本実践は、「書くこと」の資質・能力の育成を目的とし、杉田敦『政治的思考』を教材に据えて構成した単元である。評論文における政治的思考の三要素(多様な価値観の調整、他者との距離感の把握、社会の不透明性の受容)を読解した上で、「自らの生活の中で政治的思考が必要になる場面」について、500~600字で論述するパフォーマンス課題を最終課題とした。生徒にとって政治が抽象的・非現実的な対象になりがちであることを踏まえ、評論の内容を「経験」させるために、あるロールプレイ活動を導入した。
✳︎もうすぐ東中野の雑談に遊びに行きます!
声日記界隈でお馴染みのあの人や、ドングリFMリスナー大歓喜のあの人も来てくれる予定です…!7/5(土)頃からです。ぜひ一緒におしゃべりしましょう〜🍺
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
このエピソードでは、生徒が身近に感じられない政治について考えられるように、言語活動(ロールプレイ)を通じて理解を深める工夫が紹介されています。ロールプレイでは、高校生たちが異なる立場で制服の是非について議論します。この言語活動により、生徒の政治的思考についての理解を深め、「書くこと」のパフォーマンス課題をスムーズに進められることを目指しています。
コメント
この時期に500字とはなかなか挑戦的な課題ですね。 ロールプレイは身体的な活動なので、入り込めれば理解はかなり深まるように思います。台本を読むだけでも雰囲気が深まるのに、実際になりきりで討論しているの高いハードルをよく越えましたね。ファシリテーションが大変だったのでは? 「書くこと」としては、アやウの指導事項になるのですかね。伝えたいことと伝え方に意識を向けるためにインプロ的なロールプレイは上手く深掘りに繋がっている気がしますね。 音声的な言語として拡散的になっている思考を書き言葉としてどのように線状的に収斂させていくのか、子どもの思考の変化にアプローチしていくのか、パフォーマンス課題の手引きや、支援がどうなっているか興味が惹かれます。 急な長文ですみません。一応、国語科の教員なんです、忘れられがちですが。 だから、つまり続報をお待ちしていますということで…(笑)
笠原先生、身体が3つあっても足りないほどのお忙しさの中で、いつも丁寧なフィードバックをありがとうございます。誠実に国語をやろうと思えます。 ロールプレイは、何を言えばいいか全くわからないということがないよう 例えば 【あなたの立場】 体型や性別の枠組みから制服をつらく感じている高校生 【あなたが大切にしたいこと】 ・自分の体や性に合わない服を毎日着るのが苦痛 ・「みんなと同じ」が自分を否定するものに感じる 【話し合いで目指したいこと】 ・制服の「強制」をやめ、誰もが快適に過ごせる選択肢を広げたい このように、セリフではありませんが、文章による情報をいくつか渡しました。 とはいえ、ファシリテートの必要性を強く感じました。 指導事項についてはイを意識しています。特に、構成についてです。 課題文に即して「この要素を、このような順で配置してみましょう」というのが分かるよう補助資料を作成しました。 生徒に考えさせる余地がほとんどないので、トレーニング的になってしまってますが… 書くべき要素の内容を検討する際に言語活動が活かされることを期待しています。 ご指摘があったように、生徒にとって500字以上というのはかなりチャレンジングだと思うので、実は不安も大きいです… また成果物をふまえて反省回をアップできればと思います…!
いや、そんなに忙しくないですよ、ラーメン食べているくらいなので😂 生成AIでペルソナを設定して、話しやすいように生徒に見せるってやり方はとても面白いです。AIの使い方としても。 指導事項はイだったんですね、偉そうに話して大外ししましたね汗 「このような順で並べてみましょう」と授業者としては縛ったつもりでも、やってみるとこの手の作文は意外と個性や違いが出るように思います。 たぶん、想像以上にロールプレイしたことが作文の個性の幅に広がっていて、生徒が思ったよりも考えてくるような気がします。 いずれにしても楽しみですね。意外と出来上がった作文を朗読させてみると、その子の熱意が出そうな気もします。 作品を持たせてあげることが出来る実践は素敵ですね。
政治とロールプレイの組み合わせ、秀逸です。 こういった生徒と距離のあるテーマをロールプレイで接続するのは良いアイディアですね! これをぜひ何かの際に取り入れようと思います。 最初はロールプレイの台本をAIに書いてもらって、その後は自分の言葉で、というような段階もありですね!
黒瀬先生、いつもコメントありがとうございます!そう言っていただき大変励みになります。 台本を用意するというのは全く思いついていませんでした。 笠原先生へのコメントに先述したような説明文があれば何とかなるでしょうと思っていたんですが、確かに生徒をその役になりきらせて議論のベースを作るためには、あればよかったなと思いますね…!
マイクだと声の印象が少し違って聞こえますね😄 じゃあ私、制服を作っている服屋さんやります(笑)そういう色んな立場から考える、ディベートするって大事ですよねぇ。
似ているエピソード
タイトル・AI要約・文字起こしの話題をもとにおすすめしています。
-
#139_【現国】1学期「書くこと」課題の大反省会
放課後9.2帖ラジオ
このエピソードでは、現代国語の授業における「書くこと」に関する課題について反省が語られています。生徒の成果物である小論文...
-
#119_先生の授業中の雑談
放課後9.2帖ラジオ
高校の国語教師は、授業中の雑談について考察しています。雑談が授業や生徒とのコミュニケーションにどのような影響を与えるのか...
-
#121_日常の差し色(お便り)
放課後9.2帖ラジオ
高校の国語科教育をテーマに、リスナーからのメッセージが紹介され、ビブリオバトルや生徒の手紙を書く活動について語られます。...
-
#088_【現代語】面白いと思える学校設定科目を真面目に考えてみた
放課後9.2帖ラジオ
このエピソードでは、高校の国語科教諭が担当する現代語という科目について、授業の目標や評価基準、年間指導計画の概要が紹介さ...
-
Podcast Weekend:国語の先生は皆声日記をすればいい!最近の教育とPodcast/いかさん「放課後9.2帖ラジオ」
LISTEN NEWS
ポッドキャスト「放課後9.2条ラジオ」の進行役であるいかさんは、自身の活動について語り、そのきっかけや影響を振り返ります。...
-
52.2024振り返り〜授業編〜
高校国語について話すラジオ
このエピソードでは、高校の国語教育の振り返りを通じて、授業の工夫やモチベーションについて語られています。また、実践報告を...
-
9.国語ってどんな科目??
高校国語について話すラジオ
このエピソードでは、高校国語について、国語教育の成立背景や現代の授業内容、受験国語と学校国語の違いが詳しく解説されていま...
-
228 受験対策授業をした後、生徒が質問に来たけど、その内容があまりにも本質的だった話。
今日も明日も授業道~国語教育をゆるっと語る~
受験対策授業の後、一人の生徒が深い質問を持って教師のもとに訪れ、その内容は国語教育の本質に迫ります。このエピソードでは、...