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スピーカー 2
今回、コミュニティについて5回目ですかね。
スピーカー 1
はい、5回目ですね。
スピーカー 2
前回はコミュニティのマネタイズについてお話ししたんですが、
基本的にはコンテンツを作って、メディアにして広告を貼りましょうで終わってしまったので、
ちょっとその続きをお話ししたいなと。
スピーカー 1
結構ね、結局広告で設けるイコール、ユーザーにたくさんページを見ていただく、
内緒は滞在時間×ユーザー数が多いっていうことが肝になっちゃうから、
どうやってユーザーを増やすかって話が中心になっちゃったけれども、
本来的に言って売り上げを作っていくっていうところの話を補足した方がいいよね。
スピーカー 2
そうですね。まず直接マネタイズで言うと残りの課金とECなんですけど、
ここはもうめっちゃさらりといきます。
課金については分かりやすくユーザーさんに機能に対して課金をするという形なんですけれども、
一番多くあるのがCookpadさんやPixivさんがやってるような検索結果の並び替えとか、
そういった便利な機能で課金をするというのがあったりします。
人気順に並び替えたいよねっていうニーズにさせたりとか、
あとは広告の表示を非表示にしましょうとか、
そういったところの便利機能による課金ですね。
スピーカー 1
いわゆるユーザーに時間をショートカットさせてあげるということに対して課金くださいというパターンだよね。
ユーザーに対してはツールで書き込み手というよりかは読み手に対してツールで課金するというのがパターンだよね。
スピーカー 2
そうですね。例えばマシュマロというQ&Aサービス、
よくXとかに出てくるようなサービスで私も使ってるんですけど、
これとかは回答の時数の上限を100文字から1万文字に引き上げますみたいなのもあったりするので、
こういったケースもあるにはあるものの、やっぱりマシュマロで回答する人って見る人に比べて少ないので、
こういう便利な機能をやるっていうのもあるはあるけれども、
やっぱりメインは広告とかになるのかしらとは思っています。
スピーカー 1
そうね。だからどうしてもやっぱり一般的なメディアサービスってペイウォールって呼ばれる、
ここから先読みたい人はお金払ってねっていうパターンが多いんですけど、
成り立ち上CGMってユーザーが書いたコンテンツなのに、
ここから先読みたかったらお金払ってってどうよっていう話が起きるので、
そうするとここから先読むにはっていうよりはどちらかというと、
さっき言ったようなツール的なプラスアルファをしたいんだったら課金してねっていう方向になるし、
スピーカー 1
多分マシュマロの場合は答える側が答えるっていうことによって自分のファンを作っていきたいとか、
答えるっていうことで自分たちのプロフェッショナル有料サービスにつなげていきたいみたいなインセンティブがあるから、
多分書き手側に対するツール的に向上するためにプレミア課金するよっていう話だし、
さっきのTabelogとかCookpadさんみたいな話だと、
早くいいお店にたどり着きたいんだったらそこに課金するみたいな形のショートカットだったり、
機能拡張のところで課金するみたいなパターンになってくるんだろうね。
スピーカー 2
そうですね、おっしゃる通りですね。というのが課金で。
ECはよりちょっとマニアックになっていくかなと思うんですけれども、
例えばYouTuberさんがチャンネルのところに自分のファングッズを売るとかもそれですし、
もっとマニアックなのだとTumblrという投稿サービスあったんですが、
そこは自分たちのグッズを売ってちょっとマネタイズしてたりとか、
最近だとRedditさんがNFTとかを販売するみたいなことをやってたりとか、
そういったケースはちょこちょこありますが、
やはりですね、発信者のファンビジネス的なECをするか、
サービスのグッズを売るかみたいな方向になりやすいので、
結構コミュニティビジネスにおいてはレアかなというふうには思ってます。
スピーカー 1
そうね、だから一般的にはコミュニティの最初で言ったコミュニティオブインタレストという形か、
ファンサービスかという形で、その人が好きだからその人の関連グッズを買いたいとか、
その人と催しする旅行ツアーに行きたいみたいな、いわゆるファンのビジネスとしてやるパターンか、
ないしはコミュニティオブインタレストとして、その人の発信していること、
その発信者のインタレスト、興味範囲に近いユーザーが集まっているから、
例えば赤ちゃんがいる人のコミュニティは赤ちゃんグッズを売りますみたいな形で、
興味関心をすり合わせるっていうのはあるんだけれども、
どっちかというと買いたいっていう気持ちに寄り添うときって、
やっぱり今だとプロが取りまとめたキュレーションメディアの方が買わせる力が強いので、
意外と意外とこのコミュニティオブインタレストとそこから関連グッズを買うっていう市場って起きるようで起きなくて、
この辺TikTokショップがアメリカで動き始めているのが本当に日本に来るのかみたいなところは見物だったりしますけどね。