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スピーカー 1
そうそうそう。だから、もっと言うと、コンテンツを持ってらっしゃる会社様、映像の会社様とかっていうふうに、そういう意味でネットのライバル同士のしのぎ合い。この辺がまだこのハイパー企業ラジオでは語ってなかったなと思って。
確かにそうっすね。ネットフリックスでもやっぱりブロックバスターとかディズニーとか、ちょっとネット専業ではないですもんね、みんな。
そうなんです。ネット専業のしのぎ合いの中、なぜフェイスブック、インスタグラムを抱えるメタ社が、実は今、世界の時価総額でも5位まで戻ってるんでしょ、メタ。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
さらに余談なんですけれども、今、世界で一番の資産家ってどなたかと思います?
スピーカー 2
一番の資産家、イーロン・マスク。
イーロン・マスク。
スピーカー 1
はい、その通り。じゃあ2番目が誰かっていうとマーク・ザ・カバークなんですね。
スピーカー 2
ああ、2番なんですね。
スピーカー 1
そうなんですよ。っていうぐらいに、ちょっと一時期メタ社は落ち目じゃない?っていうふうに思われてたものは、結局、時価総額とか個人の資産って、ある種、周りからこいつは未来伸びるやつだっていうふうに期待されてるっていう指標ですよね。
それがそこまで伸びているっていうのは、なぜかっていうあたりを深ぶっていきたいと。
スピーカー 2
楽しみですね、これ。
スピーカー 1
特にオンラインの中でのライバルとのしのぎ合いっていうことで言うと、ケイスが昔よく言ってた話で、そのジャンルを発明した人と実際勝ち残った人は違うよね。
よく言われるのが、Googleって何番目の検索エンジンだよね、とか。Amazonも別に最初のeコマンスプラットフォームではないよね、みたいな話があって。この発明者と勝者が違うみたいなところを、メタの歴史に入る前の全体の話っていうのを今日はしていきたいんですよね。
これはちょっと楽しみですね。全15回ですが、話すことはいっぱいありそうな気がしますね。
それが最後のこのメタ編を撮りたかった理由で、やっぱりリクルート編はさ、僕も件数もいたことがあるっていうことでカミワリ盛り上がったんだけど、Netflix編ってさ、やっぱり意外と海外の会社だから、ちょっと件数も解像度が高くない部分もあったりしたのが、SNS好きですよね。
スピーカー 2
SNS好き。
スピーカー 1
ためるなよ。嫌いなのか。
スピーカー 2
いやいや、好きですよ。好き好き。
そうそうそう。っていうところで、さっき15で終わるかなっていうのが、件数がいろいろ足していくと、じゃあこれ一編で終わろうと思ったのを2つに膨らましましょうかね、みたいなことが多発するんじゃないかな。これはでもリスナーの方にもハイパー企業家の方にも嬉しいんじゃないかなっていうので選んだんだろうなっていうね。
早速話すとしたら、どこから話すといいんですか、これは。
スピーカー 1
一番話したいのが、SNSって何の略でしたっけ。
スピーカー 2
ソーシャルネットワーキングサービス。
スピーカー 1
そうでしょ。ネットワーキングサービスなんですよね。今世の中で増えているXだとか、あとFacebook自体もInstagramも今ソーシャルネットワーキングサービスですか。
スピーカー 2
違いますね。
スピーカー 1
ソーシャルメディアになってない?
スピーカー 2
ソーシャルメディアですね。
スピーカー 1
そうなんです。
スピーカー 2
アメリカだと昔からソーシャルメディアって言ってません?
はい、そうなんです。実は切り替わってるんですよ、途中で表現が。
スピーカー 1
つまり何かというと、僕たちはSNSというソーシャルネットワーキングサービスとしては、Facebookの始まりがそうだったわけですよね。
友達とどんどんつながっていくっていうところから、実は気づけば僕たちはショート動画だったりとか、ニュースを配信してくれるコンテンツだったりとかっていうふうに、
メディアとしてソーシャルの要素の中で見ていくというものに建設しちゃってるわけですよ。
これって意外と皆さんは言われると、確かにってケースからもうちょっとそうだっていうリアクションが来るかなって思ったけど、ケースには当たり前すぎて。
スピーカー 2
そうなんですよ。でもそうですよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。そうなんですよ。みたいなところがあって、さっき言った発明者と勝ち残るプレイヤーは違うよねって言ったときに、
SNS対してはソーシャルメディアって今、実はFacebookってここにインスパイアされてこの機能をくっつけてったよねみたいなところって、いろいろ分解できると思うんですよね。
例えばどういう感じに分解していきます?
スピーカー 2
Facebookのもともとはやっぱり友達とつながれるみたいなサービスがフレンドスターとかでしたっけ?昔あって。
スピーカー 1
さすが。おっしゃる通りですね。
スピーカー 2
っていうところと、おそらく大学のまさにFacebookじゃないですけど、顔と名前がある名簿サイトみたいなのが大学内とかにあって、そこをちょっと便利にしようみたいな、この2つが掛け合わさったものみたいなイメージですね。
スピーカー 1
さすがですね。おっしゃるようにFacebookって2004年に生まれてるんですけれども、友達同士をネットワークしていきましょうっていうところで言うと、実はFacebookの2年前の2002年にフレンドスターが出ていたりとか、
あとプロフェッショナル、仕事をしている人同士がつながっていくっていうところで言うと、実はLinkedIn、これも2002年なんですよね。Facebookより2年早いんですよ。
スピーカー 2
早いんですね。
スピーカー 1
だし、もっと言うと、人のプロファイルがあって、そこでつながっていくっていうところで言うと、グリーって何の名前からグリーにしたかって、6degreeから来てるっていう話があったじゃん。
スピーカー 2
ありましたね。世界中は6人経由すれば誰とでもつながるみたいな理論ですよね。
スピーカー 1
そうです。実は1997年に6degreesっていうサービスがあるんですよ。だけど、結局6degrees自体は当時で言えば100万人を超えるサービスになったんですね。
なんだけど、儲からなくて倒産してるの。みたいなふうに、実は友達をつながっていくという、まさにネットワーキングサービスっていうところに関して言えば、実はFacebookって結構高発なんだよね。
スピーカー 2
そうですよね。だからFacebookとかがメッセンジャーやる前には、僕はMSN、マイクロソフトのメッセンジャー使ってましたけど、マイクロソフトですらもうあれ多分ないですよね。
スピーカー 1
MSメッセンジャー終わりました。
スピーカー 2
終わりましたよね。とかYahooメッセンジャーとかね、日本だとすごかったですけど、使ってる人もいないですもんね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
確かに。
もちろんそれって基本的な原理として強くあるのがネットワークエフェクト。特にネットワークエフェクトの外部性ですね。
要は仲間がいるから仲間がいるところに寄ってって、仲間外れになりたくないからもうそこに入らざるを得ないっていう原理があるにしても、なぜFacebookだけが強く生き残ったのかっていうところが大事なんですよね。
スピーカー 2
確かに。外部ネットワーク性でいうと、MSNはホットメールっていうメールのアカウントあったので、すでにメールでつながってる人とやれるっていうのもありましたし、最近で言うとGoogleさんなんかはGメール持ってる上にOSまで押さえてるから、メッセンジャーってもうGoogleが絶対勝つんじゃないかって言われ続けてたんですけど、結局戦えてないですもんね。
スピーカー 1
そうだね。おっしゃるようにGoogleはその後、成り物入りでFacebookを浮気するために、2011年にGoogleプラスという実はSNSを出していて、AKBが全員Googleプラスの上で投稿するみたいなこともやっていったんですけれども、これは失敗に終わっていて、
それの日本の事業開発をやっていたのがオバラっていうやつらしいんですけれども。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
私もオバラ系ですけど。
スピーカー 2
そうですね。Googleプラスもそうですし、楽天とかもバイバーとか買収して、日本で。
スピーカー 1
お前、俺の悔やみはさらすぎか。バイバイ言ってるけど、今でもイランではナンバーワンだし、日本にいるとLINEが勝ってるけど、今、ちょっと最新の統計知らないけど、今でも世界17国ぐらいではバイバーがトップなんです。
スピーカー 2
そうですよね。つまりオバラさんもGoogleの立場とか楽天バイバイの立場からそこに挑んでる経験があるので、詳しさというか改造像でいうとめちゃくちゃ高いですよね。
スピーカー 1
そうだよ。改造とか高いってことだよ。でも逆に言うと、こんだけオバラがいろんな理屈をわかってたとしても、叶わないことってなんで叶わないのかっていう話もいっぱいあるわけで。
一方でフェイスブックだけでもさ、例えばさっき言ったようにフレンドスターだったりとか、チックスにフリーだったりとか、今日は詳しく説明しないですけど、やっぱり件数がさらりといったように学校の情報が得られるっていうところで、クラスメイトドットコムみたいなサービスも昔あったわけだよね。
知らないそれも。 いわゆる学校のOB同士がつながりますとか、あと日本でもあったけど、学校の中の休校情報とかさ、今日この授業休みだよみたいな。そういうどっちかというとつながりもあるけれども、掲示板的なサービスと昔のOBと会える、再会みたいなところの影響を受けたりサービスみたいなことが、あとブラジルでオーカットっていうのがね。
オーカット、Googleの。 Googleが実は1回。
スピーカー 2
オーカット、日本でSNSが流行ったきっかけは、実はオーカットのイメージあります。
スピーカー 1
よく知ってるね。さすがだよね。そうなんだよ。2004年に、実はFacebookも2004年なんだけど、オーカットはGoogleが2004年、ブラジルでとにかく人気になって結構日本にも影響を持ってた。けど負けてんだよね。
スピーカー 2
そうですね。だからGoogleの方が先にやってて、しかも上手くいってたのに、もう今や全然負けてるっていうの面白いですね。
スピーカー 1
それがなぜかっていう話もあるし。
スピーカー 2
なぜ、確かに。
スピーカー 1
じゃあそれを喋っていくわけなんだけど、実はもう一個大事な話ってさ、FacebookってInstagramも成功させてるんだよね。これInstagramも全部が全部自分たちじゃないわけですよ。
Instagramって最初は実はデートマッチングサイトとして始まろうとしてたところで、だから例えばInstagramってやっぱ写真の共有っていうところが衝撃的で、それでいえばFlickrってやつがあったわけですよ。
スピーカー 2
あった。懐かしい。写真をアップして共有できるサービスみたいな感じですよね。
スピーカー 1
そうですそうです。っていうのがあったのになぜInstagramはきちんと広げられたのか。
スピーカー 2
確かに。