2024-09-18 21:23

ふふふ #39 SEL本読書会①〜SELって何?〜(2y6m)

共通の友人が書いた『世界標準のSEL教育のすすめ 「切りひらく力」を育む親子習慣:学力だけで幸せになれるのか?』( https://amzn.to/3XT0qwx )を元に夫婦でおしゃべりしています。

今回は、Chapter1を中心に「そもそもSELって何?」という話をしました。本をきっかけに、いろいろな話題に話がふくらむのも面白いですね〜😆

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サマリー

このエピソードでは、SEL(ソーシャル・エモーショナル・ラーニング)教育を通じて自己理解や共感力を育む重要性が語られています。著者の下向井えりさんが提唱する子育てに役立つ知識と実践が共有され、教育現場でのSELの必要性について考察されています。また、子供が自分の感情や意見を表現することの重要性が強調され、SELが学力向上に寄与する可能性や大人自身の内省の必要性についても議論されています。

SEL教育の紹介
ふふふラジオ
この番組は、30代の夫婦が子育てのこと、パートナーのこと、町づくりのこと、今話したいことをおしゃべりするラジオです。
結婚や子育てって悪くないかもって思ってもらえたら嬉しいです。
最近、我々の共通の友人が本を出しまして、子育てに関することだったので、それを元に読んでおしゃべりしてみようじゃないかと思っております。
タイトルは、世界標準のSEL教育の進め、切り開く力を育む親子習慣、ですね。
著者が下向井えりさんということで、
我々の共通の友人でございます。
えりーが沖縄で書いたのかな?
どんな友人かを一言。
どんな友人か…
どこまで言っていいのかわからないんだけど。
長野県内で、とある市町村で若者会議がありまして、
そこで私は知り合った。ゆうじもか?
そうだね、そこで会ったね。
初めまして。
そこがお互い、私とゆうじもそこで知り合ったし、えりーともそこで知り合うっていう。
そうですね。
その後もね、ちょこちょこその若者会議で、
グループが一緒だったから、
その会議終わった後も何度か東京で集まったりとかして、
私は沖縄旅行も一緒に、
本当はゆうじも行く予定だったけど、
足骨折したじゃん。
アキレス腱断裂?
切ったんだ。アキレス腱を切って、
行けませんってなったから、ゆうじだけ来れず。
残念だったね。
えりーと他2人と4人で沖縄旅行したという思い出もあります。
いいですね。
僕の方でいうと、それこそそこでじゅんちゃんと知り合って、
いろいろ会って今に至るって感じだけど、
そのプロポーズ旅行が沖縄だったんだけど、
沖縄のことをそんなに詳しくなかったから、
いろいろえりーにも聞いて、
どんなホテルがあるかすらわかんないから、
えりー屋によっていろいろあるじゃん。
その辺をちょっと聞いてみたりとかして、
お世話になりました。
すごくよかったよ、あの沖縄旅行は。
よかったです。
でも今行くとね、車の運転もうちょい慣れてるから、
もうちょいスムーズな気がする。
確かに。
あの頃だって、俺が運転してるとき話しかけられないって言ってたもんね。
SELの定義と能力
そんな感じで、
彼女は今SELを学校で実装するとか社会で実装するみたいな会社もされてるのかな。
なんかたぶん後ろに著者略歴とか載ってるよね。
沖縄を今拠点にしててね。
そうだよね。
SELを基軸に全国延べ100校以上の学校改革や
総合的な探求の時間に関わる株式会社6Uを
2019年に設立されてます。
という流れでSELについての子育てに関する本も書いてくれたっていう感じかしらね。
大学院でSELの研究してたみたいだね。
うーん、そっかそっか。
で、今回せっかく本が出たので
それをちょっと今買って読んでいて
それぞれのチャプターを読みながら
1章ずつおしゃべりできるといいかしらと思っているところで
初めにとかチャプター1
SELで切り拓く力を育む
っていうところを題材にして話せるといいのかなと思ってるけど
そもそもSELとはみたいな話が中心なのかな。
そうだね。
SELって言っても何の略かわからない人も多いんじゃない?
そうね。最近教育業界ではよく聞くワードではあるけど
なかなかどこまで広まってるのかしらと。
早速17ページに定義が書いてますね。
大きく2つの能力を育む
ソーシャル・社会的能力
エモーショナル・気持ちに関わる能力
で、ラーニング
社会的能力と気持ちに関わる能力を学ぶから
ソーシャル・エモーショナル・ラーニングでSELという感じ。
でもそれさらに5つの能力ってことで示されてるよね。
もっと分解してる。
そうだね。
SEL、その2つSとEを基地組みしながら
以下の5つの能力が育まれる。
9ページに載ってますね。
自己理解力・自己管理力・共感力・社会スキルと意志決定力
で、切り開く力が高まるよっていう風に書いてるけど
これからの学びに必要な土台としてのこの5つの能力って感じなのかな。
そうだね。
さっき紹介した17ページには同じく
私たちはSELを必要な学びに向かうための環境や土台を作るものと定義しています。
何をするにもその基盤になるよねみたいな感じはありそうだよね。
うちの学校ではSELっていう名前ではやってないけど
でも社会的能力とか自分の感じ方とか
じゃあ相手はどう感じただろうみたいなところはすごい大事にしてるなと思うから
共感力だね。
そうそう。
そのあたりは呼び方はどうあれやっぱり教育の中で大事だなっていう気がするね。
もっとください。
43ページにはさらにSELが育む力として9つに分類されていたりするね。
自分と他者と社会システム、それと気づく、コンパッション、共感する、エンゲージメント、
関係性を育むためにアクションするっていう3×3みたいな感じで9つの力が
示されてるね。
自分に気づく、自分に共感する、自分に対してアクションするみたいな話とか
社会システムに気づく、他者に共感するみたいな感じでそれぞれ掛け算があるって感じなのかね。
この9つをそれぞれに言ってよりかは全体としてこういうところがカバーされますよみたいな感じなのかなと思ったけど
どういうプログラムなのかすごい気になるね。
そうだね。
自己認知を高めるための一コマみたいな話なのか、もうちょっと全体的なものなのか。
でもあんまり分割してっていう感じではないのかなと思うけどね。
教育者とか保育者とか保護者の側の構えみたいな感じは大きそうな気がして
こういうところに目を向けていこうっていう意識で関われるというのかなと思うけど。
でもあれか。まずはその自分ってところから始まって
主体性の重要性
じゃあ他の人とそれを取り巻く社会システムどうなってるのかなみたいな順番はありそうだから
中学生とか以上ぐらいで社会システムみたいな感じはあるのかなって気はするけど
まず自分からやるんだろうね。
そうだね。
他者は結構さ、良くも悪くもあるじゃない。
他の人が嫌がるからやめましょうとかさ。
そういう言葉掛けは誰しもやるけど
その手前の自分っていう部分に気づく、共感する、アクションする
みたいなのがどこまでできるかっていうのは結構もしかすると難しい。
小学校まで自分に向き合う時間は小学校の教育の中ではなかったと思う。
個人的にやってたけど。
個人的に?
個人的に向き合ってた。
すごいね。
何が向けさせたの?
小学校5年生の時って家庭内もいろいろあったし
ちょっと精神的に病んでた時期だったんだよね。
だから学校の人間関係とかもうまくいかないし
なんか突然スランプで勉強ができなくなったとか
なんかいろいろあった。小学校5年の時って。
5年生、はい。
でも学校も行かない時期も2週間くらいあったし
で、なんか全然友達とうまい関係が作れないなーって思ってて
で、それは親にも言ってて
そしたら親が何でなのか考えてみたらって言って
で、考えたって。
その一言の言い方ニュアンスによって結構あるね。
どんな感じでじんちゃん当時受け取ったの?
素直に。
そっか。考えてみよう。
で、あとちょうど小学校5年の担任の先生が
日記をつける習慣を作らせる人で
毎日日記をつけるってことはやってたんだよね。
で、その先生に提出するのとは別で
自分でも日記をつけようと思って
なんかもうとりあえず今考えてること
もやもやしてることとかを書きまくるっていう
そんなこともしてたから
内省してたなって思って。
なるほどね。
でもそれがさ、ある種危機的な状況があって
じんちゃんはできて
そういう力がおそらく身について乗り越えられた
みたいな感じだけど
多分そうじゃない人もいてとか
そもそもそういう場がなくって
もっともっと大人になっちゃって
よく最近大人でもさ
私は本当何がしたいんだろうとかさ
自分軸を探さなきゃみたいなのってよく聞くけれど
そういうのをもっと自然にというか
危機に直面してじゃなく持てると
危機も事前に回避できたりとか
全体としてみんなもっとハッピーに生きられたりするのかな
とは思うから
だからSELみたいな話なのかなっていうのは
ちょっと聞いてて思ったところかな
あといいなと思ったのと気になったところで言うとさ
いいなと思ったのは
22ページから始まるところで
主体性は気づくことから生まれる
って書いてあって
自分の感情や好み、快違不快を感じ取る
気づくってことなのかな
から始まって選択をしてそれを表現し
認められることを繰り返すことで
主体性が強化されていきます
っていうのが23ページになったりとか
その経験が自信を育て
自分ならできるきっとうまくいく
という自分への信頼につながります
みたいなのが書いてあって
私これ大人になってからだわ
こういう経験は
主体性がない子供だったかと言われると
どうなんだろうとは思うけど
でもなんか明確に自信を持つとか
大丈夫だわみたいな
自分の人生大丈夫だわみたいな
そういう自分への信頼っていうところでいくと
完全に大人になってから
なんかさ逆転しちゃうことも多いというか
選択して表現して認められるじゃなくて
いつしか認められることだけを
選択して表現するみたいな
そういう子供の方が多いんじゃない
のはきっとあるから
実際そうだと
他者目線というか
軸が他者にある
自分にない軸が
だから他者にどう思われるかとか
親がどう思うかとか
どういうふうに周りに評価されるかとか
それがもう選択軸になってるから
そういうの主体性とは言わない
そうね
なんかほら10年前ぐらい
YouTuberが出た時にさ
好きなことで生きていくっていうフレーズが
一時流行って
で多分今もその流れは来てるから
なんか他者軸じゃなくて自分軸とか
自分が本当に好きなこと得意なことで
みたいなのがいいよねっていう風潮はあるけどさ
逆にそれで就活生が苦しんでるみたいな話も
なんかのニュースで聞いて
いやこれ好きだけど得意じゃないしとか
なんかもっと好きな人見ちゃうから
これを好きと言っていいのかしらみたいな
なんか好きをさらに除列化しちゃうみたいなのは
今の大学生就活の時とか
しんどいみたいな話を聞いて
SELの重要性
こういうことじゃないんだろうなっていうね
で子育てに関連して言うと次ページ
24ページで
日々の生活の中で
子どもが自分の感情や意見を表現する機会を増やし
それを真摯に受け止めることで
子どもの自信と主体性を育てることができます
って書いてあって
やってるねって思ったね
Aちゃんに関しては
だいたいできてんじゃないって気はするけどね
どうでしょう
ずっと聞いてるよ
Aちゃんの感情を
この前もさ
すごいわけわかんないタイミングで泣き始めて
なんで今泣いたの?みたいな
って言うんで
こっちも
なんで?ちょっと待って
今なんで泣いたの?
こっちで言って
Aちゃんがだんだん泣き止んできて
結局その時はなんで泣いてたの?
忘れてた
ぶっちゃけなんで泣いてたか大事じゃないよね
聞く姿勢が大事なんだよ
ここは共感しながら
自分も大事にしたいと思ってるし
ある程度自分たちで大事にしてきてるなぁ
と思いながら読んでて
1個気になったところというか
いわゆる認知能力・非認知能力みたいな話のところで
SELで学力も上がる
っていうのが38ページの章にあって
SELで育てられる能力・力みたいなものって
いわゆるペーパーテストで測れるようなものじゃないから
ペーパーテストで測れる認知能力と対比して
非認知能力みたいに言われたりするけど
その認知能力と非認知能力は相反するものではなく
相乗効果のあるものっていうのがあるらしく
SELプログラムを受けることで
偏差値が11%向上したという報告があったりとか
大人次第ってとこもあるよね
そうだね
大人の社会スキルと情動スキルが高まると
子供への良質な関わりが増加し
その結果学力が向上するという報告がなされています
子供にばっかSELやるんじゃなくて
自分も一緒にやらないとさ
自分もちゃんと内省して
自分を理解して
自分のベルビングを高めるっていうことをして
子供と関係を作るっていうことをして
自分は不幸なのに
そのまま子供のSELをやったところで
不幸なまま接しちゃって
自分は自分のことを理解してないみたいな
意味なさそう
SELとか非認知能力に関しては
子供のほうが上回ることは容疑にあるから
その辺は子供を見て
なんであの子ができてるのに私はみたいな
あと気になったのは
学力を高めるためにやっているかというと
ためにではないだろうなという気がしていて
結果だよね
前別のところで探究学習をメインでやっている会社が
学校と組んでやってたら
偏差値とか大学進学実績も伸びました
ということを言っていて
社会に広めていく上では
しょうがないというか
必要なんだろうなと思いつつ
学力伸ばすためにやっていると
じゃあ学力伸びなかったからSELもやめとこうとか
探究学習なんてうちの学校
うちの環境では意味なかった
ってなるのかというと
そういうわけじゃないだろうなという気がするから
いわゆる学力観の転換とか
よくずっと言われてきているけど
そういうのとセットでできるといいんだろうな
という気がして
本当にいわゆる学力
テストでいい点数を取る力みたいな
そことSELみたいな
他者との関わりとか
自分をよく理解するとか
社会に興味を持つとか
そこの学力とは言えないところ
どっちをまずやりたいかって言われたら
SELのほうじゃん
学力だけ持っていても
幸せになれるとは思えない
自分のこと全然理解しません
対人関係全くできませんみたいな
でも勉強できますみたいな
金は稼げますみたいな
そんなんじゃ
社会で生きていけないからさ
社会が良くならないよね
他者への共感もない
そんな人が政治家になったら
大変なことになる
それを思い出して
大学時代に
キャリア会議みたいな
現役生とOBが交流して
現役生が今考えていることとか
OBからアドバイスもらったり
雑談したりみたいなときに
SELの側で
日本は税が高いとか
福祉にお金取られすぎているみたいな話で
自分は海外
シンガポールで暮らしたい
税少ないから
みたいなことを言ったら
OBがガチギレしてて
お前は今どういう環境で
自分が学んでいるかとか
ここまでいかにこの国に育ててもらったか
分かっているのかみたいな
みたいなことを言ってて
明らかにそうだな
簡略な欠如
こんな風にやってばっかりやったら
日本終わるよなとか
それをめぐって世界も
良くならないだろうなと
SEL的な力というか
感覚を持った人が増えていくのは
大事だなと
チャプター1がもうすぐ終わるんですけど
チャプター1の最後に
さっき少し話した
三掛さんの
具体例が
持っていて
その具体例もすごく素敵だなと思ったんだけど
それを受けて最後まとめのところで
みたいなのが46ページに書いてあって
まとめとして
大人の役割
私たちにできることは
目が出て歯を広げ
花を咲かせやすいように
土壌を耕し続けることなのです
って書いてあって
その通りだなという気がするよね
自分の目が出るかどうか
こっちが満足する目が出るかどうかって
全然違うことだと思うからさ
その子らしい目が出て
花が咲きますようにみたいな
感じでやるしかないなって
思うね
耐性は大事よ
個人的には
耐性しすぎると反省にすぐ
つながっちゃうタイプだから
つまり悪かったところ
もっとできたところばかりに目が行って
しんどくなることもあるなと思うから
その辺はたぶんこの後の
SELの具体的なところで
解決策が提示されるのかなと
期待しつつ
今日の終わりにこの後のチャプターだけ
紹介しておく?
この後は
チャプター1が今
ざっと話したところで
チャプター2親子で始めるSEL
チャプター3が
子供の苦手別の処方箋
この処方箋ということで
こういう苦手が子供にあるんだけど
っていうのが5つ紹介されてるから
ここも1つ1つ見れるといいかな
最後が今日からできるSELワーク
ということで
具体的にやってみよう
後半チャプター5が
SELとチェンジメーカー
チャプター6が
親の意識からスタートするSEL
なかなか魅力的な
タイトルが並んでおりますね
ということで
皆さんに話せたらいいのかな
と思っているところです
ということで今回も聞いてくれて
ありがとうございました
ぜひ聞いて感じたことを
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よろしくお願いします
それではごきげんよう
21:23

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