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  2. #12-2 ストレスマネジメントに..
2024-07-27 38:13

#12-2 ストレスマネジメントについて(子ども編)

現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回のエピソードでは、子供のストレスマネジメントについて深掘りしました。


主なポイントは以下の通りです:

子供のストレス反応:泣く、怒る、体を動かすなどの行動で表現されることが多い

ストレスの原因:体調不良、環境の変化、友達とのトラブルなど

保育者の役割:子供の感情を言語化し、適切な対処方法を教える

コーピングスキルの重要性:ストレスへの対処方法を幼少期から学ぶことの大切さ

保育士の専門性:子供の行動の背景を理解し、適切に対応する能力


さらに、この話題が子供に限らず、大人同士のコミュニケーションにも応用できることが議論されました。相手の立場に立って考え、行動の背景を理解することの重要性が強調されています。


保育の現場から学ぶコミュニケーションスキルは、私たちの日常生活や仕事にも活かせる貴重な知見です。ぜひ聴いてみてください!


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BGM : MusMus

00:07
こんにちは、保育園看護師の千尋先生こと佐藤です。
新規事業の力で日本を開国せんとす、合同会社黒船の基礎です。
同じく、黒船の川尻です。
僕たちは高校の同級生3人で、保育業界向けの新規事業を作ろうと日々頑張っています。
特にこのチャンネルでは、現役保育園看護師である極宇千尋先生が日々考えている保育だったり、
保健の情報を中心に、保育士さん、保育園看護師さん、または小さいお子さんをお育ての保護者の方に向けて発信しております。
ということで、今回は前回に引き続きストレスマネジメント編でございまして、
前回は主に保育者側、大人側のストレスマネジメントについてお話しさせていただいたので、
今回は子ども側のストレスについて深掘っていけたらなというふうに思っておりますので、
ぜひ興味がある方は第1回目の方も聞いてみていただけたらなと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回は職員さんというか、保育者側の話でかなり僕たちも、僕や木曽さんもすごい分かりやすい感じではあったんだけど、
今回は子どものストレスということで、プロの千尋先生にいろいろお聞きしたいんですけど、
プロかどうかはちょっと曖昧ですね。
僕の分かる範囲で。
自分や河地よりはそこに対して時間を使っていると思うので、
そうですね。
子どもたちのストレスっていうのは年々反応とかが変わっていったりするもんだな。
そうだね、そもそも子どもにもストレスがあるんだよっていうことが世間的に認知されたのも割と最近のことみたいで、
僕が読んだ文献の中だと1990年代からそういうふうな認知がされてきたっていうふうにあったので、
すごいね、ほんとここ30年ぐらいの話なんだ。
我々と共に育ってるような考えだと思いましたけど、
年代が近いっていう話。
年代的にはね。
なるほどね。
その子どものストレスっていうところで言うと、
どういうふうに反応が出るのか、症状としてどういうものが出てるのかっていうのが分かりやすいかなとは思うので、
それについて簡単に説明をすると、
もちろん僕が普段関わってる乳幼児、0歳から6歳児ぐらいまでのお子さんっていうのは、
とにかくまだまだ発展途上というか、発展をしているところなので、
やっぱりその発達に応じてストレスの出方も違うし感じ方だって違うだろうし、
03:02
っていうのはもう大前提あると思います。
一番分かりやすい例で言うと、そもそも人間のね、
心の発達的に、情緒の発達というか、
大きく分けてまず2つしかなくて、
心地よい方、快、快楽の快を感じるものと、
そうじゃない、不快であるっていうもの、
この2つから少しずつ色んな感情だったり、
気持ちだったり感覚だったりっていうのが育っていくのが発達としてあるんですけど、
最初赤ちゃんが生まれてきて、おぎゃーって出てきて、
やっぱり色んな刺激が不快だから泣くみたいな、
そこから始まり、徐々にその不快の中でも、
これが嫌だ、これが気持ち悪い、
これはなんか不快というよりもなんか不安だなとか、
色んな枝葉状にどんどん不快というところから広がっていく。
逆に快の方も、これは楽しい、これは美味しいとか、
そういう風に良いものとして、
どんどん色んな複雑な枝葉状に広がっていくと。
で、それが広がっている途中にある年代を普段相手にしてるっていうのが、
保育園で関わる子どもたちというところで、
その時々に応じてやっぱりその子の反応の仕方、
ストレスに対しての反応の仕方というのはやっぱり変わってくるので、
発発をしっかり知っているかどうかっていうのはやっぱりポイントなのかなと思います。
なるほど。
で、わかりやすくストレスのサインで言うと、
それこそ今言ったような泣いてるとか、
あるいはもうイヤイヤ期とかですごく怒って何か表現するとかね、
とにかくそういう感情的な、あるいは身体面にこう手足バタつかせるとか、
のた打ち回るとかもそうかもしれないけど、
そういう身体面とか感情面で出てくるものが、
ストレスのサインとしてはわかりやすいと言えばわかりやすいのかな。
ストレスだけじゃないけどね、そういう表現をするとき。
いろんな伝えたい思いがあってっていうところだからね。
トータルすると、そういったストレスのサインっていう風な言い方はできるかもしれない。
なるほど。
なんか具体的にどんな風になってるのを見たことあるとかってあったりするの?
でもそれで言うと、普段全くそんなことないの子なのに、
その日はすごく朝から機嫌が悪くて、
機嫌ってねすごい大事なポイントで、
すごい機嫌悪くって、
いつもならそんなことで泣いたりとかしないのに、
なんかことある度にギャーって泣いたりとか、
イーって怒ったりとかって言ってる子がいて、
これは大丈夫かなんだろうなーって思っていたら、
別は熱がありましたとかっていうのはあるあるはあるある。
06:01
へー。
体調でね、やっぱり身体的なそういう自分の不調から、
機嫌を損ねるとか表現が強く出るとかっていうのは、
やっぱり子供だからこそのあるあるかなと。
確かにそれ大人だったら多分言葉で伝えたりするようなことなんだけど、
それをまだうまく言葉では伝えられないから、
なんか体とかコミュニケーションのやり方にできる。
そうそうそうそう。
なんというかそれをまだ自分で認知できない状態が年代のお子さんだと思うから、
なんとなく体が変だっていうことは分かるんだけど、
なんかそれ以上こううまく言えないし分からないから、
なんかイライラするような感じになっちゃったりとかね。
っていう風に怒りっぽくなるみたいなことが割と多いかな、
ストレス反応でいうと。
でもやっぱりあれなんだね、
普段のその子との比較っていうか、
普段のその子を見てるから気づけるみたいな感じ。
そうそうそうそう。
なんか大事なポイントはその周りのお子さんと比べてどうかではなく、
その子自身の振り幅。
普段のこの子ならこれぐらいの幅なのに、
やたらと今日は怒ることが多いなとか、
イライラしてるなみたいな方に触れる時もあるし、
逆にいつももっと活発なのに、
今日は全く動かないなとか。
シーンとしてるなみたいな。
プラスにもマイナスにも振り幅が大きく出る瞬間があって、
その振り幅が大きい時って、
その子にとってストレスがかかってるような状態なんだなっていう気がする。
なるほどね。
面白いねそれ。
そうだね。
本当に普段のその子との比較っていうのを、
意識的にか無意識的にかわかんないけど、
現場ではそういうのを手がかりに把握してるって感じ。
保育士さんのそこは1個専門性の人たちだと思うんだけど、
その子自身の普段の様子っていうのをやっぱり、
みんな正確に理解しているよね。
なるほどね。
それはちょっとプロフェッショナル感じるね。
確かに。
今の話だと熱が出ていたみたいなのが1個ストレスの反応としてあげてもらったけど、
子供のストレスってどんなものがあるものなの?
反応として出てくるのはさっき伝えた通り、
肝臓弁で爆発したりとか、
体でバチャバチャしたりとかっていうのがわかりやすくて、
その原因、ストレスの原因的なところで言うと、
やっぱり大人もみんな人間そうなんだけど、
何でもストレスにはなる。
そうだね。
熱くてもストレスだし、寒くてもストレスだし。
確かに。
人と触れ合うことをストレスと言えばストレスだし、
一人でいてもストレスを感じるときはあるしとか。
何でもストレスになり得るんだけど、
09:02
特に保育園看護師の視点からすると、
やっぱり体調不良の時っていうのは、
そういったストレスのいろんな原因、要因に対して、
息地が下がるというか、
普段なら平気なのに、
いつもは大丈夫なのに、
大丈夫じゃない反応が出たりとかっていうときって、
やっぱり体がちょっと具合悪いとかっていうときに、
下がることもある。
なるほど。
だから、どっちかというと、
いわゆるストレスって聞くと、
なんとなく心の何か不調なイメージがあるんだけど、
子供はどっちかというと、身体面に反応が出ることが多いかな。
っていう気がする。
やっぱ生活リズムだったり、体調だったりっていうところに、
大きく影響する感じがあるかな。
確かに、さっききそさんも言ってもらった通り、
うまく言葉で言えないから、
より体に出やすいというか、
出すしかないというか。
出すしかないんだろうね。
それでしか表現ができないって言った方が、
合ってるのかもしれない。
そもそも分からない状態なわけだからね。
そうだよね。
よく言うイヤイヤ期とかも、これの一種だったりするの?
でも、ある意味、自我が芽生えて、
自分でやりたい、自分がこうこうしたいみたいな思いがあるんだけど、
うまくそれを言えなかったりとか、
友達に分かってもらえないみたいな経験の中で、
みたいな。
でも、俺が俺がやっていくあの時期は、
ほんと人の発達にとってすごく重要な場面。
それがもし全くなかったらやっぱり、
自分というね、
自分と他人っていう、そもそも
比較ができていなかったりとか、
何か発達の課題があったりとか、
っていうところにもつながるし。
なるほど。
あれも、だから、
イヤイヤ期自体は別にストレスの反応が出てるからっていうわけではないんだけど、
でも、やっぱりストレス反応が出やすい時期ではあるかもしれない。
ちょっとした大人の一言でギャーってなったりとか、
っていうやっぱり場面は多いかもしれない。
なるほど。
なるほどね。
実際こう、前回の話だと、
大人のストレスマネジメントの場合は、
いかに自分の心とうまく向き合うかみたいな、
自分の中での話だったけど、
それはちょっと発達的にも、
子供がいるってのは難しいわけじゃないですか。
メタ認知的なことね。
メタ認知を用事にしろって言われて。
ちょっと難しい。
そうなの。
同じようにマネジメントしていくってのはもちろんできないと思うんだけど、
12:00
ある種、
子供がそういったストレスに直面して、
そういう表現をした時に、
じゃあ、そんな怒んなくていい、
みたいな場面たくさんあってさ、
なんかちょっとお友達に住んでたツメ木壊されちゃって、
ギャーみたいに怒ったりするんだけど、
冷静に考えたら別に怒んなくてもいいじゃん。
そうだね。
その子にとっては、
それがストレスの要因になって、
そういう表現になってるっていうところで、
ある種、その認知行動療法的な関わりが、
保育者って日頃やってるんだと思うんだけど、
それをもっと意識してやっていくっていうのは、
ポイントなのかもしれないけど。
なるほどね。
要はツメ木の例で言うとどういう関わり方をすることが多い?
要はその友達が、
その子が恋に壊したかどうかにもよるかもしれないけど、
わざとじゃなく壊しちゃったような場合であれば、
ギャーって怒ってることは別に悪くないんだけど、
急に崩されちゃって嫌だったよねとか、悲しかったよねとか、
その子の怒るという感情の奥にあるもの。
うん。
なんでそんな壊すんだよって思いなのか、
急に壊されて悲しかったのか、
その子によっても色々だと思うけど、
まずはそこにちゃんと寄り添ってあげる。
正しくその状況を認知させてあげるっていうこと。
その後のその子の行動よね、
わーって泣いて怒った後に、
その子、その息を崩した頃にパンチしに行ったら、
やっぱりそれは行動としては違うわけじゃない。
パンチすればつび息が戻るわけでもなければ、
何か状況を改善させるわけでもないというのは大人は分かるけど、
でもその子にとっては今怒ってパンチするしか、
もしかしたらないのかもしれないからね。
じゃあもう一回先生と一緒に住んでいこうよとか、
嫌だったよね。
じゃあなんかその子の気持ちがもうそこに行かないのであれば、
じゃあ違う遊び一緒にしようよとか何でもいいと思うんだけど、
その状況に対して正しくその正しい認知を一緒にしてあげるっていうことと、
それに応じてその次の行動、
パンチしちゃうのはやっぱ違うんだよっていうのをちゃんと伝えてあげるとか。
パンチするんじゃなくて壊さないでってじゃあ伝えてあげようよとか、
そういった行動を日々というか本当毎秒毎分繰り返し続けるっていうのが、
ある種保育士の専門性であり業務であるところだね。
めっちゃ重要度高いな。
そう、それを繰り返してあげることでその子は、
ぶたれても別に怒らなくてもまた詰めば同じようにできるし、
この子もわざとじゃなかったんだっていうのがわかってくると、
ちょっとムッとはするかもしれないけど、
パンチするほどじゃなくなってくるっていう犠牲に戻られていく。
で、それを積み重ねていくことが、
将来的に大人になった時にいろんなストレスに対峙した時に、
15:02
それに対してこう乗り越えていく力になっていくっていうのが、
この時期にとても近い大切なことだね。
なるほどね、確かに。
言い方あれだけど、ある意味、
前回の大人編でもそういう話してたけど、
そういうことを子供の頃にこういうふうに学ばせて、
ある種正しくって言うと難しいけど、
大人になっていくってそういうことなんだよね、みたいな。
自分の感情とか行動を理解して。
本来ね。
そうじゃない?大人もたくさんいるから。
確かにね。
確かにこれを聞いてる人の中にも、
本当に大人なのかみたいなことを思っちゃう相手とか、
思い浮かぶかもしれないですけど、
それは何かあったのかもしれないですしね。
それはきっと何かあったんだろうな。
でもある意味その大人になっても、
短絡的にパンチしちゃうとか、
もしそういう人がいるならね、
やっぱりこういう幼少期の発達の段階で何か課題があって、
それがずっと引きずった結果、
今こうして大人になってもその表現しかできない。
それしか分からないっていう状況になってるかもしれない。
なるほどね。
今度からそういう、もし大人を仮に見た場合は、
ある種の保育士さんマインドで関わることで、
こちらとしては、
そうだよね。
自分のストレスを減らせそうだよね。
そうそう、それは大人のストレスマネジメントとしていいかもしれない。
どうかな。
この人はきっとお亡くしをしてしまってるんだな、みたいな。
失礼かもしれないけどね。
パンチに限って言えば本当に距離を取った方がいいと思う。
そうだね。
物理的な危険は大人になったらよりね、
気にならないもんね。
犯罪、犯罪になってしまうから。
そういう子で育ってないというか、
そういう風にならないように、
子供の頃から丁寧に関わってあげるっていうのがやっぱ大事だなっていうこと。
めちゃめちゃ大事だね。
なるほどね。
今のチロ先生の話を聞くと、
ストレスってもうできるだけ与えないで育てましょうみたいなのが
決していいわけではないんだなっていう感じは受けたね。
確かに。
その対応方法を知らずに大人になるみたいなのってリスクだよね。
そうそうそうそう。
やっぱり当たり前のにあるじゃない、
そういうストレスというか、そういう場面っていうのは。
で、これってどんだけ取り除いて、
じゃあその子がもう何もストレスを感じなく
もうフリーに生きていけるようにしてあげようって大人がすればするほど
大人が望んだ結果にはならない。
要は完全にやっぱりこれはトレーニングの一環だと思ってもらったら分かりやすいと思うんだけど、
ストレスっていうのがある程度ないとやっぱり人間として成長もしていかないものでもある。
ストレスというもの自体が。
本当に不要なストレスがあると思うけど、
ある程度のストレスがないと何もなせない、何もしない人間になってしまうし、
18:02
何にも対処できなくなってしまう。
だからまあ、保育の現場でストレスをなくそうみたいな、
ストレスをなくすことを目的とした何か設定とか何かっていうのはないと、
基本的にはない。
それを狙っているということはないんだけど、
強いて言えば不要なストレス、必要なストレスではないもの、
全く不要、なくていいものに関しては、
あらかじめ設定することである程度低減できるものもあるから、
それはもう当たり前のようにやってると思うんだよね。
なるほどね。
例えば怪我。
あえてやるっていうことじゃないってことだもんね。
あえてやることではなく当たり前にやっていること。
怪我しないための設定とかね、
例えばそこら中におもちゃが散らばった状態で、
はい、次の活動をしますって言って何かやり始めたら、
みんなずっこけたりするわけじゃないですかね。
そんなことはしない。
やっぱり片付けをしてから次の活動をするとかっていうのももちろん、
怪我というリスクをね、ある種ストレスを排除するための活動でしたし、
もうちょっと何かわかりやすいというか、
可能性、ストレスを低減させているものとして例を挙げるなら、
例えばA君とB君がそんなに相性がよろしくないような場合に、
わざわざその2人をくっつけて座らせて何かやらすみたいな、
絶対喧嘩するってわかってるのにそんなことはしない。
なるほどね。
A君とB君をちょっと違う席で設定して、
それぞれ集中して活動できるようにしてあげるとかっていうのが、
そのA君とB君にとってはある種のストレスの軽減になっているとは思うから、
何か、わざわざストレスというところを何かこう種に置いて、
明確したり狙ってるわけではないけれども、
結果的にストレス低減になってるっていうことは多分ある。
へー。
環境づくりとかに。
そんな子供でもやっぱりあの子とあの子はみたいなのはあるっていうのと、
それをやっぱ先生というか保育士さんはわかってるんだっていうのを、
両方がちょっと面白いね。
そうだね。
わかってるね。
私もいい仕事をしたんだよね。
たかやすも。
たかやすなんて特に保育士とかね、
そういう幼少期の先生たちは手を焼いたんじゃないかと思う。
そういうのまでわかっちゃうんだ。
そういうのまでわかっちゃうんだね。
なるほどね。
確かに。
あとは保育園っていうところは基本的にしっかりとリズムが、生活リズムがあるから、
生活リズムを崩さず一定にしてあげるっていうのももちろん不要なストレスをね、
なくすためにももちろん重要だと思うから。
なるほどね。
ご飯の時間が決まってるとか、
お昼寝の時間がここからここまでってある程度目安があるっていうことも大事と思う。
21:05
なるほど。
ストレス軽減ね。
不要なストレスを与えないか。
そうそうそう。
で、活動とか遊びとか生活の中で当たり前にあるストレス。
お友達とうまくいかないとか、
それこそ嫌々気で何やったって嫌っていうとかっていう、
そのストレス自体はその直面その子が直面した時に適切に保育者が関わってあげることで乗り越え方を学んでいくとか、
こういう風に表現するんだっていうのを伝えていくとか、
こういう風に行動していくんだっていうのをもう都度都度伝えていく。
やってあげる、見せてあげる。
だからストレスを解消しようってよく言うけど、
解消っていうより子供の場合は適切に乗り越えるとかいう表現のほうが近いんだね。
そうなの、そうなの。
ストレスっていうとコーピングスキルっていう風に言うんだけど、
そのストレスをどう乗り越えていくか。
自分がそのストレスに対処した時にこういう風に乗り越えていくことよね。
対処していくためのスキルがコーピングって言うんだけど、
子供にとってそれは必ず直面するものだから、
いかにそれをこう意識的に、そう言って疲れるけどね、前の前のそれをやり続ける。
そうだよね。
感情労働の側面めっちゃ感じるわ。
そうそう、これはもうもちろん保育士もそうだし、
全親みんな損っていう感じだよね。
本当に。
本当ね。
確かにね、その子供にとっては毎回その先生が一人なんだけど、
先生からしたらまたこれかだよね。
そうだ。
ある意味。
そうなのよ。
もう本当にね、
やっぱりそれは大人側が上手にストレスマネジメントできてないと、
そりゃイライラもしてくるだろうし、
まだ無力感も感じたりとかも追いつきたいとかにもなり得るだろうし。
大人援護職ならではのってところもあると思うけど。
なるほどね。
具体的にコーピングみたいな話してたけど、
子供ってどう乗り越えるとかどうストレスを超えるとか、
発散するとかそういう方法みたいなのあったりするの?
たぶん一番解消になるのは泣くこと?
ある種のストレス発散ではあるよね。
うやーって泣いて、泣いたらケロッとするみたいな。
大人も一緒やから。
大人も一緒だよね。
類活、類活です。
類活。
子供は毎日を類活してますって感じ。
なるほどね。
もう一つだし、
幼児さんであれば遊ぶということ自体がストレスの原因にもなるし、
それを乗り越える危機にもいろいろあるんだけど、
遊ぶっていうこと自体がそのままストレスの解消になることもたくさんあるので、
24:02
やっぱり遊べるかどうかっていうのはすごい大きなポイントで、
遊べないぐらいストレスかかっててなんかチーンとしてたらやっぱちょっと心配だし、
遊べないぐらいギャーって怒ってたらそれもやっぱり心配だし、
それでも遊びに、遊ぶことで消化されるっていうのが、
一個ストレス解消といえばストレス解消だよな。
あとは例えば梅雨の時期とかで、
お外で遊べませんとか、
体を動かす機会が減っていたりするとやっぱり湿度高いとかも相まって、
なんとなくイライラする子が増えてきて、
そうすると何か怪我になるってことね。
怪我のリスクが上がったりとかっていうのがね、
保育員看護師的には気になるポイントなので、
やっぱりそういう時って保育士さんってやっぱり体をちゃんと使った遊びをしようとか、
そういうふうに保育を組み立てるのね。
今日はじゃあちょっとここで音楽使ってみんなで体を動かそうとか、
ちょっとご飯前にみんなでダンスしようとか、
体を動かすっていうこともそのままやっぱり子供たちの目に見えないストレスを、
うまく実産させてくれたりとか、
大人もそうじゃん。
ちょっとやっぱ体を動かすとリフレッシュ解消になるし、
体もね動くことでこう自動的になっていったりとかいろいろあると思うから、
それを狙ってやっているっていうのは保育士さんのすごいところ。
なるほど。
だから保育の活動全部ある種子供のストレス解消には繋がってるってもんだ。
なんか別にそれを意図してるわけではないけど、
ストレス解消第一目的ではないけどねって言いましたね。
そうそうそうそう。
なんかほら泣いてる子がいて抱っこしてあげるとかっていうのも、
ある種子供にとってはストレス解消なわけだから、
狙わずに全てそれに繋がっているという感じがするなと。
なるほどなー。
面白い。
そういう遊びみたいな活動と、
さっきコーピング?ちょっと俺コーピングという単語を初めて聞いたんだけど、
それは子供たちに身につけてもらうもの?
それとも保育従事者側が子供たちにうまく相手してあげるみたいな意味あると思うの?
コーピング自体は多分心理学的な用語だと思うんだけど、
本当にストレスに対してどう対処するか、
自分が直面した時にどういう風に乗り越えていくか、
っていうスキル的な話だと思うんだけど、
あってるかね?セントス。
セントス。
あってるあってる。どう対策するかっていうことだよね。
メンタルヘッド的なこの文脈のことだよね。
ある種、子供たちはこのコーピングスキルみたいなものを発達とともに培っていくことができた、
その子が大人になった時に、
自分直面するストレスにうまくティッピングしていけるっていう。
27:02
そうだね。大人でも別にこれがコーピングスキルだって認識してるわけではないんだけど、
ストレスに対してやり方をね。
みんな自然に持ってるものではあると思うんだけど、
だからそれを保育園の中でどう意識するかっていうと、
先ほども伝えた通り、その子の感情、
周って分けてた感情とか表現とかに、
ちゃんと言葉でそれを教えてあげる。
それ、つまり君はこういう風に思ってたんだよねとか、
それってこうだったんだよねとか、
君は怒ってるんだ、悲しいんだ。
まずは言葉を知らぬ時期のお子さんに対しては、
そういう風に言葉でその子の感情を当てはめてあげる。
なるほどね。ラベルを張るような。
そうそう、ラベリングっていうんだけど、
僕って怒ってたんだとか、
俺一人じゃなくて悲しかったんだなとかっていう認知につながっていく。
その認知を育ててあげるっていう側面と、
適切な表現に変えていくっていう方法を伝えていくっていう。
なるほどね。
お願いする時にはこう怒るんじゃなくて、
ちゃんと頼むんだよみたいな言葉を頼んでみたいな。
そんな風に怒って言ったってどうしようもないでしょ。
怒って言われたらみんなやりたくなくなっちゃうんだよみたいな。
それをやっぱ、何回もそういうやり取りをすることで、
その子がそれをきっと正しく理解する。
すごいなぁ。信号強いなぁ。
そう。怒って言うのではなく、
なんと言葉で言えたらもしかしたら貸してもらえるかもしれないとか。
そういう良い循環で学習していけるように
整えてあげるっていうのが、結果コーピングスキルを
獲得するためになっているというか。
そういうことだよね。
保育士すごいんですよ、本当に。
すごいね。
それを毎秒やるんですから。
ついさっきも言ったよねみたいなことを常にやるんですからね。
そうだよね。
ほんとすごいんです。
粘り強い。
大人だったらもう何というか報酬に影響するとか、
そういう社会的制裁みたいなことで対応するみたいなことが起きる。
子供にはないもんね。
ないね。
そうなの、そうなの。
子供はそうならないように、それをやっぱり正しく理解してもらいたい。
ちゃんと育ってもらいたいっていうところでやり続ける必要がある。
そういう子供へのアプローチ、コミュニケーションみたいなのをする時の何というか、
ポイントというかコツみたいなのってあったりするもんだ。
でもやっぱりその子のその表現、
感情的になる場面とか、
友達ぶん殴っちゃうような場面が、
どうしてそうなってるのかっていうのを、
やっぱり保育者側がその背景をやっぱ正しくわかっているかとか、
理解できているかとか、
その子の気持ちを追えているかどうかみたいなのって、
その後の対応にすごく差が出るポイントだと思ってて、
30:04
やっぱりそれは保育士さんとしての経験が長く、
ベテランの方と経験が浅かったり、
あるいは保育士ではない、育て経験はあるけどっていうパートの方とかで、
如実に変わるところではあるかなと見ていて思うんだけどね。
やっぱり一般的な、いわゆるおばちゃんみたいなね、
大阪のおばちゃんみたいな人をイメージしてもらうと、
子供がこうやってバーッてぶん殴って、
なんでぶん殴るのよ、みたいな。
ぶん殴っちゃダメでしょって、
科学的には言いたくなるし、
そういう大人ってたくさんいると思うんだけど、
ベテランの保育士さんがその子の気持ちを追えてて、
どうして殴るっていう行動に至ったかっていうのが正しくわかっていると、
もちろん殴ること自体はね、絶対いいことではないから、
そこはちゃんと止めるし、怪我させないように関わりはするんだけど、
その後にちゃんと、こここうだったんだよねとか、
もともと自分が使ってたおもちゃを急に取られて嫌だったんだよねとか、
何かその裏があるのかもしれないし、
その子がそういう行動に至った経緯っていうのをちゃんと理解していることで、
その子も僕ちゃんと見てもらえてる、ちゃんとわかってもらえてるっていう安心感とか、
信頼感みたいなところにつながって、
そうなんだ、僕実はこういうふうに思ってたんだって話せる発達の子なら、
そういうふうに会話が進んでいくだろうし、
まだそこまで言葉が使えない1歳、2歳とかだったら、
違うよ、貸してって言うんだよとか、
その子と例えたら違うんだよとかっていうのをそこで学んでいく、
っていうやり取りをちゃんと子供とできるっていうのが、
ベテランとそうでない方とで、
そのアフターフォローに差が出るというか。
その話、今、保育者と子供で例えてもらったけど、
大人同士でもなんか通じるものはある。
そうだね。
結果だけを見て、フィードバックするとか、
そこに至る過程まで配慮してるのも、
コミュニケーションの本質みたいな、近いね。
そうだね、どこまで覚えてるか、どこまで理解してるかね。
これは人もあってますな。
保育士って言ったけど、親子でも全然あるわけだもんね。
全然あるだろうね。
やっぱりね、なんというか、親も忙しいですからね。
なかなかその前後を正しく把握できてるかと言われると、
僕も一親としてそうじゃない場合もたくさんあるんだけど。
でもやっぱこう、瞬間的に危ないことをして、
危ないみたいに思わず言っちゃうんだけど、
なんかその後の動き見てたら、
実は僕にお水を持ってこようとしてくれてた。
コップを取ってお水を入れようとしてたのに、
なんかそのコップを取るっていう行動だけ見ると、
33:01
危ないからやめなさいって言いそうになるんだけど、
なんというか、そこでやめなさいって言うと、
その子としてはさ、お水せっかく入れてあげようとしてるのに、
なんか怒られたみたいな。
そうすると今度、やっぱマイナスの学習もしていくよね。
なんか僕こんなやっちゃいけないんだみたいな。
お手伝いを全くできなくなったりとかに繋がりかねないから、
実は保護者、親も自分の子がどうしてそれに至ったのかを、
冷静に分析するというか。
そういう時間を取れると、やっぱりその後の声かけだったりの代わりに、
違いが出てくるのかなとは思う。
なんか知識も当然必要なんだけど、
知識プラス、それは大人同士にも言えるんだろうけど、
想像力というか、そこにどう配慮するかみたいなところがめっちゃ必要そうだね。
内容は。
ある種、その子の目に見える行動は同じだからさ、それしかないわけだから。
その子についてどれだけ分かってるかとかもそうだし、
そうだね、なんか難しいよね。
一般的な、一般論的な知識と個別論的な子どもの状況の両方が、
合わせて知っておかないとっていう。
それを駆使してこれをやってるってこと?
それを駆使してしかも瞬時にそれをやる、瞬間的にやる。
なんだろう、今日保育者すげえなって、今すげえ思ってる。
本当にすごい、本当にすごい日々感動する、
そのベテラン保育士さんのやりとりだったり、
やっぱその関わりひとつで子どものその後の、
もっともっと違う職員が関わってたら、
もうずっと泣き続けるような子でも、
その場面でパッとベテランの保育士さんが関わったことで、
その感情がちゃんとそこで整理されて、
また違う遊びにすぐ切り替われたりっていうのを見てると、
やっぱ保育の質ってこういうふうに培っていくんだなって、
頑張れ新人!っていうね。
頑張れ新人って。
自信も含めて遊びにやるんだなっていうのは日々勉強になりますな。
というわけで、子どものストレスないし、
そのストレスマネジメント的なところを、
今回はお話ししていきました。
保育士すげえ!というとこに結果落ち着いたんですけれども、
2回にわたってね、保育者側と子ども側とストレスについて、
ちょっと話をしてきたんですが、
2回振り返っていかがですか?
途中でも話したけど、子どもの話と言いながら、
別に子どもだけに限らない話だよねっていうのを、
すごく改めて感じた。
子どもという言語的にまだ話すという、
表現するという声を獲得してないものに対して、
36:00
アプローチをするっていうのは、
本質的なアプローチの仕方を学べるっていう意味では、
昨日の話はめちゃくちゃ面白かったし、
普通に仕事で人と関わるでも大事なことだなと。
そうだね。間違えた。人として大事よね。
そうそう。仕事とか家庭とかでもすごく大事なので、
誰が聞いても大事な話だなとすごい思いました。
ありがとうございます。
でも、俺もそんな感じだよね。
子どものストレスマネジメントだから、
自分にあんま関係ないかなみたいなテンションで聞いてたんだけど、
普通に大人も一緒やんみたいなこともいっぱいあるし、
ある。
相手への配慮というか想像力とかさ、
そういった部分も含めてだけど、
それを日々駆使して戦ってるやっぱ保育士というか、
保育園で働いてる保育者の人たちってすごいなって、
それは疲れるよねっていう感じ。
なんかすごいちゃんと、
それこそストレスだわと思って、
粘り強くそれをちゃんとやっていくっていうのが、
やっぱ保育っていうものの価値なのかなってめちゃくちゃすごい感じだかな。
そうなんです。
それを伝えたかったです。
伝わりました。
そうだね。
保育っていうものがね、
実は確実したものではなくて、
かなり身近な能力というか、
そうなんです。
みんな大人一人一人に培ってきた発達の、
それを支えてきたのが保育だなっていうところをね、
ラジオ通じて伝えていけたらなと勝手に思ってます。
いいですね。いいテーマです。
いいですね。
というわけで、今後もそんな保育士すげえを発信していきたいなと思ってますので、
概要欄などにGoogleフォームのURLを書いてますので、
スタンドFだったらベタ機能を使って、
感想だったり質問だったりね、
ぜひぜひ送ってください。
思ってきてます。
ということで、
次回はまた別の話をします。
まだ決まってません。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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