1. Cobe.fm 本好きコンサル2人の読後感想戦
  2. 「仕事はたのしいかね?」第2..

目標設定、ポジティブな姿勢、、、よく言われる成功の方程式を「そんなよりもっと大切なものがあるよ」と主人公・マックスは言います。

「多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている。」
いくつかのキーワードを取り上げながら、本の内容を振り返ります。

みき(@miki_apreciar
のぞみ(@CobeAssocie

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書籍紹介(Amazonより)

「仕事は楽しいかね?」 大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人の問いかけに、動揺してしまった35歳の「私」。仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感をもてない私に、老人は一夜だけの講義を開始した…。

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※録音/編集の都合上、音割れが起きてしまっています...次からなんとかします!

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内容ですね。小説なので舞台設定があるんですけど、季節は5月。
そうなんですよ。シカゴのオヘア空港っていう、当時で言うと世界で一番離発着の回数が多い有数の巨大空港が舞台で5月なんだけどバンバン雪が降っちゃっていてそこに出張なのか
飛行機に乗らなきゃって言った35歳の男の人っていうのが主人公です。途方に暮れますよね。今まであります?空港で足止め食らったこと。
1回だけ火山が噴火しちゃって飛行機が飛ばなくて、深夜にホテル泊まってもすごい途方に暮れました。
なかなかですね、火山の噴火。
火山灰があって飛行機が飛ばなくて、一日止まりました。
この主人公の35歳のビジネスマンは吹雪で滑走路が閉鎖されちゃって、同じように途方に暮れてホテルに泊まることもできず、空港の中で取り残されている。
みんなのストレスが溜まってる状態。
空間としてものすごく辛いですよね。
そこにおじいちゃんが来ますと、第1章ですよね。おじいちゃんが遊んでるんですよね、周りで。
ちょっと疲れたおじいちゃんが隣に座って、ビジネスマンに色々質問し始めるっていうのが、第1章の一番最初ですよね。
その最後の質問は、「仕事は楽しいかね?」ってことをビジネスマンにボソッと言うと、それがたぶん突き刺さるんですよね、ビジネスマンに。
どうします?火山灰で空港にいる時に突然横に来たおっさんから仕事は楽しいかね?って言われたら。
火山灰、火山噴火時は仕事から逃げるより旅行をしてた時期だったので、本当にじゅっくって感じですよね。黙っちゃうと思いました。
何を言ってんだろうみたいなことですよね。
楽しくないですって言うのが本音ですけど、そんなことは言えないし黙るって感じになるでしょうね、私だったら。
このビジネスマンめちゃくちゃ切羽詰まってるわけですよ。
出張も嫌だったんでしょうね。ポツポツと不満を言い始めているんですけど、私ここにすごく共感している、おっさんの苦悩みたいなのがあって。
この人が持ってる心持ち仕事は楽しいかね?っていう質問にダイレクトに答えられないんですよね。直接答えられなくて、楽しいとも楽しくないとも言えないっていう状態ですと。
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お給料もそこそこもらえていて、同僚もいい人で真面目に自分は働いてますと。
一方で出世の見込みっていうのはそんなにあるわけではないし、不満を吐き出せるような職場環境でもないと。
実は自分で会社に勤める傍ら、友人と新しいビジネスを始めてみたものがそれもうまくいかずにたたんじゃったみたいな経験があって。
どうなんですかね?みたいな。
マックスっていうおじいちゃんに言ってみるというのが第一章ですよね。
ここからすべての物事が始まりますと。
自分に日頃から言い聞かせてる感じがすごい気合いですよね。
俺いい給料もらってんだよなみたいなやつですよね。
同僚もいいやつだしなみたいな。
そっからこのマックスさんが自分のストラテジー、自分がどんなふうに仕事に向き合うのかと。
仕事は楽しいかね?に対してマックスさんが教えてくれるおじいちゃん。
マックスおじいちゃんは明確にイエスと言える人ですと。
そのためにどうしたらいいんだっけっていうことを教えるっていうか、本当にコーチングっぽく質問からどんどん引き出していく。
引き出すってことですね。
おじいちゃん本当にすごいですよね、このマックスおじいちゃん。
コーチング力が確かにすごい高いおじいちゃん。
貧乏強く問いかけを続けて。
その中でマックスおじいちゃんの一番まず聞いたのが質問は、仕事は楽しいかね?っていうもの。
その不満を聞いた後に、おじいちゃんがしたもう1個の質問は、
あなたの成功のための戦略を教えてくれっていうのが2つ目のキーの質問ですよね。
どんな感じで答えたかっていうと、目標を設定する。
生きる姿勢を変える、ポジティブな姿勢になる、みたいな3つを35歳の子の人を書くわけですよ。
ツイッターとかで見かけますよね、こういうやつ。
自分だったら、みきさんならどう書きます?この成功のための戦略っていうのをパッと聞かれた時。
今お直感で答えるなら、
私の成功の戦略は常に自分が予想せなかった方を選ぶです。1個だけ選択肢があるとき。
それはかっこいいな。
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かっこつけちゃいました。
めちゃくちゃかっこいいなと思っちゃいました。
それはあれですね、いいですね。
近年編み出した戦略なんですけどね。
近年経験から培った戦略なんです。
実践してるのはここ数年なんですけど、私の今の戦略はそれです。
いい感じに働いてます?
最近はいい感じにワークしてるなっていう気はありますね。
私だったらそれかなって思います。
合う合わないがあるかもしれないですけど、いい戦略ですね。
ありがとうございます。
それがThe Miki's Strategyなわけですね。
そうですね、Miki's Strategyはそれです。
MAX Strategyはどんなものだったかっていうと、
目標を設定するとか生きる姿勢を変えるとか、ポジティブな姿勢を保つみたいなやつを全否定するわけですよ。
否定するとか目標を設定しない方がいいとかそういうわけではなくて、そういうことじゃねえとは。
MAXのストラテジーって何かっていうと、
試してみることに失敗はないっていう。
この本の序盤の一つの章を割いて、タイトルにもなってる。
一つの章のタイトルを試してみることに失敗はないっていうのを2作ぐらい大事なコンセプトにしていて、
これがずっとコーチングで主人公に質問をしていたMAXが、
初めて結構強めにスタンスを取る瞬間、
違うよと。試してみることに失敗はないっていうことから、
ここからいよいよストラテジーがどういうものかっていうのが始まっていく。
この試してみることに失敗はないっていうことを、
ここから具体的にいろいろ話していくことになるじゃないですか、この本の中で。
三木さんの中で、なるほど、そういうことかっていうふうに思った内容とか、
発言とか記載とかそういうものってどういうものがありました?
この本でディバイスの例とかコカ・コーラの例とか、
ちょっと水溜まりみたいになっちゃったんですけど、
その時にディバイスの人生をどういうふうに思っていたのかっていうと、
もともとディバイスの人生を作ろうと思って、ディバイスの人生を作られたわけじゃなくて、
このセント用の布が甘くて、それをどうにかしようって、
もともとは全然違う目的があって、
ただそれを自分が今あるアセットでうまくしていくためにはどうしたらいいかって考えた結果、
ディバイスの人生になったり、コカ・コーラの薬を作ろうと思っていたら、
たまたま頭が痛くもない人が頭痛薬のシロップを飲んでいるシーンにかけて、
このシロップって普通においしいんじゃないって気づいて、コカ・コーラになるみたいな感じで、
ずっと何かを考え続けた人が振り返ったら簡単に見える対決作を、
まだそれがない時に長い間で考え続けてきた人が見つけるっていう例がたくさん出てくるんですね。
なのでその時に試すことは失敗はないっていうのは、なるほどなって思いました。
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たくさんたくさん過去の実績があるからそこに飛べるんじゃないかって。
なるほど。
いろんな事例が出てくるときに、必要があるっていうのはすごく大事なことだけど、
発明を生み出していくためには必要だっていうことだけではなくて、
以前の要素とかそれを見つけるっていうマインドセットが大事なんですっていう話ってすごく出てきて、
それなんかすごく大事な要素ですよね。
試してみることに失敗はないっていう裏側に、そもそも目標を設定するとかにバーンと×を付けるシーンがあるじゃないですか。
私そこを改めてすごく面白いなと思っていて、
この本の中にも出てくるように目標を持つことの弊害みたいな話が出てきて、
一つの目標に対して向かっていって、それを達成したのにやっぱり幸せじゃないっていうことってよくあるなと思っていて、
この本の序盤の中にも職業的スタグフレーションっていう話が出てくると思うんですけど、
退屈と不安っていう二つが本当は両立しないはずなのに両立してしまってると。
それは何かっていうと、自分の今の仕事に対して退屈をしているのにその仕事を失うことを一方では恐れているっていう不安。
これって結構いろんな会社で働いていたりとか、そうじゃない、いろんなところで頑張っている人にもある気がしていて。
やっぱありますよね。今の仕事別にめちゃくちゃいいわけじゃないんだけど、なんか退屈だな。
でも一方でそれの仕事、明日クビになるって言ったらそれを怖いなって思う気持ちとか不安っていう気持ちがあったり。
なので目標を持つっていうことはある種スタグフレーションに突っ込んでいくことには一つじゃないかっていう話があって、
目標っていうものに対して時間とか進歩とかそれに対して10%進捗しました、20%進捗しましたっていう直線的な見方が本当にできるんですかっていうことを、
マックスはまずこの35歳の人に問うわけですよね。
油のドッパー。
あなた本当にそうだと思ってますかみたいな。
そんなことではなくて目標もどんどん変わっていくし、目標ってことは君を待っていてはくれないよという話をして、
目標よりももっと大事なことがあるんじゃないのっていう話をします。
目標を持つことがいけないわけではないけど、単純にそれを追っているだけではなくて、
もっとただひたすらに今日より明日、明日より明後日っていう違う自分、もっといい自分、ワクワクする自分にまずなっていくっていうことのほうが大事にするべきことなんじゃないのっていうのがまずマックスさんのストラテジーの一個ですよね。
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その中でいろいろ試す中で原作の方を読むとわかるのは試してみるっていうことはたぶんまさに今一個だと思うんですよね。
新しいことをやってみる。
昨日やってなかったことを今日やる。
今日やってなかったことを明日やるっていうのは素晴らしいんですけど、
もう一個英語版を読んで思ったのが、
試してみるっていうことを英語ではエクスペリメントっていう訳、もともとの言葉は出てるんですよね。
実験っていう言葉を言っていて、エクスペリメントネバーフェイル。
実験っていうことは失敗はその定義上起こらない。
試すってことだけじゃなくて、もっと実験っていう広い概念というか捉え方をしてるのが個人的にはすごく面白いポイントだなというふうに思いましたね。
私もそれを聞いて、私は試してみようとトライみたいな感じで、ちょっとやってみるみたいな使い方の試すっていうのだと思ってたんですけど、
そういう試す以外でもっと長い時間でいくのを試すっていうことがあるかなっていうのは確かに思いました。
さっき皆さんにおっしゃってた、いろんな事例が出てくるんですけど、コカ・コーラとかリーバイスとか、
それに対してコカ・コーラだったらちょっと混ぜたシュワシュワしたものを作ってみるっていうのが一個のトライじゃないですか。
これはもしかしたら売れるかもしれないってなったら売ってみるっていうのも多分一つのトライだし、
売れたかどうかを考えるっていうか、ちょっと売れたときにもうちょっと違う人にも売ってみるっていうのもある種のトライだし、
トライをしてそこから学んで発見をしてみたいなところが多分一つの実験の型というかパッケージというか、
そこまでやってやっと多分ここでMAXストラテジーっていうところを試すっていうことがやっと終わるっていうことなのかなっていう感じがしますよね。
一個一個のトライで失敗しても諦めずにちゃんとパッケージになるんですから。
大学院で文系というか経済学系の大学院に行ったんですけど、実験っていうのをどう考えるかっていうのは、
それ専門の授業があるんですよね。実験計画法っていう実験ってどういうことを守ってなきゃいけなくて、
それを守ってないといかに悲惨なことになるかみたいなことを、いろんな理論だったり実例だったりを交えて教えてくれるんですけど、
例えば研究者の人たちって毎日新しいことをやっちゃったらそれはそれで問題なわけですよね。
検証したいことがあって、それを検証したと言えるためにはどういうトライある?どういうトライをしなきゃいけなくてどういう挑戦が必要で?
っていうことを考えて、そのルールにのっとってやって実行して振り返るっていうことが実験をする上ではすごく大事なんですけど、
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マックスさんが言ってることで、実験ってことをしっかりやりましょうっていうことなんですよね。
新しいチャレンジをして振り返って資差を得てっていうパッケージをどんどん回していきましょうっていうすごくいいメッセージだなと思いましたね。
試してみた結果、何かを絶対学んでるから、試した後に失敗ってことは絶対ないっていう感じじゃないですか。あくまで振り返りありきの試すっていうことなんですよね。
本の真ん中後ぐらいになってやっと出てくる、試してみることの価値がわかったからっていうことを伝えた後に何かをやってみて、
それから失敗したとしても元々の場所に戻ることはもうないと。それはもうダメだったっていうことは少なくとも明らかになっているから、それはつまり何かを学んだっていうこと。
つまり実験っていうのは成功したら望むことを得られることだし、失敗したとしても元の場所より少なくとも一歩前に前進していると。
そういう意味で、試してみることに失敗はないっていうのは間違いない真実だと思う。
そうですね、なるほどね。
改めていい本なんだよな。
僕がこうだったり、あいつみたいに私たちが知ってる事例を出してくれてるから。
一番心に残った偶然例というか、どれが心にグッと来ます?
僕はコカ・コーラって今でも特許取ってなくてレシピが謎の飲み物みたいに言われてて、今でもいろんなコカ・コーラを再現しようとしてるみたいなのがあるじゃないですか。
私の料理好きの友人とかでもコーラ作ってみようと思ったけどやっぱり作れなかったみたいな人とかいるんで、その伝説のものってこうやって生まれたんだっていう。
こんな偶然の産物なんだっていうのがすごくびっくりしましたね。
その薬を作ろうと思ってたら、頭痛薬。
もう頭痛でもない人たちがうまいうまいって飲んでて、あれみたいなこれが炭酸でやったら美味しいんじゃない?ってなってこのコーラが生まれたっていうのが。
だからその不確立性が今でも再現できなさを生んでるのかなと思ったりして、すごい面白かったですね。
個人的にすごく面白いというか、いいなと思ったのは、出てきたキャノンデール。
自転車とかですね、ロードバイクとかクロスバイク乗る人だったら結構おなじみのメーカーだと思うんですけど、キャノンデールっていう会社の社名に関わる例も出てきていて。
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オフィス開設するときに電話引こうと思って、でも会社名決めてなくてどうしますかって迫られて目の前に入った看板の名前答えてキャノンデールになりましたみたいな。
一刻も早く電話引きたかったから適当に社名言っときますわっていう。
私も自分で会社を作るときに社名って考えるわけですよ。
今のこのご時世だと、いい悪いを置いておいて、みんなプロダクト名とか会社名ってめちゃくちゃ考えるじゃないですか。
考えた結果をすぐノートとかに書くじゃないですか。
発表しますね。
発表するじゃないですか。こんなビジョンがあってこんな思いがあってみたいな。
だからこの名前にしました。
そうなんですよ。分かりやすさが大事だよみたいな。
名前を決めるときに大事な7つのことみたいな。
そういうものが流行ってしまうこの時代において。
やっぱりキャノンデールって響きっていいなとか思ったりして、自分の体験を思いながらそんなに考え抜くことを一回脇に置いて、偶然に身を委ねていってもなるようになるのかなみたいな。
なるほど。
一個一個そんな考えたらやめよう。
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