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2024-10-08 1:50:47

休みの予定も紙に書いて計画!?TJAR2連覇土井陵さん

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トランスジャパンアルプスレース(TJAR)を2連覇で終えられ、今週末はBAMBI100の運営も待ち構える土井陵さんにお話を伺いました。

TJARのレースを改めて振り返りながら、レースにまつわる人との関係や、レース中の苦しみ、レースを終えた気持ちなどをお聴きしています。

後半は、土井さんが中心となって運営する100マイルイベント「BAMBI100」や、今後の活動について伺っています。

サマリー

土井陵選手は、トランスジャパンでの2連覇を達成し、休息期間の重要性や計画について語っています。また、福井選手との関係性や大会への思いを振り返り、報告会の様子やメディアの反響にも触れています。土井陵選手は、TJAR2連覇に向けた準備や体調管理について語り、彼の経験やコースに対する工夫、仲間との絆が深まる様子が描かれています。エピソードでは、TJARでの土井陵選手の経験について、休憩や食事の計画、天候の影響、競技中の精神的な葛藤が語られています。特に、ライバルの存在が心理面で与える影響や、ペース管理の難しさについても触れられています。土井陵選手は、TJARのレース中に睡眠不足や栄養補給の経験を振り返り、特に身体的な苦労について語ります。また、日焼け止めを使った足のケアや、悪天候の中でのレースの過酷さについても述べています。土井陵選手は、TJAR2連覇を達成する中での計画と挑戦について語り、雷雨の中での判断や足のトラブルに苦しむ姿を通じて、山の厳しさと応援の力について触れています。土井陵選手は、トランスジャパンでの2連覇達成の過程や心境について語り、完走の意義や走行中の精神的な葛藤、ゴールの瞬間の感動について詳しく話し合っています。このエピソードでは、TJARの2連覇を達成した土井陵選手が、準備や計画の重要性について語り、休日のスケジュール管理や記録を紙に書くことの効果について深掘りつつ、困難な状況に直面する選手たちへのサポートについても考えています。土井陵選手は、TJARの2連覇を振り返り、来年度の計画やレースへの準備について話し、地域のトレーラーニングの普及活動やボランティアの重要性についても触れています。また、土井陵選手はトレイルランニングの普及に向けた活動や、アスリートとしての今後の展望について語り、ポッドキャストの開始に関する計画やレース会場でのクリーナップ活動についても述べています。

トランスジャパンの成果
土井陵
IBUKI STATION、桑原です。 近藤です。 IBUKI STATIONです。
近藤淳也
こんにちは。 今回はゲスト会です。 すごいですね。
土井陵
今日は、土井陵選手にお越しいただきました。 ようこそです。 こんにちは、土井です。
近藤淳也
もうみなさん、説明するまでもないかと思いますけれども、 今年、TJAR2連覇を成し遂げられて、
去年もトルデジアンが終わった後に1回、 IBUKI STATIONにご出演いただいていて、
毎年ね、BAMBIが近づくと、ちょっとBAMBIの端末のご準備をしてお渡しするみたいなタイミングがあるんで、
結構それで何か、最近毎年こうやってお話伺う機会をいただいていますけれども、 今年も来ていただきました。
土井陵
よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
近藤淳也
そしてちょっとね、今年については、伊原さんのポッドキャスト、 100 Miles, 100 Great Times っていうポッドキャストでも、
TransJapanのことをかなり語られているんで、 そちらもね、ちょっとぜひ合わせてお聞きいただければと思いますけれども、
まあ、IBUKIなりにいろいろ今日は伺っていければと思います。 よろしくお願いします。
はい、ということで、8月にTransJapanが終わりまして、 もう10月上旬ですけども、お体は?
土井陵
もう今はだいぶ戻ってはいますけど、 ちょっと一旦休憩の期間に入ってるんで、
ゆっくり、ゆっくりジョーグをやってる感じですね。 楽しみながらやってる感じです。
近藤淳也
やっぱり土井さんも休憩期間は取られるんですね。
土井陵
そうですね、年2回ぐらいビッグレースを入れて、 その後はちょっとやっぱりオンとオフを分けようと思ってて、
休息する期間はちゃんと作ろうと思ってます。 海外の選手結構やってますよね。
バーッと詰めるときは詰めて、いきなり1年間ドカッと休むとか、 結構ね、上手いことやってはるなっていうのは感じます。
近藤淳也
休憩の期間っていうのは決められてるんですか?
土井陵
特に決めてないですけど、もう次のレース、次のレースいくつか入れていってるんで、 それに向けて逆算してちょっとまた練習していこうかなっていうところで、
10月入ったんで、ちょっとやっていかなあかんなと思ってます。 なるほど。
近藤淳也
なんか精神的な燃え尽きみたいなとか、そういうのは別にないですか?
土井陵
やっぱりちょっとありますね。燃え尽きじゃないですけど、 一旦張り詰めたものを緩めてあげる期間は必要かなと思ってたんで、
この8月の下旬から9月にかけては、そういった期間も大切にしながら、 10月にバンビがあるんで、そちらの準備もやりつつ過ごしてた感じです。
近藤淳也
なるほど。じゃあなんかやる気にならなくて恥じらないというよりは、 計画的にちょっとオフにしようって思って。
土井陵
まあ、どちらの…
近藤淳也
どっちの良さもある?
土井陵
良さはあります。
近藤淳也
なるほど。ということで、今年も見事トランスジャパン2連覇という形で終わりまして、
土井陵
今年の一つのビッグレースという位置づけですよね。
近藤淳也
今のお気持ちというか、終わってみて今どんな感じですか?
土井陵
もう終わって1ヶ月半経ってるんで、結構もうだいぶ昔の感覚ですね。
結構ね、すぐレースが終わったらすぐ過去になっていくんで、あんまり鮮明な感じはあんまりしないかなと思います。
あちこちで報告会とかも今年されてますよね。
桑原佑輔
そうですね。あれも早め早めにやらんと、どんどん気持ちってどんどん変化していくんで、
土井陵
やっぱホットの時にやるのが一番こちらとしてもリアルなことを伝えれるんですけど、
どんどん期間が開くにつれ、結構美化されるというか、あるじゃないですか。
桑原佑輔
そういうこともあるんで、自分の中でこういう風な考え方だったかなみたいな、
土井陵
いい風に丸くなっていく、いい風にというかね、いい思い出になることが結構多くて、
福井選手との関係
土井陵
やるんやったら早めにやって、マイルストーンでやった報告会に関しては結構リアルな感じで話ができたかなと思います。
近藤淳也
大阪で結構直後?
土井陵
そうですね。2週間後ぐらいにやったんじゃないですかね。
近藤淳也
何回ぐらい報告会は今年?
土井陵
いやいや、まだ2回だけですね。あと1回大阪のほうでやります。
近藤淳也
もう1回あるんですね。それは何ですか?
桑原佑輔
それはノースの関係で。
近藤淳也
ノースです。それ何か宣伝とかしなくていいですか?
桑原佑輔
まだ、こんなに言ったらあれなんですけど、結構オープンしたらすぐ埋まるんですよ。
土井陵
なるほど。
桑原佑輔
ノースで言ったら、キャンセル待ちが結構多くて、キャンセル待ちの問い合わせが多いらしくて、
土井陵
そうなんですか。
だからあんまり早く出したら、なんかそれが大変やっていうので、結構ギリギリに出してる感じで。
近藤淳也
そんな人気なんですね。
土井陵
まだ情報としては出てない?
出てないです。
桑原佑輔
日にちは決まってますけどね。前から。
マイルストーンでも40人くらい。40人やったんですけど、キャパの問題で。1日くらいで埋まったんじゃないかな。
近藤淳也
すごい。
桑原佑輔
ノースもそんなんですね、毎回。
近藤淳也
そうですか。トランスジャパンの報告会もありますしね。
桑原佑輔
そうですね。今月末ですね、それも。
近藤淳也
そういう時はどんなお話をされてるんですか?報告会。
桑原佑輔
公式の?
近藤淳也
いや、あの、報告会。これまでのマイルストーンさんと。
土井陵
それはね、スライドを使って、トランスジャパンに向けての作り込みであったり、前回からの引き続いた問題、課題であったり、それに向けての計画であったり。
すごいカメラマンの藤巻翔さんのチームの写真をいっぱいいただけたんで、それを皆さんに見ていただきながら、こういう時はこうだったっていうのが話をさせてもらって。
その写真もね、実際に公に出るやつじゃなくて、藤巻チームが多分、今後ちょこちょこ出していくことであったり。
桑原佑輔
なんか本にも写真集にもするみたいな、ちらっと言ってたんですけど、それはどうなるかわかんないんですけど。
土井陵
そういったあんまり公には見れない写真を、来ていただく方には見ていただけるんで。
まあ、なかなかすごい良い、自分で言うのもなんですけど、なかなか見れないものを見れるから良い報告会になってるんじゃないかなと思います。
近藤淳也
あとあれですね、各メディアも記事、ランプラストレイルの出しですとか、
土井陵
そうですよね。
近藤淳也
あとテレビ大阪で今回、ドイツ産の番組っていうか。
桑原佑輔
そうですね、ありがたいですよね。
近藤淳也
テレビが放映されてましたけど、いろんなメディアでも今回取材されてますけど、2年前より増えた感じはありますか?
桑原佑輔
いや、そんなことはないですね。2年前もやっぱりいっぱいありましたね。
いや、2年前のが多かったんじゃないですかね。
近藤淳也
あ、そうですか。
土井陵
そんな気がしますけどね。
桑原佑輔
っていう、そうですね。前回NHKの番組が入ってたんで、NHKはやっぱり2時…え、何時間だった?3時間ぐらい。
土井陵
そうそう、1時間半×2の番組だったんで、結構ボリュームが大きくて。
なんか年末年始も15分番組で3週間連続でやったりっていうので。
なんか結論、僕がすごいとか僕に注目してるっていうよりも、みんなやっぱTJRっていう大会がすごい好きで、
あの大会に注目してっていう側面が大きいんかなとは個人的に思ってますけどね。
近藤淳也
いやでも、その中でね、やっぱりすごい記録を出されてたんで。
土井陵
そうですね、僕が優勝しようが、誰が優勝しようが多分同じな感じになってると思いますよ。
桑原佑輔
いや、タイムがね。
前回はね。
近藤淳也
前回のタイムがやっぱりちょっと常識を超えたっていう感じがしたので、やっぱりインパクト大きかったと思いますけど。
じゃあちょっといろんなところでね、そういう形でお話をすでにされてると思うんですけど、
ちょっとまた今回の大会を振り返らせてもらってもいいでしょうか。
はい。
で、まずちょっと前回の1年前のインタビューで僕がすごい覚えてるのが、
トルデジアン出て来年どうされるんですかっていう中で、もう1回TJRを考えてるっておっしゃれていて、
その時おっしゃってたのが一緒に目指していた福井さんが出られる、目指されてるんで、やっぱり友達が出るんでっていうふうにおっしゃられてたかと思うんですが、
まあ今回残念ながら福井さんはちょっと先行で通らずってことで、
土井陵
その辺ちょっとどういう心境だったかっていうのをお聞きしてもいいですか。
ずっと福井さんと一緒にこのトルデジアルを目指してきた中で、
桑原佑輔
まあ1つちょっと、まあ1つの出る目標というか目的はちょっと失うまではいかないですけど、
土井陵
残念な気持ちはありましたよね。
近藤淳也
やっぱりかなり大きかったって感じなんですよ。
土井陵
まあ楽しみが1つ減ったって感じですかね。
近藤淳也
なんかあの以前の記事でも読んでたら、その福井さんがそもそも目指されている合宿に参加されて目指し始めた。
土井陵
いや福井さんがというよりも、トランスジャパンアルプスレースって今各年2年で一度やってるんですけど、
以前はそのやらない年にトレーニングキャンプっていうことをやってたんですよ。
でそこでたまたまこう自分が参加した時に福井さんも一緒にいてて、
その時はまあ自分はちょっと認識はしてなかったんですけど、福井さんは僕のこと知ってくれてて、
でほぼそのトレーニングキャンプを一緒に行動することになって、
まあ総力もあるし、行動を一緒にすることがあったので、そこで一気にちょっと仲良くなって。
だからトランスジャパンを目指し始めたタイミングっていうのも一緒やし、
そっから山に一緒に行くっていうこともどんどん積み重ねてっていう感じで、
福井さんとはどんどんすごく仲良くなって、今でもこういうのは深いんですけど。
近藤淳也
なんかそこのキャンプには他にもたくさんの方いらっしゃったと思うんですけど、
特にその福井さんと会った部分というか、何でそこに一番仲良くなったんですか?
土井陵
なぜでしょうね、ずっと二人で行動してましたね、なぜか。
近藤淳也
なんか会うって感じなんですか?
土井陵
そうやと思いますね、やっぱペースがあったんでしょうね。
近藤淳也
でその今年の大会に向けてはもう一回やろうと思うみたいな相談があったってことなんですか?
桑原佑輔
お互いなんかそんな感じでしたね、福井さんが出るんやったら出ようかなみたいな。
土井陵
福井さんが出るんやったらじゃあ僕も頑張ろうかなって。
近藤淳也
じゃあお互いこう出るなら出ようかみたいな感じで申し合わせてというか、一緒に目指そうっていう感じがあったってことですか。
で、まあじゃあその選考会の結果っていうのは、なんかそれ聞いた時点でどういう気持ちですか?
土井陵
まあけどそれって僕がこう反応することじゃないんで、まあうーんとは思いましたけど、ねえ、こればっかりは仕方がない話なんで。
近藤淳也
その後お話とかはされてるんですか?
土井陵
まああの連絡は取り合ってる、まあその日のうちに連絡は来ましたけどね。
近藤淳也
まああの僕たちも福井さんにもIBUKIステーションに出ていただいていますし、
まあ市街地の時もご一緒してますし、
香港の。
桑原佑輔
ホートレイズの。
近藤淳也
ホートレイズの時の話を伺ってたりとかして、
トランスジャパンの話とかも伺ってたんで、
まあすごい個人的にもまあちょっと残念というか、
まあお二人が行く姿を見たかったっていうのはちょっとあって、
でまあちょっと大喜多アルフォスにね、エントリーされたんで。
土井陵
一緒のタイミングで土居さんの応援コンが行けないですけどっていう連絡があったのは、
桑原佑輔
大喜多行くかっていうのは本に言わずに言ってましたけど。
近藤淳也
ああそうなんですね、はい。
でちょっと鶴木の先で、あのご本人と一緒に歩きながらインタビュー撮ったりもしてて、
桑原佑輔
ああそうなんですね。
近藤淳也
はいそうなんですよ、みたいなことをしてたんですけど、
まあ、はい。
ちょっとじゃあそういうのもあったけど、一緒にはいけなくて、
であとはもうご本人のというか土居さん自身の目標に切り替えて出て行かれたっていう。
土井陵
まあそうですね、まあ福井さんと一緒に出るっていうのは一つの目的であって、
だからってそれだけを目的にTGRを目指してたわけじゃないので、
前回やり残したこともあったっていうのもあるし、
スタート前の準備
土井陵
よりもうちょっと効率的にやったらどんだけできるのかなっていうのもやってみたかったっていうのもあるし、
はい。
いろんな目的がありました。
はい。
近藤淳也
そしてスタート前にね、少しお話伺ったときに、
前回のやり残しというか、改善点をちょっと改善したいっていう話で、
特にその食料の補給で食べ過ぎて眠かったのをちょっと今回は変えたいみたいなお話しされてましたけど、
今回に向けての改善点っていうのはその辺だった?
土井陵
その辺はちゃんとできたというか、やってみたんですけど、
後半の南アルプス入ってからは眠いもんは眠いですね。
ちょっと耐えれなかったなと。
まあいろいろあって、っていうか皆さんご存知だと思うんでもテレビ見てるんで。
近藤淳也
でもちょっとね、意外とスタートから順番に振り返っていくっていうのが、
まだあんまり僕は知らなかったとか聞けてなかったので、
桑原佑輔
そうですね、コース。
近藤淳也
よかったらちょっとスタートから順番に振り返っていただいてもいいですかね。
土井陵
もちろん、はい。
そうですね。
今回3回目のスタート地点であるミラージュランドをやって、
桑原佑輔
まあスタートは別に緊張することもなかったけど、
土井陵
まあ一個、ねえ、あの、もつゆきさんが出れなくなったっていうのが一つあったのと、
桑原佑輔
まあ同じ消防なんですよね、もつゆきさんとも。
土井陵
もつゆきさん、静岡市消防局で、自分は大阪市消防局なんで、
場所が違うだけで、やっぱり備えるために緊急度というか備える準備というか、
そういうところの重みが若干、静岡って本当に網路直撃の断層のところにあるんで、
まあそれ仕方がないかなと思いながらもやっぱりちょっと少しは残念っていうか、
気持ちが、うん、どう、なんかスッキリしない感じはしましたよね。
近藤淳也
そこもそうだった。
コースの状況と体調管理
近藤淳也
それはもしかして自分を辞めた方がいいんじゃないかみたいなことも含まれていたんですか。
桑原佑輔
まあそこを辞めた方がいいんじゃないかというところまではいかなかったけど、
どういうふうな判断をするべきなのかなっていうのは、
土井陵
まあちょっと思いますよね、そりゃそうですよね。
近藤淳也
今回ね、南海トラフ自身の確率が高いっていう、
土井陵
そうですね。
近藤淳也
なんか初めてのなんかね、ものが出ましたよね。
それは省から何か要請みたいなのがあったりもしたんですか。
土井陵
いや、省からはうちの職場でも一応その警戒はしなあかんでっていうふうな形ではお立ち会ったんですけれど、
桑原佑輔
まあ通常通りの、通常通りじゃないですね、警戒はやってるんですけど、
土井陵
そんなに大きな警戒体制ではない状態ですかね。
なるほどね。
近藤淳也
じゃあまあある程度自分の判断で決めれるというか。
桑原佑輔
まあ自分の判断で、まあ職場の判断もありますし、
土井陵
そこで職場でいや行くなって言われたらもう行けないだけであって、はい。
近藤淳也
なるほど。
まあその中でじゃあ一応行ってもいいっていう範囲だったってことですよね。
土井陵
そうですね。
行ってもいいって言われてはないですけど、行くなとは言われてなかったんで。
はいはい。
近藤淳也
で、スタート向かわれて、じゃあまあそうか、
持続さんがそもそもその件で出られなかった、でもちょっと気持ち的には。
桑原佑輔
まあそれは残念ですよね、せっかくね。
土井陵
なるほど。
近藤淳也
スタート前だからあれですよね、一緒に走りたかった方々がなかなか。
桑原佑輔
それはと思いますよ、みんな。
近藤淳也
それはないかみたいなのは。
土井陵
みんな残念やと思ってたんじゃないですか。
近藤淳也
まあそうですよね。
土井陵
まあ一番残念やと思ってるのは持続さんやからね、そこは言えないですけど。
近藤淳也
まあその中でじゃあスタート向かえられて。
はい。
どうでしたか、スタートを。
桑原佑輔
まあそこは気持ち切り替えていかなあかんからと思って、まあスタートして。
なんでしょうね、ほぼほぼ直田くんとずっと一緒にいてて、ロードは、剣まで。
で、剣の手前途中から直田くんがちょろちょろっと前に出て、で、後ろから牧野くんが来て。
自分のペースは特に遅くもなく早くもなく、前回とほぼ一緒ぐらいですね。
で、剣の取り付きで直田くんに追いついて、そこからまあ前後しながらちょちょまで行った感じですか。
土井陵
1分差ぐらいでしたもんね、なんか頂上。
直田くんと。
そうですね。
近藤淳也
その辺こう一緒に竹村さんが割と近くにいるっていうのは想定としてはあったんですか。
桑原佑輔
いやまあ彼に関しては、まあ多分前セルとしては彼かなと思ってたんで、特に驚きもなくですね。
土井陵
当然彼の力もそうだろうなっていうぐらいの感じで思ってたんで。
近藤淳也
確かに事前のインタビューでもね、お名前出されてましたからね。
そうですよね。
スタート地点で追いかかってたんで、まあそうだったのかなと思ってましたけど。
まあ土居さんとしては大体計画通りのスペースで、特に問題もなく進んで。
土井陵
そうですね。
近藤淳也
その後、北アルプスはどうでしたか。
土井陵
北アルプスは、まつぐるぎ行って、懸山草降りてベッサン登って縦山一のっこし。
ここまではもう本当に普通、今まで通りの順調な感じですけど、前々回と違ったのは今回すごく暑くて。
桑原佑輔
懸山草で水1リッター満パンにしていったはずなのに、一のっこし着いた時には結構減ってたんで、
土井陵
これはここで補給しとかな、ちょっと先5式まで持ってへんなと思ったんです。
そこで初めてですね、水補給したの。1リッター満パンにそこでしてですね。
近藤淳也
僕らもちょうど上がってたんですけど、暑かったです。
桑原佑輔
暑かったですよね。
暑かったです。
土井陵
めちゃくちゃ暑かった。
近藤淳也
鶴木沢キャンプ場でね、もう暑っ!ってなったのになってました。
土井陵
暑かったですね。
5式でも水満パンにして、
で、すごのっこしか。すごのっこし着いた時にも結構暑かった、水ももう腹なってて。
ようやくすごのっこしで水を補給できるってなった時に、
直田くんも暑さでやられてて、暑いっすねってなって。
で、そこで1回順位が入れ替わって、僕が先に出て。
近藤淳也
竹室さんは水1回切れたっておっしゃってたのに。
土井陵
そうです、すごのっこしでね。
近藤淳也
で、堂井さんは足りた?
土井陵
自分はね、結構こまめにこれはちゃんと取っとかな、後々ボディーブロードに効いてくるなって思ったんで、
そこはもう冷静にちょっと止まっても。
近藤淳也
さすが。
いやいや、すごとか。
5式とかだいたいどれくらい組んでるんですか?
土井陵
5式で、結局ベットボトル2本満パン、2本買ったと思いますね。2本買って満パンにして。
近藤淳也
1リットル?
土井陵
1リットルですね。
なるほど。
で、余ったのは飲んでですね。
近藤淳也
なるほど。で、持つ分は1リットルって感じですか?
土井陵
ですね。直田くん多分500しか持ってなかったんじゃないですかね。
そこね。
桑原佑輔
そこ多分ちょっと水があって湧いてたんで。
土井陵
で、薬師も暑かったんですよ。
すぐ出て、薬師までが暑くてしんどくて。
近藤淳也
まだだから暑い時間なんですよね、薬師がね。
土井陵
インスタグラムとかにもあれですよね、ちょっと熱中症気味みたいな。
なりましたね、熱中症気味。
近藤淳也
そっか、薬師の頂上でまだ1時半か。
仲間との絆と応援
近藤淳也
まだそんな時間なんですね、ここで。
土井陵
で、薬師でちょっともう1回ダウンして。
桑原佑輔
で、下山、下山っていうか薬師小屋で薬師沢のキャンプ場着いたときくらいで直田くんに追いつかれてっていう。
土井陵
なんかそんな行ったり来たりやってた感じですね。
薬師沢のキャンプ場でもう水ばーって浴びて暑くて。
で、太郎台が着いてっていう感じでしたね。
近藤淳也
なんか竹村さんが、どいさんがなんか水でなんか冷やしてるところを抜いた気がしますって。
土井陵
そうそうそうそう、あのね、薬師沢キャンプ場の降りてるところで沢なんで、水が流れてるところにこう、暑くてもう体冷やすために。
入った手が、いや、あの頭をこう川にジャバジャバっとやってるだけなんです。
近藤淳也
いやいやいや、そんなことやってるんですね。
土井陵
やってますやってます。
近藤淳也
あの途中で、なるほど。
土井陵
前回よりもなんか太郎台らは元気がなかった気がしますけどね、暑くて。
で、そっから黒部までは長い稽古時間かかったですね、前回よりは。
って言っても黒部までも前回よりも早く到着してるかな。ちょっとだけですけどね。
黒部の応援が、太郎台らの応援もすごかったんですけど、黒部五郎の応援が知り合いがいっぱいいてくれて、すごい盛り上がって。
近藤淳也
半分みんな飲んでて酔っ払ってただけなんですけど。
そういうスタイルもあるんですかね。
桑原佑輔
そういうスタイルでしたね、ヨーロピアンスタイルでしたね。
土井陵
ヨーロピアンスタイルですね。
近藤淳也
それは嬉しいですか。
土井陵
嬉しいです嬉しいです。
ヨーロッパ、UTMBとか他のヨーロッパのレースとか行ったら、普通にみんな観客飲んでるから、超ハッピーな感じで応援してくれるんで。
桑原佑輔
それはそれでいいですよ。
近藤淳也
そうですか。
土井陵
確かにでも気持ち上がりそうですよね。
確かに。
つられて。
そっちの方になびけへんかどうか心配でした。
桑原佑輔
この楽しさやなって。
近藤淳也
大丈夫でした?
土井陵
大丈夫、そこは大丈夫でした。
近藤淳也
なるほど。
そして三股。
土井陵
三股。
三股ぐらいが暗くなってきたんですね。
近藤淳也
三股がだいたい、そうですね、7時ぐらいですかね、7時過ぎ。
土井陵
そうです。スゴロク小屋がちょうど9時。
違う違う、8時半。
これすごいですよ、8時半、僕の計画、提出した計画8時半なんですよ。
で、着いたの8時31分やったんですよ。
近藤淳也
すごい。
土井陵
すごい。
見事に、ビンゴを飛んやがら。
近藤淳也
そういうのちゃんと照らし合わせてるんですね、進みながら。
土井陵
照らし合わせて、いや、おおむねスゴロクだけ記憶あったんですよね、20時30分って。
前回も多分同じタイミングで行ってて。
で、終わってから実際にどうやったかなと思って、息吹を確認しながらタイムを算出して。
ほんと便利ですね、後からわかるから、この通過時間これぐらいだったっていうのは。
あれでTGRの報告書を作らないといけないんですけど、
IBUKIの通過タイムを見ながら通過時刻を入力していきました。
近藤淳也
そうなんですか。
土井陵
そんな風に活用していただいてたんですね。
超便利と思って。
近藤淳也
そして西鎌川ヤリですけど。
土井陵
西鎌川ヤリ、ヤリはちょっと早めに着いたんじゃないですかね、今までよりも。
10時台で着いてたんで、確か。
前から11時過ぎてたかな。
近藤淳也
じゃあその昼間の暑さも特に。
土井陵
やわらいで。
近藤淳也
やわらいで、体調も戻って。
土井陵
西鎌はなんか淡々と行けた感じですね。
最後のやっぱり穂先に向かう急登はやっぱしんどかったですけど。
で、北アルプスの途中ではもうビバークせずに上高地まで行けられるっていうのも元々の計画ですよね。
近藤淳也
元々の計画ですね。
で、計画通りヤリさんを送りられて上高地ですけど、
ここで寝る寝ないみたいなのはいつもあると思うんですけど。
桑原佑輔
そうですね。
本来はどっちがいいのかわかんないですけど、
どっかでは寝たほうがいいと思うんですよ。
土井陵
けど僕2回とも1日目寝てないんですよね。
多分寝たほうがいいんでしょうね。
近藤淳也
そうなんですか。
なんか周りの方に気を遣われたりとか。
土井陵
いや、眠たくないんですよ1日の晩目なんで。
今回は明神池から上高地の林道が雨で崩落かなんかしてて、
明神池のウガンの方に渡って、ウガンを歩かなあかんかと歩行区間があって。
3キロぐらい。
桑原佑輔
3キロの歩行区間ってまあまあ長くて。
土井陵
そうですね。
まあまあ長くて。
それでたぶん12、3分ですか1キロ。
30分、40分ぐらいかかって。
桑原佑輔
走ったら15分かそれぐらいで行けるはずやのに。
競技中の計画と葛藤
土井陵
そこの部分ちょっとだいぶ遅くなったんですけど、
予定以上に早く着いたんですけど、
それでも長くても1時間が早かったんで不思議やなと思って。
だって槍の小屋からの時点で20分差ぐらいだったのに、
その下りでそんな差はつくかなと思って。不思議やなと思って。
まあそこだけど直太くん寝てたんで、順位が入れ替わった感じですね。
ギターループとかそんな感じ。
そうですよね。はい。
あ、そうだ。その歩行区間で、
誰もいないですよ深夜やから。
2時、1時、2時ぐらいか。
で、本来やったらやっぱり観光客の人がいっぱいいるんで、
そうですよね。
で、お盆やし。
で、だから走ったらあかんっていうのもじゅうじゅうわかるし、
橋もなんかこう、なんていうんですか、
柵的なものがなくて、落ちる可能性もあるみたいな橋なんで危ないから。
歩行区間に設定するのはもう穴勝ちも間違いじゃないと思うんですけど、
僕らが通過する時誰もいないんですよ。
で、さっき言ったみたいに走ったらもっと早く楽に行けるはずやのにって思いながら、
ジレンマがありながら。
けどこれ走ったら、
IBUKI見られてると思って。
IBUKIに見られてると思って。
そうですね。
ちょっと大体の速さはログでわかりますね。
そうですね。IBUKIのあの点でおおむね走るか歩いてるかわかるから、
ここはちゃんとあると思って。
近藤淳也
なるほど。
ここは抑止になっていたっていう、ゴッドマンですね。
土井陵
いや、まあけどIBUKI持ってなくてもちゃんと歩いてましたよ。
ルールはルールなんです。
近藤淳也
はい。
何てコメントしたの?
土井陵
わからないですけど、でも走りたくなる気持ちもわかりますね。
誰もいない。
誰もいないですね。
場所ですもんね。
なんならすげえ綺麗に整ってて走りやすいと思います。
近藤淳也
いろいろ葛藤がちゃんと守られて偉いと思います。
土井陵
当然です。
大人なんで。
近藤淳也
はい。
そして夜のロードにそのまま入られて、トンネル区間は一応交通量の少ない時間に。
桑原佑輔
比較的ですけどね。
入られてっていう。
土井陵
それでもやっぱり車通ったら壁に張り付く感じで、あそこが一番危ないんで。
近藤淳也
で、中央アルプスに向かわれていくわけですけど、ずっと予定通りというかそんな大きなトラブルも。
桑原佑輔
もうなくですね。
近藤淳也
っていう感じで。
桑原佑輔
暑かったですね、ただ。
近藤淳也
それはもう翌日もまた。
土井陵
はい。暑かった。
近藤淳也
中央アルプスはいかがでしたか?
土井陵
前回の反省点でマルトで食べ過ぎたっていうのもあったんで、マルトではもう卵サンドとコーラだけパパッと食べていた感じなんで、
そこはなんかお腹軽かったから、そこもそんなになんか前回みたいなブレーキはなかったですけど、
やっぱりさっきも言ったみたいに暑くて、基礎福島ぐらいになったらすごい暑かったり、車の量がどんどん増えていく中で余計に暑さを感じたり、
そこがなんかちょっとペース落ちたかなと思うんですけど、それはまあみんな一緒かな。
で、中央アルプスの取り付きの福島Bコースまで行くところのなんかベソ地位もあるんですけど、そこもなかなかペースは上がらず。
若干こう、登り基調なんで。
結構歩いちゃったりしてましたね。
で、取り付きまで行って、福島Bコースから基礎駒がだけに向かって登っていったって感じです。
近藤淳也
この時は順位的には?
土井陵
トップですね。そこはもう。
近藤淳也
そうですよね。もう前行かれていて。
で、上あがったらまあ涼しかったっていう。
土井陵
涼しかったんですけど、8号目ぐらいからすっごい大雨降ってきて。
桑原佑輔
で、もう全身ビショビショなった感じで、足、全身ビショビショなってないか。
土井陵
レイン来たから体は大丈夫だったんですけど、もう足、靴がもうビショビショになって。
で、そっから中央アルプスを重装して駒金に降りていくんですけど、それ大体10時間弱ぐらいかかるんですよ。
で、その間ずっとこう、靴がビショビショのままで。
やったっていうのは一つのこのターニングポイントというか、出来事で。
基礎福島は、じゃあ福島…
ちゃうちゃう、あの…
基礎駒がだけ登った時とかは別に、もう1回雨は止んで、まあ涼しくなってたんですけど。
もう、あの、灰松が濡れてるんで、ずっとこの濡れた状態が続くっていう感じですか。
近藤淳也
靴にはね、ずっと雨が当たってるみたいな状態になります。
土井陵
そうなんですよ。
近藤淳也
ちょうどスタート地点のインタビューで、中央アルプスぐらいで天気が荒れるかもっておっしゃってて、
ただまあ10時間ぐらいなんで、行けちゃいますっていうか、それだけだと思えば大丈夫ですみたいなことをおっしゃってたと思って。
本当におっしゃった通りの展開になったなと思ってたんですけど、
予想外というか予定外だったのが、やっぱりその濡れっていうとこだったってことですね。
桑原佑輔
予想外でもないですね。
土井陵
まあ絶対どっかで雨降るのわかってるんで、TGR。
ただその、休憩するまでの間隔がすごい長かったなって思いましたね。
10時間ぐらいちょっと休憩なしで行っちゃったんで。
ですね。特にその、宇都木からの池山尾根が結構長いんですよ。3時間半から4時間ぐらいかかって。
下りが。
下りやから、特に豆できるのは結構下りで、ずっと下りてる時とか豆できやすいんで。
そこでちょっとダメージ大きかったかなって思いますね。豆の。
近藤淳也
そこって何かやりようあるんですか?上でやれることって。
天候の影響とペース管理
土井陵
やっぱりもうこまめにこまめにクリーム塗ることですかね。
近藤淳也
雨の中でも。
土井陵
雨の中でも。
だけどね、ふやけてくるんですよ、どんどん足が。
桑原佑輔
ですよね。
ふやけてきたらもう擦れる、擦れたら豆できるんですよ。
それを何か遅らすか遅らせないかぐらいの差ぐらいですかね。
近藤淳也
じゃあ雨が例えば降ってて濡れて、びしょ濡れたとしても1回靴を脱いで、
土井陵
塗っては塗ってはってやったほうがいいんじゃないですかね。
擦れるのを摩擦を極力こう。
近藤淳也
そうなんですね。
桑原佑輔
なかなかできないですけどね。
近藤淳也
ですよね、そのために止まって雨の中。
土井陵
多分そう、池山尾根の下りとか、池山尾根の下りとかなってきたら、
そんなに肺末ないんで、そこで靴下先に履き替えて乾燥させた状態で降りるっていうのも一つの手当たりかなとは今だと思いますけどね。
近藤淳也
そんなシビアなんですね。
桑原佑輔
結構シビアですね、足。
近藤淳也
普通はそこはできないね。
土井陵
そこまでやるかって言われたらって感じしますね。
近藤淳也
もう一気に降りちゃえって思っちゃいそう。
桑原佑輔
いや、ちょっと一気に降りちゃったんですよね。
土井陵
っていうのはもうやっぱり50時間近く寝てなくて、
ここ降りたらもう寝れるって思ったら、早く降りたくて。
近藤淳也
ですよね。
土井陵
まあそこはちょっと判断ミスって言われても仕方がないかなと思います。
なるほど。
近藤淳也
そして駒羽根に降りられて、寝たのは?
土井陵
1時間20分。
1時間20分ぐらい。
はい。
近藤淳也
それも予定どおり?
土井陵
予定どおりです。
近藤淳也
で、竹村さんのこと知ったのはもっと先?
土井陵
一ノ瀬のチェックポイントのところですね。
近藤淳也
そのシーンがね、テレビでも映ってましたけど。
本当ですよね。
そこまでは特に順調に進んでいた?
桑原佑輔
まあそうですね。
土井陵
結構駒羽根からも走れたし。
ただ駒羽根からずっと行って、中沢峠っていう峠を一回登って、そこから一ノ瀬に降りていくんですけど、
中沢峠から降りている坂でやっぱり豆が結構痛くなってきて、
その時点ではもう豆できてたんで、
どうしたもんかなーって思いながら、ちょっと不安な気持ちで一ノ瀬のチェックポイントに入った記憶はあります。
近藤淳也
じゃあそのロードでもやっぱりどんどん痛くなって、駒羽根ではもちろん処置はされた?
桑原佑輔
処置します。
近藤淳也
その間のロードでもやっぱり?
土井陵
えっとね、やっぱり下りですね。下りへ結構痛くなるというか。
近藤淳也
なるほどなるほど。で、一ノ瀬入られて、で、竹村さんのことを聞いたって感じで。
土井陵
そうですね。
近藤淳也
その時のお気持ちは?
土井陵
いやーね、いろいろな感情があるじゃないですか。
せってる人いなかったり、いなくなったっていうこともそうですし、
失格になった理由も理由で、うーんって思いながら。
それはルールやから仕方がない部分もあるんですけど。
まあまあ、なんかちょっともやっとしたのには違いないですね。
近藤淳也
なるほど。その理由も理由っていうのは他の処置もあるのかなっていう。
桑原佑輔
まあまあ、ルールには載ってるんですよ。
土井陵
ここの着用区間でやってなかったら失格っていう。
もう明確には明言されてるから、それは仕方がないんじゃないですかね。
大会本部としてはもう書いてる部分をこう変えることはできないかなって。
いろんな人がした判断がそれの判断が正解じゃないかなと思いますけど、
まあまあいろいろ、もやっとするところはありました。
近藤淳也
なるほど。で、結構ね、それが影響があったっていう風に。
土井陵
まあ、競ってる人がいなくなるっていうのは結構大きいですよね。
桑原佑輔
で、それもあったし、自分の足の状態も考えたら、
ライバルの存在
土井陵
これはちょっと目標通りにはなかなか難しいかもしれないなっていうのは思い始めましたね。
桑原佑輔
それでも目標タイム、目標タイムにはちょっと及んでなかったんですけど、
前回タイムよりはちょっと早かったぐらいですかね。
土井陵
1の瀬で。
近藤淳也
1の瀬で、はい。
土井陵
そうだったんですね。
そうですね。
でもまあ足の状態がおもとってことですかね。
近藤淳也
とはいえ、前回はもう独走で競ってる人もいなくてっていうような状況だったと思うんで、
まあ状況的にはそんなに変わらないっていうか、
野井さんを独りっていうこと自体は別に初めてじゃなかったと思うんですけど、
土井陵
確かに。
近藤淳也
割と竹村さんがいなくなったことが気持ち的には大きかったっていうのは、
ゴール地点のインタビューでおっしゃってたと思うんですけど、
その差って何だったんですかね。
土井陵
いや、前回はもうずっと一人だったから、
今回は後ろに何かの存在を感じながら行ってたっていう緊張感があったんですね。
前回はもう初めて、1回目が北アルプスで中止になってて、
2回目でようやくこれ全部試せるみたいな、今までやりたかったこと試せるっていうワクワク感もあったんですけど、
今回は前回の踏まえてどこまで行けるかっていうところ、
桑原佑輔
要はタイムに縛られるというか、
土井陵
前回はもうイケイケどんどんで行ってた部分があって、
それが狂ってくるのもそうですし、
で、一緒にプレッシャーを受けてた人がいなくなるっていうのもそうですし、
そこで緊張の糸がやっぱり切れるわけじゃないですか。
緩む感じになってしまったっていうのは間違いなくありました。
近藤淳也
やっぱりライバルの存在っていうのが力をもらえたりしてるんですね。
土井陵
もちろんですね。
最後らへんもまた話になると思うんですけど、
牧野くんが追いかけてきてくれたから最後はプッシュできたっていうのもありますし、
桑原佑輔
それだけじゃないんですけどね。
土井陵
自分の中でも感情の動きがあったっていうのは間違いないんで。
近藤淳也
あとは箱は1回で済んだっていう。
桑原佑輔
箱。箱は1回ですよ。
箱は1回で済んだんですけど、それも反省ですよ。
土井陵
ガーニングを入れたはずやのに入ってなかったっていう。
桑原佑輔
自分でも分からないです。
近藤淳也
それは何だったんですかね。
土井陵
分かんないです。
詰め替え用のパックと全部用意してるんですよ。
桑原佑輔
これ全部は詰め替えるっていう。
1回ちょっと直田くん、これはもう完全に言い訳かもしれないですけど、
レース中の苦労
土井陵
直田くんの話があって、自分の中でもやもやした頭があって、
頭の中ぐるぐる回ってる中でそういう作業をしてたから、
多分集中力がなかったんかなっていうのは、睡眠不足もあったし。
冷静な判断はできなかったのかもしれないですね。
近藤淳也
一ノ瀬ぐらいになってくるとやっぱりちょっとあれなんですね。
ロイさんでも。
土井陵
自分の中では結構冷静だし元気な気持ちは気持ちなんですけどね。
近藤淳也
なぜかじゃあガーニングも置いていかせてしまったっていう。
土井陵
そうですね。
なるほど。
近藤淳也
それでじゃあ一ノ瀬は出られて、最後南アラプス区間入っていかれましたけど。
土井陵
前回は戦場登る途中でもすごい睡魔に襲われて、
結構もうボロボロになりながら行ったんですけど、
それは何でかっていうとちょっとお腹いっぱいになって、
気温も涼しくなってきて、すごい眠たくなって、
本当に耐えられへんかったっていうのがあったんですけど、
桑原佑輔
今回はそんなに食べなかったんですよ。
土井陵
一ノ瀬のエイドで取ったのはメイバランスのゼリーとメイバランスのジュースとOS1ぐらいですか。
近藤淳也
そうなんですか。
前回炭水化物を取りすぎたんで眠くなったっていうことだったんですかね、振り返りとしては。
土井陵
ラーメンとかね、前回はカップラーメンとカレー飯食べていったんで、
ちょっとお腹いっぱいになって胃に血流が回って、しかも眠たくて、
気温も気持ちよくて、風も吹いてて、すごい気持ちよかったです。
桑原佑輔
今回はそんなに補給もせずに行って、それはよかったんですけど、やっぱりペース上がんなくて、
眠気がどうしてもあって、寝れないんですよね、けどあんまり。
土井陵
そうなんですか。
ほんまはね、なんか15分とか20分とかバッと、ガッと寝れたらもうちょっとペースが戻るんかなと思うんですけど、
その10分、15分間寝れなくて、ペースそんなに上げきれず戦場まで行ったんですけど、
そこで前回の記録と逆転してしまったんですね、戦場までの区間で。
近藤淳也
寝れないのは結構レース中いつもそうですか。
桑原佑輔
いや、いつもではないですね。その時の場合にはやりますね。
近藤淳也
はいはい。トランスジャパンはなぜか寝れないみたいなのが。
桑原佑輔
寝れないっていうか、寝れないレースそんなに出てないんで。
土井陵
トランスジャパン、アルプスレースと、えーなんだ、トルデジアンと香港フォートレースぐらいじゃないですかね、出ないレース。
場合によりますね、そのTGRの区間中でも寝れる時と寝れない時っていうのは。
で、戦場まで上がって、で、戦死をね、で、まあ熊野平に向かってずっと南南下していくんですけど、
桑原佑輔
ほんまこれもどっかでもいろいろ言ってるんですけど、もう身分だけが、身分だけがほんまにきついんですよ。
いや、ほんとそれだけ言ったら大したことないと思うんですよ。
土井陵
だから戦場、北沢峠から戦場がたけ登りました、で、次は熊野平で一泊してっていうときに登る身分だけはそんなに大したことないんですよ。
あっという間に着くぐらいの。
ただやっぱり100、200キロ近く走って、200キロ以上か走ってきて、で、もうそれぐらいだったら戦死を寝て暗くなってきてるんで、暗い中で、
桑原佑輔
身分だけって全然全位を見えないんですよ。あの頂上が見えたりとかそんなもんないし、荒川とか、まあ戦場も途中その森林限界越えたら頂上見えるんで、頑張れるんですけど、身分だけはね、何も見せてくれない。
近藤淳也
見えないからつらいんですかね。
桑原佑輔
見えないのもつらいし、そのコースももうなんか、何でしょうねあれ、なんかね、要は似たコースばっかり行かされるんですよ。
土井陵
で、登りもいきなり急になって、真っ暗闇の中で、はい、身分だけに苦しめられた感じです。ほんまにきつかったですよ。
近藤淳也
これ誰かも言ってましたね。
土井陵
そうですよね。
近藤淳也
ゴーン地点のインタビューで。
安田さんか。
安田さん。
安田さんも言ってた。
土井陵
この前東京で農村の報告会したときに牧野くんも来てくれてたんですよ。
それ牧野くんも言ってました。身分だけわかりますって言って。
近藤淳也
なんか、え、みぶさま?
土井陵
みぶさまです。
近藤淳也
みぶさまって名付けたんですか。
土井陵
みぶさまって名付けました。
どいさんが名付けたんですか。
桑原佑輔
僕が名付けました。
土井陵
それ、名付けたというか、はい。
桑原佑輔
僕が勝手に言ってるだけですよ。
どいさんが言ってるだけですか。
勝手に言ってるだけです。
近藤淳也
他の人は言ってないです。
桑原佑輔
言ってないと思います。
けど同意は得れると思います。
近藤淳也
みぶさま。
土井陵
前、何箇所かで言ってるんですけど、TGR出るたびに嫌いな山が増えていくっていう話をちょっとして。
桑原佑輔
ベスト3に入るんですよね。
1位が、いやみぶさま1位かもしれないな。
近藤淳也
だいぶ高いな。
土井陵
上がってますね。
桑原佑輔
そうです。みぶさまの、その次はもうひじりです。
これもたぶんみんな、ひじりはまた後から出てくるんですけど、
土井陵
中丸森山って、ひじりって、百犬原山の家からひじまでに、ひじりだけじゃなくて、
まず中丸山に登って、降りて、小兎に登って、降りて、で、兎に登って、降りて、
で、ぐるーっとなんかトラバースしながら最後、ひじり登るんですよ。
4つあるんで、あそこは苦しめられますね、いつも。
みんなたぶんしんどいと思います。
近藤淳也
なるほど。そこが1、2ぐらいの感じですかね。
桑原佑輔
1、2ですね。3、3どこかな。
土井陵
3はね、ひじり降りた後の意外とある、あのー、大高地岳とか嫌いですね。
近藤淳也
全部南じゃないですか。全部南アルプスですね。
桑原佑輔
南ですよね。北って別に特に、北はやっぱみんな元気なんですよ。
あ、けど宇都木も結構きついですね。
土井陵
けど嫌いとかではないですね。宇都木、いやけど宇都木な。
宇都木よりもやっぱ日の清岳とか熊沢岳とかの方が嫌いかな。
近藤淳也
日の清岳ってどこだ。
土井陵
あの中アルプスの基礎駒から宇都木までの間にある。
桑原佑輔
日の清まではいいんですけど日の清から熊沢岳河だけ。
この2つの、え、違う違う東河だっけ。
この2つはちょっと嫌いですね。
土井陵
そこも嫌いなんですね。
近藤淳也
これコースが逆向きやったら変わりますかね。
桑原佑輔
やっぱ北アルプスきつくなるんじゃないですか、そうやったら。
土井陵
北アルプスが嫌いになるんかな。
桑原佑輔
あると思います。そんな槍沢とかも考えられないですね。
土井陵
確かに。
近藤淳也
どんだけ長いねんみたいな。
桑原佑輔
槍沢とかちょっとあれ降りてるからいいものの、こう登ると思ったら。
近藤淳也
じゃああれですね、トランスジャパンのこのコース取りは南亜にとって不利ですね、なんか。
南亜を。
みんなが嫌いになっていく。
土井陵
そうですね。
近藤淳也
なるほど、はい。
土井陵
で、ミュウ様越えて。
近藤淳也
はい、みんな様ね。
土井陵
ミュウ様越えて、テイクマノダイラーについて、そこでビューワークしたんですね。
はい。
初セルトハリーですね。
近藤淳也
テイクマノダイラーで初ビューワーク。これは寝れました?
土井陵
これは寝れました、ちゃんと。1時間40分くらいかな、寝た。
近藤淳也
天気はどうだったんですかね?まだ大丈夫?
土井陵
その時は別に大丈夫でした。寒くもなく暑くもなく。
ストックシェルター張って、そんないっぱい着込んだ記憶はないですね。
そんなに寒くなかったんで。
近藤淳也
なんか、ビビーだけでっておっしゃってて。
そうですね、ビビーだけです。
体型に合わせて詰めていたって。
土井陵
着てもらったりはしてますね。
近藤淳也
じゃあ、それ1枚とゼルトで。
桑原佑輔
ゼルトとそれと、あとは防寒とレイン。下はレインか。
土井陵
で、上は防寒、ダウンみたいなやつを着て寝てました。
近藤淳也
なるほど。で、じゃあ普通にちゃんと寝れって、ちゃんと着れて。
土井陵
そうですね、ちゃんと着れましたね。
近藤淳也
でも足痛かったんでね、痛いなって思いながら歩いてました。
そのガーニーグーないの気づいたのはもっと前からですか?
土井陵
いや、もう気づいてたんじゃないですかね。
足のケアをする時にあれないってなったんで、
その時は多分気づいてました。
ガーニーグーがないことに気づいた、
ドイ選手はここでひらめきをピコーンってなったんですよ。
桑原佑輔
そういえば日焼け止めがあると。
で、僕の日焼け止め、持って行った日焼け止めがスポーツ用の日焼け止めあって、
土井陵
結構オイリーでクレンジングで落としてくださいぐらいのガチなやつなんですよ。
で、それオイリーやったらいけんじゃねえと思って、
それをそこからずっと塗り続けるっていう、日焼け止めを足に塗り続けるっていう行動に出ました。
近藤淳也
なるほど。でも効果はあったんですかね?
桑原佑輔
やっぱ山後足、南側から結構雨が続いたんですけど、
土井陵
足もふやけてきて、ちょっと溝とかできてたんですけど、
塗ってることに関して山後足にはならなかったというか、
その溝を擦れて痛かったってことはなかったんで、
効果はあったんじゃないかなと思います。
近藤淳也
そうなんですね。
じゃあ、なんか起点が効いたというか、さすがですね。
栄養補給と睡眠不足
近藤淳也
持ってるものでどうにか。
土井陵
良かったですね。
そもそも忘れていくなっていうところが一番の問題点なんですけど。
近藤淳也
あれガーニングはワセリンですか?
桑原佑輔
ワセリンのようなものなんですけど、ワセリンよりも結構効くっていうか、
土井陵
持ちが長い気がしますね。剥がれが少ないというか。
近藤淳也
じゃああんま塗れたりしても落ちないようになってくる?
桑原佑輔
擦れてもなかなか落ちにくいですかね。
土井陵
効果が持続されやすいかなと思います。
近藤淳也
なるほど。
そういう何かしらオイル的なもので、
そういう摩擦を減らせたら悪くならないっていうことなんですかね。
土井陵
そうです。けどもう豆できたら一緒なんで、
あとはもうテーピングでぐるぐる巻いたり、
板底でそこの豆を擦れない、
物理的に擦れないようにしたりとかぐらいしかないかなと思いますけど。
近藤淳也
長距離の独特のノウハウっていうか、
普段ちょろちょろっと走りに行ったりしてるだけじゃ絶対に。
土井陵
100マイルとかではなかなか出ないんじゃないかなと思いますね。
近藤淳也
独特のノウハウが必要ですよね、そこは。
土井陵
その時点で何個ぐらい足の豆できてるんですかね。
その時は5つぐらいやったんじゃないかな。両方でですよ。
悪天候の中でのレース
桑原佑輔
5つ。
土井陵
両方で5つ。
近藤淳也
痛ったーって感じですか、まだそこまで。
桑原佑輔
いや、痛ったーです。
土井陵
痛ったーって感じですか。
その痛み耐えるの結構。
桑原佑輔
なんか慣れてきますけどね、痛み。
土井陵
慣れますか。
慣れるときもあるし、めっちゃ痛いときもあるし。
近藤淳也
で、だんだん天気が悪くなってたと思うんですけど。
土井陵
悪くなってたと思うんですけど、
だから熊野平出発して潮見越えて、
潮見ぐらいでまた応援の友達が来てくれてたんで、
なんか昼から天気荒れてくるみたいだよって言われて、
イエーなーと思ってたんですけど、
三福峠越えて江戸市越えて、
ここうちだけぐらいから雨降ってきたんです。
んなら雷も鳴り出すし、
いやーこれあんま良くないなーと思いながら進んでたんですけど、
ここうちだけ過ぎたぐらいから高山浦避難小屋までの管理、
超絶眠たくなってまた。
近藤淳也
雨の中で。
土井陵
はい。で、雨降ってるんですけど、もう上下レインで、
本当にもう道端でレイン来たままこう寝るっていう。
雨に打たれながら。
近藤淳也
はいはい。
土井陵
初めてですね、それは。
雨の中こう、雨に打たれながら寝るっていう。
桑原佑輔
で、15分ぐらいですかね、寝たの。
土井陵
あれは結構すっきりして。
近藤淳也
寝れるんですね。
桑原佑輔
寝れましたね、やっぱ極限の眠たさで。
近藤淳也
パーって体に雨当たってて。
土井陵
ザーザーじゃなくてポツポツ打ってた感じで。
近藤淳也
へー。
土井陵
苔の上に横にあって。
雷雨の中の判断
近藤淳也
でも柔らかそうですね。
土井陵
柔らかそうですね、ベッドの苔のベッドに。
近藤淳也
そういう話でもないか。
土井陵
そうですけど、極限すぎるなって感じしますね。
今日その15分か20分ぐらいはめっちゃ気持ちよく寝れたんで。
劇的に復活しましたね。
で、もうそっからもずーっと雷鳴ってたんで、どっかで。
で、光ってコロコロガシャーンって言ってたんで。
で、雲結構分厚くて、黒い雷雲かどうかっていうことすらもわからんかったんですよ。
ただどっかで鳴ってるっていう。
とりあえずその高山浦出るときもこれどうなんすかねって小屋の管理人の方に聞いた。
とりあえずどうかわからへんと。
で、今小屋は全部電気消せっていうお達しが来たと。
雷落ちたときにショートするから。
っていう、だから雷は鳴ってるよっていう話は聞いて。
とりあえず一旦荒川の取り付きまで行って、上鳴ってたらちょっとそこで考えようと思って。
で、雨の中ずっと荒川の取り付きまで行って。
そしたら意外と雨は降ってるんですけど、雷はちょっと大丈夫そうやなってなったんで荒川登って荒川小屋に降りたっていう感じですかね。
近藤淳也
なるほど。
ちなみに雲の位置とかそういうの見たりはしない?
土井陵
あそこまではしなかったですね。携帯でやることはなかったですね。
近藤淳也
そうなんですね。
土井陵
携帯はもうほぼ見てないです。
近藤淳也
降りてからは見ましたけどね、牧野くんに追いかけられてるときは。
なるほどなるほど。じゃあまあ目で見える範囲で判断しながら進んでいくっていう感じですかね。
土井陵
そうですね。音と光と。光と音の差であったり、雲の感じであったり。
近藤淳也
なんかレーダー見てると割とかかってる時間帯もあったんで、南特に。
割とみなさん会われてる時間帯あったのかなと思ってましたけど、どいさんも結構雷だったんですね。
土井陵
雷でしたね。南の山北を越えてからは雷が結構。
まあ直接直撃したわけじゃないんで、なってるなぐらい。
近藤淳也
なんか気象情報的なことも特に大会の実行委員会からも何もないですね。
基本自己判断のみ。
土井陵
基本自己判断やと思いますね。
なんか連絡は来てたかもしれないし、山店の情報はTJR機関中は見てもいいよっていう情報提供してくれてたんで、
そこは見に行くことは可能だったんですけど、見に行ってないですね。
近藤淳也
でもじゃあ荒川越えられて。
応援の力
土井陵
荒川越えて荒川小屋着いて。荒川小屋も人いっぱいあって、応援しに来てくれる人が。
応援の方で。
なんかすごいにぎわってましたね。
そうなんですね。
近藤淳也
結構南もいらっしゃるんですね。
桑原佑輔
いや、南は比較的少ないです。
土井陵
ただいてくれてるのが三福峠。
桑原佑輔
荒川は今回はめっちゃ多かったですね。前回も多かったですけどね。
土井陵
三福、荒川多かったですね。
その2カ所ぐらいじゃないかな南って。
近藤淳也
応援機関もね、沼くなりそうで。
確かにそうですよね。
そこからなんか後ろの選手ずっと見ようと思ったら、何日かいなきゃいけないみたいな感じになりそうですけど。
土井陵
なんか逆走してる人もね、結構いらっしゃったり。
近藤淳也
応援側もちょっと2な感じかもしれないですね。
桑原佑輔
南はね、特にね。
近藤淳也
最初のね、位置残しとかやったらほんとなんか一番誰でもまずはって感じしますけど。
土井陵
さらっと行けますからね。
まあ荒川とか。
桑原佑輔
荒川行くの。
行くだけでも結構。
土井陵
確かに。
いやけどこれ僕あれ旗投げ降りてロード走ってる時に荒川にいましたっていう人結構いましたよ。
あーそうですか。
荒川からそっから降りて、また車で応援道を持ってきたってことで。
近藤淳也
じゃあほんと土井さんのために上がって、すぐ降りて回ったってことですか。
すごいですねそれ。
土井陵
すごいですね。
荒川のスタッフの人がもともと知り合いの人で、ちょっと話ししながら。
近藤淳也
基本人っていればいるほど嬉しいですか?
土井陵
嬉しいかどうかわかんないけど、応援してもらったことに関してはすごく元気はもらえますけどね。
近藤淳也
なんか場合によってはちょっと静かになりたいとかそういうのはあったりしますか。
桑原佑輔
寝るときぐらいは静かになりたいと思いますけど、そんな人いっぱいいるところで寝ることないんで。
じゃあまあ皆さんぜひ応援に来てくださいっていう感じですか。
土井陵
あのティジャルの選手は応援してもらえたら嬉しいとは思いますけど。
近藤淳也
そして嫌いな山ランキングのトップ争いするヒジリが近づいてきますね。
足のトラブルと葛藤
土井陵
その前に赤石があるんで、赤石だけ登って。
赤石はそのなんて言ったらいいんですか、赤石の頂上に雷が落ちてたっていうのは一つのね、なんかテレビでもありましたよね。
近藤淳也
看板が割れてたっていう。
土井陵
そうです、看板割れてて。僕ら行った時も赤石の管理人の方がこれ雷で割れたんですよって言われて、もうバキッと割れてましたね。
時間差でね、もしかしたらビンゴになってた可能性もなきにしもあらずですね。
で、あらかから百犬原山の家に降りて、百犬原山の家も結構下りがれてたり長いんですよ。
ここでまたちょっと足痛くなって。
桑原佑輔
で、百犬原ついて。
土井陵
で、タイムはどんどんどんどん遅くなっていってたんで、下方修正下方修正で、とりあえず調子よくないから最低5日は切ろうという目標にシフトチェンジしていったんですよね。
で、そうなったらどっかでもう一泊寝なあかんってなった時に、じゃあどこで寝ようって思って迷ってた時に、
そういえば百犬原登りきったところの中森丸山のところの稜線上に着いたら確か開けてたな、閉いたなとかあったなと思ったんで、そこまで行って最後のビバークするっていうことになりました。
1時間。
近藤淳也
その時は雨は?
土井陵
雨はその時はもう止んでました。
近藤淳也
止んでたんですか。
土井陵
なるほど。
それが15の1時ぐらいですか。
近藤淳也
そうですね、すごい。
土井陵
1時ぐらいですね。
そうですね。
11時から1時ぐらいまで寝てると思います。
寝てます、はい。
桑原佑輔
で、1時間ぐらい寝て、で初めてそこで休憩したんで、意外とその嫌いな山ランキングの日尻の手前の3つの山がもう中森丸山に登ってるんで、あとうさぎ、小兎うさぎなんですよ。
土井陵
それもなんか結構スムーズに行けて。
はい。
で、今回は比較的日尻はそんなに苦しめられなかったんで。
だから今回はみぶさまに軍配が上がってきました。
ということでみぶさまが上に。
みぶさまが今軍配がよほずなきゅうですね、今。
近藤淳也
なるほど。
土井陵
日尻は確かにきつかったんですけどね、ちょうど日が明けてきて日尻の頂上も途中から見え、あれはあんま見えないんですけどね。
景色がきれなくなってきて日尻着いたときには富士山がすごいくっきりきれいに見えたんで、あそこでちょっと元気もらって。
で応援の人がこう、登ってきてくれはったときにも、なんか下からこうライトが見えたらちょっと元気もらえたりして。
でもう最後の南アルプスで言ったら仙城、潮見、で荒川、赤石、日尻。
この辺がその3000m方なんで、そこを越えたら最後の3000mやから、なんかそこで一回ちょっとこうやり切った的な。
思って日尻平に降りてチェックポイントをチェックしてもらって、で足のケアして最後こう、奥落ちだけに登るという流れになりますね。
タイムスケジュール的には本当にいい感じの流れだったんですよ。
近藤淳也
そうなんですね。
土井陵
ちゃんと余裕を持った中での5日切りのタイムスケジュールで行ってて、本当にくっきり1時間、ここからここから1時間30分とか。
大高地だけは大体、大高地だけは1時間半、1時間ぐらいかなって設定してたのかな。
それもほぼ設定通りちょっと早いぐらい。
で、大高地だけからチャウスに向かっている途中に岩瀬さん、TJR創設者の岩瀬さんが応援に来てくれてて、
岩瀬ですって言ってくれはって、ああってご挨拶させていただいて、頑張ってねって言われて、でチャウスまで行ったと。
でチャウスからも降りるだけなんですけど。
こっからですね、一番苦しいんだけど。
近藤淳也
その時まだ順調っていうか、足はじゃあそこまで。
土井陵
まあ痛いのは痛いですけど、そこまで辞める辞めへんとかのレベルではなかったんですけど。
近藤淳也
そうなんですね。
土井陵
チャウスの下りがね、やっぱりきつくて。
近藤淳也
下りでっていう感じですね。
桑原佑輔
そうですね。
土井陵
下りが長く続けば続くほどダメージは大きくなるんで。
結構ね、切り返しとか多いんですよチャウスの下りって。
桑原佑輔
なるほど。
土井陵
急やし。
でもうこっちも時間もあるからそんなにゆっくり行ってる場合でもないし。
でそこでまあどんどんどんどん悪化していった感じですね。
近藤淳也
で旗投げに降りられて。
土井陵
はい。
であの状態になったっていう。
近藤淳也
ちょっと詳しく教えていただいていいですか。
桑原佑輔
いやいやいやもうあの別に豆はもう事前にずっとできてたやつなんで、
土井陵
それは良いとしてその多分こう下りの時にこう足が変な動きしたんでしょうね豆できてるし。
で小指、小指のそのもともとできてた豆もあって、
それだいたい爪の中にこう水膨れができたりするんですよ。
桑原佑輔
それがちょっと大きくなっていって。
近藤淳也
爪の中?
土井陵
爪の中に水膨れが。爪がバーンって浮くんですよ。
考えるだけでも痛いですね。
近藤淳也
あったことないな。
土井陵
指の側面とか爪、両小指はもう爪の中に水膨れができて。
でちょっと大きくなってるから当然当たるんですよね。
でそれどんどんどんどん当たってまた小指がどんどん腫れてきて。
でその痛みで耐えれなくなった感じです。
で旗投げ降りて足のケアして靴下変えたら何とかなるんじゃないかなって思って、
そこまでは頑張っていったんですけど、
靴下が脱いだら脱いだでこうどんどん逆にちょっと腫れが大きくなってきて。
んでニッチもそっちもいかんくなった感じですね。
靴も履けない、靴下すら履けないっていう。
近藤淳也
もう痛くて。
土井陵
痛くて。
近藤淳也
履けなくなって、
それで。
土井陵
それで2時間ぐらいアダコーダー言いながら。
桑原佑輔
一応ねそこでもう悩んでただけじゃなくて、
土井陵
とりあえずゲートまで行きながら何かこうこれを乗り越える方法を考えようと思って、
前に進むのは仕方がないと。
桑原佑輔
裸足で行くことを考えたり、
土井陵
靴下さえ履いたら靴下で85キロ行くっていうこともいろいろやってみようとかね、
いろいろやってみたんですけど。
結局やっぱちょっとロードホスホール85キロ結構きつくて、
裸足で行くのって。
ちょっとやっぱ小石とか石とかあったらめっちゃ痛かったりする。
靴履かなさあないってなったり。
靴履かならもう無理やなって。
近藤淳也
なんかね裸足で歩いてる写真が結構上がってましたけど、
1回じゃあ裸足もありかなと思って。
土井陵
とりあえずいろいろ考えながらやってみようと思って働きのゲートまで。
桑原佑輔
でゲートでもう1回ちょっとよう考えてみてやってる間に、
いろいろ試行錯誤する前に痛み止めあんま飲まない方がいいんですけどね、
土井陵
痛み止め飲んだやつがちょっと効いてきたのかわかんないですけど、
腫れがちょっと収まってきて靴下が履けたんですよまずは。
靴下履けるってなって靴履いてみようと思って靴履いて、
靴も履けたんですけど走れるかどうかわからんくて、
桑原佑輔
走ってみたらやっぱりちょっと痛かったけどもうどうしようかなあっていう。
絶望ですよね。
土井陵
ここから85キロこの痛みを11時間から2時間13時間ぐらいこの痛みずっと抱えていけるかなあと思いながら。
しかも後ろ迫ってるし。
どんなモチベーションで行くんかっていう葛藤もあって。
でその2時間休んでる時にもう5日切りも厳しいなあって思い出したり。
桑原佑輔
ちょっとネガティブな感じになってきたんですけど結局、
土井陵
結論何が効果的かっていうのはわかんない。
休んでたから腫れが引いていけたのか、
完走の意義
土井陵
それとも痛み止めが効いてきたのかいけたのかわかんないけど、
まあ走れる感じやったんですよ。
桑原佑輔
行けるとこまで行ってみようと思って一歩踏み出したのが、までが2時間かかったっていう。
近藤淳也
一度はリタイヤーを言おうかって思ってたっておっしゃってましたよね。
土井陵
本当に携帯ラインワークスを開く開けへんぐらいのところまで行って、
桑原佑輔
完走することに意義がある。
土井陵
難しいですね、そこの持って行き方が自分の目標が達成できないっていうことになってきて。
最後の最後は諦めなかったっていうところが一番の大きな理由かなと思うんですけど。
悪あがきを一人でしてました。
近藤淳也
気持ち的なとこもあったけど、実際2時間の間にちょっと腫れが引いたりとか。
桑原佑輔
あったんでしょうね、おそらく。
近藤淳也
靴下とか靴が履けるようになっていったっていうのもちょっとあったりはしたんですね。
土井陵
靴脱いで乾燥させたとかそんなのもあったんですかね、ちょっとわかんないですけど。
近藤淳也
もう一回靴を履いて行こうとなった。
土井陵
最初は痛かった、1本目2本目3本目4本目痛かった。
結局ちょっとずつ痛みに慣れてきたのか、何とかなるかもしれないと思って。
走り始めたら止まったらもう終わってしまいそうやったから止まらずに行こうと思って。
近藤淳也
そうですね、動き出してからは割と済んでたんで。
土井陵
そうですね。
近藤淳也
あれっていうか、どういう足の状態なんだろうって思ってましたけど。
その時に息吹を見たっていう。
桑原佑輔
息吹、そうです、足のケアしながら息吹見て、後続の塚田さんが先に来てたのかな、その時は。
土井陵
牧野君はすぐ後ろにぐらいにいてて。
チャウスの小屋付近ぐらいまで来てたから、これ多分3時間半ぐらいで、
じゃあ3時間ぐらいで降りてくるんかな、3時間半。
だからどんどんそれがなくなっていって。
出発した時2時間ぐらいだったんですかね。
85キロのロード2時間、これギリギリのセフティリードかな、今の足の状態で言ったら。
逃げるとこまで逃げようと思って頑張ってましたね。
桑原佑輔
走り出してみたら何とかなったって感じですかね。
痛いですけど、痛いけど何とかなりましたね。
割と後ろも気にしながらだったんですかね。
近藤淳也
そうですね。
土井陵
タイム差はちょっと見ながら。
そうですね。
近藤淳也
結果的には1時間20分差で牧野さんが2位でゴールされてるんで、
土井陵
40分ぐらい詰められながらリードは保ってゴール。
そうなるんですかね。
土井陵
ゴールおめでとうございます。
桑原佑輔
ありがとうございます。
怖いけど85キロまあまあ長かったですよ。
長いですよ85キロ。
土井陵
一般の方からしたら85キロってほんととんでもない。
桑原佑輔
ウルトラマラソン。
マラソンの2倍ですからね。
近藤淳也
マラソン2回走ると思ったら。
桑原佑輔
峠越えもあって。
峠もあって道もグネグネしてるし。
土井陵
それを靴履けるかどうかみたいな状況で走られている。
すごすぎます。
それまでで350キロ走りで。
近藤淳也
そしてそうですね5日と1時間26分ということで、
5日と少しで深夜1時半ぐらいにゴールされましたけど、
ゴールの瞬間
なんかお気持ちは。
桑原佑輔
気持ちは一番の気持ちはホッとした感じですね。
土井陵
良かったっていうのが一番ゴールできて良かったっていうのが一番の気持ちですね。
桑原佑輔
100100のポトキャストでも言ってたんですけど、
土井陵
やっぱり大浜海岸に堤防を登って見たときの景色がやっぱりすごい良い、
僕しか見えない景色を見させてもらえたんで、
僕しか感じれないこの大勢の人に迎えていただける環境っていうのは、
すごくありがたいことやったなと思いますね。
近藤淳也
諦めなくて良かった。
土井陵
良かったと思いますね。
桑原佑輔
言ったと100100でも言ったんですけど、最初広かったんですよ。
土井陵
広いところでライドがバーっと広い道が作られてたんですけど、
これをバーっと寄ってくださいって言ってたら、
広くやってくれてるのは運営の人がちゃんと気遣ってやってくれてあったんですけど、
みんながゾロゾロゾロゾロ行っていいの行っていいのみたいな感じで。
桑原佑輔
なんかね、流木を置いてこの後ろに並んでくださいっていう感じで案内があったんですよ。
近藤淳也
で、みんなそれ守ってちょっと広かったんですよ。
桑原佑輔
僕がこうやりだして、最初の手前の人が近づいてきてハイタッチ押し出したら、
土井陵
みんながゾロゾロゾロゾロと動き出して、
良いラインを作ってもらって、
それはすごく印象に残るゴールゲートというかロードでしたね。
ヨーロッパって結構多いじゃないですか。
UTMBのゴールとかも結構人がバーっていてて、みんなハイタッチして。
最後の最後は広いんですけど、
あとは鶴戸フランスとかでも一緒で人が近くにいて讃えてくれてっていうことを、
今回TJRでも感じれたので、すごく印象深いゴールでした。
近藤淳也
なるほどね。実際夜中の1時半ですけど、すごい人の量ですね。
土井陵
人がいっぱいいましたよね。
近藤淳也
僕もちょっと現場にいましたけど、
桑原佑輔
一体皆さんどこからいらっしゃって、こんなとこで寝るんだろうって思いながら。
近藤淳也
みんなどうするんでしょうね。
ちょっとこんなにいるんだと思ってちょっとびっくりしましたけど。
土井陵
前回は5時ぐらいだったから明るかったし、
ラクセスもあったから集まっていただけるのは当たり前ってあれですけど、
桑原佑輔
人が多くても当然かなと思ってたんですけど、
土井陵
今回1時半ですからね。
ちょっと感激しましたね。
ありがたいですよ。もう本当にありがたい。
近藤淳也
その後もインタビューのところでも人だかりができて、
夜中の2時ぐらいに海岸の駐車場で何なんだこれはっていう時間に皆さん集まってインタビューやってたり、
で、牧野さんもお迎えになられて一緒にお話しされたりしてましたけど、
そんな感じでゴールされたんですけどね。
次への計画
近藤淳也
次の日がお仕事だったですね。
桑原佑輔
次の日じゃないですよ。もうその日です。
近藤淳也
その日か。それはちゃんとできたんですか。
桑原佑輔
あんまり聞かんといてください。
土井陵
それはイレギュラーな出勤やって、
本間は出勤しなくてよかったんですけど、ちょっとイレギュラーで呼び出しの要因やったんで仕方がなく。
桑原佑輔
だからその日1時半にゴールして、
土井陵
で、宿戻ったのが4時か5時ぐらいか。
で、8時ぐらいに起きてご飯食べて、
で、大阪帰ってその日の夕方5時ぐらいには出勤してたんで、
ボロボロになりながら。
近藤淳也
さすがにそうですよね。
土井陵
消防署じゃ、今は消防署じゃなくて推進指令室なんで、
その動いたりすることはないんで、そういう面ではまあまあ大丈夫だとは思うんですけど。
近藤淳也
足が痛くてもできる仕事。
桑原佑輔
足が痛くてもできます。
土井陵
なるほど。
近藤淳也
あと今回ね、お城が牧野さんがわりと迫ってきてましたけど、牧野さんとは結構親交っていうのは?
桑原佑輔
そんなに一緒に走りに行くとかはないですけども、
土井陵
当然会ったら喋りますし、前回も出られてますし、
まあそうですね、彼はもともと強いじゃないですか。
たまたま前回はコロナに、コロナ明けで参加して、なかなかコンディションが整えない中で出たっていうのもあるんですけど、
他のトレランレースとか見てても結構上位にいてるんで、総力はあるかなとは思います。
近藤淳也
じゃあそこも予想通り?
土井陵
まあそうですね、竹村直太君と牧野君は前には来るだろうなっていうのは思ってました。
近藤淳也
どうです?終えられて優勝されて。
土井陵
前回とはまた違った感覚でゴールできたんで、それはそれで一つの自分の人生のいいスパイスになったんじゃないかなと思いますけどね。
前回の改善点は今回は改善したいんだとおっしゃってましたけど、もし次やるとしたら改善したいとこってどういうところですか?
桑原佑輔
まあいろいろありますけど、何かしらね、トラブル出てくるんですよね。
土井陵
完璧はないし長い距離やから。
ガーディアンは忘れないで。
足のケアはもうちょっとちゃんとやろうぐらいですかね。
近藤淳也
でもそんなぐらいです。
土井陵
まあ補給とかも別に問題なくできたし、水分も問題なく。
で、終わってからのむくみもそこまで大きくなかったし、当然あるのはあるんですけど、
足のケアが一番今回はネックやったかなと思いますけど。
近藤淳也
じゃあかなりドイさんとしてはトランスジャパンの攻略っていうのが完成してきてる?
桑原佑輔
いやいやいや、完成はしないですよ。
土井陵
完成はしないけどおおよそおおむねどんなことになるかっていうのはわかるかなと思います。
近藤淳也
なんか次っていうのはあるんでしょうか。
桑原佑輔
いや今のとこは考えてないですね。
近藤淳也
一旦。
桑原佑輔
一旦これで、あ、そう、最後はたなぎから諦めなかった一つの理由も、
土井陵
今回これで一旦ちょっと区切りにしようって思ってて、
この感じで終わってしまったら区切りできひんなっていうのもあったんで、
そういう気持ちもありましたね。
原動力になったっていうのは。
近藤淳也
ちゃんと完走しておかないと、なんかうまく区切りにできないから。
桑原佑輔
そうですね。
土井陵
嫌な思いで終わってしまうっていうことになるのか、
いやこれ諦めきれへんからもう一回やろうっていう気持ちになるのか、
それはちょっと避けたいなと思ったんで。
っていうことなんで、次回は今のとこは考えてないっていうのは。
近藤淳也
なるほど。
はい、今の思いです。
土居さんの走りを見ていて僕はちょっと思ったんですけど、
その初戦が強いなって思ってまして、
土井陵
そうですね。
近藤淳也
一番最初そのUTMF出られた時もそうですし、
UTMBも1回目で11位になられてとか、
トランスジャパンも台風で中止はあったものの、
完走1回目で最高記録って感じで、
なんか第1回目でいつもかなり良い成績を残されるっていうのがすごい個人的な印象があるんですけど。
土井陵
確かにそうです。
桑原佑輔
比叡山もそうです。
近藤淳也
そうですよね。
土井陵
比叡山の第1回、50マイルできた第1回目も優勝してたり、
桑原佑輔
結構1回目が強いというか、
土井陵
そうですね、調子が良い。
ですよね。
近藤淳也
それって何でだと思われます?
桑原佑輔
楽しんでるからじゃないですかね。
土井陵
楽しんでるっていうのはどういう?
桑原佑輔
1つの基準を、今回もTGR2回目なんで、
1つの基準ができちゃってるんですよね。
土井陵
こうなったらこう、ここまでのタイムでここまでいかんかったらこうとか。
もうおよそその次の動きが分かるだけに、
桑原佑輔
良い時はいいんですけど、
狂った時にそれに縛られて、
土井陵
それをどうしても意識してしまうっていう部分がどうしてもあるんで。
で、当然頭の中で前回の記録を抜かさなあかんとか、
前回よりも良いようにしないといけないっていう、
多分バイアスがかかってるんじゃないかなと、
自分で変なプレッシャー感じるんですよね。
近藤淳也
2回目やるからには1回目を超えなきゃみたいなことが、
何も考えない1回目よりもちょっと縛りになってしまったりしてるってことですか?
土井陵
どっかの精神、メンタル的な一部で思ってるっていうのは、
無きにしまわらずかなと思います。
近藤淳也
それにしても、初見でというか、1回目のレースで、
そもそもその結果を出すってすごい難しいことだと思うので、
僕はその1回目の準備とか、練習とか下見とか、
準備がすごいんじゃないかなと。計画とか。
そこが多分適当だったら、さすがになかなかそんな1回目で結果があって出せないんじゃないかと思うので、
すごく計画や準備が徹底されてるんじゃないかなっていう気もするんですけど。
計画と準備の重要性
土井陵
考えるのは好きですね、そういうのを。
鉛筆のシーンもボールペンのシーンだけにしようとか、
そんな考えるのは好きですけどね。
けど、だからといって2回目、それやったら1回目の記録をすごい大幅にクリアしていくかってはそうでもないんで、
桑原佑輔
準備は確かに必要やしけど、それと一緒ぐらい思い切りの良さというか、
そういうのも必要なんでしょうね。
土井陵
今回の直太くんみたいな感じが必要なんじゃないかなって。
いけるとこまでいってみようみたいな。
なるほど。
思い切りの良さ。
近藤淳也
1回目の時にすでに全コースはシーソーとかはされてたんですか?
桑原佑輔
前回ですかね。
前回、けどね、全コースは全部行ってますね。
土井陵
2021年出た時には。
なるほど。
近藤淳也
じゃあやっぱそういうの全部行っておいて、なんとなくその計画立てられて、
本当にこれでいけるか試したいっていうか、答え合わせみたいな感じも。
桑原佑輔
その感覚はすごくありますね。
近藤淳也
あれだけ綿密に計画立てられてると、仮説がちゃんと実行できるかを試してみたいみたいな。
桑原佑輔
TJRに関してはありますね。
近藤淳也
そういう印象を持ったんで、その辺が1回目であそこまでっていうのが繋がるのかなって勝手に思ってたんですけど。
土井陵
大会としては1回目ですけど、それまでにシーソー行ったりいろいろやってたりしたら、
おおよそなんか想定はできますかね、そのコースの流れであったり。
あとはそれを繋げた時にどうなるかっていうのは想定できないので、その時に対応していくっていう感じですかね。
休日プランの管理
近藤淳也
そういうなんか綿密に計画を立たせるのって他でも一緒ですか?普段の生活とか。
土井陵
どうでしょうね。
近藤淳也
休日のプランとか。
桑原佑輔
休日のプランは忙しい時は全部書き出して、この時間でこうでこうでこうでっていうのは、タスクは書き出すようにしてますね。
近藤淳也
普段の生活でも。
土井陵
はい。今回も今日仕事明けで何時に終わって、で、職場何時スタートして、走って、家着いて、昼ごはんここから何時に出発してとか、結構そうしたらスムーズに動けるんで。
近藤淳也
すごい。
桑原佑輔
そうですよ、おおむね。
近藤淳也
それ何に書くんですか?
桑原佑輔
メモに。そのメモを持ってるわけじゃないですよ。
土井陵
ただメモにわーって書き出して、こんなぐらいで行ったらいけるな、じゃあここの時間空くからここで走れるなとか。
近藤淳也
そういうスケジュール全部書いてある手帳があったりするとか。
桑原佑輔
そんな、それ用の手帳はないですけど。
近藤淳也
なんかその辺にある紙に。
土井陵
はい、ちゃんとこう順番をこうやったら。
頭で整理するんで。
桑原佑輔
すごい。
土井陵
やっぱすごいよ。
近藤淳也
書くんですね。
土井陵
僕書きますね、いちいちのタスクを書きます。
近藤淳也
えー。
桑原佑輔
いやいやそんな大したことやってないですよ。
近藤淳也
じゃあそのレースもじゃあここで何時ここに何時っていうのもそういう感じで書いて。
土井陵
書いてますね。
近藤淳也
あの装備もね、グラム単位で全部。
土井陵
測って書いてますね。
近藤淳也
書かれてましたけど、もう毎回山行く時とかもそういう感じですか?
土井陵
書きますね、何を持っていくかって。
忘れるんですよ、書かない。
桑原佑輔
書いても忘れるのに。
近藤淳也
あーやっぱそれかな。
土井陵
いや僕、携帯のメモを一番前の画面に携帯のメモにしてますからね。
桑原佑輔
あ、携帯のメモに書き込むんですか?
基本は紙なんですけど、紙ないじゃないですか。
土井陵
けど携帯のメモしかないんで、携帯のメモにバーっと書いてます。
近藤淳也
それは昔からです?
土井陵
どうでしょうね、いつからやり始めたのかちょっとわかんないですけど。
近藤淳也
職業的なことですか?
土井陵
いや職業あるんかな、職業あるんかな。
職場入ってからすぐにメモ取れメモって言われたんで。
桑原佑輔
それはもしかしたら植え付けられてるかもしれないですね。
近藤淳也
バスケ部とかではない?
桑原佑輔
違います、職場ですね。
土井陵
ポケットに小っちゃい手帳があって、何か教えてもらったらメモするように。
訓練とかしてたらこう何か忘れるんですよね。
近藤淳也
でもね確かに忘れたらえらいことっていうかですもんね。
教えてもらったこと忘れたら怒られるし。
じゃあ意外とそういうところがつながってるんですかね。
桑原佑輔
かもしれないですね。
土井陵
すぐない?
桑原佑輔
メモしません?忘れるからですよそれって。
土井陵
でも仕事上のことはしますけど、日常生活どう過ごそうのメモあんまり取らない?
今回だってほんま今日は本当にもう1分単位ぐらいで動いてたんで。
そうかすごい。
だって仕事明けでお昼ご飯をちょっと約束してたんで、
お昼ご飯食べに行く時間を設定したからこの時間帯で走る。
走るためにはこの時間に職場出てとか。
で、ご飯食べ終わったらこの電車に乗ってとか。
近藤淳也
なるほど。
土井陵
何時に着いてとか。
じゃあオンタイムできたでしょ大体。
桑原佑輔
おおむねオンタイムできたでしょ。
近藤淳也
ちょっと強さの秘密がちょっとだけ見えた気がする。
なんか時刻表通りに進むみたいな感じなのかもしれない。
土井陵
できればですけどね、できれば。
近藤淳也
なるほどな。
桑原佑輔
そうですね、レースの時とかも全部レースのスケジュールの時に書きますね。
土井陵
何時何分にここ出発して、ここでエントリーして、
エントリーから宿どれぐらいの距離でって。
すごいな。
近藤淳也
走ってるところ以外の行動の仕方の計画をちゃんと。
書くのと、あと持っていくものリストを全部書き出して。
土井陵
紙だから紙ですよね。
デジタルがちょっと入ってこないときあるんで、
桑原佑輔
結局ここでメモしたやつを紙で書くんですよ。
土井陵
思いついたことをここでメモして。
選手たちの挑戦とサポート
土井陵
手帳に書く。
近藤淳也
はい、ではちょっと真似してみます。
土井陵
いやいや、そんなもう、このさんは元々できてます。
頭でできてます。
僕それはできないからやっていくだけで。
近藤淳也
あとちょっとあの、このIBUKIステーションではね、振り返りの回で、
桑原佑輔
その先行の話をちょっと知ってまして。
近藤淳也
先行。
出たい方がどんどん今増えてきていて。
桑原佑輔
先行会の話ですか。
近藤淳也
そうですね、先行の仕方とか。
土井陵
今回はその先行に会に出れるにも抽選があって、
近藤淳也
通ったけれどもまた抽選があってってことで、
ある程度実力があっても、
直前1ヶ月ちょっと前に出なくなるみたいな方もいらっしゃって、
その中には結構つらい思いというか、
何年もかけて準備されてきて、
直前まで体力もちゃんとつけられているけど、
出られないみたいな方がたくさん生まれてて、
割とこう気持ち的にはつらい思いをされてたりする方もいらっしゃるんじゃないかなって思ってて、
なんかこうつらい思いをする人をもう少し減らせないかなみたいな話を
ちょっとIBUKIステーションではしてたんですよ。
例えばですけど、
体力テストは直前にやるのは直前しかないかもしれないですけど、
技術テスト、山の技術みたいなものはもうちょっと手前で先行して、
事前にそもそも資格があるかどうか決まっているとか、
なんかちょっとこう直前まで頑張ったけど、
すぐ直前でつらい思いをする人がたくさん出ちゃうのをどうにか減らせないかなみたいなことをちょっと話してたんですよ。
土井陵
なるほど。
近藤淳也
なんかそういうのってどう思います?
土井陵
運営の皆さん、あの方々って、
桑原佑輔
実情、内情は詳しいことは知らないですけど、
土井陵
ほんまボランティアでやってるはるんですよ、おそらく。
桑原佑輔
その人らにこれ以上負担かけるっていうのは、
自分としてはちょっと心が痛むというか、
土井陵
自分の大切な時間を割いて、
この30年のために先行したりとかして、
桑原佑輔
それだけでも大変やのに、
いろいろ改善点は改善した方がいいかなとは思ったりするんですけど、
土井陵
難しいところですね。
桑原佑輔
一個思ったのはやっぱり、
土井陵
ウェスタンステイツとかハードロックとかは、
抽選の割合がどんどん増えていくんですよ、確率が。
そういうのはありかなと思いますけどね。
近藤淳也
落ちセル回数が多いとだんだん増えていくとか。
土井陵
2票入るとか。
ガラガラポンの時に2枚入ってるとか。
そしたらじゃあ次もう1回頑張ろうとかいう気持ちになるのかもしれないなって。
1枚だけやったらまたみんなと一緒で、
3回、4回落ちてる人と1回目合格した人と同じ確率やったら、
ちょっと辛いなあと思いますけどね。
それは1つありかな。
それって結構平等かなと思うんですけどね。
桑原佑輔
そんなところぐらいですかね。
土井陵
あとは僕も2018年の時に出れなかったっていう詳しい思いしてるんで、
燃え尽きないようにTGRを目指してほしいなと思います。
近藤淳也
目指す人の方がね。
何年もかかるっていう想定をちゃんとしながらっていう。
土井陵
思い入れが強ければ強いほど燃え尽きるんで。
ガクッてなるんで。
近藤淳也
ドイツさんは2018の時は大丈夫でした?
桑原佑輔
大丈夫じゃなかったです。
土井陵
けど、コロナが1回オールリセットしたんです。
コロナのおかげというかコロナのせいで。
全てのトレーランニングとか僕らのアスリート活動を
全てオールリセットしたから、また出ようって思い出したんですね。
近藤淳也
じゃあ一旦そこで気持ちが途絶えたことがあったんですか?
桑原佑輔
はい、そうです。
土井陵
そうなんですね。
まあいろいろね、それはまあ。
なるほど。
じゃあ目指される方は是非ね、長い長期プランで。
長期プランで。
近藤淳也
1回や2回は落ちるぞっていう想定をちゃんとしておいてって感じですかね。
桑原佑輔
そういうね、落ちてる人らを身近で見てるんですよね。
土井陵
やっぱり目指す人はどんどんその人らに集まってくるじゃないですか。
周りも結構目指す人が多くて、抽選で落ちてる人もいっぱいいるし。
あのー、繰り上げ。
ウェイティングリストの2番目が北野さんやったんですよ。
北野さん仲良くて。
北野さんが繰り上がらなかったわけなんですよね、今回は。
もうすぐさん繰り上がったけど。
桑原佑輔
けど、だから次回自分は出れるんですよね、出れる権利を持ってるんだけど、
土井陵
その一枠っていうのは結構重たい一枠で、
それやったらちょっとどんどんバトンタッチしていった方がいいんじゃないかなっていうのは今の気持ちです。
貴重な一枠を僕がキープし続けるのもなんか違う気がするし。
近藤淳也
はい。実行費の皆さんのご苦労というか、よく横で見てたんで。
桑原佑輔
いやーねー、大変やと思いますよ。ほんと大変やと思いますよ。急遽返事をして。
近藤淳也
わかります。
桑原佑輔
夜中2時とかに。
近藤淳也
山に上がってる方も多いですしね。
桑原佑輔
もう一個、静岡市内に応援の数もそうなんですけど、やっぱ静岡市内に入った時にすごい応援してくれるんですよ、一般の人たちが。山の人たちじゃなくて。
土井陵
そうやってみんな過去からのいろんな出場者の人であったり運営の人が一生懸命やってきて、
みんなからの応援というか信頼っていうのを作ってきてくれたから、それができてるわけであって。
だから運営の人たちに対してもすごく僕はリスペクトはしていますし、出る選手みんなリスペクトはしていると思います。
ありがたい。いい舞台を作っていただいてありがとうございますという感じですね。
近藤淳也
あと今回はNHKのテレビが入らないって感じでしたけど、
野井さんの番組は作られましたが、それはどう思われます?
大会の経験と感情
桑原佑輔
別に個人的には撮られてたから特にそんなに大きな違いはなかったんですけど、
土井陵
個人的にはもっとみんなの動向を知りたかったかなと思います。
やっぱりNHKの放送を見たらね、こんなことがあったんやとか、こんな感じだったんやなとか、
桑原佑輔
自分の母親とかが結構好きで、自分よりもその一人一人の選手のことを詳しく、詳しいっていう、報告書にメモとか。
安田さんは、あの京都の理学療法士の人ね、なんで知ってんのそんなんとか。
近藤淳也
めっちゃ大会のファンになったんですね。
そうなんですよ。
土井陵
ああ、あのスマホちょっとアレになった日こうやねって。
近藤淳也
じゃあまあ他の選手の様子はちょっと知りたいかな。
土井陵
知りたいですね。そうしたほうがなんかもっといろんな話ができるんで。
近藤淳也
大会としてはまあ自己完結っていうのが結構掲げられていて、
例えばカメラマンさんとかが横につくこと自体が自己完結にちょっと背くというかみたいなことも方針としてあるみたいですけど、その辺とかは?
土井陵
それは大会がそういう方針を出してるんでしたら、もうそれに従わざるを得ないじゃないですかね。
僕なんかいらんこと言って怒られるの嫌なので。
近藤淳也
同意さんとしては出たいし見たいみたいな感じなんですかね。
桑原佑輔
出たい。
近藤淳也
テレビとか。
桑原佑輔
テレビに出たいっていう感覚は今そんなにはないですね。
近藤淳也
けどまあテレビに出たいという感覚よりもこの大会のドキュメンタリーを見たいっていう気持ちはありますね。
桑原君はなんかあります?
土井陵
そうですね。レースのとこにまた戻るんですけど、最後静岡で多分結構印象的な写真なんですけど、
餅月さんがお出迎えをされているシーンがあったと思うんですけど、
ゴールシーン?ゴールで?
ゴールの前。
静岡の消防署の前ですか?
そうですね。
その時ってなんかお話をされたりとかは、その時の同意さんの感情とかもちょっと聞きたいなと思いました。
餅月さん待っててくれてるんだって思って、ここにはちゃんと挨拶しとかなあかんなと思って。
いや、出ないっていうことも直接餅月さんから連絡あったんですよ。静岡で待ってるからみたいな。
だからそこはちゃんとお挨拶しとかないといけないし。
帰ってきましたよみたいな感じですかね。
近藤淳也
ゴールにもね、そんなところやってますからね。
桑原佑輔
みたいですね。
土井陵
僕はもうその日のうちに帰ってしまったんで。
近藤淳也
なんかお子さんの相手もされてて、地元の方となんかやってるんですかね?餅月塾みたいな。
土井陵
ちょっとわかんないですけど。
近藤淳也
はい、皆さんと連れられてされてましたけど。
土井陵
なんかすごい餅月塾ってすごそうですよね。
近藤淳也
すいません、勝手に言っても本当にあるかどうかわかんないですけど。
土井陵
なんかうさぎ飛びとかされそうじゃないですか。
イメージですか?
桑原佑輔
タイヤとか引かされたりとか。
近藤淳也
そっちですか。
そんなスパルタな。
土井陵
星一徹みたいな感じじゃないですか、餅月さん。
わかりませんが。
TJARの準備状況
近藤淳也
じゃあトランスジャパンそんな感じですかね。
桑原佑輔
トランスジャパンでまあまあな枠使いましたね。
近藤淳也
そうですね。
ちょっとね、他のお話も。
そしていよいよ晩日も近づいておりまして。
土井陵
来週末。
近藤淳也
来週末。
今年の準備の状況はどうでしょう。
土井陵
ようやく準備がまとまってきた感じで。
いつもギリギリまでなんかやってますね。
みんなどこの大会もそうだと思うんですけど。
まあけどみんな仕事やりながらやってる部分なんで。
もう前日にバーッと用意してバーッとやるって感じです。
近藤淳也
なるほど。
今年で3回目ですよね。
なんか今回に向けて変化はありますか。
土井陵
前回との違いは特に大きな違いはないですね。
あのキッズレースも前回からやり始めたり。
まあちっちゃい変化はいくつかあって。
まああのキッズレースで幼稚園児の枠を増やしたりとかそんなぐらいの変化はありますね。
なるほど。
近藤淳也
選手の人数とかも。
桑原佑輔
一緒。
土井陵
だいたい一緒。
近藤淳也
ほぼ一緒ですね。
ですかね。
まあ基本は初めての100前の方だけ。
土井陵
もしくは5年以上100前で走ってない人。
近藤淳也
はい、出られて。
今回はなんか面白い顔ぶれとかいらっしゃいます?
桑原佑輔
結構いますよ。
土井陵
あの乱暴の桑原さんとか。
ねえ、すごいですよね。
近藤淳也
え、どういうことそれは。5年以上。
5年以上。
土井陵
走ってなかったってこと?
近藤淳也
5年以上走ってないです。
土井陵
あ、それで出られるんですか。
桑原佑輔
10年ぐらい走ってないじゃないですか。
土井陵
ラストUTMBかなんか。
近藤淳也
そうなんですか。
土井陵
みなさんもあれですよ、エントリーちゃんと知ってきてくれて。
ちゃんとエントリー動機も全部書いてきてくれて。
近藤淳也
作文書かれて。
土井陵
そうなんですね。
初めての方の方が多いですか。
初めての方が当然多いです。
近藤淳也
そんな中で去年はほぼ完走。
土井陵
2年連続97%です。
近藤淳也
ねえ、されてますけど。
今年もそれぐらい行くといいなって感じですかね。
土井陵
100%なんですよ、僕の目標は。
あ、そうなんですね。
100万より100%ってすごいなと思って。
中村純希さんとかね。
山と道のハイカーさんなんですけど。
近藤淳也
あ、そういう方が出られてるんですね。
土井陵
はい、100マイルに。
近藤淳也
19歳の女子。
土井陵
もしくは74歳とかな。
近藤淳也
すっごい幅広いですね。
19歳の方もいらっしゃるんですか。
土井陵
はい。
それはニュージェネレーション?
いや、じゃないです。
じゃなくて。
一般枠で応募です。
すごいですね。
近藤淳也
なかなかレイクビアと重なってて、いつも現場に行けず申し訳ないですけど。
土井陵
レイクビアはビッグレースなんで。
近藤淳也
僕らはただのイベントです。
ぜひ大会そちらもね、うまくいきますように祈っておりますんで。
桑原佑輔
そうですね。
土井陵
本当僕らボランティアでやってる部分なんで、一律みんなボランティアなんですよ。
だから結構近いというか、結束というとあれですけど。
みんなボランティアです。
お願いもしやすいんですよ。
桑原佑輔
お願いしやすいじゃないですか。
土井陵
僕らもボランティアでやってます。
だからボランティアの人たちはこうしてくださいって言って。
近藤淳也
一緒なんで。
この週末がね、100マイルレースがどんどん増えてきて。
鬼ヶ城も100マイルが。
土井陵
この週末ですか?
近藤淳也
始まり。
あとはコーミーがあって。
コーミーもか。
レイクビアがあって、バンビがあって。
桑原佑輔
ハセツネもね、この週末ですし。
土井陵
バンビはそこ入れたらダメですよ。
桑原佑輔
バンビはイベントなんで。
近藤淳也
いやいやいや。
土井陵
レースじゃないですよ。
近藤淳也
体育の日にみんなで走ろうみたいなのがどんどん重なってきて。
IBUKI的には4つある週で、
もう本当にあちこちに見てなきゃみたいな感じなんですけど。
桑原佑輔
だってこの季節もいいでしょ。
土井陵
三連休でしょ。
で、満開風も後編時期やし。
そりゃ、ここ集まりますよね。
近藤淳也
マンビはなんか、こっからどうしていきたいとか、
ドイツさんの中では。
桑原佑輔
いやいや、もう特に。
土井陵
個人的にはそんなに大きく変えるつもりはなくて、
僕らはあくまでも新しい人たちに挑戦の場を作るっていうのと、
次世代の子たちにどんどんトレーラーニングの興味を示してもらって、
1回経験してたら、変えていくのがすごいハードルが下がるんで、
ちっちゃい子らがまたちょっと大きくなってやってみようかなって思ってくれたらそれでいいかなって。
桑原佑輔
あとはやってることを結構、自分で言うのもなんですけど、
土井陵
やってること結構いいことやってると思うんですよ。
桑原佑輔
お金儲ける儲けないっていうのは別にそれは、
儲けるから悪いとか、儲けないからいいとか、
土井陵
そういう、その舞台は全然関係ないとして、
マンビを通じてクリーンナップ活動であったり、
で、マナーの発信であったり、
桑原佑輔
で、あとはトレーラーニングをやるその縁ですよね。
その選手とメーカーさんであったり、
土井陵
ショップのこの縁をつなぐことをやってたり、
桑原佑輔
まあそういう、なんか一つのこのイベントを通じて、
土井陵
みんながハッピーになるように考えながらやってるんで、
桑原佑輔
そういう意味では、なんか一つのロールモデルになるんかなっていうのは勝手に思ってます。
事前運動のロールモデル。
近藤淳也
ボランティアですね。
今後の計画と目標
桑原佑輔
ボランティアですね。
それでね、自己啓発したり、草刈りしたり、ゴミ拾ったりとか、
そういった地道な活動がまた広がっていったら、
それが一番自分が望むことなんで。
近藤淳也
なるほど。
じゃあ今のスタイルでずっと続けていくことに意味があるみたいな。
桑原佑輔
大きくは、僕が今までやりたかったのは100マイルを経験してもらいたいっていうのと、
土井陵
キッズレースをやりたかったっていうところが一番大きいところですね。
で、それを通じていいようにトレーラーニングが広まっていくようになったらいいかなと。
思ってやってます。
近藤淳也
またね、たくさんの方が感想されるのを見守っていますんで。
土井陵
ありがとうございます。
近藤淳也
頑張ってください。
土井さんは選手としてはこの後ご予定っていうのは。
土井陵
一応ですけど、12月に香港出るのと、2月にグランカナリアに出ようと思ってて、
桑原佑輔
それは香港決定、グランカナリア今調整中ですね。
休みだけですけどね。
土井陵
出るのはほぼ決定。
じゃあ割と早くにシーズン、来シーズンも始めていく感じですかね。
そうですね、来シーズンになるのか。
桑原佑輔
そうですね、また来年度の計画を狙うといけない。
土井陵
来年度は来年度でちょっと面白いこと計画してるんで。
まだちょっと計画なんかやらないと言えないんですけど。
近藤淳也
そうなんですね。
それは夏というか。
桑原佑輔
夏前ぐらいに。
近藤淳也
なるほど。
土井陵
やってみたいなっていうのを。
近藤淳也
それが来シーズンのメイン。
桑原佑輔
メインになりそうですね。
土井陵
それはちょっといろいろプロジェクトとして立ち上げようと思ってて。
近藤淳也
何系ですか?
100マイルではない?
土井陵
形になったらまた公にしようかなと思ってるんで。
近藤淳也
全部秘密ですか?国内国外?
桑原佑輔
国内ですね。
近藤淳也
国内でプロジェクト?
桑原佑輔
何かしら面白そうなことやろうかなと思って。
近藤淳也
楽しみ。
そうなんですね。
桑原佑輔
またこの録音が終わったら話します。
近藤淳也
分かりました。
土井陵
楽しみですね。
何だろうってみんな思ってるかもしれないけど。
近藤淳也
他なんかどうです?
土井さんとしては、今43に。
桑原佑輔
43ですよね。
土井陵
早いですよね、土井さんね。
近藤淳也
同級生が頷き合ってますけど。
今後の土井さんのちょっと中期的な目標とか目指していかれるものとかっていうのは今。
桑原佑輔
どこまでできるか分かんないですけど、
主戦場は僕は100マイルには変えてないので、
土井陵
今までもこれからもずっと100マイルをメインで走っていこうと思ってるのと。
その他にいろんなチャレンジをいろいろポツポツ入れていきたいなって思ってます。
トレイルランニングの発展に向けて
土井陵
終わりがどこになるんやっていうのはちょっとまだ分からなくて。
桑原佑輔
今自分の中でもアスリート活動であったり、他にもいろいろやってることがある中のバランスがちょっとずつ変わっていくんかなとは思ってるんですよね。
土井陵
これから43から50とかに近づくにつれ、ウェイトが。
ゆくゆくは選手としてもそうですけど、
このカルチャーというかトリランニングを広めれるような何か活動ができたらいいかなと思いながらいろいろ今も動いてます。
近藤淳也
それがさっきのプロジェクトとかも関係する?
土井陵
さっきのプロジェクトとは別に大瀬と桑原君とかとも話いろいろしながら、
今後の活動っていうのは自分らのアスリート活動じゃなくて、トリランニングの方向性をちょっといろいろ考えようよっていう話はしてたり。
桑原佑輔
意外と考えてるんですよ、いろいろ。
土井陵
そうなんですね。
近藤淳也
メンバーは大瀬さんと桑原さんなんですか?
土井陵
とりあえず3人で今動いてますね。
そっからちょっといろいろ巻き込もうと思ってるんですけど。
近藤淳也
それはじゃあ選手として走る以外に何かやれることが?
土井陵
日本のトリランニングが発展していく。
要はアスリートとして今ってアジア選手権出るのにGPですとか。
募金というかTシャツの売り上げをそっちに使いますとか。
その環境で果たして日本ってそのまま若い子が目指したいっていうスポーツになっていくんかっていうのと、
どんどんヨーロッパとかアメリカ、アメリカとでもないか、ヨーロッパからレベルがどんどんどんどん離れていっている状態っていうのはすごく感じるので、
桑原佑輔
そこをどんだけ日本としても発展していけるかっていうところをどうやっていこうかっていうアスリート側の目線ですね。
土井陵
若い子がね、もっとこう、今もね、大見君とか上田瑞君とか小笠原君とかどんどんミドルレンジで強い子がいっぱい出てきてるんですけど、
自分らは100マイルがメインでやってるんで、100マイラーで強い子らがどんどん出てきてほしいなっていうのはやっぱり思いがあったり。
アスリートとして活動しやすいというか、そういう環境づくりっていうのもやっていきたいなっていうのは漠然と。
漠然とでもないですね。ちょっといろいろこういうふうにちょっと働きかけていこうかとかは思ってます。
近藤淳也
そうなんですね。ちなみに今のお仕事は続けながら。
土井陵
やっぱいい仕事だと思うんですよ、消防って。自分もいい仕事だと思うし、誇りのある仕事だと思うけど、
ちょっと今どう、いろんなところでいろんな感情が湧いてきてるんで、基本的には家族もいるし、仕事を辞めたら大変なことになるっていうのはわかってるんで。
わかんないですよね。
近藤淳也
そうなんですね。
土井陵
わかんなくもないか。
近藤淳也
じゃあいろいろ考えられてる。
土井陵
そんなぐらいの年じゃないですか、僕らの年って。
近藤淳也
選手としてはやっぱり年が越えていくとパフォーマンスとしては落ちていく部分もあると思うんで、
プロランナーっていう意味ではある程度ピークっていうのがあるのかなと思うんですけど、
どっちかっていうとそれ以外の活動を考えての可能性って感じなんですかね。
そうですね。
土井陵
そうなんですね。それはまた楽しみです。
いやいやいや、それが実現できるかどうかは考えてるだけで。
近藤淳也
なんやろ。
桑原佑輔
考えるのは自由なんで。
近藤淳也
ちなみにポッドキャストもご興味あるって、前おっしゃってたんですけど。
桑原佑輔
そうそう、ポッドキャストはね、どっかでやります。
土井陵
どっかでやるの、あ、そう、目標をちゃんと立てないといけないと思って、ポッドキャストをやる。
近藤淳也
それも決定なんですね。
桑原佑輔
やる方向ですけど、まだ具体的にはよくわからないです。
やるっていうのは前回のバンビでみんなには言いました。
土井陵
やろうよって。
近藤淳也
ちなみに誰とやるんですか。
土井陵
いや、バンビのメンバーで、かな、けどまだわかんないです。
ちなみに、IBUKIステーションはどれぐらいのスパンでやってるんですか。
IBUKIステーションは、収録は決まってるのは週1回。
桑原佑輔
あ、やっぱ週1回やってるんですね。
土井陵
で、配信もしてますし、ここ最近だとコンテンツが多いという。
そう、ネタが多かったら。
近藤淳也
今週2回ぐらいで配信してますね。
レース会場とかに行くと一気に10個撮ったりとかいうときもありますし、
こういうインタビューとか入ると通常回とは別に配信したりするんで、
最近多いかもしれないですね。
土井陵
最近多いですね。
その話もまた教えてください。
近藤淳也
でも週1ぐらいだと一番アクティブなポッドキャストってイメージかもですよね。
楽しみです。
どいさんから何か。
桑原佑輔
いや、もう特にはい。
土井陵
またBAMBIに興味ある人は是非遊びに来ていただけたら、
出るだけじゃなくて会場来て応援してもらえたらみんな喜ぶんで。
ついでにこうコース回ってゴミ拾いとかしてくれたらなおよしですね。
桑原佑輔
いやーけどあんま落ちてないんですよ。
土井陵
で、大会中もクリーナップランナーっていうのがいてて、
クリーナップしながら応援するっていうランナーをもう募集してるっていう。
トレイルが行けば行くほどコースがきれいになるっていうのを目標にしてやってます。
ポッドキャストとクリーナップ活動
近藤淳也
じゃあね、ご興味ある方は応援しがてらゴミ拾いもしながらBAMBIの会場行ってみてください。
やりたいな。
じゃあそんな感じかな。
はい、じゃあ土井さんに今日はトランスジャパンのこといっぱい伺って、
土井陵
あと今後のことなども伺いました。どうもありがとうございました。
01:50:47

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