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2022-12-20 09:51

飯田泰之のZoomUp

明治大学教授エコノミスト 飯田泰之

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この時間はZoomUp、毎週火曜日は経済です。 明治大学教授でエコノミストの飯田泰之さんです。
飯田さん、おはようございます。 さて、今日は貿易収支についてなんですけども、11月の貿易収支が2兆274億円。
11月としては過去最大の貿易赤字になってしまいましたね。
日本の貿易ですね、昨年11月から、その影響を考えるときに、やはり為替レート、円安の影響というのはどうしても大きいんですね。
円安になると大きいので、貿易収支黒字になるんじゃないかと思われるかもしれませんが、
ちょっと変わったと言いますか、日本特有の影響というのがありまして、
円安になったときに、当然海外から買って、一方で日本の場合と言いますか、エネルギーってその高くなったから使うのをすぐにやめるということはできないわけですよね。
なので円安になると、為替レートの分だけ輸入。 一方で輸出、円安だと有利だ、有利だと言うんですけれども、
在庫をいきなりバッと出すとか、急にはできない。つまり生産計画を立てて人を揃えて工場を再開してとかってやらないと、生産が増えないんですね。
なので為替レートが円安になると、当初は輸入側だけが増えて、輸出が増えるのには時間がかかるんですね。
タイムラグがどうしても生じるってことですね。 はい。なので、1回貿易赤字1、続いて徐々に徐々に沈んで元に戻るので、
1回沈んでそこから上がる、この形状がアルファベットのJに似てると。
なるほど。 そしてもう一つはですね、国収支が貿易で稼いでくる国ではなくなってるんですね。
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転換してる。 だいたい10年ほど前から、基本的に日本の海外からのが所得収支。
はい。これ一番大きいのは日本の企業が海外に持っている子会社の収益。
国内の我々かもしれないですし、ファンが持っている海外の貨物、海外の預金と。
金融とか、実は貿易者。 えー、じゃあもう金融ってことですか?
はい。実際もう日本は主な稼ぎです。ものづくりというけども、一番の稼ぎは現時点だと海外に貸した金、海外に投資した日本の主な稼ぎ。
当然、去年おととしですと、今年に入ってから、また日本で。
円安自体ちょっと一服しつつありますけれども、昔やはり高度成長期からバブル前ぐらいまで、日本は圧倒的な貿易黒字で稼いでいた。
その時の記憶があるんで、すでにもう今世紀に入ってから徐々にその記憶が消えますね。
なんか過去の良いイメージがずっと残像として残っているので、そこに囚われている部分が大きいかもしれませんね。
考えるときに高度成長からバブル期までのイメージというのが強くて、
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どうしてもそれと同じだと、それに悪くても何か心配不安になる。
世界の経済構造がだいぶ変わってきていますので、それに合わせた日本経済の新しいイメージというのが。
これから先も日本はずっと金融で稼いでいく国っていうことなんですかね。
例えば新しい産業、貿易収支もサービス収支というものなんですね。
これ一つわかりやすいところで言うと旅行関連の収支、つまり日本人が海外で使う額と、
海外の方が日本で使う額。
コロナ前、むしろどんどんインバウンド、海外の方が日本で使う額の方がだいぶ追いついて、
まだまだコロナから安全脱却してないんですけれども、
このサービス収支というのもこれからの一つの日本経済の稼ぎになっていければいいんじゃないかなと思いますね。
なるほどですね。そのためにはまだまだ中国は国外に出て旅行にっていうところになってませんからね。
そうですね。そしてだったらこそ中国だけに頼るんではなくて東南アジアからヨーロッパ、アメリカに至る広い医療工事を引きつけていく必要があると思いますね。
わかりました。
飯田さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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