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2024-08-16 1:09:14

TJAR 3位 ロード練習の成果を見せた保田選手、4位 自己完結にこだわる塚田選手

TJAR2024は、大会6日目を迎え、明るくなった大浜海岸に3位の保田選手、4位の塚田選手がゴールしました。

引き続き、お二人の公式のインタビューに加え、IBUKI STATIONのインタビューを追加でお届けします。

保田選手のインタビュー
塚田選手がご家族とともにゴール
インタビューを受ける塚田選手

Summary

PGR 2024のレースで、保田選手は第3位を獲得し、記録を大幅に短縮しました。大会中、天候と足裏ケアがレース結果に大きな影響を与え、苦しみながらも無事にゴールを果たしたことが語られています。今回のエピソードでは、保田選手がトランスジャパンでのロード練習の成果を示し、4位に入った様子が取り上げられています。また、塚田選手は自己完結を重視し、自身のペースで臨む姿勢について詳しく紹介されています。このエピソードでは、保田選手と塚田選手のトレイルランニングレースの経験が議論され、特に保田選手の自己完結型のアプローチが強調されています。塚田選手のチャレンジングな目標達成の過程も浮き彫りにされ、両選手の成長と努力がうかがえます。TJAR第3位の保田選手は、計画を立ててしっかりと進めたことを強調し、一人での競技の経験を活かしました。一方、4位の塚田選手は自己完結にこだわり、応援の力を感じつつ、自身のスタイルの重要性を語りました。保田選手がロード練習の成果を発揮し、塚田選手が自己完結のスタイルに忠実であることが強調されています。レース中の休憩や足のケアに関する独自の工夫と、他の選手との差を感じた経験がシェアされています。

保田選手のレース結果
Speaker 2
それでは改めて、PGR 2024第3位、5日と8時間50分、第3位ですね。おめでとうございます。
ありがとうございます。
ざっくり、今回のレースを振り返って、どんなでしたか?
前回よりもかなり記録を短縮したと思うんですが、その辺りまで含めてお願いします。
天候がすごい恵まれました。
暑かったですけど、基本的には晴れで、雨が降らないとやっぱり早くなるんやなっていうような感じでしたね。
僕も一緒で天候が良かったので、多分足裏ケアとかする時間とかが短縮されるんで、その分早くなったのかなとは思います。
初っ端の前半からかなり前のにいたって印象なんですが、すごくないですか?
そうですね。前回よりはずっとロードの練習を中心にやったので、山よりも。
なので、ロードは走ろうというのが基本的な作戦で、山はもうマイペースで良いかなと思ってました。
前回出た反省というか感覚を元にそんな作戦だったってことですか?
やっぱり前回のが生きてるってことですね?
そうですね。
わかりました。
レース中の苦労
Speaker 2
じゃあね、ざっくり3つの山に分けて前半、中盤、後半という感じでお聞きしたいんですが、
スタートしてからカビコーチまでですね、こんな感じでしたかね?
当初の作戦とか、実際それに対してどんな感じでしたか?
行けたら薬師峠を越えて、槍沢まで行ってしまいたいなとは思ってました。
でも明るいうちに薬師峠に着かないと多分それは難しいと思うので、
なのでもう19時に着いてしまった時点でもこれは無理だなと思って薬師峠でも泊まろうとしたんですけど、
薬師峠のテントパンパンパンで、本当にもうちょっと斜めと岩頃みたいなところで少ししか寝れず、
寝不足でカビコーチに行ったらカビコーチもすごい人いっぱいで、何も食べるものがなくて、レストランも使えないし、
歩くときつかったですね。暑くて物も入らないし、胃がちょっとやられ気味みたいな感じで、そのまま中央行って。
あの日はですね、すごいカビコーチ混んだらしくて、サウンドの住人もこんなこと初めてって言って来たらしいんですよ。
南海トラフで太平洋側がみんな軽減して、東北側が台風で軽減して、
そういった中部山岳区域でかつ山の日っていうところでシュッとしたんじゃないかということで。
もうすごい人でした。
私も夕方入りたかったんですけど、夕方に抽象入れないという状態で、これはダメだということで諦めたくらいだったんで。
多分上は大変なことだったでしょうね。
もう何も買うものなくて、ちょっとしたお菓子みたいな。
そういう状態なんですね、お店も。それはかなり災難ですね。
トイレに行くのもちょっとなっていうぐらいだったんで。
それは大変だ。
でもさっさと下るしかないって感じですか?
そうですね、もう行くしかないなと。中央行って。
なるほど。カビコーチから中央はどんな感じですか?中央というか一ノ瀬。
一ノ瀬までですか。
中央は暑い時間はあまり無理せずに20キロぐらい進めればいいかなというぐらいの感じで進んでたんですけど、気持ちは。
だからどんどん気持ちが、胃もちょっと調子悪くなって落ちていって。
なんか辛かったですね。
一ノ瀬までは赤色点滅と落としてしまったりとかトラブルがあったりとかして、
なんかちょっと無駄な時間が多い日だったなっていうような感じで一ノ瀬までは。
そこでしっかりご飯食べれて、買い物もできて。
一ノ瀬では割とご飯食べれて、寝るのも割と寝れたんですけど。
あ、でも寝れなかったのかな。
一ノ瀬はちょっと寝れずに入ってしまって、寝不足で南アルプス前半はもうきつくてきつくて。
考え方なんですけど、あそこは一見ベストな眠るポイントって考えがちなんですけど、
意外とうるさかったり人にとらわれたりでなかなか休めないんですね。
ただ、そこ休まないとそれ以降はもう一気に山の中になるので、
それはそれでまた結構制約も受けるということで、かなり微妙な判断のとこですね、あそこは。
先行していた牧野さんと塚田さんが結構寝てはって。
寝てましたね。
寝てはったのにその後に入った僕の方が早く起きたんで、
なんであんな早く起きたのか今でもよく分かりませんね。
なんかあれなんですよ、なんか焦りがあるつもりです、多分。
なんか出たときはすごい順調やな、今回の南アルプスとか思ったんですけど、
フィードバックと感謝
Speaker 2
出たらすぐにもう眠くなって、もう分かんないと。
結構地蔵根でそうやられる人多いですね。
早めに切り上げて一ノ瀬出てしまうと、あれっていう地蔵根の上の方で眠くなるっていうのはありがちですね。
もうなんか結構その日は雨にも降られて、三部岳ぐらいで雨に降られて、きついじゃないですか、三部岳が。
土居くんも言ってました、三部岳嫌いだって。きついんで。
もうちょっとそこが雨に降られてまたきつくて、
ちょっとレインの選択を間違えてまたベチャベチャになっちゃって。
薄いのってことですか。
ベチャベチャになって、多分あの日に台風来てたらもう僕リタイアやったなっていうような感じになる。
薄いのは体に張り付くような感じですね。
それでダメですね。
なんで二枚切らなかったんやろうと思って。
ちょっとおかしくなってたのかもしれませんね。
行動中の精神状態というか。
精神状態というか、多分ちょっとハイペースで吐いてたので、
なんかちょっと面倒くさいみたいなのが出てるのかな。
ありますね、それはね。
やるべきことをやらないで毎夜で行っちゃう心境ですね。
足裏が痛くても本当は処置しなきゃいけないってわかりつつ何もせずだらだらといって、
でもどうせもない状態まで行ってかなっていうありがちですよそれは。
それだけはないようにちょっとしました。
足裏は今回は。
大丈夫だったんですか。
かなりケアしました。
そうですね、足裏やってしまうと最後のロードがもう天と地方とは違うので。
どんだけ時間とってもいいので足裏だけは。
それ大事ですね。
やっぱりケアの時間を例えば人と接ったりとか近いところにいるとそういう時間って省きがちなんですけど、
それは多少探すと言ってでもやるべきですね。
そうですね、もうちょっと違和感があればすぐに。
そうですね、それ大事です。
でも結構みんなそれ後になって反省して思ってるんだけど、
実際になるとできないですね。
またやっちゃったっていう。
靴下も後半は荒れる予報のために4枚持ち。
靴下4枚持ち。
これで入ってるんですか、それだけ。
そうですね、4枚持ちで。
寝る用の靴下も入れて。
足裏だけは。
じゃあ最後のロードもそれほどきつくなく、足裏的には。
足裏は痛くなかったですね。
最後のチャウスで今も痛いんですけど、
ここの筋肉がたぶん切れてプチっていったんですけど、
最初はウンッと思ったぐらいだったんですけど、どんどん痛くなってきて、
最後のロードもずっと痛かったんですけど、最初から。
たぶんやってますね、これは。
もういいかなと思って。
どうせ走れないし。
走ってないですか、最後のロードは。
早歩き?
いや、もう最後のロードは全走りです。
もう3分で寝て4時間。
17時にチャウスに着いて、
刀斬り21時に着いて、
もうそこから寝ずに行きました。
美容師の。
塚田君。
塚田君も最初は牧野選手と絡んでたんだけど、
ロード来てからどんどん遅れてきて、
安田君が捕まったのが見えたんで、
彼は今かなりきてる。厳しい局面でしょうね。
暑いですよね。
暑そうやったんで、塚田さんずっと暑いのしんどい暑いのしんどい言ってたんで、
たぶん暑いのが辛いのかなと。
早く雨降らんかなって言ってたんで。
幸いにも大雨にはなってないんで、
全然雨降らなかったんで。
良かったと考えるべきでしょうけど。
食べるものはどうだったですか、全般。
食べるものはカロリーメイトと柿の種が重いですね。
軽さと。
カロリーメイト流し込むだけで。
後半は食べられるものって感じだったんで、
コンビニとかのものは食べられて。
パンとかお菓子とかスーパー目の。
ずっと唾が出なくて。
大丈夫ですか。
大丈夫です。
水で流し込んでました。
最後に沿道で応援していただいた方、もしくは家族だったり仲間だったり、
いろいろ感謝の気持ちというか、いろいろあると思いますので、
ここら辺に関してコメントいただけたらと思います。
もう2年前もそうだったんですけど、本当にずっと応援してくれて。
たまにかっこいいとか言われて、
そんなことを嫁さんにも言われたことないなと思ったりしたり、
携帯電話は大丈夫かと100回以上聞かれたり。
それもまたありがたいなと。
気分がリフレッシュしてすぐ元気になったので、とてもありがたかったです。
あと家族の方も来てくださってありがとうございます。
あと運営の方も、いつも大会のことなどなど大変だと思うんですけども、ありがとうございました。
ありがとうございます。
あんまり面白いこと言えなくて。
Speaker 1
たった今レースを終えたばかりの絶賢番号4番、安田選手にお越しいただきました。
ありがとうございます。
Speaker 2
ようこそです。お疲れ様です。
ありがとうございました。
Speaker 1
まずゴールしての感想、今の気持ちをお聞かせいただいていいですか。
Speaker 2
無事にゴールできたのが一番で。
タイムはおまけみたいなものなので、それが一番ですね。
Speaker 1
前回よりだいぶ早いタイムだったと思いますが、それにあたってここを工夫したという点はありますでしょうか。
Speaker 2
前回から比べて、僕は全然友人もいなかったので、
前回はほとんど一人で報告書とか見て、いろんな経験積んで考えて、結構重装備でしたんですけど、
今回はもう2年で知り合いがトランスジャパンに出て多くなって、
その人たちからいろんなアドバイスいただいて、一気に軽量化されて。
Speaker 1
荷物が。
どのくらい荷物の重量が。
Speaker 2
前回、北アルプススタート時が8.2キロとかで。
Speaker 1
今回は。
今回は。
Speaker 2
多めですね。
今回5.2キロとか。
Speaker 1
3キロ。
それにしてもね、タイムが30時間くらい違います?前回とね。
Speaker 2
こんなに縮められるのかっていう感じですけど、
Speaker 1
要因は。
Speaker 2
たまたまじゃないですか。
その天気が良かったので。
Speaker 1
割と序盤から順調にいって、最後まで調子を崩さなかったような感じですけれども。
Speaker 2
その中央に行く途中、紙コーチで何も食べれなくて、中央に向かわなくちゃいけないんですけど、
タイミングがやっぱり悪いと、コンビニまで何も食べられるところがないので、
ちょうどその時間に当たってしまって、
もう途中の食事できるところもやってない、ここもやってない、ここもやってないってなって、辛かったですね。
Speaker 1
それは補給なしで。
Speaker 2
カロリーメイトとかきピーはあったので、
無理やりお菓子とか、でも熱くて甘いものがもともと苦手なので、
もうなんか気持ち悪いなと思いながら食べてました。
保田選手の成果
Speaker 1
それでも上位キュープできてるのはすごいですよね。
そうですね。
ずっとね、4人結構絡みながらっていう風に見えてたんですけど、
Speaker 2
あ、牧野さんと。
牧野さんと塚田さんと山本さん。
山本さん結構初っ端から、もうちょっとなかなかみたいな疲れたなみたいな言ってたんですけど。
Speaker 1
その辺のポジションは想定どおりだったんですか?スタート前。
Speaker 2
僕ですか?
僕全然順位とかもう本当にどうでもよかったので、
場所とかも関係なく、牧野さんは牧野さんのペース、塚田さんは塚田さんのペース、
吉川さんと佐藤さんがいたんですけど、
そうもうあの人たちのペースなんで、もう何も気にせず、自分のペースで。
Speaker 1
ご自分が想定した計画と同じぐらい、それとも違いましたか?
Speaker 2
一番はちょっと寝すぎたかな。
ちょっとなんか寝すぎたぐらい、1時間寝すぎたぐらいでしたね。
いつまで寝てんのや言うて怒られるメールが入ってました。
Speaker 1
誰からですか?
Speaker 2
木村さんから。
いつまで寝てんのや。
Speaker 1
メールで気づいたんですか、じゃあ。
Speaker 2
いや、あのピピピピで起きて、なんかメールきてるわと思って見たら、
お前いつまで寝てんのや。
確かに寝すぎたなと思って。
Speaker 1
いやでもね、なんかなかなか前の人がいて寝れなかったみたいなお話もさっき、
塚田さんおっしゃってたんで、それに比べたら。
Speaker 2
まあ僕場所が悪くて寝れなかったですかね。
どちらで?
Speaker 1
薬師ですね。
Speaker 2
薬師峠は。
いっぱいで。
Speaker 1
それにしてもね、ちょっとあの最後のロードのスピードは見ていて、
まあこちらでもざわつくぐらいびっくりしたんですけど、
Speaker 2
そんな狙っていたんですか?
そんな早かったですか?
いや、ロードを走ろうって思ってたぐらいで。
もうあのとにかく北アルプス入る前のロードも、中アルプスロードも、
最後のロードも、まあ僕この前はもうほとんど走らずやったので、
とにかくその2年間やってきたことといったらもうロードの練習だったので、
それやらないと何のために出るのかと思ってたので。
塚田選手の自己完結
Speaker 1
そうなんですか。じゃあ山よりもロードに近づいて。
Speaker 2
そうですね、はい。
Speaker 1
それはどうしてだったんですか?
Speaker 2
あのウルトラマラソンが基本的には好きなので、
ウルトラマラソンの練習が結果的にトランスジャパンの練習にもなるかなと思って、
それでウルトラマラソン頑張ろうと思って。
Speaker 1
じゃあ本当にロードは全く歩かず。
Speaker 2
最後ですか?最後はもうほぼ歩かなかったですね。
Speaker 1
あれ。
Speaker 2
そうですね、でもほとんど下りですからね。
Speaker 1
いや、でもね、全く歩かないっていうのは、
登りも確かありますよね。
ちょっとぐらいですね。
Speaker 2
まあでもゆっくり、ゆっくり行けば、
あんまり足使わないようにゆっくり登って、
下りはもう気合で行くしかないんで。
Speaker 1
そこはじゃあ何か周りの選手に差をつけようとかそういう…
Speaker 2
そうじゃなかったですね。
もう2年間やってきたので、
ですしもう僕ここからまた次はもう出れないですし。
Speaker 1
そうですよね、次回は2回目ルールがありますからね。
Speaker 2
なのでもう多分トランスジャパンに出るのもこれが最後かなっていうのもあったので、
もう本当に最後悔いないように全部出し切って、
終わりたいなと思ってたので。
Speaker 1
そちらの目標は果たせましたか?
Speaker 2
いや、どうなんでしょうね。
皆さんが果たせたかなって言ってくれなかったら、
果たせたんかなっていう。
Speaker 1
まあ素晴らしい走りだったと思いますけれど。
Speaker 2
本来ちょっとは良かったかもしれない。
Speaker 1
あ、塚田さんを抜いたって思ってました。
そこからの差が結構つきましたからね。
Speaker 2
まああんまり気にはしなかったですけど。
ただただ自分だけで。
Speaker 1
もともとじゃあウルトラマラソンがメインなんですか?
Speaker 2
というか1年に1回ウルトラマラソンに出るので、
その練習が一番メインですね。
山の方は?
トレランですか?
Speaker 1
まあ、とか登山とか。
Speaker 2
トレランはもうほとんどやらないですね。
まだ10年くらいして、
山とかちょっと走ったりしますけど、
大会は2回しか出たことないので。
あ、そうなんですね。
トランスジャパンはどうして出ることになったんですか?
トランスジャパンは山の延長なので、
山は会社の人たちと一緒に行ってたので。
あ、登山ってことですか。
Speaker 1
じゃあ前回の時は、
そこまでロードの練習はしないで臨んだってことです?
Speaker 2
前回はどっちかというと山の練習が一番多かったですね。
山の練習、山を長く歩く練習、
ちょっと重い荷物を持ってとか、
山の中で環境に慣れる練習とか、
この装備でいけるのかとか、
そういうのを重点的に、
自己起こさない練習をしてたっていうのが一番ですね。
Speaker 1
山の練習っていう範囲を超えてるような気もしますけど、
この大会に出るっていうのは。
いやでも、ものすごい時間かかってるんで、
Speaker 2
2014年に目指そうと思って、
初めて選考会に出たのが2022年やったので、
かなり時間はかかってますね。
大会を通じた仲間との繋がり
Speaker 2
じゃあ選考会に出るまでが時間がかかったんですね。
そうですね。選考会に出ようと自分が出て、
次に行かせるなって思えるようになったのが2022年でした。
でも一回で通ったってことですね。
そうですよ。たまたま通ってしまって。
でもね、それだけ準備にかけた時間が、
Speaker 1
買いがあったって感じですよね。
その結果で今回完走ということになったと思うんですよ。
ちょっとでも前はあまり覚悟が足りなかったかな。
Speaker 2
覚悟。
やっぱりいろんなトラブルがあったんで、
そういうのに対処できなかったですね。
お腹壊すのもそうですし、
ちゃんと洋子を呼んでないから忘れもらわないし、
ちょっとこう、もっと綿密にというか、
細かく計画立てるべきやったなと終わってから思いましたね。
その反省とか改善点が今回活かせたという形でしょうか。
そうですね。
Speaker 1
その反省とか改善点が今回活かせたという形でしょうか。
アドバイスをいっぱいもらって、
Speaker 2
僕が主体的にはやってますけど、
どっちかというと皆さんの助言でできたっていう。
かなりトランスジャパン仲間の影響というか、
繋がりって、
そうですよね。
Speaker 1
一回やっぱり、多分今回もですけど出ると、
Speaker 2
本当に一緒にいた全く見ず知らずの人とも仲良くなりますし、
大会あの時出てましたよねとか、山でもたまに会ったりもするし、
やっぱり、
やっぱり、
やっぱり、
大会あの時出てましたよねとか、山でもたまに会ったりもするし、
マラソン大会でたまにぽって会ったりとかもするし、
そういうのは本当にありがたいですね、トランスジャパン。
Speaker 1
じゃあそういうところで情報共有して、
Speaker 2
自分の綿密さというか、計画みたいなのもブラッシュアップされていったっていう。
でも情報共有というよりはもう、
ただの飲み会。
それが楽しいなという。
別に山の情報共有ばっかりしてるわけじゃないですよ。
そんなこれがこれでとか、道具がこれでとか、
僕あんまりそういうの好きじゃないんで、
うーんって流してますけど。
Speaker 1
じゃあ逆に言うと普通にお友達としてというか、
たまに飲み会で一緒にお酒を飲む感じになっているときですか?
Speaker 2
はい、楽しいです。
ちょっとコミュニティ的な感じがあるんですかね。
Speaker 1
そういうのって大会ごとに動機みたいなのってあるんですか?
Speaker 2
多分そうですね。
あの年に出た人、この年に出た人とか。
っていうような感じだと思います。
Speaker 1
これはちょっと出ないとわからない世界かもしれないですけど。
なるほど。
他なんか今回の大会で、
ご自身として印象に残ったこととかありますか?
Speaker 2
今回の大会で印象に残ったこと?
今、たぶん帰ってきてると思うんですけど、
山本さんっていう人とちょっとだけ一緒になる機会が多かったんですけど。
なんかものすごい速いなあいう。
すごい一番速いし強いし。
すごいなと思って見てました。
Speaker 1
それはどういうところで感じられたんですか?
Speaker 2
初めてなのにこんなに順調に来れるんやっていうのが。
しかもそんなにすごい大会にいっぱい出てるっていうわけではなく、
すごいなと思って。
Speaker 1
スマホのことはあちこちで。
Speaker 2
スマホずっと言われました。
Speaker 1
今回は言われたんですか?
Speaker 2
ずっと言われました。
Speaker 1
あのスマホは2年前と同じスマホです?
Speaker 2
いや違います。
違うんですか?
変えました。
Speaker 1
もう言われ飽きたって感じですかね。
Speaker 2
いやいやいや。
もうありがとうございます。
Speaker 1
なんかね、Xでも結構ね。
Speaker 2
言われてましたか。
Speaker 1
ショップに寄らないのかなみたいなこともちょっと書かれたりとかありましたけど。
Speaker 2
もうそんな余裕はなかったです。
Speaker 1
お疲れの男、本当にありがとうございました。
Speaker 2
ありがとうございました。
Speaker 1
素晴らしい走りを見せていただいて本当にありがとうございました。
Speaker 2
ありがとうございました。
はいお疲れ様でした。
それではTGR2024第4位5日と9時間49分おめでとうございます。
Speaker 1
ありがとうございます。
Speaker 2
細かくまた話を聞きますがざっくり今回総括してどんな感じでしたか。
当初の計画とか実際実行してみてとか応援とかいろいろざっくり。
Speaker 1
最後以外はほぼ100%完璧でした。
最後のロードがもう全然想定外で全く動けなかったです。
Speaker 2
それは足ですか?足裏。
Speaker 1
悪天候なんでトレランシューズにしたけど普段トレランシューズって履かないんですよね。
合わなくて足裏とか爪がやられちゃって。
最終的にバーナーで炙って穴を開けたんです。
Speaker 2
バーナーで穴を開けたんですね。
Speaker 1
バーナーで穴を開けたんです。
当たってね。
足が合わなくてこれでやっと走れるようになったみたいな感じで。
気づくのがすごい遅かったですね。
Speaker 2
むくんだでもなくて?
むくんだではなくて単に靴がダメでしたね。
GPS見ていてかなり苦しんでるなってのは分かったのでかなり辛い時間が経ったんじゃないですかね。
Speaker 1
ロードあそこをやったことがあるからこんなもんだろうぐらいに思ってたのがとにかく眠くて。
理由が分からないというか眠くて眠くて何もできないみたいな感じでした。
あそこで多分4時間以上はトータルで寝てると思います。
Speaker 2
途中で?
Speaker 1
途中で。途中で倒れて途中で倒れて。
Speaker 2
何年前でしたっけ?一人TGRをやったと思うんですけど。何年前?
Speaker 1
2021年に一人で。
Speaker 2
その時の記録はどのくらいだったんですか?
Speaker 1
5日18時間ですね。
Speaker 2
なるほど。
保田選手の挑戦
Speaker 1
はたなぎに着いた時点でちょうど10時間巻きだったのでこれはまあいけるなという感じでしたけど1時間押しちゃったみたいな感じですね。
Speaker 2
それと比べてどうですか今回?きつさというか楽しさとか。かなり違うと思うんですけど一人とでは。
Speaker 1
個人的には今回もそうなんですけど誰かと一緒に助け合う走りよりも前回大会の木村さんみたいなのが個人的には理想だと思っててやっぱり一人でやり遂げちゃうとかっこいいなって思ってたんでできたら誰の手も借りないで一人で行きたいなとはずっと思ってたんで。
それが今回選手という形で出たけどそれができてよかったかなと思います。
Speaker 2
そういう感じだったんですね。
じゃっくりコースを3つに分けて様子を聞きたいんですけどスタートから上甲地、北アルプスエリアですね。そこはどんなでしたかね?
Speaker 1
ほぼ思想通りというか特に問題もなく計画通りっていう感じでしたね。何も問題なかったですね。
Speaker 2
ロード割合最初スロースタートじゃないですか。いつも。最初どうしたかなと思っているうちにどんどん上がってきて前の方に行くパターンだったんですけど今回もそんな感じですね。最終四隅みたいな感じで。
Speaker 1
最後見てもらってわかるようにロードが苦手なんで最初はもう抑えて最高尾位で行きました。
というかもうついていけなくて最高尾になっちゃいました。最高尾の方と2人で早いねみんなって言いながら。
Speaker 2
今回かなり全般早かったですね。
土壇堂入って。
Speaker 1
土壇堂入って最初の尾根で20人抜いて須郷の腰までで前の2人が全員抜けたんで結局須郷の時点でも想定通りのペースだったんでスタートはあれで良かったなと思いました。
Speaker 2
最初のネタはどこでしたっけ?
Speaker 1
ゆまたのっこしでしたかね。黒部五郎に上がる直前のところでちょっと眠気マックスになっちゃったんで寝たんですけど割とすぐに他の登山者に起こされちゃって結局そんなに寝れなかったんですね。
わーびっくりしたーみたいに言われて。
その後も目の前まで来て顔ヘッドライトで照らされ続けて。
Speaker 2
何それ。歩いてて?
Speaker 1
登山者の人が照らし続けてて。
その時点で起きちゃったけど起きて怒るのも嫌だからって感じでしたね。
Speaker 2
それでやり越えて上越。
次に寝たのはどこなんですか?
Speaker 1
次に寝たのは予定してなかったんですけど、ひそこマレースイ公園に行く予定だったんですけど、マルトのオーナーさんに熱烈歓迎を受けて。
こんな良い人の目の前で止まらないの失礼だと思って。
全然予定より前だった明るい時間だったんだけどここで寝ようと思って。
マルトさんの愛に負けました本当に。すごかったです。
Speaker 2
きそにあるマルトというスーパーマーケットがあってそのオーナーさんがこのレース大好きで、選手もみなさん寄ってくるので、お互いもったれもったれつで行こうへの場になってるんですが、そこで寝たんですね。
食べたり寝たり。
Speaker 1
12時まで寝ますって言ったんですけど、
Speaker 2
昼の12時?
Speaker 1
夜の12時。8時から12時まで4時間寝る予定だったのが、逆走応援してますっていうトレーラーランナーの方が来て、夜中にすごい声で騒ぎ始めて。
Speaker 2
起こされちゃって。
Speaker 1
起こされちゃって。さすがにそういうので怒るの嫌なんですけど、初めて本当にすいません静かにしてもらっていいですかって言っちゃいましたね。でもそれから寝れなくて結局出発しちゃいました。
なので睡眠そこ短かったんですけど、丸人さんのおかげというか本当にいいところを貸していただいたのでぐっすり寝れたんで、足りないけどなんとかなったという感じでした。
Speaker 2
そこで気分一新して中を入ったんですね。中はどんなでしたか?
Speaker 1
中はやっぱり眠かったんですよね。全然ペースが上がらなくて。初めて登山道で寝てしまって。
Speaker 2
そうですね、かなり外で寝るのって不確定要素が結構多くて思いにやっぱりなんないですね。
風邪臭かったり、風だったり寒さだったり。
Speaker 1
そうですね。
Speaker 2
じゃあ中は特に眠り以外は問題なく?
Speaker 1
眠り以外は問題なく。
明らかに注意力が落ちていたので、お金とヘッドライトを落としてしまったんですね。
降りたすぐのところのチェックポイントまでに買わないといけないんで、そこで買ってという感じでしたね。
Speaker 2
このレースに出ると寝不足と疲れもあるので、いつもできていることができなくなってくるので、本当にケアレスミスが結構あるんでね。
なんでこんなことでお金をなくしちゃうんだろうとか、いつもだったら荷物を下ろしたらチェックしているのにチェックせずに出てしまったりとか結構ありますね。
前回も多分そういうことだと思うんですけど、レインウェアをなくした人とかもいますし。
Speaker 1
ストックを忘れなかった人はいないと思いますよね。
Speaker 2
あると思います。何気に置いてそのまま行ってしまうというのはね。
では1の線から南アウプスの方は?
Speaker 1
ここはもうバッチリ作戦を立てていたので、去年全開大会の石尾さんの成功例と、
あとは僕自身市街一周トレイルで同じようなことをやっていて、途中で8時間休むというのをやっていたので、今回もそれをやろうという計画でいたんですけど、
やっぱりもうあそこでしっかりリセットかけて、南でもう仮眠だけで乗り越えちゃうという予定でいました。
Speaker 2
6時間1の線。
Speaker 1
そうですね。ご飯食べたり、実質休んでいる時間としては8時間ですね。
Speaker 2
あそこから一気にスピードアップした感があって、牧野選手とかなり絡んで爆走した感じですかね。
Speaker 1
そうですね。僕はもうとにかく一人で行きたいので、そっと人をしてくれって感じだったんですけど。
Speaker 2
牧野選手うざいみたいなこと書いてますね。
Speaker 1
もう本当に今回やりたいことを潰してくるから。
Speaker 2
近寄ってくるってこと?寄り添ってくる?
Speaker 1
要は先行ってくれって言うと僕に追いつかれるんだけど、じゃあ先行きますって言うとずっとついてくるみたいな。
なるほど。
Speaker 2
で、ロード出たら今度がたってきたと。
Speaker 1
そうですね。本当に想定外だったんですけど、やっぱりロード練習不足だったなというそれにつきますね。
3年前にやったときと練習量が、山は今の方が多かったんですよね。
なんですけど、やっぱりロードが全然違いましたね。
まあ眠かったです。ひどかったもんだ。
Speaker 2
半分寝ながら歩くような感じでガードレールぶつかったりとかそんな感じですか?
Speaker 1
そうですね。で、もう足が痛くて進めないどうしようってなったときに、
何の気なしに自販機でジュース買ってるときに靴脱いだら楽だったんですよね。
あれ?って思って試しに靴に穴開けてみたらすごい快適になって、そっから復活したみたいな感じでしたね。
Speaker 2
幻覚はどうでしたか?
Speaker 1
幻覚、僕ほとんど幻覚見ないんですよね。
ただ、最後のロードは森の中ずっと全部人の声でしたね。
Speaker 2
風の音とか?
Speaker 1
全部人の声。基本一人でやるのが好きなんで、やっぱり人の声が聞こえるんですよね。
どうしても寂しいのか。だから僕は必ず現状は人の声です。
Speaker 2
GPSトラック見てるとかなりスピードが明らかに追ってるのが分かったので、結構辛い時間なんだろうなっていうのは見てて分かりました。
Speaker 1
そうですね。とにかく5日と10時間を切るっていう目標を立ててスタートしたんで、
いくら潰れても最低限それだけは達成しないとなと思って、
途中で何回測ってもこれ間に合わないんじゃねえかみたいになってきて、
最後の30キロぐらいかなり無理しました。本来の僕のペースじゃなかったです。
だいたい予定どおり、予定以内ですね。
Speaker 2
そうですね。やっぱりとにかく人が嫌いだったり、
Speaker 1
自分で考えた行動を取りたいというか、報告書とかに頼らない、
自分の経験で裏打ちされた、
途中雨で足裏やられた時も足裏を治す道具を持ってきてたんで、
それで治したりとか、やっぱり経験でカバーできるものが、
いっぱいあったんで、その辺がうまく出てよかったなとは思いました。
スタート前にも言ったんですけど、今回販売しているTシャツ、
Speaker 2
ライバーオンレースという、自分のレースをしようというキャッチフレーズというか、
こともあるんですけど、だいたいそんな感じで人に惑わされず、
自分の思った通りに自分のレースをしようという、
僕は多分一番コンセプトに忠実にやったと思います。
塚田選手の目標達成
Speaker 1
ずっと意識してたんで、自己完結っていうのを。
あとは、応援されたら足止めて必ず撮影に応じるとか、
そういうところはちゃんとやってですね、
自分優先にならないようにはしました。
私も何回かやってるんでわかるんですけど、周りに人がいたり選手がいたり、
Speaker 2
仲間がいると精神的に頼ってしまったり惑わされたり、
結構乱されるんだよね。
それが自分に忠実にいくようになると、
割合がうまくスムーズに回るなという印象があったので、
やっぱりこのレースはちょっと下がって、
やっぱり自分が応援してくれるようになるかなというのはすごく思います。
それではですね、登壇堂の中とか町の中とか、
あと家族、たくさん応援を受けたと思います。
それではまとめて感謝の気持ちを言っていただけたらと思います。
Speaker 1
本当にそれだけはソロでやってるときと大きな違いだったんで、
とにかくそれはちゃんと感謝を伝えようと思って、
家族が必ず一緒に撮るようにしてたんで、
ちゃんとそういう範囲は伝わっているといいなと思います。
あと家族が来れる範囲のほとんど全てのポイントに来てくれて、
一週間家をあげてずっと張り付いてくれたので、
本当に感謝しかないです。ありがとうございます。
Speaker 2
それでは塚田選手、4位ですかね。
お疲れ様でした。最後に盛大拍手をお願いします。
Speaker 1
絶賢ナンバー11番、塚田選手にお越しいただきました。お疲れ様です。
Speaker 2
お疲れ様でした。
Speaker 1
先ほどゴールしたところですけれども、
まずちょっとどうでしたか、今回のレースは。
とりあえず目標を達成できて一安心というところですね。
いつか10時間ギリギリ。
そこは最初から決めていたタイムとして目標を決めていたって感じですかね。
最後の旗投げ降りてきてから苦しんだんですけど、
それも含めて万が一があっても対応できるようにはしてたんで、
ギリギリ間に合ったって感じですね。
その時間というのは根拠というのはあったんですか。
トレランを始めたきっかけというか、
一番最初がアドベンチャーレースで田中雅人さんを知って、
田中雅人さんが日本で出ているレースを探して行き着いたのがこれだったんで、
テレビ放送を見てというわけではないので、
僕の目標はやっぱり雅人さんだったんで、
田中雅人さんが現役の時に出した5日10時間32分を切るのが
僕の目標に今までずっとやってきたんで、
そこが全ての基準です。
だから順位はもう全然考えていないかったんで。
5日と10時間と30分じゃなくて、
10時間っていうことで30分くらい前倒しで。
そうですね。霧がいいなと。
先ほどサークルのことでもIBUKIステーションに出ていただいて、
いろんなことは計画通りに、
計画通りの進行
Speaker 1
ちゃんと計画立てればその通りに進むだけですみたいなことをおっしゃっていたのがすごい印象的だったので、
今回もどれくらい計画通りに進められていくのかなと思っていましたが、
ご自身の計画に対してというところで言うと今回はどうでしたか。
最後以外は100点ですね。
労働に出てからちょっと苦しまれたっていう。
労働の自信がなかったので余裕を持たしていたので、
働きに降りる時間を。だから結果的に助けられましたね。
塚原選手、今回が初出場ですよね。
ここは予想と違っていたっていうところって何かありますか。
レース全体でもいいですし、他のことでもいいんですけど、
一緒にしていたのと違ったっていう。
やっぱり3年前に一人でやってるんですけど、もちろん応援が全然違う。
それに尽きますよね。熱烈歓迎どころの話ではないという感じですね。
選手の方って応援ですごく力をもらうっていう風によく聞くんですけれども、
そこってやっぱり一人でやってるときと今回のレースっていうのはやっぱり
一緒にやってるんですよね。
やっぱりその応援の力っていうのをすごい感じたっていう。
すごい感じますね。だからもう本当に夜間の区間に応援来る人はもう
挨拶して通り過ぎた後も必ず振り返ってでかい声で
お礼をもう一回言うっていうふうにはしてましたね。
それは最初からそうしようって決めて。
いやもう全然想定しなかったんで、あまりにありがたいので。
そういう経験はあまりしてないのでびっくりしましたね。
やっぱり心強いっていうことですね。
心強いっていうより申し訳ないですね。それに尽きますね。
自己完結の大切さ
Speaker 1
僕は本当にあまり大会に関係なく一人で淡々とやるっていうのが
僕のスタイルなので、そんな人に応援なんか本当に申し訳ないなと
そればっかりでしたね。
逆に一人TJRをされて、その時も5日台。
5日18時間。
そうですよね。今回と8時間差ぐらいでは行かれてるって。
逆にお一人でもそのタイムで行けちゃうっていうのも脅威的というか
逆に言うとそんなに変わらなく行けちゃうってのもすごいなと思うんですけど
そういうところがお一人でやるのがお好きっていうところなんですか。
何て言うんでしょうね。あまりそんな応援されるような人間じゃないっていうのが
一番はそこですかね。こんなやつのために応援しなくていいよって思っちゃうので
って感じでしたね。
それでも応援されたらすごく丁寧に対応される。
だから申し訳なくてですね。
申し訳なくて。
そうですか。逆にその8時間の差ってどこで生まれたんでしょうか。
やっぱり初めて今回出場した選手たちもそうですけども
上位はほとんど経験者が並んでるのもそうですけど
やっぱり一度やると反省点がいっぱい出てくるので
あそこを縮められる、あそこを縮められるを繰り返して
出せるギリギリが5か9時間かなという感じでしたね。
なるほど。じゃあこれ一つというよりはいろんなところで一回やってみて反省点を生かして
改善して
そうですね。それは今回の2度目に出てる選手みんな上位にいるのはそういうせいだと思いますね。
一人TJARをやられて今回そういう意味では走るのは2回目ということなんですけど
一人でやってた時と今回とで工夫した点とかってありますか。
一人の時は筆形装備がないので、普段自分が使わないものも今回は持っていくので
やっぱりその辺は軽さにこだわってという感じでしたね。
違う、そうですよね。筆形、じゃあ一人の時はTJARの筆形装備を持たないで
そうですね。それこそ田中雅人さんが出てた頃のTJARの装備を参考にみたいな感じでやってました。
あくまで僕はそこが目標だったので、同じ条件でやってみたいっていうのがありました。
じゃあ当然その一人でやってた時の方が装備は軽かった?
軽かったですね。圧倒的に軽かったですね。半分ぐらいじゃないですかね。食料がもうほぼないので
それで短縮されてるんですかね。
短縮とは言っても、山小屋やってなかったんですけどね、コロナで。
なので結局デポもしなかったんで、駒金から静岡まで食料を背負って行ったんで死ぬかと思いました。
なるほど。
その時の装備の重量って、一人の時の重量ってどのくらいだったんですか。
なんだかんだ今回より重かったですね。やっぱり中澤峠を食料を背負って越えないといけないので、デポがない以上は。
そっか、市乗せのデポがないからその分積んでいかないとっていう感じになるんですね。
それにしても初参加でかなり早いんじゃないですか、このタイミング。
靴の問題と反省点
Speaker 1
そうでもない。大会的に。
いやいやいや、早いですよね。
Speaker 2
と思うんですけど、全く崩れてないというか、そこがさすがっていう感じですけど。
Speaker 1
全く危機とかはなかったですか、天気とかも雨が降られたりとかは。
まあ、想定の範囲内で全部対応できるのでそんなに問題なかったですね。
あとはでも、きっちり計画組むので、やる前に大体タイムが想定できる以上は、選手で出るの申し訳ないなとずっと思ってましたね。
それはどういうことですか。
結局大会、今回もそうですけど、大会に出ても基本的には誰かと絡むことなく、
一人で完結する、自己完結するっていうのを目標にやってたんで、
そんな奴がビブつける必要ないんじゃないっていうのはずっと思ってて。
たびたびね、一人で行くのが好きなのでっておっしゃいますけど、そこってどういうことなんですか。
Speaker 2
できるだけ一人の方が歩きやすい、走りやすいっていうことがあるってことですかね。
Speaker 1
うーん、シンプルな山力が求められるっていうそこじゃないですかね。
逃げ場がないというか。
誰にも頼れない。
そうですね。
じゃあそこはあえて、山を行く以上そういうふうにすべきだって思われてるってことですか。
もちろんみんな自由なんですけど、自分にはそれが性に合ってるなという感じですね。
じゃあ普段からいつも一人で行くのがお好き。
やっぱりあくまで田中雅人さんが目標だったんで、
あの人がみんなでワイワイっていうイメージがなかったんで。
なるほど。
っていう感じですね。
なんかこういうレースとか普段の参考とかでもいいんですけど、
結構事前に準備とか計画とかっていうのはされる方ですか。
そうですね。すごく準備好きなのでするんですけど、
普段自分でやるときはもう何かあったらすぐ降りちゃいます。
徹底的に安全重視で練習してました。
何かあったらっていうのは例えば天候の変化とかですね。
そうですね。予定が来る悪天候でとかいうときは早めにやめちゃうってことが多かったですね。
なるほど。
どうしてもやっぱり安全を最優先っていうのがあったので。
そうですね。
本当に計画を綿密に立てられるっていう印象なんですけど、
市街地のときもほぼご自身の計画通りに全部進めただけですみたいなふうにおっしゃってて、
いきなり計画通りに完走されてたっていう印象ですけど、市街地と比べてはどういう違いがありますか。
圧倒的に応援の差じゃないですかね。
応援の差。
そうですね。昼夜を問わずあんな応援を受けることはないですよね。
どちらが難しいに関しては人によって意見が分かれると思いますね。
Speaker 2
なるほど。
Speaker 1
お一人は好きだけどやっぱり応援ってのは大きいってことですよね。
そうですね。あとは市街地のときはやってる最中にこれは一人だと死ぬなと思ったんで、
後続の選手が来るのを待ったりとか普段絶対自分がやらないことをやりました。
そうなんですか。死ぬなと思ったその理由は。
天候だったりとか思想してなかったり計画が緻密に組めてない部分があったので、
そういうところはもう人に頼りましたねやっぱり。
今回とは対照的な感じですかね。
今回はどういう感じですか。周りの選手が来るとできるだけペースをずらしてでも一人になるっていう感じなんですか。
それともそこまではしなくて。
でも完全に一人の自分のペースをずっと貫くという感じですね。
だから一乗せで8時間休んでそこから荒川小屋に行ってるだけであってっていう感じですかね。
他の選手は特にっていう。
じゃあIBUKIとかはほぼご覧にはなってなかったっていう。
そうですね。携帯がすごい小さい軽量化してたんでバッテリーがめちゃくちゃ少なかったんで。
うっかりオンラインにするとあっという間にバッテリー消えちゃうんであんまり見なかったですね。
そうですね。それはもうラインワークスの方が優先にみたいな感じ。
やっぱり自分のテンションを上げるためにとか追いつけるぞとかそういうのにはすごい役立つとは思いますけど。
僕はそこまではって感じですね。
基本私はあんまり選手ってIBUKI見ないのかなっていうふうに思ってたので。
いやどうでしょう。どいさんぐらいじゃないですか。
人によるっていう感じですか。
見るの大好きな人たちいっぱいいますから。
そうなんですか。
一人じゃないっていう。
そうですね。もうそこ大きいと思います。
Speaker 2
どいさんも今回見たって言ってましたからね。最後ね。珍しく。
Speaker 1
他なんか今回の大会で印象的だったこととかあります?
ちょっと最後のロードで笑顔を返せなかったなっていうのはありますね。
もうひたすら苦しい顔見せちゃったなっていう反省ですね。
申し訳ないなと。そこですかね。
笑顔を返したかった。
だってこんな僕のことを知らない人が僕のために名前呼んで応援してくれるわけだから
それは足止めて何かお礼言わないとって思ったんですけど
足止めたら多分間に合わないなと思って。時間がギリギリだったんで。
そうですね。SNSとかでね。塚田選手の写真とかも上がってくるんですけど
ほぼ笑顔。笑顔の写真がすごく多いっていう印象だったので。
やっぱりそういう理由があるんですね。
決定的に普段と違う部分だったんでそこは感謝しないとっていうのはありったんでね。
先ほどロードで靴に穴を開けたっておっしゃったんですけど、それはどういうことだったんですか?
悪天候になりそうだったんでランニングシューズだと危ないなと思って。
幅の広いトレランシューズってあんまなくて、僕足の形が横に広いので
普通のシューズが入らないんでいつも山も乱周で行くんですけど
そこで事前に練習してトレランシューズで行けたな、これなら行けるなと思って履いてしまったのが間違いだったなと。
靴が足に合わなかったっていうことですか?ロードで。
そうですね。
何で痛いかが体験したことなかった感じ。トレランシューズ普段履かないので
何で痛いのかが分からなくて靴脱いだら楽になってようやく気づいたみたいな。
靴が合わないんじゃないかと思ってその場でバーナー取り出して
嗅いだことの匂いを嗅ぎながら。
バーナーで穴を開けたっていうことは靴を焼いたっていう。
そうです。
保田選手の成果
Speaker 1
そういう加工を施して当たってる部分を開放したってことですね。
そうですね。
かなり快適になってそこからやっと眠気以外に関しては復活したので。
今回土井さんとかも目にすごい苦しめられてましたけど、
豆は大丈夫だったんですか?
豆も一応自分で対策グッズは山に持って行ってるので途中で
足がひび割れみたいな長時間水に浸かってることで
ああいうのとかも豆もそうですけど
一応レース中に治した方が早いっていうのが自分の考えなので
だから市の瀬に着いたときも豆できてたんですけど
出発するときにはもう治っているので
結果的にはあそこはしっかり寝て豆治した方が早いってことですよね。
市の瀬はどのくらい休憩されてたんでしたっけ?
8時間です。
市街地と一緒です。
なかなか8時間は休憩されてないですね。
市街地と一緒です。
なかなか8時間は長い方ですよね。
その後が長がすごい早かったんで結果的には早いっていうご判断なんですかね。
あそこは市の瀬から荒川小屋のコースタイムが
ミラージュランドから薬師峠と同じなんですよ。
だからスタートから薬師峠行ける人たちだったら必ず行けるんですよ。
一生のスピードで行けばってことですよね。
一生のスピードを出せるくらい万全に回復させれば
同じところまで行けるっていう考えはあったので。
じゃあやっぱり8時間休んだ甲斐はあったっていう。
甲斐はありましたけどちょっと足裏そこでやってしまったんで
本当はその次の小屋まで行こうと思ったんですけど
足裏のケア優先してそこで寝てって感じでしたね。
市街地の時は8時間どこで寝たんでしたっけ?
元力寺ですね。
あそこで僕が寝てる間にいろんな人が来て去ってきました。
知らない間に。
で、そこからまた追い上げてっていう。
そうですね。結局その時に先出発した時にはみんな抜いたんで。
じゃあその時の成功体験というか回って焦りはなく。
そうですね。あと石尾さんも前回大会で全く同じことをやってるので
やっぱり2つ成功例があったらもうこれは確定だろうと思って
みんなやればいいのにと思っちゃいましたね。
今回もやっぱり南亜で他の選手とは違いました?
南アルプスで他の選手と比べてもやっぱり余裕っていうのは違ったと。
余裕が違いますよね。やっぱりね。
塚田選手の自己完結
Speaker 1
なるほど。
やっぱり巡航速度の違いを肌で感じる。
自分で。
感覚的にはかなりもう8時間休むとリフレッシュ。
もう本当にスタートと同じようなっていうような感覚なんですか?
そうですね。スタートと同じっていう感覚ですね。
本当ですか?
それでリスタートできたらやっぱりすごいですよね。
確かに南アルプスの時点でスタートと同じ感覚に慣れてたら
それはまあ確かに余裕は全然違いますよね。
そんな感覚なんですか?
実はあのソロの時もやったんですよ。
熊野平で7時間半寝たんですよ。
全然動きが悪かったんでもうやっぱりリセットするしかないなと。
同じことやって。
リセットでやっぱり動けるようになって
翌日一気に旗名城まで熊野平から降りれたんで。
Speaker 2
一ノ瀬ってよくやっぱりわさわさしてるから
Speaker 1
休めなくて休憩すごく短く行っちゃう選手もいらっしゃるんですけど
その一ノ瀬で長い時間休むなんて秘訣ってか
こういうこと工夫したとかっていうのはあるんですか?
まあ早く着く。
なるほど。まだ他の選手がいない間に。
そうですね。
なるほど。
僕は3番手が来た時にもう寝てたので
他にはないかな早く着くしかって感じですかね。
まだわちゃわちゃしてない?
まだわちゃわちゃしてない間に着いて休憩して出て行くっていう。
あとは起きないようには一応施したりしてますね。
起きないように?
やっぱガヤガヤすると起きちゃうんで
いつも8時間寝るって時は酔い止めを
乗り物酔いの薬を。
そうですか。ちょっと寝やすいようにっていう。
内緒にしとこうと思ったんだけどまあいいや。
すいませんちょっとなんか秘訣を聞いてしまったみたいな。
秘伝のタレみたいな。
すいません本当に。
そうするともうすごい深い睡眠になるので
あと騒がしくても起きないしリセットかかるんで。
それでも例えば8時間後とかにちゃんと起きれるんですか?
薬飲んでも。
さすがに目覚まし。
で起きる。
通常の場合飲むのでやっぱかなり効くので
起きた時点でまだ眠たいですね。
酔い止めは初めて聞きました私は。
そうですね。
合法睡眠導入者ですね。
まあまあそうですよね。
まあそんな感じでじゃあ目標の5日と10時間切られたわけですけど
田中雅人さんとは何か交流とかはあるんですか?
ずっと憧れてるんですか?
いや憧れてない。
僕は田中雅人になりたいというだけなので。
Speaker 2
なりたい。
Speaker 1
田中雅人になりたい。
田中雅人への恩返しがこのタイムだと思って挑戦したので。
まあそうですね。
それしか考えてなかったですね。
そこはご本人はご存知なんですか?
そうですね。
Speaker 2
もちろん知ってます。
Speaker 1
そこはどういうお話をされるんですか?
恥ずかしいんで本人にお奥さん寄付ですけどね。
ご本人には直接ではなく。
ちょっと恥ずかしいところがあるので。
外側から。
もしなんか気分が変わったら嫌だなと思って。
いやそんなことはないと思いますけど。
嬉しいですよね。
そこまで思ってもらってたら絶対嬉しいと思います。
機会があれば是非直接思いを。
ありがとうございます。
初参加にしてちゃんと目標も切られたってことですけど。
これからは何かどうされるんですか?
山走るのはあまりない予定ですけど。
全然違うんですけど三角が一番大きいんですよ。
もともと花が好きだったりとかそっちがあるので。
なんでこんな綺麗な花見ながら素通りしてんだ俺って思いながら。
そうですよね。
トランスはちょっとそのお花をめでる時間っていうのはちょっとないかなと。
そうなんですよ。
今ちょうどね鉱山植物とかお花つけてたりする時期だったりとかしてるので。
そうですよね。
トランスジャパンへの参加っていうのは今後のご予定は?
100%ない。
100%ない?そこまできっかけに。
そうですね。そもそも出ちゃいけない人間だと思ってたので。
それはなぜ?
だってこんな一人よがりな目標を持ってる奴が大会じゃなくてもできちゃうから申し訳ないなと思って。
ただやっぱりそうやって思った時に一緒に選考会だったり一緒にトレーニングした仲間からきつく叱られまして出ろと。
え?どういう事?
叱られたというのは?
一緒に頑張ってきたわけだし、ソロの方が難しいとかそういうのがあって。
そういうのがあって。
葛藤はありましたけど、それでみんなが喜ぶならっていうところと、
やっぱり多分ここまで行って引き下がるかどうかっていうのは、
やっぱり一緒に頑張ってきたわけだし、
それが一番大事だと思ってたんですよ。
一番大事だと思ってたのは、
一番大事だと思ってたのは、
それでみんなが喜ぶならっていうところと、
やっぱり多分ここまで行って引き下がらないだろうって思われてたのかどうか。
けしかけられたみたいなことですか?
そうですね。
だったら選考会に出るなよって怒られたんで。
そうですね。
なるほど。
貴重な一枠ですからね。
そうなんですよ。
でもそんなにちょっと独りよがりとか思います?
別にそれぞれの目標があってそんなもんだと思うんですけど、
塚田さんだけは特別ご自身で感じられてるってことですかね?
そうですね。大会じゃなくても狙える目標じゃないって自分で思ってたので。
なんでそんな奴が選考会に出てんだよってやっぱり思われちゃいますよね。
そういうふうに出たらって言われた方に対して。
いやもう出るからには恥ずかしくないトレーニングをしないといけないから、
選考会で、選考会じゃない本番で会おうっていう話をして、
本番しっかり握手して、あの時ありがとうと伝えましたね。
あの時言ってもらえなかったら多分出てなかったって。
じゃあ今回出られてる選手から叱られたってことですか?
叱られた、叱ったというかね、別に悪い意味じゃないですよね。
選考会出てるんだし本番で出ろよみたいなことだったってことですね。
なるほど、じゃあそこまで言われて1回は出るけどもう2回はないってことなんですか?
そうですね、やっぱりそれですね。もっと出たい人いっぱいいるだろうし。
なるほど、じゃあ1回は出ようと思った思いはもう満たされたっていうことなんですか?
1回は出…いや、だからその…
一回は出ようと思った思いはもう満たされたっていうことなんですか?
いや、だからその…
でもそれはもうね、余計に直接伝えないとですよね。
そうですね、そうですね。
そこまでだったらやっぱり直接ね、言われた方が絶対いいと思いますよ。
向こうも照れると思いますよ。
いいじゃないですか。照れるぐらい何でもないかなって。独特のこの距離感が。
こういうの聞いてくれたら嬉しいですけどね。なるほど。
じゃあガイドを取ったりとか、あとレースの主催なんかも始められてますけど、そういうこともこれから増やしていくとかされるんですか?
そうですね。応援する側というか、やっぱり他にも魅力的な、これぐらい応援を受けられるようなレースを作れたらいいなとは思いますね。
やっぱり市街地見てそういうのにトライするのすごいいいなって思ったんで、大変そうだけどやってみたいなと思いましたね。
いやなんかこのね、綿密に議学を立てられるっていうところが、すごいレースオーガナイザー向きだなと長野の大会見てても思いますけれども、
非常に計画がしっかりされてるんで、安心して多分皆さん参加されてるんじゃないかと思いますので、そちらもね発展楽しみにしております。
その際はIBUKIをよろしくお願いします。
Speaker 2
なんか他に言い残したこととかあります?大丈夫ですか?
Speaker 1
なんかちょっと、塚田さんの走りを見てワクワクしてた方に向けて一言いただけませんか?
少しでも出たいと思ったらチャレンジしてみていいんじゃないかなと思いますけど、ずっと思ってたのは、自己委員大変そうだな。
そこ、そこ。
ずっと思ってましたね。
レースもされてる、取材もされてるんで。
やっぱりそれなんですよね、レース取材したことあると実行委員の地獄がわかるから、本当に大変だろうなと思いましたね。
ちょっとかなり意外な感想でした、今のは。
いやー、塚田さんらしいですね。
はい、じゃあもうお疲れのところ、いろいろとお話、ありがとうございました。
どうもありがとうございました、塚田さんでした。
ありがとうございました。
01:09:14

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