00:01
どうもお疲れ様です、いかです。
この番組では、高校の国語科教諭をしている私、いかが、
仕事のことや仕事以外のことを緩くおしゃべりしていきます。
今日は、今、コメダコーヒーに来ておりまして、
友達と会ってました。会ってましたっていうか、会ってます。
で、今もその友達がいて、
なんと初のゲスト入り収録になっております。
今ね、ちょっと声が聞こえたと思うんですけど、
大学の友達で、同期でもあるという、
同期が採用されている県と同じ県で採用されているっていう、
奇跡のような関係性を持っております。
本名で呼ぶのはあれなんで、べーたさんとお呼びします。
ということで、べーたさん。
よろしくお願いします。
監修者ナンバー1番。
べーたです。
この番組の監修者になったそうです、べーたさんは。
急に、今日。
私、リアルな友達にあんまりこのラジオ紹介してなかったんですけど、
先生っていうことで、この番組に出てほしいって言ったら、
やってみましょうと言ってくれた。
ノリノリやったね。
なんでOKしてくれたの?
しゃべりたかった。
たぶん、私が無理やり、いつそんなこと言ってきて、
え、なんかこいつこんなこと言ってきたんやけど、
でもなんか、はいと言わざるを得ない状況だ、やばいみたいな。
私はNOと言える日本人ですよ。
ということで、今日はコメダで、このべーたさんとですね、
教材研究というか、授業をどうするかみたいな、
最近の授業をどんなことしてたとか、
これからどうしていったらいいやろうみたいな、
相談をしたりとか、そんな感じでしたが、
べーたさん今日はどうでしたか?
いやー、濃かったですね。
濃かった。密度が濃かったです。
密度。
なんで、どういうところが深いなと思ったんですか?
やっぱり一人で考えてても、
なんとなく自分では理解できるし、これでいいかと思って、
計画を作ってしまうんですけど、
やっぱ誰かと喋ってると、
あ、そこってやっぱ伝わらないんだとか、
これはもう少しこうしたらいいのかなっていう、
協議することによって蒸留されていく、
より密度の濃いものが出来上がっていくような、
03:04
一滴一滴絞り出していくような感覚がありました。
蒸留って、理科の先生みたいな。
いやいや、最近ウィスキーの科学読んでるので。
ウィスキーの科学の話も聞きたかったのにな。
この話終わったらちょっとだけ、
ウィスキーの科学を聞いてから解散にしてください。
私とべーたさんの住んでるところって割と離れてるんですけど、
お互いが間の地点というか、
私の家から今の間の地点の方が近くて、
べーたさんにはいつも長い距離を移動してもらってるんですけども、
月に1回、やりすぎか。
やりたいね、でも月に1回。
2ヶ月に1回ぐらい集まって、
強化会という名前で、
強くなる方のね。
そう、強くなる方の。
本来ね、学校の会議の中では、
国語科という教科の教科会ってすごく、
会議の名前がついてたりするんですけど、
我々はね、強くなりたい。
自分のことも、そして相乗効果でね、
強くなっていこうじゃないかという、
カッコいい思想を持っているので。
手っ取り早く強くなりそうやからね。
楽したいからね。
それがやっぱり、
友達であり同居であるという強みでもあるので、
強くたよね。
強みですね。
開いているという。
ありがとうございます。
いえいえ、公害教科会ということで。
いつも周りに話すとドン引きされますけど。
あ、そうなんや。
え、休みの日にもそんなことしてんの?
えー。
気持ち悪?って。
いや、なんかそういう人って、
言うてるだけで、
実は家でバリバリやってるのに、
いじるのが、
でもBETOさんはちょっといじられにいってるでしょ。
それはそうです。
気持ち悪いでしょ私たちっていうトーンで言ってます。
という感じで、
1、2ヶ月に1回くらい集まって、
それぞれを近況報告したりね、
これからどうしようって話したりしてて、
お互い今、
一緒年数とかも一緒なんで、
担任を持ってる時はその時の悩みだったりとか、
今は専務に2人ともいるんですけど、
そこでの大変なこととか、
共感し合える部分っていうのがやっぱり、
辿ってるルートが同じやと、
多くて、
だからもうほんまに、
これからもよろしくお願いしますという。
いや、よろしくお願いします。
なくてはならない存在でございます。
いやーほんとに、
続かなかった。
06:01
本当にてんてんてんしゅん。
お互いね、
2学級バタバタしながら、
ベータさんもいろんな、
学校でやらんとあかんしがらみに
囚われつく授業を考えてるという、
大変な状況だと思いますんで。
今日はね、特に『城崎にて』をね。
教材研究が難しかったですね。
私も、
2年、3、4年前ぐらいに一回やったんですけど、
改めてあれの、
教材としても深さというか難しさっていうのを
思い知ったなと思いました。
私やっぱり3年前は取りこぼしてることが多かったな。
もっと気づかせられるところがあったなって思いましたね。
改めてやり直していると。
国語科の教材研究って定番教材やと、
大乗仏性みたいな捉え方の人もいるかもしれないんですけど、
むしろ逆で、やればやるほど深みにはまっていくというか、
やり方って多様だし、
沼に落ちていって、そこから抜け出せなくなって、
一人でああーってなっていってしまうっていう。
そこでこうやって教科会を開くことによって、
はっ!みたいなのが。
消化させてるよね。
蒸留していくっていうね。
っていうのがあるんで、
いい加減に今日も私にとっても、
木の先にて最近やってなかったんですけど、
自分の中でも新しい発見があったり、
捉え方がより深まったりしてよかったですね。
やっぱり混ぜることによって旨味が増すっていうね。
シチューみたいなことですか?
ウイスキーです。
最近ベルトさんはウイスキーの本を読んで、
ウイスキーの話しかしなくなってるみたいなんですね。
すべての例えをウイスキーでしてる。
やっぱりスコッチはね、
シングルモルトの方が作るの簡単らしくて、
ブレンテッドの方が専門家による腕の見せ所。
どうやってモルトとグレーをいい比率で合わせていくかっていう、
混ぜていくかってそこがね、
スペシャリストにしか出せない味?
年数を重ねないと出せない味らしくて、
そうでありたいな、自分もそうでありたいなと思ってます。
09:03
お邪魔ナスや。
終わりました?
最近読んだ本の話とかも結構聞きたかったのに、
今日は教材研究で終わってしまった。
2冊ぐらい持ってきたのに、
これはスコアブックですね。
ウイスキーの本。
これ読めた?
それ読めたかったんです。
今何をベルトさんがしているかというと、
今井むつみ先生の何回説明しても伝わらない、
なぜ怒るのかっていう新調ですね。
新調やんなこれ。
日経BPから出てるビジネス書。
ビジネスをしたことがない今井むつみ先生が初めて書いたビジネス書ということで。
そうですよ。これ有言語学ラジオではおなじみの今井むつみ先生がビジネス書を出されたと。
すんごい堀元さんに、
こうしたらよかったのではって言われてたんですよ。
投入の部分とかをこう書いたら売れるみたいなことを吹き込まれてましたね。
これがウイスキーの科学。
後でURL貼っときます。
慣れてる。
え、配信してた?
見てこれ。ちょうどどっちも半分。
同時に読み進めていくタイプなんですね。
このリッスンの中でも、今読書ばり流行ってるっていうか、
最初の秋だぜウェイみたいになってるんで。
ウイスキーの本はもう一回タイトルちゃんと教えてもらっていいですか?
そのままです。ウイスキーの科学。
ウイスキーの科学。
誰が?
ブルーバックス。
こがくにまささんが書いた。
それの面白ポイントはどこなんですか?
そもそもいつも飲んでるウイスキーが、
なぜこんなに鋭いシャープな味わいがするのかという疑問を持ったところからなんですけど、
あとはウイスキーによってなぜこんなに味の違いが出るのか。
っていうのを製造過程、材料選びから製造過程をすごくこと細かに解説してくれている本で。
途中で科学式とか出てくるんですけど、そのあたりはもうはてなはてなってなるんですけど。
やばい。全然わかんないこれ。
なぜアイリッシュウイスキーがあんなスモーキーな香りがするのか。
別に本読まなくてもわかるやんという感じなんですけど、
でも本を読むからこそ深まる。
知識も深まるし、それによって自分の舌も敏感にウイスキーの味の違いを感じ取ってるような気がして、
自分が味わったものを言語化できるっていう喜びもありますね。
なるほどね。
12:01
私もウイスキー最近まで飲めなかったんですよ。苦手で。
それって大学生の時に安い居酒屋行って、ハイボールって頼んだら、
ようわから味のマズってなるようなやつが出てきて、あんまりやなと思ってたんですけど、
違う名殻のちゃんと名前がついてるやつを飲んだ時に、これやったらいけるわってなったんですよね。
それは全然味が違う気がしていて。
そういう違いとかも本を読むことによって理解が深まるっていうこと。
全然ですね。生徒一人一人に接するようにウイスキー。
生徒一人一人にはちゃんと個性があります。
その個性をしっかりと理解してあげる。
飲みながら、やっぱりジャパニーズウイスキーはお利口さんだね。
結構ね、バーボンはワイルドさがあるねとか、やっぱりそういうのが一つ一つわかりますね。
生徒を見るようにウイスキーを見る人おらんよ。
これおすすめの読み方が、ちゃんとウイスキーをロックで飲みながら読むっていうのが一番いいですね。
そうなんですね。ベイドさんウイスキー好きだったんですか?
ウイスキー好きです。常に酒瓶が2,3個は転がってますね。
知らなかったそれは。ベイドさんといえばモスコミュールなんで。
幼き頃の私ですね。
小学生の時にモスコミュールの頼み方がすごくチャーミングだったっていうのが有名な一話なんですけど、
まさかウイスキーに手を出して本まで読んでるっていう。
どこからはまったんだろうね。
あ、あ、実はやっぱ村上春樹の世界にはまるとやっぱりそこからウイスキー飲みたいって。
なるんですか?
結構種類がね、さまざまなウイスキーが出てきて、その時に飲む。
心情に合わせて飲むウイスキーっていうのが本当に。
村上春樹の文学の中に出てくるさまざまなアイテムとか、
なんでしょう、物たちって、教養の言下みたいな。
そうですよね。
すぐレコードをターンテーブルに載せますよね。
さまざまな教養、大人としての教養を集めて凝縮して濃縮、還元100%みたいにしたのが村上春樹の世界なんかなみたいな。
スーツもね、すべてブランド品ですしね。
ブランドの名前が出てくるし、車もそうだし。
それこそ村上春樹の文学は1984を上巻の途中で終わった人間なんですけども、それ以外にはほぼ読んでないかな。
15:07
ドライブマイカーを映画で見ただけっていう超に若い。
西島秀俊のね。
でもあれもやっぱり車はお勧めめでてたけど、あの車もすごいちゃんと目、どの車かっていうのが大事やったと思うから。
ウイスキーを知ることによって、つまり文学の中に出てくるアイテムをより解像度高く理解することによって、
より小説文学を楽しめるから記号を設置させていくっていう営み。
つまりは今井充先生の思想と絡みついてくるっていう点で、やはりこのウイスキーの科学とさっきの何だったっけ。
何回読んでも伝わらない。
何回読んでも。
ちょっとここをちゃんと言いたかったですね。
何回説明しても伝わらないはなぜ起こるのか。
っていうのを両方同時に同じぐらいのペースで読み続けていることの意義っていうのが狙ってあるんですよね。
最近はもっぱりウイスキーの科学。
何ならその今井充先生の本を買った後にウイスキーを買っちゃったせいで、
この半分まで読んでたところがウイスキーの科学にとって変わられたっていう。
ウイスキー好きすぎるよ。
いやでも面白いですよ。
村上春樹の小説の中に出てくる人物が若い頃はカティーサークしか買えなかったのに、
ちょっと中年になってくるとシーバスリーガルしか家にないけどいいですかって言ってたりとか。
あーシーバスリーガルまで買えるようになったんだね。
どっちもコンビニで売ってるもんね。
コンテクストすぎるな。やっぱりウイスキーの科学読んでからじゃないと村上春樹読んだらあかん説ありますよね。
村上春樹を読んでから、これでどんなウイスキーなんだろう。
科学体どうなんだろう。結構安いんだよな。
若いもんな。でちょっと進んで、
これシーバスリーガルやん。もうちょっといいの飲んでるやん。
成熟したんだな。とか。
読みながら調べるっていうのもいい。
よく言えばそれすぐ買ってきて飲む。
ちゃんとね、飲むことによって理解が深まってるっていう。そっちのためですよね。
決して別に酒が飲みたいという、ただ欲望に任せてやってるっていうわけではないんですよね。
元の人物がストレートに飲めたらその人守ってるとか。
だから2本も3本もウイスキーがあるんですよ。
勉強になるな。教材研究にも通ずる部分がありますよね。
18:02
追体験って物語を読む中で一番大事なの。
ウイスキーに特化してるっていうね。
悲しいかな。これ絶対授業に使えないんですよね。
この素晴らしさ解きたいんだけど、今読んでる本の素晴らしさとか、
体験の素晴らしさって解けないんですよね。
お酒じゃなければよかったのにね。
運動とかね、文化的なね。
だからこそ、私に語っていただいたら、話聞くの大好きですのでね。
だから、教材研究や授業の強化でもありつつ、人間性こそも全てを高めていくという意味で、
やっぱりこの会は意義があるなと毎回思わされますね。
まとまったんやろうか。
長いこと喋ってますけども、もう20分も喋ってますね。
あとちょっと手を出したいのは、クラシック。
これは上春期の文学には必ずと言っていることが出てきてしまうよね。
これはちょっと素養がいるじゃないですか。
ウイスキーも素養がいると思うんですけども、その素養は多分あると思うんですよ、自分に。
ウイスキー素養?
ウイスキー素養もある。ただクラシック素養だけは絶対ない。
何回聞いても頭に残らない。
クラシックね。確かにあれ、高尚な感じするし難しい。
どれ聞いても同じように聞く。
村上春樹の中では何が出てくる?バッハとかですか?
バッハね。あんまり出てこないですね。
名前も聞いたことないような。
名も知れぬ。
ジャズとかのイメージがめっちゃ強かったけど。
ジャズバーを経営してましたからね。村上春樹自分で。
そうなんや。
ヤナーチックとか。
ヤナーチック?
知らないよね。
知らないですね。
でもこの前実家帰ったらコンサートのチラシを置いてあって、そこにヤナーチックシンフォニエッタって書いてて。
へー。
結構メジャーやったんや。自分が知らなかっただけかと思いながら。
ヤナーチックっていうのは作曲者のことですか?
なるほどね。
でもスポティファイとかで検索したら村上春樹特集みたいなトラックがあったりしますよね。
ドンジョバンニとかね。
それは聞いたことだけあるな。
ただ今は情報にアクセスしやすくなってるから。
そういうのもちゃんと追体験しとかなきゃですね。
21:00
これは20年後ぐらいの自分の課題かなと思って。
20年後の私見てる?
見てる?
そんなに長寿番組になるつもりなんかない?
20年。去年すごく楽しかったんで。できれば20年後まで。
20年後まで。私これ一応毎日上げるって言ってるんで。
結構苦行かもしれないですね。
20年これ上げ続けるの結構苦行かもしれない。
その後にはスタジオができるかもしれないですね。
いいマイク買って、家がスタジオになってくるかもしれないですね。
いいですね。コフェとか作って。
教員辞めてますね。
教員ってやったらあかんもんね。
そうですね。
こんな感じで、いらん話もしつつ。
20年続けていきます。
続けていきます。よろしくお願いします。
ガンマさんもね。
ガンマさんって呼ばれるっていう設定にしてたんですよ。
本名言えへんから。
ガンマさん?
アルファさんとベータさんがいたからガンマさんも欲しいねって。
ガンマさんって呼ばれる設定じゃなかった。
私がアルファさんって呼ばれる設定で、
ベータさんがベータさんって呼ばれる設定で、
ガンマさんが欲しいっていう設定を忘れてました。
あと一人でしたね。
誰かまた一緒に撮れたらいいですね。
誰かいるかな?
探せばいいそうですね。
そうですね。探しましょう。
というわけで、ガンマさん。
ガンマさんじゃなくて、
とりあえず2人はプリキュア制度で縛られて。
ベータさんとアルファで。
アルファでというか、一応イカとしてやってたんですけど、
今日はアルファになってました。いつの間にか。
今日はすいません。急に出てもらうことになって。
ありがとうございました。
もうそこまで。
ではでは、今日はこの辺で終わりたいと思います。
ありがとうございました。