近藤淳也
中川和美
桑原佑輔
近藤淳也
あと選手の方がもっと大変だったと思いますが。
って感じで、ちょっとなんかこううまくアップできてなかったんで。
こちらでちょっと時間が過ぎちゃいましたけど。
一旦、インタビュー最後の一組、こんなとちょっとご紹介したいと思うんですけど。
スタート前にね、お話を聞いた安藤選手。
中川和美
チームアンディですね。
近藤淳也
そうです。が25位でゴールされまして。
事前のインタビューでは一応10位目指しますっていうお話だったんで。
その目標に対してはちょっと25って形でしたけど。
ただなかなかね、実はその事前インタビューした選手が来たらどうでしたかって取りたかったんですけど。
全然現れず。
どっちかっていうとリタイアになっちゃいましたみたいな感じで。
わざわざね、ご報告いただいた方々もいらっしゃって。
なんかその事前に話聞いてもらってたのにすみませんみたいな感じで。
全然そんなのいいですよみたいな。お疲れ様でしたみたいな話してたんですけど。
ゴールされる方がなかなか現れないっていう中で、
安藤さんがね、初めて来てくださって。
で、お話を聞けたのと。
あとですね、安藤さんのすぐ後。
数分後ですね。
中川和美
25時間ぐらいの時ですね。
近藤淳也
そうですね。13分後かぐらいに深谷由紀さん。
女子2位。
100マイルで女子2位に入られた深谷さんがゴールされまして。
この深谷さんと安藤さんが割と練習仲間ということだったので。
一旦深谷さんゴールするってことでインタビューが1回止まって。
その後深谷さんを迎えて一緒に話していただくっていうことができたので。
女子2位の深谷さんのインタビューも聞いていただければと思います。
どうでしたインタビュー。
桑原佑輔
そうですね。隣で息吹回収しながら伺ってましたけど。
結構でも淡々といろんなことをお答えいただいてたのかなって感じですかね。
近藤淳也
そうですね。
すごい面白かったのが、将軍塾あるじゃないですか。京都の。
京都の。
中川和美
あれ標高200くらい?
そんなあります?あるのかな。
近藤淳也
そんなに高くない印象じゃないですか。
あそこ車で上がれて東山ドライブウェイっていうね、道路がありますけど。
中川和美
あれを毎日走ってるだけっていう練習らしいですよ。深谷さん。
近藤淳也
え?
ロードの方をしかも。
中川和美
そうなんですか。
近藤淳也
京都一周トレイルね、トレイルもあるんですけど、あのロードをなんか走ってるらしくて。
桑原佑輔
そんなめちゃくちゃタックもないし、しかもロードなんだみたいな。
近藤淳也
それを淡々と続けながら、深谷さん2位まで行かれたっていうお話で。
へーみたいな。
中川和美
富士も上位でしたよね。
近藤淳也
表彰台に乗ってましたよね。
だから最近ちょっとメキメキ力をつけられてきてるんですけど、その秘訣を伺ったら、将軍塾。
中川和美
ちょっと京都の人とかね、よく走られる人にしたら、もう将軍塾ってね、
車ね、ちょっと駐車。
近藤淳也
夜景を見に来るカップルとかがね、車で来てたりとかしますけど。
そこで。
淡々と走ってる深谷さんがいらっしゃるんですね。
皆さん、お医者さん?
結構ね、医療系の方が多くて、安藤さんもね、お医者さんですし。
そのトレーニングには科学的な根拠があるのかなと思って。
師匠が大月文吾さんって。
大月塾です。
大月塾入ってて、ランニングの処方箋っていう本も出されてるぐらいなんで。
すごく労働の峠層がいいっていう根拠があるのかなと思って聞いたら。
中川和美
科学的根拠みたいな。
近藤淳也
重いじゃないですか。
桑原佑輔
そう思いますよね。
近藤淳也
重いじゃないですか。
すごい理論が裏側にあって、それでその意識してその練習してるのかなと思って聞いたら、
いや、景色が綺麗だからです。
中川和美
景色。
景色が綺麗?
近藤淳也
え?みたいな。
いや、展望台が上にある。
桑原佑輔
展望台の景色。
近藤淳也
あの景色が綺麗なんで、みたいな答えが返ってきて。
中川和美
じゃあ下から上がっていって、あそこの展望台まで行って、ちょっと景色を眺め、下山する。
近藤淳也
答えが返ってくる。
図高!みたいな。
え?みたいな感じで、まあ独特のね。
中川和美
そうなんですね。
近藤淳也
なんかこう、はい。
かわいらしい感じの。
落ち着いた感じの、はい、方で。
ちょっとね、また新しいキャラクターというか、トレランのね、強い女子っていう中でも。
中川和美
強いですね。
かわいいし。
中川和美
感じられるインタビューになっているので、一回ちょっと聞いていただければと思います。
近藤淳也
25位でゴールされた安藤さんとペイさんの穂高さんに来ていただきました。
事前にね、いろんな方のインタビューをさせていただいた中で、一番最初に帰ってこられました。
ゴールおめでとうございます。
ありがとうございます。
桑原佑輔
おめでとうございます。
近藤淳也
お疲れ様でした。
はい、もうだいぶ雨も強くなってますが、どうでしたか?
いやー、もう本当に僕100マイル5回目なんですけども、一番しんどい100マイルになりました。
今までで?
今までで一番しんどい100マイルでした。
その要因は?
まあちょっと序盤からしんどかったっていうのと、
あと序盤かなり、ちょっと僕がミスをしちゃって、あのしんどくなっちゃったっていうのと、
あとまあ後半やっぱ雨が降ってきて、だいぶサーフェスが悪くなってたので、
ちょっと本当に崖でこれ滑ったら落ちるよねっていうようなところも結構あったりしてて、
そうなんですね。
だいぶ削られたね。
桑原佑輔
結構危ないとこもありましたね、確かにね。
安藤さんも結構何回か滑ってましたからね。
近藤淳也
ああ、そうですか。
ミスっていうのは何だったんですか?
えっとね、本当に何回も同じことすんねんなんですけども、
あの、えっと、補給が足らなくて、
ちょっとこう、たくさん食べすぎて、どか食いしすぎて吐いちゃうっていう。
あ、一回吐いたんですね。
そうなんですよ。
で、それでもめちゃくちゃ気持ち悪くなって、
で、その後ちょっとフラフラなって、30分ぐらいロスしたりとか、
10分寝たりとかっていう。
30分ロス?
まあまあフラフラ歩いてて、本来なら、
あの、なんていうんですかね、例えば、
20分ぐらいできるところ、50分ぐらいかかっちゃったりとかっていうような。
あ、そうですか。道のロストじゃなくて、
ではなくて、フラフラになってちょっと減速したってことですね。
ああ、そうですか。なるほど、なるほど。
えっと、目標は何位っておっしゃってたんですか?
目標は一応24時間を切って、10位以内に入るっていうのが目標でした。
えっと、タイムが25時間で25位なんで、
なるほど、ちょっとじゃあ15位ぐらいと1時間ぐらい。
そうですね、でもね、序盤のアクシデントもありつつ、
でも割とずっとオンタイム、僕のタイムテーブルオンタイムで来てて、
結構いい調子だったんですけど、
それでも順位が全然去年より低くて、
今年はなんかすごいレベルが高いなっていう印象は。
多分去年だったら20位以内に入っているような
順位だったと思うんですけど、
なんか40位ぐらいだったりとかっていう感じで、
今年はなんかね、強い人が多かった感じですね。
僕、ペースアウトで黒姫から合流して、
桑原佑輔
去年は何人か拾いながら行ったんですけど、
今年、ペースが悪くはないのに、
近藤淳也
全然落ちてこなくて。
桑原佑輔
安藤さん、Aドが短いんで、
そこで順位は上がったんだけど、
実際走ってる時に、
都学試までに抜いたのは2,3人くらいでしたもんね。
近藤淳也
それなりに頑張って走ったけど。
多分1回4,50位ぐらいまで落ちたんですかね。
4,50位ぐらいまで落ちたんですけど、
最終25位まで上げてこれたんですけど、
大半がAドで抜いたっていう。
僕が早く出たので、
Aドで抜いたっていう感じで、
実際に走りながら抜いた人は、
そんなに5,6人しかいなかったと。
上位のレベルがちょっと上がってるんですかね。
そんな感じがしましたね。
なるほど。
そしてサポートされた船さんも。
お疲れ様でした。
一時は本当にどうなることかと思ったぐらい、
絶風潮になったんですけど、
黒姫で元気な姿を見た瞬間に、
あれ?と思って、
中川和美
あんなに元気になるものかなっていう感じでしたね。
近藤淳也
なるほど。
じゃあ黒姫では結構復活してたんですね。
序盤結構区間によって交付潮がすごい波が激しくて、
それまでものすごく悪かったね。
黒姫の手前が池の台かな。
池の台だ。
本当にすごく落ち込んで、
ちょっと僕は涙こんじゃって、
予定通り行かなくて、
小田区に申し訳ないなっていうのがあって、
本当にやばいなと思ったんですけど、
池の台だから黒姫の間でちょっと気分転換ができて、
目標を切り替えてやろうっていう感じで、
切り替えて黒姫がつく頃はすごく元気になってました。
今は雨ですけど、朝はめちゃくちゃ暑かったんですよ。
夜は湿気がすごかったし、
天気がもうすごいね。
汗が半端なかったですよね。
水切れが結構、去年はなかったんですけど、
結構水切れ、今年2,3区間しちゃって、
だIBUKIつかったですね。
じゃあ調子がなかなか上下して安定しなかったのは、
結構暑さとかが大きかったっていうことですか?
暑いっていうよりも湿気がすごくて、
それで汗がひどかったりとかなんですね。
それが黒姫ぐらいで回復されて、
そこから穂高さんが合流されてっていう感じですけど。
桑原佑輔
そうですね。笑顔を見れたんですけど、
食べれてなかったみたい。食べれてなかったんですよ。
なのでちょっと心配で補給をだいぶ声かけてたんですけど、
なかなか固形物が食べれなくて、
なんとかなんとか食べて、
近藤淳也
笹上根ぐらいでちょっと復活したんですかね。
お稲荷さん食べましたね。
固形物が全然食べれてなかったんですけど、
笹上根でお稲荷さんがようやく食べれて、
そこからもう大体なんでも食べれるって感じでした。
100マイルはほんまに復活っていうのがあるんだなって。
後半がじゃあ割と戻ってきた感じなんですかね。
めちゃくちゃ元気になりました。
近藤淳也
どこまで聞けるかなっていうのは思ってたんですけど、
本当に真摯に答えてくださるんで、
ちょっとそれに甘えて、
結局この回は28分取ってるんで、
ほぼ30分、あの貴重なレース中の時間を僕が拘束してしまったっていう感じでしたけど、
そのおかげでいろいろと大会の理解も深まるようなお話聞けたかなと思いますし、
ちょっと行ってみたいってこれで思っていただけるといいなっていう。
中川和美
そうですね。
近藤淳也
そういう感じなんだとか、そういう理由でやってるんだみたいなところから興味を持っていただいて、
会場に1回は行ってみたいなって思ってもらうような方が出てくれたら嬉しいなと思ってちょっとやった回ですね。
確かに。
桑原佑輔
もともとアドベンチャーレースから入られてるのも、
なんか全然知らなくて、意外なところだなって思って。
近藤淳也
そうですね。田中雅人さんのイーストウィンドウで認められたくて、
アメリカのレースで頑張ってたんだ。
あ、そうだったんだって。
そこは僕も知らなかったです。
桑原佑輔
すごいなんか今まで知らなかった一面を知れてよかったです。
近藤淳也
そうですね。
桑原佑輔
そして黒姫のね、実装。
中川和美
お疲れ様でした。
桑原佑輔
いやー、本当にでもあれ、完璧なタイミングでしたね。
近藤淳也
そうなんですよ。これすごくて、110キロのスタートが朝の5時半じゃないですか。
で、黒姫のエイドにセントがついてるのが朝の6時18分なんですよ。
中川和美
30、40分ぐらいしかないんですか。
近藤淳也
はい。で、しかももちろんですけど、5時半にスタートした後、撤収があって。
確かに。
挨拶。そろそろゆうきチーム移動しますとか挨拶もして、なんですよこれ。
中川和美
そうですね。だって私降りてきた時まだいらっしゃいましたもんね。
近藤淳也
っていう感じで、撤収して。
もちろん撤収とかその挨拶が優先なんですけど、ワンチャンこれ間に合うかもみたいな。
黒姫。
中川和美
なるほど。
近藤淳也
みたいな感じで急いで行ったら、着いた瞬間に大瀬さんがいたんですよもう。
中川和美
はいはいはい。
近藤淳也
でも一応まだトップいるみたいな感じで、でもう急いでこう。
着替えて発表して。
なんか走る格好して、でバーって行って、で大瀬さん、ちょっと待ったら大瀬さんがちょうどスタートするって感じだったんで、
まあそれで一緒に走り始めて、インタビュー撮り始めたみたいなタイミングで、もう本当にギリギリだったんですけど。
中川和美
すごい、ナイスタイミング。
桑原佑輔
ナイスタイミング、ほんと。あと5分でも遅かったら多分撮れてなかったりだよね、大瀬さんは。
中川和美
撃ち切っちゃったみたいな感じになる。
桑原佑輔
ということで実装レポートね。今までね、大体岡田さんに走ってもらうっていう。
近藤淳也
レイクビアにしてもMt.FUJIにしても、岡田さんもね、結構走り込んでらっしゃるんで、岡田さん行ってくださいって感じで。
今まで大体実装系は2回やりましたけど、全部岡田さんが走っていただいていて。
ただ今回はまあ僕が行くか、桑原くんが行くかみたいなところでね。
桑原佑輔
岡田さんが行ってくださいました。
近藤淳也
行ってきますって言って。
最初はまだ良かったんですけどね。
だんだん息が上がっていって、選手の方から、息大丈夫ですかって。
桑原佑輔
石方さんに聞かれてましたよね。
近藤淳也
心配されるって。
中川和美
やっぱりあれですか、聞かれた選手みんな黒姫から走ってらっしゃるんですか?
近藤淳也
エイド出た瞬間、ちょっとなだらかな区間あるじゃないですか。
あそこはもちろん走ってて。
僕はそのなだらかな区間を往復して、なだらかな区間だけでインタビューしたかったんですよ。
最初はそうしてたんですよ。
ただだんだん戻ってくる間に次の選手が来てしまって、だんだん後ろに追いやられて、途中から急坂になるでしょ。
結局そっちの区間にだんだん入り込んでいって。
急坂区間を歩いてくだされば、まだこっちも歩けるんですけど、走るんですよみんな。
さすがトップ。
走るんだって思いながら、走りますよねって思いながら、必死で走りながらマイク打ちながら、みたいな感じなんで、どんどん息が上がっていくっていう、そういうシステムでした。
中川和美
そうなんですね、なるほど。さすがですね、トップの選手。
近藤淳也
そうですね。しかもね、100キロ走ったわけです。
走ってるね、残り60ぐらいの、100キロぐらいの時代なんで、100キロ走ってこの軽さかみたいなのは、やっぱりさすがトップ選手だなっていうのを、肌で感じた、体で感じられたのは、すごい貴重な経験でしたし、
収録っていう意味でも、やっぱり息遣いとかね、声の声色というか、そういうところがかなり、今回YouTubeライブでね、ちょうど同じところで映像なんかも撮ってたし、体の動きとかでもやっぱり身の軽さみたいなのは感じられるかもしれないですけど、やっぱ精神状態みたいなところは、結構声に出るなって思って、
まあ思考が今上向きなのか、下向きなのかとか、どれぐらいこう、しんどそうなのか、息遣いとかっていうのが、結構撮れたし、その後の展開占う上で、非常に面白かったんじゃないかと個人的には思ってるんですけど、どうする?
中川和美
それを踏まえてもう1回聞きたいなと思いました。
桑原佑輔
そうですね。最終順位とあの時の順位ちょっと比べていただいて。
中川和美
またちょっと変わりましたもんね、あの時は。
近藤淳也
そうですね。
桑原佑輔
ここからまた大きく変わりましたね。
近藤淳也
やっぱりお話ししてて、一番楽そうというか余裕を感じた長尾選手。
正宮さんがエイドには2位で入られたんですけど、アウトは長尾さんが先で、そこからペイさんもつけられて、ちょっと軽く喋りながら走ってこられて、でお話し聞いたんですけど、なんかすごい普通のジョギングみたいな感じで。
すごい楽そうにというか、平常ですって感じの雰囲気で。
中川和美
100キロ走ってきたとは思えない感じってことですかね。
近藤淳也
そうですね。話されていて、やっぱりそのまま優勝されたんでね、楽そうな感じがやっぱり強さだったんだなっていうのを感じましたね。
中川和美
もう1回聞きたいですね。
近藤淳也
ぜひぜひちょっと最終リザルトと照らし合わせながら、上位7人まで聞けてるんで、その方々の声色とかと最終順位を見比べていただくと結構面白いんじゃないかなと思いますね。
桑原佑輔
そういえば近藤さんはYouTubeライブデビューもしてましたね。
そうなんですか。
近藤淳也
今回ね、パタゴニアさんのYouTubeチャンネルで新越語学のライブ配信が行われるってことで、一昨年からやっていたってことですけど、今回は今まではスタート地点とゴール地点のみを岩澤さんがお一人で配信してたのが、今回はランニングカメラマンが2人加わって、
ちょっとその現場のというかね、コース上の地点のライブ映像も織り混ぜながらってことだったんで、ちょうど黒姫でもその映像ワークから大瀬さんはちょっと走り始めまでずっと追いかけて、ライブで配信されていたんですが、その区間で僕がインタビューを始めたので、
中川和美
映り込んだっていう。
近藤淳也
そうなんですね。結局インタビューしている様子が、しかも結構長い間というか、インタビューを最初から最後までずっと撮っていただいて、ずっと映していただいて、なんかYouTubeに出てしまいましたっていう感じでしたね。
桑原佑輔
いやー、なんか新鮮な絵でした。
近藤淳也
そうですか。
中川和美
YouTubeライブ見てないから。
桑原佑輔
いや、でもちょっとシュールな感じしません?選手走ってるところで、しかも近藤さんのこと僕らも知ってるわけですから、近藤さんがいるみたいな。
中川和美
走ってる。1位と走ってる。
近藤淳也
ちなみに、選手の斜め前ぐらいから撮りたいんですよ。やっぱマイクなんで、後ろからじゃちょっと声が拾えないから前行きたいけど、当たり前ですけど選手の邪魔はできないから、
そのちょっと左前?コースの左の草が空いてるようなところをちょっとコースのちょっと外っていうか、こう走ってたせいで、左足にめっちゃ怪我。
あー、ほんとだ。
こことか。
桑原佑輔
ほんとだ。
近藤淳也
草で引っ掛けて怪我してて。
僕の左足の怪我と選手の邪魔すんのとどっちが大事っていうか、どっちを避けるべきかって言ったら、僕の左足の怪我なんかどうでもいい草に当たるぐらいっていう。
人体は治るんで大丈夫です。
中川和美
ということで、ずわずわずわっと草を走られたんですね。
近藤淳也
当たりながら走ってたせいで左足がボロボロです。
桑原佑輔
体を張りましたね。
いや、確かにその2択は確かにそうなんですよね。
近藤淳也
そうしかないでしょ。前にはいけないでしょ。
いけないですね。
中川和美
邪魔したらっていう勲章ですね。
近藤淳也
長ズボンでやらないとダメですね。
確かに。
桑原佑輔
いやー、でも面白かったです。
近藤淳也
っていう実装インタビューと、そしてね、ゴール後の優勝選手のインタビューで長尾選手と狭谷選手、来ていただきましたね。
はい。
面白かったですね。
桑原佑輔
いやー、なんか面白いですね。
しかもなんか淡々といろんなことをゆっくり喋ってもらってたので、いい感じに、なんていうんですかね。
レースの興奮もそうですし、どういう考えがあったとかも知れたので良かった気がします。
近藤淳也
そうですね。
まずすごい印象的だったのが、長尾さんの無欲の勝利っていうのが僕の印象で今回。
実際全く優勝は想定してなくて、本人がなんでこんなことになったんだろうみたいな感じなんですよ。
で、実際全然その優勝を10位以内をまず目指したいっていうようなこととか、2位か。
3位が2回あったから2位取りたいけど、練習仲間というか走る仲間が結構11位だったり最近したんで、10位には入りたいなと思ったぐらいの感じで。
本当にあの感じは多分優勝はできると思ってなかったし。
まさかですね。
そう、狙っていなかったと。
で、それもあって、序盤の結構みんながペース早いときにもうあっさり自分は。
中川和美
引いたんですね。
近藤淳也
引いて、まあマイペースで行かれてたっていうことで。
別にそれも意図的にっていうよりはしんどかったんで、ついていけなかったみたいな感じで。
でもそういうところで全く無理してないんですよね。
でもなんかやっぱり今回かなり虫厚さがあって。
中川和美
そうみたいですね。
近藤淳也
っていうことですかね。
なんかそれで厚さでやられて結構減速してしまう選手が多い中、どんどんどんどん前からそういう選手が落ちてくるのを順番にかわしていって。
中川和美
拾っていって。
近藤淳也
で、いつの間にか1位になっちゃったみたいな感じだったんで。
100マイルではよく言われることでね、結局は100マイルいけるだけのペースでちゃんと序盤飛ばし続けずに行った人がやっぱり一番いいパフォーマンスが出せるのかなっていうのはよく言われることだと思いますけど、改めてそれを実践した長尾さんが最終的には一番になったのかなっていうのと、
気持ちの持ちようとしてね、勝負、優勝しようと思ってなかった人が一番いい成績を収めるっていうのがすごい面白かったというか興味深い結果になったのかなっていう気がしました。
近藤淳也
そういうのって、例えば国内で優勝すればいいっていう目線だと、そこまで追い込まなくても良くないですか?
中川和美
例えば。
近藤淳也
確かにですね。
ですけど、やっぱりご自身のできるだけのパフォーマンスを出して走り抜けたいみたいなところの意識の高さというか、
そういうのをすごい僕はインタビューの中から感じて、まだまだですって言ってますけど、まだまだですっていうのが現れるぐらい最初から追い込んで走ろうとしてるその姿勢がめっちゃかっこいいなと思って、
中川和美
ちょっと本当これからね、今年100マイル初出場で、
日本目?
近藤淳也
はい、Mt.FUJIと新越で日本を走られて、Mt.FUJIはね、後藤に続いて2位で、今回優勝ってことで、100マイル初優勝ですけど、
そもそもMt.FUJIもなんというか、あれは、
中川和美
日本人1位という言い方ができるんですけどね。
近藤淳也
もう本当に世界でアンドストップの人と比べてみたいな話なんでね。
中川和美
でもそこにあるんじゃないですか、目標が。
後藤にとか、そういうところを目標としてる人の発言な感じがしました。
近藤淳也
そうですね、目線がね、極めたいって言ってたんでね。この競技を極めたいって言ってたんで。
中川和美
だって表彰式で、私のために100マイルレースはあるって言ってましたね。かっこいいと思って。
近藤淳也
会場が湧いてましたよね。
桑原佑輔
湧きましたね、あれ。
中川和美
あれはかっこよかった。
桑原佑輔
走るのが大好きすぎて、160キロも走れるなんて最高って言ってましたからね。
中川和美
もうちょっと次元が違いすぎて、もうあれですけど。
近藤淳也
本当これからのご活躍が楽しみなんで応援したいと思いますね。
ちょっと僕の振り返りは、IBUKIステーションに絡めて、そんな感じですけど。
大会の印象は。
そうですね、やっぱり運営がよくまとまっていて雰囲気が良くて。
あと山が綺麗。
星も綺麗でしたし。
中川和美
確かに。
近藤淳也
あれ?初日の夜は見たでしょ?
中川和美
寝てた?
寝てました、寝てる。
近藤淳也
初日の夜結構綺麗でしたよ。
2日目はまあね。
中川和美
天気良かったかな?星あったかな?
近藤淳也
やっぱ妙高山とかすごいかっこよくないですか?
僕は単独法がポコポコ、やっぱ語学ね、ポコポコ。単独法であるんで、一個一個の山が存在感があって、
あれをこう眺めながら、あのエリアをなんかうろちょろするのが景色いいなと思ってました。
そうなんですか。
あとそのちょっとね、トレイルもその併装して走ったけど、やっぱりね雰囲気の良いトレイルで、歩いても多分めっちゃ気持ちいいんやろうなと思いました。
中川和美
だと思いますよ。
たしか言えないですけど。
近藤淳也
僕の感想そんな感じですけど、かずみんさんはね、実際走られて、ちょっとそちらも教えてくださいよ。
中川和美
ちょっと多分、近藤さんが黒姫に行って、私も黒姫のエイドに行く機会があって、
でも10時ぐらいかな、ぽつぽつ来まして、
あー来たねーみたいな感じで、雨が。
その時はまだ全然弱かったので良かったんですけど、
ささがかみねに移動して、本格本振りになってきたって言って、
で、あの選手を待ってる間に、もうバケツをひっくり返したぐらいの大雨に変わって、
すごい来る選手ももうみんなレインをやっぱり着たりしてるぐらい暑いと思うんですけど、
やっぱり雨の強さが勝ってるのか、
すごい大雨でバシャバシャバシャっていう中、私のバディがペザーする選手が現れ、
ノーマルさん。
ノーマルさん?ノーマルさん。
近藤淳也
ノーマルさん。
中川和美
ノーマルさん、ちょっと余談なんですけど、
カメラマンの三井さんが、ノーマルの日本、
桑原佑輔
ブランドのノーマル。
中川和美
そうです、ブランドのノーマルの方のペザーをされてるので、
ついつい私のバディ、ノーマルって言うんですよって言って声をかけて、
これでまたですね、とがくしであって、これがノーマルですって言って挨拶をしました。
だから何?って言ってたんですけど。
近藤淳也
ちょいちょいそのネタかましてきますよね。
中川和美
で、メーカーのブランドのノーマルさんも、
わー!みたいな。
言ってくれたんですか。
言ってくれました。
何かよろしくお願いしますってよくわかるけど言ってました。
近藤淳也
ノーマルさんの方が歴史は長いですよね。
ノーマル家が昔からあったわけですよね。
中川和美
そうですね。
近藤淳也
ノーマルは後から出てきたって。
中川和美
そうですね、最近キリアね。
でもですね、彼が笹上根に現れたときは本当に大雨で、
その前に、笹上根に、江戸の前に釣り橋があるんですよね。
で、釣り橋の前後、すごい渋滞だったみたいで、
まずその釣り橋の手前の下りのトレイルがもうどろんこで、
滑り台状態。
でも滑り台だからみんな降りるのがやっぱり遅くなって渋滞していって、
で、釣り橋も制限があるんですよね。
近藤淳也
1回に何人まで。
中川和美
なのですごい渋滞して、1時間ぐらいそこでロスした。
桑原佑輔
1時間も雨の中。
近藤淳也
そうなんですよ。
中川和美
そんななんですか。
でも結構多分それで体が冷えちゃって、
で、もう笹上根でリタイヤする人も多分多かったと思うんですけど。
近藤淳也
そういうことが起こってたんですよね。
中川和美
そうなんですよね。
近藤淳也
なるほど。
中川和美
でもまあまあ私のバディは、ちゃんと私を走らせる義務があるので、
スタートしてくれたんですけども、
そっからもうすごい雨が、結構強い雨が続いて、
暗くなってきたぐらいからかな。
もうサーフェスやばいです。
沼、ドロッドロで。
もう田んぼの中歩いてるみたいな感じで、
ねちゃねちゃの。
近藤淳也
靴が埋まる感じ?
中川和美
埋まります。足首、ふくらはぎ。
私はふくらはぎぐらいまでズバって。
ふくらはぎまで?
近藤淳也
足完全に埋まってるじゃないですか。
中川和美
埋まります埋まります。