引っ越しと読書
生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者の椿と、書店員の佐藤が、本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
ちょっとどうでもいい話してもいい?
はい、してして。そういう話、結構大好物やから。
いやー、この引っ越しのゴタゴタでさ、すっごいなんか、頭が働かんからさ。
あ、そう、椿さん引っ越ししたんよね。
そうそうそうそう。
ね、海外に引っ越したっていう、なかなか大きなイベントがあったよね。
いや、そうそうそうそう。もうほんと大変バタバタで。
おつかれさまでした。でもまだね、慣れてないとは思うけど。
そうやね。今、1週間くらい。1週間、たったかな、ぐらいやから。
10日前ぐらいにね、私たち最後に立つ日に会ってるから。
そうそうそう、どんだけ会うねんって感じやんね。
いや、ほんまにありがとうね。なんかその、ほんまに、たったの、何か何やろ、無理言ってね、会わせてもらった。
いやいやいやいやいや、それはこちらのセリフ、ほんとによかった。
いやけど、そうそうそう、そういうのがいろいろあって、バタバタしてたやんか、だからさ、全然本とかさ、読めなかってんけど、
頭が働かないからさ、こういうときどうしようと思って。
で、犬のことも心配でさ、特にその飛行機乗るとき。
ワンちゃんをね、運ばなあかんかったよな、その飛行機で。
そうそうそうそう。もう羽田でもすごい絶叫してるしよ、キヤーとか言って。
え、ワンコが?
そうそうそうそう。
え、なんなんそれ、その興奮してってこと?
あ、そうそう、初めての状況で、たぶんすごい不安やったんやと思うけど、
そんな預けられてさ、あたしらはもうバイバイって感じやん。
そうやんな、そうやんな。
もうすごい、なんかもう気が気じゃなくて、私ずっとさ、どうしようと思って。
そういうときにさ、なんかあんまり頭使うもの、読めないけど、でも時間潰さなあかんやん。
そうやね、だって無駄に時間あるもんね。
カイジのスピンオフ
そうやね、そうやね。
2、3時間とかあるやん。
いやいや、もっとよ、だってあの、飛行機で飛ぶからさ、だからその間どうしようと思って、そうやと思って。
とばくもくしろくかいじって知ってる?
えへへへへへへへへ。
あの、いわゆるかいじ、ざわ、ざわってなんか。
あ、そうそうそうそう。
なんていうか、尖った鼻の男の人の絵。
あ、そう、かなりね、そう、画風がね、特徴的な。
そうやね。
そうそうそうそう。
さん、さんぱくがんって言うやっけ?
あ、そうやな、そうやな。
と、お兄さんがざわざわって、なんか元ネタがようわかってないけど、かいじっていう名前だけは有名やからね、知ってる。
そうそうそう、それは、でも、明らかに頭使う漫画やなと思って、あれは。
なんかね、そんな感じするよね、なんかやりとりが複雑な感じ?
あ、そうそうそうそう。
だから、置いといて、私そのスピンオフをそれまでに読んだことがあって。
そもそもかいじも読んだことあるってこと?
それがないね。
え、ないのにスピンオフ読んだ?
そうそうそう。
え、なんのそれで?
いや、それがすごい邪道でさ、スピンオフが3作品あるんやけど、
はんちょう、とねがわ、いちじょうっていう、それぞれ地下カジノのオーナーのいちじょうと、
ていあいっていう、羽賀市の会社の中間管理職のとねがわと、
あと、地下で強制労働させられてる、
いいはんの、はんちょうの、はんちょうっていうの、それぞれが主人公の3作品スピンオフがあるんやけどさ、
あー、オムニバスストーリーみたいな感じか。
あ、そうそう、だから本編ではサブキャラが主人公になってるみたいな。
なるほど。
それを全部読んだ。
すごいやん。めっちゃ時間あったやん。
いや、それはね、こっち着いてからも、なんやろ、ふわふわ落ち着かなさが続いてて、どうしようと思って、ずっとカイジのスピンオフ読んでる。
カイジは?
そう、それでさすがにでも、これはなんかさ、楽しみきれてないと思ってさ。
そうやんね、本編やっぱり読みたいよね、そこまで来たら。
そこまで来たら読みたいなと思って、でもさ、なんか読み始めたらさ、ああいうさ、進撃の巨人とかも言うけどさ、ストーリーがあってハラハラする系ってさ、止まらんやん。
しかもカイジって結構関数多そうやしな。
えっとね、なんかシリーズが、本編が3シリーズかな、もし違ったらごめんやけど、なんかそうそうあって、それぞれ13巻あるね。
あ、結構多いやん。
そうそう。
いや、でもスピンオフもなかなかやで、トネガワ10巻、ハンチョウ21巻、イチジョウ6巻あるからね。
カイジの魅力と影響
あ、え、それ全部読んだの?
全部読んだ。
えー、すごい。
というかなんか、まああの、飛ばし読みできるね、なんかすごい、あの、全部、全部まあ、ちょっとイチジョウはちょっとエモい感じがあるけど、トネガワとハンチョウはなんか1話完結のギャグ漫画やからさ。
あ、じゃあそんなにあれやねんな、なんかこう、脳みそを使わないでこう。
そうやね、そうやね。
それで、ハンチョウはなんでかわからんけど、誰かに勧められたのかな?なんか10巻まで持ってて、読んでて。
へー。
それで、あ、残り11巻出てるやんと思って、あの、出国の前の日に、全部ダウンロードしていって。
うんうんうんうん。
そしたら、それが、おもしろすぎて。
もう、でもそこまでいったら、本編もちまちまとか、ちまちまとか無理かもしれんけど、読むしかないんじゃない?
と思うやろ?
思う思う。え?違うの?
いやいや、実はさ、でも怖いからと思っててんけど、読み始めてしまって。
しまって。
予動詞読んだ。
読んだ?もう読み終わった?
いやいや、あのね、シリーズの1個目だけ、あの、とばくもくしろくだけ、読み終わった。
え、でも早ない?
私とあたん、9日前ぐらいやけど、そこからの出来事やんな。
早そう。
すごい、いくら漫画って言っても、情報量多いやろ?カイジなんか。
多い。あ、でもね、アニメはちょっと見てたから、あとなんか、たぶんやけど、昔、あの、めちゃくちゃほんとに、
高校生とかの頃、だから、あの、ほんとに連載してた頃は読んでたかもしれん。
あ、そうなんやね。じゃあなんとなく世界観とか設定とか。
あ、そうそうそうそう。
あ、なるほどなるほど。
そう、アニが持ってたからさ。
はいはいはいはい。
なんか読んだような気がして、でも今見たら悪魔的に面白い。あの時なんでこの面白さがわからんかったんやろみたいな。
子供って言ったらあれやけど、社会人じゃない人が読むと、なかなかピンとこないんじゃないの?賭博の漫画なんてものは。
まあでもそうかもしれん。なんかすごいね、なんかその、金と命のやりとりみたいな。
やっぱそんな感じなんや。不穏な感じ?
あ、そうそうそうそうそうそう。
その、なんていうの、金の型に臓器を取られるぞみたいな、そういう。
あ、そうそうそうそう。で、なんかあの、ちょっとその、賭博で頭脳戦みたいな。
はいはいはい。で、こうピリリとしたなんか命とお金のやりとりのマネーゲームじゃないけど、そんなような。
あ、そうそうそうそうそうそう。
いやーめっちゃ面白かった、びっくりした。もうなんか、あのスピンオフも全部オススメ。
え、もうスピード速すぎやろ、まじで。
いや、基本他のなんていうの、普通の小説とかもないけどさ、すごい私、先書きになってバババって読んじゃうタイプやからさ。
あの、ちょっと大きいとかができずに一気に読む。
できない。そうそうそう。だからもう、開示は死を意味すると思って、最後までこう、衛星のようにスピンオフばっかり読んでてんけど、読み始めたら本当に止まんなくて。
その、あれやね、本編の周りをぐるぐる回ってた。そうそうそうそう。
いや、無理無理、そんなん絶対本編に行ってしまうやろ、その流れは。
いやー、しかもさ、これまた続編があるやん。
2編3編とシリーズがあるってこと?
そうやね、これも読み始めたら、絶対止まらんっていうのがなんか、とはいえなんか疲れてるし、止まるかなと思って読み始めて。
いや、無理やろ、そんな。
自分も分かってなかったわ。
分かってないわ。
疲れを凌駕する面白さがあるんやろ、だって。
いや、そう、ほんまにこれは確かになんかそのさ、ザワザワとかさ、なんかもう公文になってるやん、開示公文になってるやん。
なってる。
もうよく、よく分かった。
あのザワザワっていうのは、あれはどういう文脈で出てくるのか、ネタバレにならずに聞ける?それって。
ネタバレ、ネタバレとは何か。
いやでも、うんうん、あの、どういう場面のザワザワなんか。
あ、でもやっぱりザワザワするところやで、なんか、え、ここでその手を?みたいな感じとか。
あー、なるほど、その周りの、なんか観客みたいなのがいるわけね、その。
あ、そう、観客っていうか、その周りの一緒に賭博してる人とかがいて、その人たちが開示が思わぬ手段に出たとか。
うんうんうん。
だからなんかまあ、桃源は独特やけど、別にそんな変わった擬音ではない。
え、開示は何者な?そもそも。
え、そんな深く掘ってく?
ちょっと気になってきた。開示はいい奴な、なんかいい奴っぽい主人公やから。
え、そんな、そんな、え、完全諜白の話じゃないからないよ、そんないい奴とか。
あー、そうなの。その、賭博にかかわってる以上、その真っ白でも真っ黒でもないって言ってた。
いや、ていうかね、あの借金を、大量の負債を抱えてる人やな。
トネ側のスピンオフ
あ、そうなんや。それで、その、あの、このムとこのマザルトにかかわらず、賭博にこう、こう、行かなきゃいけない状況。
あ、そうそうそうそう。それの、なんかその、貸してる闇金業者が、すごい、あの、ワンマン会社で、その社長が、その、命をかけて、その、もだえながらいろんなギャンブルさせられてる債務者を見るのが趣味で。
めっちゃ趣味悪いやん。
そうそうそうそう。
最悪やん。
最悪やね、そう。
その会社の中間管理職のスピンオフがトネ側。
あー、なるほどなるほど。あ、じゃあトネ側は社長じゃなくて、中間管理職やから、ちょっともしかしたら、
あ、そうそうそう。飛合があってね、そう、その飛合をコミカルに書いてて。
あー、おもしろそう。
いや、トネ側は、うん、おもしろい。ていうか、全部おもしろくて、びっくりした、ほんとに。
え、その、スピンオフだけさ、いきなり読んでもさ、その設定とか知らん人、わかるん?それって。
あ、大丈夫、わかるわかる。わかるように作ってる。
へー。
けど、読んだら、本編読みたくなーるよ、やっぱり。
そうやんな、そりゃそうやんな。
いや、めっちゃおもしろかった。札数で言ったら、あれやと思う。近年一番読んでるくらいかもしれない。
地下労働施設のコミカルな日常
そういう、でも入り方もありかもね、その、スピンオフから入るっていう、周りから。
そうそうそう。
そうそう、で、その、なんかさ、ギャンブルであまりにも負けがこんでさ、どうしても返せないってなるからさ。
あー。
で、そうなると、なんか、地下の強制労働施設みたいなとこに送られるんやんか、債務者が。
えー。
そう、その強制労働施設で、またなんか独自に戸場を開いてる人がいて。
おー。
なんか、堂元よね。その堂元の人が、班長。それがまたスピンオフであるね、21冊。
え、すごい、班長ってなんだっけ?
その開示のスピンオフの、なんやっけな、一日外出録班長かな。
班長ってキャラの名前ってこと?
あ、そうそうそうそう。
堂元ってその、元締めみたいな。
あ、そうそうそうそう。だからその、地下の生態系というかの中で、そこだけで流通してるお金を稼げて、で、それをまた債務者が返済に。
まあある程度は、ある程度っていうか、まあほとんどは持っていかれるんやけど、ある程度こう自由に使えるお金が残って、で、それを。
その、賭博場。地下カジノでお金を巻き上げてるのが班長。
なるほど、なんかこう、じゃあ二重にこう、賭博が乗せられる。
そうそうそうそう。
どこからも乗っかれられへんみたいな。
そうそう、でもその班長が、あの、あれやね、堂元やから結構稼いでるから、その、普通の、その、債務者は外に出れないんやけど、その世界での退金を払ったら、一日外出っていうのができるね。
うわ、なんか刑務所やな、ほんま。
そうそうそうそう、でもその一日外出録も、あの、ギャグ漫画ですごいコミカルで、なんかその設定を深く重くとらえなくていい感じ。
あーなるほど、じゃあ、うーん、なんていうんか。
グルメ漫画。
グルメ漫画?
そうそうそうそう。
えー?
えーやろ。
だから、どうそうやのにな、その設定的には。
そうそうやねんけど、まあだから本編はまあ、私実は本編まだ、カイジがその地下労働に行ってないからさ。
カイジもそっか、地下労働に行かせられる仮面になるんやね。
いや、だから出てくると信じてるんやけど。
うんうん。
キャラクターとして。
うんうん。
そう、最初の13巻では出てこなくってさ、え、班長出てこないんだけどみたいな。
そうなんや。
そうそう、それがすごいミスマッチで面白いのもある。
あーなるほどなるほど。
えー、なんかカイジ、カイジ本編はまた違うんやろうけど、そのスピンオフは結構、なんていうかな。
コミカルやで。
コミカルっていうか、そうやね、そんなにこう重く読まないでいけそうな感じ。
いや、どれも激軽やで。
そうなんや。
えー、なんかカイジってあのザバッザバッのイメージが強くてさ、
いや、まあ本編はすごいひりついてるから、もうほんとに。
やっぱそうやんな。
軽々しくは読み始められない感じ。
うんうんうん。
いやけど、班長はね、まあそういう状況やからさ、1日外出するって言っても、監視がつくのよね。
まあまあ、逃げられたら困るしね。
そうそうそう、でも監視ともめちゃくちゃ仲良くなって、すごいなあなあなんよ。
それとかもすごい面白くて、仲良くなり方とかがさ、
アンテナショップを一緒に巡ってるうちに、その人の出身圏に行って、もう耐えられなくなって食べちゃったみたいな話とか。
まあなんかそんな感じのノリ。
なんか可愛らしいね、ちょっと。
そうそう、可愛いね。おっちゃんの可愛さみたいな感じ。
あー、えー。あー、面白そうやな。
いや、面白い。めっちゃ面白い。
えー、ちょっとあれやね、だったらあの、こう、開示に全然ハマってないとか知らない人でも、そのスピンオフからハマるっていうのもいいかもしれないですね。
いやー、やばいと思います。皆さんもちょっとおすすめしたいような、したくないようなみたいな感じ。
いや、いいやろ。だって楽しいことはやっぱり踏み入れちゃえばいいじゃない。
いや、止まらんからね。スピンオフはでもね、止まれるどれも1は完結やし、そんななんか先が気になるって言うんじゃないから。
なんかそれこそあれやね、電車の乗ってる時とかさ、ちょっと合間の時間とかに読めそうやね。
あー、そうそうそうそう。だからこっちもさ、こっちに着いてからも、なんかちょっとした待ち時間とかに読んでしまって、この有様。
いいじゃないですか。
そんな感じで始まりました、新しい生活が。
そんなところで、また良い読書体験を。
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