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2024-04-05 1:26:12

北アメリカ大陸を走破した いいのわたるさんにお話しを伺いました!

世界5大陸走破する「Trans Atlas Runnning」に挑戦中のいいのわたるさん。北アメリカ大陸を走破し、一時帰国されたタイミングでOND社にお越しいただきました!

今回はアメリカからパナマまでの道中の出来事を中心にお話を伺っています。

前回のエピソード(アラスカ〜バンクーバー編)はこちら💁

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サマリー

「いいのわたるさん」は、5大陸を走破するチャレンジの一環として、北アメリカ大陸(特にアメリカとメキシコ)を走っています。彼は、パシフィッククレストトレイル(PCT)を一部走り、山火事やレースなどの理由で途中でロードに切り替えたことを明かしています。 北アメリカ大陸を走破したいいのわたるさんは、アメリカではPCTの一部を走りました。ホイットリー山へは行けず、ジョンミューアトレイルをオススメしました。さらに、アメリカとカナダの間にもヤマカジがあり、日々のモチベーションを維持する工夫を語っています。 いいのわたるさんは北アメリカ大陸を走破し、アメリカとカナダでの経験があるが、中米の国々には行ったことがない。治安や宿泊場所の心配はあるが、興味津々で走り始めました。 北アメリカ大陸を走破したいいのわたるさんは、メキシコでの安全性や警察とのトラブル、道路の状態について語っています。 IBUKIさんは、2022年11月9日にメキシコに入り、2023年1月26日にはグアテマラに行く予定です。メキシコでは大西洋側に初めて近づき、メキシコシティの北の方から攻めて行くことを決めました。グアテマラでは山岳地帯があり、日本のアルプスを走っているイメージだと述べています。 いいのわたるさんは、北アメリカ大陸を走破した後に南米編に挑戦する予定で、インカ道やアンデス山脈を通りながらアルゼンチンのウィシュワイヤまで行くことを計画しています。南米編に挑戦する予定のいいのわたるさんにお話を伺いました!

目次

北アメリカ大陸の挑戦
いいのわたる
IBUKIステーション。 河原です。近藤です。IBUKIステーションです。こんにちは。今日は、なんとゲスト回ですね。
桑原佑輔
今回は、いいのわたるさんにお越しいただきました。 ようこそです。よろしくお願いします。いいのわたるです。
近藤淳也
よろしくお願いします。なんとね、世界中を今走られているいいのわたるさんが、京都のオンドオフィスに来てくださいまして、わざと来ていただいてありがとうございます。
初めてこのスタジオにオンエアって出るんですよ。そこがなんかすごい嬉しいというか。 京都のリッスンスタジオよりお届けしております。
いいのわたる
はい。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。京都に来て、昨日着いたんですけど、ちょっと桜が咲き始めて、満開のところもありましたね。
桑原佑輔
ちょっと走りたいなって、明日。 お花見、お花見ラン。お花見ラン。もうね、そのために帰ってきたようなもんですよ。
近藤淳也
3月の後半に合わせて帰国してきましたので、よろしくお願いします。お願いします。そんないいのさんですけど、今5大陸を全部走って
回ろうというすごい壮大なチャレンジをされていて、実は前回ね、去年の8月にアラスカとカナダが終わったバンクーバーのところでオンラインで
繋いだしていただいて、IBUKIス選手をご登場いただいて以来のご登場ということで、今日はなんと本当にリアルな本物が来ていますっていう感じですけども、お帰りなさい。
いいのわたる
ありがとうございます。はい、ただいま。帰ってまいりました。無事帰ってきました。8月?9月に収録させていただいて、で、そっから半年ぐらいですか?
まあここもいろんなことがありましたね。 ですよね。 バンクーバーまでは割と寒いというか、人も少ないし、
一本道だったりするんですけど、その先がまあ大変でした。 そんな話。 命の危険とかは? 命の危険、そうですね、怪我とかそういうことはちょこちょこありました。
手錠かけられたとか、そんなこともあったりしました。 獣系は割と大丈夫でした。もうその後は、そのバンクーバー
桑原佑輔
までの間に、クマの話しました? クマの話を、はい、前回していただきました。 ああ、そうですか。じゃあそれはそちらを聞いていただいて、あのクマ以降は、
近藤淳也
そうですね、獣系はそんなになかった。 まあじゃあちょっと順番に伺いたいんですけど、ひとまず今はその北米大陸を終えてパナマまで
いいのわたる
つかれて、で一旦帰国中っていうことなんですよね。 この帰国はどういう日本滞在なんですか? えっとですね、本当は5大陸全部終わってから、
桑原佑輔
6年7年かけてから戻ってこようと思ったんですけど、その時帰っても、あんた誰ってなりそうなんで、これ絶対忘れられんなと思って。
近藤淳也
いやーそれもなーって。で、大陸ごとに1大陸終わって帰ってきて、皆さんにちょっと覚えておいてもらおうと思って。 なるほど。ちょっとじゃあ寂しくなったみたいな感じですか?
桑原佑輔
寂しさは全く特にいないです。やっぱりもう、日本の家引き払ってるもので、ホームレスなんですけど、帰る場所もないし、
いいのわたる
皆さんと話すっていうこと、会いたいっていうのもまあありますけれども、現地でも新しい出会いはたくさんあるので、そこにあんまり寂しさはなかったんですけど、
まあ忘れられてしまうっていう悲しさ、寂しさという悲しさっていうのはあったりするので。
桑原佑輔
戻ってきたっていうのと、まあこれ全部回ってから戻ってきて、例えばトークイベント、今やっているんですけど、もう最初の大陸とか忘れちゃいますね。 もう本人もね。何の話だっけ?
そうです。最後の大陸だけの話になってしまうこともあるんで、まあちょこちょここう話しながらっていうのが一つ。
いいのわたる
またあと、今後向かう南米、まあ今回北米大陸終わって、今度南米大陸走るときに、エクアドルっていう国を必ず通らないといけないんですね。
エクアドルって先々月ぐらいマフィアがテレビ局のところに通ったって言われて、外務省の渡航のレベルってあるじゃないですか、1,2,3,4と。
で、4は戦争とかあって、絶対行くな。で、今3まで上がって不要不急の渡航は禁止ですってなっているんですよ。
で、もし陸路で入る場合は、過去5年間犯罪してませんよっていう証明書を、僕は東京生まれなので、警視庁の方に行って申請して持ってこないといけない、書類を揃えないといけないっていうのもあったりして、まあ今日本に戻ってきてます。
近藤淳也
そうな事情もあったんですかね、なるほどね。それはでもね、避けられないですからね。
桑原佑輔
そうです、それは。
近藤淳也
陸が繋がってる以上。
いいのわたる
はい、今もう警視庁とかそれ外、大使館かとかやり取りをしてるんですけど、いや空路で行きゃいいんじゃないの?ってもうみんな何度も3回ぐらい言われました。
桑原佑輔
空路で行けば別に証明も何もいらないので。
近藤淳也
まあね、コンセプト的にはそういうわけにはいかないですもんね。
いいのわたる
そういうわけにはいかないです。
ですよね。
なるほど。
近藤淳也
トークイベントの方はどうですか、反応はみなさん。
いいのわたる
あ、みなさん目キラキラして聞いてくれてますっていう人もいれば、まあ割とポカーンというか、うわーみたいな感じの人もいたりしてですね。
ちょうど今クラウドファンディングもしていて、始めていて、で、みなさんに、参加料をいただいていないんですけど、まあ人によって刺さる刺さらないがあるんで、価値は参加者の方に決めてもらいたいっていうのがあって、クラウドファンディングでご支援という形でお願いをしています。
トークイベント東京と札幌、で今度高松の方でですね、うどんマラニックのレースの前日にやるのと、あと愛知県の方で厚み半島ウルトラネイチャーランっていうイベントの方やっぱり前日とかでトークイベントやりますね。
なるほど。
滞在中は毎週末必ず何か入っています。
近藤淳也
黄身団子の方でね。
桑原佑輔
あ、増えたクラウドファンディング。
いいのわたる
南アメリカ大陸編ということで今募集中で、100万円目標で60万円、60万円ですか。
ありがとうございます。
近藤淳也
ぜひちょっと皆さんね、応援したい。
桑原佑輔
そうですね。これが集まらないと、旅自体はまあ多分何とか自分でも借金を負いながらやりますけれども、日々カップラーメン率が高くなって、インスタントラーメン。
いいのわたる
北米の時はもうだいたい週の半分以上はインスタントラーメンでした。
桑原佑輔
生活、もう貧乏貧乏で。
近藤淳也
逆にどうやってるんですか。
いいのわたる
食生活。
桑原佑輔
というか、資金は100万円じゃ足りないじゃないですか。
足りないです。
いいのわたる
一大陸、僕見積もりは2000万円ってしてるんですけど、それでも今回、北アメリカ大陸、抑えに抑えてだいたい1000万円よりもちょっと高かったかなくらいなんですね。
一応費用はこのクラウドファンディングがメイン。
あと、協賛していただいている企業様がちょっとあって。
あと、まあそれか。
なので、借金状態。
近藤淳也
特に収入とかないですもんね。現地で仕事してとかでもないですもんね。
桑原佑輔
そうです。そうなんです。
近藤淳也
それででも。
桑原佑輔
そうなんですよ。
だから実際は目標額700万とかにしたいんですけど、700万だと達成できないなっていうのもあって、まず100万円で何とか。
いいのわたる
いやー大変そう。
近藤淳也
そうですか。
桑原佑輔
ぜひね、みんなで応援しましょう。
お願いします。
近藤淳也
100万円でいいのかなって思います。
そうですよね。
いいのわたる
にわさんとかは1年間のクラウドファンディングやって、300万超えてると思って、すごいなーって。
いいなーって。
桑原佑輔
いいなーって。
いいなーって。すいません。
近藤淳也
本音が出ましたね。
桑原佑輔
親気が。
いいのわたる
ポロッと。
桑原佑輔
ポロッと。
いいのわたる
で、にわさんちゃんは1年に1回なんですけど、僕はやっぱり大陸、1大陸ごとにやっぱり2回とか3回とかやったりしているので、そうですね。
近藤淳也
あ、そうか。2回やってましたもんね。
いいのわたる
やってます。そうですね。もちろんそれでももちろん足りはしないんですけど。
削るって言ったらどんどんやっぱ食費を削っていかないといけないですから。他に削るとこはないです。
それでも毎日70キロとか走られてるんですもんね。
そうですね、70キロ。1日変わらずやっぱ70キロは走るようにしてます。80キロかな。
近藤淳也
じゃあそんな短い滞在中にわざわざ京都の大きさまで来ていただいてとっても嬉しいんですけど、じゃあちょっとバンクーバーのその方を振り返っていきたいんですけども、よろしいでしょうか。
いいのわたる
大きく分けると、まずアメリカと後、州米に分けられるんですよね。
そうですよね。
アメリカはですね、全部トレイル、PCTですね。アメリカで3大アメリカトレイルって言われてるパシフィッククレストトレイルですね。それをずっと行く予定だったんですね。
で、メキシコ以降はロードで走って、時々もう少しこのディープな州米、グアテマルとか入ってくると、もう山岳地域なので山に入らざるを得ないかなっていうところのコースを走っていきました。
で、まずアメリカなんですけど、じゃあパシフィッククレストトレイルを全部走れたかというと、3分の1ぐらいでした。
桑原佑輔
でも3分の1ぐらいは行かれたんですか。
そうですね。
近藤淳也
結構行ってますね。
いいのわたる
そうですね。3分の1ぐらいですね。まあ行けなかった原因は、一つは山火事。山火事が割と多くて走りきれなかったというか、
ダメというアナウンスが出てたというのがまず一つと、あと人と現地の応援してくれてる人がいたりして、DMとかもらって、会いに行くってなったらやっぱりロード降りていかなくちゃいけなくてっていうのがまず一つ。
あとは1回ぐらいどっかのレース出たいなと思って、レース会場に急いで行かなくちゃいけなくて、焦っていて、焦っていて外れた。ロードを走り続けたってありますね。
近藤淳也
なるほど。
桑原佑輔
焦っていた期間が、例えば2日3日とかじゃなくて、1ヶ月焦ってました。
長い。
いいのわたる
それから現地までに、あと千何百キロですね。これをトレイルで行ったら2000キロ超えてしまうので、すいません、ロードで千何百キロ行きます。
それでもロードで行っても、すごいこう間に合うか間に合わないかの瀬戸際で、レース前日に到着しました。
あ、受付前日か、に到着しましたね。もう休む期間もないままそのままレーススタートみたいな感じ。
桑原佑輔
スタートの時からボロボロっていうのがありました。
近藤淳也
そうか。じゃあ最初はかなりパシフィッククレストレイルを行こうとされていて、結構北の方は。
桑原佑輔
北の方は割と走りました。
近藤淳也
その井野さんの様子はね、あのインスタグラムでよくアップされてましたけど、意外とそのPCTの中の話がそんなには上がってないですかね。
降りてきた時に編集されるからっていうことなんですかね。
いいのわたる
えっと、なんて言うんだろう。山まずこうインスタグラムとかで上げると、まあすごい新鮮っていうのが最初はあるんですけど、毎日やっぱり山の景色ってそうそう変わらないんですよね。
なので、まあそれはロードでも同じことといえば同じなんですけれども、人との出会いがそこまで多くなかったのかな。
やっぱりロードを走ってると車が止まって応援してくれたりだとかあるんですけど、トレイルを走るとみんなが冒険者なんですよ。
なんで、応援してくれるというかお互い頑張ろうなので。
写真はもちろんたくさん撮りますけど、応援してくれるといろいろ盛り上がって写真を撮ったり動画を撮ったりするんですけど、そういうのがあんまりなかった。
それで投稿が少なかった。
そうですね。なんでトレイルも、例えばすごい都庁があったりすると撮りますし、どっかの山の頂上を登ったら撮るとかありましたけど、
まあやっぱりシンプルに言うと、登って降りるのを繰り返しなのではないかと。
桑原佑輔
いやいやいや。
いいのわたる
そうですね。なので、あんまりこう、そうですね。
近藤淳也
そのPCTにいるときは、トレイルの中で一人で寝たりとかもしてたんですか?
寝ることは一回もなかったです。
近藤淳也
そうなんですか。
いいのわたる
そうしても、テントとか担いで走ることもありましたけど、まず許可を取ってないんですね、僕。ほとんど。
で、皆さんパシフィッククレストトレイル入りたいってなったら、事前に申請して大人気なあれを頑張って勝ち抜いて抽選当たるって言うとするじゃないですか。
で、実はそれを取らなくても、三十数箇所、小分けで取るのは誰でもいつでもできるんです。
それが埋まってる時もあるんですけども、大体それだったら小分けして取れる。
で、それぞれ一つずつ条件があって、一日で通過するんだったら別に許可いらないよとか。
あと一部の区間はもう許可なくても通れるとか。
で、通過するだけで許可必要ですよとか、そういう感じで大きく三つに分かれるんですね。
アメリカのPCTとジョンミューアトレイル
いいのわたる
で、一番その厳しい通過するだけで許可必要ですよっていうのはすっごい少なくて、全体の1割もないのかな。
寄せみてとか、アメリカで一番高いホイットニーの山とか、そういうところぐらいなんです。
あとは大体一番多いのがやっぱ一日で通過するんだったら別に取る必要ない。
近藤淳也
で、リバーグする人は許可取ってくださいっていうところがすごい多かった。
いいのわたる
で、そこはなんで僕はもう寝ずに行きたかった。行けばいいんだろうということで。
近藤淳也
なるほど。まあね、装備も変わってきますしね、アルトナイトでは。
桑原佑輔
そうです、そうです。
近藤淳也
でもじゃあそれぐらい逆に車でちゃんと会えるぐらいの距離にちゃんと車と会えるようになってたってことですか。
いいのわたる
なってたっていうところですね。
なので距離もやっぱすごいバラバラで、20キロぐらいでもうすぐ会えちゃうときもあれば120キロとか。
桑原佑輔
120キロの差があるんですか。
120キロ、そう。だって、まあ。
近藤淳也
一日で行ったってことですか、120キロ。
桑原佑輔
そうですね、夜通し。
近藤淳也
えー。
桑原佑輔
夜通しもちろん。
近藤淳也
あ、そっか、夜通しで。
いいのわたる
走ります。
近藤淳也
はいはい。
いいのわたる
夜通しを走るんで、ちょっとこうやっぱりこの旅の一つの目的は人と出会うことなんですけど。
桑原佑輔
夜走ってる人、まあいないです。歩いてる人。
近藤淳也
そりゃまあそうですよね。
桑原佑輔
で、やってて、これもだからあれか、PCTを3分の1ぐらいにしてしまった理由の一つは、夜走らなくちゃいけないって。
夜出会いがないのに、目的はやっぱ出会うのがやっぱ一つの目的なのに。
俺なんか出会えない夜、淡々と走ってんのこれ意味ある?って思って。景色も見えないし、夜は。
近藤淳也
それはありました。
なるほど。
井野さん的にはロードとトレイルはどっちが好きとかはあるんですか?
いいのわたる
えーと、やっぱり山の方が走りやすいっていうか、走ってて、好みというか、生命の危機がないというか、パフォーマンスが落ちないんですね。
近藤淳也
山の方が?
いいのわたる
山の方が。ロードはものすごい暑い季節なんですね。
ちょうど9月、10月なんですね。
ビーチ沿い今度走る、西海岸沿い走ることになったり、みなさんルート66とかなんかそういうのあるじゃないですか。
桑原佑輔
周りが何も日陰がなくて、サンサンと降り注ぐ太陽の元、延々と蜃気楼のような道を走る、そういうのが続くんで。
いいのわたる
それよりも標高3000mの山で走ってた方が日陰もあるし、涼しいし、山火事で全部燃えちゃって日陰がないところもありましたけど、まあトータルすると走りやすくて、山の方が好きでした。
近藤淳也
普通ね、命の危機って山の方が。
桑原佑輔
山の方が。
近藤淳也
普通は命の危機とかって思いますけど、ロードの方が命の危機を感じるっていうこと。
いいのわたる
なんであれなんですかね、山の方が危険って思うんですかね。
近藤淳也
いや、みんな山じゃないところで暮らしてるからじゃないですか。
いいのわたる
だからですか。なんとなく山って動物、獣と、あと道迷いがあると思うんですよ。
で、道迷いに関してはすごいPCTはしっかり整備されていて、迷うことはまあないですね。
だいたいインターネットとかで地図が見られるので、それをもうGoogleと、Googleはちょっと言い過ぎか、何かのアプリがあるんだ。
アプリ、PCT専用のアプリがあって、そのアプリ見ればまず迷うことはないんで、そこの心配はないです。
じゃあ獣どうかっていうと、獣ほとんど見ないというか、熊とかと偶然遭遇しちゃったら襲ってくるかもしれないですけど、
事前にお互いを知っていると、向こうは逃げるし、興味がないとか、あとやっぱり人間って撃たれるから、撃ってくるから危ないっつって逃げるだろうし。
まずそういうことはないですね。気をつけろとか言いますけど、まあまあそんなことはないかな。
桑原佑輔
じゃあどっちかというとトレイルにいたいけど、事情によってはロードを走ることもあるみたいな感じなんですね。
いいのわたる
そうですね。そういう感じでした。
近藤淳也
ちなみにそのパシフィッククレストトレイルは走っている人はいらっしゃるんですか?
ヒーノさんみたいに。
桑原佑輔
いました。
いるんですね。
いいのわたる
そのPCTのレース会場の一部になっているところも時々あったので、その練習として使っている人がいました。
来週そっくりレースだったんだよっていうのがあって、それで練習してるんだよって。湖の周りだと。
そうですね。そういう人はいました。結構身軽で。
5リッターぐらいのバックパックで走っている人っていうのはいましたね。
でもほとんどいないですね。PCT通して出会った人の1割ぐらいでしたね。
皆さんハイカーだとか、馬に乗った人。
馬?
馬、結構いましたね。
馬乗って、なんか不思議なのが、馬乗ってPCTを全部行くっていう人のご家族がいました。
近藤淳也
ご家族。
すごいですね。
桑原佑輔
そんな行けるんですか?
そうですね。都庁とかどうするんですかね。
近藤淳也
ですよね。
いいのわたる
そこまでは聞かなかったですけど、しばらく話をして。
そうなんですか。
桑原佑輔
ご飯、馬はね、そこらへんの食べればいいから、草食べればいいんでしょうね。
近藤淳也
前線をタイムトライアルっていうか、FKTみたいなことしてる人とかはあまりいないんです。
いいのわたる
スルーハイクの人もいましたけれども、でもFKTみたいな走ってタイムっていうわけではないですね。
皆さんスルーハイクの人は結構見ましたけど、歩いてっていう。
近藤淳也
基本はやっぱりそういう感じなんですね。
いいのわたる
そうですね。
近藤淳也
いくらアメリカでも。
桑原佑輔
アメリカでも。
近藤淳也
毎年FKTしてる人がいるとかではないですね。
桑原佑輔
ではないですね。
そうですね。
いいのわたる
僕は走ってる最中、走り始めたちょっと前かな、なんか最速記録が出たらしいですね。
PCTの?
近藤淳也
PCT。
いいのわたる
そうですか。
ちょっとタイムは覚えてないですけど。
30日だったっけな。
40日だったっけな。
いたみたいですね。
なるほど。
近藤淳也
じゃあそうやって進んでいったアメリカ編ですけど。
いいのわたる
僕オススメがあれでしたね。
ジョンミューアトレイル。
有名ですね。
近藤淳也
ヨセミテの近くの。
桑原佑輔
そうですそうです。
いいのわたる
ヨセミテからホイットニーさんぐらいまでの道のりからPCTの一部が。
近藤淳也
そうですね。
いいのわたる
ジョンミューアトレイル。
近藤淳也
モノコから峠を越えて一回ヨセミテの方に入られてますもんね。
桑原佑輔
そうです。
いいのわたる
そこはすごい良かったです。
PCT全部やるわけにいかないよみたいなお休みとかお仕事ある人が、もしでもPCT走りたいんだったら確かに間違いなくここ行くのが一番ギュって凝縮されているところ。
近藤淳也
ピークも行かれてるんですか。
いいのわたる
行ったかな。それがピークの。
3500メーターぐらいのところを越えましたが、ピークっぽいのありましたけど。
近藤淳也
3500メーター。
いいのわたる
ピークっていうのはいくつあるのかな。
近藤淳也
雪積もってましたもんね。
桑原佑輔
積もってました。真夏なのに。
いいのわたる
ちょうどその時期、降らないのが普通なんですけど、たまたま前日にすごい吹雪いて、その前の日まではすごい緑の山だったんですけど、もうあたり一面銀世界で。
ジョン・ミューアーを迂回してロードで行こうかと思ったんですけど、ある意味いい経験らしいので来ました。
近藤淳也
なるほど。すごいですね。
でもそこもトレイルの中で止まらずに抜けちゃってるんですね。1回で1日で。
桑原佑輔
そうです。
近藤淳也
すごい。そんなことができるんだ。
いいのわたる
そうです。抜けてまた入ってっていう。
近藤淳也
そうなんですか。なるほど。
ちょっとなんか長すぎて何を聞けばって感じですけど。
アメリカはどうですか?他に。
桑原佑輔
ホイットリーさんは行きたかったんですけど、行けなかったですね。
近藤淳也
そうなんですか。それはどうして。
いいのわたる
レース急いでたっていうのと、あとあれは、あそこ入るのは中戦なんですね、やっぱり。
近藤淳也
そうなんですね。
いいのわたる
そうなんですよ。通ってなくても行けんじゃねえのかなと。中戦の、当たってなくても行けちゃうんじゃないかなと思いきや、
場所によっては国立公演だもんで、ゲートがあったりするところもあるんですね。
ほんとごく稀にですけど。そうするとやっぱりちょっと行けないのかなと思って。
ホイットリーは結局行かなかったんですけど、そういうのあったのかもしれないですね。
近藤淳也
なるほどね。
いいのわたる
そうですね。あとはアメリカでヤマカジのところがあって。
桑原佑輔
あれカナダかな?いやいやアメリカか。ごっちゃになって。
ヤマカジと日々のモチベーション
いいのわたる
カナダからはもうずっとヤマカジ。
近藤淳也
そうなんですか。カナダでもあるんですね。
いいのわたる
カナダでもありました。南の方ですね。
はい。
寝ようと思ったら、野宿をしようと思ったら、レンジャーの人がたまたま通って、そこでは寝るなって言われて。
火事に囲まれるよって。握らんなくなるって言われて。
どっか宿泊止まれって言われて、出ろって言われて。そこで泊まれなかった時はありました1回。
近藤淳也
実際近づいてたんですか?
桑原佑輔
分かんないんですよ、全然。そんな風には思えないけど、確かになんか上からなんか降ってくんですよ。
灰が降ってて。確かに降ってくるねって言うんですけど、全然分かんないです。
いいのわたる
匂いも、匂いは僕はちょっと分かんなかったんですけど、ドライバーが気づいてましたね、ちょっと。
なんかそういう匂いしますねって言ってて。あ、そう?みたいな。
でも車の中見ると確かに灰がちょっとサーって入ってて。
なんかもしかしたら危なかったかもしれないっていう。
近藤淳也
まあでも良かったです。囲まれずに。
いいのわたる
そうですね。囲まれたら逃げ場がないですよね。来るしかないなって。
近藤淳也
カナダの時は基本はテント泊されてて、何日かに1回お風呂に入られてみたいなことをおっしゃってたと思うんですけど、
アメリカもだいたい同じような感じだったんですか?
いいのわたる
アメリカもそうです。モチベーションってやっぱり続けるの大変で。
で、まあ一つのモチベーションを維持させる方法は、やっぱこう、ご褒美と罰。
桑原佑輔
それを短く持つ。よくレースとかだと、ここの次のエイドまでは頑張ろうっていう、
いいのわたる
まあモチベーションにつながるじゃないですか。ゴールだとあんまりにも遠すぎるから。
で、それと同じように僕もパナマとか、1タイルこうやってゴールだとあまりにも遠すぎるから。
近藤淳也
たしかに。
いいのわたる
そうですね。なんで今日はここまで行こうとか考えて。で、もしそこまで行けなかったら野宿。
行けたらちゃんと宿泊まろうっていう風に、ご褒美と罰を与えてやってましたね。
桑原佑輔
で、まあ僕はいいですけど、ドライバー迷惑ですよね。
俺関係ないし。
近藤淳也
知らんしみたいに。
桑原佑輔
知らんし。
近藤淳也
宿に泊めてくれよって。
桑原佑輔
そう。なんでドライバー今回あれなのか。5人全員で変わったのはあれなのかな。それが原因なのかな。
全員変わったってこと?
全員変わった。5人変わったんです。やってもらったのは。
いいのわたる
もしそういうことがなかったら1人で全部やってもらったら。
いやまあでも皆さん日程とかがありますからね。
日程も前もって一応決めてはいましたけど。
近藤淳也
そうかじゃあ。
ドライバーとの関係
桑原佑輔
ドライバー結構あれなんですよ。やっぱり1日24時間。走ってる間は何キロごととか。トレイルだったらもう1日1回しか会わないとかそういうこともありましたけど。
いいのわたる
そうじゃない時労働とかの日とかは10キロごとに会うぐらいか。でもやっぱり宿行ったらずっと一緒だし。週に1回の休みもずっと一緒なんで。やっぱりこうなんかありますね2人っていうのは。
桑原佑輔
うまくいかない。もう結婚できねえなと思って。
近藤淳也
24時間一緒。
途中でちょっと。
いいのわたる
それやっぱりねこういろいろいざこざがあったり。ありましたね。
喧嘩というか。
近藤淳也
どこまで聞いたらいいんだろう。どうしてたんですか。
桑原佑輔
例えばすごいその暑いところ走ってるじゃないですか。
僕は足で走ってると。でドライバーは暑いからエアコンつけるじゃないですか。
いいのわたる
で10キロ経って合流した時に僕は後ろのハッチバッグ開けて水分取ったりするわけなんですけど。そのハッチバッグ開けると涼しい風が流れるじゃないですか。
桑原佑輔
そうです。
そうすると中走ってるのは楽でいいよなーって涼しくていいよなーって嫌味を言っちゃうんですよ。
北アメリカ大陸を走る
桑原佑輔
言わなきゃいいのにやっぱりいいなーって言ってとか。
やっぱりこうエアコン使うとガソリン使っちゃうんでなんかセーブしてとか言っちゃうんですよ。
いいのわたる
そういうわけにいかないんじゃないですか。
そういうものとかがチリツモでこうなんかいろいろあったりするんですよね。
桑原佑輔
ドライバーされてる方はボランティアで来てくださってるんですか。
いいのわたる
ではなく交通費払ったり報酬を別でしっかり払ってるんで。
そうなんですね。
やることはやれよと。やることはやれよって言うんですけど、なかなかサポートっていう感じはなかなかしてくれないですね。
結局宿行ったらご飯作るのは僕だし、ドライバーの分僕は作るし。
近藤淳也
逆にね、それだけ何ヶ月とかって都合をつけて密地の場所に行ってずっと本当に朝から晩まで一緒に移動されてて。
面白そうですけど過酷っちゃ過酷だろうなと思うんで。
逆によく調整つく人それを毎回途切れずいたなって思うんですけど。
いいのわたる
そうなんです。だからすごい調整していただいてありがたいんですね。
例えば募集かけると何人か応募していただいて、時間を使って来ていただいて、仕事も休んだりとかして来ていただけるとすごい助かるんで。
そこはすごい感謝しなくちゃいけないんですけど。
桑原佑輔
やっぱり感謝の気持ちはずっと続かない。自分が辛い。
いいのわたる
あれですね、今回5人やっていただいたんですけど、男の人4人で女の人1人いたんですけど、女の人は上手くいったんですよ。
一回も喧嘩しなくて。
なんでかなと思ってよく考えてみたら、やっぱ女の人って気を使うのが上手い人にももちろんよるんですけど。
桑原佑輔
僕トークイベントとかも言うんですけど、目には目を、性格悪いんで目には目をなんですよ。
マイナスなことされるとやり返すんです。
マイナスで来たらマイナスに返すんですけど、その子はすごい気を使ったり、上手いんですね。心配り、気配りか。
いいのわたる
なんでプラスで来ると、僕もこれやらないといけないなってプラスで返すんですね。
そういうプラスのスパイラルで上手くいくんですよね。
近藤淳也
その人ずっと来てくれないんですか。
いいのわたる
そうなんですよ。その子はちょうど夏の仕事、夏をメインにやってる仕事の方なので、冬の間換算機。
なんで今回来ていただいたのがちょうど冬の間に来ていただいた。
なんでまた来年ちょっとその期間、冬の間時間があったらお願いしたいな。そう思って。
桑原佑輔
俺なんか結婚には向いてるな。いける、できる。
近藤淳也
男女ならいける。
桑原佑輔
そう、絶対喧嘩すると思ったら、まあそうとも限らないな。
いいのわたる
男の方も自分はやっぱり上の人は、やっぱりそういう社会経験があるので、すごい気を使うのが上手いっていうのはあります。
なるほど。
近藤淳也
まあね、すごいことされてるんで、やっぱりサポートしてほしいみたいな気持ちにはなるかもですよね。
こんだけ大変なことやってるんだから支えてくれよみたいなのがちょっとやっぱりね、
相当ってわけにはいかないというか、そのために雇ってきてもらってるのにっていうのはあるのかもしれないですね。
桑原佑輔
そうですそうですそうです。
なんか宿に着いた時に煮卸とかも、クーラーボックスとかもね、あれを卸して宿に運ぶとかっていうのも全部自分でやるもんで、
いいのわたる
それちょっとやってほしいなっていうのはあった気がしますね。
近藤淳也
なるほど。いろいろあります。
桑原佑輔
いろいろあります。
近藤淳也
積もってるものありそうですけど。
桑原佑輔
文句言うとキリが。
あんまりネガティブな話はしない。
そういうふうに全体的には言ってましたね。
いいのわたる
アメリカに関してはそういう感じでトレイルも走りましたけど、徐々にメキシコの方に近づくにつれてロード入っていったっていうところですね。
ロードに入って最後、僕は北から行ったんで、南の終点がメキシコとアメリカの国境に銅像というかモニュメントが建っている。
そこはPCTとして、PCTの終点は行きました。
近藤淳也
なるほど。このテカテから1回この漢方っていうんですかね。
桑原佑輔
そうですそうです。
近藤淳也
PCTの終点に行くために足を伸ばしてるんですか。
足を伸ばしてるんですか。
それで往復してるんですね。
いいのわたる
ちょっとズームを。
近藤淳也
はい。
桑原佑輔
あーそうです。はい、そこを往復したんです。
いいのわたる
そこに行きたかったんですかね。
近藤淳也
なるほどなるほど。
あ、そうなんですね。
ちなみにさっきのレースに出られてたんですけど、それはこのここグルグルですね。
桑原佑輔
そうですそうです。それあの、このIBUKIのトラッキングをどうしても使いたくてグルグル走ってるのを。
近藤淳也
ちゃんとレース中の軌跡も残してる。
桑原佑輔
そうですよ。オンラインして。
近藤淳也
なんか急にここグルグル回ってる。
桑原佑輔
そうですそうです。
近藤淳也
えっと、100マイルレースにエントリーされて、なんと5位。
新たな挑戦の開始
近藤淳也
年代別で優勝されてましたよね。
桑原佑輔
総合で優勝ですね。総合で5位ですね。
いいのわたる
5位で年代別優勝。
桑原佑輔
年代別、あ、そうか。年代別はそうでしたっけ。年代別あんまり気にしない。
近藤淳也
なんかね、序盤は30位ぐらいですとか言ってライブされてたのに。
桑原佑輔
そうなんですね。
近藤淳也
終わってみたら5位ってどういうことなんですか。
桑原佑輔
おかしくないですか。
そうですね。やっぱりスタートからもうボロボロで、みんな用意ドンスタートしたらグワーっていくんで、
いいのわたる
まあそうだよなと思って、そのぐらいの順位かなと思ったら、
割と中盤あたりからポロポロ皆さんタイム落ちてきて。
ゆっくり落ちて。僕はスピードは落ちなかったんですね。遅いけど。
近藤淳也
やっぱり普段のLSDが効いてる。
桑原佑輔
どうぞ効いてるんでしょうかね。ずっと。
近藤淳也
ずっと出してますからね。
いいのわたる
そうですね。終わりはもうなんか6位、最後ラストの30キロぐらいから、
7位、6位、5位みたいなそういう感じ。1人ずつ抜いて。
で最後の1人5位入賞っていうのはなんか聞いていたので、
あ、じゃあもう1人抜けば5位になれるってとこはすごい頑張ったんですけど、スピードを出して。
でもまあ割と終わってもまだまだ走れる感じだったので、
その遅いけど実験力はすごいあるな。
今度あの、UTMF、Mt.FUJI。
近藤淳也
いや名前見ましたよ。
桑原佑輔
エントリーフィストリー。びっくりしました。
あれそう、いけるなと思って。
あの、遅いですけど、1000キロぐらいだったらなんか優勝の見込みありますよ。
近藤淳也
1000キロ?
いいのわたる
まあ100マイルなんですけど、タイミングよく来たのでちょっと出ようかなと思って。
近藤淳也
そうですね。あ、そうです。コディアック。
これはでもbyUTMBの大会だったんですよね。
いいのわたる
そうなんですよ。byUTMBなので、
桑原佑輔
UTMB出たい方はご存知だと思うんですけど、ストーンがあるじゃないですか。
いいのわたる
あのストーンがですね、今このレースのおかげもあって、今いくつか44ぐらいあるんですよ。
すごいんです。たぶんいつでもUTMBが出られる。
近藤淳也
なるほど。結構その順位的には優勝もあるかなって思ってたんですか?
桑原佑輔
あ、思って、全く思ってなかったです。
いいのわたる
走ってる最中は、中盤までは、やっぱ早いやつは早いので、やっぱbyUTMBっていう名前がついてるのは、
だいたいやっぱ早い人は何人かいるんで、それは入賞はまあ無理だろうなと思いながら。
近藤淳也
じゃあご本人も別にそれを狙ってというよりは、ちょっとたまにはぐらいの感じだったってことですか?
いいのわたる
そうです。楽しめて、ちょっと上に、やっぱり30位ぐらいには入っておきたいなっていうのは。
近藤淳也
思いのほか上に行けたっていう感じなんですね。
いいのわたる
試したかったんですよね。こんだけ毎日走ってて、自分の体はまだ行けるのか、それとももうリタイアするぐらい疲弊してるのかは知りたかったんですよね。
近藤淳也
結果としては5位。
桑原佑輔
毎日やっぱ70キロ80キロ走ってるんで、首の皮だか足の皮一枚繋がってはいるんですね。走り続けてる。
でも気分としては何だろうな、100マイルの130キロ地点を常に走ってるとか、翌日のリカバリーぐらいをしている、そのぐらいの辛さを毎日70キロ走ってるんです。
いいのわたる
でも走り続けてられる、この体はレースでどこまで行けるのかっていうのを知りたかったんです。
近藤淳也
じゃあ100マイルの最後の方もいつもの感じって感じなんですか?
桑原佑輔
そう、まさに。
近藤淳也
ていうか、やっぱり毎日辛いんですね。そりゃそうですよね。
桑原佑輔
毎日辛いですね。
近藤淳也
130キロぐらいの感じから始まるんですね。
桑原佑輔
そう、朝にスタート130キロからみたいな。
近藤淳也
それ考えたらすごいことされてますね。
0キロからのリフレッシュしてないってことですよね。
桑原佑輔
そうです。最初の一歩、じゃあ今日始まりますっていう時が一番グッて持ち上げる。
いいのわたる
自分のグッていうのを、これが走り始めてしまえばまあそういうもんだと思うんですけど、この一歩目が、これが一番モチベーション上げるのが気持ち。
近藤淳也
なるほど。辛い。それが毎日ですもんね。
桑原佑輔
そこはやっぱりポイントかもしれないですね。
いいのわたる
その習慣になってるっていうのがすごい体のモチベーションを維持してくれる。
1週間に2回とか走っていると、その習慣になっていないので。
なんですけど、よく僕その習慣から言う話が歯を磨くのって毎日やるじゃないですか。
毎日やるし、毎日だいたい同じ時間、夜だか朝だか歯磨くじゃないですか。
桑原佑輔
それって習慣的にやってるから、その歯を磨かないってことが起きてしまったら、なんか違和感起きるじゃないですか。
いつもこの時間、寝る前とかって歯磨いてるのに、あれ今日歯磨かないでいいんだっけ?ちょっとムズムズする。
いいのわたる
それと同じで、やっぱり習慣化で走ってると、習慣として走ってると、走ってないとムズムズする。
そういうのが、1週間に1回休みがあるんですけど、その休みの時も走っていないと、あれ、今日なんか走ってなくていいんだっけ?っていう。
習慣って大事なんじゃない?
近藤淳也
今日はもうちょっと無理みたいな日はなかったんですか?
今日はちょっともうやりたくないみたいな。
桑原佑輔
そのおかげでなかったですね。
1日も?
いいのわたる
1日もなかったです。今日も行くかみたいな。
近藤淳也
もう行くと決めてた日は全部行った?
桑原佑輔
そうですね。
すごい。
いいのわたる
今日は歯磨くのめんどくせえな。
桑原佑輔
いや、歯磨きとだいぶ。
近藤淳也
例えば大雨でちょっと今日は無理とか、熱が出てとかはもうないんですか?
いいのわたる
あ、あったか。忘れてただけか。あれ、なんかあったな。1日。
あ、あれがありましたね。クラウドファンディングのせいにしてはいけないんですけど、クラウドファンディングの一つの返礼として、Zoom飲み会っていうのがある。
Zoom飲み会?
桑原佑輔
はい。返礼として。Zoom飲み会。
急になんか。
いいのわたる
ほんわかして。Zoom飲み会で日本とアメリカをつなぐ。で、そういうのをやるんです。
で、それをやる時に、やっぱり日本の時間の皆さんが話せる時間。夜か。に合わせると今度早朝になるんですね。アメリカ。
で、その時間起きてると終わって、じゃあ走りに行くかつ、もうちょっと辛すぎて、ちょっとその日は休みにするかってなったのが1回だけあります。
近藤淳也
それぐらいか。え、雨とかも、じゃあもう関係なく。
いいのわたる
もう雨なんかどんどん濃い。雨はもう気にしない。全然気にしない。
雨、特に暑い時はもうずっと雨を期待していましたね。雨が降るだけで少し少し救われる。パフォーマンスが上がるんですね。
近藤淳也
上がるんですねむしろ。
じゃあむしろ待ってたっていう。
待ってました。
桑原佑輔
もうその精神性が。心持ちが。
雨、雪、むしろなんか動画で撮れ高あるからいいんじゃないっていう。
近藤淳也
すごい。それがいいことだって考えれたらメンタルが全然変わってきますよね。
いいのわたる
そうですそうです。嫌だーっていうのはそうですね。
近藤淳也
はい、そしてですね、アメリカ終わって中米に入っていかれますけど、
中米の国々への興味津々
近藤淳也
アメリカ、カナダはなじみのある方というか、行ったことある方も多いと思うんですが、やっぱり中米ってなってくるとなかなか行かないんで、
そもそもそんなとこ走っていいのかっていうか、まず治安とかは。
泊まる場所あるのかなとか、そもそもどういう国なんだろうみたいなのもわからない小さい国とかも多いんで、
そういうところから興味津々だったんですけど。
いいのわたる
情報がやっぱりアメリカに比べるとグッと減っていきますよね。
近藤淳也
そうですよね。
いいのわたる
メキシコそれ以降で、僕もやっぱり周りから危ないっていうイメージ、
その誘拐が起きるだとか、強盗に遭うとかって話がありましたね。
ただ100分は一件にしかずってよく言ったもんで、結果から言うと全然問題なかった。
桑原佑輔
そうなんですか。
いいのわたる
安全な国でした。
もちろんそういうこと言ってしまうと、じゃあ全然平気なんだって油断してしまうのはちょっと良くないと思うんですけど、
夜とかは僕は走らなかったし、街中でどっか危ないところに出歩くってことは一応そこの最低限の気をつけてはいましたけど、
危ないことよりもむしろ優しいというか、人と出会いたかったですね。
最初はちょっと警戒してましたけど、どの人もめっちゃ良い人で、それは僕は走っている道中で出会ったから、そういう人と必然的に出会ったのかもしれないですね。
街中で普通に歩いてて、そういうの出会ったら悪い人たちを出会ったかもしれないですね。
やっぱりこう、メキシコを走っていて、車が通過して話しかけてくれる人とかっていうのは大体良い人っていうのはありますね。
と、ものすごい数の軍隊と警察が走っているんですね。車乗って。
そうなんですね。
1日10回以上は見ますね、必ず。
なので何してんだっていう意味で、止められることはよくありました。
僕もそうだし、車が何もない道路の横にパッて止まってるわけじゃないですか。僕を待つために。
で、その車、何だろう故障してるのか、テロリストかなんだか怪しいからって言うんで、警察が止めてよく聞かれるってことはあったみたいです。そのドライバーに聞くと。
近藤淳也
でも毎回言葉も変わっていくわけじゃないですか。ちゃんと答えれたんですか。
桑原佑輔
まずはメキシコのドライバーの人はスペイン語が話せた。
メキシコにも十何年。
それがあります。ここが強い。
いいのわたる
そうです、強いですね。っていう人もメキシコにいたし、あとはドライバーのもう一人はグーグルトランスレイとか。
近藤淳也
それで乗り切れたんですか。
桑原佑輔
乗り切れましたね。タイミングいいのが、まず僕が走っていて、車は前にいるじゃないですか。
だいたいパトカー、警察とかそういうのって後ろからやってくるじゃないですか。まず僕を見かけた後、車にたどり着くんで。
近藤淳也
さっきの人のサポートだよみたいな。
実際走ってるのを目に見てたらね、嘘じゃないですもんね。
頑張れっていう風になるんで。
いいのわたる
じゃあちゃんと説明すれば、別にやってること自体は応援してくれるって感じなんですね。
ただそのナンバープレートですよね、車の。ライセンスプレートがアメリカのままなんですね。
桑原佑輔
これずっと5大陸走ってて、ずっとこのプレートで行く予定なんですけど、ちゃんと許可をもらっていて。
いいのわたる
そのプレートで行くんですけど、警察側からしたら盗難者に見られるわけで、結構やっぱりそういう風に捕まるんですよ。
で、一度警察に捕まえられて手錠かけられたんですよ。
桑原佑輔
というのは、まず職員室いつも通りにされて、僕ら全然悪いことしてないし、そういうの慣れてきたもんで、全然ないから全然やってやんよぐらいな感じで。
調べてもなんでもどんとこいって感じだったんですね。
いいのわたる
で、いつものようにクーラーボックスの中とか、ちょっとザッザッと見て。
で、これなんだって言われたのが、タバコの中に、僕は吸わないんで、ドライバーですね。
の中にタバコが入って、これはマリファナだって言われて、えーってなって。
近藤淳也
普通のタバコですよね。
いいのわたる
いや、それがですね、マリファナだったんですよ。
普通のタバコとパッケージに入ってるタバコともう一つちょっと違うのが入ったんですね。
で、俺も全然もう見覚えもなくて、ドライバーに聞いたんですよ。
これどうしたんって言ったら、前日に宿が止まった時に隣の人からもらったそうなんですね。
で、僕はワイワイ話してて、もう次の日朝早いから寝るつって。
寝た後に彼らで、なんかちょっとそういうのもらったらしいんですね。
で、本人気づいてなくて、入れといたのが捕まったんですよね。
タイミングもじゃあ。
桑原佑輔
そう、タイミングも悪かったんですよね。
いいのわたる
で、捕まって、お前ら速攻でコーチ署だっていう。
言われて、いやもう持ってく、運んでくつって。
で、車はとりあえず置いといてつって。
いやマジかつって一生懸命言い訳して、僕はこういうご大陸走り、こういうチャレンジをしてるんだって一生懸命説明したんですよ。
桑原佑輔
でも向こうからしてみたら、それはわかるよ。頑張ってるのわかるけど、マリファナとはまた別だよねそれは。
まあ確かにそうだよな。関係ないよねって。
いいのわたる
なるんですけど、まあ僕も必死ですから、それしか言い訳できないからって言ったら、ちょっと話が伝わって、じゃあわかった罰金でいいよって。
で、メキシコってワイロとか兵器でこうやるような、警察もワイロでやるような、そういうシステムになってるらしいですね。
僕もそういうのこの道中で何回かあったんだろうけど。
道路の状態とトラブル
いいのわたる
で、その時にじゃあいくらって言ったら30万円って言われて。
30万円はないなーっつって、財布の中全部見して、なんかその時どんぐらいだっけな、10ドルぐらいしかなかったのかな。
しかなかったら、そしたら向こうもこいつら金ねえなっつって諦めてくれて、じゃあもういいよつって、まあマリファナだけ募集して。
で、何もなことなく。
うわーよかったー。
超ラッキーでしたね。
近藤淳也
うわー熱意が伝わったんですね。
桑原佑輔
そうですかね、みすぼらしかったんですかね、こんなシューズ履いてますから。
いいのわたる
金もねえでこんなボロボロのシューズ履いて。
近藤淳也
それはちょっとすごいな。
これはあれかもしんないけど。
桑原佑輔
あとどこまでちょっと使うか。
いいのわたる
まるまる使えるかどうか。
まあまあ別になんだろう、ドライバーは悪いっちゃ悪いですけど、まあでも本人もわからなかったっていうのもあるし。
近藤淳也
巻き込まれ事故みたいなか。
いいのわたる
そうですね、そういうのがあったってですね。
近藤淳也
なんかそのイメージ的には映画とかで見る麻薬のカルテルとか、アメリカの国境の近い街とかは割とこう、なんか危ないエリアっていう印象ですけど、
そういうのはじゃあ結構一部の地域だけっていうことなんですかね。
桑原佑輔
そうですね、そうですね。
いいのわたる
まあなんかその現地に住んでる日本人の人と会って、うちの隣にカルテルだよって言われて、一回見せてもらったんですけど、ここなんだって。
近藤淳也
そういうみんな知ってるけど共存してるみたいな感じですかね。
暴力団事務所みたいな感じですかね。
いいのわたる
になってるんでしょうかね。
近藤淳也
すごい世界ですね。
そういう感じなんですかね。
なるほど。
いいのわたる
そういうのがありましたね。
桑原佑輔
ちなみにそのドライバー、メキシコにテキーラ村っていうのがあって、運転中に飲み寄って、彼、「え、どうすんの?」って言ったら、
すいません、誘いに乗っちゃって。
いやいやいやいや、飲酒運転じゃん。
それはもう完全に彼の自らの行為なんで。
めっちゃ怒りました。
結構そのドライバーさんは持ってますね。
いいのわたる
持ってます。
近藤淳也
持ってんですね。
いいのわたる
なんかね、やっぱ待機、ドライバーは待機してる最中は別に、僕は10キロごとなんで1時間ぐらいは何もしてないんですよ。
車の中で好きなことやっていて。
仕事ある人は仕事やったけど、そのドライバーは漫画のアプリを見ているんです。
桑原佑輔
そこ容量尽きて、SIMカードの容量をオーバーして、「すいません、SIMカード切れちゃったんで追加してもらえますか?」って。
そこまで俺やんなくちゃいけないのかな。
近藤淳也
漫画大。
桑原佑輔
漫画大。Vジャンプ見てました。
Vジャンプ。
近藤淳也
持ってるな。
桑原佑輔
持ってますね。
近藤淳也
面白いな。
いいのわたる
そういうのありまして。
近藤淳也
メキシコ入る道は最初テキサスの方からだった気がするんですけど、その変更の理由ってのはどういう理由だったんですか。
いいのわたる
アメリカのサンディエゴのところからテキサスに行く予定だったんですけど、その道がフリーウェイなんですね。
フリーウェイはアメリカのもう少し手前ぐらいでも一回走ったんですけど、車ビュンビュンだし、警察に通るなって言われて、その手前のところは何とか通過できたんですけど、この先テキサス行って捕まって通れないってなったらもう他の道が一切ないんです。
一旦ロサンゼルスぐらいまで戻って別のコースで行かないと下道がないんですね。
もうメキシコとの国境近くまで来ちゃってるから、他にルートがないかなって調べたら、もう一旦メキシコ入ってしまって、メキシコのフリーウェイだったら警察も割と歩いてる人放置なんですね。
ホームレスとかそういう人たちなんで、それはもう自己管理、自己責任みたいな形だろうと思って、まずはメキシコ入ってから走っていきましたね。
桑原佑輔
なるほど。もともとテキサス行きたかった理由っていうのは何だったんですか?
テキサスにその前の年にレースに出てて、友達ができてたんで。
近藤淳也
なるほど。
いいのわたる
そうなんです。このプロジェクトを始めるときに、実はちょっとそういう根回しというか、もし現地で何かあったら危ないからっていうね、友達を探しに行ってたんですよ。
このアメリカとあと中米。1カ月で、1カ月じゃない、100マイルのレースを5週間連続でやるっていうのをやってたんです。
桑原佑輔
それは自分のチャレンジのもあるんですけど、もう一つの別の理由が、現地で友達を見つけるっていう作戦がありまして。
いいのわたる
何か時に助け、で、現に行って友達はたくさんできて。
で、テキサスにも友達ができたので、そこを寄って行きたかったっていうのは。
近藤淳也
そういう理由だったんですね。
いいのわたる
はい。
なるほど。
近藤淳也
で、もうハイウェイなんで諦めて。
いいのわたる
諦めてメキシコに入った。
近藤淳也
なるほど。僕もツーソンからドライブしたことあります、ずっと。
桑原佑輔
そうなんです。
はい。
いいのわたる
その道はどういう道なんですか?
ハイウェイ。僕が通ったのはインターステイトハイウェイだったんで、本当に高速道路だったんですけど。
近藤淳也
66みたいに横に古い道があるかどうかは分からないですね。あるかもしれないですけどね。
いいのわたる
そのハイウェイはもう両サイドも何もなく、わーっとずっと。
近藤淳也
そうですね。
いいのわたる
あれか、ハイウェイだとそういうの気付かないのか。
ルート66だともう肩替え車線とかだから、もう真横にわーって荒野が広がる。
近藤淳也
でも66は旧道があるんで、旧道は結構行けませんでした。
いいのわたる
あ、行ったかな。あれ、でも66って横ですよね。
踏みつけると突然の落下
近藤淳也
横です横です。
いいのわたる
僕、縦に走ってから66は通るには通りましたけど、気付いたらもう抜けていたような。
近藤淳也
そんなにそうですよね。走られてはないですよ。
場所によっても違うかもしれないですけど。
車で走り回ったことがあるんで。
桑原佑輔
そうなったんですか。
この辺結構走り回ってます。
西海岸の方ですか。
近藤淳也
そうですね。カリフォルニアからテキサスぐらいまで行って戻ってきたりとかしてたんで。
桑原佑輔
すーご、それかなり。
近藤淳也
いやいや、その井野さんに言われたくないです。
すごくないですよ。車で車で。
いいのわたる
車だって、えー。
近藤淳也
まあまあ、車でも長いですよね。なかなか届かないですけど。
いやまあ、走ってる人には何を言われても。
桑原佑輔
そうか。それでじゃあメキシコ入られて。
近藤淳也
メキシコは労働ってことですけど、舗装はずっとされてるもんなんですか。
桑原佑輔
えっと、あ、そうです。
いいのわたる
メキシコ舗装はされてますが、穴ぼこが結構多いですね。
整備、ぼこぼこで、車の人は割と大変でしたね。
あ、でもあれだな。僕が走ってる路側帯ですか、そのサイドウォークも割とぼこぼこで、
えっと、走ってる最中に地面が割れて、ズコッて入ることもありましたね。
えー。
スーパーマリオみたいなものが。ジャンプしないといけない。
近藤淳也
ボンって乗ったら落ちる。
いいのわたる
そうです。クレバスみたいな感じになって、ズコッつって、で、すね気がしたりだとか。
近藤淳也
うわ、こわっ。
桑原佑輔
あれ怖いですね。見た目わかんないんですよね。
いいのわたる
アスファルトなんですけど、確かに切れ目みたいのはあるんですけど、
アスファルト固いから踏んづけたっていいだろうと思って、踏みつけた途端に、ズコッて。
メキシコへの入国とルート選び
近藤淳也
抜けちゃうんですか?
いいのわたる
抜けましたね。どれくらいだろう?30センチくらいかな?
えーってなりますよね。
近藤淳也
やっぱそういう、あれですよね、道路の環境とかも。
いいのわたる
よくないです。
近藤淳也
こう荒れていくというか。
いいのわたる
そうです。マンホールがないとか。
桑原佑輔
マンホールないってどういうことって。
盗む人がいるらしいですね。
近藤淳也
蓋がないってことですか?
いいのわたる
蓋がないんです、マンホール。
近藤淳也
穴が開いて。
いいのわたる
穴が開いていて。
えー。
で、これ、車大丈夫なのかなと思うと。
まあ、車は割と避けていく人もいれば、なんか、途中でパンクしてそこにロカタに止めてる車もあるし。
近藤淳也
いやー。
桑原佑輔
夜は通れない。やっぱり危ないですね、車も僕も。
いいのわたる
メキシコそういうのが多いですね。
近藤淳也
なるほど。メキシコに11月9日に入られて。
いいのわたる
そうです。
近藤淳也
グアテマラに行かれるのが1月26なんで。
実はアメリカと一緒ぐらい?
はい。
2ヶ月半ぐらいですか?
はい。
ねえ。
はい。
桑原佑輔
長いですね。
すごい、そうそう、すっごいめっちゃポイントで。
そうなんです。
あのね、メキシコ着いたらみんながインスタのコメントで、あ、もうじゃあもう少しでパラマですねって言うと、全然違うんです。
近藤淳也
ですよね、なんか。
全然距離的にも地図を見てもむっちゃくちゃ長いなと思って。
いいのわたる
そうです。
桑原佑輔
あの、ゆっくり話さないと分かりにくいんですけど、難しいんですけど、僕ら地球にいて球体じゃないです。
いいのわたる
はい。
桑原佑輔
当たり前じゃないですか。
いいのわたる
でも平面で見てるじゃないですか。
何が起きるかって言うと、説明も難しいな。
同じ距離、例えば1000キロ走ったとき、この平面図で見るとアラスカ1000キロ走ったこのスケールをメキシコに持ってくると、なんか2、300キロしか走ってないようになるんですよ。
近藤淳也
そうですね、メルカトル図法だと極地の方がだいぶ大きくなる。
桑原佑輔
大きくなりますね。
そうなんですよ。
近藤淳也
1ヶ月でアラスカだとビュンてすっげえ進んでるあったんですけど、めっちゃ頑張って走ってもメキシコちょっとしか進まない。
そうか。
すごい、そのメルカトル図法の縮尺の話が出てくるっていう。
スケールが違いすぎて面白いですけど。
なるほど、もうすぐだねって言われてるけどめっちゃ長いぞってことですね。
桑原佑輔
なんか、IBUKIのとか見てもらうと、ちょんちょんしか進んでないんですよね。
近藤淳也
そうか、なるほどね。
いいのわたる
これはまあ、要は赤道まで続くわけですよね。
近藤淳也
そうですね。
いいのわたる
日本の南、南米も。
近藤淳也
そうか、なかなか進まなくなっていくっていう。
桑原佑輔
なかなか進まないですよ。
近藤淳也
地図の、地図の。
そういう方の影響で。
桑原佑輔
パッと見たら、そう、もうじゃあもうすぐじゃん。
これ、多分アラスカぐらいだったらもう数週間でゴール?みたいな。
近藤淳也
面白い。
いいのわたる
そうですね、パッと見そう見えますけどね。
ちゃんとGoogleで距離測んないと。
なんかなんつーのこう、別にパラドックスなんでもないんですけど、やっぱり違いますね。
どうでしたその後は、メキシコから。
今度このグアテマラに走るんですね。
メキシコの次からグアテマラ走っていくんですが、わりともうロードに近いと思ってたら、
一番グアテマラがアップダウンが激しかったですね。
山の国なんでしょうかね。
グアテマラでのハードなコース
いいのわたる
ずっと、日本で例えるならば、日本アルプス、北アルプスとかを走っているイメージでしたね。
北アルプスという南アルプスか、山なので、その緑のある山なので、をずっと走っているイメージでしたね。
平坦なところがほとんどなくて、アップダウンの連続でしたね。
なるほど。そのあえて山の方をコースを取ったからっていうのもあるんですか。
そうかな。
ビーチって、でもそれだとコースがないのかな。
桑原佑輔
そうなんですか。コースはどうやって選んでるんですか。
わりとシンプルで、Googleで。
いいのわたる
まずGoogleで調べて、まず車で行けるかを見て、行けるねってなったら、今度徒歩で調べるんですね。
同じルートだったら、じゃあそれで行こうってなるんですけど、徒歩で検索すると、山を経由すると距離としては短い時があるんですよね。
じゃあ、走って行った方が近いんだったら、そっち行こうって。
そうすると今度は車が行けない時と行ける時があるんで、そこのバランスを取りながら、Googleでとりあえず見てみる。
近藤淳也
そうなんですか。じゃあパナマ行きみたいな感じで、経路検索して。
桑原佑輔
そうですね。
まずは三菱湖ぐらいに着いたら、パナマまでのGoogleをバーッと調べて、あとはちょっと小分けして。
近藤淳也
そうなんですか。
桑原佑輔
あれどういう、皆さんどうやってイメージしてるんだろう。
近藤淳也
いや、アメリカはね、PCT行ってみようとかやっぱテーマがあったと思うんで、見てて一旦太平洋側行って、その後カリブ海が見たかったのかなとか。
で、山の方を通りたかったのかなとか色々思ってたんですけど、まさかのGoogle。
桑原佑輔
まさかのGoogle。割と今時代、時代。
近藤淳也
予想してなかったです。
じゃあ、最短経路を検索したらこうなったみたいな感じ。
桑原佑輔
まず骨組みはそれですね。
いいのわたる
で、その上で、アメリカのようにあそこ行きたいっていうのがあったりっていうのがメキシコとかでもあったので、
メキシコ、グアテマラっていうのもマヤ文明の遺跡とかを残ってるんで、そこに寄り道できる範囲かどうかを決めて、
例えば関群とかになるとだいぶ行ってしまうので、さすがに1000キロぐらい離れるかな。
中米諸国の類似性
桑原佑輔
ユカタン半島。往復しないといけないですからね。
いいのわたる
そこはちょっと難しいなっていうので、もう少し池の範囲でその骨に対してちょっと少し寄り道をするというのをやってました。
近藤淳也
なんかピラミッド行ってましたもんね。
桑原佑輔
あ、そうです。そうなんですよ。ピラミッドとかは行きたいなと思って、結局でもピラミッドを上に登れなかったんですよ、どれも。
近藤淳也
あーそうなんですか。
いいのわたる
なんかどんどんこっちの中米の方のピラミッドは登れなく、保護とかですかね。あまり登っている人が多い。
近藤淳也
一般人がもう登れなくなっちゃってるってことですかね。
桑原佑輔
そうです。
近藤淳也
見るだけっていうことですかね。
いいのわたる
そうです。見るだけになってしまうので、今のうち皆さん行けるところは行っといた方がいいと思います。
近藤淳也
なるほどなるほど。でもそうやってると決めてたんですね。
いいのわたる
ちょっと後悔しているのが、ユカタン半島近くにセチェンっていう遺跡があるんですよね。セチェン遺跡。
で、そこはピラミッドがあるんですけど、ザ・中米というか森の中に隠れているピラミッド。
近藤淳也
よく見るやつかな。
いいのわたる
ああ、だと思う。
あれがユカタン半島に近くなので、それに行けなかったのはちょっと後悔。
近藤淳也
伊野さんは結構そういうピラミッドとか古代文明とかお好きなんですか。
いいのわたる
好きです。好きです。詳しくはないくせに好きですね。
桑原佑輔
詳しくはないんですか。
詳しくはないです。あれあれあれ、ちょっと待ってください。詳しくはないです。
近藤淳也
なるほど。
桑原佑輔
詳しいですか。
近藤淳也
いや別に詳しくはないですけど。
いいのわたる
そうですね。そんなすごい歴史が。あれは好きですけどね。神話とかですね。各国で。
神話って日本で言う古事記とかあるじゃないですか。古事記って神様が最初の淡路島でしたっけ。何か作ったのかな。
近藤淳也
小倉島ですね。
いいのわたる
そうそうそう。そういう話は嘘だろうみたいな。
近藤淳也
ポタッと最初の雫が。
いいのわたる
そうそうそう。だから天界と現実のこの世界とか。生き生きするアマテラスとかそういうのの話は大好きですけど。
そういうのがやっぱりこうなんだ。どこでしたっけ。ギリシャ神話とかあったりするのが好きです。エジプト文明。
マヨ文明とかどうやって滅びたかってのはね。
近藤淳也
謎ですからね。
確かに神秘的っていうかミステリアスな感じがちょっと惹かれますけど。
いいのわたる
そうです。そういうのが好きなんです。
近藤淳也
カリブ海というかメキシコ湾とかこの辺の海っていうのは今回その大西洋側は初めて近づかれたと思うんですけど。
そうです。
何か違いました?
桑原佑輔
あんまり変わらないです。近くにいるのは変わらないです。一緒海。一緒でしたね。
近藤淳也
一回このメキシコで近づいていいんですよね。
桑原佑輔
そうです。そうです。
近藤淳也
海には入ったんですか。
桑原佑輔
海には入りました。入りましたけど一緒。見た目は一緒ですけど違うのは生息してる魚が違う。
いいのわたる
西海岸の太平洋側は一応ティラピアとかっていうのがわりとどこでも食べられるお魚なんですけど。
桑原佑輔
西でも東でも。でも東の方がいろんなお魚がありますね。ブリか。ブリ、スズキとかそういういろんな魚が食べられる。
近藤淳也
お刺身として食べられる新鮮なのがわりとメキシコ湾の方だったので。だからお魚いっぱい食べましたそっちで。
桑原佑輔
なるほど。
近藤淳也
食べるものはよく。なんで行きたかったんです?ペラクルスだったかな。
いいのわたる
ペラクルス。
近藤淳也
ペラクルスの方行きたかったです。
桑原佑輔
なるほど。このメキシコシティのあたりとかは標高が結構高いんですね。2000m超えていますもんね。
いいのわたる
2000mです。ずっとメキシコの西海岸をずっと走ってたんですけど、どっかでメキシコシティに行かないといけないので。
桑原佑輔
メキシコシティってのはわりと東の方です。どっかで山に入っていかないといけないっていうので、グーグルで検索してどっから入るのが一番いいかなと思うか。
あとやっぱり危ないところっていうのが場所が所々あったりしたので、メキシコの南の方ですね。時計で言うと8時の方向ぐらいですね。そこら辺ゲレロかな。ゲレロシェルとかあって。
近藤淳也
そこはもうなんか倉屈だっていうマフィアっていうのがあるんで、そういうのはやっぱり避けました。
なるほど。それでメキシコシティの北の方。
いいのわたる
そうですね。北の方から攻めていったっていうのはあります。
近藤淳也
メキシコシティも行ったんですか?
いいのわたる
行きました。メキシコシティはちょうどドライバーが変わるっていうので、やっぱり都市の方に行かないといけないっていうのもあったりしていました。
近藤淳也
特に2000mでもなんなくというか。
いいのわたる
そうですね。2000m、2500mはそんなに…そうですね。やっぱりそうじゃないですか、皆さん。3000mとか行くとちょっと息苦しいとかあるかもしれないですけど。
僕、そう言っても6分半とか、キロ6分半ぐらいで走っているので。だからそんなに…4分で走るとかそういうのだったらちょっと…
近藤淳也
アップダウンはグアテマラが…エルサリバトル?
いいのわたる
あ、グアテマラです。グアテマラがってなって。
で、もうグアテマラとかになると…なんていうんだろうな。
割と貧しい国なんでしょうね。貧富が激しいのかな。
桑原佑輔
なんで、その次のエルサリバトルに比べると割とだいぶ違う。
どっちがですか?
いいのわたる
エルサリバトルの方が今政権変わってすごい安全で。
そうなんですね。
グアテマラはグアテマラシティとかすごい危ない。お店とかがですね、すぐ強盗に襲われるんで、全部鉄越し。
鉄越し越しの店があるんです。で、エルサリバトルは安全なんで、そういうことがあんまりない。
通貨もドル使ってるし、ビットコインの有名な国ですね、エルサリバトル。
近藤淳也
法定通貨でビットコイン。
桑原佑輔
そうです、法定通貨。ビットコイン使いましたね、僕。
近藤淳也
あ、そうですか。
桑原佑輔
僕はビットコインちょっと持ってるんで、本当にできるのかなってやってみたら、お、お、お、会計できた。
いいのわたる
マック、マクドナルドで会計できました。
近藤淳也
すごい。
いいのわたる
そうなんだ。
近藤淳也
なるほどね。
メキシコ、ワルト、グアテマラ、エルサリバトル、ニカラグア?
桑原佑輔
ニカラグア。
近藤淳也
あ、ホンジュラスが入るのか。
桑原佑輔
ホンジュラスは3日間だけ。
近藤淳也
ニカラグアはコスタリーかパナマ。
でもね、なんか順番もすぐわからなくなる、この中米国。
桑原佑輔
わかんなくなります。
シリーズ。
国旗って、なんか青と白の国旗なんですけど、もうほぼ一緒なんです。
近藤淳也
あ、そうなんですか。
全部似てるんですか。
桑原佑輔
似てます、似てます。もうさっぱりわからない。
北アメリカ大陸の走破
近藤淳也
この辺は確かに、すぐ順番わからなくなるんですけど、どう違うんですか?大体一緒なんですか?
いいのわたる
何でしょう、僕がやりたかったのは、ずっと走っていくのは、よく日で言うと、グラデーションを見たいから、移り変わりを見たい。
赤からジャンプして黄色行きたいとか、そういういきなり変わるんじゃなくて、徐々に変わっていくグラデーションを見たいっていうのがあって、走っていくんです。
まずすごい思ったのが、色が違ってくるなって思いましたね。
桑原佑輔
中米一言言っても、メキシコはやっぱりタコスとか辛い。辛さがだんだん抜けてくるんですね、グラデーションで言うと。
いいのわたる
あ、そうなんだっていうのがありましたね。
人はあれかな、田舎行けば優しいし、シティに行けば、都市に行けば、わりと冷たいというか、わりと淡白っていうのはあります。
そういう差はありました。
近藤淳也
特にこの辺の国々で大きな違いはないんですか?
いいのわたる
なかった。職人以外に関してはそこまで差はない。
そうなんですね。
桑原佑輔
言葉とかは一緒?
近藤淳也
言葉は変わりましたね。
全部違うんですか?
いいのわたる
同じスペイン語なんですけど、方言じゃないよな。方言よりもちょっと強いと思います。
桑原佑輔
どうなんでしょう?日本人も方言あるじゃないですか、関西弁とか。
あれを外国人がどう捉えてるかわかんないですけど、挨拶の言葉が全く違うんですね。
近藤淳也
違うんですね。
いいのわたる
例えば、ブエナスディアスっておはようございますってメキシコで使うのが、だんだんグアテマルに行くとケタールって言うんですし、
で、次の国に行くとブエナとかになったり。
桑原佑輔
ちょっとブエナはブエナスディアスとちょっと違いますね。
いいのわたる
またコスタリカぐらいになると、ピタピージャーだったかな、そういう言葉になって。
全然違うんです。
近藤淳也
でも全部スペイン語なんですね。
いいのわたる
全部スペイン語です。
で、数字とか言うとちょっと伝わらないし、いくらって聞いて答えたのが、え、今なんつったっていうのはすごいありました。
僕もスペイン語話せるわけじゃないので、でも数字ぐらいはわかるんですけど、そういう言葉が全然違いましたね。
桑原佑輔
関西弁だって東京の言葉だって数字は一緒ですよね。
いいのわたる
一緒ですよね。
確かに確かに。
それがすごい。
で、メキシコで十何人も住んでたっていうドライバーの方もパナマとかそっちの方行くと全然わかんないっていう。
難しい。
近藤淳也
その同じ方が最後まで来てくださったんですか。
いいのわたる
出張で行ったことがあるって言われていて、そこは一緒にはいなかったですね。
近藤淳也
いや、ちょっと未知の場所ですけど、でもなんかね、日本人の方サイクリングされてたりとか。
桑原佑輔
あ、いました。
そうです。
近藤淳也
コーヒー豆。
桑原佑輔
コーヒー豆の、そうなんです。
いいのわたる
岡山の、えっと、割とその土地に住んでいる方々は皆さん有名な人らしいです。有名なお店らしいです。
そうなんですか。
三村コーヒー店って言って、クラシキのお店があって。
親子で自転車でとある区間を行ってました。
で、なんでって言ったら、そのご自身のやっているコーヒーの取引先がグアテマラなので、その農園に行きたいっていうので。
で、お子さんが高校卒業した卒業旅行。
近藤淳也
すごい経験やん、それ。
高校3年生でグアテマラサイクリングですか。
いやー、すごいですね、それは。
桑原佑輔
すごいですね。いい経験。
その本人は割と嫌々だとか、親子でもう話も聞かない、しない日とか喧嘩してて、そういうのあったらしいですけど。
いいのわたる
とはいえ、何年経ったらすごい経験だと思います。
でしょうね。
桑原佑輔
あれですね、コスタリカだけは全然違う国でした。
いいのわたる
なぜですか。
国境を、状況としては国境を越えるじゃないですか、国ごとに。
で、国境を越えてもそんなのものは動物にとっては変わりない。
結局、動物は似たような生物、動物が生息してるって言うんですけど。
コスタリカの国境に入った途端、鳥だとか動物が全然違う動物が生息するんです。
コスタリカってエコツリズム、動物保護とかそういうことに力を入れてるらしくて、世界の動植物の5%がいるって言われてるんですね。
でもそれはすごい肌で感じていて、匂いはでも気のせいかな?も違うし、やっぱ生きている怠け者だとか、
トゥカーンって言って黄色いくちばしのぶっといのの鳥だとか、
あとハチドリ、ハミングバードってオバリングする鳥だとか、そういうものとかですね。
他の国、隣の国では見てこなかった鳥がいましたね。
そうですね。僕、上から走ってきて、メキシコあたりから排ガス規制が多分すごい緩くて、
黒煙をもうお腹いっぱい吸ってる人がいるんですよ。
でもコスタリカのところだけはなかったですね。
すごい快適に。
近藤淳也
じゃあ結構そういう生物多様性が保護されており、環境も綺麗な国なんですね。
桑原佑輔
そうですね。なので割と欧米というか、スペイン語しか話せないこの中米の中で唯一コスタリカだけは割と英語、欧米の人も来てるから。
近藤淳也
そうなんですね。
いいのわたる
英語も話せましたね。
なるほどね。
僕絶対ここまた行くとか、ハネムーンとかだったら絶対来た。
近藤淳也
ちょいちょい結婚ネタで出来ます。
桑原佑輔
ありますね。
いつ行けるんですか?
いいのわたる
たまにありますね。
近藤淳也
どっかで見つけて一緒に走って行かれるのがどうですかね。
そうですね。
最後3大陸分ぐらいはハネムーンでしたみたいな。
桑原佑輔
本当ですね。
結婚考えるともう今から見つけないといけないな。
近藤淳也
そうじゃないですかね。
いいのわたる
走りながら。
近藤淳也
一緒にドライバーずっとしてもらいましたみたいな。
いいのわたる
本当ですね。
聞きたいと思います。
南米編の計画
近藤淳也
じゃあちょっと南米編の紹介を少ししていただいて終わりましょうか。
そうしましょう。
桑原佑輔
そうですね。
パナマに着いてから今度今車を運んでいるんですよ。
いいのわたる
車を船積みで今度は次コロンビアからスタートするんですね。
メキシコとコロンビアの国境っていうのはジャングルで道路がないんですね。
近藤淳也
パナマとコロンビアですか。
いいのわたる
パナマとコロンビアの国境が。
近藤淳也
ここ道路繋がってないんですか。
いいのわたる
道路がないんですよ。
近藤淳也
地球上にそんな場所があるんですか。
桑原佑輔
そうですね。
近藤淳也
国境どこも通れないってことですか。
桑原佑輔
はいジャングル。
近藤淳也
確かに地図でも道がないですけど。
本当に繋がってないんですね。
そうなんですか。
桑原佑輔
そうなんですよ。
一応徒歩で行くんだったらパナマのどっかから船で国境近くまで行って
いいのわたる
そこから歩いてコロンビアに行けるんですけれども
桑原佑輔
いずれにしてもそこまでして国境を越えるかっていうところで
いいのわたる
車はもちろん道路がないので。
近藤淳也
本当ですね。
確かに道がないです。
今グーグルマップを見てますけど。
国境を越える道がない。
そうかそういう理屈づきのところもあるんですね世界には。
車を船で運んでるってことですか。
いいのわたる
そうです今結局パナマ、パナマ運河があるんで
パナマ運河ちょっと越えたところで車を預けて
今港から港へ。
近藤淳也
それは太平洋ですか太西洋ですか。
桑原佑輔
太西洋ですね。
近藤淳也
じゃあ一回この東側に車を出して
太西洋を今車が移動して。
桑原佑輔
そうです。
そうなんですよ地図見てもらうとわかるんですけど
いいのわたる
パナマの北の方からカルタヘナっていうコロンビアの港まで
運ぶんですけどちょっと1日なんですよ運ぶの。
だけでいくらだっけ60万円くらい。
近藤淳也
そんなにですか高いですね。
なるほどカルタヘナここか。
そうですそうです。
じゃあ南米編のスタートはカルタヘナからですか。
桑原佑輔
そうですカルタヘナからスタートします。
近藤淳也
なるほどすごいな。
桑原佑輔
この日本に戻ってくる最中に間にコースを検討しようと思ったんで
いいのわたる
まだできてないです。
桑原佑輔
そうですか。
いいのわたる
ただ決めているのはインカ道っていうのを走ろうと思っていて
でインカ道とあと
あそこラパス、ウイユニカ。
近藤淳也
ウイユニエコ行かれるんですね。
いいのわたる
あとマチュピチュ。
近藤淳也
やっぱ遺跡はちょっと抑えておこう。
桑原佑輔
抑えておこう大堂な。
近藤淳也
すごい地上へとかは行かないですか。
桑原佑輔
地上へ地上へって下の方ですよね。
地上へまで降りてじゃあまた上に上がろうって言うと一気に3000m上がったり
すごいですよね。
近藤淳也
そうですアンデスの下に行かないと。
桑原佑輔
アンデスのそうアンデス降りる上がるっていうのを
そんな気軽に行けるんだっけっていうのを
ちゃんと調べないと。
近藤淳也
じゃあアンデスの東側を行く感じ。
桑原佑輔
そうです。
近藤淳也
の予定ってことですか。
桑原佑輔
そうです。
近藤淳也
じゃあかなり標高の高いところを。
いいのわたる
標高の高いところを行こうと思っていて。
たぶんそのインカ道の急道は車が通れるんじゃないかと思って
そこは調べなくちゃいけないなって。
もし車がやっぱり車ありきになってしまうんですけど
車が通れなかったらそっちの下りた東、西海岸の道を行かないといけないのか。
近藤淳也
じゃあアンデス下りる登るがあるかもしれない。
桑原佑輔
あるかもしれない。
すごいな。
近藤淳也
すごいな。
一気にありますね。
ですよねあそこは本当に山も高いですし。
桑原佑輔
山とかそうですからね。
近藤淳也
じゃあまああんまりそのブラジルとかの東の方とかじゃなくて
いいのわたる
アンデス山脈あたりをずっと進む。
ずっと進んで一番アルゼンチンのウィシュワイヤまで行く予定です。
近藤淳也
最後の方はもう南極とは言わないですけど。
だいぶ端っこまた。
井戸が上がっていって。
そうですね。
人もいなさそうですけど。
桑原佑輔
井戸もいないですね。
近藤淳也
最後に人がいるのかっていうのが心配ですけど。
桑原佑輔
そうですね。
また動物とかいいのかな。
近藤淳也
なんかすごい寒いイメージですけど。
そうです。
桑原佑輔
一ヶ月ぐらいを予定されてるんですか。
いいのわたる
北アメリカが14,000キロで今度ちょっと短いんで12,000キロ。
桑原佑輔
そういうのちょっと。
いいのわたる
一ヶ月ぐらいちょっと早いので5月に僕スタートするので2月にゴール。
2025年の2月にゴールできたらいいか。
近藤淳也
来年の2月か。
じゃあちょうど1年10ヶ月後ぐらい。
南米の挑戦
桑原佑輔
そうです。
近藤淳也
でもそうか夏になっていくんですね。
桑原佑輔
そうなんです。
近藤淳也
南半球だから。
いいですね。
桑原佑輔
そうなんですよ。
一番いいあったかい時期。
いいのわたる
あったかくはないでしょうけど一番気温が高い時期にゴールができたらいいな。
あんまり早く行きすぎるとまだ寒いし。
そうでしょうね。
そうですね。
近藤淳也
わかりました。
じゃあちょっとまたぜひ気をつけて。
IBUKIでまた見守りたいと思いますので。
桑原佑輔
そうですね。
近藤淳也
くれぐれも気をつけて本当楽しんでいただきたいですけど。
何か日本から応援してる方にメッセージとかありますか。
いいのわたる
僕トークイベントの時もそうなんですけど。
これはですね。
もう一人の自分の人生だと思ってちょっと見てほしいんです。
僕社会人15年目まではもうサラリーマン普通のサラリーマンやってたんです。
そこからまあいろんな環境だとか出会いがあってちょっと違う道に人生進めていったんですね。
なのでちょっとそういう出会いとか環境が違ってれば僕は聞いていただいてる視聴者、
聞いていただいてるリスナーの方だったかもしれないし、
その聞いていただいてる方もひょっとしたら僕のこの立場にいたかもしれないんですよね。
なのでもう一人自分がパラレルで動いてるなと思って見ていただけたら嬉しいです。
桑原佑輔
なるほど。
近藤淳也
そういう人生もあったかもって思いながら。
桑原佑輔
そうです。
いいのわたる
俺はあそこ走ってたんだって思ってほしいなと。
近藤淳也
じゃあ長い時間ありがとうございました。
これからの挑戦も。
また1年後。
楽しみにしてますんで。
桑原佑輔
戻ってまいります。
近藤淳也
またぜひ南米のお話も聞かせてください。
桑原佑輔
よろしくお願いします。
いいのわたるさんの北アメリカ大陸走破記
近藤淳也
いいのわたるさんでした。どうもありがとうございました。
いいのわたる
ありがとうございました。
01:26:12
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