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生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者の椿と書店員の佐藤が、本にまつわるアレやコレやをゆるっとお届けします。
新年明けましておめでとうございまーす。
あっという間に2025年。
いやー、ねー、恐ろしい。早いなー。
ミレニアムとか言ってた、あの時代から四半世紀です。
そうですね。恐ろしいな、そう考えたら。
あの時も、一緒にいたもんね。なんかねっちょりして。
一緒にいたもんね。
友達やったもんね。
そうやね。
いいね。
そうやね。友達やったもんね。出会ってたもんね、とかね。
一緒にいた。
いたもんね。
ちょっと、なんかな。
湿度を含んでるよね。
そうですね。
湿度を含みながら、ミレニアムから、いや、もっと前からね。
そうね。
98年ぐらいから知り寄ってるから。
すごいよな、そう考えると改めて。
いやー。
引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それより、それはよりじゃないよ、すごい大事なことだけど。
はい。
聞いてくださる皆さんも、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
新年から聞き始めたという方もね、よろしくお願いいたします。
ね、ぜひぜひ、いろんなね、本の話とか、本じゃない話も、いろいろしてますので、ゆるりと聞いていただければと思います。
はい。
年が明けたということで、私たちにとっては、けっこう大きなお楽しみが迫ってきてますね、さくらさん。
はい、そうなんですよ。
もうすぐ100回記念ということで、今年2025年の1月24日金曜日の19時から東中野、東京の東中野のスタンディングバー雑談で、ホームスのですね、公開収録をなんと行いたいと思います。
100回記念です。
やったー。
100回すごい。
いや、すごいよね。
すごいよね、道のり、毎週毎週。
ほんとに、だから2年弱ですかね。
ですね、ですね。
すごいですね、これもやっぱりみなさんが聞いていただいてるので、
うん、続けてこられたっていうのは、ほんとに大きいので。
ね、もちろんね、自分たちがね、楽しいし、
あ、そうそうそう。
なんかこれ、ツイッターかなんかで見たと思うんですけど、
はい。
誰かペアで、2人組でポッドキャストされてる方が、なんか友達と会ういいきっかけになるから、みんなポッドキャストやればいいので、
あー、ほんとそうよね。
ツイッターやられてて、ほんとそうと思って。
あの、会う口実になるというか。
そうそうそう、ちょっとなんか、ランチとか誘いたいけど、ちょっとどうかなとか思うときあるじゃないですか。
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忙しいかなとかね。
そうそう、それがね、払われるんで。
うん、言ったらあかんっていう、あかんというか、
あかんっていうか、そろそろ嫌だみたいな。
そう、うかみたいな感じ。
うか。
そろそろタイミングやねみたいにこう、
それがね、強制的に揃えられるっていうのは。
ね、いいことやなと思うんで。
みんなポッドキャストやればいいと思う。
ほんとほんと、そういう副作用、いい副作用があるんやなって思ったりしてますけど。
はい。で、あのその、東中野はポッドキャストの収録できるスタジオと併設されて、クラフトビアバーっていうのをやってて。
ビール飲みたい。
そう、ね、絶対いいよね。
ね。
だから、気軽に見に来てとか聞きに来てくれれば嬉しいですし、
で、前もお伝えしてはいるんですけど、
YouTubeでライブ配信をやれたらなっていうふうに思ってますので、
遠方でね。
うん、来られないよとか、その日はちょっととか。
はい、なるべくね予定を合わせてね、
そう、お会いしたい。
ね、できればめちゃくちゃ嬉しいんですけど。
ねっちょりしちゃった。
基本ねっちょりしがち。
そうやね。
なんですけども、来られないっていう方もアーカイブとしてね、なるべく残したいなと思ってるので、そちらも楽しみにしていただければと思います。
というわけで、新年は大事ですよ、大事ですよとか言っちゃう。
1回目。
1回目ね、今年1回目。
1年の敬を占う。
はい、1発目の最近読んだ本というか、どうですか、なんか出会えたいい本とかってありましたか?
めっちゃあるんやけど、新年にちょっと絡めて。
なんと。
結構やっぱり、新年、親戚のご挨拶とか、いろんな機会で、まあもうちょっとしたらその成人式とかで着る機会が多いかなと思う。
あの日本人にとっては親しいけれど、同時に遠遠いあの頃も着物の本です。
片野由加さんというノンフィクションライターの方が書かれている、着物の国の?という。
あの女さんの話の作者さん。
そう、87回でもご紹介したんですけれども、この片野由加さんという方は、セカンドキャリア、引退競争場を巡る旅という本も出されていて、それで私初めて読んだんですけど、この本もすごい面白い本で、競馬に出てるサラブレットのその後っていうのをノンフィクションで追いかけて、
結構、行方不明というか、記録が残ってない馬が大半だっていうのは、結構ショッキングなことを知ったことをきっかけに、その引退競争場っていうのが今後どういうふうになっていくのかなっていきそうかっていう、今ちょっと時代の転換点というか、
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新しい動きの息吹みたいのをみずみずしく追ったノンフィクションで、これですごい読みやすかったし、面白かったので、同じ方が、結構着物って、やっぱ敷居高いなって思ったりするじゃない。
でも、同時にすごい柄とかめっちゃ派手でさ、すごい惹かれるやん。帯の帯とかさ、なんか小物もかわいいしさ、着てみたいなって思うけど、でもちょっとやっぱ無理かな、難しいかなみたいなところがあるやんか。だから、それを片野さんが書いてくれてるんやったら、きっとすごい読みやすくまとめてくれてるんだろうなと思って、読んだ本です。
で、ほんとに期待にたがわず、めちゃくちゃ面白いし、なんか着物に対して、着物界にいない人たち、私たちみたいな、あんまり日常でも着ないし、周りで着るような人もほとんどいないっていうような、人間が抱いてるもやもやみたいのを、すごい解決というか、してくれる。
めっちゃ着物が身近というか、これなら私でもできるかも、入門できるかもって思わせてくれる本で、まず、このタイトルが、着物の国ってあるじゃない。これが、あの、ちょっとなんか外から言ったような、そうそうそうそう。
でも、確かに私たちがさ、着物業界に感じてる違和感って、ちょっとやっぱり他国に感じるじゃないけど、私たちの常識って通用せえへんかもみたいな。福屋さん行ったら、なんか、いつもすっごい高い何十万とかいうのが、5割引きで売られてるみたいな。ほんまの適正価格っていくらなんみたいなさ、その違和感とか、そのあたりを言い当てての国っていう風に言ってはって。
なんか独自のルールみたいなのがありそうに見えて、しかも警察もいるらしいみたいな。着物警察とか、ネットとかで揶揄されたりする。あなたここはこうなのよとか、なんか着物着て歩いてる。
いろいろあるもんな、なんか季節の前撮りした柄を着るみたいなとか、そうそうそうそう。
で、お箸折りはここと並行じゃないといけないとかさ、そういうルールが何由来でどうやってできたのかとか、そういうのも含めて、すごい自分の素朴なところから追ってるんで、すごい面白いんですよ。
まず最初が、なんで着物に香田野さんが興味持ったかっていうと、もう洋服は飽きたと。
なるほど。
そう、なんかすごいその気持ちわかると思って、なんかさ、若い頃、若い頃って言ったらあれやな、今もまだ普通ぐらいの年齢やと思ってるんで、若い頃でいいかな。
20代とか。
そう、10代、20代の頃とかってさ、まだ大人が流行りが一周して、私らの若い頃もそういうの流行ってたとかさ、声かけてきてもさ、全然ピンとこんかったよ。
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最近なんかさ、ピンとくるくない?
今日さ、歩いててさ、本当に今日まさに朝に、歩いてる時に、自分の前を歩いてる青年が、たぶん20代ぐらい前半ぐらいの子やってんけど、
大学生とかぐらいね。
20代の子が、なんかこう、なんていうの、ロングヘアでさ、
ロン毛。
ロン毛でさ、それ避けたのに、その言い方。
世代で。
世代で。
言った、そういうふうに言った時代があったんですよ。
ロン毛ってね、あったんですよ。そのロン毛を、きむたくが昔やってた、90年代ぐらいにやってたような感じのロン毛を、
ちょっと重たい感じの。
そう、重たい感じで、バツンと切ったような、あの感じで、一つぐくりに、下の方でしてるような感じね。
に、あの柄物のシャツ、90年代の前半ぐらいに流行ったさ、すごい柄、ペイズリー柄とか流行って、
ペイズリー柄ではなかったけど、そういう派手な柄。
大きめ柄みたいな。
大きめ柄みたいなに、パンタロントまでは行かないんだけど、ちょっと裾広がりのパンツ。
最近見るね。
見るでしょ。
見るでしょ。それを合わせてて、うわぁ懐かしいって思う。
当時のさ、自分の親世界とかが言ってた言葉がさ、もう知ってる。
分かる分かる。
分かるようになってきたやんか。
分かる分かる。
そのお兄ちゃんに話しかけようか、すごい上手いよって。
やめたほうがいいよね。
大阪ちゃんあるよ。
分かる分かる分かる。
大阪ちゃんから聞いてるけどさ。
お兄ちゃんその服は年らごとき流行ったんよって言おうかなって。
懐かしい。
懐かしいわぁ。90年代その服流行ってんだよって言おうかなって思ったけど、ちょっと鬱陶しいかもしれないからやめとこうと思って。
懸命。
怖いかもしれない。後ろから。
自安になると思う。
でしょ。だからやめたい。
分かる分かる分かる。
そうそう。だからそういうところから出発されてて、だからなんか、じゃあ心をときめく今、私にとって服ってなんやろって考えて、
着物やってなって、でそこから出発されはって、でじゃあ、なんやったっけな、もらった着物やったっけな、とにかく手持ちのものがあったらしくて、
それをじゃあ適当に自分でYouTube見て着てみはったらしいんだけど、そしたら、どうもずんどうのおばさんがいるみたいな、
実際の自分の年齢よりもさらにふけて見えるおばさんがいるみたいな、見えちゃって、
で、これはなんでやって、
自分の体型とか、なんかそういうのって切り捨てるのは簡単やけど、でもなんか日本人ってさ、ずっと着てきて、でなんかいろんな着こなしがあったはずね、
でなんかこう、着物警察っていうのはでもこうしなきゃいけないズバンみたいになったりしてて、
でもそれってほんまに着物がずっとこれまで日本であったかたちなんかなっていうような素朴なところから出発されて、
12:05
でじゃあ私はどうやって着物を着ていきたいんかなっていうので、この方はその、もともと動物福祉とかにすごい興味がある方で、
自分自身も犬を飼ってらっしゃるやんか、でその犬と愛犬と一緒に着物を着て居酒屋に行くのが目標っていう、
目標を立てて、で着物の国に足を踏み入れていくっていうストーリーなんだよ、
なんかすごい面白くて、でもなんか表現も言うもらわない、鏡の向こうに親戚のおばちゃんがいるとか言って、
わかるわと思って、私も鏡見てたまにお母さんが見えるときあったから、
ゾッと言ったらお母さんに怒られるけど、お母さん聞いてないからいいけど、ゾッとしますよねそれは、
だって自分やと思ってんのにお母さんがいたらびっくりするよね普通に。
びっくりするよびっくりするよ。
だから確かに着物なんか着たいにはそうなるかもと思ってさ、
でなんかいろいろ本当に自分自身が、いわゆる着付き教室みたいなんじゃなくて、
リサイクル着物とか今結構安く手に入ったり、
かなり安く手に入るよね、200円とかで売ってたりする。
で、なんでかって思ったら、私もよく知らなかったんやけど、
バブルのときって着物って今の10倍とかぐらい大きい市場やってて、
バカ売れしてたんやって。
なんか財になるっていう価値観があったんよね、当時はね。
だからそのときのほうがバカみたいに安い。
そうなんよね。
なのでリサイクル着物の店っていうのが結構今たくさんあるみたいで、
その店舗でやってる、だから高いご服を買ってもらわないと困るっていう営業ノルマを課されてる着付き教室ではなくて、
そういうリサイクル着物屋さんをやってる人が着物を自分で着れるようになったら、
日々楽しいよね、みたいなスタンスで着物の着付けを教えてくれてる、
普通の有料の着付け教室に行って、まず学ぶっていうところから着物の国への第一歩を踏み出してるんやけど。
なるほど、なるほど。
それももうさ、だから結構みんな着物の国怖いって思うところをすでにハードルを自分で低くして、
超えていかれてるっていうところも面白いし、
そっかそっか、そういうのが私も着物ってご服屋さんのイメージが強くて、怖いなっていうのがあって、
ちょっと入りづらいよね。
いや、ご服屋はやっぱりきついよね、高いしさ普通に。
高いね、だいぶ安いのも増えてきてるけどね、それにしてもね、結構ハードル高いよね。
15:00
そう、だからそういうどういうふうにしてじゃあハードル低いところ、怖くないところを見つけるかみたいな話とかも書いてるし、
で、その何もっと実用的な着付けの時のそのポイントというか、
この方のさんがいろいろと調べたりとか、自分なりに研究したりとかしていく中でこう見つけたこのポイントっていうような、
ヒップ的なところも書いて貼って、
ちょっとピスって何だっけ?
手がかりみたいな、ヒントかなみたいなものも書いて貼ったりとか、
あとは歴史的なものも結構、室町時代とかは、実はすごい自由な着こなしだったとかいう話とかも、
昔の本とか、あとは研究者の人に話し聞きに行ったりとかして書いて貼って、
それもなんかすごいね、面白くって。
話し聞きができたのって江戸時代からやったりするもんね。
そうそうそうそう。
で、竹久雄明寺とかってさ、すごい美人画みたいなイメージやけど、
結構美人画は美人画やねんけど、
どっかの博物館で、竹久雄明寺がやってるコーディネートみたいなのを再現した展覧会をやったらしいんやけど、
めっちゃ面白そうやね。行きたかったと思ってんけど、
それって担当された方に、この著者の片野さんが、着物集めるの苦労されませんでしたか?って言ったら、
いや全然って言われたらしくて、すごい意外じゃない?
だから、それなんでかっていうと、竹久雄明寺は、今やと写真が私たちさ、当然あるから、
流行のそういう、ファッションの流行の発信源って、なんとなくモデルさんが着た写真やって思うけど、
そうじゃなくって、竹久雄明寺の絵画っていうのが流行の発信源だったから、
それに似たような服とかがめっちゃいっぱいあるっていう状態やった。
言われたらさ、あたしらもさ、パンタロンみたいなのもさ、探さんでもさ、もういっぱいあるやん。
おじいちゃん家にあるよ、みたいな、多分そういう感じやん。
多分そういう感じで、意外といっぱいあって、再現するのが困んなかったとか、
そういうのもすごい意外な、めっちゃ面白いのよ。
私日本舞踊やってたから、着物結構親しくて、
そうやんね。
そうなんです。自分でも一応簡単には着付けできるし、そうそうそう。
だから私と全然距離が違って、
私は本当に成人式も行ってないし、
多分着物って来たことがだから、一回しかなくって、
お兄ちゃんの結婚式でしかなくって、
あとはもう本当に記憶が一回もない。
そうなんやね。
そうそうそう。だから本当に興味はあるけど、
18:01
私ってすごい、サトゥーさんよく会うから知ってると思うけど、
派手柄が好きなのよ。
だから西の着物とか絶対好きやと思うね。
そうなんやけど、着物の展覧会とかよくあるやんか、博物館とかで、
ああいうのはよく行って、図録とか見ていいなとか思っててんけど、
自分にはなんか無理やって思ってて、
そんなことないのに。
だからやっぱりその、結構でもそう思ってる人多いっていうか、多分一般的。
一般的で、そういう人に対して書かれた本で、すごい魅力的な本で、
片尾さんももちろん人柄もやし、
これに登場されるリサイクル着物屋さんの店主の方もやし、
あとなんかYouTuberの方もインタビューしに行ったりとかしてはって、
その方もやし、
みんな着物に対して、結構ごっくやがやってる着付き教室が怖いみたいな、
なんか着物警察に捕まるみたいな、恐怖心っていうのがあるけど、
なんかそれを下げていこうっていう流れみたいのも感じられて、
すごいね、今の多分時代、物を短期間で捨てるのはちょっととか、
ファストファッションってちょっとなーっていうのもやし、
私みたいに、私とか片尾さんみたいに、もうちょっと洋服って流行もひと回りみたいな、
もうなんかそんなときめかんなっていう人にも、
すごいいいなって思う本で、私自身ちょっと始めてみようかなーなんて思い始めてるところ、
っていうね、めちゃめちゃめちゃ面白かった本、ぜひ読んでほしい。
もともと単行本で出てたらしいんですけど、
最近、2024年の10月25日に、就営者から文庫で発売されました。
なので、皆さん手に取りやすい価格になってますので、
ぜひぜひ着物ハードル高いなって思ってる仲間たちは、
一緒にこれで着物の国に入国してみましょう。
なんか最近ね、スニーカーに着物を合わせてる人とか、
ブーツに着物を合わせてる人とか、いろんな着方をしてる人がいるから、
私も羽織って、本当に羽織り、アウターみたいな、
まあアウターですよね。
あれを家に置いてて、
たまに洋服の上に羽織り羽織って、
外に出かけたり、
すごいね、朱色の綺麗な、
和服って特に西の着物は派手な柄とか色が多いんで、
西の着物を私は持ってきてるので、
すごい目の覚める、
目の覚める赤い羽織りとかを、
黒のシンプルなそのタートルネックとか、
パンツとかに赤い羽織り合わせたらめちゃくちゃ可愛いから、
なんかそういうなんか、
自由でいいと思うんですよね。
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そのTPOとかのその結婚式とか、
いや本当にそう、本当にそう。
普段着で着る着物は、
自分で着たいものを着るのが、
私はいいかなと思うので、
これでも指摘されてて、
本当そうだなと思ったんやけど、
たぶん私たちって、
もうそんなに着物警察みたいな人のターゲットになりにくいんかなと思って、
っていうのもたぶん、
着物警察の人って、
あんまり言い返しそうな、
もう、
なに、きむすめみたいな人に言いたがる、
きむすめって、
きむすめって、
なんか、
昭和のおばあちゃんみたいな、
逆に、
逆になそうやな、
きむすめっていうことで、
きむすめ感がうつせるよね。
おもしろい。
でもなんかそう、
言い返さなそうな、
人にこうやっぱ、
言うんじゃないかっていうようなこと言われてて、
まあでも、
そりゃそうかなと思ってた。
もうなんか好きに着たらいいやんけ、
うるせーなーとか、
なんかもう、
あたしらやと言えるやん。
もう、
もうなんていうの、
年笠を重ねて、
遠塾見をこうね。
言葉のセレクトがおもしろいね。
遠塾見ね、そうね。
だからまあまあ、
そんなにそれを、
怖くないかなとも、
ね、思うし。
なんかね、
あのー、
近所でこう、
なんていうかな、
普通にこう、
歩いてたら、
なんて言ったらいいんかな、
その、
車からパッと出てきた、
まあご夫婦かなっていう感じの人が、
着物で出てこられたんですけど、
へー、素敵ね。
なんていう名前やったか、
忘れたけど、
あのー、
時代劇とかで、
あのー、
よく働く人とかがさ、
着物をさ、
こうなんていうの、
しりからげみたいな、
しりからげっていうの?
なんかその、
たくし上げてさ、
うんうんうん。
なんか留めてさ、
たぶんしりからげっていう、
しりからげっていうだけ。
うん、たぶん。
で、そういう形にして、
そういう形にして、
なんか下にパンツ履いて、
ズボン履いて、
みたいな形で、
なんかすごい、
動きやすいような形で、
着てる人がいて、
へー。
すごい素敵やなって、
うん。
思ったり。
だから結構その、
その方はたぶん、
60代くらいの方だと思うんだけど、
うんうんうん。
そう、
あとあの海外の方で、
着物着てる方が、
インフルエンサーで、
インフルエンサーっていうのかな、
インスタグラマーの方で、
おー、
インフルやろうな。
いらっしゃったり、
うん、
するし、
もう全然、
なんかこう、
そうすることでね、
着物がまた残っていくから、
いや、
そうやんね、
ほんとに。
これでも書いてたんやけどさ、
結構その、
今の着物、
こうあるべし、
みたいなのって、
できたのって、
結構江戸時代以降ね、
そうだよね、
しかも江戸の後期とか、
だったりするしね。
もうなんか、
結構マーケティングの側面が、
強かったらしくて、
あー。
こう服屋さんがこう、
なんていうの、
和服文化っていうのが、
こう明治とかかな、
だからどんどん衰退して、
いったいどんどん衰退して、
みんな洋服着ていく中で、
和服を売っていかなあかん、
ってなった時に、
和服をあんまり着慣れてないよ、
っていう人が、
買ったお店とかに、
24:00
これってどうしたらいいの?
って聞かれて、
そしたら答えなあかんやん、
その回答集みたいなのが、
積み上がっていって、
できたんじゃないか、
みたいなことも言ってはって、
でも確かにそんな、
毎日着てて、
で、
あたしらが別にさ、
Tシャツ同期用がんで、
Tシャツの上に、
シャツ着、
あの、
なに、
襟つきのシャツを着て、
みんなが、
あたしらが、
Tシャツ同期用がんで、
Tシャツの上に、
シャツ着、
襟付きのシャツを着ようが、
シャツ、
襟付きシャツの上に、
Tシャツ着ようが、
そんなの自由やん、
そうやね、
それに対してどうか、
警察っていないやん、
いないいない、
だから、
そういう着物だったはずなのに、
着物も、
そういう衣だったはずなのに、
いまこんな、
こうしか着られない、
っていうのは、
何か理由があるはずだ、
っていうので、
いろいろ調べていったりとか、
何か理由があるはずだっていうので、いろいろ調べていったりとか、いろんな人に話し聞いたりとか。
なので、そういうなんか、これってやっぱおかしいよなっていうところには、なんかこう理由というか背景があるんだなっていう、単純にそういうノンフィクションとしての、読み物としての面白さっていうのもすごくあって、めちゃくちゃ面白いのです。
なんか着物の着付けをするのは、慣れたら10分ぐらいでできますけど、でも、言うても結構かかるやんか。
5分ぐらいで着る人もいるけど、まあかかるやんか。でもさ、例えばジンビで着るとかさ、なんかいろんな着物に近しいものを着るんやったら、そんなに時間もかからなく取り入れられたりするし、それこそ羽織だけ羽織るとかさ。
そうやんね。やし、なんか時間かかれっていうのもさ、自分に余裕があって、今日は特別っていう日やとさ、逆に特別感を引き立てたりもするよね。
だから、気分をあがる服として使っていくっていうやり方もあるし、日常にそうやって、自分の取り入れやすいものを無理なくっていうやり方もあるし、付き合い方も洋服と一緒でさ、ほんとにいろいろあるんだなと思って。
めっちゃいい本。面白かった。
いいね。
着物コーデを楽しんでみたいなと、私も思ってます。
いいですね。
という、ちょっと新年ぽかった?
ぽかったね。
ぽいぽい。
そう、私は知ってたけど、リスナーのみなさんはきっとお初じゃないですかね、さとぅさんが日本舞踊をやってた話とか。
そうなんですよ。意外としっかり練習してたんですよ。
中学ぐらいまでやってたっけ?
いやいや、高校生の1年間だけなんですけど。
そっか、そっか、そっか。
そうなんですよ。
そっか、なんか覚えてるよ、でも。
ほんと?
見たことはないんやけど。
そうやね、見せたことはないけど。
話は聞いてたのを覚えてる。
そう、ちうたっていうね、お座敷とかで踊る舞をやってましたね。
歌舞伎とかだとさ、舞台の上でさ、激しく動きもあるんやけど。
高級なお座敷とかで、一畳の中ぐらいで踊るっていう、すごい静かな踊りが多いんですけどね。
その、髪型舞って言うんですけど。
27:01
そうなんだ。それはでもいいね。
練習もしやすいね。
まあ、そうやね、しやすかったね。
なんか、だからバタバタしないっていうか、静かにとにかく歩くときも動くとか、そういうのがあったりして、はい、おもしろかったですね。
なるほど。
という感じで、なんかこう日本の文化にね、信念だしね、親しんでみるのもきっといいですよね。
いや、意外な背景とか、そういうのをね、知ったりとか、常識だと思ってるのが意外と常識じゃないんだなとか。
そういったところを感じてみたりして、いい読書体験でした。
はい。
おたよりむすむす。
むすむす。
おたよりむすむすは、リスナーのみなさんとお便りを通じて交流するコーナーです。
今回は、なんと3つお便りをいただいてしまっております。
ありがとうございます。
ありがとうございます。では、さっそく1つ目から読んでいきたいと思います。
ホームスネーム山猫さんからお便りいただきました。
ありがとうございます。
山猫さん2回目ですね。ありがとうございます。
うれしいですね。
うれしい。で、これちょっとあの、私たちの収録感覚の問題でかなりちょっとラグが出ちゃって申し訳ないんですけれども、
ポッドキャストウィークエンドに行くことはできませんでしたが、
ホームスを見つけたのはイベント公式サイトの出展番組の一覧でした。
ということで、ポッドキャストウィークエンドのたぶん振り返り会の前かなに、
そのツイッターとかを見て、ポッドキャストウィークエンドの様子を見て、
たぶんご連絡、お便りくださったのかなと思います。
うんうん。
でもですね、山猫さんとはイキモニアという生き物好きの集まるグッズとかを売り買いしたりするようなイベントでも
お会いできまして、そちらのイキモニアでお会いできたので、なんとなくウィークエンドにも行けたような気分になっています。
笑いと書いてくださっています。
で、その時にブックリストをお渡ししたということもあって、
イベントでいただいたブックリストも見ながら積読しようかと思います。
千葉ルーとブルシッドジョブ、それにうだかさんのなめくじの話は無事本棚に収まりました。
という嬉しいコメントをいただいてます。
嬉しいですね。
嬉しい。やっぱ紹介した本ね、読んでほしいっていう気持ちで紹介してますので、
それが叶ったんだなというのが一番嬉しいですよね。
うん。
で、これもたぶんブックリストを見ながら書いてくださったんだと思うんですけど、
エピソード16でチラッと出てきたミヒャエル・エンデの果てしない物語は名作ですね。
小学校時代に読んで以来、10年に一度くらい読み返しています。
30:01
でもかなりの長編なので、他にまだ読んでいない本が積み上がっているのを無視して読むべきかどうか悩みます。
余談ですが、果てしない物語は本の想定自体にも大きな意味があるので、
買うなら赤金色の布が貼ってある単行本がおすすめです。
一時期、ドイツ版の原著も持っていましたが、むしろ日本語版の方が想定が良かったくらいです。
さすが岩波書店ですね。また長文になりました。
それでは。
ということで、いろいろと果てしない物語の思い出とか、思い出なんかも語ってくださって。
本当ですね。赤金色の布が貼っている単行本っていうのは、物語の設定で赤金色っていうのが重要なポイントなので、そこがリンクしていて、
それも含めて、想定とかも含めて素晴らしい本なので、確かに単行本でもし買えたらそれはおすすめですね。
しかしドイツ語の原著も持ってらしたっていうのもすごいコメントですよね。
確かに。
なかなかだって、ドイツ語読めない。
そもそもね。
でも本の読めないけど、所有欲っていうか、特に想定とか美しい本は、言語がわからなくても欲しくなるっていう気持ちもわかりますね。
山猫さんはもうドイツ語をすごい読みこなさはるのかもしれないので、ちょっと的外れなこと言ってるかもしれないですけど。
なんて思ったりしました。いろいろとナメクジの話から、ブルシッド・ジョブ・チバル、そして果てしない物語までいろいろと取り上げた本を楽しんでくださっている様子が見てとれてとっても嬉しいです。
山猫さんこれからも楽しみに聞いていただけると嬉しいです。お便りありがとうございました。
ありがとうございました。
では次のお便りに移りたいと思います。
こちらもポッドキャストウィークエンドでお会いして、実際にブックリストをお渡しした新しいリスナーさんからのお便りです。
わざわざウィークエンドに来てくださって話しかけてくださっただけじゃなくて、メッセージまでくださるって本当にありがたいことだと思うので嬉しく思ってます。
ありがとうございます。本当に嬉しいです。
ではお便り読んでいきたいと思います。ホームスネーム、おだまんさんからのお便りです。
はじめまして、おだまんと申します。先日ポッドキャストウィークエンドにてこちらのポッドキャストに出会いました。
いただいたブックリストも興味深くて、後ほど実際に聞いてみましたら女子トークというのが新鮮で、しかも仲良しさんということが伝わってくる本当に素敵なトーク。
そして紹介本もツボにはまっていたり、あまり読んでいないジャンルだったりで、また世界が広がった気がします。
33:00
生き物好きなのでそこも共感。Tシャツも可愛くてついゲットしてしまいましたよ。
楽しみな番組がまた一つ増えて嬉しいです。
エピソード92で大好きなショーンタンの話題が出てきて嬉しかったのですが、内なる街から来た話に出てくるあの魚は赤マンボウだったのですね。
ムーンフィッシュ、岸本さんの役もムーンフィッシュ、同じように訳されていましたね。
素敵な英名で綺麗で、しかも美味しいなんて。物語でも美味しいお魚として登場していたような。
ちなみに犬は内なる街から来た話の中に入っているお話の一つです。
私はこれが日本語で出るのが待ちきれず洋書で買ってしまい、結局後で岸本幸子さんの大役で読むという。
どの話も絵とともに訴えかけてくる素敵な本です。
そして100回記念おめでとうございます。
まだまだ追いついていないですが過去回含めて楽しませていただこうと思っていますのでよろしくお願いします。
ということです。
熱いお便りありがたいですね本当に。
本当に嬉しい。
Tシャツを、番組の公式のTシャツを作ったものをゲットしてくださったということで、
それも本当にありがとうございますと、ありがとうを100回ぐらい言いたいです。
本当に嬉しい衝撃だよね。
だって無料で手に入るコンテンツですらみんな再生してもらうためにどれだけ頑張っているかっていうところなのにさ。
自分のさ、まず番組を知らない状態であったけれども、来てくださって、あえてお金払ってTシャツまでってもうすごいよね。
本当に当たり前のことじゃないのはもちろんすごくわかるので、ありがたい本当に。
感じ入りながらお便り読ませていただきました。
ショーンタンがすごくお好きということで、またまたちょっとこれ偶然、面白い偶然だなと思うんですけど、
さっきのヤマネコさんと続いて、なんとなんと幻聴を持っている人続きですよ。
やっぱ読書家さんは熱があるからね、こういう偶然も起きるのかもね。
私まだ実は読めていないので、赤マンボウの話、赤マンボウの話って言っていいのかな、違うのかな。
それが種なのか。
それが種なのかっていうのはあるけれど。
本当にどの絵も私が表紙ぐらいでしかまだ見たことないんですけど、すごく素敵なので、ぜひぜひ読みたいなと改めて思いました。
100回記念おめでとうございますというコメントもすごく嬉しかったです。
嬉しい。しかも過去回も楽しんでいただけていて。
ね。
嬉しい。
嬉しいです。ありがとうございます。
36:00
ありがとうございます。また引き続き過去回も、そして最新の回も楽しく聞き続けていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
では次のお便り、今日紹介する最後のお便りに行きたいと思います。
はい。
こちらも実はポッドキャストウィーク編とつながりなので、私たちがいかにお便りたいのを教えたかがよくわかるかもしれないですけど。
すみません、収録の間隔が。
いや本当に遅くなりました。
はい、申し訳ないです。
申し訳ないです。
じゃあお便り読んでいきたいと思います。
ホンムスネームニート前田さん。
ポッドキャストウィークエンド行きました。
ホンムスを聞くことで私自身あまり読書する方ではないので、いろんな本を読んでみたい衝動にいつも駆られています。
特にエピソード69の斉藤哲長さん、シバルーの著者の斉藤哲長さんのゲスト回が一番印象に残っています。
正直ロベリーとワインバーグのことは何も知らなかったのですが、物理や科学書も食わず嫌いせずに読んでみたいと思えるほどの情熱をお二人の話から感じ取りました。
指示で申し訳ないのですが、実はゲスト出演されていたその斉藤さんが私のやっているポッドキャスト番組に出演することになりました。
前田の部屋、ニートと引きこもりの会話という番組です。
2月の下旬に配信予定ですので、もしお時間がありましたら聞いていただけると嬉しいです。これからもホームスを聞いて読書したい衝動に駆られたいと思います。応援しています。頑張ってください。
というお便りをいただきました。
ポッドキャスト番組をやっていらして、前田の部屋、ニートと引きこもりの会話という番組に斉藤哲長さんがお出になるということですね。
すごいですよね。これもポッドキャストウィークエンドでつながってっていうことなんですよね、きっと。
そうでしょうね。
そういう架け橋っていうか、人と人をつなぐような番組にもなれてたのなら、それもすごく嬉しいですよね。
すごく嬉しいですね。
普段あまり本を読まれないっていう方が、こうやって楽しんでくださってるっていうのもまた、それも嬉しいお便りですよね。
本当に嬉しいですね。
物理や科学省などがあまり身近にはないっていう文脈だと思うんですけど、それも食わず嫌いせずに読んでみたいっていうふうに書かれてて、
縁がなかった本との、それこそ架け橋になれたならすごい嬉しいですね。
本当に。
またそれでちょっとまだ番組の方聞けてないんですけれど、番組のタイトルが、サブタイトルがニートとひきこもりの会話っていうのがすごい気になるよね。
39:00
気になるよね。
お二人でやってらっしゃるのが、ニートの方とひきこもりの方でやってらっしゃるっていうことでいいのかね。
ちょっとぜひぜひ聞いてみたいと思います。
私たちもやっぱり、なんていうの、あんまり王道キラキラ女子みたいな感じじゃないじゃないですか。
なんで笑うのよ。
王道キラキラ女子って。
でもそうですね、なんかはぐれ者っていう感覚が自分の中にはあって。
そうそうそうそう。
なのでちょっとすごいタイトルからして気になるなと思いましたので、ぜひぜひ聞いてみたいと思います。
ありがとうございます。
お便りありがとうございました。
というわけで、今回はポッドキャストウィークエンド絡みですね、の3通のお便りをご紹介いたしました。
すごいポッドキャストウィークエンドを通じて、いろんなリスナーの方ともつながれていろいろ広がりを見せてて、
単純にリスナー聞いてくださる方が増えたことも嬉しいですし、こうやってつながりを持っていることもすごく嬉しいです。
いやー本当に出てよかったな、改めてという感じですね。
本当に本当に。
またなんかその100回記念イベントとかもありますので、リアルで会えたり、またあるいはそのライブで配信したりもするので、そこで交流できたりとか、
そういうお便りの何ですかね、ちょっとゆったりしたタイミングでのやり取りも楽しいんですけど、そういうリアルのやり取りも同時にできたらいいなーなんて思いながら読ませていただきました。
ぜひ遊びに来てください。
はい、というわけで今回は新年着物会とお便り会ということになりました。
では皆さん今年も良い1年でありますように、そして良い読書に恵まれますように。
はい、良い1年にしましょう。
というわけで良い新年の読書体験を。
良い新年の読書体験を。
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