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2024-03-28 1:08:36

桑原の広島湾岸トレイルラン参戦記

 

IBUKIスタッフの桑原が3月23日から2日間に渡って開催された、広島湾岸トレイルラン参戦!今回は大会の様子を近藤と桑原でお話ししております。あいにくの雨の中、目標の100kmトレラン完走は達成できたのか?!ぜひお聴きください!

 

 

 

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サマリー

桑原さんは広島湾岸トレイルランに参加し、100キロ完走を達成しています。最初は雨に心配していたものの、ゴールまで順調に走り抜けました。周りの有名なランナーやトレイルのコースに感銘を受けながら走っています。標高的には序盤に出てくる大会で標高が高く、走りやすいと感じていますが、夜中からのレースでは急な傾斜や迷子に苦しんでいます。仲間との会話や共に走ることで気持ちを盛り上げている様子が描かれています。桑原の広島湾岸トレイルラン参戦記のエピソードには雨の中でのレース参加や上り坂の苦労、知り合いとの再会などが語られています。薬を使って乾燥し、良い調子で走り抜けたものの、最後の10キロで体力が限界に達し、歩いてゴールしました。トップから20分差で14時間でゴールし、20代の順位は13人中12位でした。レース中は眠くならず、胃腸のトラブルもなく順調に進んでいましたが、最後の区間で体力が完全に尽きました。桑原さんはトレイルランの魅力や自身の経験を通じて、トレイルランの普及を目指す意思を語っています。

広島湾岸トレイルランのスタート
桑原佑輔
IBUKI STATION。桑原です。近藤です。IBUKI STATIONです。こんにちは。こんにちは。近藤さん。はい。
近藤淳也
広島湾岸トレイルから帰ってきました。おー。おかえりなさい。ただいまです。お疲れ様でした。お疲れ様でした。どうでしたか?
桑原佑輔
なんとか、はい。完走できました。あ、ついに100キロ完走。ついに。おめでとう。いやもうめっちゃ嬉しい。やりましたね。やりました。
ついに。はい。おー。半々って言ってたけど、はい。よかったね。そうなんですよ。もう正直、はい。雨の時点で半々っていうのもきついんじゃないかなっていうぐらい、もう40%切ってるんじゃないかぐらいの気持ちだったんですけど、
近藤淳也
なんとか。なんとか。ゴールまでたどり着きました。やったねー。いやー。今までの最高距離が60キロぐらいで、そうですね。前回リタイアが、奥武蔵でリタイアがあって、はい。
桑原佑輔
100キロ越え、100キロ完走ずっと目指してて、始めてね。始めて。人生初めて100キロの完走。はい。いやーよかったね。いやー、もう本当になんかこの100キロ100マイルとか走ってる人、やっぱすごいんだなと思いました。この距離行くんだって。思うよね。はい。
近藤淳也
むしろ、はい。むしろ尊敬するみたいな。いやー。自分もやってみて。もう改めてやってみて、うん。もう尊敬がより強まりました。あ、本当に。はい。でもちゃんと完走してるやん。はい。そこのなんかちょっとでもそこに近づけたっていう感じがよかったです、本当に。なるほどね。はい。はい。一応ちょっと結果を紹介すると、広島ワンガントレールで、
くおはらくん。はい。全体順位が447位。はい。692人中447位なので、はい。言うて、7割切ってる。ぐらいですかね。うん。うんうんうん。ですかね。はい。男女別で379位。570人中379位で、反対別は21人中12位。はい。
32時間21分45秒。もう34時間制限だったので、もう33時間59分59秒だったらオッケーって思って走ってたので、想像以上に早くて嬉しかったです。想像以上に早かったんですか。早かったです。まあね、1時間40分ぐらいの余裕を残して、はい。ゴールド。ゴールド。
という結果ですね。はい。いやもうよかったー。よかったーがもう強すぎます、今。はい。ということで今回はくおはらくんの広島ワンガン3000機。3000機を。振り返っていきたいと思いますけど。はい。はい。じゃあ振り返っていきますか。はい。そうですね。はい。
桑原佑輔
いやまずはそうですね、 まずスタートの時から結構豪華なんですよね。
トモティさん。はい。タンマであったりとかMCされているトモティさんがまた盛り上げてくださっていて、そこにスタート前に掛け替え式とかでドイさんであったりとかニワさんとか中谷さんとか、
近藤淳也
あのIBUKIでもおなじみの皆さんとかが有名選手として前に出たりしていて。選手紹介とかもあったんですか。ありましたありました。
桑原佑輔
やっぱ改めてみると皆さんやっぱトレラン界のすごい有名人というかかっこいいなぁと思って。いつもお世話になっている方々が前に出ているのを見てやっぱすごい人だなと思った。思いました。
普段ならやっぱりIBUKIの仕事とかで現場でお会いすると挨拶とかしに行くじゃないですか。ちょっと恐れ多いなとか思いましたね。
近藤淳也
あー今回は。はい。自分は後ろの方に並んでるけど、あの人たちだけは前なんだなみたいな。そうですそうです。
桑原佑輔
ニワかおりさんがね国内レースに出るの珍しいですからね。そうですよね。はい。ニワさんとかもすごいスタート前とかもなんか皆さんにマイク向けられて声かけたりとかされていて、いやーやっぱりすごい方なんだなっていうのを思いながら、はい。
なんか面白いインタビューありました? インタビューはMCのトモティさんと中谷さんって結構仲がいいというか結構近い関係なんですけどそこの掛け合いというか、
あの有名選手皆さん上がっていく中で中谷さんご飯ちょっと食べてたりとかされているのを見て、ちょっとなんか和やかな感じになるというか、はい。そういうのが印象的でしたね。なるほどね。はい。
そして。はい。6時に最初のAグループがスタートして、僕はゆっくりな方なので10分後のBグループ、6時10分にスタートしました。はい。
なんか会場がもうかなり街の中だったんですよね今回。そうなんですよ。昔の広島市民球場っていうのが今広島ゲートパークっていう名前になっていて、ちょっと商業施設っぽい感じになってるんですけど、多分駅からもかなりアクセスが良くて、
雨の中のレース
近藤淳也
雨だったので車で移動したんですけど、10分ぐらい会場に行けてしまう。広島の新幹線の駅から。すごい。行きやすいね。めちゃくちゃ行きやすい。新幹線の広島に行って10分ぐらいで行ける。
桑原佑輔
はい。すごいですよね。なんかここまで都市に近いというかところからスタートして、スタートゴールで戻ってこれるってかなりリッチが良い場所だなって思いました。
そんな街中使えるようにしたっていうその交渉力というか。確かに。多分Cとか巻き込んでやってるんだと思いますけど、その辺がすごいですよねまずね。すごいですね。
近藤淳也
かなりだからスタートゴール行きやすくて、近くにホテルとったんですけど、本当にちょっと起きてすぐに会場に向かえるんで、その辺りすごい楽でしたね。なるほどね。はい。そしてどうなっていきました?
6時10分にスタートしていったんですけど、結構序盤ロード9キロあるんですけど、意外と雨強くて。そうね。今回雨がね。最初から雨だったんだ。
桑原佑輔
ちょうどスタートしてから雨足強くなっていったんですけど、スタートしてつい最近できたサンフレッチェ広島のホームスタジアムみたいなのがあるんですけど、そこをスタートしてすぐ通過して、河川敷に入って山へ向かっていくんですけど、その間走ってる間にどんどん雨足が強くなってきました。
じゃあ雨を遮るものがない河川敷のところで、もうバッチリ当たるような。当たるようになっていって、9キロぐらいなんでみんな結構走っていくんですよね。なんかマラソン大会みたいだなと思って走ってました。
結構あるもんね9キロって。 なかなか山に着かないなっていうのが最初の印象で、もっと広島の街並みとか見えるかなと思ったら雨なのであんまり視界も遮られますし、そんなに見えず、早く山に着いてくれ、早く山にみたいな感じでした。
もうレインを着てスタートした? そうですね、もう上下バッチリレインで。冷やしたら良くないかなと思って、結構防寒は最初から厚めにしっかりと雨対策もしっかりした状態で走りました。
近藤淳也
はい、まずだから9キロ行ってからその後山に入っていくんですけど、その後は結構渋滞していて。 そうなんだ、スタートが700、800人ぐらいいたんですかね。
桑原佑輔
多分700人ぐらいだと思いますけど、いらっしゃって、多分僕いるあたりがちょうど人も多い場所だったのかなと思うんですけど、結構何百メートルぐらいまでずっと並んで歩くような状態で、最初ロードで僕は結構辛いなと思ってたんですけど、そこで逆に渋滞してくれたおかげで、これぐらいのペースでもまあいいかっていうか、とりあえず着いていこうぐらいの感じで思えたんで。
その最初のロードは結構早かったの? 最高日で行くとか言ってたのに。 あ、でもちゃんとどんどん抜かれていきましたよね。
まずはちょっと行きすぎちゃダメだなと思って。 あ、そこはちゃんと抑えてたんだ。 前出たミノの国がそれについていこうと思いすぎちゃって、最初が辛かったので、やめようと思って。
みんな僕を抜いていってくれみたいな感じで、 行きました。 行きの何分ぐらいで。 何分だったんだろう。まあでも7分とかそれぐらいじゃないですかねかなり。 ゆっくり行きましたよ。
渋滞でさらにゆっくりになって。 さらにゆっくりになったので、それで第一エイドも着いてしまって、ずっと渋滞についていって第一エイド着いたみたいな感じです。 第一エイドまでずっと渋滞なの? 山入っても。 山入っても、
なんか基本誰かの抜いていくのも大変だなって感じなので、 周りの人もほとんど抜いていく人いないぐらいで、みんなその
近藤淳也
超長いトレインみたいな。 別にだから渋滞って立ち止まるわけじゃなくて、 単に行列で歩いてたってこと? そうですそうです。 それは渋滞じゃない? 渋滞じゃないか。 渋滞って止まるか、なんかもっと早く行きたいけど行けないみたいな。
まあ時折ちょっと止まるぐらいって感じですね。 なんかみんなでハイキングしてる感じでしたね。 周りの人と並んでずっと住んでたってこと? そうですそうです。
桑原佑輔
で、まあ第一エイドそれでいつの間にか到着したなっていう感じが。 じゃあ全然余裕って感じだね、まだ。 そうなんですよ。 今のところはむしろちょっと最初のロードだけで
きつくて、トレイル入っちゃうとやっぱり雨足もちょっとマシになるので。 そうだね、気があると下げられるもんね。 なのでまあ流れにどんどんついていったっていうところでした。
A1が11キロ地点ですね。 でも10分の1ぐらい来てるんだもんね、それで。 そうなんですよ、ちょっと嬉しい気持ちになりました。
もう10キロだって。 もう10キロ、10分の1だって。 っていうのはもうかなりありましたね。
そこから今度はA2に向かっていくんですけど、この辺りからでも雨が強くなっていたせいでかなり下が緩かったんですよ。
人生で初めてお尻で滑るとかってたまに選手言ったりするじゃないですか、 ちょっと雨強すぎて下ドロンコでお尻で滑りましたみたいな。
人気ランナーとの出会い
近藤淳也
それを初めて体験しました。 えっと、こけてお尻でついたんじゃなくて、自分からお尻で下ったってこと?
もうなんかお尻ついちゃった方が安全だなみたいな。 あ、そうなの。
で、そういう感じぐらいかなり下緩かったんですよ、本当に。 え、もうその滑り台みたいになってたってこと?
桑原佑輔
はい。 お尻ついたってことはもうドロドロだね。 あ、もう、あの、後でぜひ見ていただきたいんですけど、もうお尻で滑ってるところ動画撮りました。
あ、そうなの?面白いから。 もうなんか面白くなっちゃって、何これと思って、立って下ろうと思ったらもう
こけるんですよ、一旦。 で、もう無理だなと思って、で、紐とかも木とかもなんかあまりないところは、これは滑っちゃった方がいいと思って、
お尻で滑ろうってなって。 え、カッパ着てお尻で滑ってたの? カッパ着てるから多分大丈夫だろうと思って。
え、周りの人もやってた? え、そこまでやってるのは意外と少なかったかもしれないですけど。 あ、そうなの?じゃあ立てられなかった桑原くんがもう率先して。 率先してお尻で滑り始めました。
なるほど。 えー、それはじゃあ良かったんですね、お尻滑りは。 良かった良かったです。
近藤淳也
やっぱ滑ると筋肉使わないじゃないですか。 まあね、そうね。カッパが破れないようには注意したいけどね。
桑原佑輔
そうですね。カッパ破れないようにだけ注意は、あんまりしてなかったかもしれないですけど、お尻とかで滑るっていうのは良かったです。
近藤淳也
良かったね。良い技見つけたね。 良い技。 習得したね。
A2自体がちょっとでも関門が意外ときつくてですね。 あ、関門がきつい?こんな序盤で?
桑原佑輔
はい。 そうなんですよ。途中から周りの人もちょっとザワザワしだして。
確か11時が関門なんですよ、Aドの2が。 僕が着いたのが多分ちょっと直前ぐらいだったと思います。そうですね。
近藤淳也
4時間20分なんで。 ちょうど多分30分前だったと思います。 30分前か。10時半?
10時半。 11時間門。 あー確かに。
え、このまま行ったらやばくね?っていうのはちょっとA2に着いた時は焦りがありました。 そうなんですね。
桑原佑輔
はい。 ただまあ何とか行ったから、ちょっともうちょっと飛ばさないといけないのかなとかをちょっと考えたところでした。
近藤淳也
まあ大会によっては均等じゃなかったりもするからね。 本当にここは無理っていう時にちょっと最初に切っておいてある程度。
はいはいはい。 狂いにかけるじゃないけど。
なるほど。 とかAドの施設の利用可能時間とかによったりとかね、いろいろあるんでしょうけどね。
桑原佑輔
僕ちょっとこの辺りがきつかったなっていうので、どうしようみたいな、もうちょっと飛ばした方がいいのかな、どうしようみたいなのをちょっと思ってたんですけど、
近藤淳也
いや自分は再開目指してるから大丈夫です。 おー偉い偉い。焦らなくてよかったね。
焦らなくてよかったです。 山としてはどんな感じなんですか?急なの?
桑原佑輔
えっと、序盤の山はそんなにきつくない感じなんですよ。結構素直な山。 素直な山。
近藤淳也
素直な山なんて言うんだろう。 まあ普通に歩いたら歩けるし、下りはちょっと走れるしみたいな。
桑原佑輔
なんかいろんな大会だと結構、急登が随所で出てくるじゃないですか。あんまりそういうのがなくてですね。
傾斜もそこまでじゃない? はい。そこまできつい傾斜でもなく、
で、A2、A3、A4とどんどん進んでいくんですけど、この辺りまで、
今まで走ってきたトレイルの中でも楽だなって感じれるコースだったんですよ。
で、A2は関門きつかったんですけど、そこを過ぎてからの関門はちょっと時間に余裕も出てたので、
近藤淳也
行けるんじゃね?って思い始める。 序盤にかなり行けるんじゃね?感が出てきたね。 出てきました。
マウンテンバイクの効果
桑原佑輔
標高的には序盤に出てくる、そうですね、このA3の後とかの鬼ヶ城山とか白木山とか、そういったところが標高的にはこの大会でかなり高いところにはなってくるんですけど、
想像以上に走りやすくて、標高高い割に意外と行けるな、みたいなところを感じながら走ってました。
近藤淳也
で、この時にロードバイク買ってよかったって思いました。 なんでなんで?
桑原佑輔
なんか登りが同じぐらいのペースの人からすると、僕早かったんですよ。
サクサク登れてて。 これなんでこんなにちょっといい感じに登れてるのかなと思ったら、
近藤淳也
自転車効果なんじゃないかっていう。 本当に? あ、そう? ロードバイクは登りの強化のためっていうのがあったんですか?
桑原佑輔
筋肉的にはちょっと近い感じあるじゃないですか。 で、まあ1時間ぐらいしっかりと漕げるので、それをやってたおかげなのかなって思うんですけど、
周りのその同じペースぐらいの人からしたら、ちょっと登りでどんどん先に行ける。 逆に下りがめっちゃ遅かったんですけど。
近藤淳也
昔と逆じゃない? 確かに。 昔ね、下りが速いけど登りがなかなかって言ってたのに。
今回すごい登りが自信になったというか、 なんか早く登りきてくれっていう感じでした。 ああそう?そこなら俺のターンだみたいな。
そうですそうですそうです。 すごいね、逆転してるやん。 逆転しました。 自転車効果めっちゃあるやん。
桑原佑輔
見事ね。 今回自分の中の決め事として、
近藤淳也
ロードも最初は走ったんですけど、途中に出てくるロードはなるべく歩こうと思っていて。 そうなんだ、その心は?
桑原佑輔
基本足裏がちょっと弱いというか、そこに問題が僕はちょっと出やすいので、
コンクリートの反発をちょっと抑えたいなと思っていて、別にタイマー目指してるわけじゃないから、
ロードになったら歩く。 急な下りももうできるだけ歩いたりとか、お尻で行こうみたいな。
なるほどね。 決め事としてやっていたんで、たくさんの人を抜いて、下りとロードでたくさんの人に抜かれるみたいなのをずっと繰り返しました。
近藤淳也
登りで抜いて。
桑原佑輔
結構途中の区間というか、ロード8キロあったりとか、そういう区間も結構多かったんですけど、そこはもう決め込んで歩いてました。
じゃあ足裏痛くならなかった? それで。 それでも雨のせいでかなり足が濡れてしまってたので、ちょっと水膨れとかそういうのはできたので、そこで痛みはあったんですけど、
近藤淳也
もう歩けないとかそういう状況までにはいかなかったですね。 じゃあ結構当たったかもね、それは。
桑原佑輔
今回ちょっとその辺の作戦がうまくハマった気がします。 すごいすごい。 よかった。
ところが前半って感じですかね。 めっちゃ順調じゃないですか。 そうなんですよ。
しかもなんか、多分トレーラーとかやってたらもしかしたら他の方もなるかもしれないですけど、
あまりにも雨とか降りすぎて変なテンションにはなってました。
桑原佑輔
なんか気持ちが結構高ぶってるというか、そういうので、
なんか楽しいなみたいな感じの途中になっていて、そういうのもあって、序盤とか中盤にかけてはあんまり疲れも感じず、
歩くことができましたね。 ずっと雨降ってたの? スタートから夕方の4時ぐらいまでかなり降りましたね。
雨足強くなったり弱くなったりだったんですけど、1日目はもうちょっと止むと思ってたのに、降り続けて。
なるほど。 でもそれすらちょっと楽しめてる感じでした。
近藤淳也
じゃあかなり順調に進んで、前半行って、とりあえず1日目のお昼というか、上がる時間が終わってみたいな感じですかね。
桑原佑輔
そうですね。余裕あったんで、フェイスブックとかにSNSか。 あー返事してた。 あーそうです。
近藤淳也
あれは走りながら? いや、登りの時とかですかね。 でもそのエイドとかじゃなくて。
桑原佑輔
そうです。良くないかもしれないですけど、通知きてるなーとかっていうのを見て、この方コメントくださってると思って。
近藤淳也
なんかリッスンのコメントとかに一人一人返してたよね。はい。 登りながらやったんや。
桑原佑輔
登りながらですね。なんか山に入る前のロードとかで、ちょっと雨降ってるけど、ちょっとスマホの操作ぐらいはできそうだなと思ったんで。
雨降ってんのに。 ちょっと小雨だったので、スマホの操作はできると思って返してました。
近藤淳也
いや、みんなびっくりしてたもんね。まさか返事くるとはみたいな。
桑原佑輔
はい。だからそれ返せるぐらいの余裕はありましたね。
あの補給食っていうか、エイドのご飯はどうやったの? あ、えっとですね、
今回できるだけエイドのご飯とか楽しみたいと思って行っていたんですけど、悲しいかな。
ちょっと順位の方がやっぱり後ろの方だと意外となくなっちゃう部分があって。 そこか。
そのエイドとかでおにぎり出るっていう場所もあったりしたんですけど、そことかがもうちょっと売り切れちゃいましたとかっていうのがあって。
どちらかというとそのスナック出しとか、そういうおにぎりもちょっと1個だけならありますとかで出してもらったりして、そういうのをちょっと楽しめたかな。
ちょっとじゃあ残念な感じ。 そうなんですよ。
あ、でももみじまんじゅう出てきたときは。 もみじまんじゅう食べた? 食べました。
あ、そう。 もみじまんじゅう出てきたときは、いや、テンション上がりましたね。
近藤淳也
あ、ほんと。 なんかね、IBUKIを使ってくださっているみちゃこさんこと森みさこさんが感想した投稿をしてましたけど、
桑原佑輔
感想はできたけど心残りなのは全部食べれなかったことですって。
投稿してましたけど。 いやーそうなんです。やっぱあれは全部食べれるの早いランナーの特権なのかってちょっと思っちゃいました。
近藤淳也
でもみちゃこさんも早かったですよね。 早かった。
桑原佑輔
桑原くんより3時間?4時間ぐらい早かった。 4時間ぐらい早かったです。
めっちゃ早いじゃないですか。 いやーすごいですよね。
近藤淳也
28時間ぐらいでゴールしてましたよね。 はい。
そう、ね、やっぱ早いんや。 早かったー。
桑原佑輔
でもそんな方でも全部食べれない感じだったので、いやー食べれた方羨ましいなーってちょっと思ってました。
そうなんですよ。
近藤淳也
えーと大会の資料によりますと、
エイドのメニュー。はい。
広島菜むすび。これか、みちゃこさんが食べれなかったって言ってた。
はい、で僕も食べれなかったです。 あ、そうです。もみじまんじゅう食べれたんですね。
桑原佑輔
もみじまんじゅうは、そうですね、食べれて、チョコレート味のもみじまんじゅうを食べました。
近藤淳也
A3上深川でもみじまんじゅうと広島菜むすびが出たり、
あとは、A4がいなり寿司。はい、これは?
桑原佑輔
いなり寿司はギリギリ食べれました。 よかったね。
近藤淳也
あとちょっと個性的なのはA6のマスヤ味噌の味噌汁。
マスヤ味噌の味噌汁は食べれましたね。 あ、いけた。おーよかったねおめでとう。
桑原佑輔
A7のちりめんおにぎり。 A7のちりめんおにぎりどうだったんだろう。
もうどれがどれかわからないみたいな。 ちょっとあれですね、この辺になってくると僕の記憶がだいぶ曖昧ですね。
近藤淳也
基本はおにぎり系、もぶり寿司とかマスヤ味噌味噌汁、塩むすび、お茶漬け。
そうですね。えなみ、え?何?何て言うのこれ。えなみまき? えなみまき風。おにぎりとか。はい。
桑原佑輔
おにぎり多いですけど。おにぎり多かったです。 食べれたり食べれなかったり。そうですね。
近藤淳也
英語のランチパック食べれなかったですね。 あーランチパック食べなかった。はい。ランチパックって何?
ランチパックってあのサンドイッチみたいな。 あーだよね。はい。あのよくコンビニに売ってる。
あ、そうです。あると嬉しいなと思っていたら間に合わなかった。 それも楽しみにしてたんだ。はい。
桑原佑輔
なるほどね。はい。じゃあまあそういうのも食べつつ、ちょっと残念なこともありつつ。ありつつでしたね。
近藤淳也
進んでいって。はい。まあ今のところまだ絶好調ですけど。はい。夜パートはどうだったんですか。
夜中からのレースでの苦戦
桑原佑輔
夜パートはですね、なので夜入る前まではもう比較的絶好調。はい。
進んでいってたんですけど、その辺りからですかね、いわゆる深夜の12時ぐらいまでは比較的
ちゃんと進めていってたんですよ。 で、このA7の
あの柳瀬のキャンプ場を過ぎて行った時ぐらいから、それが多分3時ぐらいだったんですけど、雨足が強くなってきて、
また雨降りますよって言われていたんですけど、想像以上に強くて、ここからがかなり苦戦していきました。
近藤淳也
あーそうなんだ。はい。じゃあ3時までは逆にそのままの調子だったんだ。そうですね。
桑原佑輔
その夜に入ってちょっと気持ちが落ちてとかもなく。 気持ちが落ちてとかはなかったですね。
強いね。周りに人はいたんですか。 えっと
結構この辺りぐらい、夜パート入ってぐらいからいろんな人と喋りながら進むようになっていって、
さっきそのウォーターエイドのしやき山とかからA4とかも8キロのロードだったんですけど、その時にお人方、男性の方と2人でもう8キロ一緒に歩いて
行ったりとかもしていたりとか、この辺りでだいたい同じペースぐらいの人と仲良くなるので、
近藤淳也
そういう話しながら進んでいったのもあって、結構元気でした。 えーそうなんだ。はい。じゃあ別に孤独も感じず、夜の怖さもなく、
体調もそんな悪くなく、3時ぐらいまで進んでた。進んでました。すごいね。
ここはもう案外自分でもここまで元気なんだなってのは驚きでしたし。 なんかでも普段の
IBUKIでレースに行くときに似てるね。僕はもう先に夜の入り口で寝ちゃうぐらい、夜の入りが結構苦手なんやけど。
桑原佑輔
くわはるくんいつもね、2時3時ぐらいまでやってそこで変わろうかって。そうですね。 僕と変わるから。確かに。
近藤淳也
案外夜中の間は強いですね。割と夜起きてること自体そんなに苦手じゃないんかな。
桑原佑輔
ですね。どちらかというと明け方とかそれぐらいの直前の方が辛くなってくるタイプだったんですけど。
近藤淳也
なるほど。そこに今回雨が重なってきたっていう感じですね。 そうかじゃあこのコース的には一番北の方のなんか一番奥まった
なんか人の居なさそうなこの中倉峠とか、名原ですね。とかA5、A6とかが最深部って感じで、ここを夜中に行くの結構僕は寂しい
ぐらいの寂しいのかなって思ったんですけど、じゃなかったんですね。戻ってきて。戻り始めてからですね。70キロとかA7とか来てから
ちょっとね街にまた戻ってきた後じゃないですか。の方がしんどかったって。そうですね。
桑原佑輔
どうなってたんですか。はい。まず雨が降ってきたっていうのが一つあったんですけど、プラスして地図で見ると大きい山をこの時点で2つぐらい超えてるんですよね。
近藤淳也
でもこの山自体は思ったより全然余裕で登れたぐらいの感じで来たんですよ。
ってなってくると残りの山もう大丈夫だろうみたいな気持ちになっていたんですよ。 500メーターぐらいのね
やつが2個ぐらいあるだけだしみたいな。 ここからの方がめちゃくちゃきつくて。あ、そうなの。それは体的なことか傾斜もきつかったの?
傾斜が一気にここで変わっていったのもあります。 そうなんですね。
確かにこのA7出た後の久保原くんのIBUKIのログ見たら、この柳瀬の後の山の登り全然進めないっていうか、点の密度がすごいね。
桑原佑輔
3分でこの進み具合。そうなんですよ。
近藤淳也
なんか戻ってんじゃないかぐらいの点の密度ですけど。そうなんですよ。 ちょっと面白いね。
桑原佑輔
ここからが本当に急遽になっていって、この阿部山ですかね。 阿部山入ってから天足が強くなって
そもそも登るの大変っていう状況なのと、1回ここでロストしたんですよ。 なんか5,6人かな?で進んでいたら
どんどん崖みたいな方に進んで。 結構急な坂を進んでるんですけど、マーキングがなくて
あれどこですか?みたいなみんなで探し始めたりとかをして、別の方向にあるのは見つけたんですけど、どうしても1回降りないとコースに復帰できないってなって
もうなんかそれを戻る斜面が急すぎて、これどうやって戻ろうみたいな感じになりながら、もう超ゆっくり
近藤淳也
落ちないようにみたいなのをしてる時にもどんどんメンタルが辛くなってきました。 そういう時って久保原くんは自分でも地図とか
桑原佑輔
マーキング見ながら行ってたの?それとも割とみんなとついていくみたいな感じだった? 基本的にマーキング自分でも探してたつもりだったんですけど
多分その辺はもう多分もう後ろの前の人についていくだけになってたんだと思います。 で途中でこっち違うみたいですっていうのを誰かが言って
近藤淳也
ああじゃあ間違ってんだ戻るかみたいな。 みたいなのでその辺で精神的なダメージが。 なんかどうやって戻ろうみたいな時に
こっちじゃないですかとかっていうタイプ?それとももうみんなについていく? でも言ってましたね。
桑原佑輔
なんか女性の方とかいらっしゃったんですけど、あのもう僕と同じような感じでもう降りるのがだいぶ怖いよねみたいな感じになってたんで、もう一緒にちょっとゆっくり降りましょうみたいな。
雨の中のレース参加と苦労
近藤淳也
ちょっと励まし合いながら行ったりとかはしてました。 じゃあそこの雰囲気が殺伐としてとかじゃなくて、
桑原佑輔
なんかただ自分で一人辛くなっていったって感じ? そうですね。 逆にちょっと喋りたいなぐらいの感じでしたね。
近藤淳也
じゃあそのみんな5,6人いた人たちの雰囲気は悪くなかったね。 雰囲気悪くはないんですけどでもやっぱ雨のせいで会話はなかなかできないんですよ。
桑原佑輔
みんなやっぱレインで耳とか覆いかぶさっちゃうので、ちょっとそういうなんかあった時はちょっと一言二言喋るけどそれ以上にはちょっと喋れない
近藤淳也
状況だったんで、多分もうちょっと喋れたりしてると気持ち的には楽だったのかなと思います。 ちょっとお気持ちが落ち込み、でもみんなで元気をわけ与えたみたいになれてなかったって感じだね。
桑原佑輔
そうですね。 さあ辛くなってきましたよ。 辛くなってきました。
近藤淳也
本当にここで踊れるのかなーみたいな感じになっていて。 ここですねなんかIBUKIでもずっと止まってたりとか
桑原佑輔
戻ってるとこが一個あるけど本当に戻ったってことですよね。 本当に戻りましたね。 朝の3時25分ぐらいに。 まさにその時間。
近藤淳也
1回戻ってますけど。 たぶんそこだいぶそうですよね。 だからまあ3時22分から
3時37分までなんで15分ぐらいさまよってますね。 全部わかる。
桑原佑輔
恥ずかしいな。 ほんとにそのあたりは危なかったですね。
近藤淳也
でこの阿部山とかを越えていって、 確かA8かな。 ゴンゲン山。
知り合いとの再会
桑原佑輔
ゴンゲン山の山頂とかに行く前にめっちゃ嬉しい出会いが一つあって。 端場100去年開催されたじゃないですか。
でIBUKIのスタッフとして会場にいたんですけど、レースに出られてた方で途中でリタイアされちゃって、その時にリタイアされた後にIBUKIを手伝ってくださった方がいらっしゃったんですよ。
渡辺さんっていう方なんですけど、今回マーシャルで入られていた。 A7、A8あたりのところで
急登があって、ロープ使わないと絶対登れないなっていうところの登りで、阿部も強くて下がめっちゃ滑ってたんですよ。
でスタッフの方がなんかすごい登られてる方にめっちゃ声かけてる人いるなと思って、ここのロープこう登ってください、で途中でこう変わってこっちのロープ行ってくださいとかっていうのをすごい一生懸命喋られてる方がいて、でも声聞いたことあるなと思って。
近藤淳也
え、わかったの?
桑原佑輔
え、この人なんか知ってる?って思って、でその僕が登った時に、え、どこかで会ったことありますよねって話しかけたんですよ。
最初はちょっとどうですかねみたいな感じだったんですけど、ちなみにお名前聞いてもいいですかって言ったら渡辺ですっておっしゃって、あ、あの時のタンバの方だってなって。
近藤淳也
よく覚えてるってかよくわかるね、こうはるくん、声だけで。
桑原佑輔
なんかピンときたんですよね、めちゃくちゃその時お話もしましたし。
で、わかって渡辺さんですよね、あの時に手伝っていただきましたよねっていうので、その時に偶然会えて、え、なんでこのとこで会うんですかねみたいな。
近藤淳也
確かに一緒にすごい時間にね、雨のずるずるのところで。
桑原佑輔
はい、でそこで会って、でちょっとお話ししながら一緒に進んだりもしたんですけど、本当に数百メートルですけど。
タンバの時の話とか、あの今回のこの大会の今どうなってるかとか情報とかもいろいろ教えていただいて、この後こうなりますよとかっていうのをかなり丁寧に教えていただいて、そういうのをちょっとしっかり話したりしたおかげで、またちょっと元気は出ました。
近藤淳也
あーすごいね。
桑原佑輔
はい、かなりびっくりしました。まさかそんなところで会うと思ってなくて。
近藤淳也
そういうの嬉しいよね、予定してなかったところで。
やっぱ人から元気もらうタイプですね。
そうですね。結構今回はそういう、なんか過去に会った方で走ってる途中に会うみたいなのが多くて、レイクビュアの時にIBUKIステーションの受付の会場で配信してたじゃないですか、あの時に隣のブースでココロケアさんっていう芯加減スプレーとかを販売されてる方がいらっしゃったんですけど、その方にも会ったんですよ。
それは選手で?
桑原佑輔
選手です。で、走ってる途中に、え、この人なんか知ってるなーって思って、歩きながらしばらく考えてたら、でもその時僕ご挨拶もしてなくて、顔だけ覚えてたんですよ。
近藤淳也
えー、それで覚えてたんだ、すごいね。
桑原佑輔
で、英道の時に、どっかでお会いしたことありますよね、レイクビュアいらっしゃいましたみたいな話をして、いましたいましたって言うので、そこで初めましてというか喋って、芯加減さんっていう方なんですけど、いやーきついですねーみたいなことをちょっと話しながらというか、そういうので、そうですね、そういうので元気もらってましたね。
近藤淳也
いいね、まあそういう仲間というか、知り合いがいるだけでもちょっと元気出るもんね。
えー、そっかそっか。
桑原佑輔
はい。
近藤淳也
ちなみに音声は聞いた?
桑原佑輔
あの音声、ちょっと聞けました。
近藤淳也
あ、そんだけか。
桑原佑輔
はい。
近藤淳也
あ、そうなんや。
桑原佑輔
雨がきつくて、そこ、たぶんスマホこれ壊れるんじゃないかなっていうのがあったので、あの音声は多分英道とかでちょっと聞いて、そうですね、うわー面白いけど、これ走り出したら聞けねえなーみたいな、結構だから自分の中でモヤモヤしてました。
近藤淳也
山の中では聞けんかったね、今回。
桑原佑輔
山の中で聞けなかったですね。
やっぱあれかな、オープンランとか防水のやつがあれば。
そうなんですよね。
近藤淳也
良かったのかな。
桑原佑輔
今回大会自体がイヤホン禁止の大会なので。
近藤淳也
あ、オープンランもダメですか。
桑原佑輔
イヤホン等っていう風に書いて。
近藤淳也
発電もダメ?
あ、じゃあ手でスマホ持つしかないって。
桑原佑輔
そうですそうです。
なのでちょっと、英道とかでそれを聞いて、あの元気はもらってました。
近藤淳也
あー、そうだったんだね。
桑原佑輔
いや、いつものね、恒例の応援音声を今回もね、ちょっと収録して送ってたんですけど。
近藤淳也
いや、あれすごかったですよ。
桑原佑輔
え?
いや、もうちょっとしか聞けなかったですけど、その大会中は。
この贈り物めっちゃいいですね。
近藤淳也
あ、ほんと?
桑原佑輔
はい。
そう?
近藤淳也
でも超めっちゃ元気出ました。
桑原佑輔
あ、ほんとに?
はい。
はい。
あの、今回近藤さんからまず大会の前に2時間半分の音声を送っていただいて。
で、1日目の後半ぐらいですかね。
夕方ぐらいに、さらに1時間半、送っていただいたんですけど。
いや、この贈り物本当にいいなって思っておりました。
近藤淳也
あ、そうですか。でもあんま活用できなかったよな。
そうか、いいや本気にしか。
いや、Bluetoothスピーカーとかですかね。
桑原佑輔
Bluetooth。
近藤淳也
こうちっちゃいのぶら下げて。
確かに確かに。
桑原佑輔
こうグランって。
近藤淳也
で、防水のちっちゃいやつとかぶら下げたらいいかもしれない。
桑原佑輔
ですね。
いやでも相当嬉しかったですし。
近藤淳也
あ、そうですか。
桑原佑輔
いや、これを聞くために頑張ろうと思いました。
近藤淳也
なるほどね。
はい。
はいはい。まあじゃあそれで進んでいって。
はい。
体は全然動くの?気持ちだけ?
桑原佑輔
えっと、まあさすがにちょっと足裏がきつくなってきていたので、
スピードは落ちてるんですけど、
体は基本的にこのA789くらいもちゃんと動いてました。
近藤淳也
ああそうなんだ。
じゃあ足裏以外その例えばこの太もものとことか全然?
桑原佑輔
大丈夫でした。
近藤淳也
ああそう。
桑原佑輔
だから本当に序盤のペースが良かったんだなと。
近藤淳也
そうだね、抑えたから。
桑原佑輔
はい。
近藤淳也
へえ。
桑原佑輔
自分でもちょっと不思議なぐらい。
近藤淳也
はいはい。
桑原佑輔
その60キロ以上は走ったことがなかったので、どうなるかなってずっと怖かったんですけど、
序盤しっかり抑えたのと、もう歩くって決めたところちゃんと歩いたおかげで、ここまで全然潰れずに。
近藤淳也
へえすごい。
桑原佑輔
行きました。
近藤淳也
はいはい。じゃあもうそのままゴールまでですか?
膝の痛みとゴールへの動力
桑原佑輔
えっと、そういうわけでもなく、
A8とかA9くらいまで行くと結構明るくなっていくんですけど、
どっかの下りで調子に乗って走ったんですよ。
近藤淳也
なんで調子に乗った?もう行けるなって思い始めた?
桑原佑輔
これ行けるって思ったのと、あとなんかちょっとAドに長く居すぎたのか寒くなるときがあって、
ちょっと体温めたいと思ってAドを出た後に調子に乗って走ったんですよ。
近藤淳也
このあれかな、A8のその頂上がAドのところ。
桑原佑輔
あ、そうですそうですそうです。
近藤淳也
本源山とかAド出た後下りやもんね。
桑原佑輔
そうです。Aド出た後の下りで、ちょっと寒いし、でもまだ体いけるから行こうと思って走ったら、
左の膝を痛めて。
いきなり。
もう本当に多分1キロも走ってないぐらいで、あれ?左の膝に違和感があって。
近藤淳也
一瞬やな。
桑原佑輔
一瞬。
近藤淳也
別にめっちゃぶっ飛ばしたわけじゃないでしょ。
桑原佑輔
もうそんなぶっ飛ばした記憶もないんですけど、
え、なんか違和感しかないってなって。
近藤淳也
膝が。逆に言うとそれ前の下りはもうずっと歩いてたってこと?
桑原佑輔
本当に歩いてました。
近藤淳也
下りを走らず?
桑原佑輔
はい。
近藤淳也
え、じゃあもうどこも走ってないってこと?上りも走ってないよね?
桑原佑輔
えっと、まあ多少はジョグぐらいの感じ。言ってもジョグぐらいまで。
ほんとにそんな感じです。
近藤淳也
急になったらもう歩く?
桑原佑輔
歩く。
近藤淳也
おお。でもそうするとそんなに足って来ないんだね。
桑原佑輔
そうなんですよ。
近藤淳也
それ結構いい方法見つけたね。
桑原佑輔
はい。
近藤淳也
みんなトレイルランって言うからランしなきゃいけないと思って、下りぐらいは走らなきゃってなるけど、全部歩いたら足に来ない。
桑原佑輔
足に来なかったです。
途中で僕なんかトレイルランっていうのおこがましいなって思い出すぐらいでした。ハイキングだなって。
近藤淳也
ハイ歩き競争みたいな。
桑原佑輔
ハイ歩き。
近藤淳也
え、でもそこまでよく割り切ったね。下り歩こうって結構な決断じゃない?
桑原佑輔
いやもうやったらダメだなっていうか。
近藤淳也
ああそうなんですね。なんでそうやって思えたん?周りの人走ってるでしょだって。
桑原佑輔
走りますもんね。
まずそれは本当に最下位でいいと思えてるからだと思います。
近藤淳也
すごいな。みんな走ってる中で一人下りずっと歩くって。
桑原佑輔
もうなんか笑顔でみんなを見送るぐらいの気持ちでした。
近藤淳也
いや偉い偉い。ああでもそうやるとやっぱ足来ないんや。
桑原佑輔
足来なかったですね。
近藤淳也
まあやっぱねこう代替歯頭筋とかがね、走るとずっとスクワットしてるみたいになって、やっぱ疲れがだんだん出てくると思うけど。
桑原佑輔
はい。いつも近藤さんが足をしっかり伸ばすというか、一本の棒のようにみたいなのおっしゃってたじゃないですか。
で歩くとそれがやっぱりしやすいので、一本の棒だと思いながら、もう歩いてました。
近藤淳也
ああそうなんだ。で全然太ももこず。
いやそれいいんやなやっぱり。
僕もそんなずっと下り歩いたことないから、やったことないけど。
登山の時はそうだけど、トレラン大会でずっと歩いたことないから。
なるほど。有効なんですね。
桑原佑輔
多分100キロあって、109キロかあって走ったん多分最初の10キロって。
多分それ以外のちょこちょこぐらい。
膝を痛めた後に、いやこれやばいわと思って。
ちょっと痛み止めを飲んだんですよ。
でその後1回でも調子良くなって、ここはちょっと走ったんですよ。
近藤淳也
ちょっと待って、痛み止め飲んで収まったからって言ってまた走った。
桑原佑輔
走りました。
近藤淳也
ちょっともう乾燥できる気になって調子乗ってるよね。
桑原佑輔
この辺はだいぶ調子に乗り出してます。
近藤淳也
どの辺で確認したん?その乾燥は。
桑原佑輔
えっと乾燥を確信したのは、この膝を痛めるA8ぐらいですね。
時間的にはこれいけるかなって。
近藤淳也
だいぶ余裕あったもんね。
桑原佑輔
乾燥をそこで確信をして、ちょっと寒いし走ろうってなって膝を痛めました。
近藤淳也
そのA8が84キロで23時間47分なんで、まあ24時間やから。
そっから10時間あったんですかね。
桑原佑輔
そうです。
近藤淳也
10時間であと20キロぐらい行けばいいってことです。
まあさすがにいけるかって思うよね。
桑原佑輔
さすがにいけると思って走りました。
近藤淳也
なるほど、そしたら。
桑原佑輔
膝を痛めました。
で、たぶんロードに出るんですけど、そこをまた歩いて。
近藤淳也
薬っていうのはロキソニン?
桑原佑輔
ボルタレンを飲んで、ちょっと効いてくるかなとかって思って。
近藤淳也
すぐ飲むんだね。
桑原佑輔
でもできることはやろうと思って。
近藤淳也
薬ね。
桑原佑輔
あんまり良くないとは思いますよ。
良い調子での走行と最後の10キロ
桑原佑輔
良くないとは思うんですけど、一回この乾燥するためには使おうと思って。
A8の区間はかなりゆっくり行って、A9になったときにめっちゃ調子が良くなって。
近藤淳也
薬が効いてきて。
桑原佑輔
薬が効いてきて。
で、このちょっと重曹っぽくなるんですけど、いろんな山を3つ4つぐらいですかね。
走っていくところを何人か抜いて走ったんですよ。
で、上りも下りも両方走れて。
近藤淳也
上りと下り走れたの?
桑原佑輔
走れました。
近藤淳也
すごいね。残してるね。
桑原佑輔
本当にずっと残ってくれてたんだなっていうのを感心しながら。
自分でも感動しましたもん。
80キロ越えて自分走れてるみたいな。
近藤淳也
すごいすごい。確かにそれは、しかも最後の山だしね。
なんかちょっと出し切りたくなくて。
桑原佑輔
そうですそうです。
近藤淳也
まあまあ。
桑原佑輔
走るのがすごい楽しいって感じで走れたんですよ。
レース中の状況
桑原佑輔
そしたら永住つく最後の山ぐらいで潰れて。
近藤淳也
何やってんの。
あ、そうなん。
桑原佑輔
はい。めっちゃ楽しい区間が多分5、6キロあって。
残りの何か数キロはもう、あ、潰れたなって。
近藤淳也
そう、いきなり来たん?
桑原佑輔
もうなんか走れなくなって。
近藤淳也
何それ?どこから?
桑原佑輔
足裏っすね。
近藤淳也
足裏なんや。
桑原佑輔
足裏と、その痛み自体はマシになったんですけど、
多分ちゃんと潰れたんだと思います。
で、必死に永住を目指して、
なんかもう永住でゴールした気分でした。
近藤淳也
何それ。もう後はロードだしみたいな。
桑原佑輔
ロードだしっていうので。
近藤淳也
まあでも一応最後の山で、なんか出し切ったんですね。
桑原佑輔
もう出し切りました。
近藤淳也
5、6キロ走って。
桑原佑輔
僕の大会はここで終わったと思いました。
近藤淳也
登りも走ったん?
桑原佑輔
登りも走りました。
近藤淳也
何でそんなに乗ってんの?
桑原佑輔
多分もう何か、この時点で多分20時間ぐらいは起きてる状態じゃないですか。
多分冷静な状況であったら全くなくて、
走れるじゃん、もう行っちゃおうっていう気持ちで行った結果、
何か判断がもうすごいことになってました。
近藤淳也
でもまあ最後っちゃ最後やし、どうですか?
もう一回やり直すとしても走ります?
桑原佑輔
もう一回やり直したら、いやもうちょっと残しときます。
近藤淳也
じゃあ一応失敗だったんですよね。
桑原佑輔
ここは失敗ですね。
そのせいもあって、もうA10からゴールはもう全歩きです。
近藤淳也
今までも歩いてたやん。
桑原佑輔
そうですよ、でも最後ぐらい走りたいなって思ってたんですよ。
もう本当にゴールまで全歩きで、
で、また雨も降ってるんで、ちょっと低体温気味になっちゃって。
近藤淳也
あらら、まあね、また遮るもんがないし、風も当たるらしい。
桑原佑輔
風もあって、めちゃくちゃ濡れちゃったんで、
サバイバルブランケットをちょっと腰回りに巻いてとか、
しないともう動けない。
近藤淳也
そんなに?
じゃあちょっと体がもうなんか出し切ってる感あるね、それ。
だって普通に広島市内の川沿いあるって言うだけやろ?
桑原佑輔
そうです。
近藤淳也
その辺の散歩してるおばちゃんとかあんなんよね?
桑原佑輔
多分それよりも遅い。
近藤淳也
なるほど。
桑原佑輔
はい。もう、もう一刻も早くゴールしないとこれはやばいみたいな状況で、
2時間以上かな?
近藤淳也
いや、あの、ゴールを今か今かと待ちわびながら、
あの、IBUKI見てましたけど、
川沿いに入ってから全然進まんなって思った。
そうなんですよ、そうなんですよ。
桑原佑輔
1時間半ぐらい歩いてた?
近藤淳也
いや、もうだって2時間半ですよね、多分。
桑原佑輔
最後の10キロで2時間半。
近藤淳也
はい。もうなんか、トレイルよりも僕が一番しんどかったのはもうこの川です。
桑原佑輔
川?そうだよね、2時間半歩いてんだもんね。
最後の区間での苦悩とゴール
桑原佑輔
はい。
めっちゃ長いな。
はい。永遠に感じました。
近藤淳也
いやー、このね、だって永遠に感じましたよ。
桑原佑輔
2時間半歩いてんだもんね。
近藤淳也
はい。
めっちゃ長いな。
桑原佑輔
はい。永遠に感じました。
いやー、このね、だってえーとですね、A7、A7まA8が387位で、A10で363位だから24人ぐらい抜いてるんか?
はい。
ですけど、A10からフィニッシュのこの10キロで16人抜かれてたんで。
近藤淳也
逆に。
バラバラになってる最後で16人も抜かれるってすごいよね
桑原佑輔
もうなんかもうみんなを見送る気分でしたもん
近藤淳也
ほんと?
桑原佑輔
頑張ってくださいって
近藤淳也
へー
桑原佑輔
なんかやっぱりみんな最後はほとんどの人走ってるんですよ
近藤淳也
まあまあだってね別にただの川じゃん
平坦なとこやもんね
桑原佑輔
もう最後の気力を振り絞って走るみたいなことみんなしてるんですけど
僕はもうそれもすらできず
みんなを見送りながらとぼとぼと歩いて
近藤淳也
極端やなあ
一個前の山では登りまで走ってたのに
その平坦路がもう一本も走れないって感じ?
桑原佑輔
一応ジョグしてみたんですけど
あー無理無理ってなって
近藤淳也
あーそう?
桑原佑輔
はい
近藤淳也
なんやろうね
何なん?
その足裏?
桑原佑輔
足裏と
近藤淳也
いやーなんか凍えて
桑原佑輔
なんかもう動くどころじゃないみたいな
近藤淳也
あーもう体が?
桑原佑輔
はい
全く動けなかった
近藤淳也
あーそうですか
まあそれを聞くと確かにちょっと頑張りすぎたのかもね
一個前の区間で
桑原佑輔
いや絶対にあれは調子乗ったなって思いました
近藤淳也
ちょっとそこに残しとけば
まあゆっくりのジョグぐらいできたかも
桑原佑輔
ゆっくりのジョグぐらいできて
多分それなりのなんかあまり抜かれずに
A10終わった時の順位ぐらいでフィニッシュできたのかなっていう気はするんですけど
なんかA級の最後手前の登りを登りきった瞬間に
僕のレースは終わったなって思いました
近藤淳也
この辺が一番反省点なんですよ今回は
まあでもだいぶ最後やし
わかる気もする
山で走れるぞまだって残ってたら
ちょっとやってみたくなる気持ちは
桑原佑輔
まあ自分でもやっちゃうかもなって聞いてて思ったけど
かなり少なかったですね
もう残らずにとぼとぼ歩いて行く人
なるほどね
まあでも無事に凍えながら
近藤淳也
凍えながら
最後ゴールしました
2時間半歩いて
まあでもどうでしょうね
桑原佑輔
そのA8からさ考えたら8個ぐらい順位上げてるから
近藤淳也
なんかイーブンで行ってもそれぐらいだったかもしれないよ
桑原佑輔
まあ確かに
調子良かった分と悪かった分が全部ちょうど鳴らしたら
一緒ぐらいかもしれないし
一緒ぐらいかもしれない
近藤淳也
まあそこで何位か違ったところで何が違うって言われたら
まあまあ
桑原佑輔
そうですねもう順位はまあそうですね
近藤淳也
まあまあはい
まあちょっと自分的にはじゃあ最後に
桑原佑輔
ちょっと課題が
近藤淳也
調子乗ったなっていう感じ
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
まあでもはい
聞いてたらおおむねうまく運んだんじゃないですか
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
その桑原くんが持っているものを使って
どうにか完走するっていう作戦としては
だいぶ当たったんじゃない全体的には
桑原佑輔
いや本当にそうでした今回は
あのちゃんと極端ですけど
走らないことを選択してよかったなと思いました
近藤淳也
なるほどなるほどはい
でゴールで
どうでしたゴールした時の気持ちは
桑原佑輔
ゴールした時の気持ちは正直なところ
帰ってこれてよかったっていうところです
近藤さんからあのメッセージもすぐいただいて
泣いた泣いたみたいな
近藤淳也
だってさ結婚式とかでもすぐ泣くしさ
みんなからよく泣くからって言われたから
泣いたかなと思ったけど
桑原佑輔
あのどちらかというとA10に着いた時が一番泣きそうで
あのフィニッシュの時は早く着替えようみたいな
近藤淳也
そうなんだ
桑原佑輔
やばいやばいみたいなのが強くて
反動は結構後になってからというか
翌朝とかそっちの方がありました
そうなんだ何があったの朝に
改めてそのいただいたポッドキャストとかを
聞き直して聞いたんですよ
いやー頑張ったーと思いました
近藤淳也
あそこで泣いた?
桑原佑輔
あそこでは泣いてまではないですけど
ちょっとうるっときはしみじみと
近藤淳也
えーポッドキャスト聞いたところで
なんか来たんだ
桑原佑輔
いろんな方に応援していただいて
達成できてよかったなっていうのが
近藤淳也
後になってから来ましたね
桑原佑輔
なるほど
はい
そんな感じでした
近藤淳也
お疲れ様です
桑原佑輔
ありがとうございます
近藤淳也
おめでとうございます
いや良かったです
ちなみにそのすっげー寒くなってゴールした後は
すぐ温まれたの?
桑原佑輔
そうですね
やっぱりこれも大会の良さだと思うんですけど
会場が街にあるおかげで
その後すぐに車とかタクシーに乗って
ホテルに行けたんで
近藤淳也
あーそうか
もう一回ホテル
もう1日分とってたってこと?
桑原佑輔
そうですそうです
近藤淳也
あーなるほど
じゃあもう一泊できたんですね
桑原佑輔
そうですそうです
近藤淳也
じゃあ泥丸系の格好でタクシーに乗ったの?
桑原佑輔
一応会場で着替えて
すぐにホテルに向かって
ホテルのお風呂でしっかり温まって
近藤淳也
あーなるほどね
桑原佑輔
感じだったので
近藤淳也
でもうぐっすり眠って
寝れた?
桑原佑輔
いや意外と寝れなかった
近藤淳也
でしょ?
桑原佑輔
あれなんでなんですかね
近藤淳也
うん疲れすぎてると寝れないよね
桑原佑輔
結局お昼かお昼の3時ぐらいに終わって
でその後すぐにホテルに行って
寝れたのが夜の10時とか
それぐらいで
でしかも
近藤淳也
起きるでしょ
桑原佑輔
起きるんですよ
さすがですね
近藤淳也
起きるよ
体がもう疲れすぎてると起きるからね
桑原佑輔
もうなんか2時とか3時とか
多分3、4時間は寝て起きてしまって
でも寝れないからどうしようってなって
とりあえず一旦
靴とか全部洗濯とかして
みたいな感じで過ごしてました
近藤淳也
へーなるほど分かる分かる
桑原佑輔
でそういう時にポッドキャストを
いただいた音声を聞いて
ちょっとしみじみして
近藤淳也
じんわり
桑原佑輔
なるほどそうか
ちょっとびっくりしました
こんなに寝れないんだなとか
近藤淳也
ちなみにレース中は眠くならなかったですか
桑原佑輔
レース中はほとんど眠たくならなくて
さっき言った潰れた区間で
さすがに眠たいなってなったぐらいです
近藤淳也
そういう追い込むとなるのかな
胃腸のトラブルとかも
桑原佑輔
胃腸のトラブルもなしです
じゃあ眠くならんしご飯も食べれるし
近藤淳也
そうか
なんか強いね
どうなんですかね強いんじゃない
調子乗らなければいけんじゃん結構
桑原佑輔
そういうなんかトラブル系は
今回かなり少なかったと思うんで
近藤淳也
そうかじゃあ眠さも
大丈夫だし食べれて
で体もそんなに
最後のところまでは大丈夫だったもんね
大丈夫でしたか
行けますね
桑原佑輔
どうですかね
これで行けますって言って
ちょっとまたマイルとか行ったら
激鎮しそうな気がするんで
近藤淳也
どうすか次は100マイル
桑原佑輔
100マイル
せっかくならやっぱり行きたいですね
近藤淳也
一旦ね100マイルは
やっぱ行きたいよね
桑原佑輔
そこまではまず目指して
行きたいなと思いますけど
いつかなーってところですね
近藤淳也
とりあえず今はね
勝利の美酒に
桑原佑輔
酔ってもらって
一旦ちょっとだいぶ浸ってから
いやー
1年2年以内ぐらいで
100マイル行けたら
近藤淳也
って感じですね
とりあえず体はもう
回復したんですか
今日今撮ってるのは火曜日の午前ですけど
日曜の夕方にゴールして
桑原佑輔
そうですね
ちゃんと歩けるようになりました
近藤淳也
なんかこの前よりも
普通に歩いてるもんね
桑原佑輔
三ノ国の時
三月頭の三ノ国は乾燥した後
たぶん3日間ぐらいは
まともに歩けない状況で
結構オフィスで
近藤淳也
笑われてましたね
桑原佑輔
今回は案外そうでもなくて
痛め立てた膝が
まだちょっと痛いかなってところなんですけど
それ以外のところは
なんか普通になってきましたね
近藤淳也
やっぱ歩き作戦すごいな
はい
桑原佑輔
初めて100キロとか挑戦される方
本当に割り切って歩いたらいいと思いました
近藤淳也
結構その作戦
誰に教わったでもなく
広島湾岸トレイルランへの挑戦
近藤淳也
編み出したんですよね
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
なんかすごいいい作戦じゃないですか
桑原佑輔
でも
近藤淳也
かっこよくはないなっていう
かっこよくはないし
トップランナーの人のスクールとか行っても
絶対教わらない方法
歩けばいいんですよとか
桑原佑輔
絶対言わない
近藤淳也
いかに早く走るかみたいなね
感じかもしれないですけど
歩けばいいんだっていうのは
なんか
桑原くんが到達した
新しい
改装メソッドじゃないですか
桑原佑輔
そうですね
ちゃんとみんな割り切りましょって言っていきたいですし
近藤淳也
結構これ初めての人には
桑原佑輔
いいかもしれないですよ
本当にそう思います
多分そういうところで足が痛くなって
きつくなると思うんで
そこは割り切りましょう
近藤淳也
ですよね
聞いてるとでも本当に
ちょっと追い込んで走ったりすると
足が痛くなったりして
もうダメってなるんだなっていうのが
よくわかるよね
桑原佑輔
自分でも体感しましたし
やっぱり
調子には乗っちゃダメだから
無理せず自分の行けるところを
ちゃんと見極めて行きましょう
そのベースで行きましょうがいいんだと思います
近藤淳也
それをでもその若さで
守っていった
ほぼ守ったっていうのが
結構偉いなと思いました
最後ちょっとね
ドラマがありましたけど
それぐらいあった方がポッドキャストのネタにはなった
ネタ作ってくれてありがとう
最後まで押さえてさ
歩き通して感想できました
失敗ゼロですって言われたら
ちょっとネタに困ってたかもしれないから
ネタ作ってくれてありがとう
桑原佑輔
いやーよかったです
よかったですけど
ちゃんとだからいつかはね
トレイルランナーになったぞ
そのレベルで走れるぐらいには
近藤淳也
なりたいなと思います
トレイルランって言ってるからね
桑原佑輔
ランちょっとしたいなみたいな
もうちょっとランしたいですね
近藤淳也
なるほどね
ということでじゃあ
桑原くん初めて100キロ成功
おめでとうございます
ありがとうございます
ちなみにですけど
全体の順位は
トップがね
同時にゴールで
半田選手とどいさん
そして3位と4位も
中谷さんと板垣さんが
同時手をつないでゴールということで
フィニッシュの感想と20代の順位
近藤淳也
1位2位と3位と4位が
仲良くゴール
しかもいつもね
息吹でお世話になってるような
皆さんが活躍されて
そして女子は
愛原千尋さんが
優勝されて
これはあれですよねスカイランニングとかで
活躍されてる方ですね
細川さんが2位で
三矢香里さんが3位と
香里さんがね
ちょっと100キロ短かったって言ってた
そうなんですか
お疲れ様でしたってメッセージ送ったら
ちょっと100キロ短くて
前の2人追いつけんかったみたいな
桑原佑輔
おかしいですよ
100キロ短いっていう表現は
近藤淳也
17時間で完走されて
100キロはちょっと短かったっておっしゃってました
ははははは
桑原佑輔
やっぱりそうですよねロングというか
もっともっと長いレースで
近藤淳也
そうですね後からどんどん上げていく
展開をいつもね
得意とされてるんであと60キロあれば
っていうことかもしれないですけど
桑原佑輔
いやーやっぱり凄すぎますね
近藤淳也
どうですか32時間走ってみて
ハンダサンドイさんは
桑原佑輔
13時間ですけど
だって僕が多分
半分ぐらい
走ってる時にはゴール
されてたってことですよね
近藤淳也
もう半分以下なんでね
13時間なんで
32時間だから
桑原佑輔
そうですね
多分A5とかそれぐらいの時だと思うんで
近藤淳也
4割ぐらいのタイムです
桑原佑輔
いや本当に改めて
普段どいさんも中谷さんとかも
IBUKIのアンバサダーもしていただいたりで
よくしていただいてるじゃないですか
すごい世界にいらっしゃる方たち
なんだなっていうのは
近藤淳也
しっかりとわかりました
そうですね今回IBUKIライブで
中谷さんは
端末持ってて
みんなの地図の方に表示してたので
見えたんですよね
なんか全然違う
レースを一人走ってる様子が
ですよね
よくわかって他のIBUKIユーザーの方も
多少散らばりはありましたけど
一人だけ全然違うとこにいて
最初からどんどん離れていくんですよ
これ本当に同じレースなのかっていうぐらい
離れてて
全然違う世界なんだなっていうのを改めて思いましたね
桑原くんの投稿に
かけてたまるけど
桑原佑輔
もうだってそうですよ
近藤淳也
それはもうそうだと思う
すごさ実感しません?やっぱり自分でやってみると
あれを13時間で行くっていうのはって思うと
桑原佑輔
もう全然想像もつかないですし
トップの方すごいなって思います
近藤淳也
だって朝の6時にスタートして
7時台にゴールしてるんですよ
夜の
1日じゃないですか
朝からちょっと山行ってきて
夜にはもう
普通の寝る時間まではもうご飯の時間ぐらいまでは
桑原佑輔
帰ってきてるわけじゃないですか
近藤淳也
ヤバないですか109キロのレースで
桑原佑輔
そっか109キロオーバーナイト
近藤淳也
してない?
トレイルランの魅力と普及の意思
近藤淳也
普通に晩ご飯の時間に帰ってきてるから
普通にご飯食べて
寝れるんですよ
夜を超えてみたいな体験がないんですよ
ないですよね
ただ普通の時間に帰ってきて
普通に寝れるんですよ
桑原佑輔
これは多分一生かけても
僕は到達できる世界ですね
近藤淳也
これはもう
トップランナーの素質が必要ですからね
憧れはするけど
誰もができることではない
桑原佑輔
ではないですね
でもそうですね中谷さんも
結構今回のサインをちょっと悔しがられていたというか
そういうこともおっしゃって
すごい世界だなっていうふうに
近藤淳也
そうですねまだまだ足らんって言ってましたけど
まあね中谷さんも
トップから20分差の
14時間でゴールされてるんで
ほとんど一緒だと思うんですけど
桑原佑輔
すごいですね
上を目指されてる方の凄さというか
あと本当に
中谷さんとか土居さんとかの
トップの方もそうですけど
三茶子さんとか
IBUKI今回ライブされてくださってた方々も
普段地図上でしか見ないじゃないですか
それを改めて同じ地図に載って
皆さんの進み具合とか
ちょっとたまに確認はできたので
その時に
一応見た時に
やっぱこの普段見てる方々
こんなにすごいことやってんだなっていうのは
はいめちゃくちゃ思いました
近藤淳也
そうですよね
なんかね地図が動いてるの見てるだけだけど
その中に自分が入ってみると
どれだけ強いんだっていうね
実感しますよね
桑原佑輔
本当にIBUKIという仕事をやってる中でも
いい体験になりました
近藤淳也
ですね
じゃあそれはどこですか
なんか他に言い残したことありますか
桑原佑輔
言い残したことは
あとはでもやっぱり
音声は夜中に聞くっていうのは
本当にもっと
普及してほしいなって思いました
その
エイドとかだけで聞いても
力ももらえましたし
途中で聞けたらどれだけ良かっただろうって
思う機会が結構あったので
もうちょっとトレラン会で
流行ってほしいなって
近藤淳也
思ってます
最近は確かに耳が塞がらない
イヤホンというか
骨伝導とかだったらokっていう大会も
出てきてますし
そういうのがあったらね
簡単に聞けますし
それが無理でもさっきのねスマホから直接とか
ちょっと防水の小型スピーカーを
ぶら下げて
ラジオみたいな感じで
かけながら聞くとかね
やり方いろいろあるでしょうから
そういうのやってやると
ちょっと気が紛れるというか元気もらえたりするのかな
桑原佑輔
本当に
もっともらいたかったって感じ
近藤淳也
そうですか
ちょうど去年の
去年からですよねレイクビアあたりから
本格的にやり始めてますけど
これからも普及を目指して
やっていきたいし
桑原佑輔
今度Mt.FUJIで
近藤淳也
大会の様子を
ということで配信するので
よかったらね走ってる方とかは
ぜひ聞いてもらいたいですよね
桑原佑輔
そうですねMt.FUJIだと
骨伝導というか耳塞がなければ
OKっていうルールですからね
近藤淳也
今回の桑原くんの
経験を踏まえて言うと
雨が降った場合でも
安定して聞けるのは
一旦骨伝導かな
そうですね
ショックスのオープンランとかだと防水ですもんね
そうですね
その方が一番軽さもあるし
聞きやすさもあるし
レギュレーション的にOKっていうのが
第一候補かもですよね
桑原佑輔
想像以上に力をもらえる
気がしますね今回本当に
近藤さんがオリジナルというか
結果的に何人か10人ぐらい
登場人物がいらっしゃって
その方にいろいろ
僕にまつわるお話を
していただいたりして
シンプルなプレゼントとして凄い嬉しかったので
多分スマホとかでも
作れると思うので
そういうプレゼントし合うっていうのは
普及したらいいなって思いました
近藤淳也
なるほどね
他の方も気になる選手に
よかった聞いてくださいって言って
大人プレゼント送るみたいなのね
それをリッスンも使っていただいてね
桑原佑輔
確かに
近藤淳也
ちょっと配信していただくとか
それをきっかけに
公園日記を始めていただくとかね
桑原佑輔
そういうのもできると思うので
そうですね
本当にいいと思いました
近藤淳也
じゃあ普及させていきましょう
はいですね
桑原佑輔
あとはそれぐらいですか?
近藤淳也
そうですね
さっきちょっと100マイルの話もありましたけど
今後の参戦予定は
桑原佑輔
何かあるんですか?
参戦予定は一旦ありません
あら
近藤淳也
ゼロ
シーズン始まりますけど
桑原佑輔
シーズンになると
息吹のお仕事があるんで
一旦この
春から秋までは
多分出ることは
ないかなっていうところですね
それ以降
またちょっと考えていこうかなっていうところです
なるほどね
近藤淳也
でも自転車通勤は続ける?
桑原佑輔
そうですねトレーニングは
しっかりとやっていきたいと思うので
近藤淳也
じゃあね
体力維持できれば
次っていうのはね
桑原佑輔
つながっていきますよね
来年度再来年度
ぐらいに100マイル
出れるように
体力維持はしていきます
近藤淳也
なるほどね
じゃあこの息吹ステーションでね
定番のネタになっていくかなって
桑原くんがいつ100マイル
完走できるかっていうのが
桑原佑輔
そうですね皆さんに
定番ネタになっていくかもしれないですけど
頑張っていただいて
でも一回で成功させたいな
近藤淳也
まあポッドキャスト的にはね
失敗も
ネタなんで大歓迎ですよ
桑原佑輔
頑張って
どうなるか分からないですけど
近藤淳也
頑張ります
ちなみにさっき順位のこと言ってましたけど
20歳代
20代は
桑原佑輔
13人中12位だったんですね
近藤淳也
少ないですね20代って
本当ですね
桑原佑輔
13人ですよ完走
700人ぐらい
全体の人数は
近藤淳也
20代は出走が
桑原佑輔
17人
完走が13人
近藤淳也
少ないですね
そうなんですよ
女子は
1人出走1人DNFで
完走ゼロ
20歳代
20代の方にとっては
かなりのマイナスポーツです
桑原佑輔
100キロトレラン
確かにそんなにいないんですね
近藤淳也
結構珍しいんですよ
桑原佑輔
20代で
近藤淳也
トレランで頑張ってて
100キロ完走してるって時点で
全国でも
桑原くんの応援メッセージと友達のひろのさん
近藤淳也
結構トップクラスじゃないですか
桑原佑輔
ありがとうございます
近藤淳也
周りにいます?
20代の友達で100キロ目指してるとか
桑原佑輔
100キロのトレラン
友達とかいないですね
知り合いとかでっていうのもありますけど
それはトレランやってるからこそ
知ってる方って感じはするので
日常生活で会う友達とかもいないですね
近藤淳也
確かに
今回ね
桑原くんの応援メッセージを収録してる時に
友達の理解とランニングのイメージ
近藤淳也
友達のひろのさんっていうね
20代の女性に登場してもらいましたけど
終始
すごくわからないんですよね
100キロ
山を走るって聞いてるんですけど
わからないんですよね
ずーっと言ってたから
桑原佑輔
そもそもイメージがわからない世界
近藤淳也
それがどういうことかとか
なぜそれをするのかとか
桑原佑輔
全てがわからない
桑原くんの成果と感謝
近藤淳也
ネタっぽくじゃなくてほんとにポカーンってしてました
桑原佑輔
彼女もランニングとかする
タイプの人ではないですかね
近藤淳也
マラソン大会大嫌いだったって言ってたから
でもそういう人多いと思うんでね
そんな中
頑張ってるんじゃないですか
桑原佑輔
ギリギリ20代でそれができてよかったです
近藤淳也
もうすぐ30歳ですか
桑原佑輔
来年に100マイルとか挑戦すると
もう30代になってますね
近藤淳也
今年29ってことですね
20代で100キロ達成を成し遂げた
数少ない日本人
桑原佑輔
すごい人に気持ちできますね
嬉しいです
近藤淳也
おめでとうございました
ありがとうございます
桑原佑輔
今日はこんなところですかね
近藤淳也
ありがとうございました
桑原くんの広島ワンガントリエル3000期でした
どうも聞いていただいてありがとうございます
桑原佑輔
ありがとうございます
01:08:36

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