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2024-09-25 10:00

#068_【現国】内容をさらに良く見せる「話し方」(ビブリオバトル⑤)

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どうもお疲れ様です、いかです。この番組では、高校の国語化教諭をしている私、いかが、仕事のことや仕事以外のことを緩くおしゃべりしていきます。
今日は久々にビブリオバトルの授業の紹介の続き、再開していこうかなと思います。
前までは4回目の授業まで話していました。
1回目が、仕上がった書典、ビブリオバトルとはどういうものか。
2回目が、ネタバレをせずあらすじを書こう。
3回目が、魅力的な部分について語ろう。
4回目が、全体の構成を工夫しよう。
特に導入を工夫しましょう。
今日ご紹介するのは、5回目の授業ですね。
題して、内容をさらによく見せる話し方を考えよう。
副題というか、指導することとしては、話しの長さ、話す態度、聞こえ方について注意して、自分を客観視し修正するというものですね。
当初の予定では、もう5回目で本番という形にしたかったんですけれども、
評価対象としているパフォーマンス課題の中に、適切な話し方が身についているかどうかを測るというのがあるんですね。
授業でちゃんとやってないことを測るのもあまり良くないなということで、話す態度とか声とかについても学習する時間を設けることにしました。
そういう狙いがあったというのが一つと、
もう一つは、やっぱり生徒たち、全然授業中の時間の中で原稿を書くのが追いついてなくてですね、
もう全然できてないんですけど、みたいな子が結構たくさんいたので、
作業の時間もあった方がいいかなと、この2つの狙いでやることにしました。
で、初めにですね、良さそうなスピーチはどっちですかという問いを投げました。
これあの、イラスト屋のね、スピーチをめちゃくちゃ上手にしてそうな絵をAとして持ってきて、
もう一個Bとして、仕事で疲れていそうな感じのパソコンを見ながら、しかめっ面で座っていて腕を組んでいてみたいな、
お疲れのサラリーマンみたいな絵を持ってきてですね。
で、それをちょこちょこっとグッドノートに取り込んで、でペンでちょこちょこっと目を編集したりして、
イラスト屋の絵をね、スピーチをだらだら喋ってそうに見えるように編集しましたね。
マイクとかも置いてね。はい。
で、そのAとBのそれぞれの特徴や印象を具体的に説明してみようというのをまず持ってきました。
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もうイラストだけなんですけども、生徒たちは狙い通りのことを素直に言ってくれると言いますか。
Aは堂々としているとか、身振り手振りがあるとか、前をちゃんと見ているとか、はっきり喋っていそうとか。
Aを見るだけですごい伝わる部分があるんだなぁと、見た目というか表面的な部分というのも、原稿以外の部分というのも大事になってくるんだなということが実感できたのではないかなと思います。
Bを見てもね、下を向いているとか画面ばっかり見ているとか、座って猫背とか、そんな風に言ってくれましたね。
で、その次におすすめの練習法ということで、ズバリ自撮りしてみましょうというのを伝えました。
ただね、結局自撮りしてる子はいなかったと思いますけどね。やっぱ教室でタブレットの打ちカメであったとしてもね、打ちカメがあったとしても撮るのははわかられますよね。
一応生徒に説明したこととしては、自分の中ではできているつもりでも聞き手にとっての見え方や聞こえ方というのはそうとは限りません。
なので自分を客観視することで、ああこういう姿なんだな、こういう声なんだなというのを知った上で修正をしてというのを繰り返すことでより良いスピーチにしていきましょうと伝えましたね。
で、自撮りはさすがにはばかられるかなと思いましたので、動画の撮影に抵抗のある人はまずはボイスメモで音声のみを収録してみようというのも伝えました。
これはね、何人かやってましたね。
私もこのポッドキャストを収録しているのはいつもiPhoneのボイスメモで撮ってるんですけどね。
で、これって音声が小さかったり大きかったりするのも可視化されるし、秒数もわかるし、すごいわかりやすいですよね。
今回のその授業でも使えるんじゃないかなと思って生徒にお勧めしました。
生徒がね、iPad持ってるっていうのも大きいですね。私が知ってるアプリが入ってるっていうね。
で、最後に話し方の評価方法について伝えましたと。
何度か言ってますけれども、生徒たちが実際にビブリオバトルしている様子を私が全て見て5分間のスピーチを評価するっていうのは難しいので、話し方については本番では私は評価しませんと。
後で出す課題で評価しますよと。
で、その上でただ相互評価を本番ではしますよと。
班で発表しますが、あなたの発表を他の3人の人たちが聞くことになって評価もしますと。
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で、その評価は私がもともと示した評価基準、ルーブリックの表とほとんど同じものを使うことになりますよと。
時間は5分ですけれども、発表時間5分プラスマイナス10秒以内だったらAですよとか。
Bだったら5分プラスマイナス20、Cだったら5分プラスマイナス20秒超えてるとかね。
そういうのも一緒ですよと。
そんなことを伝えつつ、生徒はね、でもやっぱり原稿作りに必死な子が6、7割ぐらいでしたね。
で、自分で音声の入力をする、話すっていうのもはばかられる子もたくさんいるだろうなと思って、
前で高校生の全国大会のビブリオバトルの様子をちょっと小さめの音量で流したりしていましたね。
そういう環境づくりもちょっと工夫をしながらの授業でした。
どうしても私が1回は客観視をするために録音をしてほしいなと思っていたので、
最後の10分間ぐらいは強制収録タイムということで、
一斉に用意スタートと5分間を測って、ボイスメモを起動させて原稿を読むという時間を作りました。
やっぱり5分間フルで使えてる子はほとんどいませんでしたね。
みんな本当にね、そういうの苦手な子は2、3行ぐらいで書く。
あらすじが2、3行、魅力的な部分2行、まとめ1行みたいな。
そういう感じの子がいるので、そういう子はすぐに終わっちゃってたり。
すごく真面目にやっていても4分ぐらいで終わっちゃってたかなと思います。
そういうのをあんまり足りなかったなとかね、原稿を増やした方がいいなとか、
ゆっくり読んだ方がいいなとか、ちょっとでも思ってもらえる機会になったらいいなと思ってそういう時間を取りましたね。
本番が明日になりますので、それまでに原稿ですね、ビブリオバトル原稿を完成版を提出しちゃいましょうというのを伝えてます。
今ねざっと見ていると前から修正している子が多い気がしますね。
分量が増えている子がかなり多いなと思います。
こうやって自分の学びというか取り組みを調整するっていうのは今求められていることでもあると思いますし、
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いい時間になったなと思いますね。
ということでいよいよ明日が本番になります。
1クラス分が明日あるかな。
でまた金曜日に他のクラスがあったりするんですが、チャンプ本が決まっていくと楽しみですね。
あとその明日はね相互評価前回の前々回かの放送で言っていた
Google…あ忘れちゃった名前なんたらなんたら
評価するシステムのやつを使えたらなぁと思っているので、またそれもうまくいったかどうかとかちょっとあんまりだったとかレビューできたらなというふうに思います。
では今日はこれで終わります。ありがとうございました。
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