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2025-06-10 30:51

【第95回】ヨセミテ国立公園(アメリカ)|観光と自然保護の両立はできないのか?

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◆場所:Amazon Music Studio Tokyo

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『ヨセミテ国立公園』

1984年登録、自然遺産

保有国:アメリカ合衆国

登録基準:(ⅶ)(ⅷ)

※訂正※ ~ ×エル・キャピン→○エル・キャピタン


-出演者-

◇ミド(世界遺産アカデミー認定講師、世界遺産検定マイスター)

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◇KANAE(世界遺産アカデミー認定講師、世界遺産検定マイスター)

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#イキセカ #世界遺産 #旅行 #自然 #アメリカ #ヨセミテ #絶景 #観光 #環境保護


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サマリー

アメリカのヨセミテ国立公園は、観光と自然保護の両立を考える重要な場所として位置づけられています。この公園は、氷河によって形成された独特な地形や豊かな自然が魅力であり、19世紀のゴールドラッシュが人々を惹きつけて、現在の観光地へと変わりました。ヨセミテ国立公園は、その広大な面積の95%がウェルダネスであり、自然保護と観光とのバランスを考える場となっています。観光による影響で生態系が変化し、絶滅した種も存在するため、人間が自然をどのように守りながら観光を楽しむかが重要なテーマです。ヨセミテ国立公園における観光と自然保護の両立について議論が展開され、観光の在り方や自治体の役割が考察されます。このエピソードでは、文化や自然を守るための教育と価値観の重要性が強調されます。

00:01
世界遺産検定前さまのミドとKANAEがお送りする
行きたくなる世界遺産
さあ始まりました。この番組は学校の教科書は旅行雑誌には載っていない
世界遺産の魅力について厚く迫る番組です。
KANAEさん、世界遺産ってどういうものですか?
世界遺産は多種多様なものが登録されています。各国にいろんな違いがあるので
その違いを認め合って争いをなくしていこうというもので
いろんな違いを知るための教科書のようなものです。
いやー、はい。
ちょっともう行っちゃいましょうかね。
はい、行きますか。
いいですか?
はい、OKです。
本編行きます。
生き世界第100回は公開収録。普段は入れない特別な場所へお招きします。
収録イベントは1月6日日曜14時から東京渋谷アマゾンミュージックスタジオで開催。
参加申し込みは概要欄からご応募お待ちしています。
ガイドブックには載っていない。心に残る旅へ。
生き世界。
ヨセミテ国立公園の紹介
ということで、今回はね、観光と自然保護について
みんなで考えようじゃないかという回です。
みんなで考えようじゃないか。
ということで、今回お持ちしたのはアメリカ合衆国の世界遺産
よせみて国立公園でございます。
非常に大きな、比較的有名な場所ですよね。
有名ですよね。
もう世界遺産とか関係なしに有名な場所じゃないですかね。
多分。
ということでサブタイトルはですね、観光と自然保護の両立はできるのかということで
挙げさせていただいてるんですけど。
はい。
まあまあまあ、ちょっとこの辺を考えながら。
まあまあまあ、はい。
行こうと。
金谷さんカルナフルニア行った時さ、よせみては行こうとしてました。
行こうとした。
行こうとしたんですけど、なんか道路だったか山の中だったかわからないですけど
ちょうど工事やってたんですよ。
だから普通のルートとは違いますみたいな感じだったんで、やめようと思ってやめました。
僕もね、ロサンゼルス行ったことあるんですけど、よせみてだったらいけんじゃないかなって。
その時に世界遺産全然知らなかったんですよ。
よせみてなんか名前は知ってたし、自然すごそうだなと思って行こうとしたんですけど
行ってみようかなで、行けるような感じじゃなかったんでやめました。
ちょっと遠そうですね。
ちょっとツアーとかさ、ガチのガイドいないとちょっとしんどいかなって。
確かに確かに。
行けなかったんですけど。
でもほんとほとんどの方々がね、このネーミング知ってるんじゃないでしょうかね。
場所としてはアメリカ西部カルフォルニア州にある氷河期で形成されたダイナミックな地形と特徴的な自然公園ということです。
イエローストーン国立公園って有名ですよね。
はい。
世界初の世界遺産ですけども。
そうですね。
はい。そしてそして世界初の国立公園としても有名ですよね。
このよせみて国立公園はそのイエローストーン国立公園に次いで国内2番目の国立公園として。
2番目なんですね。
はい。アメリカ国内では2番目の国立公園となります。
よせみて渓谷を中心に広がる約3000平方キロメートルの国立公園です。
調べたらですね、だいたい佐賀県ありますよね。
はい。
佐賀県よりもまだ大きかったです。
なるほど。
はい。
あ、佐賀県。
うん。
よしのがり遺跡よりもでかい。それはそうか。
佐賀県なんだ。
はい。
なるほど。
シエラネバダ山脈中央部に位置しているんですけど、
約70年から1万年前の氷河の活動によって地形が荒々しく削られたことで、
断崖絶壁や塩水系の岩山、そしてモレーンと呼ばれている氷堆積なんですけど、
有地谷、氷河湖、滝なんてね、すごい自然の脅威とも思える特徴的な場所がたくさん点在しています。
もうアメリカンな、ダイナミックな大自然。
そうですね。
ほんと、なんじゃこりゃスポットがいっぱいあるって感じですね。
なんじゃこりゃスポット、確かにね。スポットもあるしね、動物とかもね、いっぱい居そうですよね。
そうなんですよ。
危ないのがいっぱい居そう。
危ないのがね。
危ないのがいっぱい居そう。
いっぱい居ます。
なんかあれですよね、LLBとかのショップによく壁にかかってますね、寄せ見ての絵が。
かもしれない。結構この日本でも見ますよね。
うん、そうですね。
これそうかな、みたいな。
そうですよね。
っていう寄せ見て国立公園なんですけども、我々人間にとってこの寄せ見てっていうのが脚光を浴びた瞬間がありまして、
ゴールドラッシュの影響
それが19世紀半ばでございます。
かねさん、19世紀半ば、アメリカカルフォルニアで起きた出来事、何か。
19世紀半ば?
19世紀半ばで、カルフォルニアです。
たくさんの人がカルフォルニアに集まる出来事が起きました。
日本の人が?
いや、アメリカとか、でも日本も居たのかな、でも世界中、ヨーロッパ圏が多いかもしれない。
え、カルフォルニアに?
うん。
全然出てこない。
はい、ゴールドラッシュですね。
あー、そうか。そうね、そうね、確かに。
ゴールドラッシュでございます。
はいはいはい。
まあ、もともとここってネイティブアメリカンが住んでた場所なんですけど、ゴールドラッシュになると一攫千金を夢見て、
いろんな人々がカルフォルニアの山々に集まってくるわけですね。
そこで、先住民がね、やっぱ自分たちの縄張りというか、狩り場とかもあったんでしょう。
で、その入職地をね、置かされるっていう危険性から、入職者がいる居住地を襲う小屋があったんですよ。
で、アメリカの騎兵隊がネイティブアメリカンの人たちを追っかけて行ったところ、見つかったのが、この寄せ見て一帯だったそうです。
それまで未開の地というか、あまり行かない場所だったんでしょうね。
そうなんですね。
そしてこの地は、またたく間に人々に広がっていきます。
多くは旅行者のね、ハイキング場として変貌していくんですよね。
19世紀半ばとかですかね。
そうですね。ヨーロッパからも人が来たんで、この辺がハイキング場になっていくんです。
当時ここで暮らしてたのが、アワニチ族っていうネイティブアメリカンの部族なんですけど、
このアワニチ族っていうのは、他の部族から結構襲われられてた部族らしくて、強いんですかね。
強いのかな。弓矢とかめっちゃ使いそう。
そうですよね。
で、彼らの殺し屋たちっていう言葉を意味する、寄せ見てという言葉で呼ばれてたのがきっかけで、寄せ見て国立公園と名前になったそうです。
その人たちが由来してるんですね。怖いから。
殺し屋たち国立公園っていうことですね。
すごい。木の影からさって、なんか出てきそうな感じなんですね。
振り向いた時には、もう自分は殺されてたみたいな。
殺されてた。
アサシン的なね。
考える間もなかったみたいな。
北斗百烈圏で喋ってたら、お前はもう死んでいる。
気づかなかったみたいな。そうなんだみたいな。
顔死んだ。
死んでたんだみたいな。
死んでたんだみたいな。
守らなかったんですね。
そうなんです。
でもこういった形で。
そうなんですとかじゃないか。今、妄想の世界で話してたから。
そうだったんでしょう。知りません。それは。
どのくらい怖いとね。
ただ観光開発されたことによって、先住民がこの地を追われてしまうんですよね。
その寄せ見てっていうのは、どんどん観光地へと変貌していきます。
そんな寄せ見てを見て、マッタをかけた人物がいました。
自然保護の重要性
それがスコットランドからやってきた博物学者、ジョン・ミューアということです。
ジョン・ミューアですね。この寄せ見てが氷河によって形成されたことをすごく熱弁して、
アメリカのようにならず、世界中にいろんな講演だったりとか、論文を発表したりとか、
その保護の重要性を訴えかけていったんですよね。
地球の重要な歴史がわかるから、荒らしちゃダメだよってことですね。
ここヤバいんだって、みんなちょっとさ。
残してくれよって。
ちょっと正気、キャンプとかやってる場合じゃないからって。
一旦聞いて、一旦。
えっとね、氷河が削られてできた。
わかる?このすごさ。
なるほどね。訴えたんだ、その人が。
その訴えがね、広がっていくんですよ。
で、ムーブメントになって、なんと当時のセオドア・ルーズベルト大統領が寄せ見てに訪れるようになります。
これがきっかけになって、1890年に国内2番目の国立講演に指定されました。
ゴールドラッシュから3、40年くらい経ってるんですかね。
ということで、冒頭で話した通り、ここはかつての氷河の滑走によって断崖絶壁だったり、
塩水型の岩山、モレンと呼ばれる氷堆積、有地谷、約300もの氷河湖等々が存在してます。
さらにですね、この辺りって硬くて風化しにくい花崗岩っていう岩で作られてるっていうか、できている地形になってるんですよ。
っていうこともあって、そこに氷河が長年ね、動いていくことによって、どんどんどんどん削られて、砕けてっていうのを繰り返していって、
できたのがハーフドームって呼ばれてる、円が、円っていうかボールみたいな岩があるんですけど、
そのボールを真っ二つに割ったような形の岩山がある。
写真見たら一発でわかるんですけど、結構寄せ見てって言ったらハーフドームっていう感じだよね。
すごい、CGなんじゃないかなっていう、ロード・オブ・ザ・リングに出てきそうな岩山です。
あー、はいはいはい。なんか厳しそうな景観のね、あの、なんて言えばいいんだろう。
ドガーンとね、本当にね、半分、ドガーンとボールを真っ二つに割ったような岩がにょきっと生えてるよね。
はいはいはい。
ものがあったり、花崗岩の一枚岩。
一枚岩なのかな。でもどう見ても、なんて言うんですかね、山にしか見えないんですけど、エルキャピンというものもあるんで。
えー、でも大きい岩がたくさん転がり落ちてそうですよね。
そうですね。やっぱ花崗岩なんで、あの、砕けないんですよね。
なんかヤクジマもね、たしかそうですよね。花崗岩の島。
そうですね。はい。
なんかイメージつきますね。
ということで、そういった荒らしい岩山とか景観っていうのが非常に多いのが特徴なんじゃないかと思います。
日本じゃあまりこう見られない光景が、はい、広がってるはずです。
入りたいと思いますか?
絶対に嫌です。
ですよね。
みなさんだから、イエローストーンすら嫌ですよね、きっと。
嫌です。怖い。
怖い。
怖いよ。山、森、林が怖いんだよ、僕。
だってさ、そこなんてもう、ブラックベアーとかさ、クリズリーとかね、いますもんね。
怖いよ。追っかないじゃないの。
たしかに。いやそうだなって思いましたね、今ね。
ということでね、地質だけじゃなくて、園内には標高が671メートルから約4,000メートルと。
あー、すごい高い。
差がめちゃめちゃ激しいんですよ。
4,000。
600から4,000なんで。
すごいですね、世界はね。余裕で富士山越えてくる。
越えてくる。
そうなんですよ。かと思えば、低山帯もちゃんとあるんで、低山帯から高山帯の多様な植物が、この寄せ見て国立公園内で見ることができると。
ジャイアントセコイアの紹介
中でも有名なのが、ビッグツリーという別名を持っている世界最大の地獄、ジャイアントセコイアです。
はいはいはい。
ジャイアントセコイア。
アメリカといったら、ジャイアントセコイアっていうのが勝手なイメージがあるんですけど。
これ、参考までなんですけども、そのセコイアってどれぐらいでかいかというと、セコイア国立公園っていうのがあるんですよ。
セコイア国立公園のシャーマン将軍って呼ばれてる個体があるんですけども、それはですね、高さ83メートル。
83なんだ。
根元の最大直径11メートル、枝の最大直径2メートルあるそうです。
ちなみにこれが、今アメリカで残っている一番大きいセコイアなのかな。
なんかさ、下の方とかに行けるんですよね。
そうなんですよ。その話を今しようと思ってました。
そういうところ行きたかったんですよ。
あ、そうなんですか。
大きな木を見たかった。
そう。
40メートルってね。
すごいらしいですよ。
やっぱりね、ヤクシマの杉とはまたちょっと違う。
大きさがたぶん日本にはない巨大なというか。
83メートルですからね。
みのさんって風の谷の中しか見たことありますか。
もちろん。
一回その、砂の中に吸い込まれちゃうじゃないですか。
はいはいはい。
地下の空洞になってる木の根っこの部分みたいなのがあるじゃないですか。
そこも何十メートルって高さがきっとあれでは描かれてて。
そうです。
ああいう、あのくらい大きいんだろうなって思うと。
いや、そうですね。
見てみたいなと思ってました。
ちなみにね、日本だと50メートル超える高さの建築物って確かね、
衝突防止塔っていって、飛行機の赤いピコンピコンつけないといけないんですよ。
確かにね、ついちゃう。
これがね、ついちゃうぐらいの高さですね。
なるほど。
10メートルで次10メートルで5メートル刻みだったか50メートルで5メートル刻みだったか忘れたんですけど、
あれをね、つけないといけないんで、もう余裕でこれをつけないといけないぐらい高い。
もちろんついてないですけど。
タワーマンションまでは行かないけれども、それにちょっと近いくらいの高さはあるってことですよね。
80メートルだったら。
そうね。
行ってるタワーマンションもあるかもしれないですね。
低めのね、ありますもんね、タワーマン。
80メートルってまあまあですよ、これ。
大きいと思いました。
そのほかにもね、アメリカグマや白頭アシなどの野生動物の宝庫です。
さらにさらに、テツカズというね、自然を意味するウェルダネスという概念がここには定着しているので、
もうあれですね、人や人工物が介入しないっていうやつですね。
火事が起きようと消火しないみたいな。
そうですね。アメリカらしい保護の仕方というか、保護をしない保護ですよね。
イエローストーン国立公園とかもね、有名ですけども、この寄せみてもウェルダネスっていうのが特徴的で、
すごいのがね、層面積の実に95%がウェルダネスらしいです。
えー、層面積の95%がってこと?
そうですね。だからさっき言ったように、佐賀県よりもまだ広い範囲がウェルダネスってことです。
えー、すごいですね。
そりゃね、火事で問題になりますよね、カルボニア。
たしかに。そっか。
でもね、燃え尽きるまで待ってるんですもんね。
そのままに、人が介入しないっていうことを大事にしてるんですね。
新しい芽が生えてきて、それがまた森を作ってくれるっていうのを。
いびくをね。
すごいな。でもそういうものですもんね、自然ってね。
そうですね。
ということで、まさにアメリカ屈指の自然保護の聖地と呼べる場所ではないでしょうか。
観光の影響と絶滅
今回はアメリカの自然遺産、ヨセミテ国立公園でした。
行きつけか。
はい、ではここからエンディングに入ってるんですけど、
ヨセミテ国立公園の現状についてもちょっと振りようかなと思います。
やっぱね、観光の聖地として人々に知られたじゃないですか。
それってね、弊害はね、近代にもね、及んでまして、
まあいろいろあるんですけども、紹介しますとね。
人が立ち入ってことで、20世紀までにオオカミが完全に姿を消滅、
そしてグリズリ、ビッグホーンが絶滅したそうです。
もう本当に生態系のバランスが狂っちゃうと。
絶滅ってやばくないですか。あんなに大きな森林なのに。
そうですね。絶滅ですよ。
絶滅はやばいですよね。
グリズリなんてアメリカめっちゃいそうですけどね、ヨセミテにはもういないらしいです。
へー、どうして。
そしてですね、かつて最大だったジャイアントセコイヤを、
19世紀にですね、観光の地とするために、
その根本に馬車が通れるようにトンネル上にくり抜いたんです。
その結果、観光スポットになったんですけども、
雪の大みに耐えきれず、1969年に、
世界最大だったジャイアントセコイヤが倒木してしまうと。
それさ、下は残ってる感じですよね、きっと今。残ってるのかな。
残ってるのかな。よくね、昔の写真で、
排気量がすごかった時代の車に乗って、
シルカハット乗った人たちが、
はいはいはい、当時のね。
木のトンネルをくぐってる写真をよく見るんですけど。
なんかね、観光で行こうかな、
観光の話してる時より、観光で行こうかなと話すのちょっとあれなんですけど。
いえいえいえ、ぜひぜひ。
行こうかなって思ってた時に、
そのやっぱトンネルみたいな絵が結構出てきて、
あーはい。
残ってんのかな、ちょっとわかんないですけどね。
でも、なるほどね。大きすぎるから、やっぱくり抜いて、
そうなんですよ。
通れるようにしないといけないっていうことですよね。
しないといけないというか、
しちゃったんだ。
たぶんそれを見せ物にしようとしたんです。
なるほど。
観光スポットして。
日からしたら大迷惑ですよ。何年も何年も、
何年どころじゃないだろうけど、
頑張ってさ、そこまで大きくなった命をさ、
すごいですね。
はい。
ちょっとそれは。
むごい。
さらにですね、1980年代になると、
観光客によるゴミのポイ捨て、
車の排ガスが深刻化になり、
待機予選がこの一帯を覆い尽くすということで、
えー。
現在ではですね、園内への自動車、バイクの乗り入れは完全に禁止されています。
だめだよ。
さらにさらに、持ち込む荷物の量も今は制限されています。
簡単に行ける国立公園じゃなくなっています。
はいはいはい。
ということで、ちょっとね、この後半で話したいのが、
じゃあ我々人間たちというか、
我々がね、自然を守りながら観光を楽しむっていうことは、
果たして可能なのかどうなのかっていうことをね、ちょっと考えたいんですけど、
観光自体はね、別に悪いことじゃないと思うんですよ。
僕もめっちゃしてるし、
この自然をでも守りつつ観光も楽しむっていうことは、
可能かっていうか、そのためにはどうしたらいいのかなっていうのをちょっとね、
考えたいなと思ってて、
よくさ、エコツーリズムとかさ、
観光を教育のものとして捉えながら楽しむっていう概念が、
最近だと結構定着しつつあるんですけど、
やっぱこう、背景とかさ、そういったこう、知識とかさ、
なんだろうな、その生命体の上をお邪魔するっていうのをね、
ちょっとね、知らないと、やっぱ前列したようなことが起こっちゃうなっていうのは感じますよね。
なんかこう、私も北海道で比較的自然も結構ある。
自然に遊びに行くっていう環境が整ってたところで育ったので、子供のときに。
すごいこう、都内とかに来て、周辺の自然環境を見て思うんですけど、
そこにコテージが建てたりとか、橋があったりとか、
結構こう、人工的に作られたものが、
自然を学ぶエリアですよって言いつつすごく多い気がしてて、
やっぱそれが、そもそもそれってあってんの?って思っちゃうときがすごくあるんですよ。
結局そこでバーベキューしたりとかあるし、それによってゴミが生まれたりとか、
エリアだって、人が行けるエリアも、
この辺に広げて、じゃあこっちで遊べるようにしようみたいなのもやっちゃうし、
それはなんか本末転倒というか、
そうですね。
自分がちっちゃかった頃は、一人で、行っちゃいけないけど、山の奥とかに一人で行って、
なんて言うんですかね、山に入って行ってお仕事する人とかもいたんで、
道自体はあったんですけど、別に階段なんてないしみたいな、
そういうところに入って行って、近道したりとか、
夕方歩いて行ったら、なんかすごい大量のカラスが帰ってきちゃって、
追いかけまわされて、怒られて、走ってって言って逃げていくみたいな経験とかもよくしてたんですけど、
だからこそ、あんまり踏み入れちゃいけないんだなっていうのとかを学べたりとか、危ないけど、
だから、なんかちょっとこう、あんまりお邪魔してる感覚っていうのはないんじゃないかなって思う場所もありますよね、中にはね。
なんかさ、そのコテージとかもさ、ゴミをちゃんと出さないとかさ、
その節度を保つとかさ、マナーを守ればっていうのもあるんですけど、
よく考えてほしいんですけど、人がいるっていうことは、その時点で動物たちの狩り場が変わってくる、行動エリアが変わってしまうんで、
それをちょっと考えないといけないんじゃないかなって思うんですよね。
いること自体が影響を及ぼしてるっていうことをちょっと考える必要があって、
だってそうじゃないですか、どうします?
自分ちの敷地内にさ、人がさ、勝手にコテージ立てたらさ、怒るでしょってね。
いや、それと本当は全く同じだと思うんですよね。
そこにさ、例えばリスとかが巣を作ってたかもしれないし。
そうね。
そう。
いること自体でやっぱ生活が変わっちゃうっていうことは、
やっぱ、なんだろうな、そこに泊まる人もそうだし、そこで飽きないをする人も、
心得とかないと取り返しがつかないことになっちゃうんじゃないかなと思いますよね。
なんかやっぱ、森林に触れておくっていうのは、やっぱり、
自然環境ってこういう生き物がいてみたいな、こういう命をいただいて生きてるんだよっていうことも学べるからすごくいいとは思いつつ、
でも、やっぱ人間と自然の生きる環境っていうのは、結構分けてたほうが影響はないんだなって思いつつ、
すごいこう、ジレンマというかね、ありますよね。
そうですね。
いろんな方法があって、賛否両論あると思うんですよ。
明確に分けるのがいいっていう視点の方もいれば、グラデーションをかけて、
触れ合うことで、お互いを守る意識を高めるのがいいっていう見方の方もいるし、
一概にどうとは言えないけど、
でも、やっぱ自分たちがやった行動で、どういった影響が起きるのかなっていうのをよくよく考えないと、
自然を守るための考察
考えずに自分の利で走っちゃうと、それは全部崩れちゃうんじゃないかなと。
だからね、登山道とかも、登山道を外れて歩くとか、本当に絶対にやめてもらいたいなと思うし。
決まってるところがあれば、決まってるところの範囲内で行動すべきですよね。
そうそう。そういった意味合いもあるんで。
やっぱね、こうルールを持ちながらお互いに。
なんかね、ちょっと外れて危ない道通った方がかっこいいぜって思う人もいるかもしれないけど。
人がいないから、やっぱそういう特別な景色が見えて写真残せるとかもあるかもしれないけど、
やっぱ行っちゃいけない理由があるんだから。
結局さ、動物たち守れてない自然守れてないっていうことで、かっこ悪いですから、それは。
かっこ悪いですから。
それ残す写真がさ、果たしてきれいなんだろうなって。
そうだよ。思います。
そういう心を持った人が撮った写真がきれいとは私は思わんがなって。
私も思わない、それは。すごく思わないです。
ということでございます。
激しく同意いたしました、今。
ありがとうございます。
ちょっとね、なんで、いろんな場所とはいっても、僕だってやっぱさ、登山とかもするし、
アマミ大島とかさ、ガイドさんつけていろんな場所をめぐらせてもらったし、
観光自体はね、すごくいろいろ学べるチャンスがあるので、
学びながらお邪魔したいなと思うんで、
より良いね、観光の仕方っていうのは、まだまだ答えなくて、みんながこう磨いていくものだと思うんで、
ぜひこれをきっかけに考えながらね、お互いに。
もうちょっと自治体も厳しくしちゃえばいいのにって思うときありますね。
脱足とかね。
なんか日本って優しい気がする。
そうね、なんかあれですね、自治体の方の話も聞いてみたいですよね、この番組で。
やっぱその方なりの何ていうか視点とか、難しい課題もあるんだろうし、
たぶん一筋縄でいけない部分もあると思うので、
まあね、それをやるにあたっての準備とかね。
いろんな視点を持っている方の話を、ちょっとこの番組でもできればいいかなって。
あとその国のトップ層がどう思っているのかもよりそうですよね。
オーストラリアでさ、これ有名なニュースかもしれないですけど、
ユインフルエンザの人が、なんかワンバットの赤ちゃんを母親の前から数分間だけ奪って、
それを動画に流してみたいな。
母親がずっとそこで困ってたけど、
結局いなくなっちゃったのか、無事返したのかちょっとわかんないですけど、
それでなんか大統領とかそれくらいのクラスの人が怒って、
もう入国禁止にしたみたいな、その人のこと。
みたいな、やっぱそういう措置を取るとこもあるし、
まあもちろんそのね、国の方向性にもよるじゃないですか。
そうですね。
だから、ちょっと難しいところはあるんでしょうけどね。
そうですね。
僕はなんか、罰もそうだけど、ちゃんと教育することに、やっぱアグラを書いちゃダメだなと思ってて、
お金を取る罰をつけるっていうのももちろんなんですけども、
そうするんだったらやっぱり教育っていうものをセットにしないと、やっぱり何度も起きちゃうんで。
教育の重要性
繰り返ちゃいますもんね。
全部一つ、どれか一個じゃなくて、全部一つを完璧にできる仕組み作りっていうのがやっぱ必要なんじゃないかな。
そうですね。何がダメなのかっていうところを理解してもらうみたいな。
ということで、お便りが来ているので、ちょっと紹介します。
ありがとうございます。
今回ちょっと一通のみの紹介になります。
タモンさんからいただいてます。
ありがとうございます。
第89回、ウィランドラ湖地域の回のお便りです。
アボリジンの文化3万年前の仮想の跡のお話を聞いて、
カナエさんと同じく縄文のこと、山内丸山遺跡の埋葬の跡を思い出しました。
亡くなった人に思いを馳せ、冥福を願う心はいつの時代も同じですね。
砂漠化した湖は地下に大きな空洞があるのかな。
ポールシフトが移動したのかな。
気候変動の原因、謎解きしたくなりました。
これからも人類の進化や風習に関して新しい発見があるといいなと思います。
ありがとうございました。
この話もウィランドラ湖も壮大というか、ここは文化も掛かってくるんですけども、
こういった史跡も残していくことって、日々研究している方って発掘する業務の方々、
それを残すということもプラスアルファで考えないといけないから、すごい大変ですよね。
勝手にどこかで工事始まっちゃったりとかしてたら、ちょっとちょっとですよね。
なんでそれが絶滅したのかっていう理由を突き止めるっていうのも、
今の私たちにもすごく重要だったりするじゃないですか。
研究しながら保護するって、すごい神器を使うことだと思います。
そうですよね。
お便りありがとうございました。
ありがとうございます。
ということで、行きたくなる世界さんでは皆様からのお便りをお待ちしております。
概要欄にあるリンクから投稿してください。
番組フォローがまだの方はApple Podcasts、Spotify、Amazon Musicなど各種媒体から是非フォローのほうをよろしくお願いします。
評価付けもできるので高評価よろしくお願いします。
Xでの投稿はカタカナでハッシュタグ生きせかとつけてポストしてください。
皆さんとの交流を楽しみにしております。
チェックしてます。
ということで、最近こういうみんなで考えるトピックを用意してるんです。
確かに。
いろんな世界さんあるんで、一つずつテーマを持ちつつ、リスナーの方と一緒に考える機会ができればいいのかなって思ってます。
何かしら私たちの生活に関係することがありますからね。
そうですね。絶対につながってるんで。
はい。
ということで、また来週お会いしましょう。バイバイ。
バイバイ。
この番組は、たもんさん、フェリックスさん、こぴよさん、ちこさん、こんちゃんさん、リベルタさん、とこさん、はやさんの提供でお届けしました。
ご支援いただきありがとうございます。
30:51

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