桑原佑輔
そんな中、レースですけれども、先に結果からお伝えをすると、100マイルの部門は荒川純さんが。
近藤淳也
お山で駆けっこ。
桑原佑輔
お山で駆けっこ。
中川和美
お山で駆けっこ。
桑原佑輔
すごい優勝。
中川和美
そうなんです。
近藤淳也
おめでとうございます。
おめでとうございます。
京都グレートラウンドでも優勝してましたっけ?
桑原佑輔
そうですね。KGRで年末優勝もされて、MFでも入賞されたっていう形でしたけれども。
近藤淳也
優勝は年末以来って感じですかね?
桑原佑輔
そうですかね?
中川和美
そうですね。
桑原佑輔
そうなるなんて言わないですけど。
近藤淳也
気持ち悪いですけど。
どうでしょう。すみません。どっかで優勝してたら。
桑原佑輔
間違ってたらすみませんってところですけれども、昨年が2位だったんですけれども、今年は1位になられましたね。
近藤淳也
すごい。
中川和美
おめでとうございます。
桑原佑輔
で、女子が富澤泉さんが優勝されました。
和美さんご存知だったりしますか?
中川和美
お名前は、はい。
存じております。
はい。これが4分差とかですかね?
桑原佑輔
かなり。
あ、違う。2分差だった。
近藤淳也
2分差で原友美さん。
桑原佑輔
ギリギリ。
近藤淳也
かなりの接戦ですね。
桑原佑輔
やっぱりなんか、この御滝ってすごい接戦になりますね。
中川和美
そうですね。基本労働が多いから。
近藤淳也
労働?
中川和美
労働です。
近藤淳也
林道じゃないですか。
中川和美
二歩走の林道じゃないですか。
近藤淳也
労働です。
中川和美
え?歩走林道?
あの、林道も多いんですけど、労働です。
近藤淳也
労働多いんですね。
労働多い。
全部ガタガタの林道なのかと思ってました。
中川和美
いや、ガタガタの林道ももちろんあるんですけど、
労働です。
近藤淳也
めっちゃ何回も言うやん。
和美さんもね、何回も出場されているんですよね。
中川和美
そうですね。2回、今2回だけなんですけど、出たことがあるんですが、
1回目は、それこそ本当に大雨にあたって、
1周目と2周目、前半と後半でスタートゴールに戻ってくるじゃないですか。
で、その戻ってきた時に雷がすごいなってて、
すごい出る、2周目行くか後半行くかどうかって悩むぐらい雨が降ってた時だったんですけど、
それと去年が桑原さんが熱中症になるぐらい暑かった、
カンカン出りの時に行ったんですけど、
私は雨が降ってた時のほうが良かったなって思います。
タイムは去年のほうが良かったんですけど、
はい、暑すぎて。
近藤淳也
暑すぎて、何割ぐらい労働なんですか。
中川和美
いやもう、何割とかちょっと数字的にはわからないですけど。
近藤淳也
いやでも、体感的に。
中川和美
体感的に、記憶に残ってるのは、もうロードです。
桑原佑輔
割合が全然出てこない。
中川和美
そうですね。
林道もダブルトラック、車が通れるぐらい広い林道がほとんどで、
全部同じ景色なんですよ。林道って。
がれがれの走りにくい。
記憶に残ってるのはどこって聞かれたら、
ロードですっていう。
すいません。
っていう感じです。
桑原佑輔
いやでも、あれですね。僕も結局中間では入ったことないので、
ずっと林道っていうイメージを持ってたので。
近藤淳也
ロードだったんやって、僕も今知りました。
中川和美
いや、私がロードが嫌いだからっていうのもあると思うんですけど。
桑原佑輔
記憶に残りすぎてるって可能性はありますよね。
近藤淳也
そんな中でやっぱりそのウルトラマラソン系の選手が、
特に100キロとかは活躍するイメージですよね。
桑原佑輔
そうですね。
近藤さんもおっしゃる通りで、続き100キロのリザルトにはなるんですけれども、
1位が小野寺優太選手。
100キロを9時間23分で走る。
近藤淳也
早いっすね。
中川和美
しかもこの100キロ、累積ありますからね。平坦じゃないですよ。
桑原佑輔
ですよね。
近藤淳也
しかも107キロぐらいじゃなかったですか。
桑原佑輔
ちょっと長いんですよ。
例年109キロで、
中川和美
ちょっと今年カットになったんですよね。
桑原佑輔
ちょっと林道で通れないところができてしまったので、2キロカットになって、
それでも9時間。
中川和美
すごい。
桑原佑輔
いやー本当におめでとうございます。
中川和美
おめでとうございます。
桑原佑輔
女子が坂井奈月さんが12時間17分でゴールをされております。
後ほどインタビューお届けするんですけれども、
2回目の100キロ、2回目の御滝で見事優勝されたということで。
近藤淳也
じゃあ100キロが御滝だけを走ってるっていう。
桑原佑輔
そうですそうです。
近藤淳也
おー面白い。
中川和美
すごいですね。
近藤淳也
御滝が好きなんですか。
桑原佑輔
御滝がお好きなんではないでしょうか。
中川和美
ウルトラランナーなんですかね。
桑原佑輔
トレランのどちらかというとミドルカテゴリーって呼ばれるカテゴリーをよく走られている方なんですけれども、
100キロ挑戦するって時に御滝を走りたいということで。
去年が1回目で3位になられてるんですよ。
ちょっとそれが悔しくて今年ももう1回来ましたっていうふうにおっしゃってたので。
中川和美
すごい。優勝おめでとうございます。
桑原佑輔
おめでとうございます。
桑原佑輔
じゃあここで現場のインタビューを少し撮っておりますので、
100マイルの1位の荒川さん、100キロの1位の小野寺さん、
そして先ほどの100キロの女子1位の坂井さんのインタビューをお届けしたいと思います。
それではどうぞ。
100マイル優勝の荒川純さんにお越しいただきました。
ありがとうございます。お疲れさまでした。
こちらがお疲れさまでしたという側です。
いやいやいやいや。
いや本当にでも今回はもう接戦だったなっていうふうにはリザルト上というかログ上では見てたんですけど、
そのあたりは実際どうだったんですか?
いやいやもう全然分かんなかったですよ。走ってる時は。
もう中根さんと僕と2人でほぼずっと走ってたような感じだったんで、
その後ろはだいぶ離れてるのかなと思ってたんですけど、
ふたを開けてみたら10人くらいすぐいたっていう。
でしたね。リザルトを見ると8位まででも1時間以内に固まってるような状況。
すごいですね。
いや皆さんやっぱり早いですね。
早かったですね。走りやすかったんですかね気温が。
そうなったんですかやっぱり。雨とかもありましたけどそのあたりどうでした?
雨?人それぞれじゃないですか好き嫌いは。僕は走りにくかったです。
僕は良かったですの方かなってちょっと思いましたけど。走りにくかったです。
最終的には荒川さんが今回優勝って形になりましたけれども、優勝するかなみたいな時になったのはどれくらいなんですか?
僕前にいると思ってたんですよ。それをずっと追っかけてたんです最後。
そうなんですか?
そう。
誰か多分いるだろうな。
中根さんがもう前にとっくに行っちゃってたのかなと思ってたんで。
そうなったんですね。
だからそれを追っかけてて、そこでゴールする時に1位って言われて。
そうなったんですか?
そうなのかって。いなかったのかって。だから全然意識はなかった。
本当に最後の最後になってから優勝だったんだ。
そこに来てから。
中根さんは結果的に股関節かどっかを痛めてしまったようで。
実は今回中根さんが持ってくださってたので、
そんなところまでわかっちゃうんですねって言われてしまったんですけど。
途中まで荒川さんと変わらず同率ぐらいで走られてたんですけど、
最終的には後ろの方でゴールされてたっていうところでした。
そんな形でしたけれども、走り終わった感想をいただいてもいいですか?
走り終わった感想ですか?
はい。
あの、お山で駆けっこ見てください。
そこにあるんですか?
今回あんまり撮れてないんですけど、
そうなんですかね。
すごい疲労で撮る気にならなかったんですけど、
でも少しは撮っているので、それをまとめて編集してYouTubeに上げるので、
それを見ていただければ、こんな走りでも優勝できるのかというのがわかるんじゃないかなと。
なるほど。
それはもうぜひ、IBUKIステーションを聞いてくださっている皆さんには、
お山で駆けっこを見ていただいて、
どんな感想が出ているのかめっちゃ楽しみです。
いやー、でも、おんたけ、これ100マイル走れる方って、
100キロを14時間以内に完走された影でかなりのモンスター揃いというのがあるので、
それもあって、たぶん今回すごいこんなに短いところで精々になっているのかなと思うんですけど、
見ている方は面白かったんじゃないですか?
めちゃくちゃ面白かったです。
走っている方はわかんないけど。
僕は正直トラッキングでめっちゃずっと見てきたかったんですけど、
中根さんしかわからなかったので、
計測の速報サイトで、結構変わっていくのを見ているような状況でしたね。
ほんと参加者が多いじゃないですか、1300人とか。
100マイルは250人くらいですかね?
そうですね。300人定員ですもんね。
いらっしゃるんですけど、これだけ皆さん走る理由みたいなんて何なんですかね?
何なんですかね?
正直あんまり言っていいのかわかんないけど、
特に雨が降っていると本当に走るしかなくて、
おんたけさんも見えないし、
いつも晴れてれば見えるんですけど、走っている最中に。
なぜ走るんですかね?こんな豪雨の中。
結構豪雨でしたよ、今回も。
それはあれなんですかね、荒川さんにはわからない?
わからないですね。
何で走っているんだろうって思っちゃいました。
走りながら思ってたんです。
それでもトップ取っちゃうんですからね。
そうか。
でも何かあるんでしょうね。
そうですね。
でもこういうコースって練習でもなかなか取れないコースなので、
林道だけで1000mラップとかってなかなかないので、
良い練習にはなりますね。
なるほど。
普段も立ち入ることなかなかできないコースとして使われてるんで、
そこに何か、さっき別の方に聞いたら、
夏の始まりでお祭りみたいな気分で来てるんだよ、
みたいな人も結構いらっしゃいました。
確かに。そうかもしれないですね。
荒川さんも去年も出てて、
去年出ました。
桑原佑輔
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
御岳100キャッキの部門、第1位の小野寺裕太選手にお越しいただきました。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
まずは、今の率直な感想というか、
そういったところをお聞かせいただいてもいいでしょうか。
まだ優勝したっていうと全然実感が湧いてなくて、
本当なんか信じられない感じですね。
本当ですか。
はい。
自分が1位だということは、レース中はもう気づかれてたんですか。
あ、いえ。
僕ずっと2番だと思ってて、74キロぐらいの英度ですかね。
そこで1番ってことを知って、
あ、そうなったんですか。
もうそこからすごい緊張して、もう後ろが気になって気になって。
そうなんですね。
前後の情報みたいなのはもう全然入ってきてなかったって感じなんですか。
そうですね。
多分僕の勘違いだったのか、ずっと僕自身は2番だなと思いながら走ってました。
あ、そうだったんですね。
逆にじゃあ後ろには誰がいるかとか、そういう情報も特になく。
ないですね。
なるほど。
じゃあもうひたすら自分との戦いみたいなところで、
そうですね。
結果的に優勝だったという考えですかね。
優勝だと聞かされてどうですか。
すごい嬉しいです。
本当にまだ時間は空いていなさそうな感じですね。
去年が3位だったんですね。
去年が3位でした。
今年が1位になって、タイムがちょっとコースが2キロかな。
カットになったとはいえ、1時間以上縮めての優勝だったと思うんですけど、
このタイムが短くなった要因というのは何なんですか。
そうですね。
実は今年に入ってからちょっと故障してまして。
そうなんですか。
4月ぐらいからようやく走れるようになって、
温滝に向けて4月、5月、6月と結構レースを立て続けに入れて、
ちょうど1ヶ月前もウルトラマラソンを走ったんですけど、
そこら辺で徐々に長所を上げていって、タイムが縮まったのかなと思います。
1ヶ月前っていうのは日田孝山のウルトラマラソン。
初優勝されたっていうのを拝見しました。
そうですか。ありがとうございます。
ちなみに故障っていうのはどこを怪我されてたんですか。
足首ですかね。
まだそんな勘違いはしてないんですけど、
だから今日は1ループ目、暗い時間帯はちょっとぐねったらもうそこで終わっちゃうんで、
下りはすごい慎重に抑え気味で行きました。
なるほど。
どちらかというと前半は抑えて、後半はしっかりと走るような作戦だったってことですね。
そうですね。だったんですけど、結局後半も結構バテて、
そんなプッシュはできなかったですけど。
それででもこのタイムなんですね。
自分なりにはよくできたかな、よく走り切れたなと思います。
なるほど。もう少しレースを具体的に振り返っていければと思うんですけれども、
前半はこの1ループ目っていうところはちょっとペースを抑えめで、
他にどういったことを意識されて走ろうみたいなのがあったんですか?
いや特には結構ノープランでしたね。
もうマイペースで結構エチオピア勢の方々と、
あとお二方、速い方がバーって先行っちゃったんで、
僕はちょっと後ろで一人で、もうマイペースで走ってました。
そっかそっか、前半はどちらかというとエチオピア勢が早かったんですね。
早かったですね。
ちなみにですが皆さんリタイアされました。
そうなんですか?
1ループ目で?
そうです。
どなたも2ループ目に行かず。
マジですか?
今回4名の方がエチオピア勢で出走されていたんですけど、
1ループ目終わった段階でリタイアというふうになりましたね。
そこは前にエチオピア勢の方以外に2人ぐらいいらっしゃったんですか?
そうですね。
その方とかはどこから抜いたとかそういうのは?
何キロぐらいだった?
30キロ、40キロぐらいだったかなって記憶してるんですけど。
じゃあ1ループ目の間にはでも抜いていたってことですね。
そうですね。
なるほどなるほど。
後半とかはそのままマイペースにというのは続けられたって感じなんですか?
そうですね。
ただもう本当74キロ地点で1位というのを知って、
それ以降はもう本当にドキドキしながら緊張しながら走っていました。
急に緊張が来たんですね。
そうですね。
結果的にはでも10分差ぐらいでしたね。
そうですか?
ゴールタイムも伝えてなかったですけど、
9時間23分でゴールをされて、
次の方が9時間32分でゴールしていたので、
9分差ですかね、ありました。
なので我々としては結構10分ぐらいもう空いてるねってことを言ってました。
怖かったですね。
怖かったですね。
なるほど。
なんかトラブルとかそういうこともなく走れたって感じですか?結果的には。
そうですね。大きなトラブルはさほどなかったですね。
ただ最後90キロ地点、最後の上りですかね、
そこら辺でちょっと軽いハンガーノックみたいな感じで、
ちょっとフラフラなんか来た感じがあったんで、
そこが最大のピンチだったかなと。
なるほど、そこで落ちずに。
はい、もう無理やりジェルぶち込んで何とか排除しました。
それはちゃんと取れたんですか?
取れました。
良かったです、良かったです。
なるほど。
今年のレースと去年のレースで、
大きく変えたとか違ったこととかってあったりしたんですか?
装備の面で言うと、
去年は初めてだったんで、そのウルトラトレイルが。
だから補給とかどれぐらい持ってばいいのかよく分からなくて、
結構持ちすぎた感があったんで、
今年は結構厳選して、
極力軽い状態で走れるように心がけました。
なるほど、それは結果的に良かったって感じなんですね。
そうですね。
今年もちょっと持ちすぎちゃいましたけど、だいぶ余りました。
補給はジェルがメインですか?
ジェルがメインですね。
あとはアミノ酸飲料と蛍光補水液。
先月もウルトラマラソンを走られてると思うんですけど、
けっこうこれぐらいの頻度で出られてるんですか?
ケガ前とかも。
去年も日田孝山のウルトラマラソンから
御滝に出場させてもらったんですけど、
去年は日田孝山は71キロの部門で走って、
御滝100キロで、
今年は日田孝山100キロ、
で、御滝も100キロという形で、
なかなかそんな頻度では出ないですね。
けっこう連戦されてるのかなと思いました。
ロングレースはこんな連戦はしないですね。
6月、7月だけです。
それはなんでまた連戦されるようになったんですか?
去年は御滝に向けて、
とりあえず日田孝山で70キロしっかり走るっていうプランでいて、
今年は同僚が日田孝山出るって言うんで、
じゃあ自分も出るわっつって、
ノリでエントリーしてる感じです。
そういう感じだったんですね。
お知り合いと。
普段はウルトラトレイル、
長いトレイルはあまり出られていない感じなんですか?
そうですね。御滝ぐらいですね。
そうなんですね。
他は主戦場としては、
ウルトラマラソンとかそういったところになるんですか?
ウルトラマラソンを何でもやる感じで、
強いて言えばフルマラソンになってくるかなと思います。
なるほど。
なんでまた御滝にウルトラトレイルで出てみようって、
去年と今年になったんですか?
昔からこの大会の存在自体は知ってて、
いつか出てみたいなと思ってて。
そこで2年目でもすでに優勝という、
一番いい形で来れてますけれども、
また来年とかはどうされるんですか?
まだ100マイルは経験したことがなくて、
今後挑戦していきたい気持ちもあるので、
分かんないですけど、
100キロでこんだけきついんで、
100マイルってなると。
じゃあ来年はもしかしたら100マイルに挑戦されるかも。
どうですかね。
ロードとかではあるんですか?100マイルの距離は。
ないです。
ロードでもないんですね。
100キロが最長です。
じゃあちょっとまた修行の距離を長くして、
ぜひチャレンジいただきたいなと思います。
100キロの第1位の小野寺さんにお話伺いました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございます。