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2025-12-19 19:36

Ep.147 やさしさに満ちた本屋の話

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今回紹介するのは韓国文学。

本屋をやろうというタイミングで、同じように本屋を始めた人の小説を読むことになりました。どこまでも優しさに満ちた1冊の本を中心におしゃべりしています。



【紹介したプラットフォーム】

・note「本の虫のススメ」

https://note.com/honnomushi_ssm



【紹介した本】

・ファン・ボルム(著)牧野美加(訳)「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」集英社


【よりぬき】

・本屋さんをやる絶妙なタイミングで出会った本

・嫌な登場人物が一人もいない

・本に求める効用ってなんだろう

・やることの底には楽しさがあってほしい

サマリー

このエピソードでは、生物学者の椿さんと書店員の佐藤さんが新しくオープンする本屋について話し、その準備や関連する書籍について語ります。また、韓国文学の人気や独立系書店の魅力も取り上げます。温かい本屋の環境や本に対する気持ちが語られ、リスナーとの交流を通じて心温まる体験が共有されます。また、著名な書店や作品との出会いがテーマとなります。

新しい本屋の準備
生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者の椿と、書店員の佐藤が、本にまつわるアレやコレやをゆるっとお届けします。
本の虫のススメ、シワスも深まってきましたよね。
ですよね。寒いんかな。
いや、寒いやろ。だって今日も寒いで結構。まあまあ、今日はあったかいか。
でもまあまあ、一応今12月の世界戦に我々おるんですよね。
寒いよ、でもまあまあ。
まあ、そうやんな。なんかね、結構こう、こう、日本全体あったかくなってきてるから油断しがちですけど、ね、みなさんあったかくして過ごしましょうね。
北海道とかでね、ポカポカにして。
北海道極章的やね。ちょっとなんか、あれかと思った。全身あっためたほうがいいかなって感じ。
確かに確かに。いや、なんか結構さ、北海道って忘れ去られがちやん、なんかこう。
え、どういうこと?カチッカチッになってこうとか出てくるってこと?
そうそうそうそう、とかさ、なんか着てたはずのセーターにひっついたまんま出てきたり。
あー、ひっつける派?あ、ひっつけない派。
あ、ひっつけない派?あ、じゃあポッケから出てくる派や。
ポッケからカチカチ派。
みなさんはね、そんなことないかもしれないですけど。まあ、そういうこともあるかもしれないですから。
いや、ほんとに。もう冷えは万病の問題か。なんか、なんかだんだん言うことがさ、おばあちゃんみたいになってきてさ、最近さ。
いや、でも、その通りやで。
そうやんな、ほんまに。
本屋さんの冷え対策もさ、考えなあかんなと思ってさ。
あー、確かに。
パネルヒーターやっぱいるよなと思って。さつさん寒いやん。
あー、寒いんかなあ、そこ。どうなんやろなあ。
寒いやん、やっぱり。
あの、あれなんですよ。新しくやる本屋さんがあるんですけど。
そうなんですよ。今度私たち本屋さんやるんですよ。
そうなんですよ。3月本オープンの予定なんで、よかったらそれも。
ノートにいろいろ最新情報書いてるんで。
それもURL、このエピソードに貼っとくんで、見ていただけたら嬉しいんですが。
そうそう、その本屋さんがあれなんやね。路面展というか、1階のお店なんやね。
入りやすいなあと思って、やっぱり1階が。
2階とか、やっぱりもうちょっと床面積多分取れたと思うんですけど。
でもやっぱり外から見てね、本屋さんや入ってみようってなってほしいなっていう思いがあって。
なので1階っていうのはこだわって探しましたね。
そうなんですよね、そうそう。
ちょうどさ、今日紹介したいなって思ってた本があるんやけどさ。
それが独立系書店の小説を営んでる人の小説の本。
なるほど。
舞台になってる。
店主さんが書いた本とかじゃなくて。
じゃないじゃないじゃない、そりゃそう。ないよね、そうそうそう。
えっとそうなんですよ、だから寒いかなって話ですよね、1階だからね。
そうそうそう、まあきっと足元から冷えてくるから。
まあそうやんね。
パネルヒーターは必須やと思う。
あったほうがいいんかな、やっぱり。
後で選ぼう。
そうやね、なんかそういったね、小さなものもね、いろいろ買うものとか。
いやそう、入れてかなあかんから。
そうそうそう。
ちょっとでもメモしとかなあかんな、本当に。
あ、そうやなあ。
忘れてね、寒ぅ寒ぅ。
まあまあ今届くけどね、淀橋が翌日にね。
あ、そうやね。
だからちょっと1日に拙さんは頑張った。
まあまあそんな話。
パネルヒーターはまあ後で話そう。
後で話そう。
まあそういうね、話とかいろいろしてるんで。
そうそう、こういうのが無限に出てくる。
そうなんよね、そういえばあれがないとかさ、そうそうこれがあったとかさ、そうなんよね、まあいろいろほんまに。
だからこそのプレイオープンで。
うんうん、そうなんですよ。
今月にはそれっぽくなってるはずでーす。
はずでーす。
あ、そうだ1月の中旬から下旬ぐらいにプレイオープンできたらねって話をしてます。
そうなんですよ、それでたぶんあらがあたりに、あ、これどうするっけみたいなのがたぶんいっぱい出てくるんで。
うんうんうん。
それでこう、本オープンね、準備しつつ。
ね、っていう話を。
独立系書店の書籍
オープンしたらいいねっていう話をしてますので。
はい。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そうです、そうそう。
デスコ屋さんの本。
それ、なんか知ってるかな。
なんかね、えーとね、たぶん1年か2年前ぐらいに結構本屋さんによく並んでて話題になってたかなと思うんですけど、
えっと、ようこそひなむど書店へっていうか。
あ、見たことある。
あれは、たぶん。
読んではない。
読んではない、そう、まあ韓国文学ですね。
最近ほんと増えたね。
多いよね、そう。
へー。
そうそう、あ、触れられる機会が多くなりましたよね。
ほんとに本学が増えました。
増えましたよね、はい。
そう、韓国文学が全然読んでるってほどじゃないんですけど、
まあでもその、ちょっと読んでる、好きな韓国文学の中の1つかなと思いました。
えっと、そのひなむどっていうのが本屋さんの、その舞台となる本屋さんの名前。
あ、そうそうそうそう。そうなんですよ。
ファンボルムさんという方が書かれている本で、
マキノミカさんという方が訳されてる本ですね。
なんか表紙から素敵やな。
あ、そうやね、なんかこう、なんていうのかな、1つこう、ポンとこう、書店の、なんていうのかな、ウィンドウみたいな、
こう、店内が見えるような形で、それを引きで。
ガラス張りのね。
そうやね、ガラス張りで。
なんかちょっと住宅街の中に本屋さんがあって、
で、なんか住民の人は犬の散歩したり、自転車置いてなんかしたりしてるみたいな温かい雰囲気が。
そうそう、夜の中にパッと光が当たってるような感じやね。
で、これの裏表紙がまたその同じような、お店の同じところから定点で撮ったみたいなアングルが、
そう、同じだけど、この人がいなくて、女性の店主さんが主人公なんですけど、
主人公の店主さんだけがぽつんといるみたいな、そういう表紙だったと思いますね。
ちょっと今、手元にないんであれなんですけど。
女性が主人公なのか。
そうなんですよ。
女性店主。
が主人公で、なんかいろいろあったっぽいなみたいな感じだよね。
なんかわからんけど、その人間関係とか仕事とかなんかそういうことで、いろいろつまずいたりとか何かがあって、
それでいろんな経緯で独立書店をやり始めたんかな、みたいな感じの店主さんを中心にした、まあ群蔵劇なんですけど、
この本がすごくいいなと思ったところは、いろんな人が出てくるんですが、一人も嫌な人がいないんだよね。
へー。
なんかこんな人。
ヨニゲ処分と一緒じゃない?
あ、そうや。
それでさ、このようこそ非難無動書店は、私結構図書館で本を予約したりもするんですよ。
で、あまりにも読みたい本が出てきすぎるから、あえてその予約数が多い本をそのまんまこう。
ほっとくんだ。
ほっとく。
だから非難無動書店も人気の本やったから、たぶん1年ぐらいはかかって予約の本が届いたっていうので、このタイミングで読んだんやけど、
このタイミングで独立書店の本を読むっていうのもすごくない?
確かにだって去年さ、跡形もなかったよ。
そうそう、跡形もなかったっていう言い方。
なんか撤収みたいな。
逆やな逆や。
なんて言ったらいいんやろ。
生死と乱死もなかったね。
気持ち悪くない?
あ、そうそう。
もうわかんない。
いやでも、神秘的なことやから別に。
気持ち悪くはないけどさ。
まだ形がなかった。
なんて言ったらいいの。
構想もなかった。
構想もなかった。
いつかやれたら嬉しいよねみたいな話を何年か前にしてたぐらいの感じだったんで、
その段階でどういう本なのかも全然情報がない。
知らなかったね。
知らなかった。
ただなんか想定が素敵だなと思って予約した本が今届いて、
独立系書店をやる上で苦労してる点とか、個人書店をやっていく上で苦労してる点とか、
まあその書店の業界が韓国も日本とちょっと似てて、出版業界がそんなに社用産業っぽく見られてたりとか、
本屋さんも減ってるみたいな状況で独立書店をやっていくっていうことがどういうことかっていうことを結構リアルにその辺書いてる本で、
温かさと人間関係
そういう意味でもなんて言うんでしょうね、その本屋さん、小脇居ないをしてる本屋さんについても結構、
ああそうなんやなみたいな感じでリアルに自分もこうなっていくんかなみたいなのを感じられる本でもあったし、
さっき言ってたその人が嫌な人がいないっていう話では、なんかみんないろいろ個性があったり癖があったりとかもちろんするんだけど、
みんなこういろんなところで悩んだりとか、いろいろ壁にぶつかったりとかしながらも誠実に生きてるし、
人に対してなんかこう嫌なこと言ったりとかする人がいなくて、みんな思いやりのある人ばっかり出てくるやんか、
だから、
温かいね。
すごく温かい本。
確かにでも温かいもん、表紙が。
そうやんね、オレンジのライトに照らされた感じの店内がね、
そう、だからなんて言うんでしょうね、だからその全部がうまくいくとか、全部がいい人ばっかりっていうのって本当じゃないじゃないって、
理想主義じゃないっていう批判がもしかしたらこの本はあるかもしれない。
でも、なんか現実がそうじゃないからこそ、そういう世界に浸りたい時ってあるやん。
そうやね。
本って結構そういう側面はあると思ってるけどね、私は。
そう、だからなんかこういう人たちが周りにたくさんいて、こういう風になったら素晴らしいよねって思える本だし、
それによにげ処方でさ、出て来てくださる登場人物がみんな嫌な人がいないよね。
すごいよね、奇跡だよね。
奇跡やね。
これからすごいハザードがあるんかなと思っちゃうぐらいすごい。
いやいやでも、本当にでも、たぶん心から応援してくださる人が集まってくださってる感じがしていて、
本当に本当に。
何ができますかみたいな、こういうことできますよとか、こういうことさせてくださいよみたいなことを言ってくださる方が本当にたくさんいらっしゃって。
そんなワクワクすること、一緒にやりたいですとか言ってくださる方とか、一緒にワクワクしてくれるって最高だよね。
いや本当にそうなんよ。
やっぱその、楽しさでつながりたい。
いやそうなんよね。
じゃない?やっぱりその理想、それこそ理想主義かもしれないけれど。
お金は持続的にやっていくために絶対にまあ、稼がないといけないけれど、
でもやっぱりそれの原始はやっぱり、辛さじゃなくて楽しさがいいなって。
いや本当に。
すごく思うから。
本に対する思い
でもなんかそういうことがなんとなく伝わってたりするのかなっていう気もする。
そうだよね。だからこそこう、なんだろう、応援してくださる、力になってくださる方がいらっしゃるというか、出てきてくれて、手を差し伸べたりしてくれるのかなって思うね。
そうなんですよ。
そう、まあだから結構こう、なんていうか、本の内容ももちろん本当に素晴らしいし、から読んでほしいし、まあ読みやすいし、短編集なんでね、読みやすいと思うし、
私まあ個人的にも、このタイミングでこう読む本だったんだなっていうのがすごい感じた本。
そうやんね、確かに待ち時間がね、図書館とかだと、1ヶ月とか借りれるっけ?2週間?
2週間ぐらいかな。
でもそれでもね、10人とかもあったらもう半年とか。
そうそう、確かに50人とか何十人とか結構すごい人数待ってて。
確かにな、図書館、なんか自分が借りる側やとさ、今読みたいから何冊も仕入れてほしいのにとか、仕入れるって言わないけど、
仕入れてほしいって思うけど、そんなブームというか、読まれ時が去ったら、その本じゃあ10冊あるんですか?っていう話がある。
そうなんよ、そうなんよ、そうなんよ。
図書館の方も本当に大変っていうか、本当に難しい判断を引きともされているなと尊敬していますけど。
というわけで、私たちも首都の無道みたいな温かい場所にしたいですね。
リスナーとの交流
本当にそうなることを願ってるし、そうしていきたいなってすごく思ってます。
なので気軽に遊びに来てくださったらすごく嬉しいです。
嬉しいです。
はい、といったところで、今回もあのコーナー行きたいと思います。
せーの、お便りむすむす。
お便りむすむすはお便りを通じてリスナーの皆さんと楽しく交流するコーナーです。
はい、今回はですね、ホームスネームトウカさんからお便りをいただきました。
トウカさんありがとうございます。
ありがとうございます。
海猫博物堂さんのブルースカイでこの番組が紹介されており、生物学者と書店員面白そうとホームスを聞き始めました。
嬉しい。
ありがとうございます。
海猫さんはあれですよね、前回かな?
かな?
最近の回で。
最近の回。
海猫さん回がありますので。
ありますので。
ぜひぜひそちらもチェックしてみてください。
はい。
で、海猫さんがブルースカイっていうSNSで紹介してくださってたということで、ありがとうございます。
結果かけがえのない出会いになりました。
幼馴染であるお二人の生きのあった掛け合いに心がほんわかしますし、自分だけがこう感じるのかなと孤独に思っていたことをお二人が話されていて、一人じゃなかったなと救われるよりもあります。
そして何より未だ知らぬ本の数々に出会わせていただき、世界がどんどん広がっていきます。
メッセージをお送りするのが初回ゆえ、長文激重の思いの丈を綴ってしまいました。
そんなことないですよ。
嬉しい。
めちゃくちゃ嬉しいですよ、本当に。
本当に嬉しい。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これからも末永くホームスを聞いていたいと思います。
毎日聞いていてまるで責念の友みたいな心持ちですが、海猫さんの紹介を見たのが8月末なので、まだ2ヶ月もたっておらず呆然って書いてあって、このお便りがいつ来たのかということを考えないで。
そうなんです、本当にごめんなさい。お待たせしました。
もう1個括弧がありまして、千葉県民なので今度千葉ルー聖地の日記コルトンプラザに行ってくる予定です。
っていう風に書いてくださってますが、
そうですね、2回ホームスのゲストに来てくださった斎藤哲長さんが、日記コルトンプラザっていうショッピングモールですかね、千葉県にあるところなんですけど、そこにいつもいらっしゃって、聖地なんですよね。
そうそう、執筆もされた場所で、5本の中でもよく登場する、著作2冊これまでに出されてるんですけれども、1冊目が千葉からほとんど出ない木こもりの俺が一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話。
それがお便りに書いてくださってる千葉ルー聖地っていう千葉ルーですね。
あまりにタイトルが長いので千葉ルーって公式で言っていいよね。
そうですね、言っていいと思う。
略称を言われてて。
で、もう1冊が出た時に、その千葉ルーをきっかけに私たちはこのポップキャストを通じて知り合ったんですけれど、それでゲスト出演心よくしてくださって、そこからもう友達付き合いが始まって。
そうなんですよね。
そうそう、普通にしてるよね。
すごい、だからその多分2冊両方の本読んでくださって、で2冊目がクソったれな俺をマシにするための生活革命っていう。
そうですね。
その2冊多分両方読んでくださって、で、多分ポップキャストも聞いて、聖地の千葉日経コルトン行くぞーって持ってくださったんですよね。
ありがたい。
めっちゃなんかこうやって輪が広がっていったり繋がっていったりするのがすごく嬉しいです。
いや本当に、しかもなんかその書いてくださってる、こうやって感じるの自分だけかなっていうのを、そうじゃないんだって思っていただいたりとか、
なんかまさにそのちょっと心の夜逃げ、私たちの夜逃げ処方でやりたいなと思っているようなことを本当に凝縮して、凝縮したみたいな答えで、
もう本当にこういうことがしたいんだって。
本当に本当に。
本当に思ってすごく本当に、なんかいつも嬉しいしか言えなくて、本当に言葉が足りないと思うんですけど、心満たされる思いで、本当にありがたく励まされる思いで読みました。
なんかこうお便りをくださってなかったら、そのデータでこう聞いてくださる方とかの人数を知るだけなんで、それもそれすごく嬉しいんですけど、
やっぱりお便りをくださっていると、投げたボールが返ってきたような気持ちがあって、
本当に暖かいよね。
暖かい、本当に。
とうかさんもこう、責任の友みたいなふうに言ってくださってるけど、そういうふうに思ってくださって、すごく嬉しいです。励まされます。
本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
引き続き、本の虫のすすめを楽しんで、仲良くしていただけたら嬉しいです。
本当に私たちの隣のテーブルから聞こえるおしゃべりみたいな感じで、楽しんでくださってるのかなっていう、嬉しいです。
とうかさん、本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
といったところで、来週も楽しみに聞いてくだされば幸いです。
良い読書体験を。
良い読書体験を。
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