2024-01-02 27:02

2023年読書振り返り #2

みきさん

  1. 黒い海
  2. ハンチバック
  3. 絵本 霧野仙子
  4. 番外編】へんなの ランジャタイ国崎のエッセイ
  5. マンガ】五色の船
  6. マンガ】藤子不二雄コンプリートワークス
  7. マンガ】ゴーストワールド

自分のキーワード見つけた:聖と俗


のぞみ


  1. イーロン・マスク 上・下
  2. ヤラセと情熱 水曜スペシャル「川口浩探検隊」の真実
  3. 目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書)
  4. こんなとき私はどうしてきたか (シリーズ ケアをひらく)
  5. 中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)
  6. 食べること考えること (散文の時間)
  7. イラン現代史: 従属と抵抗の100年
  8. ハッピークラシー――「幸せ」願望に支配される日常
  9. バンド論
  10. プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?
  11. エフェクチュエーション : 市場創造の実効理論
  12. 知的所有権の人類学ー現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知
  13. マンガ】沈黙の艦隊
  14. マンガ】違国日記
  15. マンガ】この女に賭けろ!

サマリー

2023年、Nozomiさんは以前より本を少なく読む一年でした。Mikiさんとの対話の中で、彼女は5人のインタビューやバンド論について話しています。『沈黙の艦隊』は、原子力潜水艦を舞台にした物語で、海上自衛隊の乗組員が突然失踪し、独立国家を宣言するという展開が展開されます。この小説はリーダーシップや国際関係など重要なテーマを描いており、男性読者にとってはお気に入りのキャラクターが話題になることもあります。10年前の藤原先生の『食べること考えること』は、食事についてのエッセイを通じて、食べ物に関わる社会や環境を考える切り口がとても興味深くて、読みやすく面白かったです。

読書振り返り
では、Nozomi-sanはどうでした?2023年。めちゃくちゃ本読んでそうですけど。
昨日カウントしてたら、本の冊数でいうと、去年とか一昨年より全然少なかったんですよ。
全然というか、少なかったんですよ。
うんうん。
なんですけど、Miki-sanが言うように、この1年間何読んだかなって思い出した時に、出てくる本はたくさんある?
うーん。
去年とか一昨年、毎年書いている今年1年読んだ本みたいなまとめを書く時に、言ったら去年一昨年とかは結構ひねり出して書くんですよ。
何書いたっかな、これも読んでたなみたいなやつを思い出して。
なるほどなるほど。
書き出してた感じなんですけど、今年はそろそろあれ読んだな、これ読んだなっていうのがたくさん出てくるという感じの1年でした。
へー。
で、あんまり…
5人前。
そうですね。
仕事の周辺のものって面白く感じがち。ちょっと新しい経営とか事業のコンセプトみたいなやつだったり、全然面白いなと思うんですけど、そうじゃないものも楽しいなと思うものが増えていたので、すごくいい読書ライフだったなっていう感じが全体総括ですね。
15冊あげていただいて、これ別に番号はランキングではないですよね?
全然関係ないです。
へー。
順に順。ただ書き出してこうかなと思ってたらこうだったっていう。ランキングとは全然関係ないですね。
特にこれが面白かったとか、この本の話したいとかあれば全部読んだことがある。柔道隊だけあの人ですよね。ひまりんの人ですよね。
そうそう。えっと、国武…
あ、そうそう。国武光一郎さんですよね。
光一郎さんかな。
ってことは知ってるって感じ。
3番目の目的への抵抗っていうのも国武光一郎さん。
あー、そうだね。
そうなんですよ。そうね。でもなんか今の流れで言うと、そうね。シンプルに良かったのは、この9つ目に書いてるバンドロンっていう。
あー、はいはいはい。買ったな。買ってまだ読んでないけど、なんかオススメされて買ったわ。
これウェブでも読めるので、ほぼ日刊糸井新聞に連載されてたやつを、書いてんのかな?書いてるかもしれないし、書いてないかもしれないですけど。
なのでこれをまとめた本なんですけど、ちょっとタイミング的に、ミシェル・ガン・エレファントの千葉雄介さんが亡くなったじゃないですか?
なんかあれもあり、そうそう、なんか色んな事を考える。私そんなにこう、聞いてた人間ではないんですけど。
でもこのバンドロンっていうの読んで不法に触れると、なんか一層、一層感じるものがあるっていう せいなぁ。
みんなでやるってどういうことだったんだろうなみたいな。
うーん。
名前の通り
インタビュアーの
方が
奥野さんかな
奥野さんが
サカナクションの山口さんとか
あとくるりの岸田さんとか
あと
甲本ひろととかに
あなたにとってバンドって何ですかみたいな
やつを聞いて
過失修正してまとめた
エッセイ
インタビュー集
なんですけど
すげーいいんですよ
バンド感って
なんていうんですかね
ちょうど読んだタイミングが
仕事で
全ては一人から始まるっていう
なんて言ったらいいんだろう
会社組織とか
幻想であって
全部一人の熱量から始まるんだ
みたいなやつを仕事で読んでたんですよ
その後に
バンド論っていうのを見ると
確かに音楽も
なんていうんですか
バンドってなんじゃい
っていうのがあるじゃないですか
はいはいはい
別に歌う人がいて
ギターの人がいて
なんか毎回毎回
バンド論
この曲だったらこのメンバーがいいよね
みたいな感じにも
なってもおかしくないじゃないですか
でもなんでバンドでやってんすかっていう
のを感じながら読んだ本なので
すげーこう
なんて言うんでしょうね
心に刺さるもののあった
本でしたね
私自身全くバンドだとやったこともないし
考えたこともないし
あれなんですけど
みんなそういう風に捉えてるんだっていう
新鮮な何かがあったですね
仕事の本だと
仕事が結局一人の熱量から始まるんだっていうこと
バンドも一人の熱量から始まるんだみたいな
共通点はあったんですか
そういうもんでもないんですよ
なんか今回5人インタビューして
言ってるんですけど
それぞれの何かバンド感みたいなのがあるんっすよね
例えばそのさかなクソの山口さんがこう書いてたことの中に
みんなでバンドだから音を出していろいろ話をするじゃん
あの録音するじゃないですか
けどなんかあんまり混ざらないって言うんですよ
混ざらないっていうのはなんか違和感が残ると
なんかここに入ってくるんですよ
こことここ合ってないなとかっていう違和感が残ったまんまで
完全に混じりきらないんだけど
バンドのオリジナリティってその違和感にあるんですよ
みたいな話をすげーしてて
あーへー
って思ったり
あとくるりの岸田さんとかやと
なんていうんだっけな
なんかその
いい食材をどっさり買い込んできて
さあどうぞ食べてくださいみたいな
そういう作り方をするとまあ美味しいのかもしんないけど
そうじゃなくて冷蔵庫にあるものの中で
作る料理ってのもあるでしょうと
はいはいはいはい
それでなんとかこういいもの作りたいなっていう時に
なんかいいものできるじゃないですかみたいな話をしてて
それもそれもバンド論だなみたいな
私なんか最後の最後のバンド論じゃないですけど
ホウモトヒロトの
そのある年齢になってから気づいたんですけど
僕は一生懸命に歌を歌ったらいろんなことがうまくいくってことに気づきましたって話をしてて
すげーすげーいいなーって言いましたと
なんかいろいろ大変なことってこうみんなあるけど
とりあえず一生懸命に歌うと
あのいろんなことがうまくいきますっていう話で
これあの最後の本は終わるんですけど
いや良かったっすねー
音楽っていいなーっていう気持ちになったのがバンドですね
音楽あんまり好きじゃない人でも好きじゃないっていうか
あのめちゃくちゃ熱心に聴いてますっていう人じゃなくても楽しめる本なんですもんね
沈黙の艦隊
そうそう思う
私自身別にそんなにバンド知らないし
そう出てくる人のなんだろう
今サカナクション来るよギリ知ってるけどみたいな感じで
レベルですからねそれでも楽しい
でも確かにサカナクション来るりボーノボーズ
あとなんだっけアニデサービスか
あとサカナクション来るりボーノボーズに入れたいサービス
あとブルーハーツか
クロマニオンですよね
あれめっちゃバンドやってるって感じですもんね
もう一つですもんね
読み終わってから一個一個調べて超バンドだって思うっていう
振り返り
振り返りですかね
いい本でしたね
想定も綺麗だといい
Amazonのレビューとかだとただの焼き直しやんけとかそういう人めっちゃいるんですけど
私本の質感とかを
行間の作り方とか行間っていうのは紙面にしたときの幅の作り方とか含めてめちゃくちゃいいなと思ってたので
へぇ
なんか最近あんまり一生懸命に何かやってないなっていう
あと中間管理職で昔ちょっと音楽やってましたみたいな人は泣きながら読むんじゃないかっていう
あと中間管理職で昔ちょっと音楽やってましたみたいな人は泣きながら読むんじゃないかっていう
なるほどね
気晴らしますね
こうもっと人とかっこいいなっていうのと
なんかこの本の取り方もおしゃれ感出してますもんね
取り方
あのこの本のサイト
制限者の中に出てるやつ
うんうん
すごいおしゃれ感出てる見せ方
ねビジュアルが
うん
ドローンはいいですよ
なんか私がめっちゃ読みたくなる日が
なるときかもしれないけど人に勧める用のリストに入れとこうかなって思いました
そうね
他は?他は?
他ねぇ
他ねぇ
先に漫画からいくと
ふいふい
まあ古典ですけど沈黙の艦隊を今年私初めて読んだんですよ
はい
で東京に出張に行ったときに一緒に飯食いに行った
あのスタートアップの社長さんがいて
その人が
ワイン一緒に3本ぐらい開けた後に
泥酔しながら僕のバイブルは沈黙の艦隊なんですよって言ってて
はぁ
いや本当にバイブルなんだろうなと思って
あの読み始めたんですけど
タイトルなんか寝カフェに行ったときとかにこうあの
背拍子だけ見ていて
あれでしたっけカイジだっけカイジの人のやつ?
カイジじゃなくて
カイじゃなくて
えっとね違うよ
なんでしたの?
あ作者名が川口カイジだったすいません
あそう
いや完全にあのギャンブルの方を考えちゃった
あえそうそうそこから混ざってカイジみたいなイメージが
違った?
ジパング太陽の黙示録など
『沈黙の艦隊』のストーリー
ジパングも太陽の黙示録もあのジパングの方が有名なのかなあの
そうね
ちょうど今年映画があの大沢隆雄かななんかね
うーん
実写化されるのもあり
まあさて読むかと思って沈黙の艦隊を読みましたけども
最高でしたね
あそうなんだ
沈黙の艦隊
まあもう読んでる人もたくさんいると思うんですけどあの
まあえっと
まあ舞台は原子力潜水艦なんですよ
うんうん
でえっと日本政府がひっそりこう作った原子力潜水艦
作った原子力潜水艦があって
アメリカの米軍の指揮下でこう訓練してたんですけど
そこに乗ってた何十人かの乗組員が突然失踪するんですよ
えー
米軍の指揮下から
うんうん
失踪して現れたと思ったら独立国家を宣言するっていう
えー
日本に帰ってくるでもなくて
うんなんで?
その
三木さんそのなんでがもうずーっといい話なんですよ
なんでかっていう
うん
のがこうなんでよねってなるじゃないですか
うんうん
いいのを日本に持って
あの中に乗ってるのはみんな日本の自衛隊の人たちなんですよ
リーダーシップと国交
うん
自衛隊の海上自衛隊の人たちがまあ米軍の指揮下で訓練をして操縦の訓練をしてみたいなやつをやるんですけど
じゃあいよいよ行くでってなったときに
えーのいなくなって
で日本は日本の中にいる
うんううん
山戸っていう独立国家を宣言すると
へー
で日本とえーーなんて言うんですか
えー国交を結ぶ準備がありますと
アメリカとも国交を結ぶ準備がありますっていう話をこうしながら
うん
まあ始まって
色んなことが起こるんですけど特にアメリカ
うんうん
と日本の間で
でそこの中で
うんうんそう
か 日本の政治家アメリカの政治家
フランスロシアアメリカの同じあの 原子力潜水艦のりーとかいろんなキャラクターが出てくるんですけど
いやー出てくる人がねみんな超かっこいいんですよ
その大和の独立には正義があるんですね そうね大和の独立にはもうめちゃくちゃ壮大なビジョンと彼なりの正義があるんですよ
だってさ何を人質それ読めよって話かもしれないけど何を人質っていうかさ
後ろ盾に来て大和の独立が成立してるわけ
うるせえ医者ってなるじゃん普通に考えた
何を後ろ盾にしてるかというと圧倒的な軍事力
あーその原子力潜水艦操縦できますけどこっちとらってこと?
操縦もできるし確かではないんですけど原子力潜水艦の中に核弾頭を積んでるんじゃないかっていうことを
みんなが感じてるわけですよ
ミサイルが中に入っていてその先端に核を置いてるんじゃないかっていうのを
みんなが疑っているとだからいざ大和が何かあったときにその核弾頭を撃つんじゃないかと
いう恐れがあってこういろいろあるんですけどその潜水艦の艦長の海江田って言うとそれが大阪高雄が演じてる
クソイケメンなんですけど
その人がなんでこの核弾頭を
持ってるか持ってないかわからない状況下で
自分たちの潜水艦が独立国家として存在していることが世界にとっていいのかってことをとうとうと国連で語る場面があるんですよ
あーほいほいほいほい
ちょっと今めちゃめちゃ長尺で不思議なこと言っちゃってましたけど
いや全然のことです
そのこれ出たタイミングが
えっと沈黙の方に何でなんだろうな
まだソ連があったタイミングだと思う
そうですね88年から96年まで連載をされたので
始まったタイミングはもうほぼ終わりかけですけど
まだギリソ連とロシアの間ぐらい
なんかそういう状況下にあって
いったら核の脅威が全然あったタイミングなわけですよ
でそんなタイミングに始まったこの漫画は
そうですね核の脅威っていうのと
国交っていうものと
あとちょっとずつ沈みゆくアメリカみたいな
キャラクターの魅力と読者の反応
のが出てきて
後半ほぼ主人公ぐらいの勢いでアメリカの大統領が出てくるんですけど
なんていうんですかね政治家の苦悩みたいな
それも描かれつつ
これは売れますわっていう
その人がこれをバイブルにするっていうのは非常によくわかる
そうなんだ今でも色忘れてないんですか?
今から見ても
全然色あせてない
全然色あせてないと思う
もちろん出てくる
なんていうんだろう
それはさすがに非現実的案件はもちろんあるんですよ漫画なんで
あるんですけど通定するテーマ
その多分私が一緒にワイン飲んでた人が言ってたのだと
リーダーシップのあり方はそこはいろんな形があるわけ
なんですよ
その海江田っていうその潜水艦の大和の大統領になるから大和の頭の人と
そのリーダーシップの取り方もあれば苦悩するアメリカの人たち
大統領のトヨタの社長みたいなジャッジをしなきゃいけないわけですよ
なるほど
その心の中では大和お前のことわかるでと思ってるけど
その国を背負ってる立場からすると
全然違うことを言わなきゃいけなかったりやらなきゃいけないっていう
大企業の社長みたいな苦しさもあれば
熱量一本やりみたいな
海江田っていう主人公の海上自衛隊の同期の男の人
日本のちっちゃい潜水艦ボロボロの潜水艦乗ってるんですけど
その人とか熱量一本やりみたいな
海江田お前ぶん殴ってやるからなみたいな感じの
振る舞いリーダーシップの形もある
確かにそれがなきゃいけないんですよ
ないで厳しいですもんね
それだけは困ってるけど
その魅力もあるし
リーダーシップの魅力もあるし
今のこの世界中戦争がありますみたいな時に
改めて
改めて
何が必要なんだろうな
っていう
ことを考える上でも
もしかしたら沈黙の艦隊はいい
内容なのかもしれないですね
めちゃくちゃいいです沈黙の艦隊
読んでみたくなりました
とぜひまず映画はそうだけど
3032巻から
なえ
ええ
結構3232映画見ようかな
映画の映画で大沢隆雄と玉城ひろしと
えっと上戸綾ちょっと違う話でも大沢隆雄が
海江田やるんですね32楽しいようでも
一瞬私3日ぐらいで読んできてますもん
あそう
はい深夜まで漫画を読み
翌日に影響が出てたんじゃないかって気がします
うん
ええ
でも
32巻
立花はマジで好きだったやつですね
そうね
うん
良かったな
めちゃくちゃ良かったですね
そんなまだ色褪せずに
今更映画化されてまだ面白くて
バイブルにしてる人がいてとか知らなかった
そうで読んで
すげー面白かったな
と思った直後に会った人にもその熱量を持って話したりするじゃないですか
そうすると私もあれめっちゃ好きなんですとか
何なら一人はこれを読んで私政治家になろうと思って
なんか今みたいな話をされたりとか
へー
意外とほとんど男性ですけど
うん
あまりね沈黙の感覚
作画とかもあるよね
そうねこれモーニングじゃないかなあんまり女性が読むことを想定していない
あの時代柄と連載の紙面もある気がしますけど
まあまあでもそうですね
みきさんも男性に沈黙の簡単読みましたって聞くと何かがわかるかもしれない
確かに好きですかとかね聞いてみようかな
そうねなんだろう
スラブダンク5人主人
まあの小北のメンバーなんですけど誰が好きみたいなのって
男の中ではすごい盛り上がれるテーマの1個なんですよ
はいはいはい
それと同じくらい多分この沈黙の簡単に出てくる人で誰が好きは主義主張が出る気がしますね
じゃあスラブダンクのおじさん版ってことで
そうスラブダンクのおじさん版
おじさん版ってことで
そうおじさん版だね
スラブダンクならまだ女性も一応話せるじゃないですか
ルカが好きって言われますけど
多分あの対女性に対して誰が好きはあまり刺さらない気がするが
おっさんおっさんだと
そうですね沈黙の簡単に誰が好きは
すごい盛り上がるテーマの一つになりそう
いいことを聞きました
いつかおじさん対策をしたくなったら
そう
沈黙の簡単をぜひ
いやでもちょっと一巻だけ
とりあえずよって考えます
他ね他何がいいかな
他ね
食べること考えることを
ランクインしてるのは何ですか
えっとこれ
藤原さんっていう兄弟の先生なのかな
が書いた本なんですけど
まず
文体文体っていうか
文章の感じすげえいいなと思ったんですよ
藤原さんのいろんな
webの
インタビューの感じとか聞いてて
素敵だなと思って読んで
改めて
本を一冊読むかと思って
藤原先生の『食べること考えること』について
手に取ったのがこれ10年くらい前の本なんですけど
そうなんですね
藤原先生のかなり初期の
文章とかも
入っている本ですと思うんですけど
で何のタイミングだったんだっけな
何かの食事のこと
その行ってるテニススクールの
コーチで来てる女性の方がいらっしゃる
元プロなんですけど
すごくいろんなことに気を使ってらっしゃるんですよ
食事とか
そういうとこもどういう栄養をとるかみたいなことを
話したタイミングで
でこの藤原先生のやつ
食べること考えることもすごくいいテーマだなと思って
まず手に取ったのが一番最初ですと
で読んだら
結構いろんなテーマについて
バラバラとエッセイを書かれているような本なので
本当に読みやすく読めるんですけど
例えばショッピングモール
フードコート
みたいなことを学生と一緒に観察した記録とか
あとなんだっけな
この人はもともとナチスの占領下における食事みたいなやつを
確か研究テーマの一つにしてた人なんだと思うんですけど
その話とかも書いてあって
なんか食事っていうテーマから
その時の文化とか社会背景とか
そういうことを考えるっていうことをされてる人に
面白い切り口だなと思ったし
文章も素敵だったし
よかったなと思う本ですね
なんかよく読んでるような
食事と社会・環境の関係
それが好き
よくある食事
情報を食べるようになってしまった食事とか
そういう話ってあると思うんですけど
そういう浅い何かっていうよりかは
そもそもこう
たどっていった時に
本の帯にも書いてあるんですけど
食べ物って単なる死骸の塊なんだろうかっていう
最初の方とかのエッセイの一つの切り口になるんですけど
表紙にも書いてあるんですけど
食べ物って単なる死骸の塊なんですか?
そうなのかもしれんなと思うと
そうやなって
我々は何をしているんだろうなと思って
うーんと思いながら読んでいたですね
仕事で今一人で仕事をすることも多いので
もう昼ご飯とか一人で食べるわけですよ
でこの藤原先生の本の中だと
その食事が一人で取るってことが
どれくらい当たり前かみたいな話が途中で出てきて
やっぱ公衆食堂
一般的にいろんな人が集まってきたりとか
あるいは社員食堂みたいな
あとフードコートみたいなやつも
人がある種存在することを前提にした場じゃないですか
そういうところで食べるのと
具体的に何が違うんだろうみたいなことを
パラパラと
考え考察していくみたいな
それもすごく自分の食習慣
食習慣というのは何を食べるかってことだけではなくて
食べる環境づくりとかも含めてこれでいいんだっけみたいなことを
考えてたっていう感じですね
藤原さんにまず引っかかったのって
もともと藤原さんの文体が好きだったって言ってましたけど
それはそもそも何で引っかかったのかとか覚えてます?
誰かの本で確か書かれてたか
藤原さんのこういう本がで書かれたか
それかあれですね
日経新聞の土曜日って毎週本のおすすめあるんですよ
そうなんだ
私日経の中で一番好きな土曜日の長官なんですけど
そこで藤原さんの新しい本が出てたのかな
結構たくさん本書かれてるので
それで見てウェブ上の記事を見て
買った方がこれだった気がするな
確かそうだった気がする
なんか食べる時に何を食べるかとかどう食べるかとか
家庭料理だったらこうとかそういう話じゃなくて
食べるシーンにも効果されてるの
一人で食べる時に社員食堂を食べるのと
ただ一人で食べるのと何が違うのかとか
そういうとこまで考えが及んでるの面白そうですね
そうそうそう
食べる場みたいなことも含めて考察対象なんですよ
めちゃくちゃ面白かったですね
何食べるかそうですね
食べ物ってすごく分かりやすい
社会との繋がり方だと思うんですよ
例えば毎日必ず摂取しなきゃいけないもので
その食べ物って絶対誰か
自分の手から食べ物が出てくることってないじゃないですか
だから少なくとも作ってる人がいて
それを流通させる人がいて
加工されてる食品だったら
それを加工している工場があり
加工している人がいてみたいなことだと思うんですよ
そういうことまで含めて考える射程にあり
かつ食べてる空間の中に
どういう人がいるかっていうのもあるし
かつその食べ終わった廃棄物みたいな話も確か
この本だったかどうかは忘れちゃいましたけど
どっかで書いてた気がするんですよね
なんかその食べるものに関わる前後とか
あるいはその周辺の環境みたいなところも含めて
考える対象にしているっていうのは
いいな面白いなと思って読んでましたね
面白そう
すごく良かったですね
ご視聴ありがとうございました
27:02

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