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生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者の椿と書店員の佐藤が、本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
はい、今回も本の虫のススメ始まりました。
今回もお便りを紹介しつつ、お話を達成させたり、させなかったりしながら広げていけたらなと思います。
はい、お便りありがとうございます。
最初にいただいたのは、以前お便りいただいたことがある、メジャー府からマイナー県に引っ越された、
ホームスネーム、メジャーマイナーさんと、ちょっと短く私たちを呼ばせていただいていた。
そしたら、メールでご感想をいただいたんですけど、お便りでも、
メジャーマイナーです。笑いって名乗ってくれた。
心優しい。
嬉しすぎる。
ちょうどこれ、メールをくださった日に、東京からマイナー県に帰られた日だったらしいんですけど、
私このメールをちょうど羽田空港で見て、たぶんニアミスをしたんだなと思って。
面白いね。
お便りに、10月27日から神保町の古本祭りが始まりますねって、行かれますかって書いてるんですけど、羽田に行ってたのかな?
いや、その日は私風邪ひいてた。
風邪ひいてた。
羽田から飛び立った先で風邪をもらって帰って。
いやいやいや。
行きたかったんですけど、寝込んでいました。
寝込んでいましたか。そうでしたか。
あつうさんは?
私何してたんやろうね、その日。
あんまりあれやね。
上野にいたな。
上野、え、何があった?
上野のボタン、ダリアか、ダリアの展示みたいなのがあって、植物園みたいなところに行ってましたね。
そんな感じでしたね。
ちょっとゆるゆると紹介してしまったんですけど、メジャーマイナーさんからのお便り、すごい熱いお便りをいただいてありがとうございます。
励みになるありがとうございます。
ちょっと少しずつ編集しながらお話しさせていただけたらなと思います。
はい。
お返事をもらえて、それで感激して何度も読み返して満喫していましたが、ポッドキャストで紹介してくれてすごい嬉しかったですっていう風に言ってくれました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
私たちもすごく嬉しかった本当にね。
手元に置いてあってなかなか読めない本として。
以前ね、お便りでそれもいただいたコメントに対して、皆さんの手元にあるけどなかなか読めない本って教えてくださいっていう風に言って教えてくださった。
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そうですね。
言ってくれたの3冊あげてくれてて、
怒りのブドウ、それから緑の天幕、もう一つが図書館、愛書家の楽園、この3冊をあげてくれてますね。
私も怒りのブドウと緑の天幕って知らなかったけど知ってる?
いや私3冊全部読んでないから。
いや私も読んでないんだけど、図書館、愛書家の楽園は。
知ってる?
買おうかなってすっごい迷って買わなかったんだよね。
ちょっとなんで買わなかったんだろう?多分お金がなかったのかな?わからんけど。
そのなんか迷った記憶があって、知ってるけどその2冊知らなかったので、すごい参考になります。ありがとうございます。
ありがとうございます。
買ってから10年の歳月をかけて読む時期が来た本っていうのがあげてくださってて、
エイリヒフロムの菊ということっていう本もあげてくださってますね。
これ辛い時にビンタを貼ってもらえた気がするっていう。
どうしたってて。
読んだことある?
いやないないない。
話もなくて、そうなんや、ちょっと辛い時に読みたいななんて思ったり。
辛い時?ビンタが欲しい時?
ビンタが欲しい時やね。
いや本当にね、こういう風に買ってから今がその時みたいなのってあるよねっていうお話をね、
以前の放送会でしてて、それに対してこういう本があったよっていうのを教えてくださいましたね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
後半のところで私たちの感想も言ってくださってるんですけど、それをちょっと読み上げさせていただきますね。
椿さんは学者さんなんだろうなぁと思うのは、ぶっ飛びのアインシュタインのような感想の着眼点。
佐藤さんの声は落ち着いているので進行役にぴったり。
そして書店員さんならではの着眼点が魅力です。
またお互いのご出身がメジャー府、大阪府なんですけど。
ならではの、ボールを拾って拾ってという感じの会話力に引き込まれ、ほんまに楽しいんですわ。
ありがとうございます。
という感じで、最後に椿さんがコンプリートしたくない、もうなくなってはってね。
そうなんですよね。
読んでしまうともう会えなくなっちゃうっていうので、一冊とか撮ってるっていう話をしてたんですけど。
米原まりさんでしたっけ。
米原まりさん。
それについての最後の文字を見かけましたっていうことで、わざわざ画像添付で送ってくださってるんですけど、
100人が選んだ究極の一字っていう週刊誌の企画で、米原まりさんが選んだ文字と彼女ご自身の字っていうことで、
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画像でその坂っていう漢字一字を米原さんが書いてらっしゃるのを送ってくださってますね。
で、それにちょっと文が添えてあって、米原さんのちょっと読み上げさせていただきたいんですけど、
坂、登るときには希望があって、降りるときには勇気がいる。
まっすぐで平坦な道は退屈だ。私は起伏に富んだ道が好き。
ということで、すごい米原さんらしい一字やな。
いやいや、生き方が現れてる感じだよね。
本当に。
私は結構共感するところもあるな。
結構ね、安定とは逆かもしれないけど、やっぱり坂道楽しいですよね。
わけわかんない景色が現れたりする感じを楽しんでいきたいなと思ったり、
その時にね、やっぱり本って大事だよね。
本当に。
最後に引き続き全国にいないどこまでもお二人の素敵なトークを聞かせてください。
また季節の変わり目です。どうぞ体調に気をつけてくださいねとのことで、
ありがとうございました。
そういうふうに言ってくださることが本当に励みになってます。
本当に本当に、やっぱり聞いてくださってる、楽しみにしてくださってる方がいると思うからね。
私たちも別に頑張ってやってる感じでも全然ないんですけど、励み。
本当に。
なんかね、昔マングースを天見大島で捕まえてる人たちがいたんやけどさ、
そのレンジャーの人たちが、もう天見大島ってほぼマングース絶滅してて、
そうなんや。
でも絶滅しかけてるぐらいでも残ってたらすごい繁殖力が高いから、
どわーって増えちゃうから、やっぱりちゃんと取り続けないといけないけど、ほとんどいないから、
行って腐ってるエサを、虫とかがたかって、ベチャーって汚くなってるエサを取り除いて、
綺麗なソーセージを買えるだけの仕事で虚しいみたいなことをおっしゃってる方がいて、
それになるじゃない、なんか手応えがないっていうのが、
マングースが取れてる感じがさ、するなと思うんですよ、お便りいただいたりすると。
ようやく意味がわかった。
張り切って、ウィンナー買えるぞみたいな感じ?
ちゃんと手応えがあるよっていう。
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私たちのマングースになってほしいな。
なんか気持ち悪い。
私たちのマングースになってほしいのは気持ち悪い。
気持ち悪いね。
ナシで、ナシとかないな。
口から出た言葉にナシとかないな。
でも言いたいことはすごいわかります。
本当に楽しみにしてもらえたらすごい嬉しいですね、生活の中でね。
あとなんかちょっと脱線しちゃうんですけど、
結構ポッドキャストを初めて発見したことが、
佐藤さんの声が落ち着いてて確かに信号向きで、
結構前も意外と佐藤さん抜けてるみたいな話した回あったと思うんですけど、
私失礼ながら結構そういう印象を持ってたからさ、
ポッドキャストで聞いてくれてる私のリアルの友達とかで、
みんな落ち着いてる佐藤さんと、
いつもわちゃわちゃがひとりそわそわしてる私みたいな感じで言われて、
そう、そうやわみたいな。
ぼんやりのんびりしてるところが落ち着いてるっていう風に捉えてくれてるのかなと思ってる。
そんな就職面接みたいなことある?
端緒は長緒に言いたい。
みんなギャーって気が狂いそうになる。
あんな感じかな。
わからんけどな。
いい風に捉えてくださってるのかなって。
でもみんな好意を持ってくださってるっていうのはあるのかな。
本当に。
ありがたいことですね。
結構お互いの友達、
佐藤の友達私は知らないけどとか、
私の友達佐藤は知らないけどみたいな方もね、
結構聞いてくださってて。
本当にありがとうございます。
メジャーマイナーさんこれからも更新していきますので、
ぜひぜひ日々の楽しみに取り入れていただけると嬉しいです。
嬉しいです。
じゃあ今日はもう一つご紹介したいと思います。
こちらも以前お便りいただいてご紹介させていただいた、
ホームスネーム彩色さんからのお便りです。
彩色さんは以前6個ぐらいかな?
複数質問を沢山くださって、
それでこのエピソード33と34で、
質問を手がかりに脱線しながらトークみたいなことをさせていただいたんですけど、
それに対する感想をいただきました。
ありがとうございます。
エピソード33、34でお便りを取り上げていただいてありがとうございます。
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長くなって申し訳ない。全然そんなことない。
と思いつつ、お二人の本の話が聞けたし、
質問からの脱線がまた楽しくて大満足でした。
ありがとうございます。
この後読んで結構びっくりしたんですけど、
先日佐藤さんが関わられたワープホールブックスさんに行ってきました。
すごいよね。
行ってくれて。
どこにお住まいかちょっとわからないんですけど、
本当ね、実際に人が動くって、
ポッドキャストはポチですけど、それでもすごいありがたい。
すごくありがたいのに。
私が書店員として、
世田谷区のワープホールブックスっていう書店の立ち上げに関わらせていただいたんですけど、
そこの本屋さんに実際に行ってくださったっていうことなんですよね。
何回かポッドキャストでもご紹介させてもらってるんですけど。
めっちゃ嬉しいですね。
そのご感想が、
想像よりも面積は小さかったのですが、
そのセレクトゆえなのか表現されている本の世界は面積よりずっと広く感じました。
嬉しい言葉ですよね。
本当に。
関わった人とか他のスタッフさんにとって本当に。
実際私も何度も行かせてもらってるんですけど、
出れないよね。
いや本当にね、いい本だらけでね。
買わないぞって。
そんな決心はね、
何人も覆っちゃうよ。
すごいいい本屋さんですよね。
ワープホールブックスについても、
どこかでより詳しく聞いてみたいですというふうにお便りいただいてます。
ありがとうございます。
確かにね、ワープホールブックスそのものっていうか、
もうちょっとご紹介してもいいですよね。
そうですね。
結構なかなかに面白い本屋さんなので、
そういう話をできてもいいかななんて。
そうだよね、そうだよね。
なんか西敷さんがおっしゃってた通り、
面積としてはめちゃめちゃ狭い。
本当にワンルームマンションみたいな感じですかね。
でもだからこそ面白さがあるよね。
本当に。
店員さんと距離が近いんで、
喋りかけたくなければ別にすると入れるんですけど、
ちょっと話してみたければ結構やりとりができるような距離感で。
またさ、町が結構いいよね。大山台っていう町が。
そう町がいいよね。
なんか私大阪出身で、その前は京都に、
その前じゃない、死んでる、死んでるっていうか生まれてないわ。
大阪に出身で、その後京都に住んでって、
で、関東ってなんかちょっと冷たい?
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なんかね、イメージあるよね。
東京のイメージってなんかちょっとやっぱり東京出身者じゃなかったら、
結構やっぱり東京砂漠みたいなさ。
そんなことないねんけどね、全然。
そうそうそう、そういうイメージをでも持っちゃう。
持っちゃいたち。
あるあるある。
それをすごい良い意味で覆してくれるっていうか、
地元って感じの町よね。
本当にそうなんですよ。
この町の雰囲気にすごいマッチしてて、
町の本屋さんって感じだよね。
そうなんです、木の香りがして、床材にも本棚にも木を使ってて、
で、オレンジの照明があったかい感じで、
で、商店街もそういうオレンジのランプがポポポポってついてたりして、
あったかい感じで、すごくいい。
なかなか、どこみたいな感じっていう表現が難しいな。
難しいね、お山台みたいな感じ。
そうそうそうそう。
なので是非是非、ワープホールブックスもですし、
もちろん遠い方とかもいらっしゃると思うんですけど、
是非近くにお越しの際は商店街の雰囲気と合わせて楽しんでほしいなっていう場所ですよね。
そう、立ち上げに関わったといえば、
実は最近私、違うポッドキャスト番組の立ち上げに関わりまして、
えっとね、私がもともと勤めてた職場の同僚というかの方たちで、
海洋研究開発機構っていう、深海6500とか、
人が乗って深海6500メートルまで潜れる友人探査船とか持ってたりするので、
結構有名なので知ってる人もいるかなと思うんですけど、
まあなんか海のジャクサみたいな感じの研究所なんですけど、
そこの豊福さん、永井さんっていう研究者のお二人の方が、
もともと結構親しくしていただいてて、
それでその関係で、本の虫のすすめも始めた時から、
こういうポッドキャスト始めましたっていうのをご紹介してて、
そしたらそれ聞いてくださってて、
研究のその内容とかを知ってもらうのに、
ポッドキャストってすごい良い方向やなみたいな風におっしゃってくださって、
本虫みたいな感じで、感じでって言ったら言い過ぎですけど、
なんかやりたいっていうふうにおっしゃって、
で立ち上げられたんですよ。
ありがたいですよね。なんか参考というか。
すごい。本虫がそんな形で。
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そうそうそう。
それでなんかいろいろ名前もうーんとか言って考えてたんですけど、
寄せていい?みたいな感じになって。
一緒でもいいかな?みたいな感じになって。
であの番組の名前も決まりまして、
番組名が、科学探究おしゃべり番組。
すすめ有効中。
あ、すすめっていう言葉が入ってる。
そうそうそうそう。
っていう番組ができました。
もうあのスポティファイとか、
アップルポッドキャストで聞いていただけます。
おめでとうございます。
だからあの音だけ聞いても有効中って何?って思う方も多いと思うんですけど、
豊福さんと永井さんがその研究している生き物の名前で、
みなさんその沖縄とか行った時にお土産で、
ほしい砂って売ってるの見たことあるかなと思うんですけど、
瓶に入った砂で、でもよく見ると星の形してるっていう。
あるね。
あれって、なんていうの、岩石のかけらじゃなくて、
有効中っていう生き物の殻なんですよ。
あ、えー死骸みたいなもの?
そうそうそう、貝殻みたいなもの。
貝殻、あーなるほど。
なんか、私たちのそのだから一番身近というか、
多分よく知ってる有効中があれかなと思います。
結構ね、あれのこと生き物だと思わなかったみたいな方も多いんですけど、生き物で。
で、その有効中ってある、有効中の有は有無の有、あるっていう意味。
で、穴は、有効中の子は穴って意味なんですけど、
子供の子にひらがな虫みたいな。
中国の孔子の。
そうそうそう、孔子の教えの子。
で、虫って書くんですよ。
だから穴がある虫って書いて、だから星砂も実は顕微鏡でじーっと見ると、
表面にたくさんポツポツポツって小さい穴が開いてて、
そういう穴が開いてる殻を持っている単細胞生物が有効中なんですけど、
それの解説をしつつ、解説っていうかもうおすすめしたいみたいな。
有効中?
そうそうそうそう。
だってそれこそ知らんやん。
知らんな。
知らんかったら応援もできないやん。
好きになれないよね。
好きになれないそう。だからまず知ってほしいよねっていうところで、
雑談しつつ、いろいろ生き物のトピックとか、
あとなんか研究室での日々みたいな話とかをする番組を。
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結構最初はどうしてもね、
本娘もいつも収録の最初の方ついちょっと文字文字みたいな固くなったり。
緊張しちゃったりするよね。
実はそうなんですよ。
そう、うちらやって、私たち月一ぐらいのペースで大体撮ってる。
収録をね。
収録して取り溜めてこうやってる感じなんで、
なんか勝手を忘れてるっていうか。
そうね、リセットされて最初なんか文字文字するところから始めるよね。
何喋るみたいになって、
なんかもうだんだんわからなくなってきて、
萌えは最近読んだ本で録音スタートみたいな。
実は結構そういう文字文字タイムがあるんですよね。
だからまだ結構ね、
ちょっとまただから私たち撮りダメなのでラグがあるからわかんないですけど、
その最初の文字文字感みたいなのがまだ番組としてはあったりして、
それも含めて楽しんでもらえたらと。
いいですね、ぜひ。
また生き物が好きな方は特におすすめになります。
有効中以外の話もたくさんしてるので、
聞いてほしいななんて思ったり。
概要欄のところにURLを貼っておきますかね。
ぜひぜひ聞いてみてください。
というようなとこで、次回も楽しみにしていただけると幸いです。
良い読書体験を。
良い読書体験を。
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