00:04
杉田菅原のほにゃラジオ!
この番組は、毎日一冊本を読み、本の魅力に取り憑かれた読書フリック、
Buddha Studio, Inc.代表の杉田と、本は読まなきゃいけないなぁと思いながら、
読めない読まない罪悪感に苛まれる日々を過ごす読書挙露中の菅原が、
直近読んだ本についての感想や考察を、ただただゆる〜く話す番組です。
今回は番外編といいますか、箸休め会としてですね、
普段は杉田が本を紹介する会になりますが、
今回は僕がですね、読んだ本でも、見た映画でも、見たドラマでも、読んだ漫画でも、
何でもちょっと最近面白かったよっていうものを、
いつも以上にですね、ゆる〜く話す会となっております。
はい。
はい。
杉田さん、初の番外編、箸休め会になりますが。
はい、お願いします。
番外編が早いんだよね。
番外編が早いこと早いこと、ちょっと番外編には多分ならないのかな?
一応これも一応続けていくつもりではいるから、
これもレギュラーには一応なっていくとは思うんですけども、
箸休め会ですね、正しくは。正しくはというか正式名称、何なのかは分かんないですけど。
そうだね。
はい。で、今回は映画で行こうと思ってます。
あ、映画。
映画で行きます。
何も、マジで何も聞いてないんで事前に。
何が出てくるか分かんないんで。
はい、何も喋ってないです。
ちなみに、杉田も別に映画はだって見るもんね。
結構見る方だとは思うけど、
なんかここ数年全然見れてない気がするな。
あーそう。
うん。
俺のイメージだと、ちゃんと劇場に足を運ぶタイプだよね。
全然行く、全然行く。
そうだよね。
一人でも行くし。
映画館でちゃんと映画を見るタイプなイメージだけど、
最近だと忙しくて行ってないか。
あんまり行けてなくて、まだコナンくん行けてないんだよね、まだ。
今回の。
03:01
函館のやつ。
行ってる行ってる。もちろん。
ちょっともういきなり余談になるんだけど、
この前さ、コナンくんの謎解きゲームに行ってきて。
謎解きゲーム?脱出ゲームってやつか。
一人で?
一人じゃないじゃん。
なんなら10人で行って。
おーすごい。
一人6人なんだけど、だから5人ずつの2チームに分かれて行ってきて。
初脱出ゲームだったんですよ。
あれめちゃめちゃ面白いね。
そうなんだ。どこにあるの?
俺が行ったのは、新宿の歌舞伎町の東方シネマ図画の近くにある。
多分なんだけど、脱出ゲーム専門店みたいな感じなのかな。
へー、そんなのあるんだ。
そう、南海伊達館になってて。
コナンくんコラボがやってるって言って。
そもそも脱出ゲームをやりに行こうっていう中で、
ちょっと入り口として、
誰もが知ってるコナンくんのやつでやった方がいいんじゃないっていうのと、
慣れてる子がいろいろアレンジしてくれて。
コナンくんのやつやってきて。
結論ね、最後までは行けなかったの。
難しいんだ。
謎解きまでは行けなかったんだけど、正当率がね、
これ正しい数字か分かんないんだけど、10%以下。
へー。
当日も多分25、6組くらいいて、
最後まで謎解きができた人は、
何番テーブル、何番テーブル、何番テーブルの人が最後まで行きました。
あ、そんな感じなんだ。
なんだけど、やっぱり3組だったから。
難しいんだね。
25%くらいの正当率っていうので、
答えを聞いても、時間内に最後まで行けたな、これはにはならなかった。
はいはいはいはい。
順を追って答え合わせをしてくるね。
このステップはこういうことをしてみたいな。
最後から一個前ぐらいのまでは行ったんだけど、
最後のやつまでね、時間との戦いだね、あれね。
いきなりこの映画、最近見てますか?の話から。
コナンくんの脱出ゲームの話になった。
吉祥寺とかにもあるらしいから。
なんかね、よく見るよね。
06:01
吉祥寺とかで、別のコナンくんのコラボがリバイバルかなんかでやってるんだけど、
ちょっと忘れちゃったんだけど、なんかやってるらしいから。
はいはいはい。
ちょっと機会があれば。
行ってみるわ。
6人集めなきゃいけないんで。
6人か。
6人か、なかなか。
全友達を集めないといけないかもしれない。
そうそうそうそう。
全友達をちょっといろいろ、
3年前で止まってるLINEとかさかのぼってもらって。
集めてもらえればなと思います。
じゃあ早速、
今日の映画をピックアップできればと思うんですが、
今日の映画はですね、
ニューシネマパラダイスを。
ニューシネマパラダイス見てないんだよね。
話せればなと思いますが、
これはもともと直近読んだ本とかっていう話の中で、
これは直近見た映画ではないんだけれども、
第1回でこれをやりたかった理由として、
実は僕がね、
大学6年間映画を勉強していたっていう、
実はそういう過去があって。
そうだよね。
そうそうそうそう。
なんで、意外と美術系大学卒なんですけど。
美術系大学でもないの?
大学の美術専攻の、
美術専攻っていうのかもわかんないですけど、
専攻が映画でやっていてっていうような過去があって。
逆にね、
僕のことを知っている人からすると、
え、そうなの?みたいな。
確かにね。
意外ポイントだったりとかあると思うんですけど、
僕が大学1年生の時に初めて、
映画の授業を受けた時に見たというか、
課題だった映画がこのニューシネマパラダイスっていう映画で。
結構昔だよね。
これはね、昔ながらもそんなに昔ではなくて、
1988年の映画なんですよ。
じゃあ割と映画で言うとそんなに古くないのか。
やっぱり映画史に刻まれる名作の中には、
必ず入ってきたり、
必ず入ってきたりするような映画だからと思うんだけれども、
意外と僕らが生まれる5年くらい前の映画だったりはするんだよね。
はいはいはい。
タイトルロゴとジャケットはパッとめちゃくちゃ脳裏に浮かぶんだけど、
確かに見れてなかったんだよね、これ。
09:03
自転車乗ってるやつだよね。
そうそうそうそう。
おじさんと少年が映ってるやつなんですけれども、
まずイタリアの映画なんですよ、これ。
あ、イタリアなんだ。
物語ももちろんイタリアの街で進んでいくような話なんですけれども、
イタリア映画ってそもそも見たことある。
イタリア映画?
逆にイタリア映画って聞いて思いつく映画って、
実はもちろんイタリア映画って、
世界の中でも有名というか、イタリア映画というジャンルっていうのかな、
有名というかパッと出てくるところで言うとフランス映画があるじゃないですか。
ああいうジャンル帯にはもちろん肩を並べてくるようなイタリア映画だったりはするんですけれども、
有名なところで言うと、自転車泥棒とか。
はいはいはいはいはい。
あんまり映画詳しくないな、俺。
いやまあでもね、これはまた昔の昔のというか、
映画歴史、映画史の話だったりするから、
また全然話は変わると思うんだけれども、
あとはライフ・イズ・ビューティフルとか。
知ってる。
自転車泥棒ももちろんそうだし、有名な映画はすごいたくさんあるんですよ。
はいはいはいはい。
逆にハリウッドとかで活躍しているイタリア人監督だったりも結構いろいろ来たりしてる。
なんかイタリア映画でパッと思いついたの、ゴッドファーザーだったんだけど、
イタリア映画ではないのか。
ゴッドファーザーは、
舞台がイタリアだったっけ?
そうだね。なんならコッポラ監督なんで、
アメリカなのか。
フランシス・フォード・コッポラだから、
これはニコラス・ケイジのおじさんにあたるのか。
そうなんだ。
コッポラ一族って、本当に映画一族だったりして、
12:02
ちなみに僕が行ってた大学のその学部の創設に、
このコッポラさんがまた関わってたりとかして、
多分このフランシス・フォード・コッポラのお父さんとか、
もうちょっと古い人だと思うんだけど、
関わってて、
僕の学部、映画学部ってめちゃめちゃ面白くて、
映画学科?学科?ちょっとごめんなさい、くくりが分かんないですけど、
映画館がやっぱり3つぐらいあるんですよ、大学の中に。
映画館というか、授業をするための映写室みたいなのが3つぐらいあるんだけど、
それのメインシアターの名前はコッポラシアターの名前でしたね。
結構イタリアンを舞台にしたアメリカ映画っていうのも結構あって、
僕がすごい好きな映画で、ナインっていう、
これはミュージカル映画になるんだけど、それもイタリアが舞台になってたりとか。
そうだよね、舞台になってるやつは結構見てる気がするな、そう考えると。
そうなんです。イタリア映画なんだけど、これが本当にハマると面白くて、
映画学みたいなところはそんなに話しても面白くないかなと思うんです。
イタリア映画って僕が面白いなと思う理由が2つあって、
1つは結構等身大の人間がめちゃめちゃリアルなんですよ。
どこか脚色されていて、コメディチックになってたりとかもするんだけど、
ちょっとデフォルメはされてるんだけれども、
どこかやっぱり人間味っていうところをすごくリアルに感じるっていうのが1つの特徴なのと、
もう1つが、舞台セットというか、さっきもイタリアが舞台になってっていう話をしてたけど、
港町だったりとかっていう、やっぱり情景がすごくおしゃれなんだけれども、我々から見ると。
ただ限りなくたぶん現地の人の庶民的というか、ところで物語が進んでいくものも多くて、
結構感情移入だったりとかが比較的しやすいのがイタリア映画なのかななんていうのは、
どこに何が書いてあるとかっていうわけでもないんですけれども、
僕が結構イタリア映画とか見ると、やっぱりちょっとこれイタリアっぽいなって思うのはそういうところ。
15:00
じゃあヒューマンドラマ系が多いんだ。
ヒューマンドラマだったりとか、
あとはホラーが一時期イタリア流行った時期があったりはするんだけれども、
もともとヒューマンドラマっていう観点で言うと、また映画誌っぽくなっちゃうんだけど、
ネオレアリズムっていう一つの作風というか、ジャンルがあるんですよ。
学術的に話したりする時に。
学校でも履修したりするんだって。
まあレアリズムってリアリズム。
ネオレアリズムっていう。
イタリア語なのかわかんないけど。
っていうのがあって、そこの部分もちょっとそれはまた別の話にはなるんだけれども、
やっぱりあくまでリアルがあった中でっていう軸があって進んでいくような話が多かったりするかなっていう感じですけれども。
このニューシネマパラダイスちょっともう一つ面白い点があって、
ちょっとこれぜひ見ていただきたいと思いつつ、まず最初に迷うと思うんですよ。
迷う?
それが、どっちを見るかを迷うと思うんですよ。
どういうこと?
これ、映画版、いわゆる劇場版と呼ばれるものと、
なるほど、2つあるんだ。
完全版と呼ばれているものがあります。
たまにあるよね。
そうそう、ただこれ、何て言うんだろうな、劇場版と完全版がほぼ全く違う映画と言ってもいいぐらいに両方違って、
劇場版だと、これもう本当に名作すぎていろんなバージョンが出てるんだけれども。
いろんなバージョンが出てるの?
いろんなバージョンというか、何て言うんだろうね、ディレクターズカット版みたいな感じでさ、
ここはこのシーンは入ってるけど、みたいなパターンとかも結構あるんだけれども、
一般的に劇場版っていうのが、これ上映時間を調べたんだけれども、
劇場版が124分。2時間4分。
ディレクターズカット版、要するに完全版は170分。
だから45分ぐらいの差があるんですよ。
なるほど。
で、基本的なあらすじの話をすると、主人公のトトっていう男の子がいて、
ちょっと大事なキャラクターは3つなんですけど、
トトという主人公の男の子。
それから地元の映画館で働いているアルフレット。
18:09
うんうん、トト、アルフレット。
トトとアルフレット。
あとはトトの、簡単に言うと初恋の相手みたいな、エレナっていう女の子。
トト、アルフレット、エレナね。
そう、アルフレット、エレナっていう、この3人がすごい重要なキャラクターになるんだけど、
この劇場版のあらすじというか、全体の流れとしては、
このトトとアルフレットの、わりと友情みたいなことが描かれている作品なのね。
逆に完全版っていうのは、もっとこのエレナとのお話が深ぼられていて、
っていうところで、もうちょっとね、もはや映画のテーマが変わっちゃうんですよ。
その45分くらいの差分以外はほぼ一緒なの?
一緒です、一緒です。
にプラスされてるんだ。
そう、基本的に、万人受けするのはこの劇場版っていう。
もうちょっと映画にのめり込んで、細かい繊細なところまで見たいよっていう人は、完全版を押すっていう。
ただ、劇場版の方が圧倒的に人気がある。
なるほどね。じゃあ見方としては、劇場版見て、完全版を見た方がいいか。
そうだね、そこでフィラーみたいな感じで、完全版を見るっていう。
それだけでもね、もう見ると3時間くらい、うそうそうそう、もっとか、5時間くらいになっちゃうんで。
いやでも、今の2パターンがあるっていう話だけでも、内容まだ全くわかんないけど、ちょっと見たくなってきた。
いいですね、いいですね、いいですね。
劇場版の方に絞って今日はちょっと話ができればと思うんだけれども。
はいはいはい、友情の方で。
そうそうそう、友情の方。ネタバレのところでいくと、ネタバレがない範囲。
話自体がそもそも、この大人のトトが地元に戻ってくるっていうところから始まるんですよ。
あー、なるほど。
トトって主人公って少年のイメージがあるじゃない。
大人のトトが出てくるところから始まるんだけれども、それでアルフレイドが、
亡くなったっていう電話がかかってきて、それで地元に戻るっていうところから始まるんですよ。
アルフレイドは同級生とかじゃないの?
21:00
ごめん、そうそう、その話をすると、アルフレイドはパッケージでいうところの、
あー、おじいちゃん。
あれだね、おじいちゃんというかおじさんがアルフレイド。
オッケーオッケー。
幼少期の頃に、大人なんだけどすごく仲良くしていた友達。
アルフレイドは面倒を見てたみたいなところもあるのかなと思いつつ、
そこまで友達という関係なんだけれども、
アルフレイドが、ちょっともうその時点でエモいじゃん。
一番最初にアルフレイドが仲良くしていたのが、
一番最初にアルフレイドが亡くなっていることは分かった状態で、物語が始まるんですよ。
理解した。
すごい割とサラッとしているというか、
外のアルフレイドが亡くなったことに対する受け止め方みたいな。
外の昔の回想みたいなのが物語の全体になっていくっていうような構成になった。
だからちょっと古い映画だよねっていうところでいくと、映画自体は88年なんですけれども、
その時点でもうおじさんのことの昔話だから、
戦争の話とかも少なからず出てくるんですよ。第二次世界大戦の話だから。
だから少しちょっと古い映画なのかなっていう感覚なのかもしれないです。
なるほど。じゃあ幼少期は1940年代、50年代とかその辺の話になるんだ。
そうだね、そもそも外のお父さんが戦争に出たときに行方が分かりませんっていう設定だから。
はいはいはいはい。OK。
そう、戦争の話も。これも一つね、イタリア映画のあれなんですけど、戦争の話題がすごく入るんですよ。色々な。
シチリアとかそっちの地方の話なの?
そう、めちゃめちゃその通りでシチリア島の一つの小さい村っていうのかな、集落みたいな。
なるほどなるほど。
っていう感じなんだけど、アルフレイトっていうのがそもそも映画の映写機を回す人なんですよ。
昔の金曜ロードショーのオープニングをやってる人がね。
24:02
で、トトは映画がそもそも大好き。そもそもで言うと当時って映画って唯一の娯楽と言ってもいいぐらいのエンターテイメントですから、
みんな映画が大好きでトトも大好きで、そこで働いていてみんなに映画を見せているのがアルフレイトっていうような感じなんだけども、
当時だといろんな海外から映画を持ってきてなんだけれども、
割と子供に見せちゃいけないとか宗教上よくないものとかを結構勘弁してたんですよ。
司祭っていうのは牧師さんとは違うのかな。
人が映画をまず最初見て輸入されてきた。キスシーンとかをカットさせたりする。
最初に抗量みたいなのをするのよ。で、トトはそこを子供ながらに潜り込んで映画界に。
で、その映画を見てたりしてっていうところからアルフレイトとも仲良くなって、
っていうようなところだったりはするんですよ。で、いろいろあって、いろいろあって、
ここを本当にすっごい話したいんだけど、これを話すとそれこそネタバレみたいになっちゃうから。
いろいろあって、お母さんからはこのアルフレイトと仲良くすることを反対されちゃうの。
いろいろあったね。
ここも本当にいろいろあるんだけど、
ちょっとね、毎回ね、ここがちょっと自分は割と感情移入しすぎて、
ちょっと苦しくなって途中見るの嫌になっちゃうぐらい、いろいろあるんだけど。
なんか情報商材とかすごい売ったの?アルフレイト。
情報商材は売ってない。
あ、売ってない。そうなんだ。
情報商材は売ってないね。事故がちょっと続くんだよね。
あー、なるほどね。
で、その中でも結局仲良くしながら、お母さんの目を盗んで仲良くしながらっていうところで友情育んでいくんだけれども、
最終的にトトが地元を離れるわけですよ。
キシリア島を。
キシリア島を。もともとキシリア島を離れたところから戻ってくるっていうスタート。
で、そこの旅立つ時というか、アルフレイトとの友情みたいなところが、すごくボロ泣きするレベル。
27:03
いやー、確かにね。それはね、今勝手に頭の中のイメージで作ってるけど、確かにヤバそう。
やっぱり、子供同士の友情みたいなのはもちろん美しいし、それについてやってる映画もたくさんあるじゃないですか。
だからちょっと特殊な友情なんですよ。
言ってみたら、もう多分40歳ぐらいのおじさんと5、6歳の少年が友達関係として仲良くなって。
でもいいよね。
そうそうそう。で、いろんな事故があった中で、このトト少年が青年になって、その友情は続いてると。
で、それを送り出していくアルフレイトがいて、というところが、ちょっとね、本当に是非一度見ていただきたいというか。
ちょっと見たいな。
期待値を上げすぎても、有り余るぐらいの感情移入をすると思います。
いや、もう既に結構見たい。
ちょっとね、これあれだね、映画界って難しいのが、全部話せないこと。
確かにね。
本もね、どこまで話していいか分かんないんだけど、割と話してる人いるじゃん。
だけど映画は特に、そのオチが完全にあるから、そうだよね。
そうだね。で、ちょっとどうしようかな。ここからは、いや、ちょっとやめよう。
このね、アルフレイトの最後の別れの言葉の話を、ちょっとしたいなとも思ったんですけど、
ちょっとね、これはね、是非映画を見て、まずは最初のインパクトを。
その別れの言葉は、トトがヒチリアを離れる時に言う言葉ってことだよね。
そうです、そうです。
で、一見すると、めちゃめちゃトトって白状のやつに見えるんですよ。
この後も、旅立った後のトトって、そこから地元に一回も帰ってないですから。
連絡も本当にマチマチ。距離を置いてるんですよ。なんなら。
なるほど。
しかも、飛行機で1時間で帰ってこれるぐらいのところに住んでるんですよ。
じゃあイタリアの中にはいるんだ。
そうそうそうそう。
ちょっとリアルじゃん。
そうだね。東京に田舎から出るぐらいのね。
30:01
そうそうそうそう。東京からさ、それこそ地元に帰るのだってさ、
飛行機で1時間ってことはないにしても、別に何て言うんだろう。
何か意を決して帰らなきゃいけない距離ではないじゃない。
何かあったら別にすぐ帰れるし。
その中でも地元には戻らず、距離を置き続け、
ただ一見白状に見えるんだけど、最後の別れがあるとすごく固い決意がそこにあるというか。
理由があるんだ、ちゃんと。簡単に帰ってこないというか。
固い決意というか、すごく分かる気持ち、分かるっていう気持ちになっちゃうんだよね。
当時僕も単身アメリカに大学生の時に行って、
地元に帰るタイミングなんていくらでもあったんだけど、
なんとなく素直に帰れなかったりする気持ちみたいなのが。
でももはやその時はその時で重なったんだけど、
私は社会人になってもちょっと近しい感情があるというか、
どこか下に構えるじゃないけど、なんとなくフラッと帰らない気持ちもあるじゃない。
そっち系か、他人同士といえどもほぼ親子みたいな、親子の絆みたいな話に近しいのかな。
あーでもね、ちょっと近いと思う。
やばいね、泣くねそれは。
これがね、今すごくいいことを言って、
親子間の友情でもないのよ。ただ普通の友情でもないのよ。
逆に言うと、絆のいいとこ取りみたいな。
言ってみたら。
なるほどね。
っていうちょっと特別な関係があって、
もちろんこの劇場版の中にもエレナは出てきて、
忘れてたエレナ。
初恋の相手としてっていう風には出てくるんだけども、
ここのエレナとの話が細かく描かれているのがこの完全版っていう。
エレナと取り合ったわけじゃないよね。
エレナと取り合ってはいないね。
取り合ってはいない。
アルフレッドと取り合ってはいないんだけど、
またねこの完全版のエレナの話もね、
切ないというかね、切ないんですよ。
いや見たいな、めちゃくちゃ。
逆に言うと、ちょっとこう、
エレナパートラブストーリーとしてはちょっとコテコテすぎる設定だったりはするんだけど。
33:00
あーそうなんだ。
逆にあらすじだけ見たら、見なくてもいいかなって思うぐらい。
じゃあやっぱ劇場版がこう、なんだろう、名作なんだね、やっぱり。
そうだね、だから劇場版を見てもらって、
で、ニューステーマパラダイス好きになってもらって、
で、エレナとの話のフィラーも見てもらうと、
見てもらうとよりこう、完全版も面白くなるかもしれないね。
ナルト見てカカシ番外編見るみたいな感じ?
あー、ちかし、ちかしくはないな。
ちかしくはないか。
ちかしくはなかったな。
今今、あーそうそうそうそうってなんかちょっと勢いで言いそうになったんだけど、
ちょっとなんか違うな。
オッケーオッケー。
これはね、ちょっと是非、第1回にね、やりたかった話で。
いや、ちょっとめっちゃ見たくなってきたな。
そうなんですよね、僕も元々映画を勉強したいって言ってアメリカ行ってるんですけど、
映画ってちょっと前も話したかもしれないですけど、
僕は映画を勉強しに行きたいっていうのは嘘だったんですよ。
え、どういうこと?
当時。
あー、建前としてね。
そうそうそうそう、行きたすぎて、
でも何を勉強してくる理由がないと流石にうちの親も言ってくれないだろうなって思って、
なんか行きたいじゃダメだろうなって思って、
当時から映画は元々好きだったんで、
高校生の時とか、東方シネマズ近くにあったんだけど、
東方シネマズでやってる映画は全部見るみたいな。
MASすごいな。
6回見ると1回無料みたいなのあるじゃん。
あれ1ヶ月とか1ヶ月半とかで貯まってた、東方シネマズ。
トト少年じゃん。
トト少年だったかもしれないね、確かに。
なるほどね。
当時は映画も安かったから、学生料金とかだと1000円しないぐらいだったんじゃないかな。
もう今とかね、映画館行くとその感覚で言うとめちゃめちゃ取られるじゃないですか。
当時は1000円ぐらいだったっていうのもあって、
映画はめちゃめちゃ好きだったんで、
アメリカ行きたい理由としても映画を勉強しに行きたいんですっていうのを母親に言って、
映画を勉強してくるって言ったし、映画専攻、来らざるを得ないしみたいな。
36:01
ところで撮った1発目がこのニューシネマパラダイスで。
話ずれるんだけど、映画専攻って各授業ごとに映画タイトルが決まってて、
それを深掘りしていくみたいな学問なの?
基本はそうかな。
めちゃくちゃ面白そう。
ニューシネマパラダイスとか見たときは、
本当にまだ大学1年生で、学問としてはもうみんな映画勉強1年生みたいな感じなんで、
普通の数学とかとは違って学校では元々やってきてない学問じゃない。
一番最初は脚本とは何たるかとか、ライトは何たるかとか、
あとは編集の順番で意味合いが変わってくるよねとか、
そういうことを1年生、2年生ぐらいの間はやっていて、
他の大学は実は2つ行ってて、短大のほうではそれをやって、
なんか、クビになったんだっけ?
いやいや、卒業しました。
卒業して次に行ったの?
もう大学は手放したかったという。
それは冗談ですけど。
各社会学があって、もうちょっと勉強したいなっていうところがあって、
4大のほうに編入をして、そこでさらに4年勉強するんだけど、
そこでは言った通り、さっきのネオリアレイズ元はとか、
そういう話を1つの映画を見てみんなで考察したりだとか、
あれだね、話が前後しちゃうけど、脚本とは何たるかみたいなところとかも、
まずは課題の映画を見るんですよ。
課題の映画を見て、それに対してこの脚本のあれはどうなってるか。
なんか国語に近しいんだね、おそらく。
近いと思うな、近いと思う。
はいはいはいはい、イメージついた。
てかだからゴリゴリ文系のあれなんだけど、
そうだね、めちゃめちゃ国語だね。
それこそ自分が卒論、言葉にもちょっと話したけど、
卒論3つ書かされてるんだけど、
出し直しで?
出し直しじゃない、ちゃんといい理由で。
いい理由で3回書かされたんだけど、
それも先生に騙されて。
先生に騙されて3回書いて、1個とかはフェティシズム。
39:04
女性が、言ってみたら物として扱われている世界みたいな、
そういう題材に対して、こういう作品ではこういう描写があって、
この作品って何年に公開されているから、こういう時代背景があってね、
とかっていうようなことを考えたりする。
めっちゃ面白そう。
映画制作のほうと映画分析のほうで、後半のほうは分かれてくるのよ。
どっちも取らなきゃいけないんだけど、授業としては。
どっちを軸足にするかみたいなのは結構学生側に委ねられていて。
めちゃくちゃ面白そうだな。
自分はどちらかというと映画分析か、こっちのほうを主に勉強してたっていうか。
制作のほう行きそうなのにね。
そうだね、制作のほうよりもこっちのほうが面白かったんだよね。
制作のほうももちろんいろいろやるのね。
もちろんこのラジオも自分が編集してるんですけど、
デジタル編集もやるし、一番最初に関してはフィルム編集やるしね。
ここでフィルム切ってっていう、そのフィルムの実際の編集を。
アメリカだと結構一般的なの?映画専攻とか。割と特殊なほうなの?
どうなんだろうな。でもメジャーではないよね。
やっぱりそうなんだ。面白そう。
メジャーではないけれども、でもやっぱり面白かったし。
僕が行った大学もアメリカのフィルムスクールの中では有名なところではあって、
有名なところというか、そのトップいくつには入るよねみたいな。
それこそポッポラとかが噛んでる。
教育分野だったりはするから、それなりにっていう感じだったりはするんだけど。
うちの大学はピクサーとかに行く人が多かったね。アニメーション学習院だったんですよ。
サンフランシスコだったんで、そもそもインターン先、
インターンで行くみたいなところも充実してて、ピクサーに。
近いから、サンフランシスコから。
っていうのもあって、ピクサー行くみたいな人もいたりとか。
42:01
でもそこからピクサー行かずに、ホームレスになったんでしょう?
ホームレスになりましたね。
いろいろな事故があって。
ここでは語り尽くせない事故がいくつもあって。
これまた番外編でやりたいね。ホームレス編。
そうだね。でもホームレス編の話をするときに怖いのが、
何かの間違いで、うちの母親が聞いたときはちょっと怖い。
まだあれなの?
うちの母親は知らないんですよ。
あ、そうなんだ。
知らないんですよ。
別に隠してるわけでもないんだけど。
すくすくと元気に大学でエリート学生として育っていったっていう事実しか知らない。
お金がなかったのはもちろん知ってると思うから、苦学生としてでも頑張ってるなっていう感じだと思う。
まさか路上で寝てるとは。
思ってないと思うね。
なるほどね。
大学も卒業して約10年じゃないですか。
どこかのタイミングで言おうと思ってたんですけど、言うタイミングがなくて。
じゃあこのラジオがお母さんに届くぐらい大きくなった記念として、
偶発的に届いたらいいんじゃない?
でも1回話そうと思ったことあるの?
1回話そうと思って、実はさ、みたいな話をしたら、
あれもうそれ絶対怖い話だから、墓まで持ってって言われて。
話せなかったことはある。
なるほどね。
じゃあやっぱこれで届けるしかないね。
これで届くといいなって思って。
それもそれでおかしな話だけど。
じゃあというところで、
あらすじもあらすじで話せないところもたくさんありつつで、
ちょっと難しいなと思ったんですけど。
1回目のインシネマパラダイスどうでした?
めちゃくちゃ見たくなって、
まず2部構成というか、2つに作品が分かれてるっていう話の時点でも見たいでしょ。
はいはいはい。
なんか僕みたいな、映画好きだしそこそこ見てるけど、
意外と昔の有名どころ、手つけてないやつ結構あるみたいなタイプの人は、
あのジャケットは絶対見たことあると思う。
そうだね。有名な。
そうだから、やっぱこれは見ないといけない作品なんだっていうのを改めて思ったのと、
やっぱなんか舞台もいいよねシチリア半島。
普通にその映画の内容どうこうもそうだし、
45:03
シチリア半島のあの感じを見たいなっていうのも思ったし。
いやすごくね、いい街並みというか、
めちゃめちゃ豪華な街でもないし大きな街でもないんだけど、
どこか人情味のあふれる情景がっていうのも、
あの一つこの作品がすごい名作と言われるゆえんではあるかもね。
クレシーのようなね。
クレシーは、でもちこしいっちゃちこしいんじゃない?
港町。
港町で。
そうでしょ。
でも、どうだろうね。
これちょっと深掘りするとね、どっか炎上したりする可能性がある。
あれです。クレシーもすごくね、いいところですし。
今すごいいろんなことを言おうとして全部押し込めたよね。
すごくいいところですよね。
いいところだよ。
いつか僕も行ってみたいと思います。
いいところ、いいところ。
クレシーもいつか、いつかいつかは行ってみたいと思うんですけど、
ちょっと今はまだその時ではないかなと。
引き続きこれだけ地方創生とか、
地方創生とかいっていろんな地方が発展している中、
地味にも、
ちょっとあれか。
燃える可能性があるからやめとこう。
君の場合はでも当事者だからね。
そうだね。
一応当事者だから。
いいところという。
そうだね、いいところ。
でも確かにね、クレシーに近しいリッチでは本当にあるかもしれないね。
うんうん。
多分そういう、クレシーとか、関東の方だったら横須賀とか、そういう感じなのかな。
横須賀とかね、それもあるかなと思ったのが、
今ちょっと思ったのが小田原もだから近いと思う。
確かに確かに。
僕が小田原出身ですけど。
我々港町だもんね、出身。
そうだね、そう言われてみるとそうだね。
海の町出身だね。
聞こえた?今の。
今のはそのくしゃみ?咳?
今のは咳だね。
めちゃくちゃ背伸びしてる。
起きてきた?
起きてきた。
これは覚醒するパターンだね、これからも。
OK、じゃあもう最後締めにいければと思いますが。
はい、ということで、僕の8CSめかいに関してはね、
もう本当にこれぐらい、もう緩く好きな、面白かったポイントを
48:05
ただただと、ただただとじゃない、ただただつらつらと
話していくような回にできればと思うんですが、
ちょっとね、これもいろいろブラッシュアップしていったりとかして。
漫画をやってみてもいいし、テレビドラマやってみてもいいし、
海外ドラマとかもね、結構僕見るんで。
海外ドラマのこれが面白かったっていう話。
隅田もね、結構見たりすると思うから、そこもすごく盛り上がると思うんで。
不定期開催と言いつつも、
いやこれ続けたいね、面白かった。
面白かったんじゃないかっていう、よかったよかった回になりますので。
また次回からはね、通常路線に戻って、
本の話をしていければなというふうに思っております。
はい。
じゃあ本日はここまでですかね。
お相手は菅原と隅田でした。ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。