そういう上感の部分を捉えるということを捉えさせちゃっている。
把握してもらった方がいいんじゃないかなと思う。
なるほど。
これは優秀なっていうことなんで
今の合理性と上感。
合理性と上感で言うと今回合理性がよく上感がちょっと足りてないというような
これ逆パターンだと
それ優秀って言わなくなっちゃうのか。
上感はすごいあって
ちょっとこううんっていう頭、合理性のところが欠けてるという
社員さんへのアプローチは逆に
今のはだから付け加えていく作業をさせるわけよね。
さっきの合理性があると。
上感という要素を付け加える。
それを自分の仕事として付け加えることをやってごらんというのは指導でね。
逆の場合は削る作業だよね。
表現する、伝えたいことはいいよと。
でもあまり多いと本当に伝えたいことがわからなくなるから
この中で一番伝えたいことは何?
なるほど。合理性の指導か、今生は。
削る作業。
そういう方に指導するときには合理的に指導って長々入っていかない?
そうですね。
例えばメールでも流れたらしいなと思ったら
この中でどれが一番言いたいの?ということを確認する。
これです。それだけ書いたらどうなんの?
それだけ書いた文章を書いてみてっていうような感じ。
こっちは少し赤入れをするぐらいの感覚で
少しさっきの人と違ってざっくりとした投げかけよりも
ちょっと並走しながら赤ペン先生になる。
なるほど、なるほど。
少し細かな一挙集合を見てあげるようなことは丸なんですね。
でもそのときに何が一番言いたいの?
応答にして合理性の低い人の場合
何が一番言いたいかがずれていることが結構ある。
こっちが大事。ここを見つけることが大事。
はあ。
今日ははあはあしか言っていないんですけどすごいですね。
だから削っていくと見えてくるものがある。
この人が一番伝えたいというのが
そこ違うよねっていうのが見えるので
見ながら探していく感じかな。
今のこのご質問の賢く成立で優秀な若手社員が入ってきました
というところからのお話から
なぜこの人たちを上官と合理性という軸で見入れたんですか?
もともとそういう見方をやっぱりしてるんですか?
してますね。
インプットして外にある情報
すべてを情報として入れ方
それをどう考えて自分の中で組み立て加工するか
それで出し方
出し方には2つあって
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出したもののさっきから言う機能的な部分
質の部分とそれから肌触りみたいな
つまりどう伝わるといいのか
バカっていうのかバカっていうのかの差ぐらい
表現っていうのはそこに人間って伴う
そのアウトプットの出方には2つあるっていうのが
さっきの言葉で言うと上官と合理性だったってことです
上官的なものの演出が必要
僕怒ってないよっていう言い方で叱る場合と
もう許さんぞっていうのでは違う
同じ言葉なのに
怒らないよって思っているくせに表現が違うと
怒られてるって向こうが思うっていうような
やっぱり伝え方の方
伝える内容ではなくて伝え方の方
そこに上官が必要
コンテンツという伝えることと
伝え方の表現
伝わり方をちゃんとコントロールするというか
設計するというか
そうやって見てるんですか
インプットとそれを解釈して
アウトプットの時に
多分優秀だと思う人は
おそらくそんなことまで気づいてくれたのか
情報をインプットする力をどこかで感じるんだと思う
情報をちゃんと情報整理できてる
中で行われてることも何となく感じる
っていう流れはできてる
今度は伝わり方のアウトプット
伝わり方をこの人に機能として付け加えると
かなりいい
確かにそういう風に言われると
優秀な方って
インプットと整理とその後の出力の
肌触り感と出すコンテンツの
井上さんとかまさにそうですけど
この質問からそのインプットとして
そう整理するかっていうことは
ちょっと驚異的ですけども
まさにそういうことです
引っかかったら笑顔
なるほど
なんか私からすると
今日の会は井上さんのお披露目という
なんていうんですか
ショーみたいでしたね
ありがとうございます
手品ですね手品ここまで行くと
その方に言ってあげた
伝わり方を研究していこうね
ということを言うということですよね
削ぎ落とすということは
付け加えるということ
ご質問の方は何をするべきかとか
そして何が行われていたかという
人のメカニズムも含めての回答をいただいたので
明日から今日から何をするべきか
見えたんじゃないかなと思いますので
ぜひとも取り組んでいただきたい
その結果を知りたいな
シェアしていただきたいですね
本日もありがとうございました
15:17
本日の番組はいかがでしたか
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