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2024-08-09 26:37

Ep.76 つばきが監修に携わった本も!生物の図鑑・本をご紹介

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つばきも監修者として名を連ねている「小学館NEO POCKET プランクトン」が出版されました!

今回は海の生き物を中心に様々な図鑑・本についてつばきが熱く語っています。夏本番。本と一緒に海に出かけて生物観察してみてはいかがでしょう?


【紹介した本】

・山崎 博史 (監修)仲村 康秀 (監修)田中 隼人(監修)「プランクトン: クラゲ・ミジンコ・小さな水の生物 」(小学館の図鑑NEO POCKET)

・川島 逸郎「標本画家、虫を描く 小さなからだの大宇宙」亜紀書房

・川島 逸郎「虫を観る、虫を描く 標本画家 川島逸郎の仕事」グラフィック社

・西田 和記(著)「ウミウシの生態観察図鑑:食餌、飼育記録から繁殖まで 知られざる生存戦略を知る ネイチャーウォッチングガイドブック」誠文堂新光社


【よりぬき】

・つばきも監修者!「小学館NEO POCKET プランクトン」が発行に!

・とにかく美しく、そしてお値打ちな図鑑

・標本画家の新刊についても言及

・日本一カイメンについて載っている「ウミウシ」の本

・驚愕の情報量、ウミウシを飼いたい人はぜひ

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生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者のつばきと書店員の佐藤が、本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
暑い日々が続きますけど、みなさん元気でお過ごしでしょうか。 元気でお過ごしでしょうか。本の虫のススメ、今回も始まりましたけれどもね。
暑いね、ほんとに。 ほんとにね。夏真っ盛りっていう感じで。 暑いと恋しくなるのが? 海?
そう。言わせたかった。
そう、なんでそれを言わせたかったかというと、最近私、なんかちょっとだけ、ほんとに、監修というのもこがましいんですけど、
1ページだけかな、なんですけど、小学館の図鑑、ネオポケット、プランクトンっていう、
子供向けというか、図鑑の結構人気シリーズなんですけど、小学館の小さい版のシリーズの、海面動物のところを監修しまして、
ほんとに1ページだけでね、少ないんですけど、すっごいいい本なので、ご紹介したいなと思って今日は持ってきました。
いや、私今まで、他にもちょっと海面のとこ書いて、みたいなのをやったりとかしたこともあるんですけど、
やっぱりちょっと専門っぽいっていうか、 うん、まあそうやんね。
なんせあれやん、マイナーやん、イルカとかさ、カメとかとは違うやん、 だからあんまり需要がなくて、でも今回すごい監修の、
九州大学の山崎さん、島根大学の中村さん、火災臨海水族園の田中さんが、すごい温度をとって、小学館さんと調整してくださって、
マイナーなフランクトンという題材で、あんまりやっぱり子供が恐竜とかみたいにワーってくるような題材ではないんだけど、
こういう手に取りやすい価格で、ネオっていうすごい売れてるシリーズで出すことができたっていう本ですね。
これちょっとなんか、もしかしたらホームス聞いてくださってる、海面好きの方、そんな方いるかな。
いるいる。
そう、だからちょっとおやすかしたら、あれ?フランクトンって違和感ある。
いや、ね。
かもしれない。
っていうのもフランクトンっていうのは、基本的にフランクトンの定義っていうのは、水の中を浮いて暮らしている遊泳能力がないか、めちゃくちゃ遊泳能力が低い生き物っていう定義。
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そういう定義なんや。
そうそうそう。
ちっちゃいとかは入らへんの?
そうやね、思うやろ。
ね。
でも、ちっちゃいと確かに遊泳能力、泳ぐ能力がすごく低いから、関係ないとは言いにくいんやけど、
なるほど、なるほど。
定義には入ってないんやね、別に。
そうそうそうそう。だからクラゲとかも、実はフランクトン。
あ、そうなんや。
そうそう。
知らんかった。
そうやね、意外やろ。
えー、あんな大きいのも。なんかやっぱちっちゃくて魚に食べられる、海のふよふよした生き物みたいな。
まあ中心はやっぱそういうやつなんやけど、だから注目浴びにくいっていうのがフランクトンなんやけど、
じゃあ私がこの番組で散々言って、海面ってあれ浮いてる?っていう話。
確かに岩とかにひっついてるイビンっていう。
そう、そうなのよ。岩とかにひっついてて、基本的に海底にいるの。で、動かない。
で、そういう生き物ってフランクトンじゃなくてベントツって言うんやね。
へー。
違うんや、分類が。
そう、だから本当はフランクトンのタイトルに海面が入ってるってあれなんよね。
これだとでもなんか背景というかがあって、実はその企画を、まあ多分言っていいと思うんですけど、
企画をいただいたときには、この本のタイトルの課題、仮の題がフランクトンベントツだったんですよ。
あー、なるほど、両方入ってたんや。
そう、そうなんだけど、やっぱりその編集の方の判断で、ベントツって誰もわからんし、しかもなんか本ができて実感したんですけど、
そのニオウのタイトルとか、ちょっとありえないなみたいな。
字がちいちゃう、ぴゃんぴゃんみたすみたいな、でもちょっと、なんですのみたいな。
で、フランクトンにタイトルは絞って、でも内容にはそのベントツ。
あー、なるほど。
まあ全部じゃないんだけど、入ってるっていう。
へー。
だからすごいねこれ、豪華なんですよ。
で、あのネオシリーズどれもなんですけど、めちゃくちゃ写真がまず美しい。
そうやね。
で、その入り口になるような興味の持ちやすいコラムみたいなのもたくさんあって、
例えば、チリメンジャコの中にいるフランクトンとか。
あー、そうかそうか、まぎれ子のわけや。
そうそう、なんか何年か前にチリメンモンスターっていう本とか、
それこそ、ちょっと結構売れたりとかしたので、知ってる方も多いかもしれないんですけど、
結構その、基本的には片口イワシの子供がチリメンジャコなんですけど、
それだけ取ってくるのって結構難しくて、
中にはその、アジの子供とかイカ、タコとか、
食べてる時に気づいたことがある人も結構多いんじゃないかなと思うんですけど、
そういうのが一緒に入ったりしてて、
そういうのをこう、スーパーでチリメンジャコ買ってきて探してみようっていう、
なんかすぐにでもできるようなコーナーとか、
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あとはその、さっきクラゲが実はフランクトンだよって言ったんですけど、
食べてみようのコーナーとかがあって、
おー、フランクトン。
そうそう。でクラゲとかやと中華で食べたりするやんか。
トンダンとか。
あとちょっと珍しいところやと、
ミドリムシの仲間とかも最近ちょっと健康食品で売ってたりとか。
なんか流行ったことあったよね。
そうそう、まだなんか、結構頑張って売ってる会社もある。
結構その、ミドリムシはなんていうの、バイオマス燃料とか。
最近化石燃料使いすぎで、
できるだけ炭素の排出を抑えようみたいな話あるやんか。
それの文脈でも、なんか燃料作るとか言うんで。
ミドリムシは買われたりしたりとか。
人とのちょっと繋がりみたいなところも書いてたりとかして。
単純に写真家も何度も言うけど、すごい本当に異世界感が結構ある。
浮いてる生き物とか、やっぱり海の底で暮らしてる、
顕微鏡サイズのちっちゃい生き物とかが結構中心になるから、
なんだろう、なじみがないのよ。
例えばこのサルパっていうところを今見てるんですけど、
まず結構サルパっていうのも、
宇宙船とか宇宙人みたいな。
結構ね、もう体自体が透けてて。
表現しづらいというか、何と言えばいいんですか。
なんかゼリーみたいな体なんだけれど、
それがブワーと袋がつながってるみたいな感じのもので、
これはホヤの仲間でずっと。
でも私たちが、食べる?食べる?
食べる人もいるって言ったらいいのかな。
食べるよね、ホヤはね。
食べる食べる、マボヤっていうホヤで、
あれは一匹で暮らしてるホヤやねんけど、
サルパは、
ホヤが集まってる。
そうそうそうそう、軍隊で。
マボヤ、食べるホヤは背面とかと同じように、
回転岩とかにひっついてんねんけど、
サルパは水中を漂ってて、
プランクトンの仲間。
じゃあマボヤはベントスになる。
そうなんです。
そうなんですね。
この本いいのが、ちゃんとプランクトンかベントスかも書いてて、
こいつはちゃんとプランクトン、ベントス。
だから同じその分類群、ホヤっていう分類群の中にも、
ベントスのもいてプランクトンのもいるとか。
へー。
プランクトンとベントスを同じくくりで、
その本を出そうとしたっていうのは、
やっぱちょっと共通項があったりとか。
それはあると思う。
私も編集の人とそこまで、
監修の人とそこまで聞いたわけじゃないんだけど、
でもそれは間違いなくそうだと思う。
それこそ、節足動物、
虫とかも工技だと入る分類群で、
体に節があるような生き物で、
海で有名なやつやと、
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シャコとか、
あと、
なんていうの、海のお米とかも言われるんやけど、
カヤ種類っていう、
他の魚が餌に結構したりするような、
プランクトンなんだけど、
結構形もちょっとお米っぽい。
かわいい。
この本で、
マイナーなものもすごくきれいな写真で扱ってて、
この節足動物も、
結構ベントスのものもプランクトンのものもいる。
両方とも載ってる。
なかなかこんな、
高精細な美しいカヤ種類を、
こんな一気に。
たったこれ、1000円プラス税ですよ。
おー、安っ。
やっぱ売れる本は違う。
すごい小学館やな、さすが。
この値段で手に入るって本当にすごいので、
私も驚くような。
1000円なんや本体価格。
ちょっとなんか、
1800円ぐらいしそうやな。
へこむぐらい、
すごいよね。
お金持ってんな。
やっぱ売れるんやな。
売れてほしいし、売れる価値がある。
本当にいい本なんですよ、なんていうか。
大人も見て楽しめるので、
夏ね、特に今すごい暑かったりするから。
海に行かなくてもね、
ベントスとプランクトンを見て。
そうそうそうそう。
海にもちろん行ってもいいですよ。
熱中症対策をしながら水分をとり、
ちゃんと対策をしつつ。
しつつね。
結構詳細にプランクトンの集め方、
ベントスの集め方みたいなのとか、
顕微鏡での観察の仕方とかも、
結構詳しくちゃんと載ってて。
自由研究を意識した作りにしてね。
発行されたのも6月末ぐらいってことで、
ちょうど夏の自由研究需要に合わせた、
出し方をしてるね。
実は私が3年前に出した海綿の本も、
自由研究需要2という話もあったけど、
間に合わず8月に。
そうだったのね。
児童症でいつの時期に出すかっていうのによって、
本気度っていうのが、売り態度っていうのが結構あって、
一つはクリスマス前の10月末とか、
11月ぐらいなんやけど、
もう一つが夏休みの自由の6月末ぐらい。
そうなんや。
だからやっぱりこのネオを本気で売ろうとしてるっていうのがわかりますね、それでも。
でもこれ本当にいい本。
なかなか専門家でも手に入りにくいような情報が、
おしげもなく出されてるから。
だいぶ前の回なんですけど、第7回で、
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小学館ネオとか、子供向き図鑑の魅力っていうのを話してる回があるんですけど、
各社すごい本気で取り組んでて、
子供向けなんていうものでバカにしたらびっくりするよっていうような。
本当に研究者でも自分の専門のとこ以外だと知らないことばっかりだと思う。
私が転学なこともあるかもしれませんが、
本当に面白くてずっと見ちゃう。
小学館の編集の方からお話を伺う機会が昔あって、
7回の時もお話したかもしれないんですけど、
生体、生きてる状態で写真を撮るっていうことにすごい苦労したりとかもしてて、
こだわってて、
なので、虫の写真で死んでると汗がだんだん倒れてくるらしいんですけど、
それを補填っていうかね、して写真を撮ったりする場合もあるんやけど、
わざわざ生きてる虫をちゃんと探してきて撮ってたりとか、
あと、鮮度が命の魚なんかは漁師の船に乗り込んで、
その船の中で写真を撮ったりとか、そういうことをされてるっていうのを聞いて、
すごい本当に情熱と、ご苦労がすごいんやなっていうのを感じましたね。
特に生きてる写真っていうのは結構トレンドですからね。
うん、ですよね。
やっぱり写真カメラがすごい身近になって、いい写真が撮れやすくなったっていうのも大きいんでしょうね。
結構ね、前はやっぱり図鑑といえば標本画というか、イラストなことが多かったんですけど、
それはそれでもめちゃくちゃ大事にしたい文化だと私は個人的には思うんですけど、両方の良さがあるよね。
標本画家のことについて話した回もあったよね。
実はその方の新刊も最近出て、川島一郎さんの。
ちなみに標本画家を紹介してる回は62回で、標本画家という仕事、古典の読み方も自由でいいっていうところで、
川島一郎さんっていう標本画家の方の本を紹介してるよね。
そうそうそうそう。実は川島一郎さん、ほんの最近、この7月にまた新しい本、秋書房から出版されまして。
出たよ秋書房。
そう秋書房。
もともとこれ秋書房で確かウェブ連載されてた内容と、あとは実際の標本画を合わせて書籍化したもので、
連載のときから私楽しみに読んでたんですけど、
15:01
またちょっとその、店頭で買おうと思って。
まだ手元にはないんですけど、読むのを楽しみにしてる本なんですけど、
タイトルが、標本画家虫を描く小さな体の大宇宙。
タイトルからワクワクするんですけど。
前回、62回で紹介した本と違うところは結構その、これまで川島さんが培われた経験とかテクニックっていうのを、
結構詳細にエッセイというかで文章で書いてらして、
それの部分も、そういう考え方でこういうことするんや、みたいなのがすごい面白くって。
まだウェブ連載の文しか私読んでないので、たぶん新しく書き下ろしたところもあるんじゃないかなと想像してるんで、
すごくすごく楽しみにしている本ですね。
何より美しいし。
グラフィック社でしたね。前紹介した標本、虫を見る虫を描く標本画家川島逸郎の仕事っていう本を、
実際に椿さんが持ってきてくれて、一緒に見て。
いやいや言いながら。
そうしたんですけどね。すごい想定残った本で。
あのお値段で出すっていうのはやっぱりすごい苦労が。
ね、あっただろうなと。さすがグラフィック社というところですが。
たぶんそのちょっとエッセイの文字の部分が増えたからだと思うんですけど、
この新しく7月に出た標本画家虫を描くは、
全庁よりもちょっと手に取りやすい価格で、2200円の税込み。
なので、ぜひぜひ書店で、図書館で手に取っていただきたいです。
まだ私が手に取ってないけれど。
出たばっかりだからね。
そうなんですよね。っていうのがちょっとタイムリーだったかなと。
なるほどね。
タイムリーって言えば、もう一冊生き物に関する本紹介しても。
はい、もちろんもちろん。
これも最近出てちょっとぶったまげたんですけど、めちゃくちゃいい本だし、
たぶん今、日本で普通に手に入る中で、一番概念が載ってる。
すごい本。
タイトル、ネイチャーウォッチングガイドブック、
海牛の生態観察図鑑。
食事・飼育記録から繁殖まで知られざる生存戦略を知る。
海牛の本ですね。
海牛って海面食べる種類が多いんですよね。
18:01
海面、コケムシ、四方動物がたぶん三大エサだと思うんですけど、
このうちの一つがまだ海面。
どうかな。
食事もこれだから、飼うっていうのをけっこうフォーカスしてる本で。
海牛ってダイバーにも人気があって、いろいろ本は出てるんですけど。
飼うって、海牛を飼育できるの?してもいいの?
してもいいんだけど、普通できひん。
だってエサが海面飼いにくいし、海が近かったら、
ちまちま取ってきて、交換してあげてできるかもしれんけど。
ほんと手だれのアクアリプスじゃないとかなり厳しい生き物なんだよね。
なんかすごい、エサだけじゃなくていろんな、
何があかんのや、みたいな死を迎えたりもするから。
そうなんや。
みたいな飼いにくい生き物なんですよ。
なんだけど、この種にはこのエサできるだけあげたらいいからとか、
エサを置くときはこのへんに置いたらいいからとか、
海面の治療とかいう項目もある。
海面の治療?
海面の治療?
いや、ほんとにすぐに悪くなっちゃうんだよね。
海面が?
そうそう。
あるある、みたいなことが海面飼う人としては飼いてるんですよね。
例えばどんなことを飼うってあるの?
水槽に移した海面はよく水流が当たる位置へ配置する。
吹き飛ばされてしまうようなら角に固定するか、レイアウト用の岩などに軽く固定する。
そうそう、水当たらんところに海面ってさ、ちぎってきたら傷ついて、
スカスカで軽いからさ、結構舞っちゃうんよね、ちょっとの水流で。
でも水流に当てないと死ぬっていうジレンマもある。
難しいね。
あるある、みたいな、そういう感じとか。
うまくいけば次第に傷が治り、海面が付着するようになる。
そうそう、ここまで来たら治療は成功。
早いうちにやっぱりやさっとして使い切るのがいいよ、みたいな。
なかなかでもやっぱり飼うのって本当に難しいんですよね。
ろ過生物用の液体フードを試してみると良いだろうとか書いてらっしゃるんですけど、
確かにそういうこともあるんですけど、
結構、ろ過食生物用のフードってサンゴとかを主なターゲットにしてて、
ちょっと餌のサイズがでかいんですよ、海面には。
海面に与える餌の話ね、今はね。
あ、そう!ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
餌を飼うための餌。
の話とかも持ってて。
だから天然の海水とか、海面が手に入るならできるだけ早く早く飼えてあげるのが一番いいんだけど、
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実際は海も遠いし、仕事とか学校とかもあるから、たぶん難しいんだけど。
声を大にして言いたいんですけど、
餌生物の識別は専門家にも難易度が高い。
そうなんですよ、海面ね、本当に難しくて。
で、これもこの本の中でもいろいろ本当に海面を取ってきて、
写真も入れて紹介してくださってるんですけど、
ほとんど動体、フロイソ海面とかトーナス海面とか、
その種のレベルまで言えてるのってなかなか少なくって、
そのもう一個上のグループ、ノクって言うんやけど、
なんとかゾクマであるいはカマでっていうのがほとんどですね。
ゾクマで全部やってる、すごい。
で、これは海面の本ではないので、
海面の分類っていうんじゃなくて、
餌としてあげるときに、こいつはこれ食うから、
これに似たの取ってきたらいいから、みたいな段で書いてて、
とはいえすごいんですよね。
他にもイソギンチャク、四方動物とかを食べる海面じゃない。
混じってる。
海牛。
そう、いるので、それに向けた餌の種類とかをめっちゃ書いてて、
で、もちろん写真もすごく美しい。
で、すごいんですよ。
最長飼育記録とかも書いてて。
あ、じゃあもう、飼育した人が書いてあるんや。
そうそうそうそう、ほんとにすごい。
著者は何をしてる方なんやろうね。
漁師の研究者なのか。
鹿児島水族館に勤務されてる。
やっぱ水族館の中の人っていうか。
出ないとちょっと無理よね。
海牛って結構なんか、一つの系統じゃなくて、
殻がないかほぼない、なめくじ状の海のあの生き物。
結構みんな海牛。
草生みたいな。
結構広い概念じゃないけど、広いグループ。
そうなんですよね。
かわいい。
でも海牛って、卵もかわいいんですよ。
かわいい生き物って卵もかわいいって私思ってて。
そうなんや。
初めて聞く説やろ。
そうやな。
海牛は典型、マジで卵がかわいくって。
リボンみたいなフリフリみたいなの生んのよね。
面白い。
その卵も結構。
丸っこいプチプチじゃないんや。
一つ一つはプチプチやねんけど、
レース状の中に折り込んでて、こういう感じとか。
本当にレースみたいな。
いいのよ。結構ね、見る。
泳いでたら、海の生き物は食べながら産んじゃうみたいな。
知らんけど。
こういう子もいるし、こういう感じでね。
すごい美しいね。
24:01
全体で美しいレースみたいな。
産み終わって、はー疲れたみたいな。
知らんけど産んだ子がしてるようなのも結構意外だよ。
かわいいな。
美牛ってなかなか繁殖行動の特集だったりして、
それの話とかも持ってて。
友食いとかしたりも、実はする種もいたりして。
飲めくじ、食い飲めくじとか。
そういう人やと結構、
交尾しながら食べ合いっ子になっちゃったりとか。
死んでもらうやん。
そう、死ぬ死ぬ。
押すメスがなくて、死有同体。
互いにペニスを差し合うっていう繁殖行動。
そういう変わった繁殖の交尾の。
実際の写真とか持ってたりして、
うーかわいいみたいな。
いつまでも見てられる、
こんないい本が出てくれて本当に感謝。
書庫量がすごいよね。
日本の出版やべえと思いながら。
しかもオールカラーじゃない?
オールカラー。
すごいよね。
すごいよ。めっちゃ写真も綺麗、
っていうか印刷も綺麗やってた。
カラーであってほしいもんね。
やっぱり武漢とかこういう生態系の方は。
いやーわからんと思う。
白黒やと、牛歯は特に。
っていう最近の、
今日はあれでしたね。
珍しく生き物で。
生き物で。
椿さんの仕事の方に近しい。
そうそう。
最近豊作だよっていう話。
熱かったりもするので、
皆さんぜひぜひ、
機会があれば、
海の本手に取ってみてはいかがですか?
はい、いかがでしょうか。
ということで今回は、
生物の本について、
特に椿さんが監修に携わっている、
プランクトンですね。
小学館ネオについて、
ご紹介しました。
いろいろ手に取っていただければ、
面白いんじゃないかなと思います。
では皆さん、
良い夏の読書体験を。
良い夏の読書体験を。
本の虫のすすめでは、
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