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2024-06-26 34:50

#4-6 これからはどうなる?コミュニティの未来を考えてみよう

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昔のコミュニティから今のコミュニティへの流れを振り返りつつ、2020年代にはどんなコミュニティが来るのか?という点を考えてみたいと思います!ヒントは、web3とVR、そしてグローバルです。


▼「s04 コミュニティ編」再生リスト:

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▼MC:

尾原和啓(IT批評家) https://twitter.com/kazobara


京都大学院で人工知能を研究。マッキンゼー、Google、iモード、楽天執行役員、2回のリクルートなど事業立上げ・投資を専門とし、内閣府新AI戦略検討、産総研人工知能研究センターアドバイザー、現在13職目 、近著「アフターデジタル」は11万部、元 経産大臣 世耕氏より推挙。「プロセスエコノミー」はビジネス書グランプリ イノベーション部門受賞


▼サブMC:

けんすう(アル株式会社代表取締役) https://twitter.com/kensuu


アル株式会社代表取締役。学生時代からインターネットサービスに携わり、2006年株式会社リクルートに入社。新規事業担当を経て、2009年に株式会社nanapiを創業。2014年にKDDIグループにジョインし、2018年から現職。


▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。

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▼音声編集:株式会社BOOK


▼アドバイザー:株式会社BOOK代表取締役 樋口聖典

サマリー

準備の期間を経て、0年代にはWeb2.0が人気を集め、コミュニティとして注目されています。そして10年代にはSNSが主流になり、ユーザー参加が活発化しています。さらに、20年代にはWeb3的なコミュニティの流れが注目され、トークンを利用したインセンティブが導入される可能性があります。iPadやVRの普及により、ネットコミュニティはますます発展しています。AIの進化により、言語の壁もなくなり、バイアスフリーなコミュニケーションが可能になっています。コミュニティの未来を考えるため、20年代のXRとARがネイティブな世代がコミュニティをどのように作っていくか、どういうふうにコミュニティを作っていくかっていうのは、次の10年がかりのものすごいビッグビジネスになると思います。

00:05
スピーカー 2
はい、というわけで第6回目ですね。これで基本的に本編の方は最後にしようかなと思っているんですけれども、これからはどうなるコミュニティの未来みたいな話をしたいなと思います。
スピーカー 1
それでもさ、コミュニティで6回語るって頭おかしいと思うんだよね。普通に考えたら。
スピーカー 2
これでもちょっとキュってしたんですけどね。
スピーカー 1
そうですね、だいぶ我慢してるよね、俺たち。だからこいつは未来の中では妄想大開放っていうふうに考えていいのかな。
0年代のコミュニティの盛り上がり
スピーカー 2
そうですね。まずちょっと未来の話をする前に、昔のコミュニティの話をしようかなと思うんですけれども、めちゃくちゃ雑にざっくりとまとめます。
多分グラデーションだし、いろんな観点あると思うので、僕なりのまとめで言うと、まず0年代ですね。
スピーカー 1
2000年代。
スピーカー 2
90年代はちょっと置いときます。0年代はどちらかというと、みんなの投稿が集まるサービスをコミュニティと呼んでいたみたいなのが強いなと思ってます。
いわゆるメディア的なものですね。2チャンネルとかから始まってWeb 2.0ブームが来て、食べログとかクックパッドとかが注目されるようになって、
あとニコニコ動画みたいなものができてっていうのが0年代で、こういったものをコミュニティと呼んでましたね。
スピーカー 1
そうね。だいたいだから2000年代ってちょうどV字するところで、2006年にWeb 2.0っていう言い方が出てきたことによって、
食べログとかクックパッドとかって呼ばれるような、実は彼らってもっと前からやってるんだけれども、脚光が浴びられるようになったっていうタイミングだよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
だから2000年頃にみんな仕込んでいって、昔ってレビューサイトとかって特にある程度レビューが集まると突然ものすごい価値を生み始めるけど、
仕込みの期間が長かったから、アットコスメにしてもクックパッドにしても5、6年仕込んでたもんね。
スピーカー 2
そうですね。だからやっぱり僕すごい覚えてるのが、Web 2.0ってなんで儲からないんだみたいなので、確かまさにクックパッドさんとかアットコスメさんとかカカカコムさんとかが集まって、
そういう対談をしてた記憶があるんですけど、そんな感じの時代感でしたね。
スピーカー 1
そうですね。
で、ユーザー課金にカジを切って儲かるようになって、上場が見えてきたみたいなのがゼロ年代の独特的な形ですよね。
スピーカー 2
そうですね。後半になってうまくいき始めて、ビジネス的にも注目され始めたみたいな形ですね。
で、10年代はSNSがものすごい主流になりました。もちろんミクシーさんとかが2004年ぐらいからあるので、その流れはあったものの、ここで言うSNSってやっぱツイッターとかインスタグラムとかTikTokみたいな、
なんつうんでしょうね、フォローフォロワーで非対称なものですね。以前のSNSって友達になりませんか、なりましょうでつながって成り立つものだったんですけど、
もうちょっとそれがフォローはするけどフォローされないみたいな関係性もありになった時代のSNSがこの辺から主流になったかなと思ってます。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
どういうことかというと、みんなが自分の場所を持って投稿するようになったっていう感じですね。
ブログとかもあったんですけれども、やっぱブログってほんと一部の人が書いてるものだったのが、みんなXとかインスタグラムで自分のスペースに自分のものを投稿して、興味あれば反応し合うみたいな感じになったのがこの辺かなと思ってます。
スピーカー 1
そうですね。だからちょうどタイミング的に言うと、さっき言ったようにアットコスメをやってるiStyleさんが上場したのが2012年で、Cookpadさんが2009年でっていうふうに。
9年ですね。
ちょうど2010年近辺でいわゆるレビュー型って呼ばれるようなサイトが上場していかれて、一方でやっぱり2006年ぐらいからiPhoneとかAndroidとかっていうスマホが出てきたことによって、
だらけでも十分ブログって社メールとメッセージでアップロードできますっていうところで発信コストがだいぶ下がってたんだけれども、やっぱりスマホが出てきたことによって圧倒的に誰もが今何感じてるのっていう発信ができるようになったから、やっぱりiPhone4あたりからだよね。
ちょっとなんか雰囲気が誰もが発信する時代になってきたなっていうのは。
スピーカー 2
おっしゃる通りですね。それまではやっぱり本当に一部の人しか投稿しない。投稿してると言ったらちょっと珍しいみたいな感じすらあったのが、この辺から普通に投稿するよねってなったっていう。だからまだ本当に15年ぐらいしか経ってないっていうような感じですよね。
スピーカー 1
しかもやっぱり今回のコミュニティをずっと話してて、やっぱりケンスのと喋ってみて改めて思うのは、やっぱりコミュニティ的なものとソーシャルってちょっと分けて考えないと、いろいろ混ざると混在させちゃうなっていうのは今回の知見でもあったから、この辺の歴史振り返ってみるとやっぱりよりわかるよね。
スピーカー 2
そうですね、まさに。
10年代のSNSの主流化
スピーカー 2
で、じゃあ20年代どうなるのかっていう未来の話をしたいと思います。
スピーカー 1
ケンスが見つける20年代儲かる場所ですね。みんなメモの良いや、いいかな。
スピーカー 2
儲かるかは自信ないですが。
スピーカー 1
儲けることに関してはケンスが、まあいいや、それは感想で言うとこ。
スピーカー 2
大きな流れ3つあるかなと思ってるので、ちょっと一つずつ行きますね。一つ目がやはりWeb3的なコミュニティの流れ。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
これWeb3って表現がいつまで使われるかわからないんですけど、これを取ってる2024年段階だとまだギリギリ生き残ってる表現かなと思うので使ってます。
これ要はコミュニティにインセンティブがくっついたっていうのが新しいポイントかなと思っていて、今までのコミュニティってやっぱり金銭的なインセンティブを押し出したコミュニティって、ゼロとは言わないんですがあんまりなかったっていうのはあります。
例えばYouTubeみたいなユーザーに還元していくとかもありますし、インスタグラムで案件取ってきてインスフルエンサーがPR投稿するとかもあるんですけど、これらって全部どちらかというと一家制というか、長期目線ではないんですが、
トークンみたいな、要はコミュニティの株みたいな概念に近いトークンを持っていると、コミュニティが盛り上がるとトークンの価格が上がるかもしれない。だからすごい前向きに頑張ろうみたいなことができてくると、かなりコミュニティの質は変わってくるかなというふうに思ってるんですよ。
スピーカー 1
岡田 なんて、ここってそもそもWEB3っていうものがいろんな流れがあるんだけれども、WEB2の反省みたいなところもあって、結局YouTubeって誰が流行らせたのっていう話の中で、もちろんYouTubeも頑張ったんだけれども、YouTubeが流行ったのってやっぱりヒカキンさんが頑張ったからじゃないとか、東海エアさんが頑張ったからじゃないっていうふうに投稿してくださった方が、
頑張ったからプラットフォームが増えたんだけれども、ふと振り返ってみると、ヒカキンさんはずっと頑張られていらっしゃって、ユーザーから選ばれてるから、今でもいいけど、例えば初期頑張って、やっぱり段々時代とずれてきて、今埋没しちゃった初期のYouTuberの人たちって、彼らが結構流行らせきっかけ作ったのに、そのきっかけ作ったわりには恵まれてねえんじゃねえの?みたいな。
スピーカー 2
そういう反省もあるわけですよね。
スピーカー 1
おっしゃる通りですね。例えば、Wikipedia始まったときに1万記事書いたすごい初期メンバーがいたとしても、彼って彼女はゼロ円なんですよ、収益が。
スピーカー 2
ゼロ円どころか、名前もわからない状態なわけ。
おっしゃる通りですね。
例えば、イーサリウムという暗号資産の初期メンバーとか初期の投資家、たぶん凄まじく収益が入ってるんですね。収益というかもう儲かってるという感じですね。
みたいなものがあると、さっきの前回かな、前々回かな、コールドスタート問題みたいなのがある中で、このコミュニティのために頑張ろうみたいなポジティブな姿勢になるユーザーも増えていきますし、
コミュニティ内で殺すといいよねっていう人にトークンを寄付する、渡すみたいなことでコミュニティがより活性化したりするとかはあると思うので、この辺はやっぱりすごい大きいかなと。
スピーカー 1
最初にリスクを取って畑を耕した人、井戸を掘った人の恩を忘れないっていうところのためにトークンがあると、最初の頃にトークンを持ってる人は当然全体が儲かるようになれば儲かるし。
さらに言えば、誰に感謝の気持ちをっていう感謝の気持ちもユーザーの間で、彼は貢献したんだから彼に僕の分を分けようよみたいなことをやってると、自然と場を温めた人にインセンティブとしてきちんと長期的なお金が儲かるかもしれないということによって健全になるんじゃないかっていう考え方ですよね。
スピーカー 2
まさにそうですね。やっぱり株式会社っていうものが現代社会の進化を異常に早めた、僕ナンバーワンだと思ってるんですけど、みたいな感じで、もしかしたらトークンが出るコミュニティの前と後で全然違った景色になるっていうのはあるんじゃないかなと思ってます。
つまりトークン以前のものって、ほぼ特殊な状態で普通インセンティブあるよねが一般化する可能性あると思うので、ここはすごい20年代以降の大きな流れかなという気がしてますね。
スピーカー 1
だからもちろんコミュニティにお金を儲けるっていう動機を入れると、お金を儲けていきたいだけの人がラッシュしてきて文化を荒らすんじゃないかみたいな議論はどう思ってんの、その辺の件数は。
そのお金目的の人がどんどん入ってきちゃうんじゃないか。 入ってきたら結局文化が荒れちゃって、結局文化が育たなくなる。毎週はお金なんか関係なく楽しくやってる人たちが踏みにじられてしまって、お金儲けできてる人は次次次ってホップしてっちゃうから荒れ地しか残んないよねっていうふうな議論する人いるじゃないですか。その辺の件数はどう思ってんの。
スピーカー 2
これは一定あると思うんですけど、ポジティブな面もあって、初期に頑張って途中から抜けていくみたいな人がいても全然いいと思ってます。ベンチャー企業でもね、立ち上げ得意だけど途中からは苦手みたいな人でも、最初は貢献できるのでいいよね。逆に子参加しないから、コミュニティ的に新しい人どんどん入ってきていいみたいな状態になるのでいいなというのと、
やっぱり、尊徳感情が入ると人間って仲間になれるなっていうのがあるんですよ。
スピーカー 1
あるね。ニヤリとしちゃっちゃう。あるね。
スピーカー 2
やっぱり好きでやってると縄張り争いとかが出てきやすい。
スピーカー 1
ちょっとね、俺の好きを認めてもらえないみたいな論争になりかねない部分もあるもんね。
スピーカー 2
おっしゃる通りですね。自分の好きと相手の好きがちょっと違うと、そのちょっとの差が揉め事になっちゃったりするんですが、尊徳感情でつながってると結構許容できるみたいなことがあるので、その意味でも実はあれづらいのではと思ってますね。
スピーカー 1
なるほどね。この辺の件数の仮説とかは、どっかで別で深掘ってもいいぐらいだよね。
スピーカー 2
そうですね。2つ目はこれも予想してる人多いと思うんですけど、XR的なコミュニティですね。これはいわゆるVR空間でのコミュニティみたいなのを想像してもらえばいいんですけど、これは多分人類にとって革命的になる可能性がとてもあるなと。
もちろん今フォートナイトとかロブロックスみたいなゲームで集まって交流をするみたいなのは若年層はめちゃくちゃしてますし、アメリカとかだともう多分みんなが思ってる以上に普及してると思いますし。
スピーカー 1
この前もアメリカの統計出てましたけれども、いわゆるZ世代と呼ばれる20、今4歳以下の方かな。つまり小学生とか中学生ぐらいのタイミングからiPhone4とTwitterが標準装備していて、
ゲームやVRによるコミュニティの変化
スピーカー 1
そのiPadっていうものがもう小学校の頃からあるから、そこでオンラインのゲームをしながらやるっていうことの境界線がない人たちに関して言えば、もう今や友達を作る場所がフォートナイトとかロブロックスの場所になっているし、
リアルな友達とオンラインでできた友達が混在しながらゲームを一緒にやっていくってことが当たり前っていう感覚になってるよね。
スピーカー 2
そうですよね。日本の小学校、低学年でも、例えばスプラトゥーンみたいなゲームをしながら通話して繋げてやり取りするとかも当たり前にされているので、これはどんどん進化していくよねと思ってます。
スピーカー 1
しかもアルファ世代って呼ばれる方々、今上が15歳かなの方々とかは、生まれた瞬間からiPadがあるから、最初に友達ができるのが近所の公園じゃなくてマインクラフト場ですみたいな人たちも増えてきているし、
あともう一個特徴的なのが、この方々が13歳を超え始めたので、かぶる方のVRですね、ヘッドマウントディスプレイ。あれをめちゃめちゃ自然に使うようになってきていて、今、ローティーンの方の調査だと、
メインのゲームで時間を使っているのは、ヘッドマウントディスプレイのVRですみたいな人が18%くらいアメリカで出始めているんだよね。
スピーカー 2
まさにまさに。
スピーカー 1
この辺とかはもう僕らの常識の感覚が、もう遊ぶ場所自体が変わってきているので、この辺は本当に数字をきっちり見ながら見ていかないと、結構僕らもうネットネイティブだもんって言ってたら、実はもっと下の人たちはVRネイティブだもん、AIネイティブだもんっていう人たちが急速に育ってきているので、この辺は本当にちゃんと見ていった方がいいよね。
スピーカー 2
そうですね。おっしゃる通り、ゴーグル型のデバイス、もちろん没入感が高まるというのもありますし、大きいのはやっぱり自分の見た目とか性別を変えられるとか、好きな場所でやりとりするみたいなのができるようになると、コミュニティの性質もだいぶ変わると思ってます。
当然、さっき言ったようなゲームとか遊び目的も活用されるんですけど、普通に仕事でも絶対に使われるはずで、プロジェクトを仕事的にやってVR空間で集まって何かものを作るとか、おしゃべりするだけみたいな、VR上でチャットするだけとかの文化もどんどん増えていくと思うので、これは来るだろうなと。
これ、今やってない人でも多分、何かのきっかけで速攻で使うようになると思うので、何かのブームが来た瞬間にすごい勢いで広まっていくみたいな感じのものかなと思ってます。
スピーカー 1
だって、今日も我々こうやってZoomでシンガポールと日本でブリッジしながらご収録をさせていただいていて、ここにカレンダリとか簡単なスケジュールツール使って15分ちょっとミーティングしようかみたいなものも当たり前になってきているので、やっぱりコロナによって僕たちってデジタル移住を強制的にさせられたじゃないですか。
それによって、デジタルの中で人と出会うということに対するアレルギーが強制的に取られたので、10年、20年、時計が早まった感じがするよね。
スピーカー 2
そうですね。だからもう打ち合わせがZoomとかオンライン通話ですみたいなものはかなり当たり前になっている上に、VRとかでできるようになると本当にオフィスいらないよねっていうのが本格化するし、これの大きいのは地方で子供を育てながら4時間だけ働きたいみたいな人も働けるようになる上に性別とか年齢もわからなくなることによって、
差別とかも減るみたいなこともポジティブな未来として起こり得るので、いいかなと思ってます。
スピーカー 1
この辺とかはもう実際にゆうこさんがやってる321とかでは、地方のシングルマザーの方がやっぱりリアルで働きに出ようとするとなかなか大変なんだけれども、自分がオンラインでやってるポコチャ状のコミュニティだと、
みんなを元気にして、その代わり投げ銭をもらうことによって月20万円ぐらいの収入が得られるから、そのお子さんとの時間もファンの方々との時間も両方大切にできるみたいな新しい生き方がどんどんどんどん出てきてるから、
どうしても僕たちって一見すると、Zoomとかみたいに目的型の中でオンラインでコミュニケーションするというふうに思いがちなんだけれども、フラッと寄る場所がオンラインのコミュニティだったりとか、目的がなくたってそこにただいるから楽しいっていう、
Do型のプロジェクトから、B型のコミュニティとしてのXR的なものって、実はいろんな初端が出始めてるよね。
スピーカー 2
そうですね。本当にそうならど、ここはすごい20年代のどこかで必ず切り替わるだろうなと思ってます。
スピーカー 1
そうだよね。だからね、早すぎたクラブハウスみたいな話とかもあって、厚物に懲りてナマスを吹くんじゃなくて、いろんな形のトライアルの中で、本当に持続的な居場所型のXRコミュニティみたいなものは、いろいろ確実に来るんじゃないかなというふうには思いますけどね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
VRチャットもあるけど、今。
AIの進化による言語の壁のなくなり
スピーカー 2
3つ目がグローバルコミュニティですね。これはAIの進化が大きいと思うんですけど、言語の壁が取り外されるのが20年代のうちに。
スピーカー 1
いや、これマジだよな。本当にAIで早い思ったより。
スピーカー 2
結構精度の上がり方も半端じゃなくなってきているので、多くの国の人とのやりとりがかなりスムーズになった。
テキストだったらおそらくスムーズに2024年段階でもできてますし、Zoomとかにももう字幕が付いたりとか、翻訳して出すみたいなのがGoogle Meetでもできたりとかしているので、これがどんどん進化していくと音声の上に吹き替えみたいな感じで出すとか、そういったこともできるようになりますよね。
スピーカー 1
だからちょうど発表されたChatGBT-40みたいな形で、今までどうしても翻訳をしてもらう、ゆっくり翻訳結果待つ、翻訳した結果しゃべってもらう、またしゃべる待つみたいな。
イット電話かみたいなぐらいの往復の時間がかかっていたものがChatGBT-40とかになれば、0.2秒ぐらいで翻訳の結果だったりとか、AIが間に立って他言語でしゃべってくれるみたいなものが実現するし、ちょうど先週のマイクロソフトの開発者会議のビルドで、いよいよPCの中にAIであるCopilotが入ってきますみたいなものの中で、
基本的にすべてのツールの中の翻訳は自動的にやってくれるから、あくまでデモ画面だけど、リモートミーティングをマイクロソフトAICopilotがリアルタイムで字幕をつけてくれるから、
どうせお前リアルタイム字幕で読んでるだろっていうことを前提に、みんなが別々の母国語でしゃべって会議をするみたいなことができたりとかしてて。この辺はマインドチェンジさえしちゃえば、本当にもう半年後に来る世界みたいな感じになってるし。
何よりさ、一回ちょっと期間限定で終わっちゃったけど、あんまりこのポッドキャスト自分たちの宣伝しない場所ですけど、あの就営者とやってた漫画プラスユニバースはめちゃめちゃいいサービスだったと思うんですよね。
スピーカー 2
ありがとうございます。これは漫画についてテキストでコミュニケーションできるんですが、いろんな言語で書いて、相手の言語で表示されるみたいな感じなんですけど、やっぱりすごく盛り上がって、スペインの人とメキシコの人と日本の人がなんか話すとか。
スピーカー 1
もうひたすら呪術回戦について変異外語を深掘っていくみたいな。
スピーカー 2
深掘っていくとかできるようになって、これもうほぼ違和感なかったので、簡単にクリアするんだろうなと思ってます。
なので、この辺の一から三の流れが全部統合されると、インセンティブはトークンでもらいながら、世界中の人たちと言語を気にせずにVR空間とかで自分は猫の見た目で働こうとか、ちょっとみんなでレシピについて考えていいレシピ作ろうとかやるとかが来るわけですね。
なので、極端なこと言うと2020年より前って世界はめちゃくちゃ分断されてるし、日本のコミュニティって日本人しか使ってなかったんですよ。
みたいな感じに扱われる可能性もあるし、マジでテキストぐらいのコミュニケーションしかなかったんですよみたいなのもびっくりされるぐらい、そういうリッチでかつ言語の壁がなくて、トークンとかも流通しててインセンティブも非常に滑らかになってるみたいなことが起こるんだろうなと思ってます。
バイアスフリーなコミュニケーションの実現
スピーカー 2
この辺ってすごく大事なのが、単なる言語的なものとか表層的なコミュニケーションだけじゃないんですよね。結局、XRのいいところってバイアスを外せるってことなんですよね。
スピーカー 1
どうしてもXRではないリアルコミュニティだと、僕の場合だと短足デブだからとか、相手は気にしてないと思うんだけれども、どうしても自分が黄色人種であるから、今だと逆にアジアヘイトがあるんじゃないかってビクビクしながらアメリカ歩いてると、当たり前だけどこっちがビクビクしてコミュニケーションしたら向こうが気持ちよくコミュニケーションしてくれるわけないじゃんみたいな。
もちろんたまには向こうに敵があったりするケースもあるけれども、実はコミュニケーションって合わせ鏡で、自分が相手のことをどう思ってるかっていうバイアスが向こうに伝わって向こうも返してくるみたいなところがあるから、
XRみたいに誰もが見た目を自由に変えれるっていうことだったり、ボイスチェンジで男性が女性の声も出せるし、女性が男性の声も出せるしっていう風になってくると、バイアスから放たれて迎え合うことができるってことも大事だし、
あともう一個AIの利点として、言葉を訳すだけではなくて、この表現をすると相手傷つくかもしれませんよっていう風に、相手の視点に立った時にどういう感情を抱くのかっていうことを先回りしてくれるので、だからこういう形で言い換えときましたみたいなことだったりとか。
あと、メールとかライティングコミュニケーションで言えば、そこを送信しようとする手前で、実はその表現で送っちゃうと、こういう部分が相手の宗教の立場からすると相手がムスッとするかもしれないから、こういう風に書き換えませんかみたいな風に、こっちが気づいていないバイアスを起きる手前に教えてくれるから、
より僕たちはそのバイアスに対して意識的になれるから、いろんな違いを楽しめるようになる。そういうようなバイアスフリーになるっていうのが、やっぱりそのAIであり、XRの本当に素晴らしいところだって個人的には思ってるんですよね。
スピーカー 2
これはありますね。最近学生さんと話したんですけど、教授からのメールでちょっと怒られてるみたいなメール来ると傷つくので、あんま見ずにGPTとかに行って要約してもらうと。
スピーカー 1
そうですね。そっちもありますね。
スピーカー 2
要約してもらって、あんま傷つかない表現で見てもらいつつ、こちらも過剰書きで書いて、これはもうめちゃくちゃ丁寧に謝ってる感じで書いてって言って、書いてもらってそれを送ってるみたいなこと言ってたんですけど、こういったことが多分ほぼ自動的にされて、
相手の感情とか尊厳を傷つけるような言葉を無意識に言ってたとしても、AI側の翻訳でマイルドにしてくれたりとか、みたいなことによるはありますね。
スピーカー 1
発信者側を修正してくれるってのもあるんだけど、今みたいに受信側で傷つきやすいものをフィルターしてくれるっていう話もあって、
だから、AIが受け取ったメッセージの中から意味は通じるんだけれども、自分の文化では傷つくようなことは排除して、フィルターしてくれた表現にしてくれたりとか。
あと、XRに関しては、僕はこういうアバターを着てるつもりですけど、実は僕はケンスを見ると、ケンスの顔が全部僕好みの美少女になってるみたいに、受信者側がフィルターを決めれるみたいなこともあんたにするから、
いろんな選択肢があるから、そこも含めてどういう掛け算を作っていくかだよね。受信者側にフィルターにしていくやり方、発信者側にフィードバックをしていくことによって発信者側を促すやり方、発信者受信者双方にフィルターをつけてやっていくやり方。
ネイティブな世代とコミュニティの未来
スピーカー 1
ただ、いずれにしても気づかないうちに相手を傷つけてたってことだったりとか、理解ができないし予測ができないから相手に苛立って怒るみたいなことはだいぶ減っていくはずなので、そこはやっぱり20年代のXRとARがネイティブな世代が、これからアルファ世代の方々がどんどん上になっていくときにどういうふうにコミュニティを作っていくかっていうのは、
次の10年がかりのものすごいビッグビジネスにもなると思いますよね。
スピーカー 2
ですね。面白いですね。敬語とかもね、知識がないとうまく使えないから、外国人とかにとってはすごく難しいものとかをクリアできるので摩擦が減るっていうのがやっぱり大きいでしょうね。
スピーカー 1
そうなんですよね。フリクションレスになっていく。摩擦が少なくなっていくから、より本当にやりたいことに集中できるっていうのが大事な話で、この辺ね、今世界は分断されてるとか言うけどさ、どっちの方向にテクノロジー使ってなりたいかだよね、俺たちがね。
スピーカー 2
はい、という感じで、コミュニティにおいても激動の時代が来てるよっていうので、この回は終わりなんですが、小原さんどうでしたか、コミュニティの回。
スピーカー 1
そうですね。やっぱりすげえなって思ったのが、コミュニティに関して一応途中で挙げたグランズウェルだったりとか、ネットゲインのネットで儲けろだったりとか、いくつかの理論はあるんだけれども、
改めて件数が言葉にしてみると、やっぱりセント面で考えるみたいな話だったりとか、コンテンツをどういうふうに集めていくことによって立ち上げていくかっていうふうに、やっぱり自分の言葉でフレームにしていくって、すげえ勉強になるなって思いながら聞いてましたね、今回の話。
スピーカー 2
よかった。
スピーカー 1
マジで英語化してもいいんじゃねえかって思いながら。
スピーカー 2
本当ですか、これを海外に向けて。
スピーカー 1
あんまり聞かないよ、海外の。
スピーカー 2
確かにちょっと日本のコミュニティって割と進んでるって言ったらおかしいですけど、特殊な方向になりがちで、2chとかもそうですし、フィナンシェみたいなトークンコミュニティも海外にはあんまりなくて。
どちらかというとソーシャルファイみたいな、SNSとトークンを結びつけて、インフルエンサーがトークンを出せるみたいな方向に行きがちなんですけど、こうやって横のつながりでやり取りができるみたいなのってあんまりないんですよね。
スピーカー 1
共通のコミュニティの最初に言ったように、何か共通のものがあるから寄り合うみたいな中で、より日本人って共通に持ってるネタだったりとか、共通に持ってる好きなものみたいなことを本当の価値に引き上げていくみたいなところが強いし、
その中でB型の居心地の良さを求めていくタイプのコミュニティと目的を遂行していくプロジェクト型のコミュニティみたいなところが、いい感じでハイブリッドになるのも日本っぽいし、
やっぱりアメリカってどっちかっていうと、D型のプロジェクトタイプのコミュニティが多かったりするから、そこら辺がだんだん、さっきの最終の未来界じゃないけど、やっぱりアメリカの人たちも同じようにフォートナイトとマインクラフトで育ちましたみたいな人たちって、
最初はゲームって目的でやってるけど、今やフォートナイトで時間を過ごす50%以上って、いわゆるゲーム型といってもコミュニケーションするためのツールとしてのゲームみたいなものの方が増えてきてるから、実はアメリカもD型からB型のコミュニティ世代が上に上がってきてたりするみたいなことを考えると、日本ってすげえコミュニティ先進国な可能性あるんだよね。
スピーカー 2
そうですね。昔から英語に次ぐ言語日本語だって言われるぐらいブログとかTwitterとかでも日本人ユーザー多いので、そもそもやっぱり相性いいんでしょうね。だから昔から人口の割にコミュニティに出るデータ比率が日本語すげえっていうのが昔から言われてた話だから、もともと相性いいと思うんだよね。
なのでね、ちょっとこれを聞いている方々もコミュニティ系のビジネスを立ち上げるのは、もしかしたら日本勢はチャンスが多いかもしれないっていうような話ですね。
スピーカー 1
だからこの辺は特に僕が思うのは、第一回のネットワークエフェクトっていう仕組みで広がる話っていう話と、じゃあ中身は何するのっていうところのコミュニティの回みたいなことを掛け算すると自然と広がっていく。
しかもこれからはありがたいことにAIがあるから、誰もが日本初でグローバルコミュニティが作れる時代なので、ここはチャンスとして捉えてもらえると面白いなと思いますよね。
スピーカー 2
はい、そんな感じですかね。というわけで全6回のコミュニティの回ですが、この後にちょっと番外編的なものでおまけというか、ケンスーってどんなコミュニティやってきたの?
スピーカー 1
いやいやそうそう、真面目に真面目に。やっぱり今回解説をケンスーにお願いをしたので、逆にケンスーがやってきたコミュニティってどうだったのって話が実はあんまり入ってないんだよね。
だからめちゃくちゃこれってその願蓄があるところだし思いもあるところだから、番外編ではそれを深掘っていけるし、たぶんニーズも多いんじゃないかな。
スピーカー 2
はい、というわけで番外編は聞かなくても大丈夫ですが、興味あればちょっと聞いてみてくださいというようなコンテンツになっております。
スピーカー 1
はい、というわけで。
スピーカー 2
って感じですかね。というわけで全6回ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございます。はい、というわけで番外編いきましょう。
34:50

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