2024-04-16 41:04

NEWS&STORIES PODCAST 05 with Like the Wind Magazine Japan

Like the Wind Magazine日本版のポッドキャスト「News&Stories Podcast」のエピソード05です🎤

Apple/Spotify/Google/Amazon Musicでどうぞ。


<Like the Wind日本版02についてのトーク>

「Let’s Get Cracking 長距離走者の孤独」というテーマについて、海外翻訳記事、キプチョゲのストーリー、女性たちのランニング、パティ・スミスとUAの「Because the night」の話、日本版オリジナル記事、THE NORTH FACE Mt.FUJI100、DEDECATION TO DETAIL ゴールドウイン テック・ラボ、音楽のコラムとスペシャルプレイリスト・柳樂さん、私があるけばそこに到達する 若林恵さん、新潟ディグトリオ、ニセコ峠ヶよしさん、バークレーマラソンズ 藤巻翔さん、RBRG桑原さん、山田陽さんフォトグラフィーシリーズなどなど。

 

<ゲストのコーナー>

ランナーのお二人が来てくれました! 

森山さん、林さん@THE NORTH FACE Sphereでのインタビューです。

KAI70kとFuji100 miについて、普段のランニングについて、”Play with Earth”についてなど穏やかに話してくれました。

ザ・ノース・フェイスのサイトのコラムと、Like the Wind日本版02の記事もあわせてぜひどうぞ。


https://www.goldwin.co.jp/tnf/run/columns/mt-fuji100-2024/


番組コメント欄、DM、メール(books@mokusei.pub)、お手紙などで感想、フィードバックもお待ちしています。


次回もお楽しみに。


#走ろう⁠ ⁠#読もう

#LtWJP⁠ ⁠#likethewindmagazine

by ⁠@likethewindmag⁠ and ⁠@mokusei222

#podcast #ポッドキャスト #MokuseiPublishers⁠ ⁠#木星社⁠ ⁠#本⁠ ⁠⁠ ⁠#ランニング⁠ ⁠⁠ ⁠#読書

サマリー

Like the Windの日本版の02号は手に入ります。今回は長距離走者の孤独というテーマが取り上げられており、アラン・シリトーの小説に触発されたストーリーや女性ランナーの経験など、様々な内容が盛り込まれています。マウントフジ100のマラソンの話が紹介され、トレイルランニングの楽しさについても語られています。シーズンと練習について話され、ノースフェイススフィアでのインタビュー記事を通じて、トレールランニングの競技に興味を持つ若い世代を支援したいという思いが伝えられました。70キロの挑戦を力まずに楽しんでほしいというメッセージも含まれています。

00:01
はい、こんにちは。Like the Windのポッドキャストの5エピソード目です。今回も最後まで聞いてください。5エピソード目ですね。早いですね。毎月よりもちょっとだけ遅いペースなんですけど、引き続きお届けしていきますので、お楽しみに。
特に今回は後半に2人豪華ゲストが来てくれて、ほがらかに楽しく話してますので、お楽しみに。
Like the Windの日本版02号
はい、その前に、Like the Windの日本版の02号が出たので、その紹介をちょっとだけしましょう。その後、ゲストのコーナーにまた行きますので、ちょっとだけ聞いてくださいね。
Like the Windの日本版は、02号が4月12日から手に入るようになっていて、読んでくれた人もいるかもしれません。これから読もうかなと思っている人もいるかもしれませんので、ぜひお楽しみに。
今回のテーマがですね、長距離走者の孤独、Let's Get Crackingということで、表紙にも印刷されています。長距離走者の孤独って、ご存知の人も結構いると思うんですけど、アラン・シリトーっていう英国の小説家の短編小説のタイトルなんですね。
この小説は1959年に発表されて、ロンドンで。1960年代、70年代っていうふうにずっとカウンターカルチャーが世界各地でムーブメントがいっぱい起こったと思うんですけど、その一歩手前でそこの源流となるようなパンクなスピリットを持った小説ということで、よく知られているかと思います。
内容としてはすごく有名なんですけど、クロスカントリーのランニングレースっていうのがあって、その最後にゴールしないということを選ぶ少年の物語ということで、世界とか権威とかに対抗していく、プロテストしていくっていう、そういうことを象徴的に描いている小説ですね。
非常にパンクでかっこよくて、みずみずしい感じがして、面白いなと思います。
今回Like the Windで取り上げた理由がもう一つあって、改めてこの小説を読むと一歩進んだ意味があるんじゃないかなっていうふうに今回思ったので、それをテーマにいろいろストーリーを集めてみました。
レッツゲットクラッキングって書いてあるんですけど、これは英語の原書に出てくるセリフなんですね。
クラックってクライミングをやる人はよく知っていると思うんですけど、裂け目っていう意味で裂け目に手をかけて進んでいくとか登っていくっていう意味合いにもなると思うんですけど、
このクラックっていうのはやっぱり走ってても世界の中に自分の軌跡を刻んでいくとか裂け目を作って、そこを足掛かり、手掛かりに進んでいくっていうような前向きでかっこいい響きがある言葉だなと思って、小説の中にもいっぱいそういう話が出てくるんですけど、これを引用しながら今回は02号っていうのを作ってみました。
翻訳の記事、日本版のオリジナルの記事、両方またたくさん入っているので、ページ数も01号よりもちょっと増えてますね。
ぜひ楽しく読んでください。
キプチョゲの話から始まって、刑務所のランニングチームの1000マイルクラブの話とか、バークレーンマラソンズの今年の藤巻翔さんの最新の写真と一緒に、伊原智一さんの様子も含めて掲載してます。
ジャスミンパリスという女性、初めてバークレーンを感想した方の様子も載ってますので、ぜひご注目ください。
それから孤独といえば、女性たちのランニングっていうテーマで5本ロングリードが入ってます。
女性もある意味、孤独に走らざるを得ない時間があったと思いますし、それを今どう捉えるのかっていうのをみんなが考えるために収録してますので、ぜひご覧になってください。
長距離走者の孤独
それから日本版のオリジナルストーリーはこれもまたたくさんあって、ニセコの妖精さんの話、陶芸ヨシさんですね、ハイカー、クライマー、トレール、ランナー、いろんなアウトドアをやられている方ですけど、ニセコの水の話が非常に興味深いので、これも楽しみに聞いてください。
それから新潟リグトリオですね、ポッドキャストで有名な彼らの話も載ってますので、これもQRコードがついてて、彼らのポッドキャストが聞けるようになっているので、面白いと思います。
それからランボイズランガールズの桑原さんの話とか、今回新しくジャズの評論家の渚さんが音楽と走ることについてのコラムを書いてくれてます。
さらにLike the Windの日本版のためにプレイリストを作ってくれたので、これがQRコードでSpotifyで聞けるようになってますので、ぜひ聴いてみてください。これ本当にいい曲いっぱいセレクトしてくれて、最近はずっと書けながら仕事をしたり走ったりしてるんですけど、ぜひ音楽も聞きながらポッドキャストとともに雑誌も読んでもらえるといいかなと思います。
音楽といえば、今回の一番最初のストーリーがBecause the Nightっていう、夜は私たちのものだからっていうタイトルのストーリーになってるんですけど、このBecause the Nightっていう言葉自体もパティ・スミスの曲にインスパイアされたランナーのストーリーということで、これもちょっと曲とつながっているということで、今回はちょっと楽曲というか曲とつながっているストーリーも結構いっぱいありますね。
で、このBecause the Nightはある方が読んで、このストーリーを読んでインスタグラムに投稿してたんですけど、パティ・スミスじゃなくてUUVAのライブバージョンもあるということで、UUVAが話しながら歌っているBecause the NightのバージョンもYouTube Musicで聴いてみたんですけど、また違った雰囲気ですごく良かったなって思いますので、読みながら聴きながらぜひぜひ聴いてもらえると嬉しいです。
それから、ノースフェイスと一緒に作ったマウントフジ100のエピソードですね。これもローカルカルチャーということで、どういうふうにマウントフジっていうのが作られてきたのかとか、そういう話がいろんな人に取材して書いてあるので、これもすごく読みごたえがあっていいんじゃないかなと思います。
それからもう一つ、豊山ですね。テックラボ、ゴールドウィンのテックラボというのが豊山にあって、ものづくりのスピリットということで、豊山から世界へという、どんなことを考えてどんなテクノロジーでものを作っているのかということが、結構これも取材をして書いているので、ぜひ読んでください。
ということで、結構盛りだくさんで他にもいっぱいストーリーがたくさんあるんですけど、ストーリー以外に今度は山田明さんと一緒にフォトグラフィーシリーズというのもインスタグラムでも始めてるんですけど、
それの紙面のバージョンということで、瀬戸田レモンマラソン、ノースフェイススフィア、それからニセコのスプラウトというところで撮ったランナーのみんなの表情とともにコメントが載っているので、写真からどんなことを感じるかとかですね、そういうことも楽しみに見てもらえると嬉しいです。
あと、ノースフェイスといえば、このポッドキャストの後半にゲストが来るというふうに先ほどお伝えしたんですけど、森山さん、林さんという2人来てくれていて、彼らと今回この後半ポッドキャストで話しているんですけど、
この話している内容も含めた独自の記事というのがノースフェイスのランニングのウェブサイトのコラムのコーナーに載っているので、それも併せてこのポッドキャストと一緒に聞いてもらえると広がりがあっていいんじゃないかなと思います。
あと、Like the Windの02号にも先ほどのマウントフジ100のストーリーが載っているので、3つ合わせて読んだり聞いたりするとなお楽しいという、そんなふうになってますので、いろいろと見てみてもらえると嬉しいですね。
さまざまなストーリー
ちょっと繰り返しになるんですけど、渚さんのプレイリストとか、リグトリオのポッドキャストの番組とか、いろんなものもQRコードで聞けるようにしてありますので、たくさん聞いて読んで走って楽しんでください。
最後は何と言っても若林圭さんですね。国庁舎のジャーナリスト編集者ということで、今回も一番最後にコラムを書いてくれています。タイトルが私が歩けばあそこに到着するっていうタイトルで、詳しくは読んでくださいなんですけど、鶴見和子さんという社会学者の方の講演録からの引用から始まるストーリーですね。
グラッシーナッソーっていうところの先住民の話で、人が歩けばそこに道ができるっていうような、そういうエピソードから始まる、これもちょっと前後よりも長いコラムなんですけど、非常にこれもまた感銘を受ける人も多いんじゃないかなって思うので、ぜひぜひこれも読んでほしいなと思います。
一番最初のエディターズレターが温かい孤独という言葉から始まって、長距離走者の孤独という特集があって、女性たちのランニング、それから日本版オリジナルストーリー、それから世界各地のいろんなコラムエッセイが翻訳されて収録されているので、今回も盛りだくさんですね。
ちなみに長距離走者の孤独のストーリーは、イラストが結構ファンキーな、ランナーが走っているイラストを描いてくれてるんですけど、植棒ゆきさんっていうイラストレーターの方で、ロンドンにゆかりもあるという方で、アラン・シリトーの短編にぴったりかなと思うので、またシリトーの短編のビジュアルイメージがパッと変わるような新しい現代的なイラストでありつつ、
ちょっと面白いUKっぽいギミックが入ってたりするイラストなので、これも併せてじっくり見てくれると楽しいかと思います。
そういうことで、たくさんストーリーが本当に読みごたえのあるストーリーがいっぱい入ってますし、前後よりもちょっと長めのロングリードが少し増えてますかね、今回は。
読みごたえが本当にあると思いますので、春から夏にかけてじっくり読んでいただいて、また感想などなどぜひぜひ教えてください。
いくつかすでに感想も送ってくれた人がいて、まだ3分の1ぐらいしか読んでないんですけど、とか言いながら面白い感想を送ってくれる方も結構いますね。
例えば、カフェで働いてます、コーヒーの仕事をしてますという方で、スタンダードというコーヒーの雑誌があって、コーヒーをテーマにいろんなことを深く掘り下げていく雑誌があるんですけど、
Like the Windはランニングでいろんなことを深く掘り下げていくということで、熱い思いを感じますというようなことを言ってくれたりして嬉しかったです。
またいつでも引き続きぜひ感想いただけると嬉しいですね。
それから北海道の東ヤコのバックウッドっていうビール屋さん、本屋さんがあるんですけど、インスタグラムにこんなことを書いてくれてたんですね。
ランニングっていうのをテーマにしつつも、もはや文芸雑誌だというようなLike the Windはっていうようなことを書いてくれてて、そっかそっかと思って。
確かにランニングをもちろんテーマにしてるんですけれども、話してることはやっぱりカルチャーだったり文芸のことだったりするので、すごく文芸雑誌に確かに近いな、そうだなって思いましたね。
ということで、文字もイラストもビジュアルも音楽も含めていろいろ聞いてください。
それからまたトークセッションもいっぱいやっていきたいなというふうに思って、いくつか予定がだいぶ決まりつつあるので、またお知らせしたいと思います。
はい、ということでトークセッションでもまたお会いしましょう。
後半はゲストのコーナーです。
本当に楽しくいい話が聞けたので、ここから後半20分、25分ぐらいですかね、ゲストの話を聞いてください。
あとなんだっけな、なんかいっぱい言うことがありすぎてまた忘れてるかもしれないんですけど、思い出したまたいます。
いつでも皆さんまた気軽にいろいろと質問とか、こんな記事が読みたいとか、この記事がよかったよとか、この記事のこの言葉の意味ってどういうことですかとかいろいろ教えてくれると嬉しいですね。
で、インスタグラムで01号からそうなんですけど、結構キーワードがいっぱい出てくるんですね。
例えばジェントリフィケーションとかジェンダーの話とか本当にいろんなキーワードが出てくるんですけど、これってどういうことかっていうのを短い解説でインスタグラムでたまにアップロードしているので、参考にして読んでもらえるとまた一味違っていいかなと思います。
はい、ということで春になり暖かく日差しも暖かくということで、引き続き気をつけてみんな楽しく走っていろんなところでお会いできるといいですね。
はい、ということで後半じゃあ行きましょう。じゃあポッドキャストもまた次回もお楽しみにということで、またねー。
こんにちは。
こんにちは。
名前を教えていただけますか。
はい、私森山俊介と申します。よろしくお願いします。
お願いします。何て呼ぶのがいいですか。森山さんがいいですか。
モーリー。
モーリー。皆さんにそんな感じで呼ばれて。
ランニングのシーズンと練習
僕ランニングの仲間にはモーリーって呼ばれてるんで、モーリーと呼んでください。
ありがとうございます。モーリーさんはどんなランニングをいつもされてるんですか。
僕主戦場はフルマラソンとかハーフマラソンをやっています。それに向けた練習をもっぱら競技場使ってやったりとか、自分家の周り走ったりとか、そういうのをずっとやってます。
そうなんですね。じゃあ結構労働を走られる、レースでも練習でも労働が大体多いっていう。
メインは労働です。ポイント練習するときは近くの小田フィールドで仲間たちと一緒にやると。
なるほど。結構走られるようになってもう長いんですか。
2018年から実は走り出したので、約6年ぐらいですかね。
じゃあ6年間走り続けて。
目標に向かって走り続けています。
今まで出たレースとか、レースじゃなくても印象に残ったシーンとか、悔しかったシーンとか、そういうのってパッと思い出すことってありますか。
そうですね。2つあって、1つ目が本当に先シーズン、去年の話で、僕目標は2時間50分フルマラソンできるっていう目標を掲げてて、それに向かってずっと練習をしてきた中で、
去年1年間も同じ目標でやってたんですけど、最後の最後の本命のレースで、準備もしっかりしてきたし、いい練習も詰めてたのに、そのシーズンワーストの記録を出してしまったっていう。
そのワースト記録を出したときに、やっぱりなんで自分で走ってるのかなと。ここまで苦しい思いをする必要ってあったのかなとか。
やっぱり自問自答するようになって、ちょっと走ることへの考え方とかと向き合う時間みたいなのがちょっといつもより多かったんですね。
そのレースってすごい印象に残ってて、そのレースだけ僕インスタやってるんですけど、上げてないんですよね。それぐらいもう嫌な、自分の中では嫌なレースで。
準備はすごくして、状態も良かったけど、悔しさはすごく残ったっていう。
そうなんですよ。それが一番印象に残ってるし、悔しいし、自分と本当に心底を向き合えたレースかなっていう。
そこからいろいろいろんな人のアドバイスをもらいながら、まずはちょっと気持ちを復調させていくことから始まるっていうところで、
今年のシーズンが始まったっていう感じですね。
なるほど。やっぱり心身両面あるわけですね。
ありますね。やっぱり心が崩れてしまうと、どんなに練習しても身になってこないというか、良い練習にならないことが多くて、それもやっぱりずっと悩みだったんですよね。
もともと陸上とかランニングっていうのは、今みたいに本格的に6年間走り続ける前は何かやられてたんですか?
全くやってなくて、社会人になってから運動は本当にやってなくて、汗かくこともあんま好きではなかったんですよね。
とあるきっかけから走ることに目覚めたんですけど、そこからやりだして、ある程度なんとなく自分の目標ができてきて、それを達成一つずつしていく中で、
もっとここまで自分はいけるようなみたいなのが積み重なっていくと、プロセスも変えていくというか、っていうのがずっと続いているような感じですね。
さっきシーズンっておっしゃったんですけど、マラソンのシーズン、今3月、これから4月になっていて、
マラソンのフルマラソンとかロードのシーズンは全体的には終わっていく感じで、
トレイルランニングの楽しさ
北海道マラソンとかは夏にあったりしますけど、これからどっちかというとトレイルとか、ロードじゃないランニングとかいろんなスタイルのランニングのシーズンに入っていくという側面もあると思うんですけど、
4月にはまたトレイルの方にも出られるというお話を聞いたんですけど。
そうなんですよ。これ話がつながってまして、
先シーズンの3月のうまくいかなかったレースの後に、何かこうやっぱり違うきっかけというか、
ずっとロードやってたけど、走ること自体を楽しむっていう感覚も欲しいなと思って挑戦したのが回だったんですよね、去年。
本当にもう今までは1秒1分をこだわってずっとやってきたものに対して、一切そういうの取り払って、
とにかく楽しむっていう、それにフォーカスして走らせてもらって、それからまた走ることへの意欲というか、だんだん湧いてきたような感じなんで、結構ターニングポイントになったのかなっていう。
なるほど。それが去年の回、70キロですよね。山中木原からスタートして、
富士急からスタートですね。
富士急ですね、去年はね。そこからスタートして、70キロをぐるっと行くという、なかなかタフなコースですもんね、あそこ。
そうですね、でもタフって全然思わなくくらい楽しくて、距離もちょうどよかったし、時間もちょうどよかったし、本当に何回かトレイルレースで僕出たことあるんですけど、やっぱり一番心地よかったというか、そんな大会でした。
それはどの辺が心地いいって感じる要因だったんですか?
もちろんコースとかそういうのもあるんですけど、レースの雰囲気、スタートからゴールまでのお祭り感というか、他にはないビッグレース感っていうのも、なかなか感じることなくて、
あれだけ同じ目標を持った人、ボランティアの人とか運営の人とかも、同じ気持ちでやっていくっていうのが肌で伝わっていく感じが、本当に楽しくて。
でも走り終わった段階では、もう来年も出ようっていうふうに決めてました。
これなんかきっかけ、気持ちを一回リセットする、次のシーズンに向かうためのリセットする大会としては、非常にいいなっていう位置づけにはなってますからね。
なるほど、じゃあ去年走られて今年もう一回出るという予定だということですね。
そうです。
なるほど、いいですね。
じゃあ冬はマラソンのロードのシーズンとして走り、春になると海を走り、夏休みは遊び、夏休みは何するんですか?
夏はもちろんマラソンのレースに向けて合宿行ったりとかするんですけど、基本的にはトラックのレースが多いですね。
短い距離を速いスピードで走るっていうのが、割と夏は多いかなっていう感じです。
なるほど、気候のいい場所とかも行かれるんですか?
そういうわけではなくて都内とかで?
そうですね、トラックのレースとかも都内でやってるのを中心ですけど、
昔はスガダイラ行ったりとかフッツ行ったりとか、ある種定番的なところで機体に行ってますね。
そうですか。
身につけるギアとかウェアとかシューズとかってロードの時と海の時と結構違うことはありますか?
ウェアは一緒です。
一緒?
一緒です。ロードもトレイルも一緒ですね。
シューズだけ違うぐらいで。
そうですか。
一緒です。
ランニングっていう括りでは大体いつもお気に入りのものを着て、身につけて。
そうですね。
トレイルとロードで一番違うところってどういうところだと思いますか?食べるとか。
補給に関しては広い意味で言えば一緒かなと思ってるんですけど、やっぱり僕の中ではタイムにこだわるかこだわらないかっていうのが本当に一番大きいですね。
ロードは本当にキロでも1秒遅れたらっていうところの戦いをいつもやってますけど、トレイルの場合はもうタイムにこだわったことないですね。
全然別の概念ですもんね。
どれだけ自然と一緒に遊べるかっていうか感じられるか、この大会の雰囲気をどんだけ楽しめるかっていうそこにしかフォーカスしてないですね。
なるほど。
ランニングって言ってもかなりいろんなスタイルのランニングっていうのも普段からロードも含めて1年中体感されてるっていう感じなんですね。
マウントフジ100への挑戦
なるほど。
トレイルも100マイル、70キロ、20キロ、10キロっていっぱいフォーマットもありますもんね。
はい、ありますね。
だからいろんなものを楽しめるとなお楽しいっていうことですかね。
フルマラソンはあるフルマラソンっていうフォーマットでそこを追求していくっていう、そういう様式美というか楽しさもありますもんね。
逆にいろんなそういう違う楽しさっていうのがありそうだと。
そうですね。70キロっていう距離もやっぱり一番僕の中ではフィットしてる。
ちょうどいい。
ちょうどいい。
半日かけて、半日もかかんないか、かけずに本当に満喫できる朝だったり、暗くなってからも楽しめるし、
本当にあの距離でいろんな光景というか、自然の気候とかも感じられるんで、本当にいい距離なんですよね。
朝始まって夕方に終わって、夜寝れるっていう感じですね。
今回夜スタートじゃないですか。夜スタートして昼前にはゴールできるっていう感じなんで、本当にいろんな暗い時から明るい時、寒い時からちょっと暖かくなったりとか、
そういうのを肌で感じながら、それに合わせて走り方というか、ちょっと変えたりとか、走り方変えてみたりとか、そういうのを自分の中でマネージしていくのも楽しいかなっていう。
それに僕はちょうど70キロがちょうどいいんですよ。楽しいで追われるというか、苦しかったなっていう思いが無く追われる距離だったんで、とにかく貝は大好きです。
大好きです。
なるほど、ありがとうございます。
実は今日もう一方、横にいまして、ランナーの方っていうか。
ツバモノがいますね。
主にですかね、70キロを超える距離というか、今年はおそらく100マイルに出られると思うんですけど、もう一方お名前を教えていただいてもよろしいでしょうか。
はい、林しゅうたと言います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。何と呼びするのがよいでしょうか。
そうですね、じゃあ下の名前、しゅうたさんでお願いします。
ありがとうございます。
今、マウントフジ100の貝の70キロの方の話とか、ロードのマラソンの話も色々とお聞きしてたんですけど、しゅうたさんは100マイルの方に出られるという話を聞いたんですけど。
そうですね、今年は100マイル人生で、次が3本目です。に挑戦しようと思ってます。
なるほど、ちなみに1本目は。
1本目は2022年のOSJコウミ100。2本目が翌年の同じOSJコウミ100でした。
じゃあコウミに2回出られてますね。
1回目が失敗してDNFだったので、それが悔しくて、やり残した宿題を取り返しに行って、無事完走されて。
そうですね、無事完走できて本当によかったです。
今年の4月にマウントフジ100の100マイルの方に出られるという流れなんですね。
自分も先ほどモーリーさんが言っていた貝に、昨年は出走させていただいて、今年はホンちゃんのマウントフジ100マイルの方に出ると思います。
去年の貝はどうでしたか?またモーリーさんとは違った感想とかはお持ちですか?同じ感想ですか?
そうですね、自分も本当に楽しくて、楽しいだけではなくてきつい場面ももちろんありました。
40キロぐらいで打ち上がった感があったんですけど、それ以降、会場の雰囲気とか、山の中に同僚のスタッフがいたりして、体が回復してきたり、心も元気になってきて。
僕は夜が結構好きで、ちょうど去年は尺士山の下りの林道を走っているときぐらいに夜になってきたんですけど、
明るいときって色々目に入ってきて、情報がすごく多いんですけど、
ライトをつけて走っているときって、目の前のそこしか見えないんで、すごく没入できるというか、集中できて、すごい楽しくて、夜結構好きなんですよ。
なるほど、確かに色んなものが見えないことが逆に集中できていいという。
そうですね、っていう感覚があって、でもゴールの前とかは足ついちゃって、結構本当にしんどかったです。
尺士山から富士吉田に降りていくずっと、あそこ長いですよね林道ね。
そうですね、結構長い林道でしたね。
でもあそこは夜走れるときっと無になって走れるパートかもしれないですね。
そうですね、タイヤになった気分で走りました。
タイヤになった気分で、自動的に自動走行で。
なるほど、それを経て今年富士の100マイルに出られるということで、結構練習も今山行ったり色々されているんですか?
そうですね、もちろん練習はある程度はやってはいるんですけど、仕事であったりとか、今4歳の娘がいるんですけど、
育児であったりとか、家庭のもろもろな用事であったりとか、なかなか休みの日でも長い時間走ったりトレーニングを積んだりが難しいときがあって、
平日の仕事終わりであったりとか、早朝であったりとかに近くの階段とか、お店の近くの代々木公園の階段にこっそり行って、
ノースフェイススフィアでトレールランニング業界の若返りを目指す
そこを一人で30往復ぐらいして累積を稼いで足腰を鍛えています。
ノースフェイスといえば株楽さんという象徴的な方もいて、チーム100マイルというチームをやられていて、そこにも今所属をされているというお話も聞いたんですけど、
チーム100マイルに向けた練習というか、月に1回皆さん集まってやると思うんですけど、それに向けてうまくペースを刻んで自分で練習しているという感じなんですか?
そうですね。さっきお話しさせていただいた100マイルの宿題をやり返せた後に、もっと先が見たくなってチーム100マイルに入ったんですけど、
お話の通り、とにかく練習1回1回がめちゃくちゃハードで、憂鬱になるというのがそのまま。
なりそうなくらいハードなんですけど、でもそれに向けた練習、練習のための練習は自分はしていなくて、今はマウントフジ100の本番に向けて練習で打ち上がりすぎないように、でも結構自分も追い込めるような強度というのを意識して練習には参加させてもらっているんですけど、
今自分が参加させていただいているほうのチームが本当にレベル高くて、自分が下から1番2番とかぐらいで結構ついていくのも必死なんですけど、それでもいろいろ声をかけていただいたりサポートしてもらって総力を伸ばそうかなと思っているところです。
Q.マウントフジは天気とかにもよると思うんですけど、どんな風に走りたいですか?
A.ターゲットタイムというか、32時間以内には帰ってきたいと思っていて、まずは乾燥しないと話にならないので乾燥はしたいんですけど、自分の走り方としてどこで上げてとか下げてとかではなくて、
いつも心のバロメーターが100がマックス、0が最低だとして、いつも50ぐらいにいるようにするのをスタートからゴールまでずっと続けていくっていうイメージで走ってるんですけど、
なので走れるときにお祭りだからといって楽しく走りすぎないように、ここは抑えるところなんだっていうのを念じながら楽しみすぎないように走っていこうかなって思っています。
Q.リッキー・ゲッツという人がいまして、同じようなこと言ってましたね。ニュートラルで行くんだみたいなことは言ってましたね。長く走るとそうなるんですね、みんな。
そのポッドキャストを聞いて、それを頭の片隅に置きながら、リッキーが入ってたなって思いながら走ってました。
おそらく2回、真夜中スタートですもんね、富士100は。2回もしかしたら夜を経験するという。
2回絶対来ますね。
そんな感じになりますよね。富士とか神戸もそうかもしれないですけど、100マイルのために特別に持っていくものとかありますか?
100マイルのために持っていくもの、特別に。でもそのときだけ特別なものを持っていくと、50が保てなくなってしまうので、なるべく普段使っているものとか見慣れているものを使おうとは思うんですけど、ちょっと慣れてきたときは娘の写真を見ようかなと思っています。
そうですね、それが一番笑顔にもなれるし、少し心が前向きになるかなというお守りです。
なかなかいい話で、50に保つという心の話をされているのがちょっと印象的でした。
今日ここにいて今喋っているのはノースフェイススフィアというお店で今インタビューをしているんですけど、Like the Windのパーティーもやったところですね。
その説はいろいろとありがとうございました。
今日お二人にインタビューして、ポッドキャストを聞いてくれている人で、トレールランニング好きな人はそうかと思うこともいっぱいあるでしょうし、
あとはロードランニングをやっているんだけど、さっきのモーリーさんの話を聞いて書いて出てみると面白いかもと思う人もいるかもしれないし、
いろんな人がいろんな感想を持ってくれるといいなと思います。
続編というか、モーリーさんとかしゅーたさんのがどんな人っていうビジュアルも含めて、
ノースフェイスのウェブサイトにまた記事になったりするので、そっちもぜひ見てほしいなとこれを聞いている人には思います。
最後に聞いてくれている人に対してメッセージとか一言、一緒に走ろうよとかでもいいんですけど、一言ずつ最後いただいてもいいでしょうか。
しゅーたさんからどうぞ。
そうですね、自分今30代半ばなんですけど、トレールランニングの中では割と若い部類にまだ入っていると思うんですけど、
自分は今この原宿というところでノースフェイススフィアで働かせていただいていますけど、
自分たちよりもっと若い世代の方にトレールランニングの競技にぜひどんどん足を踏み入れてもらって、
トレールランニング業界の若返りを測りたいというか、その手助けをしたいなと思うので、少しでも興味がある方とか、
あとは挑戦したい、もっと速くなりたいという方もぜひどんどん参加してほしいなと思います。
ありがとうございます。
じゃあノースフェイススフィアに来たら林さんいますかと聞くと多分出てきてくれるということですね。
いろいろ林しゅーたさんにいろいろと聞ける場所だということでありがとうございます。
モーリーさんの方は一言最後に。
70キロを力まずに挑戦し、自然と遊ぶ感覚を楽しむ
僕はシンプルに70キロっていうのをハードル高く思わなくていいよっていうのを一つ伝えたいなっていうところもありますし、
70キロで僕の感覚としては本当に山に遊びに行くっていう感覚なので、
本当に力まずにプレイウィズアース、本当に地球と遊ぶんだよっていう、そういう感覚でチャレンジしてもらうといいなと。
特に僕みたいにずっとコンクリートの上、トラックの上を人工的なところをずっと走っているランナーの人には、
たまには自然と遊ぶ機会をお祭りのような会のレースに出て感じてもらうと、
さらに自分のランニングのライフスタイルっていうのが幅広がっていくと思うので、
ぜひ一緒に出ましょうと最後に伝えたいと思います。
以上です。
ありがとうございます。
じゃあまた走った後にもまたどんなだったかもまた聞かせてください。
お二人に聞くのが楽しみです。
ということで、ノースフェイススフィアからお届けしましたということと、
ウェブサイトも皆さんぜひぜひ見てください。
じゃあまた。
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