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2025-10-01 13:37

#7 受け入れ、待つ。それが編集『日々是編集』

抹茶を点てながらら、『日々是編集( 藤本智士 著)』についてご紹介します。


収録後記、書き起こしはこちらのnoteに!

https://editor.note.com/notes/n0ce9bd7249ec/edit/


🍵 本日のお茶 🍵

雪室抹茶 春日の城(白ではなく城だそう) 星野製茶園


📕 本日の本 📕

『日々是編集』

藤本智士 (著)

https://rebelbooks.theshop.jp/items/108440187


📗 脱線でご紹介したの本 📗

『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ – 』

森下典子 (著)

https://amzn.to/4nxpIL0



👤 スピーカー 👤

Fuyuto


静けさを通して、ひとの創造性を見つめ、関係性をケアする、Studio Stillnessとして、コーチング、プログラム開発などを行っています。


Instagram → https://www.instagram.com/___fuyuto/

note → https://note.com/honcha_honcha

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こんにちは。HON-CHA HON-CHA)へようこそ。
毎回、一種類のお茶を味わいながら、一冊の本をきっかけに、緩やかに語る時間です。
静けさを通して、人の創造性を見つめ、関係性をケアする、スタジオスティルネスのFuyutoがお送りします。
今日のお茶は、第4回稽古の思想の回にいただいたものと同じ抹茶になります。
福岡県やめの星野製茶園というところで作られた抹茶を、新潟県の小酒園というお茶屋さんが、雪室、雪をためておく、大きな貯蔵庫のようなところで熟成をさせた、かすがの城という抹茶をいただいています。
抹茶をいただくと、一呼吸、一段落してしまって、このまま喋り出すというのがちょっと難しいことに気づいたんですが、今日もゆるゆると話していきたいと思います。
そして、今日ご紹介する一冊は、編集者の藤本さとしさんという方が書かれた、「日々これ編集」という一冊になります。
これもしかしたらあれですね、「日々これ編集」と読むかもしれないんですが、ちょっと余談になっちゃいますけど、森下のりこさんという方が書かれた、「日々これ講述」という茶道をテーマにしたエッセイがあるんですけれども、
もしかしたらそれを少しもじったのかもしれないなということで、今日はお抹茶をいただきながらこの本について話してみたいと思います。
この本との出会いはですね、実は一度以前東京のどこだったかな、多分三原茶屋にあるトワイライトという素敵な書店さんがあるんですけれども、そこだったか、一度手に取ったことがあって、
サイズは文庫本ぐらいかな、ちょっと大きいかなぐらいなんですけれども、文庫本サイズのハードカバーでとてもきれいなオフホワイトの本に直接金というか金と銅の混ざったような色の白押しでされている素敵な表紙の本になっているんですが、
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この本、一回手に取ったんですよね。確かその時は他にも買う本がたくさんあってお見送りをしていたんですけれども、その後大阪にある本の住処さんというまた素敵な書店さんで再開をしまして、そこで購入をした本になります。
本当なら東京で買っておけばわざわざ持って帰る必要もなかったのかもしれないですが、結構ありますよね。タイミングというか、向こうで買わなかったけど二回目に出会った時につい買っちゃうみたいな。そんな本がこの日々編集になります。
これ前回のあれですね。命を呼び覚ますものの時にもお話したかもしれないですけど、もしかしたら僕結構この白押しの本が好きかもしれない。
というかなんて言うんでしょうね。ちょっと特別なというかスペシャルな感じがして、ついつい手に取っちゃうのかななんていうことを思ったんですが、本の住処さんでこの本を買って、
でもその日のうちに全部読み終えてですね、めちゃめちゃいい本で、このほんちゃほんちゃでご紹介しようと思っている本の順番待ちリストがあるんですけど、全員抜いてですね、一番上に来たというような本になっています。
この著者の藤本さとしさんという方は編集者の方で、すいません、ただ私はこの本を読むまで存じ上げなかったのでこの後フォローしたいなと思っているんですけれども、
RE2S、リスっていう雑誌をご自身で作られていたりとか、あとは同じリスっていう名前の会社をやられていたり、
あとは地域編集っていうことをテーマにしたオンラインコミュニティのリスクール、RE2スクールですね、っていうことを主催されていたり、
そういう書籍だけじゃない編集をテーマに色々地域であったりで活動されている、そんな編集者の方だそうです。
この日々これ編集を読んだ後にですね、藤本さんのことを色々調べる中で、藤本さんのノートの中にですね、今回のこの本に関する紹介があったので、
ちょっとそのまま引用させていただきたいなと思っています。
編集という行為は、単なる情報の整理にとどまらない。編集とは、想像と言葉を結びつける力であり、新しい価値観や生き方を社会に提示する役割を持っていると僕は考える。
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他者との関わりや社会との向き合い方において、自分の意見を強く主張することばかりが目立つ世の中で、
物事を受け入れる姿勢や待つ力、信じる力を育んでくれるのもまた編集だ。
雑誌編集から地域編集と編集を軸に様々に活動してきた僕は、世の中に編集者がもっと増えることを願っている。
今の社会に必要な編集の使い手が増えていくことを願って、日々の気づきと学びをまとめたので、編集、ライター志望者はもちろん、全ての生活者に読んでもらいたい一冊になったように思う。
まさに自分が受けた感想も、この藤本さんはずっと編集、様々なことを編んでいくということに向き合ってこられた方が、書籍とか雑誌という枠を越えて、それを届けようとしている。
何かその編集というものの大元を支える世界への向き合い方とか、受け入れ方みたいなものを多くの人に届けてくれる本なんだろうなというふうに、僕自身も感じていました。
先ほどの紹介文にもあったように、この今の世の中というのが、物事を受け入れるというよりは、正しさのようなものを振りかざしながら、すぐに判断、評価がされていたり、声の大きい自己主張というものが力を持ったり、
何か関係性というものも一方通行になりがちな、そんな世の中にあって、この編集というものの大元にある寛容性とか、大らかさ、自己の器、あとは誠実さみたいなものを、この編集という営みを通して実践されている、伝えられている方なんだなというふうに受け取りました。
この本はですね、全部で26の章に分かれていて、その一つ一つに、編集というものを切り口にした藤本さんの文章が書かれているという構成になっていて、いくつかその章のタイトルをご紹介します。
例えば、やりたいことよりやらないことを歌おうという章があったり、バトンはしりぞくことでしか渡せない直起力、直で返る力ですね。
それは家で寝る力、ただ受け入れず、ジャッジしようとする人たち。
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そして最後の章が、そこに込める。こんなですね、さまざまな面白いものから深いものから編集にまつわる文章を読むことができます。
この中で今日は、自分の意見を入れないという章の中から少しご紹介をさせてください。
日々目の前に現れるさまざまな事象に対して、拙速に自分を編み込もうとせず、そういうものなのだと受け入れてきたからこそ、来るべき時にその上に立った表現ができる。
ずいぶんと大人になった僕はそんな風に思うのだ。そうやって世界を受け入れる時間が長いほど、寛容さや大らかさをベースとした強く太い個性を持てるんじゃないか。
僕はなんかこの文章にすごい藤本さんっていう方の思いみたいなものを感じるなと思って、編集とか編集者の方って自分なりの切り口とか、まだ世の中に出てきていない兆しを見つけて、
それを新しい価値観として提示をしていくっていう、かなり独自のというか、自分なりの視点切り口みたいなものを求められる人たちなのかなという、なんとなくそういう自分は先入観を持っていたんですけれども、
ここで言われている、拙速に自分を編み込もうとしていくというよりも、まずは受け入れる。そういうことを続けた先に、より強く太い個性を持てるっていうことが、とても心に残った一文になっていました。
また、もう少し同じ章の後半の部分でも、「自分の意見をバシバシ言うことや、自分を表現・アピールすることよりも、周りの声や自称を淡々と収めていく箱のような態度の先に、個々の意識が生まれ、その人らしさができていくのだと僕は思う。」
そんな一文も書かれています。
何かこれは、スキルとしての編集、テクニックとしての編集というよりも、器としての編集、ここで言う箱としての編集みたいなものを教えてくれている、そんなように僕は受け取っています。
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今日は少し引用が長くなってしまいましたけれども、本当に良い本で、それぞれの章にとても味わい深いというか、心にしみる、何かすごい結晶化された文章、一文みたいなものが載っていて、もう付箋を貼りまくりですね。
30個、40個ぐらい貼っている気がしますが、とてもおすすめです。
とても想定も美しいので、何かあれですね、前回ご紹介した稲葉敏郎さんの本の横に置いておきたいような、そんな素敵な一冊になっていますので、ぜひ興味のある方は手に取っていただきたいなと思います。
今日は福岡県やめ、星野製茶園の抹茶を新潟県のゆきむろで熟成させた、かすがのしろという抹茶をいただきながら、編集者の藤本さとしさん、日々これ編集をご紹介しました。
そして、ノートにて、このポッドキャストの書き起こしと本のご紹介、そして収録後期、収録後期ってあるんですかね、編集後期みたいなものを少し投稿し始めたので、もしよろしければそちらもご覧ください。
ではまた。
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