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  2. 大北アルプス中島英摩さんは水..
2024-09-17 1:06:49

大北アルプス中島英摩さんは水浸しのテントの中で笑う

大北アルプスに挑戦中の中島英摩さんに会いに行きました!

大北アルプス4日目の中島英摩さんは、前日の土砂降りですべての装備が濡れてしまい、新穂高温泉にて旅館をとり、装備を乾かす休息日に。

その英摩さんに、ここしかない!というタイミングで会いに行って、4日目の様子を語ってもらいました。

たった4日でも、いろんなトラブルがあり、さぞおつかれではないかと思っていましたが、お会いしてみると満面の笑顔。

数々のトラブルも楽しんでいる英摩さんが印象的でした。

立山室堂を出発する中島英摩さん
剱御前の薮漕ぎ
未明の立山にて
五色ヶ原手前の朝焼け
双六岳
双六にて浸水したテント
笠ヶ岳をピストン
新穂高温泉に一旦下山
宿舎で装備を整理

サマリー

中島英摩さんは大北アルプスでの挑戦について語り、特に厳しい天候や持ち物に関するエピソードを共有します。登山中に直面する困難や仲間との交流が描かれています。彼女は、大北アルプスで経験した雨やトラブルを通じて山登りの楽しさや人々とのつながりについて触れます。冒険の進行や困難を克服する過程も描かれています。過酷な雨の中、登山者たちは困難に直面しながらも楽しい体験を共有し、特にテント設営時の様子が印象的です。中島英摩さんは、厳しい雨と濡れたテントの中でのサバイバル体験を振り返り、雨の中での楽しむ姿勢から、多くの人々との交流や自然の美しさへの感謝が表れます。今回のエピソードでは、大北アルプスでの登山を楽しんでいる中島英摩さんが、悪天候の中でもポジティブにキャンプライフを満喫する様子が描かれています。彼は友人と共に天然水でテントを洗い、計画を柔軟に楽しむことに重きを置いています。中島英摩さんは、大北アルプスでの挑戦を通じて自然との関わりやコミュニケーションの重要性を笑顔で伝えます。

新穂高温泉での出会い
桑原佑輔
IBUKIステーション、岡原です。本堂です。IBUKIステーションです。はい。こんにちは。
近藤淳也
なんとですね、はい。新穂高温泉にやってきました。唐突すぎませんか。はい。さっきまで、新越語学の会場にいたんですけれども、はい。
みゅうこ高原から車を飛ばして、はい。新穂高温泉にやってきたわけは、わけは、はい。大北アルプスを挑戦中の中島英摩さんが、
なんとね、たまたま、唯一たぶん車で会いに行ける場所に、ちょうど今日、すごい絵山されているってことで、はい。これは会いに行くしかないと思いまして、はい。中島英摩さんに会いに来ました。
はい。こんにちは。はい。大北アルプスにね、はい。挑戦中の英摩さん。唯一の女性参加者で、今のところ。
中島英摩
はい。そして唯一の、まあ、1回で最後まで行こうとされている途中ですが、ただいま、今日は新穂高温泉でちょっと、はい。休憩。はい。ちょっとね、レストというか。レストです。はい。
近藤淳也
たぶん、ここしかレスト撮れないんで、そうですよね。最初で最後のレストです。ですよね。そしてここしかたぶん、自家用車では会いに来れなかったと思うんで、そうですね。
本当に噛みがかったタイミングだったなと思ってまして、どっかで会いに来たくてもね、まあ、北アルプスの寮船に上がるのはかなり能力がいるので、なかなか会えないですけど。
桑原佑輔
いや、来て、来ていただいてもいいですよ。後半。でも。それもちょっと考えたんですよ。登ろうとしましたよね。はい。来てください。ぜひ。はい。
なんかあの、常年とか、登ってみるとか言って。いや、船窪あたりに来てください。一番きついんで。
中島英摩
あの、ハリノキ小屋が閉まっちゃうんですよ。ああ、そうなんですか。たぶん私が着く前に、今シーズンはハリノキ設計が溶けちゃって、あんまり状態が良くないからか、すごい早くに閉めるらしくて。
そうなんですよ。ハリノキのあたりどうしようかなって悩んでるところなんで。
あ、泊まるところがない。泊まるところもないし、船窪からあのあたりが一番、みなさんも、他の参加者の方もおっしゃってたんですけど、一番ちょっと難しい場所なので、来ていただいても。
桑原佑輔
一番難しいところに来いと。そうそう。
まあそれもね、あったかもしれないですけども、一番車で来れる場所に、ちょうど今日というところで。いいタイミングでしたね。はい、合流させていただきました。はい。ありがとうございます。
大北アルプスの挑戦
中島英摩
ひとまず、ここまでご無事で。はい。良かったです。まだ4日ですけど。4日目ですかね。はい、4日目です。
近藤淳也
なんかいろいろね、あの情報が上がってて激しそうなんで。いろいろありました。まだ4日かって感じですけど、じゃあ早速ちょっとここまでの挑戦を振り返っていただきたいんですけど、まずちょっと軽く自己紹介。
中島英摩
えっと、仕事はアウトドアライターをしてます。なので、登山が、山自体がもう仕事で、普段から山に入っています。松本在住なんで、ヒタルプスもすごい近いです。
近藤淳也
登山歴は。登山歴は、本当になんか簡単なハイキングから入れれば15年ぐらいですね。トレイルランニングも11年ぐらい。かなり長いですね。そうですね。はい。で、その登山の仕事されてるのも結構昔から。
ライター10年ぐらいです。はいはい。なるほどなるほど。じゃあ本職のね。山にはもうそもそもお強い。っていうことですけど。強いかどうかわかんないですけど、はい。で、そもそも大喜多アルプスに挑戦しようと思われたのはどういうきっかけだったんですか。
中島英摩
えっと、私は長い重走が好きなんですよ。で、その長いも普通の人だと3泊4日ぐらいだと思うんですが、例えば30泊31日とか。例えばがだいぶ変ですけど。1ヶ月からハイキング。1ヶ月。10日間とか2週間とか、どんどん長ければ長いほど好きで、海外にもよく行くんですよね。
ただ今年ちょっと海外のハイキングに脱に行けなくて。なので、なんかなんかチャレンジしたいなと思ってて。で、仕事でなんかあんまりアルプスも歩けてなくて。なんかこう夏の思い出欲しいなって思ってたところに、えっと大喜多アルプスっていうのをイベントでされるっていうのを知って。なんかレースじゃないなって思ってたんで。やりたいことが。やるにしても。うん。
桑原佑輔
だけど、なんか次の計画を立てるのも、ちょっとなんか仕事でバタバタ忙しいときに、これだと思ってチャレンジしようと思いました。
中島英摩
あの発表したのはね、7月頃だったんで、じゃあそういうまで夏の予定がまだ未定で、ちょうどよかったって。そうですね。なんかまあ仕事結構たくさん入っていて、夏TJRの取材も1週間とか行ってたんで、なかなか時間が取れない中で、枠が用意されてるっていうのはすごくこう自分でね、1から調べなくていいので、いいなと思って。
近藤淳也
なるほど、そういう効果があるんですね。そしてね、序盤は結構有力な、ほんとトランスジャパンに出ててもおかしくないような選手がいらっしゃったりして、数々の男性選手が、男性参加者が8月から参加されてましたが、その様子とか結構見られてたんでしょうか。
中島英摩
そうですね、ちょうどTJRのあたりで始めた人とかもいましたよね。あとあの吉田さん、結構前から知り合いで、トルデジアンに2017年に出たんですけど、その時最後の3日間は吉田さんと一緒に歩きまして、
現地で知り合ったんですけど、それ以来のお友達です。
近藤淳也
じゃあ、挑戦してる様子も、IBUKIとかで見ていて、その感想とかはどういう感じでした。
桑原佑輔
吉田さん、ようやるなっていう。またやってんなみたいな。もうだいぶおじいちゃんやのに、またやってんなみたいな。おじいちゃんって言ったらめっちゃ怒るんですけど。
近藤淳也
最高齢で今回ね。今のところトップですからね。
中島英摩
そうですよね。本当に吉田さんは強いんで、面白いなと思ってそれも見てました。
近藤淳也
なるほど。あと結構早いメンバーが、5日切りというか4日ぐらいでっていう目標を立てて挑戦されてる様子とかは、そちらはどうでした。
中島英摩
絶対無理でしょって思うな。いや、早いのは知ってますよ。もちろん皆さん来隊してるのもあって、すごい早い方だっていうのは十分に知ってるんですけど。
やっぱりTJRとかだと間ロード繋いだりするじゃないですか。それこそ補給も、コンビニとかはOKになってますよね。一応無補給だけど。
でも大気タイプスってね、ほぼ山なんで、真穂高と上小路もちょっと夜のめんどくさいルートなんで、予感無理じゃないかなと思ってて。
だからすごい楽しみに見てたんですけど。
近藤淳也
なるほど。本当に一気に行けるかどうか。
中島英摩
そう。あと台風とか、いろんなマネジメントがすごく大事だと思うんですけど、どうするんだろうというふうに興味を持って見てました。
近藤淳也
じゃあ途中でね、一旦その一気に行こうとされてた方が辞める様子とかを見ると、その辺はどう思われたんですか。
中島英摩
あれでも天気でしたよね。だから天気はしょうがないですよね。で、なんか私、一発で行きたいと思ってるんですけども、もうこれはフリーランスの特権というか。
ご家族がいて、あとね、こっちの住まいじゃなかったり地方から来ていて、ご家族がいて仕事があってとか言ったら、まあ無理ですよね。
近藤淳也
なるほど。
中島英摩
台風でじゃあ3日間小屋にいますとか無理じゃないですか。私最悪できちゃうので。
近藤淳也
強いな。
中島英摩
だから小屋泊はできるだけ切り替えずに行きたいと思ってはいるんですけど、台風だったらさすがにテントは辞めようと思ってる。あと雷とかね、辞めようと思ってるんで。
その時はもう小屋泊にさっさと切り替え、いくらでも小屋にいてやろうと思ってるので。
桑原佑輔
いくらでも。
中島英摩
台風って大体この北アルプスだと2,3日で、2日間もあれば過ぎるんで。
そうですね。
まあなんか1週間とか滞在しなきゃいけないようなことはないと思うんで。
じゃあ1日2日滞在してまた続けられるんだったら、それもやってみようと思ってます。
近藤淳也
じゃあまあ時間を味方につけて。
そうですね。
中島英摩
やっていこうと思ってるし。
近藤淳也
そうですね。
他の方々のその4日しか休みがないみたいなギリギリだと厳しいんじゃないかっていうのも思われてたっていう。
中島英摩
そうですね。
なるほどね。
近藤淳也
はい。
初日の体験
近藤淳也
まあということで、じゃあ一旦ね、山小屋宿泊じゃなくて、ご自身でテント持ちながら補給だけしてっていうカテゴリーで、
一発で狙われてスタートされてるわけですけど、
じゃあここまでの4日間をちょっと振り返っていただいていいですか。
中島英摩
はい。1日目は、私松本在住なので、品の大町の駐車場に今車を止めています。
品の大町からバスが出てて大岸まで行けるので、
近藤淳也
アルペンルートですね。
中島英摩
そうです。アルペンルートで室堂まで乗り継いでスタートしました。
で、品の大町の駐車場はですね、上限が1500円で何日止めてもいいんですよ。
桑原佑輔
そうなんですか。
オキッパーでも多分怒られないと思うんで、すごいでしょ。
近藤淳也
総作とか出てないから大丈夫。
桑原佑輔
大丈夫かな。
品の大町大丈夫かって。
中島英摩
2週間くらいだったら大丈夫じゃないですか。冬坂だとやばいけど。
で、室堂に入りました。で、そうするとちょっとスタートが遅いんですよね。
9時くらいにスタートしたんで、初日はね、鶴木を、それもあんまりしないと思うんですけど、
早い人だったらと思うんですけど、鶴木、要は日帰りというか、
9時にスタートしてそのまま鶴木上がって、で鶴木沢のキャンプ場に泊まりました。
桑原佑輔
分岐にですね、荷物を。
早速一つ目のやつですね。
中島英摩
それも悩んだんですよ。ドロップオッケーなのかなと思って。
ただ、荷物を置いちゃいけないって書いてなかったのと、
皆さん山頂ピストンとかされていて、これは多分もしかしたら置いてるなと思っていたので、
私、テント博装備で、しかも長い想定なので、ザックが多分他の方よりだいぶ重めだと思うんですよ。
近藤淳也
大体何キロぐらい?
中島英摩
初日で、パックウェイトで10キロぐらい。
ベースが7キロぐらいだったんですけど、それにちょっと水足したので、
12キロあったかなぐらいなんですけど。
鶴木古前からトラバースのルート通ったら、今あんまり使われてなかったみたいで、
大変なヤブコギに見舞われまして。
近藤淳也
山荘の方に皆さん行かれますもんね。
中島英摩
一回降りればよかったんですけど、トラバース切ってみようと思って興味本位で行ったら、
桑原佑輔
すごい酷い目に遭いまして。
もうすっごい酷かったです。
近藤淳也
そこからそんなトラブルがあったんですね。
中島英摩
そうなんです。それでもう最悪っていう気分で、別に持ってってもよかったけど、あまりに気持ちが、俺ドロップしたんですよ。
で、ヘルメットとちょっと必要なものだけ持って鶴木ピストンして、
帰ってきて、鶴木さんのキャンプ場に滑り込もうとしたあたりで、
桑原佑輔
近藤さんから、あれもしかして、IBUKI置いてきましたよねみたいなメッセージきて、やっべーと思って。
IBUKIのイベントなのに、IBUKI置いていくバカいるかと思って。
近藤淳也
とにかく鶴木だったんで、1時間動いてなくて、ちょっと心配してたんですよ、最初ね。
だけど、あれここ、たぶんデポしてるなと思って。
中島英摩
ちょっと変な場所ですよね。
近藤淳也
置いたんだなって思ったんで。
逆に別に持っていかなくてどうっていうよりは、無事でよかったなっていう。
桑原佑輔
でもなんか目が笑ってないニッコリマークがついてたんですよ、メッセージに。
中島英摩
そこは意図ないんで。
目が笑ってないと思って。
近藤淳也
僕ね、二文字のセンスないんで、そこは許してください。
桑原佑輔
よく言われるんで、おじさん口文とか言われるんで。
今遡ってます。
中島英摩
で、これはもしかして、降りてきてですよ、鶴木降りてきて。
しかも鶴木の山頂から降りて、横梅?横梅終わって長い梯子終わったあたりで雨降ってきて。
近藤淳也
一回ね、かかってましたね。
中島英摩
そうなんです、そうなんです。
なんで、雨に降られて鶴木沢キャンプ場まで、初日からびしょ濡れでついて、
よかったと思って、コーラとか買い込んでるときにそれを見たんですよ。
で、明日も行くんか、鶴木と思って。
近藤淳也
もう一回息を。
中島英摩
もう一回行くんかと思って。
ピストンしなきゃ。
朝一出て、ダッシュで上がって降りてきて、
キャンプ場に荷物置いといて、ダッシュで上がって降りて、
で、そこから行くかっていうのを覚悟してたら、
桑原佑輔
割とすぐ返事が返ってきて、いいですよってことだったんで、めちゃくちゃほっとしたっていう。
近藤淳也
あの写真をね、山頂からも送ってもらってたんで、確実に言ってることは確認できてたんで、
そこまでログの厳密さっていうのは。
桑原佑輔
いや、大反省しました。大反省しました。
絵文字今確認しましたけども、目は笑ってる。
中島英摩
目は笑ってない。
桑原佑輔
笑ってるかな。
中島英摩
笑ってる?
これダメなんすか。
笑ってるやつでした?
桑原佑輔
これダメなんすか。
素敵な笑みみたいな感じに見えるやつかな。
中島英摩
笑ってるやつでした。笑ってるやつでした。
私の印象的に目が笑ってないやつに見えたんですよ。
近藤淳也
いや、絵文字難しい。
ちょっと女性に送る絵文字ほんと難しい。
中島英摩
これは。
近藤淳也
若い方の感覚がちょっと。
中島英摩
これはいや、もう一回だよっていう。
桑原佑輔
そっちにも確かに。
ニコニコでちょっともう一回やっちゃいましたねみたいな。
中島英摩
面白がってくれてんだなっていう。
初日の山登りとトラブル
桑原佑輔
ちょっとエスっ気みたいな感じの。
そうそうそう、そういう感じ、そういう感じ。
近藤淳也
に見えたってことですね。
桑原佑輔
見えました。でも良かったですね。
じゃあ初日からヤブコギと息吹忘れがあって。
近藤淳也
あのベッサンオネっていうか、
鶴木の岩場っていうのは全然もう今さんは平気な感じですか。
中島英摩
そうですね。何回も登っていて、取材でも登ってるし、
もう何か覚えてるぐらい。
ただそのやっぱ雨降ってきたのがちょっと怖かったんで、
トラバースで自分で確保できるように持ってきてます。
近藤淳也
ちゃんと鎖にきちんと確保してるんですね。
中島英摩
一応チェストできるようにだけスリング180と6060でカラビナとロックとかは持ってきてます。
その3つだけですけど。
近藤淳也
あの時間から入るっていないでしょ周り。
いました人。
中島英摩
遅くなっちゃってる人で分かってなさそうな人が2人ぐらいいました。
近藤淳也
頼りにならない感じの。
中島英摩
そう、あと多分早月オネから来たかなっていう、
建前ってここですか、この先ですかみたいなタイプの人がいたんですけど、
まあまあ4人ぐらいでしたね。
近藤淳也
結構夕方でしたもんね。
中島英摩
そうですね、スタート入り始めたのは岩場に入り始めたの11時ぐらい、
11時半ぐらいかな。
近藤淳也
じゃあ全然早かったんですね。
中島英摩
一応リミットがなんか大体そのぐらいって言われて、
下のね、建前村の泊まる人はそのぐらいって言われているので。
近藤淳也
すみません、じゃあ勘違いでした。
中島英摩
ダッシュで登れば別に、降りてきたのがちょっと雨で遅くなっちゃったんですけど、
2日目の挑戦
中島英摩
それでも4時台ぐらいには降りてきてると思うんで。
じゃあ全然早いですね。
近藤淳也
じゃあそれで鶴木さんに到着して、
でもじゃあ結構濡れてたっていう、その時。
中島英摩
でも初日は小雨だったんで、
拭けば大丈夫って感じでした。
で、テント張るときに止んでくれて、大丈夫でしたね。
近藤淳也
じゃあ初日は一旦それで。
中島英摩
初日は一旦それで。
近藤淳也
で、えらい早い時間から歩き出してませんでした?
桑原佑輔
夜の10時か11時ぐらい。
近藤淳也
10時半ぐらいから降りてた気がします。
桑原佑輔
そうかもしれない。
近藤淳也
え?って思ってたんですよ。
なんかまだ日変わってないですけど。
あれはどういう。
中島英摩
あれは、この大北スタートする前、
ちょっと仕事で3日間ぐらい、1、2時間しか寝れなかったんです。
すごい睡眠不足でスタートしたんですけど、
寝たのが、もう鶴木さわついて、ご飯も食べずに速攻寝たので、
5時とか6時前には寝てたんですよ。
近藤淳也
じゃあ、別れぐらいから一旦寝てた?
中島英摩
そう、寝てました。もう即寝ました。
だからテント開いて、道具開いて、もう即寝たんで。
だから、7、8、9、10、4時間ぐらいは寝たんですよ。
そしたら、1、2時間しか寝てなかったから目が覚めちゃって。
すごいなんか元気だったんですよ。
すごいな。
めちゃくちゃ目が覚めちゃって、寝ようにも寝れなくて。
時間がある分にはゆっくり歩けていいじゃないですか。
桑原佑輔
夜の10時にそれを思うかって言われると、もう一回寝ようとかはならなかったんですよ。
もう元気すぎて。
元気すぎて。
中島英摩
薬師か野口五郎に2日目行こうと思ってたんで、
そこがどれだけ大変なのかも分かっていて、
設定してたコースタイムは相当頑張らないと無理って思ってたんで、
だったら別に目が覚めたんだったら、のんびり歩けば楽じゃないですか。
コースタイム100%以上出しても着く設定になるんで、
じゃあ歩くかと思って。
近藤淳也
夜の11時。
中島英摩
翌日がね、2日目が連休の初日だったんですよ。
でも立山は本当に大変なことになるので、
薬師も天場が混むので、
だったら立山は皆さんが目が覚める前に越えたいと思ってたんで、
もともと2時ぐらいにスタートするつもりだったんですけど、
じゃあちょっと早めにと思って。
桑原佑輔
4時間巻いてますね。
中島英摩
そうですね。
近藤淳也
なるほど。
で、立山の方向かわれて。
中島英摩
そうですね。
近藤淳也
この日は結構順調?
中島英摩
この日も2日目もめちゃめちゃトラブルがたくさんありまして、
まず、初日結構、なぜか緊張したのがちょっと下痢気味だったんです。
お腹下してて、初日。
で、その影響で2日目ちょっと水控えたら、すごい熱中症になっちゃって、
で、めちゃくちゃ晴れてて暑かったんですよ。
もうすっごい暑くて。
で、TJRの時もあそこで皆さん水切れ起こすじゃないですか。
近藤淳也
ね、薬師もなってましたもんね。
中島英摩
そう。なんで、暑いし水切れ起こすっていうのは分かってたから、
たくさん持ってたんですけど、もうね、5式で夜が明けたんですけど、ゆっくり歩いて。
でもね、5式で夜が明けて、朝の6時から暑かったんです。
近藤淳也
えー。
中島英摩
もうなんか焼かれる暑さ。
えー。
桑原佑輔
そう。
中島英摩
5式からが辛いんです、歩いたことあります。
近藤淳也
都合でね、お手前でね、1回降りますからね。
中島英摩
いや、もうだって、あそこってコースタイムで1.5キロから2キロぐらいなのに、3時間とかなんですよ。
桑原佑輔
普通じゃないですよね。だってキロ6で走れば、ね、8分ぐらいで行けんのに、そこ3時間ですよ。
中島英摩
で、もうめちゃくちゃバテちゃって、何回も横になり、
で、ザックに入れてた冷たく、冷たかったはずの水とか、あとシャインマスカットとかちょっと持ってたんですけど、
全部なんか沸騰したみたいに暑くて、もうなんか何食べても暑くて気持ち悪いみたいな状態で、
だから予定より6時間ぐらい早く出たんですよね、自分の計画より。
なのに自分の計画より1時間ぐらい遅かったんですよ。
コースタイムで120パーとか130パーとかかかっちゃって、
もう薬師の店番に最後、受付に間に合わないってなっちゃって。
薬師の山頂で、5時なんですよ。
で、5時過ぎると太郎ダイラーまで上がらないと受付してくれないんですよ。
近藤淳也
なるほど、人がいなくなるんですね。
そうなんです。
中島英摩
で、薬師峠から太郎ダイラーって往復50分なんですよ。
もう嫌じゃないですか、絶対。
桑原佑輔
確かに。
中島英摩
で、薬師の山頂でその辺にいた人に、店番の受付終了時間知ってますかって聞いたら、
あ、5時って書いてあったよって言われて、で、コースタイム下り2時間半なんですよ。
で、その時点で2時間しかなかったんですよ。
で、もう走りました。
桑原佑輔
薬師の下りで。
近藤淳也
薬師の下りで。
桑原佑輔
薬師の下りで。
中島英摩
それまでね、中傷で寝てたのに。
桑原佑輔
脱出して。
中島英摩
で、なんかその、みんなね、のんびり降りてる場所なので、
桑原佑輔
すいませんって言いながら降りて、
中島英摩
いや、真似しちゃいけないです、真似しちゃいけないですけど、ちゃんと声かけて、
びっくりされちゃうから、すいません、店番の受付が半分にはないんです、とか言って、
すっごい人が、連休で人がいる中、叫んで、すいません、早く急いでて、とか言ったら、周りの人たちが、頑張れ、とか言って。
桑原佑輔
だから、すっごい人が多いんで、みんな拍手して、いける、頑張れ、いける。
TJRの応援ですか。
中島英摩
そう。
なんか別競技になってる。
要所要所でね、人を避けるたびに、なんでそんなに急いでるんですか、とか言われるから、
いや、店番の受付が、って言うと、頑張って、あと1時間、いける、とか言われながら。
で、私の方が走ってるけど、遅い場合もあって、トレランっぽい人とかの方だと、早いから、私より、疲れてる私より。
桑原佑輔
そしたら、なんかちょっとこう、並走っていうか、いける、いける、いける、とか言って、なんか前も後ろも知らない人なのに、挟んでもらって、ちょっと。
並走がついて。
並走がついて。
中島英摩
で、駆け込んで、そしたら、店場で、その再会した人たちに拍手をされ。
近藤淳也
間に合ったんですね。
最終日の撤収と雨
桑原佑輔
無事間に合いました。
すごい。
よかった。
近藤淳也
はい。
はいはい。じゃあ、その、長いピストンなくて。
中島英摩
なくて。
桑原佑輔
泊まれました。
近藤淳也
泊まれたんですね。
桑原佑輔
泊まれました。
近藤淳也
そうですね。4時25分ぐらいついてるんじゃないですか。
中島英摩
もう、だから、もう駆け込んだんですよ。
近藤淳也
めっちゃ、巻いてるじゃないですか。
中島英摩
いや、めちゃくちゃ走りましたもん。走れたんかいっていう話なんですけど。
桑原佑輔
まあ、夕方だったらね、涼しくなったからな。
近藤淳也
じゃあ、天気もいいはずなのに、2日目もトラブルというか、いろんな出来事が。
中島英摩
大変でしたね。
近藤淳也
結構、交流されてますね、いろんな方と。
交流というか、応援してもらったりとか。
中島英摩
そうですね。
近藤淳也
トレーニングランナーにペースさせてもらったりとか。
中島英摩
そうですね。
近藤淳也
なんか、面白いですね。
中島英摩
なんか、長い下りで励まし合って歩いたりとか。
なんか、よく分かんない台湾人と一緒に歩いたりとか。
なんか、まあ、いろいろありましたね。
近藤淳也
なるほど。
はい。で、翌四峠、じゃあ、またこの日もね、夕方に。
そうです。
中島英摩
疲れて。
はい。
近藤淳也
で、また12時半ぐらい寝てますね。
中島英摩
そうですね。
はい。
で、ご飯は食べたかな?
食べた。食べたと思います。
桑原佑輔
2日目、たぶん、バテたのも、前日ご飯食べなかったからだと思って、初日にね。
中島英摩
なんで、結構しっかりめにご飯を食べて、寝て、で、また11時ぐらいに目が覚め。
近藤淳也
すでに、あれですね、日付が変わらないうちに、1回起きるって。
中島英摩
あのね、3日目は雨予報だったんです。
で、もう、朝から雨が降るって言われていて、
で、見ても、自分で調べても、もうずっと雨っていう予定だったんで、
で、雨の撤収が絶対嫌と思って、全部が濡れちゃうので。
なので、で、実は3日目に新穂高まで降りる予定だったんですよ。
笠行って。
だから、薬師から笠まで行って、新穂高に降りて、温泉に入るっていうスケジュールだったんで、
やっぱコースタイム、休憩込みでコースタイム70%とか出さないと、着かない予定だったんで、
まあ、雨降る前に撤収しようと思って、
11時ぐらいから雨が降りだしたんですよね。
あ、もう降ってた。
はい。11時に降りだして、パタッパラパラする音で目が覚めて、やっべーと思って、
それもう目が覚めちゃって、
で、一瞬止んだんで、止んだ瞬間に撤収して、もうさっさと出ようと思って。
近藤淳也
じゃあ本格的に濡れる前に撤収しちゃった。
中島英摩
そうです、そうです。
近藤淳也
ちなみに装備ってどんな感じですか、今回。
桑原佑輔
装備?テントはクロスオーバードームFです。
近藤淳也
シングルウォール。
中島英摩
シングルウォールで床ありで、
で、それは海外で1ヶ月歩いた時にそれを使ったので、
まあ、暑い寒いいろいろあって、どんなシチュエーションでもそれでいけたからと思って、それを買いにしました。
近藤淳也
で、寝袋は?
中島英摩
寝袋はウエスターマウンテニアリングのダウンのマミー600gぐらいのやつですね。
近藤淳也
で、食事ってのは何を食べられてるんですか。
中島英摩
食事は、本当はできるだけ小屋で荷物を軽くするために小屋でって思ったんですけど、
1日目2日目全然間に合わなかったんで、
一応持ってて、しんほうたかに必ず降りるつもりでいたんで、とりあえず3日分あればいいと思って、
で、普通にお西のご飯に、アマノフーズが限定で出してるカツ丼とか、カツカレーとかエビ天丼みたいなすごいおいしいやつがあるんですけど、
ちょっとリッチなやつを持って。
近藤淳也
じゃあフリーズドライ系を?
中島英摩
そうですそうです。おいしいフリーズドライ。
近藤淳也
ミカブリぐらい持ってて、お湯を作ってるんですか。
中島英摩
お湯作ってます。ガス缶持ってて、お湯作って、それで食べてます。
近藤淳也
なるほど。じゃあそういう感じの装備を、また11時に、夜中の11時にパッキングして、
中島英摩
で、また歩き出した。
歩き出しましたね。
近藤淳也
この日がじゃあ天気が下り坂の日ですね。
中島英摩
そう、最初晴れてて、おごうちぐらいまでは、よくある朝のもやの中歩いてて濡れるぐらいだったんですよね。
でもその後、もうおごうちからちょっと行ったあたりで、もうどっしゃぶりになりまして、
どのぐらいかというと、一番わかりやすいのが、雨粒が痛い。
桑原佑輔
そんなにきつい。
中島英摩
雨粒がレインウェアにあたって肌が痛いくらいの雨で、風もかなりきつくて、
桑原佑輔
目があかない中、ヘッデンつけて岩上を行くっていう。
近藤淳也
まだ、そうか、明るくならないうちから、その雨の強い状態。
中島英摩
そうです。黒目ごろで、ちょうど日の出の時間5時半ぐらいだったんで、そこまでは全部雨で、
過酷な雨の中の登山
中島英摩
で、止まると本当に低体温になるので、もう息を切らして心拍上げて登るって感じでした。
桑原佑輔
かっこく、めちゃくちゃ過酷ですね。
中島英摩
でも、それは言い方ですよね。
まあね。
言い方、言い方。結構歌とか歌いながら。
桑原佑輔
なんか、楽しく。
急に楽しくなりました。
中島英摩
ディスコードになんか、ザック開けれませんって言ってましたよね。雨が強すぎて。
雨が強すぎて、補給とかも全然、ザック開けたらびしょびしょになっちゃうから、
とりあえずどしゃぶりの中、歌歌いながら。
どしゃぶりだと誰にも聞かれないし、そんな時に人いないし、そもそも。
音楽かけて大声で歌いながら。
近藤淳也
音楽かけてどうやってやってるんですか?
中島英摩
iPhoneで音楽かけながら。
近藤淳也
雨の中。
中島英摩
そうですそうです。
近藤淳也
防水して。
中島英摩
ケースが防水なんで。
近藤淳也
なるほどね。
中島英摩
あの、大声で。
近藤淳也
強いな。
中島英摩
でも、それもそれで楽しくて。
だってそんななんか、どしゃぶりの時、行かないじゃないですか、そもそも。
予報がどしゃぶりだったら。
絶対私、行かないし。
桑原佑輔
行かないですよね。
中島英摩
松本なんで、いつでも行けちゃうって思って行かないんですよ。
なんで。
近藤淳也
あえてその時にはね。
桑原佑輔
なんか、すげー、めっちゃめちゃめちゃ音が出る。
テンション上がってますね。
すごい難しいんですよ、コース取りも。
中島英摩
北アルプスなんてすごい分かりやすいけど、
暗い、でどしゃぶり、でレインも被ってるとかなると。
桑原佑輔
そうですよね。
近藤淳也
先の方見えないですからね。
中島英摩
そう、やっぱマーク見えにくくて。
桑原佑輔
やばーって思って。
近藤淳也
喜んでもてるやん。
桑原佑輔
やばーって言いながら顔笑ってますからね。
笑ってる笑ってる。
おもろーって思って。
近藤淳也
そうか、それでじゃあ黒部五郎を越えて。
三股連携。
中島英摩
そうですね。
近藤淳也
行かれて、そのまま両線でスゴロク。
中島英摩
そうです。で、本当はその火災でシンホタカに降りる予定だったんですけど、
もうちょっと雨がひどすぎるので、これはもうあっさりさっぱり計画変更しようと思って、
で、スゴロクに変更した途端に、むちゃくちゃ1日で行こうとしてたコースタイムの半分しか行かなくていいんですよね。
全部で22時間ぐらいのコースタイムだったんですけど、
半分以下でスゴロクまで行けるんで、
で、自分のペースだと午前中とかに着いちゃうわけですよ。
近藤淳也
そうですね。11時半ぐらいに着かれてますね。
中島英摩
そう、それもめっちゃゆっくりしてその時間だったんですよ。
だから、黒部五郎あたりで、もうやめよう、スゴロクにしようと思って。
スゴロク連休だと予約制なんですけど、この雨だとガラガラだし、絶対飛び込みでも晴れると思って。
でも、そこからまた鼻歌歌いながら。やったーと思って。
近藤淳也
今日は、早めに。
桑原佑輔
しかも、めっちゃゆっくりでいいわけじゃないですか。
中島英摩
だから、黒部五郎から連下の登りって、結構三股連下の登りってしんどいんですよ。急で。
でも、それめっちゃ楽で。
桑原佑輔
あ、なんだ、ゆっくり歩けば楽なんだと思って発見でした。しんどくない?と思って。
近藤淳也
ずっと降ってたんですか?
テント設営の挑戦
桑原佑輔
ずっと降ってましたね。
中島英摩
もう、黒部五郎の手前からありとあらゆるものがびちょびちょだし、レインも3レイヤーのジャケット持ってるんですけど、3レイヤーのジャケットもびちょびちょだし、顔もびちょびちょだし。
桑原佑輔
シャワー一回浴びれたみたいな。臭いの一回落ちたみたいな。
いちいちポジティブやねん。
この2日間臭かったの、全部きれいになったな、みたいな。
近藤淳也
雨雲レーダー見てましたけど、かなり濃いめの色のやつがかかってて、北アルプスにばかりかかってたんですよね。
で、ちょうど新越五郭をやってて、まだ北のほうは、そこまで来てなかったんですよ。
ただ、夕方ぐらいから。
ですね。
その雲、その雲っていうか別の雲ですけど、そっちも来始めて、もうすごい雨でした、向こうも。
中島英摩
新越ですか。さっき知りました、下山して。
あ、そうですか。
近藤淳也
はい。
で、結局最後の目の王さんの下りがやばすぎて、途中からコース短縮になって。
中島英摩
最終的に中止かなんかになったんですか。
近藤淳也
都学市でゴールっていうか、短縮ゴールみたいに、だから全部で80人しかゴールに来なかったみたいな。
中島英摩
えー。
桑原佑輔
レースになったんですよ、昨日。
中島英摩
大変でしたね。
近藤淳也
はい。だからそっちもそっちで。
確かにね。
中島英摩
そんななんか、都五六で、マイケルジャクソンできるバリの風。
近藤淳也
ちょっと待って、どういうこと。
桑原佑輔
なんていう曲でしたっけ?風で斜めになれる。
あれって何でしたっけ?
近藤淳也
体が斜めになって止まってくるやつね。
中島英摩
止まってくるやつできるぐらいの風でした。
近藤淳也
あれ何の歌かな。言いたいことは分かりますよ。
何なら5人ぐらい並んで。
中島英摩
都五六のあの両線コースがすごい風で、多分まあでも言っても体感10、突風の時に10、まあ20いかないぐらいで、常時吹いてるのが12、3だと思うんですけど、
まあそのぐらいの風の中、風の中、都五六越えて。
近藤淳也
よう行きましたね。
ちなみにその行きは巻き道にしようみたいなのなかったんですか。
中島英摩
都五六ですか?
近藤淳也
うん、はい。
中島英摩
え、それ都五六ここで通らないともう1回来なきゃいけなくないですか。
近藤淳也
まあ帰りに、上から。
中島英摩
帰り?帰りというのは。
近藤淳也
えっと三股練技から巻き道に降りて、風を避ける選択もあったのかなと。
中島英摩
あ、でも都五六の山頂を取らないといけないですよね。
近藤淳也
あの、もう1回戻るじゃないですか。戻る時に、まあ。
えー。
まあ若干その、余分ができますけど、その三股の下りのとこが2階通るから。
まあそれを先にやっておきたいっていう。
中島英摩
あのー、もう今回実は、今回三十座じゃないですか。
はい。
登ったことない山ないんですよ。
桑原佑輔
うーん。
中島英摩
なので、まあルートがちょっと違ったりすると知らない、行ったことないところもあるんですけど、
だいたい道を分かってるので。
うん。
まあこれだったら、このぐらいの風で、このコンディションだったら、
まあ雷鳥がね、たくさんいるんです、あそこ。
あははは。
すっごいいっぱいいて、三股練技から都五六までの両線って。
写真がありましたね。
近藤淳也
写真送ってくれてましたね。
中島英摩
しかも、雷鳥ってその人家族が集まって生活してて、それが何百メーターとかそこ離れて生活してるので、
桑原佑輔
この時期だと、その冬毛前の足の長い可愛いやつが団体でいるんですよ。
うーん。
中島英摩
まんまと見えまして。
桑原佑輔
まんまと見えまして。
中島英摩
もうすごい量いて、めっちゃ可愛くて。
桑原佑輔
うん。
中島英摩
お、こっち来てよかったと思って。
桑原佑輔
あははは。
そう、幕府の両線も、両線コースのところも、もううじゃうじゃいて。
えー。
うじゃうじゃいるって。
うじゃうじゃですよ。
そうなんや。
中島英摩
で、それね、うじゃうじゃのところ撮ったんですけど、雨でカメラが曇ってて何も写ってなかった。
桑原佑輔
あははは。
へー。
近藤淳也
そうそうそう。
じゃあやっぱり両線で正解ですね。
中島英摩
正解でした。
うん。
ほんと正解でした。
多分、あの、どなたかとニアミスしてますよね。
近藤淳也
えーと、そうです。
中島英摩
今日見たら、誰かも昨日言ってましたよ。
近藤淳也
あ、そうです。
中島英摩
はい。
多分同じタイミングぐらいで、あのほら、水晶と和紙場をスキップしましたっておっしゃってたの。
近藤淳也
あ、坂田さんたちかな。
中島英摩
ですかね。
近藤淳也
あ、そっかそっか。
中島英摩
多分同じ時に、スゴロク通ってますね。
近藤淳也
あ、そうですね。
はい。
そうか、かなり半日違いぐらいで。
中島英摩
そうですね。多分、ほとんど同じぐらいの。
近藤淳也
あ、そうか。じゃあスゴロクいる時に坂田さんたち来たのかもしんないですね。夕方の5時ぐらいに。
中島英摩
あ、夕方だったんですね、スゴロク。
桑原佑輔
スゴロク小屋来てますね。
中島英摩
あ、そうなんですね。私は寝てました。
桑原佑輔
はい。
近藤淳也
あ、ほんとですね。そっかそこで。
中島英摩
あー、すれ違ってたんですね。会いたかった。
そうですね。
近藤淳也
はい。じゃあ昼前ぐらいに、もうじゃあスゴロク。
中島英摩
そうですね。
近藤淳也
寝て停滞してたって感じですかね。
中島英摩
そうです。あの、ラーメンとおでんを食べて。
で、あの、初めて土砂降りの中、テントを建てるっていう。
で、なんかその、テント建てて寝てる、中にいる時に雨が降って土砂降りだったとか、そういう経験は全然あるんですよ。
で、フロアレスのシェルターとかも使うので、
自分のテントの中を水は流れてる、川ができてる、みたいな経験もあるんですけど、
その、設営から土砂降りっていうのは経験なくて、
で、まあ正直スゴイ雨だったんで、
で、小屋にチェンジするかみたいなのもあったんですけど、
まあでも、そんなね、土砂降りの中テント博することなんて今後ないかもしれないし、
まあビバーク、なんか緊急時のビバークのいい経験になるなと思って、
まあチャレンジするためにこのイベント出てるから、チャレンジしてやろうと思って。
桑原佑輔
そんなに、スゴイ。
近藤淳也
スゴイな。しかもね、おでんとか食べて一旦小屋の良さも知っておきながら、
あえて外に出て土砂降りの中張ったっていう。
中島英摩
そうですね。なんかその後ちょっと小ぶりになったんで、
本当はその時に建てればよかったってちょっと後悔したんですけど、
まあでも小屋の中に結構すごろく厳しくて長く入れないんですよ。
で、お客さんもすごい多くて、皆さんね、小屋宿泊の方も皆さん濡れてたんで、
ちょっとあんまり長く入れるような雰囲気でもなかったから、
まあさっさと張ろうと思って。
桑原佑輔
ザック開けた瞬間全てがそこで、ザックの中に水が。
近藤淳也
そうなりますよね。
中島英摩
はい、まあなりますよね。
近藤淳也
なりますよね。
中島英摩
最大ね、2,30ミリ降ったんですよ。
なんかその辺にいた人が喋ってたんですけど。
だからもう2,30ってバケツをひっくり返したような雨って天気で、天気予報で言うんですけど、
桑原佑輔
だからザックの蓋開けた瞬間バケツの中にジャバーって入れられる感じですよね。
近藤淳也
防水としてはじゃあザックで防水してる感じなんですか?
桑原佑輔
これじゃないんですけど、これじゃない理由もちょっとあるんですけど、
中島英摩
パックライナーをゴミ袋でパックライナーにしてたんです。
で、ザックカバーもつけてました。
近藤淳也
なるほど、なるほど。
中島英摩
だけど、
まあジャバーってザックの中に雨が入って、慌てて出した瞬間にゴミ袋多分引っ掛けちゃって、穴開いちゃって、
で、寝袋は防水の袋に入れてたんですけど、
ダウンジャケットとかはパックライナーあるかなと思ってそのまま入れてて、
桑原佑輔
それとかが全部びしょ濡れになりました。
中島英摩
で、テント張ったら、クロスオーバードームって底があって袋状になってて、
バスタブっぽく入り口に高さがあるんで、水が溜まっちゃうんですよ。
それもほんといい経験で。
近藤淳也
もう張った時から溜まったんですか?
桑原佑輔
はい、もう張った瞬間にもう中水溜まり。
近藤淳也
それは地面がもう水が溜まってたから?
中島英摩
いや、水はけはいいんですけど、雨が強すぎて、
もう開けるとそのテントの壁を滴った水が全部中に入ってきちゃう。
で、吹き込みもあるし、みたいな。
近藤淳也
すごいなあ、それ。
わかんない。
で、中は?
中島英摩
マットは、なんていうんですかね、
Zライトソルを短くしたやつ使ってるんですけど、
まあ、それを引くしかない。
だから、エアマットじゃなくてよかったです。
で、それ引いて、
あとは、穴空いたゴミ袋をちょっとダクトで止めて、
で、その中にとりあえず装備を全部。
で、靴もそもそもびちょびちょだった。
一日で雨の中歩いてるし、防水のシューズ履いてたんですけど、ぐちゃぐちゃだから。
もうしょうがないから、靴ごとテントの中に入り。
靴外に置いてても、中に入れても変わんないんで。
桑原佑輔
濡れてるから。
中島英摩
どっちでもいいんですけど、一応中に入れ。
桑原佑輔
そんな経験ないですね。
中島英摩
なんでもいい。
ザックとかはもうびしょびしょだけど、もともとびしょびしょだから、その辺に放り投げて。
桑原佑輔
しょうがないですよね。
中島英摩
なので、濡れても濡れようが濡れまいがって感じなんですけど、一応中に入れ。
で、シュラフも濡れてなかったんですけど、
雨の中での生活
桑原佑輔
シュラフカバーっていうか、ビビの中に入れるときに、既に周りがびちょびちょだから、シュラフもびちょびちょになってしまいまして。
中島英摩
ダウンジャケットも、プラズマ1000っていうモンベルの薄いやつ着てるんですけど、
桑原佑輔
ダウン着ても、ダウン濡れてるから全然温かくなくて。
近藤淳也
やばいじゃない。
中島英摩
でも着ないよりは、一応濡れてるダウン着てて。
桑原佑輔
もうぺったんこ見せたかったぐらい、ほんとにぺったんこになってて、ただのぺらぺらみたいな。
中島英摩
もうしょうがないから、それで寝ました。
近藤淳也
大丈夫でした?
桑原佑輔
まあ、大丈夫か大丈夫じゃないかって言うと、大丈夫じゃないと思うんですけど。
中島英摩
まあでも、なんか夜中目覚めたんですけど、夜中っていうか夕方とか、もう一時とか二時ぐらいから寝てたんですよ。
それは、出たり入ったりしたかったんですけど、小屋行ったりとか、出れないんです雨がすごいから。
し、もうテントの中がぐっちゃぐちゃだから、びちょびちょでぐっちゃぐちゃだから、動くと余計濡れるから、
もうただ地蔵みたいに、一時ぐらいから、もう延々にずっとじーっとしてて。
たまに目が覚める時っていうのは、土砂降りの音で、風もすっごい強風だったんで、テントの壁がですね、顔に張り付くっていうか、
テントの壁で体押されちゃって、居場所がなくて、目が覚めるみたいな感じなんですけど。
シュラフ入って、カバーして、上半身が濡れるの嫌だから、その上に、エマージェンシービビーって、ビビーじゃなくて、エマージェンシーシートのポンチョ版っていうのがあるんですよ。
そのポンチョを顔にかぶって、ちょっと呼吸だけして、それで寝ました。
寒くなったら、腹筋したりとかして、体動かして。
体の熱を発して、停滞をならないように勤めました。
近藤淳也
まわりテントあったんですか?
中島英摩
それが結構張ってて、スゴロクの普段の張り数に比べれば、10分の1とかもそんなんだと思うんですけど、
私は大気体やってるから、テントで寝てるけど、なんでこの人たちこんなゴフの中、意味わかんないですよね。
近藤淳也
節約なのか、何なのか。
中島英摩
一人だけテルトか、ストックシェルターみたいな人いましたね。
TJR出たい人じゃないですかね。
違ったら悪いんで、どなたとは言いませんが、TJR完走してる人っぽい人いました。
近藤淳也
そうなんですね。
桑原佑輔
お顔見たことあって、そうですかって言おうと思ったけど、ちょっと私があまりに汚すぎて声かけられるから。
中島英摩
ちょっと何人かいましたね、そういう人たちが。
近藤淳也
いるんや、スゴイな。
ご無事でというか。
中島英摩
意外と寝れたんで。
意外と寝れた。
結構だよね、6時間とか寝ました。
近藤淳也
昼のね、昼過ぎぐらいから。
中島英摩
そうですね、水溜りの中。
近藤淳也
それが昨日の夜で、もう一通り濡れた感じですね、そこでね。
中島英摩
もう一通り濡れたどころか、本当頭の先から足の先までビチョビチョ。
ザックの中も、ザックも全部ビチョ濡れですね。
楽しい気分と計画変更
近藤淳也
なるほど。で、起きたのは?
桑原佑輔
起きたのがまた11時とか。
また夜中に動き出して。
もうずっとそうじゃないですか。毎日なんか日の変わるぐらいに起きてる。
中島英摩
なんかもうそういうサイクルになっちゃったんでしょうね。
桑原佑輔
なっちゃいますね、確かに。
中島英摩
それはちゃんと理由があって、ずっと雨降ってたのが、でドシャーって言って、たまにポタポタとか、あ、止んだかもみたいなのが何回もあったんですよ。
で、止んだらちょっと荷物を整理したかったんですよね、ビチョビチョすぎて。
ほとんど寝てるんですけど、寝ながら雨音はずっと聞いてて、そしたら11時ぐらいに完全に音がしなくなって、止んだと思って。
で、なんかみんな翌日も雨だって言ってて、小屋の人たちも明日は望みがないって言ってたけど、私的観測では絶対に午前中晴れるって思ってたんですよ。
桑原佑輔
なので、11時に止んだってことは、このまま霧雨で始まり、日が昇ったら雲降りてきて、晴れるなと思って、今だと思って。
どんどん前倒しになっちゃう。
中島英摩
しかもね、超元気だったんですよ、6時間も寝たから。めちゃくちゃ元気で、気分もすごく爽快で。
近藤淳也
いやいやいや、おかしいよ。
中島英摩
すごいご機嫌で、前日ちょっと雨でしんどいなと思ってたのも、時間があっただけにマッサージしたりとか、出袋に入りながらマッサージしたりとかもしたし、すごい元気になり、
焦って出るより、ご飯食べてから出ようと思って、びちょびちょの装備のご飯を作り、朝からカツカレーを食べ、めっちゃ元気だと思って。
カツ?カツがあるんですか?
天の風船のカツカレーっていうのがあるんですけど、それを食べ、1時半くらいかな、に出発したと思います。
近藤淳也
1時半くらいにスタートしてますね。
中島英摩
勢いよと。
桑原佑輔
勢いよと。
近藤淳也
ここはもうじゃあ、やんでたということですかね。
中島英摩
そうですね、やんでました。そこから今日は降ってないです。
ですか。はい、で、そこから南下して弓より越えて、傘に向かう感じですね。
はい、です。
でも雨に濡れて、たぶんザックが15キロぐらいとか、たぶんなってんじゃないですかね、わかんないけど。
桑原佑輔
水含んで。
中島英摩
で、しかも中に入れられないものたちを外のメッシュに入れてて、そうすると後ろに引っ張られて、本当に歩きにくくて、
これからまだね、最大10日間ぐらい歩かなきゃいけないのに、ここで疲労をためたくないと思って、ザックは置いて、弓よりに置きました。
近藤淳也
それでピストンしてるのか。傘進路降りてなかったから。
桑原佑輔
で、それもね、すごいいろいろ理由が3つぐらいあるんですけど、1つは、もともと傘進路降りるプランだったんです。
中島英摩
だけど、歩き始めてこんなすごい楽しい気分なのに、傘進路でこの1日を終えたくないっていう。
傘進路がきれい。
近藤淳也
みんな嫌いですね、傘進路。
桑原佑輔
めっちゃ嫌いなんです。
中島英摩
で、以前、傘進路降りたときも、あ、だいぶ来たなって思ったら3分の1だし、あ、来てきたと思ったらまだ2時間あるみたいな。
で、最後の方発狂しだして、そこからまだプラス1時間ぐらいあるわけですよ。
桑原佑輔
発狂したんですか、傘進路で。
中島英摩
昔の前ね。で、怪我もしやすいんですよ、そうなると。
で、この後長いのに、傘進路で首頭筋と膝を壊されるのがちょっと嫌だなって思ったのと、その弓より辺りまで来たときに、あ、鏡平行きたいって思ったんですよ。
で、いろんなルート通ってるんですけど、鏡平の小駅進路通ったことなかったんですよ。
で、通ったことないトレイルを行きたいと思って、で、まあ、傘進路行きたくないし、みたいな。
で、3つ目は、その弓よりから傘までの稜線が大好きなんですよ。
むちゃくちゃ綺麗で、みんなあんまり通んないじゃないですか。
みんな鏡平スゴロクの人降りちゃうし、傘の人は傘進路ピストンが多いので、そこって人がほとんどいなくて、だけどめちゃくちゃどっち方向もめっちゃ綺麗なんですよ。
で、朝、夜、暗いうちに傘行くじゃないですか。そしたら景色見れないと思って。
美しい景色の中での休息
桑原佑輔
ちょ、これ戻ってきて、見ながら見ようと思って。
近藤淳也
そんなに高低差もないっすもんね。
中島英摩
まあ、ちょっとあの、大沼の登りが息がつらいだけだと思うんですけど、見えちゃうから。
でも、それを暗いうちに行けるわけじゃないですか。
桑原佑輔
でね、夜結構登るの得意なので、暗いうちにバーって行って、たぶん3時間くらいで傘まで。
中島英摩
友達から、なんかどうしたみたいなメッセージきました。
あの、IBUKIのログがピュンってこう。
桑原佑輔
急にスピードアップして。
近藤淳也
どんなスピードで走ってんだみたいな。
桑原佑輔
そういう荷物置いて、めちゃくちゃ軽い格好で行ったら、すごいなんか走れて、ほとんど走って、楽しかったです、めっちゃ。
近藤淳也
友達っていうのは結構見守ってくれてるんですか。
中島英摩
そうですね。たぶんこの後言わなきゃいけないと思うんですけど、ザックを取り替えたんです、今日。
で、そのザックが壊れちゃって。
近藤淳也
あ、そうなんですか。
中島英摩
はい。ショルダーが2日目で半分ちぎれちゃって。
桑原佑輔
えー。
中島英摩
はい。
まあ、それもたぶん検証した理由はいろいろあるんですけど、もう絶対そんな10日間とか12日とか行けないと思って。
友達、誰か?って言ったら、何人か連絡くれて、そのうちの同じ県内の大中小の友達が、じゃあザック貸してあげるって言って、
で、ずっと連絡取り合ってたので、その人たちが私の動向を結構見守ってるって感じです。
近藤淳也
なるほどね。で、もう傘ピストンし始めて。
桑原佑輔
ピストン。で、なんか信号とかに来てくれるって言ってんのに、いきなりめっちゃスピードアップしたから、えーってなったって言ってましたけど。
えー。
はい。
近藤淳也
じゃあ、まあそれでね、無事でもピストンして帰って来られて。
中島英摩
そうですね。
近藤淳也
その鏡平は、槍は見えたんですか?
中島英摩
鏡平の時はガスってたんですけど、その傘から戻ってくる時に存分に見えました。
あ、存分に見えた。
はい。傘ってちょうど日の出狙って行ったんで、ちょうど日が昇る時に傘の山頂着いて、で、そこでもう槍を全部見えて。
おー、いいですね。
はい。で、戻ってくる途中で、昨日歩いてきた稜線も全部見えて。
桑原佑輔
おー。
近藤淳也
じゃあ、今日はかなり景色を。
中島英摩
いや、もう絶景でしたね。途中でコーヒー飲みました。
近藤淳也
えー。なんかずっとね、ご褒美って言って。
ご褒美、ご褒美。
中島英摩
ね、言ってましたね。
近藤淳也
はい。
はい。そして弓よりでじゃあ、ピックアップして。
中島英摩
はい。
近藤淳也
帰ってきたと。降りてきたと。
中島英摩
そうです。途中でノンアルビールとかき氷を食べてから降りてきました。
近藤淳也
かき氷はどこで?
中島英摩
かき氷、鏡平。
近藤淳也
あー、かき氷食べれるんですね。
中島英摩
あの、私これ大北グルメっていうのを裏でやろうと思って。
近藤淳也
いろいろやるな、なんか。
桑原佑輔
企画が走ってるんですね。
中島英摩
大北グルメ、あの、なんかまとめますね。
近藤淳也
そのテーマで、はい。工夫してる人あんまりいないかもしれないですね。
中島英摩
すごろくもラーメンがあんかけになってて、すごいおいしいんですけど。
近藤淳也
へー、そうなんですね。
中島英摩
そう。で、鏡平はかき氷とコーヒーフロートが有名なんです。
で、かき氷、レモンの練乳がけとノンアルビールを。
近藤淳也
そこアルコールは?
中島英摩
アルコールね、悩んだんですけど、別にアルコールなくていいなと思ったんで、ノンアルビール飲みました。
なるほどね。
桑原佑輔
で、わさびダイラで冷やしきゅうりと冷やしトマトを。
中島英摩
出てきますね。
桑原佑輔
おいしいんですよ。
そんなある意味だ。
さわの水だから。冷たくて。
近藤淳也
なるほど。
桑原佑輔
すいません、あ、どうしようかな。
いやいやいや、はい。
近藤淳也
で、しんほたこりって、きょうの昼過ぎぐらいですかね?
中島英摩
そうですね、12時半ぐらいかな。
で、その迎えに来てくれた友達が、なんかちょっと足裏やられちゃったんで、だるだる歩いてたら、林道をてくてく歩いてきてくれて。
へー、迎えに来てくれたんや。
桑原佑輔
はい、そうですね。
近藤淳也
じゃあ、一緒にしゃべりながら。
中島英摩
はい、そうですね。
近藤淳也
はい、足がね、だいぶ。
中島英摩
足は、やっぱ雨で、雨で歩いたことはいくらでもあるんですけど、何が悪かったのかまだちょっと検証、これしながらだと思うんですけど、
初日雨につるぎでふられ、で、2日目、汗すごいかいて、むれて、で、クリームもずっと塗ってるんですけど、ちょっと足りなかったかなって。
で、そのまま3日目、もう一日中雨で、で、その状態で寝たので、それでやられちゃった感じですね。
近藤淳也
ちょっとね、先ほど見せていただきましたけど、ちょっと腫れてる感じですかね。
中島英摩
結構熱持っちゃって。
近藤淳也
で、赤くなってるんで。
中島英摩
で、そのなんかびしょびしょの状態で岩場を下ると、ちょっと靴の中で足が前に滑っちゃって。
桑原佑輔
あー、なるほどね。
中島英摩
で、それを耐えようとするからなのか何なのか、分かんないですけど、ちょっとだいぶ川向け、豆晴れみたいな状態です。
近藤淳也
防水のシューズっていうのもあるんですかね。
中島英摩
一応ね、それも選択としては間違ったかなってちょっと思ってるんですけど、やや防水みたいな靴なんですよ。
防水だとやっぱ、晴れててもう濡れるじゃないですか。
まあね、ちょっと水も入ったら。
乾きが悪くて、なかなか乾かなくて、もしかしたらそれが悪かったかなっていう。
でも初日はそれのおかげで濡れなかったんで、まあよしよしだなって思ってますけど。
でもこの靴でもう行こうと思ってるんで。
近藤淳也
そうですね、なるほど。
新小高降りてからはどう過ごされたんですか。
桑原佑輔
友人が車で来てくれて、ザックがちぎれるっていう。
中島英摩
ちぎれそうっていうので、ザックの取り替えを。
車でアクセスできるところは、一旦家に帰るのと一緒なので、基本的には補給もオッケーだし、交換とかもオッケーってことだったので、
友達とのサポート
中島英摩
友達がサポートに来てくれて、ザックを交換しました。
で、ありとあらゆるものが微調理の家なんで、検索したら、あのえっとなんだっけ、ひらゆ?
ひらゆ。
ひらゆにすごい良いコインランドリーが。
あんなとこにコインランドリーあるんですか。
ひらゆが隣にロビーのあたりにコインランドリー作ってて、なんかちょっと登山の写真とかも山の写真とか貼ってあって、すごい理解がある感じで、
桑原佑輔
びちょびちょの人が入ってきても、なんかにこやかに見守ってくれて。
普通嫌だと思うんですけど。
中島英摩
で、テントはね、砂だらけだったんです。泥だらけだったんです。砂だらけ、すごろくの。
だからその友達が、あっちに良い湧き水があるよって言って、ひらゆだから。
近藤淳也
温泉じゃなくて?
桑原佑輔
水、普通に水も湧いてたんで、温泉もあったんですけど水も湧いてて、なんかすごい温泉街の湧き水でテントを洗うっていうすごい素敵なシチュエーション。
中島英摩
なんかガイガイみたいと思って。
その泥を落としてから乾燥をきっかけて、寝袋もダウンもふかふかに戻し、で臭かったウェアとかも、一応ウールだけど臭うから、それも全部洗ってクリーンになりました。
近藤淳也
なるほど。じゃあかなりリセットできた?
中島英摩
いやもうバッチリリセットしましたね。呼吸もいろいろゲットして。
なるほどね。で、ひらゆが行って、お友達に送ってもらって、今宿に行って。
で、そこを急遽下山して探して、やけだけの登山口から1.2キロなんですよ、ここ。で、そこを撮りました。
あっ、晩御飯。あ、大丈夫です、大丈夫です。
近藤淳也
何時からですか?
中島英摩
6時半って言ってあります。
あ、そうですか。
で、晩御飯付き。しか、あの、すのまりがなかったんで、晩御飯付き。で、朝食はちょっとどうしようかなと思ってるんですけど、いいお宿なんで、本当はまた12時スタートのつもり、夜中のね。
桑原佑輔
12時スタートの。
変な客屋。あれ?下山に来てね、12時に出て行く。めっちゃ面白い。
中島英摩
本当はね、コテージみたいなとこ泊まろうと思ってたんですけど、迷惑かけるから。ちょっとここしか行ってなくて。で、まあ登山口、結果近いからめっちゃ良かったんですけど。
桑原佑輔
でも、なんかあんまりにいいお宿過ぎて。で、本当は明日は北穂まで行くつもりだったんです。
登山計画の柔軟性
近藤淳也
北穂。
桑原佑輔
日焼けだけ登って降りて、上高知から竹沢行き、前穂、奥穂、唐沢、北穂で泊まるつもりだったんですけど、たぶんここを朝ごはん満喫すると、たぶん竹沢かなっていう。
確かにね。
中島英摩
まあ、奥穂まで行けたらいいけど、まあ、奥穂の小屋番が知り合いなので。
近藤淳也
あそこテント行けるんでしたっけ?
中島英摩
奥穂行けた気がします。行けなかったでしたっけ?行けた気が。
近藤淳也
あったか。
中島英摩
たぶん。
近藤淳也
そうですか。なるほど。知り合いがいらっしゃるんですね。
中島英摩
そうなんです。結構ね、小屋番友達が多くて、今日もたまたま。あ、奥穂は店舗ないか。じゃあ、あ、じゃあ、穂高岳山荘に店舗ありますね。
ああ、そっか。
なんで、穂高岳山荘で、しかも穂高岳山荘は、テントの人も晩御飯を頼めるんですよ。
へー。
30分しか滞在できないっていうルールなんで、かっこむ覚悟で。
桑原佑輔
はい。
中島英摩
出来なかったら呼んでくださいって言って、カーッて食べて。
桑原佑輔
なるほど。
中島英摩
天馬に戻るっていう。
近藤淳也
ちゃんと厳格にルールをね。僕があそこで30って書いたせいで、ネイマさんがめっちゃエフで食べなきゃいけないっていう。
中島英摩
竹沢も、竹沢小屋も、あの、テント博の人も晩御飯頼めるんですよ。
そうなんです。
で、カレーバイキングなんです。
バイキング?
桑原佑輔
バイキング?
そう。すごいでしょ?
でも30分で囲わなきゃいけないから。
近藤淳也
じゃあ、それどっちになるかっていうか、朝ご飯食べるかどうかで決まりそう。
中島英摩
そうですね。でも、街に降りれるのこれが最後なんで、せっかくたまたまにすごい良いお宿だったんで、ここでちょっと行きたくなくならないぐらいには満喫して、明るい時間に夜明けだけ上がって、竹沢かなって思ってます。
近藤淳也
はい。じゃあ、ちょっとね、大雨打たれてたんで、なんかちょっとやる気の面とか心配してたんですけど、随分安心しました。こんなに明るいとは。
桑原佑輔
いや、なんかいろんな辛い事象じゃないですか。
近藤淳也
そう思いますよ。しかも一人だしね。一人ですごろくで僕そんな状況やったら、もうなんかお母さんってなってるは多分ね。もう帰らせてってなってると思う。
桑原佑輔
いや、なんか捉え方でここまで違うんだっていうのは。
近藤淳也
ちょっとエノさん強いな。
中島英摩
まあ楽しくやんないと意味ないなって。レースじゃないですし、結構頑張りすぎちゃうところが最後まで続かない理由になりそうなんで、
たとえば明日とかも早く出ようって言って頑張りすぎちゃうとあれだなと思って。
まあ友達がいる小屋でもうテント泊するとか、誰かが会いに来てくれたらもうそこで宴会するとか。
桑原佑輔
楽しむ要素。
中島英摩
楽しむ要素を持って、だけど最後まで必ず行きたいと思ってるんで。
近藤淳也
なるほどね。はい。多分今どうかな、3割ぐらいですか?距離的には。
中島英摩
今ですか?そうですね。まだちょっと降りてきてログ見てないんですけど、
まあ絶対の工程で言うと4分の1いってるかいってないかぐらい。
25%ぐらいかなって思ってます。
近藤淳也
まだ序盤ですけど、今後どんな感じにしていきたいですか?
中島英摩
今後、まあでもこの4日間でちょっといつもとの自分と違う感じの住居をしているので、
なんか最初に寝た計画なんて全然できない。正直言って。
ちょっと実はなんかバカじゃないのって言われるかもしれないんですけど、
桑原佑輔
10日間が最速自分の中の計画だったんです。書かれてましたね。
中島英摩
上出来。すごい上出来で10日間って思ってたんですけど、まあ無理ですね。
あと楽しくない。楽しくない。
近藤淳也
まあ4日で4分の1だとそうですもんね。10日はちょっとってなる。
中島英摩
あと結構頑張ってこの感じ。で、雨降ってこれ、これなので。
近藤淳也
確かに。睡眠もね、別に日が変わる前に出てたりとか。
中島英摩
まあでも睡眠に関してはね、結構寝てる方だと思ってるので、そんなに関係ないんですけど、
やっぱなんかスピード的にちょっともうちょっと楽しみたいなと思ってて、
景色とかあと小屋大北グルメも楽しみたいんで、
もうちょっとペースゆっくりにして、マックス行けるところまで時間使って楽しもうかなって。
で、見てる人にも楽しんでもらえたらいいので、
友達が会いに来てくれるとかを期待しながらゆっくり行こうかなと思ってます。
楽しいキャンプライフ
中島英摩
はい。
近藤淳也
じゃあ、エマさんに会いに来るのは大歓迎って感じですか?
桑原佑輔
いやもうお願いします。できれば美味しいものを持って。
中島英摩
宴会しましょう、宴会。
桑原佑輔
あんまモテないんで。お願いします、ぜひ。
近藤淳也
その、お自身の予定としては、バイト伸びていってもできるぐらい確保してる?
中島英摩
えっと、まあ仕事しろよっていう話ではあるんですけど、
まあそれを度外視すれば、マックスまでできるかなっていう感じです。
近藤淳也
それはある意味強いですね。
中島英摩
まあ、それこそね、1ヶ月とか歩いてたこともあるので、
まあまあ休むと思えばって感じで、
まあせっかくの機会なんで、途中でやめたくないなと思ってます。
近藤淳也
なるほど。ただいま、まあ1位が吉田さんで、
はい。
15日と7時間ですけども、
中島英摩
15日か。
近藤淳也
うん。
このあたりどうでしょう?
中島英摩
まあなんか、そのどのぐらいゆっくりするかによりますけど、
まだちょっと4日目なんで、これだいたいなんかあと3日ぐらいでなんか読めてくると思うんですよ。
で、これからね、鎖場とかちょっと難しいところ増えてくる、
なんか難しいところとめっちゃスピード出せるところが、こうすごい混在してくるところなんで、
それがなんかどう出るかっていう。
まあでも吉田さんとカテゴリー違う?
まあね。
桑原佑輔
吉田さん小屋、小屋、金に物言わせて小屋通ってるから、荷物軽いし。
土俵が違うってことで。
近藤淳也
まあそのお金が途中でなくなりました。
中島英摩
なくなりました。
近藤淳也
それがなくならなければ、もっと短いあのタイムが出たかもしれないですけど。
中島英摩
まあそうですね。まあ確かに荷物軽くすれば、もうちょっとスピード出るなっていうのはすごい思ってるんですけど、
やっぱそこは山月としてテント博にこだわっていきたいんで。
なるほど。
近藤淳也
まあでもね、もしね、テント博でこの吉田さんの記録を超えるなんてことが起きたら、
もう本当にすごいってなるかもしれないですけど。
中島英摩
まあでも、あんまり速さよりは、速さ考え始めるとしんどくなっちゃうので、
一発っていうのを一番目標に、降りずに家に帰らずにっていうのを、
多分山月の憧れだと思うんで、長期重曹。
なんかそこをやって抜けたいなと思ってます。
近藤淳也
なるほどね。しかもね、天候もちゃんと、ちゃんとっていうか荒れた日もあった上での、
一発っていうのはかなり価値のあることだと思うんですね。
中島英摩
その北アルプスぐるりを、でも2週間でも全然速いと思うんですよ。
桑原佑輔
まあそうですね。
中島英摩
普通は。
なので、なんかその登山してる人たちにも自慢できる、
なんかこんなことやってやったぜみたいになるのは、やっぱり一発で行くのかなって思ってます。
近藤淳也
なるほど。なんかあの、北アルプスね、ほぼ全部の山行かれたことがあるってことでしたけど、
このコースに対してどういうふうに思いました?
なんかいつかはやってみたいみたいなのがあったってことですか?
中島英摩
いや、なんかこういうふうにぐるっと回るってあんま考えたことなかったんで、
そこまで特になんかこう思い入れはないんですけど、
うーん、傘遠いなーっていう。
桑原佑輔
そこを。
中島英摩
なんか普通、降りるタイミングが何回かあるじゃないですか。
スゴロクからだったら、登山の人たちの大重層って、やっぱり槍に上がるのが結構すごい重層だぜみたいな。
桑原佑輔
あとやっぱり、あるいは鏡台だから真穂高に降りるとかあるんですけど、傘遠いなーみたいな。
近藤淳也
まあね、100名さんなんでね。
中島英摩
あとはまあなんかその、槍戻ってくんのみたいな。
桑原佑輔
2回くるからね。
超常年の天使をラウンドすんのやだなみたいな。
中島英摩
槍にテント200分買って、テントにデポしていこうかなとか。
で、トレランスタイルで走れば1日で行けるか、いや行けないなとか。
近藤淳也
なんかあると怖いですよね。
中島英摩
その計画っていうかマネジメントもね、面白いとこかなと思うんで。
なるほどね、それ発想なかったか。
もしかしたら、ちゃんとお金払ってテントを200分すればテントは置いていけるじゃないですか。
その中に荷物、天気が良ければですけど置いて。
近藤淳也
なるほど。
中島英摩
で、そうするとね、横まで走って降りて。
まあ超伝将も、トレランスタイルだったら意外、トレランザック持ってきてないんであれですけど。
まあでも荷物少なければいけるかなとか。
近藤淳也
いろいろ考えますね。
中島英摩
まあいろいろ。
近藤淳也
じゃあ天の動きがいろいろ変わり、これからも変わるかもしれないですね。
中島英摩
動きながら考えます。
近藤淳也
急に天が早く動き出したら、なんか荷物軽くしたなみたいな。
桑原佑輔
こいつ綿で持ってんじゃん。
近藤淳也
綿天下新しい方法考えたぞ。
桑原佑輔
別にズルじゃないですからね。
近藤淳也
大丈夫ですよ。自力でね、ちゃんと回ってるので。
桑原佑輔
誰かに運んでもらってるわけじゃないですから。
いろんなこういう発想が出てくるの面白いですね。
近藤淳也
面白いな本当に。
はい、じゃあこれからね、どうなっていくか、IBUKIを見てまた見守りたいと思いますし。
まずね、このタイミングで奇跡的に会えてよかったなと思います。
桑原佑輔
ここで直接お話聞けてよかったですね。
本当に。
近藤淳也
味方がさらに楽しむ。
唯一のチャンスですからね。
はい、桑原くんからは何か聞きたいこととかないですか?
桑原佑輔
いやもう、お腹いっぱいです。
えー、そんなこと言わないでくださいよ。質問してください。
今じゃあ、多分今日おいしいご飯この後も食べれると思うんですけど、それ差し引いてもいい?食べたいものなんですか?
中島英摩
え、まだ4日ですよ、でも。
桑原佑輔
あ、そうか。
中島英摩
なんだろう、なんか今日友達にリクエストしたのはサラダ。
桑原佑輔
あ、じゃあ野菜ありだったんですね。
中島英摩
で、コンビニのサラダを2個食べました。
あとフルーツ食べたいって言って、県民なんで社員マスカットを持ってきてくれて、やっぱそれフレッシュなものが食べたくなるので、これからしばらく食べられないなと思って食べました。
桑原佑輔
なるほど、じゃあ誰か差し入れ持ってくるときはフレッシュなものを。
中島英摩
いや、なんでも大歓迎です。なんでも好き嫌いないんで。お酒も好きです。
近藤淳也
はい、じゃあ今後のね、ちょっと安全を祈っておりますので。
大北アルプスでの体験
近藤淳也
ありがとうございます。
ぜひまたね、感想のまた報告というかお話も来る日が来るのを楽しみにしています。
中島英摩
両船でお待ちしています。
近藤淳也
はい、じゃあ大北アルプス挑戦中の中島恵真さんでした。どうもありがとうございました。
中島英摩
はい、ありがとうございました。
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