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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、質問でよろしいでしょうか?
そうですね、この間あれですよね、
明快カレッジで時間が来ちゃって質問全部受けられなかった
そのやつですよね、確かに。
公開処刑じゃない、公開交渉
公開交渉をする上でね、いろいろ質問を大量に
1回の間に20とか集まるんですけど、井上さんがバッサバッサ交渉していくという
ちょっと扱えなかったものをせっかくなのでご紹介したいと思っております。
ではご紹介いたします。
会計事務所のベースとなる効率性、迅速性、正確性を高めたいというものと
これに対してこれとは別に、向上心とか挑戦性、自発性を高めたい
という次のレベルの望みがある。
順番に進めるべきか?同時にできるのか?
この書き方がまた論理的ですね。
あの、私業の事務所って意外とそういうことがありますよね。
やっぱり資格ビジネスっていうのは、ある意味高度知識を持った
ちょっとやってる方には申し訳ないけど、あえて高度知識による作業なの。
だから迅速性とか質を高める、そういうことがテーマになって
やるべきことをしっかりとやるっていうことに目を向く。
もしくはそのために資格を取ったという人もいると思う。
だから、たとえば社長さんに対して税理士さんが会計さん全員が
クライアントの処理案件が来て、それを正確にやるということに
ある種のモチベーションを持っている人が多いので
これを否定することではないと思います。
まずはね、まずはね、それがベースだと思うんですよ。
ただし、さっき言ったように高度知識を持ってらっしゃることは
いいことでなんだけど、ちょっと考えなきゃいけないのは
やっぱりやってることが若干作業ベースに近いことをやるので
下手すると取って変わられちゃうんですよ。
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もしかしてネット環境がもっと良くなって
IT環境が良くなったとすると、別に日本で会計処理の
最終的な資産費を作ってうんぬんかんぬんが
やられなくても、安い人権位で知識を持っているところで
海外にいる人が、例えばベトナムでそういう事務所を立ち上げて
ベトナムの人で日本の税務を知っていてやるとか
むずく簡単ではあるかもしれない。
もっとシステム化が進めば、そんなに人が判断しなきゃいけないことは
インプットの入り口のところだけになる可能性もあるので
ということを何しなきゃいけないかというと
その知識を生かした今度、作業じゃない仕事を作っていくというのが
重要になってくると思うんですね。
だから決して迅速性を、ちゃんとしたしっかりとした仕事をしましょう
ということを否定するわけじゃないんだけど
どちらが先かではなくて
同時に両方を思うなきゃいけない時代だと
僕は時代的には思う。
自発的に好調心を持って新たなる世界に向かいましょうっていうのは
事務所という法人としては両方の人格を持っている。
しっかりやるぞ、次に向かうぞ。
でもあるのは、しっかりやることを価値観としてすごく思っている人が
何言っているんですか、そんなウチョウテンなことを言っててっていうね
ウチョウテンじゃなくて浮世離れしたことを言っているんですかっていう風に
浮世離れね。
見ている人もいるのよね、実際に。
まあそうですよね。
迅速性、正確性の世界の人からすると。
だから僕が言いたいのは
2つの世界が同時にこの組織にはあるという風にしちゃった方がいいと。
で、得意な方をまずお互いやり合おうという方がいいと。
積み上げちゃった方がいい気がする。
しっかりと実務をできる人をしっかりとした実務で
より他の事務所よりは早くできることを極めてくれという風に
やっといてほうがよくて。
それも価値だし。
で、もう片方で新しい事務所の在り方としてはこうなんじゃないかとか
こういうサービスも必要なんじゃないかっていう。
前者からすると何に置かれちゃっているんですかと思うかもしれないけど
どんどん前に向かうと。
こっちはでも下手するとしっかりとしたミスのない世界じゃなくて
失敗もあり得る世界。
全然違う世界なんで。
だから順番には積み上がらないんだよね。
人格的に。
では違う人が2人いるぐらいの感じでやったほうがいいんじゃないかな。
そういう意味で言うと順番に進めるべきか同時かっていうと
同時だってことですね。
で、両方大切だと思います。
この方は多分この質問の時点で
会計事務所のトップとかそういう立ち位置の方なんでしょうけど
多分書いてありませんけど
それで言うとこの方自身はもうそういう挑戦とか自発性、向上心とかを大事にする
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フェーズとかに入ろうと本人はされてるんじゃないですか。
そうじゃないとこれにぶち当たらないからね。
でも一方で現場を回す上では
性格性とか人側性を頑張ってね、ちゃんとやってねって言いつつ
自分自身はそっちに行きたいけど
ここ結構カットありそうですけど
よくあるのはいくつかのやっぱり事務所さんで見る傾向なんだけど
30代40代前半ぐらいかな。
もうやるぞーって言って自分で事務所立ち上げ
独立開業して
いろんな人を入れてやりました。
やっぱり実務が重要な世界なので
中途採用で自分よりも年上で
40代後半から50代のベテランの実務に長けた人が来ました
って言うと
よしじゃあうちは新しい企業に対して今までないサービスを開発するんです
って言った瞬間に
この人たちが何を言ってるんですか
僕たちは例えばね
僕たちは税務のプロですよ
税務を何もこなすかでしょう
ちゃんとっていう風なことを言うと
新しいことをやろうとしても全然響いてくれない
っていうポットがよくあったりする
こういう悩みになる方が多いんで
私はいつも思うのは
40代50代でしっかり実務をできる人には
もうそれをやっといてください
これがうちの信頼を担保するものだから
ただ挑戦とか新しい世界を作るのは必要なので
こっちはあります
お互い違います
行動指針とかスモールビジョンもお互い違ったりする
こっちはしっかりとしたことをやるんだということがテーマで
こっちはとにかく見つけるぞみたいな
新しいものを発見するんだっていうことがテーマだったり
っていうことで場合によっては
もうちょっとでかくなったら別法人にして
経営者はその上にいる
グループ会社として上にいればいい
ことぐらいまで住み分けちゃっていいんじゃないかな
っていうのが最近思うことですね
この世界の話
もはやメーカー企業とかの
いわゆる生産系のほう側のラインの方と
マーケティングとかやってる側の葛藤ぐらい違いますか
違います
だからどちらも両方持ってるの
世界としては両方本当にあることなので
やっぱり信頼性の高い
先生のところがいいですわって
しっかりしてくれてるんで
って言われることも重要だし
先生いつも本当にいいアイデアが
新しいのを持ってきてくれてくれて
助かりますよっていうのもありだ
それを分ける必要もないし
順番でもないし
でかなり真逆な思考方法でもあるので
実務ベースではそれぞれは違う人
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トップの人は両方やれてもいいんだけど
違う人が現場では実務通信者としては
違うタイプの人が2種類いるっていうのは
あっていいんじゃないか
そもそも違う価値観とかっていうものを
同時にあるということ自体は認めて
認めちゃう
それぞれがそれぞれの違った価値なわけですもんね
ただし共通してるのは
日本一企業に役に立つ事務所になる
とかなんかそういうところか
役人の立ち方が違うだけ
性格性で日本一になるとか
創造性とか
新しいことみたいな方で
提案力とかね
気持ちになるのが別であるだけで
でもよくあるね
日本の中小企業を力強いものにするために
海外に出ても戦える中小企業をたくさん作るんだ
っていうビジョンであれば
両方成立する
確かに始業の方の始め
実務で開業のスタートって
まずは実務のお客さん
まずクライアント100件ぐらい通って
安定してきて
ってなってくると
皆さんぶち当たりますよね
ぶち当たる
このままずっとこれやるのかと言いながら
新しいことってなった瞬間に
いやどうやってるか分かんないしとか
やらせるわけにいかないしとか
僕は四五十代の高度な実務者が
中途左右で入ってきて
戦力に変わったことは
もう貴重だと思えばいいので
その人たちにしっかりとしたものを
やってもらうということでいいから
経営者は新しい事務所の新しい
未来の形みたいな
に向かって思考して
動いてくれてあげる方がいいんじゃないかなと
なるほど
それが答えだという感じですけども
だから二つの会社が同居してるような
雰囲気で考えてもいいんじゃないかなと
極端な話
今のこの感じで言うと
新しい違う会社を
作ろうとしにかかってるっていう
そういう感じなわけですよ
変な評価の仕方も変えてあげればいい
はっきりと
違うものだと
ただし共通目的はある
逆に言うと
じゃあそこをまず作った方がいいんですかね
今性格性とかを大事にしながらやったところで
挑戦とかやろうとしてるタイミングで
まさに共通とする
自分たちは何に向かっていくのかっていうのを
一旦再考するというか
それはやっぱりないと
それが社員が職員が
なるほどって分かる
お互いのやり方とかスタンスは違っても
そのテーマはその通りですねって思えるんだったら
それがあったほうがいい
確かに
全然違う価値観の人たちが
共通できる方向性を示すって
なかなか大変そうですけど
でも事業者の方たちは
やっぱり変な話
例えばだけど
中小企業の管理部を
一手に引き受けるでもいいのよ
そうすると管理部っていうのは
いろんな役割があって
経理もあれば財務もあれば
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経営企画室も含めて管理なので人事も
だから経営企画室タイプの人と
会計タイプの人と2人いるよと
うちはこの2種類をサポートするよでもいいし
もしかしたらこの人って思って
チャロシさんの優秀な人とか入れて
人事もちゃんとやるよって
うちはとにかく
うちは中小企業が
管理部という管理セクションに
人的リソースを割けにくいんだから
俺たちになってあげるんだよ
って言ったら
これは素晴らしいビジョンだよね
なるほど
一回あの
井上さんとも共通の
変わった税理士の話で
ここにゲストで呼びたいところ
いいですね
顧問料も高いですが
中小企業の伸びてるところは
大抵ぐらひっくり返すと
彼が出てくるという
財務課としてやりながらも
性格性も大事にして
情報をバランスとって
彼はすごい今
いい面白いビジョンを打ち立てて
また挑戦してるみたいですけど
一回遊びに来ていただいて
そう 確かにね
来ていただきましょう
またポッドキャスト
スタートするようですので
ゲストに遊びに来ていただいて
いいですね
だいぶ盛り上がりそうですが
非常に参考になるお話でした
ありがとうございました
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