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あと、面白かったのが、脳のその人が提唱する人によって、脳がモザイクみたいに、女性らしい部分、男性らしい部分をそれぞれ異なるパターンで持ってます、ということを見えづらくしている要因の一つに、人は内部整合性がある、みたいな。
一人の人っていうのは、一貫して連続して統一された何か資質を持っているものだっていう思い込みが、そういう脳の研究を見えづらくしてますよっていうのもすごい面白くて。
確かにそうだなって思います。
人によって態度を変わるとかって当たり前じゃないですか、私たちの仕組みとして。
人によって、人が態度を変えてしまうことっていうことを当たり前に受け入れているのに、かといってその人自身が連続した存在であるっていうことも同時に当たり前と思っているっていう、結構矛盾したことを当たり前のようにすんなり受け入れていたんだなって思いましたけど。
その人の固有の人格みたいなものがあって、そこから出てくるから常に男らしいか、常に女らしいかみたいなのの、ずっと一貫した何かみたいな。
みたいなものが人っていうのはあるって思ってるから、脳もそういう一貫性に基づいて変化しないというか、変化の率が留まるみたいな思い込みがあって、それが脳の研究を見えづらくしてるっていうような。
確かにって思いました。
いろんな企業のアイデア出しワークショップみたいなやつ、私仕事でやることあるんですけど、そこでよく知られたアイスブレイクの一つに最初自己紹介をするときに、私実話から始まる話をしてくださいっていうアイスブレイクあるじゃないですか。
たぶんあれはミキさんがここで言う内部整合性をあえて壊してあげるっていうワークなんだなっていうのを、今ミキさんの話を聞きながら思っていますと。
たぶんすごい男らしい50何歳の出生街道の真ん中みたいな偉い人がいるとするじゃないですか。
そうするとたぶん周りの人もそうやって思っているし、自分自身ももしかしたら部分的にはそう思っているかもしれないというときに、
たぶんこの整合性をあえて崩すような一言、たとえばその人たちで週末常にパンケーキの食べ歩きやってるんですよみたいなのは、もしかしたらいい意味でこの出しさみたいなことを自分の中でも他人に対しても壊す取り組みなのかもしれないし。
そうですよね。
これたぶんワークショップでやることの意味って、それやった方がワークの創造性が高くなるっていう研究なのかな、なんかがあるからみんなやってるんだと思うんですけど。
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たぶんこの内部整合性っていうのは一部壊してあげた方が集団とか本人に対してもいいっていうことなのかなっていうのは思ったりしますよね。
会社にいる時の自分と家にいる時の自分と友達といる時の自分とかがまるで別人みたいなぐらい違うこともあっても別におかしくないじゃないですか。
まあそうね。
病気とかと思わないじゃないですか。会社の時と友達の時の自分が全然違うっていうことが普通にあることだと思ってて。
あるでしょうね。
そういうことを受け入れつつも内部整合性あるよねって思ってることが不思議だなって思ったりする。
確かにね。
そういう意味で人、ちょっと違う話になっちゃうかもしれないですけど、人前に出る仕事してる人大変ですよね。
舞台役者さんとかもそうだし、よく言う芸能人みたいなのもそうだし、みんなにその人なりの内部整合性みたいなことを押し付けられてるわけじゃないですか。
芸人やったら面白いことやってくださいよみたいな。
しんどいですね。
なかなかだよな。
ゆみきさん自身はどの自分とどの自分に一番この内部整合性的には距離がありそうな気がします。
何してる時と何してる時とか、あるいはこの人と会ってる時とこの人と会ってる時とか。
距離を感じるのは家族の前の自分と仕事の時の自分が一番違いますかね。
うーん。
うーん。
多分。
そうか。
結構違うかなとは思います。
モードを分けてる感覚は。
一緒にいる相手ベースで結構距離が出てくるっていう。
そうですね。あとは一人飛びしてる時とかは結構モード違いがガツガツしてるかもしれない。
なるほどね。
リセットするみたいなことはあるんですか?内部整合性。
もちろんそれが幅があった方がいいんですけど、自分なりの一貫性がある方が楽だみたいな人もいるわけじゃないですか。
これが私らしさみたいな。
リセットする方法っていうかルーティーンみたいなのはあるんですか?
ない。ない。
私はもともと人によって態度が変わっちゃうのとかは良くないと思ってた。子供の時とか。
嫌だなって思ってる時に、何かの本でそれは当たり前のことですみたいな。
新学校の本で読んで楽になって、これからも全然人によって態度変えていこうみたいな思った経験があるので。
これから人によって態度変えていこうっていう。
変わっちゃうじゃんどうしても。
思ってた人によって。
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だから元々そういうタイプだったかもしれない。
はー。
でもそれ出会えて良かったですね。
高校生ぐらいの時に何かの本で読んでめっちゃ楽になった記憶。
タイトルは覚えてないけど。
そうだよなー。
このジェンダーの本しかり、みんななんか違うよみたいな話がある一方で、
みきさんが今言ったみたいな、自分らしさを追求してみたいな風潮も一方であるじゃないですか。
そうすると全然両立し得るんですけど、ここで言うと内部整合性を全部取ってくださいみたいな。
別に男性らしさ女性らしさじゃなくても、あなたらしさを追求してみたいな。
その雰囲気はすごく強くなっているのを個人的にいろんなところで感じていて。
うんうんうん。
一貫したあなたらしさみたいなことを求められると、しんどいだろうなーみたいな思ったりするんですよね。
ね。
変だろうな。
なんかその人らしさみたいなものは、内部整合性を本人が崩そうと、どんなに頑張ったとしてもどうせもあれ出てきてしまうものみたいな、
私の中のバイアスなんですけどあって、どうせその人らしさになって、勝手に見えてくるんだから、
本人はそんなこと気にせず、いろいろやってみる。
自分的にはチェンジみたいなこととかもいっぱいしても、どうせその人らしさみたいなのが出てくるって思ってますけどね。
でもそれも暗黒要害かもしれないけど。
そうだよなー。
そうなんだよなー。
だからもっと人格が変わるぐらい、全然違うこととかをすることとかをゆる、
今はそうなんだねっていう感じで受け入れるような社会の方がいいのになーとかは思いますけどね。
そうねー。
この本の中の後半にも、ジェンダーの何が問題かとか、ジェンダーのない世界へっていう時にも、
ミヒさんが今言ってくれたみたいな本、ある種の自分のらしさみたいなところが変容するとか変わるみたいなことに対する、
そういうふうなのがいいよねっていう話が後半にも出てきて、いいよな、いいよなと思いながら私も読んでいた記憶がありますね。
昔、ノンバイナリーの人と一緒にワークショップするみたいな仕事があったんですけど、
その時に、生まれた性は男性で、でも手術して体は女性になって、
でもジェンダーとしては別にこれっていう自分にはなくて、
今日は女の感じ、今日は男の感じみたいな、結構福岡がやるみたいな感じで着てますみたいなことを言ってて、
すごいいいなって思ったし、それって多分脳に従ってたらそうなるってことかなって思って、
なんかある種、一番フィットしてるジェンダーの持ち方を自分の社会通念とか無視して、
脳にフィットさせたらそういうふうになるんだろうなっていうことを改めて思ったんですよね。
結構実験でもストレス与えたら、なんとで限らず人間でも確かあったと思うんですけど、
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ストレス与えたら脳のパターンがちょっと変わるとか、あるみたいな、ありますっていうのがあったと思うんで、
服を着替えれたら今日は女性の気分っていうのも、環境要因とかストレスのありなしとかで脳のパターンが女性になってるみたいな、
女性的になってるみたいな時にそう思うみたいなふうに言うこともできるのかなって。
こんなに簡単に変わるんだったら服を着替えるみたいにぐらいの感覚で本当は入れ替えてもいいのかなって思ったんですよね。
そうだね。
ジェンダーがバイアスだとすると、
ノンバイナリーの人はすごいバイアスフリーな感じがしていいですね。
自分自身に対しても。
バイアスっていうのが脳の処理をライトにするものだとしたら、
それなしで生きていくのはご本人はめちゃくちゃしんどいかもしれないですけど、
周りから見ていると羨ましいというか、素敵だなとは思いますよね。
毎回説明しなきゃいけないじゃないですか。
確かに。
その人は多分敏感というか、求められてる役割は何かっていうこともすごい分かってて、
内心どうか分かんないけど、いつも求められてる感じでやってくれてた。
例えば綺麗な女性な感じで出てきてくれる時もあれば、男っぽい時もあって、
その時一番求められてるであろう感じでやってくれてるなという感じはありましたね。
その人については。
今日どっちかなっていうのを考えると、ついでに何を求められてるのかなっていうのも
鋭く見えてくる部分があるのかなと思います。
そうなんだよな。
他人のバイアスに従って。
他人の今あるバイアスに従ってると楽なんですよね。
それがなかなかジェンダーもそうだし、いろんなバイアスが。
減らす必要があるのかどうかは別にして、変わりにくい要因だと思うんですけど。
男だったら地図読めるようにしなきゃっていう社会通念が仮にあるとしたら、
この本の中にもあったと思うんですけど、そういうバイアスがある時に実際にそうというかは
男だったらやらなきゃダメでしょっていうのがあると勉強をしたりするじゃないですか。
地図読めるようになろうもそうだし、車の運転練習しようもそうだし、
さっきの水道館のやつもそうだけど、何か直せるようになろうもそうだし。
そういうふうにやっていくと、社会的には均衡状態というか楽になるからね。
それが短期的には最適になっちゃうっていうのがあると、
逆に自分自身がノンバイナリーだとなると、逆に生きづらいというか考えなきゃいけないみたいなことが増えて大変っていうのはあるんだろうな。
今、ノンバイナリーとか社会から押し付けられるジェンダーとフィットしない人たちがすごいやりづらそうっていうのが今で、
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もうちょっと馴染んできたらいいですよね。そうすると使いこなせるようになりますよね。
ジェンダーマイナスはこうだけど、そうじゃない人もいるってことも当たり前の中で、
でもまあ男だから自由に読めるみたいなことが言えると、それに乗っかって楽することもできるし、
自分の何から来るジェンダーと自分の内部のジェンダーのアンマッチとかをちゃんと自覚して、
うまく使いこなすみたいなこととか、不愉快だけど乗っかるかとか、不愉快だから断るかとか、
うまくコントロールできれば楽なのかなと今思った。
そうね。バイアスがあって実害があるところはできる限り早めに対処したほうがいいなって思ってる。
例えばノンバイナリーの人がね、なかなかメンタルヘルスで大変な思いしてますとか、思いってよくあるじゃないですか。
それもあるし、私読んで初めて知ったんですけど、この本の中盤後半ぐらいに、産後鬱は男もかかりますっていうのがどっかにあって、
赤ちゃんの誕生後に鬱になる男性がお父さんが結構いて、かつ2018年に出た論文だと男女の数はほとんど同じっていう。
そうですかみたいな。
女性ももちろんジェンダーバイアスの中でいろんな相当に大変なことがあるんだと思うんですけど、男性側もこういう産後鬱っぽい話もあるし、
例えばキャビンアテンダントやってる男性とか、ご育児の男性とかっていう職業とのマッチになると男性は男性で男性で大変な思いをしてる人がいるから、
そういうところから緩和してあげると絶対本人も楽になるし、それを緩和することで実際に実害は生まれるわけでもないし、
直せるもんなら直せる方がいいんだろうなーっていうのは思ったりするんですよね。
読んでて、知識としては知ってる。男だからとか女だからとか、ジェンダーバイアスを押し付けるのよくない、バイアス持つのよくないとか知ってるけど、
しかも確かに実際ないんだよっていうことを本で書かれてて、知ってるけど私の中に結構あるなー固定概念って思いながら、
それを取るのって難しいなーって思いながら読んだ感じでしたね。
これはバイアス全般一瞬で何かに触れて亡くなったり生まれたりすることはないですよね。
ちょっとずつやりながら何かが変わっていったりするといいなーっていう感じですよね。
そりゃそうなんだよなー。
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全然違う話になっちゃうんですけど。
りささんどうぞ、言い掛けてたことがあったような。
この本の途中、終盤4章くらいまで、知ってるけどあるなーとか、読むたびに新しいって思っちゃったけどそれって無意識なあれだよねーとか思いながら読んでたんですけど、
そのジェンダーバイアスみたいなことを考えながら読んでて、後半はその固定概念とどう向き合うかみたいなことに、
未来への展望みたいなものが書かれてて、そこから結構また面白く読めたんですけど、
一番の難関はジェンダーの固定概念から抜け出しきれない教師の態度をどうにかして変えるのが難しいみたいな、
教育的な観点で、そもそも教師が子供にジェンダーバイアスを持ったまま何かコミュニケーションを取っちゃうと、
またそのジェンダーバイアスの再生作になっちゃうみたいなところとかが面白いなって思った。
教師の、そうだよな。小っちゃい時から、学校の教師ってのもそうだし、
家の教師がお父さんお母さんとかおじいちゃんおばあちゃんとか、あるいは見てくれてる人だとするとね、
そういった人たちも渡すおもちゃも違えば、使う食器も違えば、着る服も違えば、
それはなんか再生産になるだろうなって気はするんですよね。
そうそう、だからこうやって大人になってから知るみたいな感じになっちゃって、
子供の時に結局教育が男と女で分かれてるような教育されてると、
結局その時はジェンダーバイアスを産み込まれちゃって大人になって知るんだと、
永遠にこの構造をなかなか抜けるの難しいなみたいな。
確かにね。
子供の時にジェンダーバイアス持っちゃってるから、大人になっても変えるの難しいから、
結局またそういう教育をしちゃって、
そしたら子供の時にそれで親父になっちゃうからみたいな。
結構その根本を断ち切るのってすごい難しいなって思ったんですよね。
その時にすごいハッとしたというか、当たり前のことなんですけど、
確かにこれ難しいなみたいなことをそこで思って。
今年見たイギリスかアメリカか忘れちゃったんですけど、
自分のジェンダー自意識調査みたいなやつを見て、
自分のジェンダーも何だと思うかみたいな質問に対して、
わかんないとかノンバイナリーとか答える人の数がすっげー多かったんですよ。
20代とか30代より。
それは今のみきさんの話からするとすごくいい傾向だなと思っていて、
18:00
つまりバイアス的な、絶対俺男でしょとか、
生物学的にという意味ではなくて、
自分のジェンダー意識としてどっちかわかんない、
どっちかわかんないという状態自体は結構辛いんですけど、
ある種自由とも言えるじゃないですか、ある一面としては。
それはある意味大変なんだけど、ある意味自由になっているってことだなと思っていて、
一つ思っているのは、
教師っていうのってみきさんとか私が小さい時、
何なら私たちより上の世代が小さい時って、
教師って塾の先生か学校の人か何なら周りの大人っていう、
結構地理的にも限定された人たちじゃないですか。
なんですけど、多分今の人たちって結構選べると思うんですよね。
YouTuberだ、TikTokerだ、何だもん含めて。
確かに。
何なら、
eスポーツのゲームの中であの人すげえなみたいな人が教師になる可能性も全然あるわけ。
なので、
そういう意味で、
目の前の教師に左右されるみたいなことの程度が下がってきそうだなっていうのは、
私の中でめちゃくちゃいい傾向だなと思ったりはしますね。
確かにね。
そうね。
みきさん東京のあれだから、
長野の田舎に生まれた私なんかからすると、
会える大人の幅が、みきさんのあたしたぶん10分の1もないと思うんですよ。
電車に乗ることないし、
そうか。
親が連れてくる車でしか遠くに行けない子供っていう、
そうですよ。
電車で好きなとこ行ってたからな、確かに。
いいな。
そう思うと、
長野田、島根田、秋田田、
高知田の子供たちも、
世界中から言語の壁が取り払われば、
世界中の人を先生にできるので、
多分若い時は超大変だったと思うんですよ。
かくたる教えみたいなのを得られづらいっていうのは、
自我が揺らいでる時はもちろん大変だと思うんですけど、
自分なりの観念を作っていくみたいな観点では、
めちゃめちゃいい時代だなと思ったりはしますね。
そうね。
確かに。
でもそのためにも、
そこで結構いいこと言ってるなって思ったのが、
親は子供にできることは何かっていうと、
固定概念を持たない発言を心がけるとかじゃなくて、
固定概念を持ってるなって人を見分けられる、
子供で育てることが大事ですって。
これ固定概念だなって動かせることが大事ですって言ってて、
飲水的だなって思って。
そうしたら、むしろTikTokとかYouTubeみたいな
固定概念に触れることもすごい増えるじゃないですか、おそらく。
女の子だから可愛いカタゴムみたいなやつとかも絶対あると思うし。
っていう時に、ただこれはこの人のバイアスだなとかって、
ちゃんと見抜けるように、
21:00
そういう考え方を吸い込みましょうって言ってて、
すごい納得した。
それはもっともですね、
みんなは固定概念のないものばっかり触れながら
見抜きましょうってなると、多分触れるものなくなっちゃいますもんね。
なくなっちゃうから、そうじゃなくて見抜かせ方をすればいいんだって。
だからやっぱりこの人は実際に固定概念があることを否定はしないんですよね。
固定概念を持つことが良くないとは言ってなくて。
そうだよな。バイアスはみんな持ってますからね。
持ってますから。
そりゃそうですよ。持ってない人はいないですからね。
このメンタリスト第5の男女能戦略ってのを見た時に、
固定概念だなって思えるようにしましょうってことですね。
逆に固定概念を活かして人をコントロールしたいと思っている人の動向なんだなと思って、
見るというね。
そうだよな。
そうなんだよな。
それをできる大人っていうのは多くなさそうですね。
多くなさそうだし少ないけど、
教師とかも自分の周りの若い人とかに接する時とかも、
固定概念の見抜き方みたいなことに気づかせるようなメッセージを出すっていうのはすごい大事なんだなって思いましたね。
本当にいい本だなこのジェンダーとの。
さっき言いかけた全然違う話ですけどってやつ。
これ一緒に書いてるルバー・ビハンスキっていう人。
首長のダフナ・ジョエルっていう人はさっきみいきさんが紹介してくれたイスラエルの神経科学者なんですけど、
一緒に書いてるルバー・ビハンスキっていう人がサイエンスライターなんですよ。
なのでこの人は研究者ではなくて、いろんな科学記事みたいなことを書いている人なんですけど、
このダフナ・ジョエルが所属しているとかわからないですけど、
ワイツマン科学研究所っていう研究所に所属しているサイエンスライターで、
いろんな論文とかに書く時にライティングの回転から指導というか実際に書いてくれるのかわからないですけど、
それを支援する人なんだと思うんですよね。
なるほど。
めちゃくちゃいいなこれと思って。
いいなというのは、もちろんこのダフナ・ジョエルさんも論文を大量に書いているだろうし、明確なコンセプトも持っているだろうけど、
それを人に伝える時に、もちろんそのプロフェッショナルでは必ずしもないわけじゃないですか。
こうやってみいきさんにこの人のスタンスとかが正しく伝わっていて、研究の成果っていうのが、
科学的な正しさとかメッセージを失わずに読みやすく読めているっていうのはこの人の成果なんだと思うんですよね。
24:02
確かにね。
ジェンダーとか脳のやつってちょっと書きごり間違っちゃうとめちゃくちゃ誤解を生むじゃないですか。
確かに確かに確かに。
多分この人のパワーがすげえんだろうなみたいなことを思っていて。
多分日本でも私すごいツイッター上で大好きなサイエンスライターのサイエリーさんかな。
有名人じゃないですか。
あの人の記事とかを読んでいるとやっぱりサイエンス面白いなと思うし、
下手に誇張しすぎない面白さがあるなと思っていて。
なんかああいう人増えて欲しいなと思っていて、
多分何かしらのマスターとか何らかのドクターを取った人がこういうキャリアについていくっていう道が開かれていくといいなっていう感じがするし。
確かにね。
めちゃめちゃ思ったですね。社会へのインパクトがすごい大きそう。こういうサイエンスライターが増えるかどうかっていうのは。
確かに。
しかもこの人の確かに著者として協調というか二人並んでるけど、
基本的にはダフラさんの視点で描かれてて、裏語りとしていい仕事をする感じもいいですね。
ちょっと言われるまであんまり注目してなかったですよ。
そうなんですよね。
こういうサイエンスライターが増えるかどうかっていうのは、
こういう二人でやるっていうののパワーがいいなと思うんですね。
確かに。
この人デビュー本これなんですね。これはちょっと期待かもしれない。
初著作。
初がこれなんだ。
面白いテーマたくさんありそうだもんな。
うん。
あとなんかその、
それ面白かったのは、私自身も3回受入経て出産しているので、
脳みそ女性ホルモン付けですけど何かみたいな感じで言ってるところとかって、
この人、なんかこれもバイアスですけど、
でもやっぱその人だから、なんか、
なんか、
なんか、
なんか、
なんか、
そうですね。
自分がどの立場にいるかってことを、まず明示してから好きに書くっていう、
感じがね、いいですよね。
いや、だけどなんか、いい、
まあ割と言いやすい立場というか、なんか、
結局男が書いてるんじゃねえかとか、やっぱどうしても思っちゃう時あるから、
なんか、面白い。
なんか私、こちらとしてはこの、
この、
この、
この、
この、
なんか私、こちらとしてはコンフォトブルで読めそうな感じがありますよね。
その、ジェンダーっていうのとは違うその、
その性別としての男女、
で、言ったらもう女性ホルモンとかってそういうものじゃないですか。
あの、自分の自己認識と関係なく、
あの、
なんていうか、体についてまっちゃうもの。
27:01
たぶんそれに紐づいて起きちゃういろんな、なんていうんだろう、
あの、病気とか、脳の傾向みたいなのってあるはずなんですよ。
うん。
そんなのかな、過食症とか、
そのさっき言った脳の電気刺激のプロジェクトの中で見てた、
過食症、
変頭痛、
その辺ってめちゃくちゃ女性が多いんですよね。
で、もしかしたらそれは、
ジェンダーのバイアスの観点で何かしらの社会生活の中で受けたものかもしれないけど、
現実に切り口として、この性別で取ると女性が多いっていうものが、
ある中で、
そういうものをたぶんこのラフナ・ジョエルさんしかり、
こういう観点を持ってる人がこうなんですよって言ってくれると、
救われる人もめちゃくちゃ多いんだろうなっていう感じがしますよね。
確かに。
変頭痛の論文を読んでると、
参加者の人がたくさんいるわけじゃないですか。
うん。
データとして、これぐらいの数がこれぐらいの数に減りましたみたいなグラフが載ってるわけですよ。
うんうん。
え、これほぼ毎日じゃないですかみたいなグラフを見ると、
女性として生きていくってすっげえ大変だなみたいな気持ちになっちゃいますもんね。
なんか身体的な不調とかは、確かにこれもバイアスかもしれないけど、
傾向として女性の方が圧倒的に常に何かしらの不調を訴えながら、
生活しているような感覚がありますけど。
観測する感じ、低気圧が来た時の不調を訴える割合で言うと、
性別女性の人の方が多い気がしますもんね。
うんうん。
それにもちろん月のものもあるし。
年齢がゆっくり下がってね。
レポートで1ヶ月のうち1週間が調子悪いのは決め込まれてるんですけどみたいなのがありますよね。
いや本当にそうだよな。
絶対男の方が楽だと思っちゃうもんな。
体力的にはね。いいねちょっと筋トレしたら筋肉すくしいとか思いますね。
ホルモンのパワーですね。安全にホルモンのパワー。
そうなんだよな。
さっきの、ちょっと話戻っちゃいますけど、
サイエンスライターみたいなやつで、ちょっとずつそういう人増えていくんだと思うんですけど、
来年の2000年、配信されてる時には今年か、
2023年の文学フリマのスケジュールが出てたので、
そこでサイエンスライター本を探しに行こうと思い、
関西で開催されるやつの日程を確認し、行ってみようと思ってますよ。
うん、文フリ。
東京はもう来年で37回目らしいですよ、文フリ。
うん。
行ったことないんだよな。
学生の時、一応現代文学会っていうサークルに所属してたので、出してました。
へー。
30:00
18回とかだった気がするけど。
それは何を出してたんですか?
でも、みんながそれぞれ好きな批評とかソロ小説とか書いたやつを寄せ集めて出してました。
いいなー、めっちゃいいっすねー。
いいなー。
でもほんと30部とか発行して15部売れましたみたいな。
いいじゃないですか。
商業出版に関わってる人と話を聞くと、
もうしんどそうだもん、売れの本出さなきゃみたいなプレッシャーの。
ない。
他の大学同士で批評サークルとかと交流してお互いの会やるとか、そういう感じだった。
めっちゃいいなー。
いいですねー。
来年の文フリ、大阪会に行けるといいなーと思ってるですね。
大阪とかでもやってるんですね。
久しぶりに行ってるような。
見てたら、来年は1月が京都、2月が広島。
6月後に岩手ってのがあって、岩手ももう8回目なんですって。
岩手なんてあるんだって初めて知りました。
確かに。でも北海道とかでもやってますもんね。
全国でもあるかもね。
北海道はすごい楽しそうですっていう現地レポを何かで読んだ。
あと陰陽で楽しかったみたいな言ってるのもいましたから。
そうかそうか。
ヒアンデル先生、札幌ですもんね。
札幌だから。
確かにな。良さそうだな。
いいですね。大阪?大阪9月ですね。
そうそう。9月の10日かな。大阪があるから。
行って楽しそうな本をたくさん仕入れてこようかなと思ってるですね。
いいんですよね。
老人誌の熱量を。
もちろんピンキリ、ピンキリって言ったら何て言うの。
雑誌は商業出版とかだと自分の好みのものにフィットする雑誌みたいなのは低いんですけど、
出会えた時の嬉しさ半端ない気がする。
そうね。
熱量そのままみたいな本が絶対に残ってくるはずなんだよな。
しかも野田さんはヘルスケア系のプロジェクトとか知見が豊富で、
たぶんちょっと難しく書かれてても分かるじゃないですか。
分かる部分が多いと思うんですよね。私とかより。
だから科学系のバターの人が熱量だけで書いたみたいな本とかをすごい面白く受け取りそう。
逆に美希さんが勧めてくれる、
舞台のやつを文章に起こしましたみたいなやつとか、
ああいうやつはむしろ私途中で目がシパシパしちゃうんだよね。
確かにね。
読んできた本の向き不向きというか、フィットがあって、
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今回みたいにジェンダーと脳みたいなやつの脳寄りで書いてくれてるから私いいんですけど、
ジェンダーの熱量たっぷりでこられると逆に死ぬなって。
身体の文章のフィットがありますよね、身体とね。
もうお話に戻りますけど、この人の締めくくりとして、
未来の展望について述べて締めますって言ってて、
私が思い描く未来に男性とか女性とかがいなくて、
いるのは身体だけに女性であるとか男性であるとか、
あるいはそうじゃない人とかもいるかもしれないけど、
その未来では性別は身長とか体重とかと同じような特徴を表す言葉の一つに過ぎなくて、
その言葉で人をグループ分けしたり、違う扱いをするために使われることはないですっていう、
身長とか体重とかと同じような特徴の一つですっていう、そういう未来を思い描いてますっていうのが、
そうだったら楽だなっていうか、
ちょっとすごくファンタジックに聞こえることも含めて、そうなったらいいなって思いました。
今はまだ結構すごくファンタジーに聞こえるので。
そうだねー。
そうねー。
あるのかなー。
なんかのSFであったよな。
みんなが中性的なビジュアルにどんどん寄ってくっていう。
なんか3体とかでも途中でね、なったりとかね。
そうね、ありました。
なるのかなー。
少なくてもさ、私とかからするとかなりファンタジーに見えること、
多分この人はさ、もうちょっと見えてるわけでしょ。
可能かもしれないっていうかさ、結構、
何かの自分の世界の延長線上にそれを見据えてることとかがちょっと希望だなって思いましたけど。
うーん、そうだねー。
そうねー。
自分の世界の延長線上にそれを見据えてることとかがちょっと希望だなって思いましたけど。
うん、そうだねー。
そうねー。