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お疲れ様です、いかです。
今日は、前の前の前ぐらいに、話すこと、聞くことの指導と評価に苦心しているという話をしていましたが、その続きの話をしていきたいと思います。
まあ、苦心しているだけではあまり内容がないので、苦心しながらも、今どういう授業をしようと考えているかというのを共有していけたらと思っています。
2学期の初めに、その話すことを聞くことの単元を、現代の国語の授業の中で取り入れたいと思っているんですが、
具体的には、ビブリオバトルというのをやろうと思っています。
ビブリオバトルというのは、ちょっとこれ公式ページから見て読み上げるんですが、
ビブリオバトルは、誰でも開催できる本の紹介コミュニケーションゲームです。
人を通して本を知る、本を通して人を知る、をキャッチコピーに全国に広がり、小中、高校、大学、一般企業の研修、勉強会、図書館、書店、サークル、カフェ、家族の談覧などで広く活用されていますとのことです。
もうちょっとルールを説明した方がイメージ湧くと思うので、公式のホームページからルールも読み上げたいと思います。
1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
2.順番に1人5分間で本を紹介する。
3.それぞれの発表の後に、参加者全員でその発表に関するディスカッションを2〜3分間行う。
4.全ての発表が終了した後に、どの本が一番読みたくなったかを基準とした投票を参加者全員が1人1票で行い、最多票を集めた本をチャンプ本とする。
こんな感じですね。
ビブリオバトル、結構全国で大会とかも行われていて、一昨年かな、私が担任をしていた生徒もこの大会出てみたいですということで申し出てきたので、
やってみようかということで、ちょくちょく指導をしてみたり、大会の演説に行ったりもしていました。
結構高校生といえども、みんな発表の仕方を工夫しながら読みたいと思わせられるような発表をしてくるので、すごいなと感心していました。
この活動をぜひ授業の中でも取り入れてみたら面白いんじゃないかなと思いまして、今回取り入れてみることにしてみました。
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これもともと9月の初めにできたらと思っていたので、夏休み課題で本を一冊読む課題というのを出しておりまして、
読書感想文というとやっぱり生徒たちすごくネガティブな印象を持っている人が多いので、読書感想文の書き方みたいな指導もしていませんし、
もうちょっとシンプルでやりやすいものをフォーマットを用意したという感じですね。
本の名前、著者、出版年、出版社、本のあらすじ、それからその本の好きなところとか魅力を簡潔に書くというようなワークシートみたいなものですね。
それをもとに2学期もちょっとスムーズに活動ができればという感じです。
この単元の目標は、ビブリオバトルを通して本の魅力を語ったり、友人がどんな本を読んで楽しんでいるのかを聞き合ったりすることができる。
やっぱり話すこと、聞くことなので、その両方ができるようになってほしいなということで、今のところこんな感じで考えています。
じゃあ実際にどういう授業にしていくのか。
1時間目はビブリオバトルとは何ぞやというのを説明しつつ、実際にYouTubeとかで全国大会のハイレベルな発表を聞くことができるので、それを見てもらおうかなと思っています。
あとはこの後どういう流れで授業をやっていくのかとか、どういう評価の方法なのかというのを説明をして見通しを立ててもらおうかなと思っています。
2時間目は実際に原稿を書いていきます。
2時間目は特に本のあらすじについてしっかり書いていくと。
現代の国語の中では論理的に物事を考える力みたいなのが結構重要視されていますので、構成も工夫してわかりやすく説明する、初めてその本をついて知るような人にもちゃんとわかるように説明するということを重きにおいてやってほしいなと考えています。
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3時間目は原稿の続きですが、あらすじだけじゃなくて、やっぱりなんでこの本が面白いのか、魅力があるのか、読んでほしいのか。
その発表者ならではの視点でその本の魅力を語るということを頑張って考えてほしい。
これが3時間目のやることかな。
その原稿を完成させるといったところですかね。
うちの学校の生徒たちは2時間で終わるのが果たしてちょっとどうかな、難しいかなといったところなんですが、様子見ながらですね。
4時間目で発表としたいと思います。
4人で1班になって40人学級なので10班ぐらいできますかね。
4人1人ずつ5分間の発表を行って2分間ぐらい質疑応答の時間をとると。
もちろんこの発表はルーブリックを最初に作って示しているので、それを目指して、
例えば話し方とかも原稿だけじゃなくてルーブリックに沿ってやっていくという感じですね。
そのルーブリックの評価の基準というのは次回の放送でお伝えできればと思います。
この時、話す人、発表者だけが頑張るんじゃなくて、聞く人もどういうところがいいと思ったとか、質問を考えたりとか、
ちょっと気を張ってないといけないような状況を作りたいなと思っています。
話すこと、聞くことの単元なのでね、聞き上手にもなってほしいので、
そういうワークシートなんかも用意したいなと思っています。
発表と総合評価が終わったら、次の時間、5時間目は振り返りを行って、
偶然疑う読書のすすめという教科書に掲載されている文章を読ませようかなと思っています。
自らの読書体験と比較して、筆者の読書体験についてまとめるみたいなことをできたらなと思っています。
ということで、こんな感じですかね、ざっくり。
6時間以内に終わりたいなと思っています。
話すこと、聞くことの単元ということで、前の放送でも言っていたように、
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言語活動をやらせるのは何とか今説明したように何とかなりそうなんですが、やっぱり大変なのは評価ですよね。
評価は、授業内で発表している様子を、例えば10班分の生徒が一斉に始めて、私が一斉に見るということは不可能なので、
その時はその部分については評価は私はしません。
後に課題を提出させようと思っています。
動画をロイロノートという教育のサービスに提出させて、その動画を私が採点するという形をとりたいなと思っています。
英語化のリスニングの評価とかもそういう風にしているようなので、
国語表現という、また現代の国語とは違う科目で、同じようにスピーチの評価をしたことがあるので、できないことはないと思うんですが、
いかんせん80人分の動画を見ないといけないので、ちょっと5分間というのは長いなあと、ちょっと評価厳しいかなとも思っていて、
この辺は担当する他の先生にも相談して、2分間に縮めさせたりとかするかもしれないですね。
ちょっと検討したいと思います。
次回は評価基準ですね。
ルーブリックを実際に作ってみたので、こういう風にやろうと思ってますがどうですかね、みたいなことを紹介していきたいと思います。
今日はこの辺で終わりにしたいと思います。ありがとうございました。