1. ゆる〜い読書会。ほにゃラジオ
  2. 【3-1】沖縄美ら海水族館はな..
2024-09-25 49:43

【3-1】沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?

『ほにゃらじお』は本の魅力に取り憑かれた読書フリーク、「すみだ」と、自称"読書キョロ充"の「すがわら」が、本についてただただ、ゆるーく話す番組です。

第3回 沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか? 佐藤 圭一 (著), 冨田 武照 (著), 松本 瑠偉 (著)


https://amzn.asia/d/9oe4KTm ——— 【クレジット】 出演:すみだかずき、すがわらまお 音楽:こばっと様、VeryGoodMan様、Sho様 ⁠⁠https://dova-s.jp/_contents/author/profile287.html⁠⁠ ⁠⁠https://dova-s.jp/_contents/author/profile040.html⁠⁠ ⁠⁠https://dova-s.jp/_contents/author/profile292.html

00:03
スミダ・スガワラのほにゃラジオ!
この番組は、毎日一冊本を読み、本の魅力に取り憑かれた読書フリック、Buddha Studio, Inc代表のスミダと、
本は読まなきゃいけないなぁと思いながら、読めない読まない罪悪感に苛まれる日々を過ごす、読書挙露中のスガワラが、
直近読んだ本についての感想や考察を、ただただゆる〜く話す番組です。
はい、ということで、本日から新しいシリーズ、第2冊目になりますが、
どうですか?あの前回の反響みたいな。
なんか、意外とめちゃくちゃ再生されてたよね。
意外とね、今日収録時点で見て50再生ぐらいはされてて、
50か。
ぐらいはされてて、あの3話合計で、再生時間みたいなのもチラッと見れたんだけど、
これ再生時間出るんだ。
そうそうそうそう、見れたんだけど、なんかもう一回この収録の前に確認しようと思ったら、
なんかちょっともう見る場所わかんなくなっちゃって、見れなかったんだけど。
僕が今日が正しければ、1話の総再生時間が5時間とか。
へぇ〜。
っていう風になってて。
意外と聞いてくれてる人が多い。
そうなんですよ。
最後までかわかんないけど。
で、あの、3話を公開した直後のデータになるので、
3話はまだ再生数多分反映されてないんですけど、
イメージで言うと、1話が大体30回再生ぐらいされてて、
で、2話が15回再生ぐらいされてて、
で、今日どうなるかな?3話が。っていう感じなんで、
ちょっとでも、やっぱり1話から半々、半減半減はしているので、
ちょっとやっぱり僕らの宣伝活動がちょっと2話3話は足りなかったんじゃないかと思って、
今日急いで3話に関してはインスタグラムで宣伝をしてみたんですけれども、
冷静に考えると僕のインスタグラムフォロワー全然いないので、
どんだけ効果があるんだろうっていうのはちょっと、
蓋を開けてみないとわからないですけれども、
まあでも全体で50回再生ぐらいはおかげさまでしていただいてっていうところであったので、
まあ最初始めた時は再生回数5ぐらいあるといいねぐらい言ってたので、
03:05
当初のKPIはもう1000%達成ですよ。
確かに。
言ってみたら。
フォロワーも10人ぐらいフォローしてくれてたし。
もうほとんどきっと身内でしょうっていう。
まあそりゃそうだろうね。
ほとんどがもう身内でしょうっていうフォロワーではありますけれども、
是非フォローをとうとうしていただけると、
やる気にはすごいなってますから、
僕毎日見てるんですよ、分析のツールみたいな。
会社とかでは言われるの?
一人ぼっちでずっと仕事してるから反響って言われればわかんないんだよね。
最初、隅田にそれ聞こうと思ったんですよ。
反響、実際どういうこと言われましたかみたいなの聞こうと思ったけど、
友達がいないからそもそも入ってこないだろうなと思って、
それは期待をしていなかったんですけど、
僕の方はですね、上々と言いますか、
もうメール、メールじゃないね、
LINEをもらったりだとか、
LINEで実際に面白かったよっていう話だったりとか、
お母さんから?
お母さんじゃないですね。
お母さんはポッドキャスト始めたんだよねっていう話をしたら、
ちょっと私そういうのわからないって言われて終わりました。
いいお母さん。
で、あとはその社内ツールがチャットワークなんですけど、
チャットでおじさん二人がアンパンマンについて真面目に語ってるのを待ち受けるみたいな、
いやまあ面白かったよっていう話をもらったりだとか、
あとはですね、社内の直接コミュニケーションで言うと、
これはもう本当に二人、三人にちょっと同じようなことを言われたんですけど、
楽しそうな隅田さんが聞けるっていう。
誰が言ってるかめっちゃ気になるな。
楽しそうな隅田さんが聞けるっていうのは、
割と共通票として入った。
そんなに楽しそうじゃないのかな。
隅田和樹という男はあれじゃないですか、
素を出してるつもりでも、
そうなんだよ、そう見られてたんだよ。
どちらかというとあれじゃないですか、
場所によってなりなりで素を出していいよって言われたら、
ちょっと恥ずかしそうにちょっとずつ素を出し始めるじゃないですか、あなたは。
そうだね、初期のアンパンマンのようにね。
そうそうそう、初期のアンパンマンと同じように、
素を出していいと言われれば、ちょこちょこっと出し始める。
そこをやっぱりあなたは会社では出し切れてなかったんですよ、この6年間で。
まあちょっとそれは冗談半分ではありつつ、
まあ確かに社内でも2人では話してはいたけど、
こんなプライベートプライベートの話って、
06:01
確かにまざまざと聞くタイミングってなかったと思うから、
まあまあ楽しそうな隅田さんが喋ってるっていうのは、
なんかそういうことなんだろうなとは思ったりはしますけれども、
まあそんな形の反響もあっての第1回、第1冊目ですね。
あの柳橋さんの、私が正義について語るならっていう本の後ですよね。
まあちょっと前段が長くなってしまうので、
早速2冊目の紹介を入っていただければなというふうには思っているんですけれども、
それで言うと、今回の2冊目本の紹介をお願いします。
今回の本は絶対読んだことないと思うんですけど、
沖縄チュラウミ水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?
っていう本を持ってきました。
沖縄チュラウミ水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?
はい、なるほどなるほど。
沖縄チュラウミ水族館、僕はないですし、実はチュラウミ水族館も行ったことないんですよ。
今まで沖縄も、もうそれこそ4、5回、それ以上行ってるとは思うんだけれども、
実は何かにつけてチュラウミ水族館行ったことなくて、
毎回雨かなってなると、じゃあ雨だったらチュラウミ水族館、
晴れたらこういうとこ行こうね、みたいな。
だいたい、僕は気大の晴れ男なんで、だいたい晴れちゃうんですよ。
ので、Bプラントしているチュラウミ水族館って行ったことないんですよ、今まで。
やっぱね、北の方だもんね、沖縄でも。
確かにね、アクセス自体はあんまり良くないって言ったあれだけど、
ちょっと足を伸ばさないといけない場所にあるような感じではあるよね。
チュラウミ水族館は普段行きますか?
水族館は僕は好きです。それで言うと地元の江ノ島水族館とかよく行ってましたし、
江ノ島水族館は行ってるし、今は都内に住んでるからっていうのもあって、
直近の品川の駅前にあるやつ行ってみたりだとか、好きですよ。生き物自体が好きなんで、一応。
水族館僕も好きなんですよ、めちゃくちゃ。
奥さんとかね、子供生まれてからは3人で江ノ水は何回も行ってて、年パス買って。
年パス安いからね。 めちゃくちゃ安いね。
09:02
びっくりするよね。 2回行ったら元を取れるから。
そうなんですよ。江ノ水も結構行くし。
そんな水族館。
水族館ってもちろん宝の研究をしているわけじゃないですか。
これをなぜしているのかっていう本。
今回それこそ前回になりますけれども、ここで紹介をしたいというふうに澄田が思うということは、何かが面白いなと思ったポイントがあったのかなというふうには思うんですけれども、
今回のこの本のパンチラインとしてはどういったところが面白くてこの本の紹介に至ったの?
パンチラインは面白いポイントはたくさんあるんだけど、パンチラインは一文で、研究者には仮説の確からせたよりも夢が優先されるべき時があるのだ。
っていう一文があって、めっちゃ好きだったんだよねこの一文。
これさ、絶対好きだよね。
これめちゃくちゃ好きな一文だったんだよね、この本の中で。
研究者には仮説の確からしさより夢が優先されるべき時がある。
確かに研究者っていうのはもうむしろファクトじゃないけど、ファクトベースで物事を進めていくお仕事みたいな感覚がすごいある中で、そうじゃなくて夢が優先されるべき時があるっていうことを言ってると。
そうだね。メインですごい語ってるところでこのワードが出てくるわけじゃなくて、一個のエピソードの中でポンって出てくるだけなんだけど、個人的にはこれが刺さったかなと思います。
まあまあまあ絶対に好きそうなパンチラインだと思いますよね。
じゃあこれはもちろん、チュラ海水族館に携わっている人が書いている本なのかな?
そうそうそう。著者の人は3名いて、共同著作になっていて、全員だったかな?ちょっと間違ってたら申し訳ないんですけど、全員チュラ海でサメの研究をしている方たち。
1人は佐藤さんという方。2人目が富田さん。3人目が松本さん。この3名のチュラ海水族館職員兼サメ研究者の方たちが、それぞれのエピソードとかそういうのを交えながら書いている本ですね。
12:05
はいはいはい。
じゃあその飼育員兼研究員。
そうそうそう。一番最初の佐藤さんは今のチュラ海水族館の運営責任者だったかな?
そうなんだ。研究者であり、飼育員としての顔がどれぐらいのものかわからないけれども、運営責任もやってるってなんかすごいね。その領域のバラエティの広さが、割と右脳も左脳も使うような立ち回りをしなきゃいけないというか。
だからなんかすごい頭悪い言い方だけど、めっちゃ偉い人なんでしょうね。
すごいすごい言い方したね今ね。
すごい偉い人。
すごい偉い人が書いた本。すごい偉い人が書いた本があると。
うん。すごい偉い人が書いたサメの本。
サメの本。
あるほどわかりました。
でもねこれ、表紙いいんだよね。
はいはいはい。
ちなみにジンベイザメが、
まあまあまあ有名ですよね。
プレードマークだから。
うん。
タイトルで、沖縄チュラミス族間なぜ役に立たない研究をするのかってめちゃくちゃデカデカと書かれてる真ん中に一体ジンベイザメが書かれてるっていう。
えー。これあれだね、ちょっとガイドライン的にオッケーだったら概要欄にも。
確かに確かに。
うん、なんかその、アマゾンのリンクとかをペッて貼っておくといいんじゃないかな、意外と買ってくれたっていう人もいたんですよ、前回の本。
えー、あ、そうなんだ。
はい、あのもう1話目の直後に買いましたーって言ってくださった方がいらっしゃって。
なんでちょっと今回もじゃあその概要欄にちょっともし可能であれば貼り付けておきますので、ぜひ表紙の部分のどういうデザインかっていうところも今ね、見ていただければなと思いますが。
実際に本の中の話入っていければと思うんだけれども、今回もなんかこの本についての問いみたいなものがあったりするのかな?
うん、問いはあって、まあていうかタイトルそのまんまなんだけど、この本の問いみたいなところは、沖縄チラウミ水族館がなぜこの社会に存在しているのかとか、
この佐藤さんたち、サメを研究している研究者の人たちが何を生み出しているのかとか、
その生み出したものが何の役に立っているのか、みたいなことをこの人たち自身が何でやってるんだろう?みたいなことをふと思ったタイミングがあったらしく、
15:01
それをものすごいグルグルと考えて本にまとめてみたっていう感じかな。
なぜチラウミ水族館がこの社会に存在しているのかみたいな話で言うとね、なんかもう自分からすると、だって観光スポットとしてじゃないの?みたいな
でも僕だけじゃなくて、たぶん一般的な回答としてはそうだと思うのよ
確かにこれ、今のタイミングで聞いてみたいんですけど、このタイトル、沖縄チラウミ水族館はなぜ役に立たない研究をしていると思いますか?
ああ、なるほど、その質問。ちょっと待ってね、チラウミ水族館がなぜ役に立たない研究をしていると思いますか?
これ難しいね、なぜって言われると、なぜって言われると、いやちょっとこれパッと答え出てこないけど、なんかちょっと考えをまとめたいな、ちょっと待ってね
まあこのシンキングタイムは後ほどカットするので、もうスパッと、一瞬で出てきたかのような編集をさせていただきますが、
なぜ、なぜかというと、なぜかというと、たぶんこれはたぶん絶対違うんだけれども、そもそも研究をするという行為自体の方が大事で
はいはいはいはいはい
あのそのサメはあくまでそのまあ題材というか、でそのまあ言ってみたら研究力を上げるというか、っていうところが一つあるのかなという
確かにさっきのパンチラインもなんかそれらしきこと書いてたもんね
確かに確かに、どちらかというと、もうこの人たちがなぜ役に立たない研究と言っちゃってるから、であればそのサメの生態をどうのこうのではなくむしろその研究をするという行為自体
そのプラクティスがすごい大事なのかなって思った、逆にそれぐらいだね
それはもう一番最後の結論のところで
はいはいはいはいはい
じゃあちょっとこれは最後にあのどうなったかっていうところはありつつ
うんめちゃくちゃ読みやすくてこの本
うん
このポッドキャストも正直紹介したい本死ぬほどたくさんあって、なんだけどまだ全然初回の初回だし、やっぱり読みやすい本がいいなと思ってて
18:09
読書あるじゃないですか人に勧められて買ってみたけど、前書きとかが1ミリも面白くなくてすげー難しい単語いっぱい使われてて
はいはい
全独になっちゃうみたいな
うんあるある
それで言うとこの本はたぶん小学生とか中学生でも全然読めるぐらいの
優しい本なの
優しい本、ボリュームは200、250ページぐらいか、そんなにいかないか200ページぐらい
まあまあまあそれなりのボリュームはあるけどね
だけどまあすごいトラスが読めるというか難しい言葉も使われてないし
なんか自分の子供にも読ませたいなぐらいの感じ
へー
そんな本になってます
はいはいはいはいはい
まあなんかね今今でいうとそのシンプルにその研究をする人たちがいて
まあサメを研究していて
なんかどうやらそのサメのその生態とか
そうだね
がめちゃめちゃこう大事、まあ大事は大事なんだろうけど
じゃないところに何かこう
コアになるポイントはあるのかなぐらいのむしろそれぐらいの情報量しか入ってないんだけれども
うんうんまあでもねあのあんまりハードル上げすぎなくてもいいかもすごいライトな感じの
あーはいはいはい
うんうんうん
まあその中身に入っていくと
はいはい
まずこれ始まりどこから始まるかっていうと
うん
まあこの佐藤さんのアタリクティから
はい
スタートをしていって
えっとかかったのが多分コロナ禍開けたぐらいのタイミングだったはずで
あーなるほどなるほど
ちょっと前に読んだ本なんで少しうろ覚えなんですけど
でえっとちらみ水族館もまあ礼儀漏れずそのコロナ禍はずーっと休館してたわけですよ
うーん
まあそのえっとコロナに入って沖縄県から要請で休館してくださいって
まあ緊急事態宣言みたいな
入って
でまあその水族館なんて開けとくと人が密集するゴンゲみたいな場所だから
まあ確かにねそりゃそうだよねもう水槽の前に集まるし
流石に休館せざるを得ないと
なんだけどその水族館って他の施設と違って生き物を取り扱ってるから
うん
たとえ休館したとって職員に休みはないわけですよ
うーんまあ確かにね電源を切って終わりじゃないもんね
そうそうそうだから1日でも休んじゃいけないわけじゃん
はいはいはいはいいやそうだよね
21:02
まあいっぱいいるその動物の命を預かる立場上1日たいとも休業するわけにはいかなくて
うーん
てかもともと動物飼育する以上土日祝日とかそういう人間が作り上げた記事とは全く関係ないから
まあ確かに
だからその人間の生活リズムに合わせてでコロナで休館してくださいみたいな話が入ったとしても
まあ飼育員にとってはもうなんだ変わりない日常の延長がまあ続いてたと
ああ
その世の中がコロナでいろいろと大騒動になっていくけど
まあ飼育員の人たちは
あの目の前でねその魚を飼ってるから生まれたらとかちょっとなくなっちゃったらとか
まあそういう命の営みみたいなものを見守るためにこの中でも僕と仕事してましたと
でとはいえ
その休館をしてるからお客さんが入らなくてお金もちろん水族館もお金を稼いでるからチケットで
まあお金が稼げないと
そりゃそうだ
かつあのお客さんのために
その水族館を運営してた佐藤さんはふと
その沖縄県から決めなさい休館してくださいっていう
はいはいはい
申請をもらった時にふとあれこの水族館ってなんでこの社会に存在してるんだっけみたいな
うーん
自分の中で生まれてきたと
はいはいはいはいだってもう必要のないもの
そうそうそうそう
そして生活でも逆に言うとそのね人間が生きていく中では必要がないものという判断を
宣告されちゃったようなもんだからね
そうそうそうまさに
うーん
なんかその合計で2年間水族館を臨時閉館したらしいんだけど
はい
まあ臨時閉館不要不急の外出をみたいなこの中でよく言ってたけど
その水族館って不要不急なんだみたいな
うーん
なんかだったらなんで今社会に存在してるんだっけそもそもみたいなことをぐるぐると考えた
はいはいはいはいはい
まあそのもちろんさっき言ったとおり沖縄を代表する観光の目的地だし
うん
ロックダウンの象徴としては水族館を救出させるっていうことは
まあ平民の安全確保にとっては必要な措置だから
そうだね
まあそれはもちろん受け止めましたと
なんだけどなんか自分たちが今やるべきことって
ロックダウンして人の流れを止めるっていうことだけに協力することだっけみたいな
ことをすごい考えだしたと
うん
24:01
で、そういうことをぐるぐると考えている中で
なんかコロナの急拡大に関するニュースとか報道がたくさん日々流れてて
うん
その中でその問いの中に一つヒントを与えてくれたのは
とあるチュラミ追族館で教育授業
これ詳しくは書いてなかったけど
教育授業
普段おそらくそういう
追族館に来た人たち向けの
ああなるほどガイドさんみたいな
そうそう担当する職員のとある一言でしたみたいな
はいはい
そこからこの本がスタートします
そこがスタートなんだじゃあもう不要不急もいらないものとして
レッテルを張られちゃってどうしよう
なぜなんだろうみたいなところから
何か糸口があったんだねガイドさんというか教育の方から
ああ
なるほどでそれがスタートなんだ
これがスタートだね
じゃあその社会に対してどういう意義があるんだろうみたいなところについては
もう割と入り口段階から答えは見つかるんですかこれは
究極的な答えは書いてないかな
ただこれはすごい意義のあることだなみたいなのは冒頭に出てきて
はいはい
なんかこれこれを続けちゃうと
そのさっき言ってた水族館で教育事業担当している職員のもとに
はい
一部メールが届いたと
はいはいはい
でこれどこから届いたかっていうと
沖縄県立南部医療センターの
医療センター
子供医療センターっていうところがあるらしくて
へえ
ここに入院してた当時5歳の男の子だったかな
5歳の男の子が大ぐそく虫に触ってみたいっていう
大ぐそく虫ってわかる?
ダンゴムシのめちゃめちゃでかいやつみたいな
ダンゴムシのめちゃめちゃでかいやつ
割とガチャガチャとかぬいぐるみになったりするような
まあ大きいダンゴムシですよね
そうそうそう
はいはいはい
あれに5歳の男の子が触ってみたいです
触ってみたいと
っていうのが子供医療センターのスタッフ図呈で
水族館のその人にメールが届いたと
はいはい
これを聞いて佐藤さん含め水族館の職員たちは
早速水族館から大ぐそく虫の標本と
深海生物のDVDみたいなものを病院に発送したなって
27:06
標本の到着によって深海生物のスタッフの人
水族館の深海生物担当の人が講師役になって
その病院と繋いで男の子に向けて
オンライン配信を行ったらしくて
まあ深海でこういう生き物がいてとか
大ぐそく虫がどうでみたいな話を
オンラインで抗議するみたいな取り組みをやったと
そしたら後日その男の子が
肌見放さず大ぐそく虫の標本をそばにずっと置いて
ベッドで寝るときもずっと一緒に過ごしたみたいな
っていう大満足の様子が後から送られてきたらしくて
しかもこの一通のメールから始まった
たった一人の男の子に行ったオンライン配信みたいな
ものがその後広がっていって
全国の希望する病院とか
比縁学校とかそういうところに向けた
常設のオンラインプログラムみたいなものに
プロジェクトとして拡大していったっていうものがあって
でなんかこの体系のもとに
一つの回というかさっきの
ロックダウンされてこれ何するべきだっけみたいな
ものに対する一つの回として
みんながみんなコロナに入って
夢とか希望みたいなのを描くことが難しくなってしまった
今でこそそういう子供たちに寄り添うみたいなことが
我々にとってすごい貢献できる
一つの大事な使命じゃないかみたいな
思ってきましたっていうのが
ここの始まりに対する回
一つの回
なるほどね
まあちょっと今最初この話を聞いた時に
少ししかし思いになった部分があって
2024年の年始に震災があったじゃないですか
で僕は何度も言いますけど
メディアをやってる人間なんで
メディアをやってるって言っても
報道というよりかは
どちらかというとエンタメ寄りというか
に近いメディアじゃないですか
ってなった時にやっぱり震災ね
みんながやっぱり苦しんでる時って
何の役にも立たないんですよ
僕らのメディアって
もう本当に1ミリも役に立たないんですよ
30:00
逆に言うと僕らとしては
もう出すコンテンツ量を減らしたりだとか
あとはもちろん日頃気をつけてるけれども
さらにこの状況下において配慮のかけてしまっている
コンテンツがないかどうかを
自粛の方でね
そうだね1日から
編集部のみんなにごめんねっていうところで
お願いしながら自粛をしたんですよ
ある程度
そうなった時にやっぱり
不要なものである虚無感というか
っていう部分は今すごく
一番まだこれは全然冒頭の部分だと思うけど
共感したポイントというか
確かにその記事を普通に戻せたタイミングだったりとかっていうのは
逆に僕らとしては安心というよりかは
これを定常的に出しても大丈夫なぐらい
落ち着いてきたんだっていう
なんかちょっと希望が見えたりだとか
っていうところでちょっとこのコロナ禍において
不要不急のレッテルを貼られてしまったことに対しての
そういうもんだよなっていう
ふと冷静に立ち返った時の感覚みたいなのは
すごい今理解できたし
そうだよねもう多分ほぼ全ての仕事をしている人たちとか
施設の人がおそらく思ってただろうね
そうだよねというところもあって
確かにこの子供に対しての
何か希望の光が見えたりだとかっていうところは
きっと今までの社会人生活じゃないですけども
この方々からすると
その飼育員研究員生活の何か一つ大きな起点になった
起点というか転機になったんだろうなっていうのは
すごく今思いましたね
だからこれが冒頭佐藤さんがこの本の中でおっしゃってる
これを見つけられたことは
コロナで失ったたくさんのことがあるんだけど
その中でもすごいたった一つのとは書いてなかったけど
結果がすごい価値のある経験の一つだった
みたいなことは書いてた
こういうことがないと気がつけないことってたくさんありますからね
佐藤 そんなところから始まりますこの本は
ここからタイトルのところにちょっと立ち返って
なぜ私たちは研究をするのか
私たちって言ってもてらみし族間は何で研究するのか
33:03
みたいなところに少し入るんだけど
まだ結論じゃなくて
そもそもてらみし族間ってなんか
水族館の中でもめちゃくちゃ研究が盛んというか
そういう精神が水族館界隈では有名らしくて
これは一朝一夕に築かれたわけではなくて
こういうパイオニア精神
パイオニア研究の構築みたいなのに
最も寄与したのは今名誉館長
たぶん今名誉館長の内田さん内田館長っていう方がいて
この人が常々水族館の職員は主体的に研究をしなさいとか
ハンナでサンプラになるなみたいなことをめっちゃ言ってたと
サンプラってつまり排出するだけの人間にはなる
観察日記をつけて終わりにするんじゃないよってことだよね
めちゃめちゃ簡単に言うと
撮って展示してだけじゃなくて
ちゃんと自分が研究者として研究をしなさい
みたいなことをすごい言ってたと
めくめくとそういった文化が受け継がれてきている
水族館ではあってっていうことだね
この本では水族館の社会的な役割として
4つに分類してて
それは答えが出るんだ
これは答えではないんだけど
一般的な日本動物園水族館協会っていう協会があるらしくて
この協会が避けている
そこが提唱している
役割みたいなのが4つあって
1つ目がレクリエーション
みんなデートで行きますから
2つ目が教育
3つ目が保全 自然の保全
4つ目が研究だと
っていうことを言ってて
この1つ目と2つ目のレクリエーションと教育については
全国ほぼすべての水族館で
ある程度の水準が満たされている
確かにこの水族館
魚が手にされているのに全然説明ないな
みたいなところはあんまないし
あんまないよね
こういうのはある程度の水準が満たされている
その生物の飼育みたいなことに関しては
種類によっての難易度の違い
深海にいるシュガーとか
淡水納とかそういう
難易度の違いみたいなものはあるけど
一般的な水族館に展示されている種類に関しては
36:02
すごいマニュアル化されているものが多くて
へえ
だから展示の解説とか
パネルみたいなのあるじゃんよく
あるあるある
あるやつとかは書籍とかインターネットの情報収集すれば
ある程度どんな職員でもそれなりのものを制作できる
はいはいはい
というようになっていると
一方でこのある一定のレベルを超えた水準で
解説ができる水族館みたいなのはそれほど多くないらしくて
うーん
ここで言ってるある一定のレベルっていうのが
一般的に販売されている書籍とか
ネット上の情報とか
この辺りに記述されている内容と同等レベルのっていう意味
うーん
これを超えるレベルはなかなかないと
なるほどなるほどその一定のレベルっていうのは
逆に僕が一年発起して
もうすごい書籍なり検索なりっていうところで書き集めて
一生懸命作りましたでできちゃうレベルのものが
ある一定のレベルっていう感じなのかな
これはどの水族館行ってももちろん保たれてるけど
そうだよね
これをこのレベルを超えていって解説しようとか
研究しようって言ってる水族館はあんまりないと
なるほどできるできないじゃなくて
そこをそもそも目指すかどうかっていうところで線引きが分かれるのかな
うんうんうん
そうそうそう
はいはいはい
で4つ目のここで言ってる研究みたいなのが何なのかっていうと
ここで言ってる研究は生物を調査するだけじゃなくて
研究の内容を論理的に検証をして考察をして
その査読制度のある科学雑誌みたいなものに
変文子に報告をして論文とかを公表するっていうところまでを研究と言ってる
もうガチガチじゃん
そうガチガチガチガチ
ガチガチの本当の研究じゃん
そうそうそうこれを研究と言ってます
はいはいはいこれ多分続くと思うんだけど
ちょっと今面白いと思ったのがやっぱここでパンチラインが聞いてて
パンチラインとはちょっと今のこの研究の定義が矛盾するじゃないですか
そうだねそうだね確かに
ただそれは逆にこの研究という定義をちゃんと
そういった定義だよっていうところだからこそ
そうだねそうだね
ちょっと厚みが出てくるというか
聞いてるかも
なるほどです
そうだからまとめると研究とは何かという話で
調査して論理的に検証をして考察をして
39:05
すごい厚生高越もしっかり入れて
専門家に公表するところまでが研究であると
だから内田名誉館長が当時館長の時に述べてた
水族館職員が主体的に研究しろよって言ってることは
職員とか職員が自ら観察記録をして
かつこれを論理的に文章にまとめて論文を書いて出しなさい
っていうことを意味してます
かなりレベルが高いことを求められてるよね
もちろんこんなことを
水族館の中身には詳しくないからわからないけど
多分普通の職員の方たちはここまではやってないだろうから
そうだよね
ただこれを沖縄チラヨミ水族館では
ものすごいずっとこの館長が言い続けてたから
研究に対してものすごいアグレッシブな文化ができてる
さっき言った通りほとんどの飼育者の人にとって
生物を観察してデータを取得するみたいなことは比較的容易だけど
それをほったらかしせずにつまりサンプラーになったまま
そのまま展示してほっとくっていうわけではなくて
形に残して世の中に発表をしていくみたいなことは
誰にでもできることじゃなくて
これ何が一番難しい問題かって
もちろん採取も難しいし展示も難しいし
飼育もめちゃくちゃ難しいと思うんだけど
生物なんて人間のロジックで考えていないところなんかたくさんあるし
元々も海に住んでる生き物だから
分かんないことだらけだよね
体中なんてほぼ分かんないって言われてますから
これを論議的な思考でまとめ上げて
世界の人たちの目に頼るものとして
大やけにアウトプットできるかどうかみたいなことが一番問題だと
これだしこれが重要
だからまとめるとチュラミの伝統の研究意欲みたいなものは
アイオニア精神と好奇心みたいなものをもちろん原動力としていて
誰もやってないんだったら自分たちでやるわみたいな
精神でずっと運営をしている水族館
なるほど
結構新しい試みみたいな
いわゆる世界初みたいな
それが日本初なのか分かんないけど
みたいな取り組みは
そうなんだジンベイザメってチュラミ水族館が初めてなの?
42:02
ジンベイザメは1980年に
世界で初めてチュラミ水族館が飼育を成功させた
そうなんだ
ちなみについでに言うと1988年にマンタ
マンタマンタマンタ
スーパーマリオ
はいはいはい
Aの長い版横長版みたいな
Aの長い版?
横長版みたいなやつじゃないですか
Aのめっちゃでっかい版
はいはいはい
これを長期飼育したみたいなのは
世界で初めて
あっそうなんだ
これはすごいなと思ったけど
イルカの人工尾びれを開発したみたいな話もあって
人工尾びれ?
つまり一足で人で言う
へえ尾びれってことはお尻の方?
背中についてる方?
尾びれはお尻の方だね
そっか尾だもんね
そうそうそう
それの怪我とかかじられちゃった
へえはいはいはい
人工尾びれを人工的に作ってあげたみたいな開発とか
すごいね
こういうものをやって
確かにそれを聞いてるとパイオニア精神っていうところが
なんかめちゃめちゃ
そうそうそう
そんなことをしているからこそ
パイオニア精神って自信を持って言えるんだなっていうのはすごい思うね
しかもこれを論文とかね
科学雑誌じゃないか専門誌とか
うん専門誌
すごい発表してるんだよねチラウミ水族館
はいはいはい
こういうことがすごい大事だよねっていう話
研究とはみたいなところと
チラウミ水族館の研究の精神みたいなところが
どこから湧いて出てきてるのかみたいな話がここまででした
じゃあその研究
無意味な研究をなぜやってるのかみたいなところで
まずは研究とはどういうものかっていうのと
それからチラウミ水族館に
チラウミ水族館の研究ってこんな感じだよねっていうところが
あですね
あります
なるほど
ちょっと一旦1話に関してはここぐらいにしとく?
もう多分30分ぐらい喋ってるね
そんなもんにしとくか
じゃあどうしようかな
45:01
ちょうどさっき話した内容そのまま重複というか繰り返しにはなっちゃうけど
ここまでで研究とはっていう部分と
チラウミ水族館がどういう研究をしてきて
どういうことを大事にしてるのかっていうところだねっていうところで
面白くない?この本
面白い面白い面白い
俺誰もやってないことをやるってめちゃめちゃ大好きだからそもそも
この人たち誰もやってないことだらけだからね全部
しかもさ
いやこれ後で話そうこれちょっと話のネタだから完全に
OK
OKじゃあちょっとそこで1話だけ閉めて
5分だけ休憩もらっていい?2話大しっこ行きたい
OK
2話は何?
ここからの流れは一応説明しとくと
佐藤さんなんでサミ研究者になったっていうところと
佐藤 そっからはあんま真面目な話なくてめっちゃライトな
メガロドンの葉の化石の話とか
あとメガマウスの研究の話とかその辺のすげえライトなほうが出てくる
はいはいはいはい承知です
ちなみに編集してて思ったのがさ
俺の合図値がお前の言葉に乗っちゃってるみたいなことが結構あって
でもいいんじゃない?
合図値はしてるんだけどそれ自体は全然いいんだけど
完全に聞こえなくなっちゃったりするタイミングがあったの
はいはいはい
ちょっと気をつけてたんだけど逆にしゃべりづらいとかあった?
全然ない
大丈夫?じゃあ問題ないね
意外とかぶってお前の声が潰れるっていうことがあったのね
文脈があれって多分編集してるから気になるだけみたいな
もしいま潰れたなって思ったらもう一回説明するわ
そうだねでも今回から個別の編集をしてあれするから
一旦は大丈夫だと思うけど
オッケー
オッケーオッケーじゃあ一話のところだけ最後まとめます
はい
はいということで
まあなぜ
すみませんミスった
またね前回もこれ同じことやってるんだけど
本のタイトルを忘れるっていう
すみません気を取り直していきます
ということで今回は
沖縄チュラウミ水族館なぜ役に立たない研究をするのかという話の
第1回というところではありましたけれども
まずはその研究って何なんだっけっていうようなところの話だったりとか
48:01
あとそのチュラウミ水族館がどういったスタンスで
どういった特徴のある研究をしているのか
っていった部分だったりとかその導入の部分を話して
ちょっと固めのところの話が続いたかなというふうには思うんですけれども
ちなみに第2話の次回予告としてはどんな話になっていく感じですか
第2話に関してはちょっと時が遡って
そもそも佐藤さんが何で三名研究者になったのかみたいなところ
めちゃめちゃ根本のところ
あとはこの本の中にたくさん実際の研究の内容みたいなものが出てくるんだけど
全部は説明できないんで
その中でも個人的に面白いなと思った2つ紹介してみようかなと思います
分かりましたじゃあ割と具体の話にはなりつつ
もうちょっとライトの話になりつつみたいな感じが
ちょっとコラボみたいな
いいですね面白そうでと思いますので
まずは第1回に関してはこちらで幕引きのお時間とさせていただければと思いますので
また次週の配信を楽しみにしていただければと思いますありがとうございました
ありがとうございました
49:43

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