こんにちは、保育園看護師のチロ先生こと佐藤です。
新規事業の力で日本を開国せんとす、行動会社黒船の基礎です。
同じく、黒船のカワジです。
僕たちは高校の同級生3人で、保育業界向けの新規事業を作ろうと日々頑張っております。
特にこのチャンネルでは、現役の保育園看護師である僕、チロ先生が日々考えている保育園保険の情報を中心に、
保育士さん、保育園看護師さん、あるいは小さいお子さんをお育ての保護者の方に向けて、
何か情報を発信していけたら良いなと思って続けている、そんなラジオでございます。
今回はいつもチロ先生からお題をもらっているのですが、
珍しく僕の方からチロ先生に聞きたいことというか、テーマがありまして。
僕の知り合いの現役の看護師の方。
養護勤務ですね。
その方が、もともと小児病棟とか、子供と触れ合うみたいなのが多かったので、
ちょっと保育園看護師という仕事があるというのを最近僕経由で知って、
そんな仕事あるならちょっと興味あるんだけど、どうなんだろうなーぐらいの温度感の方がいたので、
ぜひここでチロ先生に、現役の病棟勤務の方に向けて、
同じところ、違うところみたいなのを色々教えていただきたいなと思っております。
了解いたしました。保育園看護師としての酸いも甘いも全てさらけ出したいと思います。
そうだよね。酸いも甘いもあるよね。
今回は現役の看護師さんに向けて、保育園看護師をご紹介していくような感じですかね。
よろしくお願いします。
早速、さっき酸いも甘いもと言っていたので、
先にやっぱり、ちょっと辛いところから聞いて、後から良いところを聞くことで、
結果的に良いよねっていう気持ちに終わりたいので。
大丈夫よ、それ。酸いも甘いもを言っている間に、もう酸いも甘いもはきついってならない。
まあ、きっと最後まで聞いてくれると信じて。
ちょっとじゃあ、ギャップというのかな、大変なところとかあったりするのはぜひ教えていただきたいんですが。
大変なところ。
一般的な病棟で働かれている看護師さんが保育園で勤務をすることで一番感じるギャップという意味で言うと、
看護師が一人しかいないっていうこと。
医療職が一人しかいないという、まずその孤独感というか、責任を感じやすいというか。
確かに。
医療従事者として入っているんだけど、やっていることは医療よりも福祉によっているので、
いわゆる看護師という、病棟における看護師さんの業務で言うと、
それこそラウンドして、その日の情報を取って、そのお子さんの今日の看護ケアを見て、
いついつ何時にこの子のケアする、こうする、ああする、みたいなところからいろんなアセスメントをしたり記録を書いたり、
もうそれはそれは多岐に渡るんですけど、
技術的なことで言えばほとんどない。
いわゆる点滴をするとか、採血をするとか、検査に行くとか、そういったことはないから、
そういった看護技術とか、病棟における看護がすごく好きで、
性に合っているって思っている方が保育園に来ると、すごく仕事としてやりがいを感じにくいかもしれないですね。
やっぱりそのギャップでやめますっていう方もたくさんいらっしゃると思います。
技術を活かして貢献するんだ、みたいな気持ちを持ってくると、だいぶギャップありそうだよね、今の話。
ちょっとずれますかね。
もちろん必要なものもたくさんあるんですけど、
病棟における看護技術のほとんどは使わないので、使えない。
もちろん医療的ケア時をお預かりしている保育園とかだと、タンを吸引したりとか、
そういった副薬の管理が入ったりとか、そういったものもあるはあるんですけど、
病棟と比べるとちょっと違うと思うので、そこはギャップを感じやすいかなと思います。
確かにね。まして、確かチュロ先生の場合は最初からずっと病棟勤務なしで、
保健看護師になったんで、ギャップも何もないというか。
もちろんこっちしか最初知らないので、いろんな看護師さんと一緒に働いていく中で、
そういったギャップを感じるんだねっていうことを知っていくって感じですね。
そうだよね。病棟ってある種、医療従事者しかいない働き手としてはいない状況から、
一人で、かつ今まで使ってきた技術もある種使わないという状態になるというギャップがあるんだ。
だし、もっと大きい概念で言うと、衛生的な感覚、衛生観念みたいなところが、
病院と保育園では運勢の差があるので、
それはもちろん病院だから必要な基準があるのと、
保育園からこその基準がちょっと下がってあるというところで、
でもここは譲れないだろうみたいなところが平気で崩れていくので、
そこが怖いと感じる先生がすごい多いんじゃないかなと思いますね。
やっぱり当たり前だと思っていたことが足元から崩れ落ちていくっていうところが、
言い方悪いですけど、すごく怖いし、不審に思うし、
看護師としてのライドじゃないけど、いろんなものが揺らぎやすいと思います。
特にそういった病棟があってたっていう方にとっては。
ほんと具体的なお仕事がかなり看護師という名前がついてるけど、
話を聞くともう本当に保育業務が支柱が高くなるっていう感じなんですかね。
そうですね。縁にもよるんですけど、
その要は身なし保育士として看護師とはいえど、
一保育士として同じように働いてもらってますっていう縁もあれば、
僕みたいにもちろん保育にも入るし、スポットでいろんなとこヘルプには入るけど、
基本的には一看護師として業務を自分で組み立ててやって良しというポジションを確立できてる看護師とで、
まだちょっと違うので。
なんとなく病院、病棟の看護師さんって、
諸設備の違いとかね、あれど、
例えば小児科の看護師だったら、どこであってもある程度同じ要領で働きはすると思うんですよ。
やること自体はそう大きくは変わらないはずなんですけど、
保育園に関してはこの各園の職、その園のやり方みたいなものが絶妙に違うので、
病院ごとの差はそんなにないけれど、保育園ごとの差はめっちゃあるよねみたいな話。
そうですね、より感じやすいと思います。
確かに就職の時に何というか、気にするタイミングの一つ、気にするべき事項の一つだよね。
そうですね、よくよく詳しく聞いたほうがいいですね。
なるほど、ありがとうございます。
他に推移はあるんですか?
いっぱいありますよ。
どうする?推移だけで終わる?
推移だけでも終われちゃうかも。
大きめの推移で言うと、あとは夜勤とかがだいぶん、給料が多分下がると思います。
これは大事な話ですね。
一般的な病院の看護師さんで、月に4、5回とか夜勤に入ることで付く手当が丸くないので、
給料自体はおそらく下がると思います。
そうだな、あと何だろうな。
でもやっぱりそういったギャップで言うと、その3つが一番三大推移ですかね。
おそらくね。
一人であることと、技術を使わないこと。
衛生関連のところと、給料が下がる面。
場合によっては給料が下がる。
3つですね。
全てにおいてギャップだよね、そこはね。
ここにギャップを感じやすいから。
なるほど、でも今の最後の給料のところのギャップはさ、
もう酸いと甘いの本当に裏表だなっていうとこあるよね。
そうなんですよ。
夜勤がないっていうのは逆に。
そうなんですよ。
ナイスです。
甘いこと言いました。
これは全て甘いへの指摘なので、僕は全て。
基本的に夜勤はないですね。
日中のコアタイムはだいたい9時、6時とか1時、5時とか
園児が一番いる時間に固定で入ることの方が多いと思うので、
もちろんシフトに入られる看護師さん、
一保育士としてシフトに入っている看護師さんもいらっしゃいますけど、
僕の場合は8時半から5時半っていうほぼほぼコアタイムに勤務してるので固定で。
生活リズムを作りやすいし。
それこそやっぱり育児とか家事とか家庭と仕事とそのバランスをすごい取りやすいとか。
確かにいいことだな。
これも縁によりけり実態は様々あるけど、
基本的には看護師ほど時間外業務は多くないはずです。
看護師としては。
看護師って暗黙の了解みたいな感じで時間外に研修が入ってたりとか。
大事なことなんだけどね。
それが業務外として当たり前のようにあったりとか、
当たり前のように残業がまだまだある業界だと思うんですけど。
保育ももちろんいろんなところあるんで、
まだまだ持ち帰って仕事してますってところも残念ながらあると思うんですけど、
それでもだいぶ改善はされてきていて、
やっぱりそういった残業についてはなるべくしないようにというか、
業務内で時間内で終わるようにしようっていう動きは多々あるので、
なんというか一般企業のスーパーサラリーマンの皆さんみたいに月100時間とか月60時間とか、
そんな残業時間には基本的にはならない。
家庭にもコミットしやすいと。
それはいいことですね。
リズム作れるって健康とかもそうだし、
プライベートの時間配分を考えるときにはすごいいいものだよね。
そうだね。
看護師さんたちもやっぱりね、夜勤が入ることどうしたってリズムが崩れるので、
そうだよね。
なんかなかなか大変ですね。
それこそ子育てしながらとか、
自分のライフイベントの調整とかも難しいでしょうし。
そうだよね。
結構誤解しやすいし。
そこの時間と給料のトレードオフみたいな話は、
バリバリとにかく稼ぎたい看護師さんは保育園看護師はお勧めしないっていうことになるね。
残念ながらそうなっちゃいますね。
稼げる業種ではもともとないっていうのが。
これは福祉業界全体の課題だと思いますけど。
プライベートとかの時間をもっとちゃんと取りたいとか、
生活リズムのことを考えてる人にとっては選択肢に入りそうだなっていう感じがするよね。
もちろん一応専門職としてある程度ベースラインはあるので、
でもなく給料が下がるってほどでもないかもしれないですけど。
保育園においては保育士さんよりは若干水準が高かったりするもんね。
そうですね。
基本給がちょっと高いぐらいはあると思いますが。
その辺は補助金とかとの兼ね合いで補正はされますけど。
生きてはいけますよ。
それは確かに大事なとこですね。
甘いポイントですね。
甘いポイントその1ですね。
あとは単純に子供が好きで、子供と関わるお仕事をしたい子供と関わっていきたいっていうところで言うと、
本当にたくさん関われるので。
それをやりたいなという看護師さんにはすごくいいだとは思います。
確かにね。
これシロ先生の元同僚の方とね、
僕と木曽さんが一度お話ししたときに言ってたお話ですが、
その人は看護師じゃない保育士さんから転職した方ですか。
やっぱり転職はして、今保育士ではないものの、
本当なら保育士をしたかったみたいなお話とかされてて。
中でもやっぱり子供の成長を目の前で見れるみたいな、
成長の瞬間に近くに立ち会えるのがすごく良かったみたいなお話をされてて。
ましてね、0から6歳ってできるようになることがものすごく多いというか。
そうだね、変化が激しいですよね。
そこをある種、間近で見れるっていう体験はものすごく良かったみたいなお話を聞いたのはすごい良かったですね。
印象的だね、確かに。
本当にまさしくその通り。
そうだよね、なんか病棟って基本的には、何かしらの病気だったりとかっていう人たちが来る。
子供が来るにしてもそういう理由だったりするから、
そうではない子たちの成長を継続的に見られるお仕事っていうのは、
意外と看護師っていう専門職を生かした仕事としては、
保育員看護師ってすごい魅力的かもしれないですね。
そうだね、やっぱり小児病棟とかでも、子供が対象である以上は、
その子の成長と発達を一緒に考えていきながら、
どういうふうにその病気と向き合っていくのか、どういうふうに治療していくのか。
治療していく過程で、こういった課題があって、どこに看護を展開していくんだっていう専門性がたくさんあるんですけど、
それで感じる成長とかもひとしようだとは思うんですが、
やっぱり、健康っていう言い方が合ってるかわかんないけど、
とりあえず集団生活が遅れる状態にある子供たちの日々っていうところで言うと、
やっぱり病院の外の世界なので、