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今回の話題は、円安加速、いつまで?、です。 Also featuring RKBラジオ.
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財政の不安によって円が安くなっているという、ほぼ何の根拠もない話が流布されていたのです。
なぜ全く関係ないかと言いますと、年単位で見ると、主要国で一番財政状況が良いのは日本です。赤字が少ない。
それはどこを見るとそういう判断になるんですかね?
いわゆるグライマリーバランスで見ると、日本は主要国の中で一番赤字が小さいグループなんですね。
さらにそれが明確になったのが総選挙でありまして、ずっと財政で円安になっているという人は、同時に高市内閣の積極財政が円安を招いていると言っていたんですね。
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そういう声もよく聞きますね。
しかし、そうであれば仮に先週の衆議院議員選挙、これはさすがに相当強気な予想をした人も、あそこまでの勝利は予想していなかったわけです。
予想外のニュースが出たとき、普通こういう相場物、株式であり為替であり債券、こういったものの値段はジャンプ、寝飛びというのが起きるんです。
つまり今までとは全然違う予想に基づく値段がつくので、価格がポンと飛ぶんですね。
実際、株価は飛びました。ポンと上がったんですね。
しかし、為替だったり国債の金利、利回りは特に大きく動きませんでした。
これは当初は別に円高になったんじゃなくて、ほぼ先週と同じぐらいの値段。横ばいですね。
その後、じわじわと円高と金利の低下に向かっていくんですけれども、
このように株式相場は高市内閣を基本的にはグッドニュースだと捉えているのに対して、
為替とか金利、国債のマーケットは特に重要な材料ではないと捉えているんですよね。
というところで、財政円安論が誤りであると。
じゃあ何が大きな原因かと言いますと、長期的な流れとしては日本はやはり金融緩和を続けてきましたので、
円の価値というときに、たくさんあるものってのは比較的安く決まるんですよね。
ですからずっと日本は2013年以来、マネーの量を増やしていこう、
マネーの量が増えやすい環境を作っていこうというのを続けていたので、基調としては円安を望んできたわけですね。
ですからある程度、中長期的な円安傾向というのは出てくる。これが一つ。
そしてもう一つ、これは政策的に狙ってやっていることなので問題する必要はないんですけれども、
ただ一つ不安があるのは、かつて有事の円高という言い方があったんですね。
これは大災害が起きたり、世界的な不況が来そうになると、大体円が高くなったものなんですよ。
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これが起きなくなってきているんですね。
かつての日本企業というのは、海外でお金を稼いでいても輸出系ですね。
給料の支払い、そしてもっと重要なのは、借金の返済は円でやってたんです。
そうすると何か不安材料があると、一旦手元の円のポジションを多くしておく。
つまり手元に円を持とうとするので、何か不安なこと、大きな災害とかがあると、
みんな一旦手元に円を置いておこうと企業が考えるので、有事の円高が増えていくわけですね。
しかし近年この流れというのが変わってきて、むしろ日本が長いデフレの中で、
あまり日本企業は借金しなくなってきているんですよね。
無借金経営という言い方があったりしますけれども、
借り入れでビジネスを大きくするというよりは、できるだけ借金を早く返そうというのをずっと続けてきたので、
何かあったときに手元に円を置かなきゃという動機が薄くなった。
円をずっとドルのまま持っておけばいいじゃないかと海外でビジネスしてるんだ。
そしてもう一つより深刻なのは、海外で稼いだお金をドルのまままた海外に投資する。
つまり国内に投資をしないという流れになっていたんですね。
私自身はこの円安、150円ぐらいの水準というのは別に適切だと考えておりますので、
焦る必要はないんですが、やっぱり中長期的には海外で日本企業が稼いだお金が日本国内に投資されるという流れを作っていかなきゃならない。
そうすると今度は円高との戦いになる可能性もあるんですけれども、
海外で稼いだお金を日本で工場を作るとか、日本で研究開発をする、日本で人材育成をするというふうに向かうようにどう工夫できるか。
これが高市内閣の管理投資、成長投資という考え方というのは、何とかこれを取り戻したいという意気込みなんですけれども、
それをちゃんとうまくワークさせる具体策というのがこれから出てくるのかどうか。
そうですね。今後国会、明日から開かれますけれども、それ以降でしっかり見ていきたいところではありますけれども。
ただ、輸入に頼っている分、円安だとそれが引き金でぶっかだかになるという見方はどうなんですかね。
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2022年から2024年にかけては輸入物価が上がって、それが国内にある程度波及するという経路があったんですけれども、
2024年後半から輸入物価、つまりは海外から日本が買っているものの平均価格が横ばいになっているので、
ですから、2022年から2024年にかけての物価上昇が円安のせいというのはわからんでもないんですけれども、
直近ここ1,2年の物価高を円安のせいというのはあまり当たらなくて、
我々多くの方、そんなに細かく輸入物価見てないと思うので、イメージでそう感じるのかもしれませんけれども、
円安で物価が上がったというのは2024年一昨年の前半ぐらいまでが顕著で、
ここのところは大体横ばいですね。
なので結構物価って、我々の物価のイメージって食料品にものすごく左右されるんですよ。
一番それが身近ですからね。
あと何回も買いますからね。
あとガソリンですよね。
何回も入れますからね。
あとさらに言うとガソリンの場合は野菜とかと違って毎回必ず同じものじゃないですか。
レギュラーガソリン1リットルはレギュラーガソリン1リットルなので、値段の推移が見えやすいというところで、
このエネルギー食用品、いわゆる買ってるものの総平均に比べてイメージとしての物価高を作り出しやすいんですね。
なるほど。
これからガソリンはやはり暫定税率の廃止で大きく下がりましたし、
今でも一瞬買うときに、あれこの値段でいいんだっけって一瞬思ったりするぐらい。
そうですね。下がっていってね。
そうなんです。間違えて形容してないよなみたいな状態になり。
あとやはり食品も米の値段が落ち着き始めているということで、
これから物価高というのは少し2026年は変化していくんじゃないかというふうに予想しています。
なるほどですね。
知事、ありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間はズームアップ。明治大学教授でエコノミストの飯田康幸さんでした。
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