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2024-06-05 27:12

#4-3 目的で繋がるチームと理念で繋がるコミュニティ!この違いで全く別の組織が出来上がる!

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チームとコミュニティの違いについて説明します。似たものとも言えますし、チームはコミュニティの一種とも言える、ややこしい言葉なのですが、これからはチーム型のコミュニティがビジネスのキーになるかもしれない!


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▼MC:

尾原和啓(IT批評家) https://twitter.com/kazobara



京都大学院で人工知能を研究。マッキンゼー、Google、iモード、楽天執行役員、2回のリクルートなど事業立上げ・投資を専門とし、内閣府新AI戦略検討、産総研人工知能研究センターアドバイザー、現在13職目 、近著「アフターデジタル」は11万部、元 経産大臣 世耕氏より推挙。「プロセスエコノミー」はビジネス書グランプリ イノベーション部門受賞

▼サブMC:

けんすう(アル株式会社代表取締役) https://twitter.com/kensuu



アル株式会社代表取締役。学生時代からインターネットサービスに携わり、2006年株式会社リクルートに入社。新規事業担当を経て、2009年に株式会社nanapiを創業。2014年にKDDIグループにジョインし、2018年から現職。

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▼音声編集:株式会社BOOK

▼アドバイザー:株式会社BOOK代表取締役 樋口聖典

00:05
スピーカー 1
はい、というわけで第3回目のコミュニティの話でございますが、今日はチームとコミュニティの違いについて、第1回目で小原さんがちょっと先出ししてくれたんですけれども、ここをガッツリ。
いや、初めてですよ。聞くの。何でしょう。ぜひ聞きたいな。
そうだったかな。
チームとコミュニティって違うよっていう話をしたいなと思います。
いってみましょう。
で、これまず前段としてはこれ単なる定義ですっていうのをちょっと言っておきますっていうのも、普通に考えてチームもコミュニティの中に入っていい要素だと思っていて、僕の中ではコミュニティなんですが、
チームと呼ばれる部分がやっぱりちょっと異質というか、切り離して考えた方が分かりやすいかなと思うので、
ちょっとチームとコミュニティを別に分けて話しますが、基本的にコミュニティの話ですね。
スピーカー 2
要はあれだよね。言葉としてあえてチームっていう時とコミュニティっていう時に分けて言った方が、この後の概念整理が理解しやすくなるから、あえて分けて言おうねってことっていうことですね。
スピーカー 1
はいですね。前回も言いましたけれども、このチームというタイプのコミュニティが今後のインターネットコミュニティでかなり大きくなってくるんじゃないかなっていう予測があるので、その意味でもちょっとチーム的なコミュニティを意識するといいんじゃないかなと思ってます。
スピーカー 2
じゃあチームって何かってことですね。
スピーカー 1
というところですね。まずはコミュニティとは何かっていうところをもう一度おさらいすると、共通の何かがあった上で人が集まった場所っていうふうに僕らは定義しました。
共通項は興味・関心・価値観・思想・目的・物理的な近さとかを第1回目で挙げたんですけれども、この中に目的ってあるじゃないですか。
スピーカー 2
そもそも入ってんじゃん。
スピーカー 1
これってやっぱり第1回目にもちらって言いましたけど、共通項ってどれか一つになるわけではなくて、結構行ったり来たりとかするんですね。
ポイントはやっぱりプライオリティが高い低いはあるよねっていうところかなと。
スピーカー 2
どの4つを一番重要なものとして人が集まるのかって話だよね。興味・関心のために集まるのか目的のために集まるのかみたいな。
スピーカー 1
これも大学のサークルとか想像するとわかると思うんですけれども、うちの大学だけのサークルですっていうふうにすると結構物理的な近さを重要視してたりするんですね。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
ただインカレですって興味・関心が同じだったら同じ大学生だったら入ってきていいよみたいにするところもあったりとか。
03:02
スピーカー 1
そんな感じでどのプライオリティかっていうのは結構コミュニティでは意識されてたりします。
スピーカー 2
結局音楽コミュニティですって言っても距離の近い大学の人で集う場合っていうのもあれば、
いや俺プログレーガーやっぱり行きたいんだよねみたいなその関心事項でやるっていう場合もあれば、ひたすら演奏をうまくすることのためだけに集まってるんだみたいな感じで集まってる目的で集まる人もいるっていう。
スピーカー 1
そうですね。例えばGoogleみたいな会社だと分かりやすいのが、おそらく人種とか性別に関しては全部多様性重視でフラットにしますと言ってるものの、価値観とか思想はかなり絞ってるイメージがあるんですね。
スピーカー 2
当たり前じゃないですか。Googleっていうのはオーガナイズ・ワールド・インフォメーション・メイク・エイティ・ユニバーサリー・アクセサブル・イージー・ユーゼィングっていう目的を達成するための秘密結社だからさ。
スピーカー 1
急に早口になった。怖い。
スピーカー 2
要は世界中に散らばっている情報ってもったいなすぎんじゃん。情報がバラバラになってたら、それを有機的に繋ぎ直すことができれば、誰もがどこでもユニバーサルに使うことができて、それを簡単に使うことができれば、その情報によってもっと人生豊かになっていくことができるよねってことを信じて、それをやりたいっていう連中が集まってるってこと。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
これって目的のように見えるけど、実はすげえ価値観なんだよね。
スピーカー 1
逆にGoogle的な価値観に合わない人って、あんなに寛容に見える会社でもうまくいかなかったりとか、排除されたりするっていうのはあったりするので、そんな感じでプライオリティの差ってコミュニティごとにありますよねと思ってます。
目的を達成することが最も大事なことだとされていて、他がどちらかというとそれよりも軽視されている場合は、コミュニティという大枠の中でチームと呼んでもいいんじゃないかなっていうのが今日の趣旨ですね。
スピーカー 2
なるほどね。コミュニティは他のケースにいっぱいあるんだけど、チームっていうのは本当に目的と達成するんだっていうことが、もうどんでかいっていう時だけがチームっていうふうに言ったほうが分かりやすいよね。
スピーカー 1
分かりやすいよねっていう感じですね。会社は基本的にはこれがすごく多いっていうものだと思ってます。
1時間かかる人と通勤に5分しかかからない人でも同じ会社にいるみたいなことが当たり前にあったりしますし、地方に拠点を置いたりとか、そういったこともできるし、興味関心も会社の仕事に全く興味がないっていう人でも働けたりするじゃないですか。
みたいなのがあるんですけれども、会社の目的に対してコミットしない人っていうのは基本的には会社に入れないと思ってます。当たり前ですけど、あえて会社の利益を減らす無駄なことをしますっていう人は会社にはいてほしくないので、当然排除されるっていうのがありますね。
06:07
スピーカー 2
今さらっと言ってるけど、すごい大事なことを言ってるね。
結局、コミュニティの種類の中のチームという目的で集まるタイプに関して言えば、1つの目的を重視すると、他のコミュニティの項目は緩くても大丈夫なんだ。
つまり会社という目的を達成するために集まってるんだから、どこの出身の人が来てもいいし、普段どんなスポーツの趣味が変わっていてもいいしっていう。逆に何かを絞るっていうことは、他の子どもはむしろ多様でも全然構わないよっていうところに自由度が生まれるっていう話でもあるから。
コミュニティって実はすごく大事だよね。
スピーカー 1
大事ですね。すみません、さっきGoogleの例出しちゃったのでちょっとややこしいかもしれないですけど、Googleも基本的には会社の目的があって利益を上げるっていうところがあった上での価値観が重要っていう。
そうですね。
スピーカー 2
もともと会社って株式会社の始まりは東にインド会社みたいな形で、遠くに船を死ぬかもしれないけれども集まってレッツゴーってやったらめっちゃその儲かるじゃんっていうプロジェクト型から始まったわけですからね。
そうですね。
なのでGoogleもあくまで目的があって集まってるところでございます。
スピーカー 1
そうですね。会社のミッションとかも目的なんですけれども、株式会社は基本的に利益を上げるのが目的とも言えるので、その意味ではGoogleはちゃんと利益を莫大に上げてるので、そこに向かってるっていう意味で目的が重要かなと。
チームとコミュニティの違いというテーマに対して、ソニックガーデンの倉抜さんが言っていた整理が素晴らしいので、それを紹介したいなと思うんですけれども、ちょっと僕なりの解釈を入れてまとめ直したので、それでお話ししますね。
まずチームの特徴をざっと挙げちゃうと、ミッションから始まって目的目標のために集まっている。
2つ目が活動に重きを置かれている。小原さんが言ったようなDoの価値ですね。
そうですね、するDoの価値。
メンバーが役割を果たし貢献することが必ず求められる。
社会や顧客など外に目が向いている。大事なことは外に対してどれだけ価値を作ったかである。成果のマネジメントが大事である。
目標が達成したり継続が困難なときに終わりや解散がある。これがチームだというふうに。
スピーカー 2
これ本当にいい定義だな。
スピーカー 1
素晴らしいですね。
ちょっと先にコミュニティの整理までいっちゃうとですね。
スピーカー 2
そうですね、対象を対比されるからチームとコミュニティを両方聞くと対比的にわかりやすいんだよね。
09:02
スピーカー 1
そうですね、コミュニティはビジョンや価値観、理念に共感して集まっている。
スピーカー 2
チームはミッションから集まっているのにコミュニティはビジョンや価値観で集まっている。
スピーカー 1
状態に重きが置かれている。
スピーカー 2
チームは活動に重きを置かれているのに対してDoの価値じゃなくて状態であるBに重きを置かれている。
スピーカー 1
特別な貢献がなくてもいることができる。
スピーカー 2
いやー、いい言葉だな。チームは役割を果たすためにいるっていうののギャグってことだよね。
スピーカー 1
そうですね、チームにおいて何も役割果たしていませんという人は基本的に居づらくなるっていうのがあるけどコミュニティはそんなことないよねと。
コミュニティは内側に目が向いている。チームは外に目が向いてましたよねっていうところです。
スピーカー 2
そうですね、対比。
スピーカー 1
大事なのはコミュニティ内の関係性である。
チームだと外に対してどれだけ価値を作ったかが大事であって、最悪会社の中からギスギスしてても成り立っちゃうんですけど、コミュニティはギスギスした関係性だと結構致命的になってしまうというのがあると思います。
で、ピープルマネジメントが大事。チームだと成果のマネジメントが大事っていうふうに言ったんですけれども、コミュニティだと人のマネジメントの方が大事ってことですね。
で、人間関係に取り返しのつかない問題が起きたときに終わりや解散がある。
逆に。
スピーカー 2
いやー、これあれだね、ケンスのオリジナルだよね。
スピーカー 1
そうですね、オリジナル要素結構入れてますね。
人間関係に問題があるとコミュニティは結構すぐに終わってしまったりするんですけれども、逆にうまくいってるチームって目標が達成したら、それはそれで解散しちゃうんですよね。
スピーカー 2
そうですね。だからこの辺を佐渡島さんと話したときにすげーわかりやすく言ってたのは、チームはやりがい重視であり、コミュニティは居心地重視であるっていう言い方をしてて。
スピーカー 1
コルクの佐渡島さんですね。
スピーカー 2
そうですね。だから結局チームっていうのは、さっき本当におっしゃったように外なんだよね。しかも今までできなかったことをできるようにするとか、新しいことをする場合、外に向かう場合っていうのがチームの特徴なので、その場合ってやっぱりやれることを増やしてるからやりがいが重視になっていって。
コミュニティっていうのは基本的にいるだけでいいっていうこと。だから居心地が重視されていくから、内側にこもっていく。一方で居心地を重視してるってことは、逆に言えばこれ多分ケンスが足したと思うんですけど、人間関係に取り返しのつかない場合、問題が起きたら終わりや解散などがあるっていう言い方ですね。
12:06
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
すげーわかりやすい。
スピーカー 1
これインターネットコミュニティにおいては結構チームって実はあんまりなかったんですよ。なぜかというと成果のマネジメントするときにインセンティブを渡せなかったっていうのがあるんですね。
なので例えばクックパッドさんとかって素晴らしいサービスだけれども、インセンティブを与えづらかったので、どちらかというともうちょい価値観とかに共感して集まってくれた人が投稿するみたいな。だから投稿した人が偉いとかをさせすぎなかったりとか。
スピーカー 2
そうですね。だからむしろ投稿した人も見るだけの人も両方が居心地よくなるから長く居て、長く居るようになると私たちも情報交換として提供しますよみたいな設計が強かった。
スピーカー 1
そうですね。っていうところが結構大きな違いかなと思っておりますと。
これは結構大事なところで、ケースも結構ノウハウ共有サイトとか色々やってたじゃないですか。
スピーカー 2
7Pの場合はある程度お金払ってるってインセンティブがあったから、もしかしたら若干チーム型なのかもしれないですけど、今までの過去の経験の中でインセンティブが渡しにくいからあえてコミュニティ型で設計してましたみたいな話ってあったりするんですか?
スピーカー 1
いやめちゃくちゃあって、例えばクックパッドで言うと楽天レシピっていうところがよく引き合いに出されるんですが。
楽天初心の小原さん。楽天ってレシピサイト作る時にお金払ったんですね300円とか。
スピーカー 2
そうですね。ポイント経済圏が楽天の強みでございますので。
スピーカー 1
あれが結構難易度的には実は高いことやっていて、当たり前ですけど300ポイントもらうことが目的のためにレシピを投稿する人って、自分の工数ギリギリ、つまり時給換算した時に損しないぐらいの手の抜き方をするんですよ。
一生懸命書くよりかは適当に書いて審査通って300ポイントもらえる方がいいので。
スピーカー 2
そうなんですよね。インセンティブを与えた時点で、儲かることに効率よくやろうという意識が働くから、当然そんなにお金払えないので、そうするといかに手を抜くか勝負になってしまうという悲劇があるわけですね。
スピーカー 1
そうですね。これはチームの特徴で言った成果のマネジメントが大事ってところなんですけれども、インターネットコミュニティでインセンティブをやろうとすると、大体投稿したらお金がもらえるとか、投稿に対していいねがもらえたらお金がもらえるみたいにせざるを得なくて、
そうすると、例えば適当なものでも投稿しまくるとか、いいねを欲しかったら刺激的なことを書くとか、ちょっとハックしていいねした人に100円プレゼントとかをやっちゃうとか、いろんなことをするので、やっぱり成果マネジメントがめちゃくちゃ難しかったんですよ。
15:19
スピーカー 1
だとしたら、いっそコミュニティ型にして、価値観とかを重視したりとか、特別な貢献なくてもいいってもいい感じを出すとか、そういった形にするとかの方が難易度が低かったりするので、あえて言うとWeb 1.0からWeb 2.0ぐらいの時代って、足りないパーツがある状態で頑張ってインターネットコミュニティを作んなきゃいけなかった時代ぐらいの感じで、
トライしてますね。
スピーカー 2
だから、じゃあなんでコミュニティなのに場を良くするっていうことに貢献したくなるかっていうと、さっきの居心地の良さっていうのの裏返しなんだよね。
どうせずっと長くいる場所だったら、せっかくだからちょっと焚き火を作って温かい方がいいよね。来てくれた人が美味しいものが食べれるようにした方がいいよねって。
よく集まる集会所って、ちょっとみんなが協力できることの中で場所を良くしていこうっていう、居心地の良さを作っていこうっていう趣向性があるから、それがオンラインコミュニティの場合は居心地を良くするイコール、自分が持ってる知識をちょっとみんなに分け与えてあげたら、みんなが喜んでくれるから居心地良くなるよねっていう発想の中でやった方が、
チームのインセンティブ型でやるよりも、結果的に良い場所になっていくっていうところが、ある種面白いところだったんですよね。
スピーカー 1
そうですね。だからある意味だとWikipediaとかと同じで、ボランティア精神とか居心地良くするためにちょっと貢献しようみたいな、そういう感じで成し遂げられてたのが今までのコミュニティかなと。
スピーカー 2
だからこういうコミュニティとして居心地の良さをチューニングしていくことで場を良くするっていうことが一つのWeb 2.0型の特徴だったわけだけど、逆に言うとこれがあれだよね、多分。
え、それってでも居心地、私たちが頑張って良くしてるのに、あれ、気づいたら儲けてるのはプラットフォームだけっていう疎外を生んでしまったっていうのが多分次の話に繋がってくる。
スピーカー 1
おっしゃる通りでWikipediaってやっぱ、法人化というか株式会社にして儲かりますみたいなことができなかったんですよ。
当たり前ですけど、俺らが頑張ってんのになんで会社だけが儲かんのってなるからですよね。
スピーカー 2
そうなんですよね。格差を感じた瞬間に、あれ、お前だけ得してんだったらなんで俺やってんのっていう風に。チームをちょっと見せちゃうとコミュニティが維持できなくなっちゃう。
18:05
スピーカー 1
そうなんですよね。2チャンネルとかも会社に基本的になってないっていうのもありますし、あと分かりやすいので言うとニコニコ動画は赤字は我々のアイデンティティっていうのをニコニコ懲戒儀で言ってたんですけれども、あれも結構重要で。
これコミュニティですよと。お金を稼ぐという目的に向かってないですよっていうアピールなんですよね。
スピーカー 2
そうすることによってしょうがねえな。俺たちが居心地よくしてやるかって頑張ってくれるわけだ。
スピーカー 1
そうですね。だから会社としては赤字がアイデンティティって基本ありえないんですけど、ニコニコ動画はお客さんに向かってあえてそれを言うことによってコミュニティ化をキープしたっていう感じかな。
一方で最近だとトークンというものができるようになりました。これは今2010年代の後半ぐらいから出てきた技術で、これによって初めてインターネット上で大規模なチームを作れる可能性が出てきたかなというふうに思ってます。
もちろん今まででも小規模なチームを作ってYouTubeチャンネル作りますとかもあったと思うんですけれども、それがもう結局はリアルで繋がったり、結局は株式会社にしたりとかしてたのが、それなしでも実際にできるようになったよっていうのが最近かなと思ってます。
スピーカー 2
そうですね。だから結局トークンっていうものって実は2種類の価値があって、報酬としての価値っていうのと所有としての価値っていうのがあって、この報酬としての価値っていうのはさっき言ったようないいレシピ書いてくれたらいくらあげるよねとか、新しいアプリ開発してくれたらそのアプリとして価値を返すよねっていうのもあるんだけれども、
もう1個の固有株としての価値っていうことが実はこのトークンコミュニティとかDAOとかの革命で、結局さっき言ったみんながちょっとずつレシピを入れていくことによってレシピサイト自体の価値が高まると、このレシピサイトの価値が高まるといわゆる株式市場でいうところの時価総額が上がるから株の価値が上がるわけですよね。
そうですね。
そうすると、初期の頃に頑張って貢献してトークンを持っている人であればあるほど、場の価値が高まると場が少ないときにリスクを取って貢献した人たちが株価が上がるから、リスク取ってちっちゃいときにやればやるほど得っていうインセンティブが生まれるから、みんながある種チームとして場を温めていきましょう。
場を良くしていきましょうということがプロジェクトとしてワークできるようになったっていうのが転換点だったりするわけですね。
21:02
スピーカー 1
そうですね。トークンとは何ぞやって話をすると長くなるので、今回だとポイントみたいなのがもらえてポイントは売り買いできますぐらいで一旦とどめておいてもらってもいいかなと思うんですが、
これがあると楽天ポイントレシピ投稿に対して300ポイント上げますとの大きな違いが出てきて長期目線持てるってところが大きいですよね。
なので何ができるようになるかというと成果のマネジメントが簡単になる。なぜなら目標が一致するからなんですよね。
楽天レシピさんの場合だとお客さんはポイントが欲しいだけ楽天レシピはサービスを伸ばしたいというふうに目標が実は一致してなかったのでチームになれなかったのが
トークンというものをお互いに使うことでお互いに楽天レシピを盛り上げるという共通した目標にできるのでチーム化ができるようになったっていうのが最近かなと。
スピーカー 2
結局ポイントを欲しいだけだといかにして手を抜いたレシピを作るかっていうところに参加者が寄ってしまう副作用があるんだけれども
トークンの価値場の価値が高まれば結果的にあなたも得しますよねっていうといかに場の価値に貢献するためのレシピを作ればいいかって話になるから
今までだったら他のレシピをコピーしてちょっとずらしてこれオリジナルのレシピですねって言われるようなものを上げていけばいいみたいな感じのハックが起こりやすいところが
それやっちゃうと似たようなレシピばっかりだねって言ってむしろ場の価値が下がっちゃうから参加者自らが他のレシピのジャンルを見て私はこの今ないジャンルを
足してあげたら場の価値が上がると思うなとかないしは最近のトレンドで言うとこのジャンルを足してあげたらこの場の価値が高まるなみたいなことを場の価値を高めるためには何をすればいいんだっていうことを参加者の人たちがみんなそれぞれ目的を良くするためにもっと大きい視野で考えてくれるようになるっていうのが
このトークンによるチーム型のコミュニティがうまく設計すれば動くっていう話ですよね
スピーカー 1
そうですねなのでWeb 2.0の時はたくさんの人がパソコンとかスマートフォンを持つようになってインターネットにつながって投稿できるようになりましたぐらいだったんですけれども
最近言われるようなWeb 3と呼ばれる分野においてはちゃんと成果のマネジメントができる通貨みたいなものが出来上がりましたよっていうようなそんな感じですね
スピーカー 2
この辺のオープンソース型のみんながプログラムを持ち寄って開発しますみたいなオープンソース型の開発に関してグル同士みたいな存在のジョノベイコンさんが言ってるんですけど
24:12
スピーカー 1
コミュニティの腐敗の対外の問題はナローゴールの問題であるって言い方を教えてください
ゴールが短期思考だったりとかゴールが狭い視野で考えてるとそれの裏を描くみたいなことがいっぱい起こる
スピーカー 2
実はこういう目的思考型のコミュニティを作ることっていうのはやっぱり広くみんなが場を良くしようっていう目的設計ゴール設計をしてあげることがめっちゃ大事みたいな言い方してるんだよ
スピーカー 1
面白いですね
スピーカー 2
いわゆるナローゴールが起こるのってやっぱり関係性とかを重視する状態だと起こりやすいなと思っていて
スピーカー 1
長期で頑張ろうって目線を持てる人間ってあんまりいないので難しくなっちゃうんですよね
スピーカー 2
やっぱりゴールってすぐに成果が見えないとなかなか走り続けられないし
すぐに成果が見えるものでゴールが狭くなりがちだから見打ちを設けさせるって方向に行きがちなので
これのトレードオフをどういうふうにしていくのかみたいなのが今の自民党の仲間が勝てばいいみたいな感じだったりとか
みたいなことを含めていかにナローゴールから抜け出すかみたいなところが結構論点だったりする
スピーカー 1
そうですねだからここ15年ぐらい流行ったSNSというものはやっぱり短期的に一瞬でアクセスがあっていいねが集まって
フォロワー数を集めるっていうゲーム設計にしちゃったので長期でファンコミュニティを形成しようとかにはあんまり向かずに
短期的にすごい刺激的なものを投稿するっていう方がいいよねっていう
アテンションエコノミーと呼ばれるようなところを増長させたような感じだったんですけれども
この先のコミュニティは結構長期視点で応援するとか長期視点の取り組みをしやすくなったかなと思うので
ちょっとその辺が2010年代後半から2020年代前半ぐらいに起きていることかなっていうのが今回の趣旨でございます
スピーカー 2
なんかめっちゃ壮大になってきましたね
これ次はどんな話の展開になるんですか
スピーカー 1
そうですね次にインターネットでコミュニティをどうビジネスにしていくかとかをちょっと話したいなと思ってます
その後にやっちゃいけないことコミュニティでこれやったら落とし穴だよみたいな話をして
前5回ぐらいもしかしたら前6回になるかもぐらいでちょっと考えておりますね
27:00
スピーカー 2
今日の話もめっちゃリアリティあってついに次回ビジネスということですね
というわけで今日はこのぐらいで
スピーカー 1
ありがとうございます
スピーカー 2
ありがとうございました
27:12

コメント

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