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2024-10-19 34:49

#20 現役保育園看護師による本音座談会

現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。 今回のラジオは、特別会として現役保育園看護師でありチロ先生の大学の同級生である「つぼ先生」がラジオに登場してくれました!

保育園看護師同士ならではの本音トークを是非聞いてください! ▼「ホイクベース」ダウンロードはこちら iOS版 https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/id6503190795⁠ Android版⁠

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サマリー

このエピソードでは、現役の保育園看護師である千尋先生と坪先生が、保育園における看護師の働き方やキャリアの課題について率直に意見を交わします。彼らは、保育園での看護師の役割や保育士との違い、労働環境の厳しさなど、リアルな現状を共有し、業界の改善点について考察します。また、現役保育園看護師が新人職員との経験を通じて、トイレや水分補給の重要性、さらには保育士のクオリティ・オブ・ライフについても話し合います。さらに、保育園における衛生基準や看護業界との違いについても触れ、保育の重要性を再認識する内容となっています。保育園における看護の質やキャリアの重要性について、現役保育園看護師がリアルな課題や意見を共有し、保育士と看護師の連携や情報のシェアがより良い保育環境を生むための鍵であるという洞察も語られています。

ゲストとの対談
こんにちは、保育園看護師の千尋先生こと佐藤です。
新規事業の力で日本を開国せんとす、合同会社黒船の基礎です。
同じく、黒船の河内です。
僕たちは、高校の同級生3人で、保育業界向けの新規事業を作ろうと日々頑張っております。
特にこのチャンネルでは、現役の保育園看護師である僕千尋先生が日々考えている保育だったり保険の情報を中心に、
保育園看護師さん、保育士さん、小さい子さんをお育ての保護者の方に向けて、
何かしら発信できたら良いなぁと思って続けているラジオです。
というわけで、今回は初めての試みになるんですけれども、
なんと、ゲストを呼んでみました。
めでたい。
めでたいです。
ついに、何回目か分からないですけど、何回目かにして初めてのゲストということで、
僕と同じく、現役の保育園看護師をしている坪先生に来ていただきました。
坪先生、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
坪先生です。
一応、簡単な自己紹介だけいただいてもいいですか。
坪先生と同じ大学で、大学の同級生で、現役で保育園で看護師をやっております。
現役の保育園看護師が来てくれてるっていうのいいね。
熱いね。
二人同時に会うことなんてないもんね、保育園看護師さんに。
一人職場だから。
そうですね。
なので、今回はですね、ちょっとプチ看護師会みたいな感じで、
保育園看護師、現役の保育園看護師同士である我々で、
なんというか、日頃感じている疑問だったり、悩みだったり、
これってどうなんだろうみたいな話だったり、
あるいは保育園看護師のキャリアってどうなんだろうみたいなことを、
ざっくり話していけたら良いなと思っているので、
ぜひぜひ保育園看護師の方に聞いていただきたい、
そんな会になったら良いなと思っております。
保育園看護師の働き方
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
というわけで、坪先生、今日もお疲れ様です。
お疲れ様です。
すごい仕事の挨拶だ。
今日は早晩でした。
お疲れ様でした。
もうね、やっぱ坪先生はね、シフトに入ってらっしゃるんですよね。
なるほど。
そうですね。子供も、自分の子供も育ててるんで、
早晩と一番普通の時間帯の組み合わせで、シフトに入ってますね。
ここもね、実は保育園の看護師さんの働き方で微妙に異なるところだと思うんですけど、
僕も実は最初入りたての時は、結構シフトにガッツリ入って、
延長版といって一番遅い勤務帯を取ったりすることもあったんですけど、
ある程度落ち着いてからは、ずっと同じ時間帯の勤務に変わっていて、
意外と各園の看護師の話聞いてると、
スペーシフトの人も割かし多い。
が、ほんとマチマチ。
マチマチ。
今の坪先生のリアクションを見るに、
みんながみんな基本同じ時間ってわけでも全然ないんだね。
保育園看護師っていうと。
そうですね。
私の場合は、育児時短勤務とかも取ってたんで、
時短で9時、4時でやって、復帰の時に、
それまではほぼ固定勤務で、
8時20分、5時20分とかでほぼ固定でやらせてもらってたんですけど、
なぜか時短からフルになる時に、
なぜか、なんか、
シフトできるよね、みたいな。
なんだろう、ちょっと今闇に勝たし込んじゃった感じがする。
基本固定勤務だったはずなのに、
固定勤務の感じで働くには、
固定勤務の言及があるよ、と言われる。
言及って減らすってこと?
そうです。闇ですよね。だってもともと固定だったのに。
めちゃくちゃ闇を感じるな、これ。
これはね、福祉業界ならではなのかもしれないですね、もしかしたらね。
固定だと言及ってめちゃくちゃよく、俺は理屈がわからない。
でも、保育士の仕事は、
募集要項とかも見ればあると思いますが、
7時から8時とかなんですよね。
朝の7時から8時の間で変則労働制みたいな。
そう、になっているので、募集要項とかはそうなっているから、
それで働けないのはおかしいよね、っていう。
なるほどね、契約と違うよね、という意味だったね。
でも最初は固定だったんですよ。
やばいね、これもね、すごい闇に行っちゃいそうだな。
ただ、保育園看護師あるある。
あるある。
でも、慣れれば慣れるほど、やっぱり保育士さんの急な欠席だったりとか、
退職してちょっと人手が足りませんとかも含めて、
割と看護師を頼る場面が現場で多々あって。
まあ、職場に一人だしね。
一人職場で看護業もっつりやらせてもらっている点でも、
やっぱり大事なのは保育の方に人手を出さないと回せないからということで、
お願いちょっとこの日だけシフトこっちに入ってみるとか、
ちょっとこの日は何歳児の保育に入ってくださいとか、
こっちやってください、こっちやってくださいっていう。
保育士さんとしての労働に時間を管理側の人も割いてほしいみたいな。
そういう現場監督の指示がきますね。
はい。保育の現場は多分、
そのこう、人員が流動的というか、
パートナーの職員ってうちは非常勤のこと言うんですけど、
そういった職員がこう、年度末ですね、
みんな空気を読んで年度末には辞めるんですけど、
ついまでには頑張る。
なるほど、途中じゃなくて最後までは。
8月とかの面談で辞めますって言わないと辞められない。
年度末って3月ですよね。半年。
法律的には1ヶ月前に言えばいいはずなのに、
8月に辞めますって言わないと辞められない。
でもどこでもそうなのかなって思ってたけど、そうではない。
そういうブラックな業界かもしれない。
保育の課題と改善
なぜか労基法が通用しないんですよね。
いや、おかしいよ。
通用の意味合いがないのがおかしいですよね。
そうなんです、そうなんです。
結局、労働者側の力というか、権利みたいなものがすごく、
他の業種と比べても薄くなってしまってる、
保育全般的に。
これは福祉全般的なのかもしれないですけど、
なかなか介護業界みたいにね、まとまって声を上げて、
もっとこうだっていうふうな動きも少なかったりするので、
これは保育が抱える課題の一つだとは思いますね。
そうですね。
今の話の感じだとやっぱり保育園看護師としてっていう仕事を
そうすればある程度同じ時間であったほうがいいみたいなのが
あったりするもんなんですか?
個人的にはそのほうがいいな。
極端に、一番早いのと一番遅いのとかを極端にしてしまうと、
やっぱりなんかコアな時間に入れないので、
コアな8時、5時あたりがコアな、一番子どもがいる時間なので、
早い時間にはいるべきかなとは思います。
確かに。
同感です。
早い時間に始まっちゃうことで、逆に3時ぐらいに上がってってなっちゃうと、
夕方に入れないよねとか、逆もまたしかりでみたいなことが起きちゃうってことかな。
そうですね。
仕事を組み立てにくくなりますね。
特にやっぱり一人職場だから、
自分である程度毎月業務を組み立てて、
いついつには身体測定してとか、
1日の中でこの時間に保険にして帰ってとかってことも、
自分でやらなきゃいけないじゃないですか。
そうですね。
その中で、この時間はゼロサイヤのお食事に入りとか、
突発的に出た病気だったり、怪我の頃対応したりっていう、
その突発的な事項を対処しつつ、
自分の時間を確保して仕事を進めるっていうタイムマネジメントと、
仕事の見込みが求められる職場なので、
そこが時間が流動されるとちょっとめんどくさい。
でも看護師じゃなくてもそうだと思うんですよね。
保育士でも多分、シフトに入ることでめちゃくちゃ大変だから、
やりたいことをやれてないですね。
だからまだ恵まれてるのかな、私はって思います。
なるほど、そうやって自分をちょっと生き返ってるみたいな。
いや、私は看護師だから頑張れてるなと思うので、
みんなはほんとすごいと思うんですよね。
なるほど、保育士はより大変かもっていう。
はい、ほんと真面目に勤勉な子がばっかり多いので、
なんかすごい、なんだろうな、真面目なんですよね。
だからそういうシフトに入りつつも、
ちょっと前に来たり残ったりして、
なんか職務は全うしてて、なんかすごいですね。
すごいですね。
看護師と保育士はやっぱりちょっと違う感じがあるんですか、
僕らみたいな素人からするともちろん、
僕は結構話してきてるから保育園看護師って、
いろいろ大事な仕事だなという感じは受けているけど、
全く知らない人からすると、どう違うというか、
今の坪先生が保育士じゃなくて保育園看護師だから続けてられてるみたいな、
何が違うのかなという。
保育園看護師は脇役です。
あ、そうなんですね。
保育園看護師から。
黒子です。
なので、保育がメインなんですよ。
保育員なので。
病院の看護師は主役です。
なるほどね、主戦場は平等です。
主役、医者が主役なのかもしれないけど、
純主役みたいな。
だって医療のね、ブラックペアンとかにも出てくるじゃないですか。
ドラマの話ね。
確かに。
ナースのお仕事があるですから。
保育のドラマになったら出てくるかどうか微妙なライン。
保育士主体のドラマだったときにね。
そうそう。
でも世間的にももう認知されてないですしね。
あ、保育員に看護師さんっているんですね。
っていうふうな声をいただくことも多々あるので、
初めて保育園に来て面接する、面談するってなったときに、
あ、保護者いらっしゃるんですね。
っていうふうに言う保護者の方も結構いたりして。
で、友達とかに話してても、
あ、保育員って看護師いるんだね。
俺たちもそうだったもんね。
保育園で看護師なの?みたいな話だった。
チェロ先生がなったって聞いて初めて知った職業だったから。
俺もなって初めて知ったぐらいのあれだった。
あれなんだけど。
でも保育士が主役で、もちろんそれはもう全然良いと思うし、
そうあると思うんだけど、
ある意味保育員看護士がちゃんと脇役として働けるかどうかってところがポイントで。
保育員看護士も同じく主役と同じぐらいやらなきゃいけなくなっちゃってる縁は、
実は看護業務って意味ではあまり上手に回れていない。
脇役が脇の仕事をできなかったら、
そのドラマはあまり面白くないと思う。
確かに。バイプレイヤーズみたいな。
やっぱり脇役が固められていて、全て主役が生きるみたいなことも多々じゃないですか。
そうですね。
うまく拾っていただいてありがとうございます。
でもそれこそ保育員看護師のキャリアっていうところにもちょっと繋がってくるのかなって気がする。
専門性とかキャリアだよね。
うん。
なんか課題に思っていることとか、
なんかこうやってもうちょっとどうにかなんねえのみたいなところとか、
シンプルにちょっと聞いてみたいんだけど。
課題しかないので、
課題を挙げればいいかもわからない。
また闇をつついてしまったかもしれない。
新規事業、開国、セントス、我々からしたらこの課題は全てね、
何かに繋げていけるものだから。
そうですね。
一番なんか今、坪先生の中で。
だから保育員看護師の課題っていうか、やっぱ保育員の課題になっちゃう。
なるほど、全然いいと思う。
なんでしょうね、なんかこう全てがなんだろう、
うまくマニュアル化されてないというか、
なんかこう統一化されてないとか、
それ良くも悪くもなんだと思うんですね。
多分病院とか医療とかの場は、
安全性とかがより重要視されるので、
多分均一になるんですよ、その質が。
でも多分保育の場とか理念とかそういうのって、
ちょっと自由度が高いんです、医療とかよりも。
正解らしい正解は確かに。
正解がないからこそそうなる部分があると思うんですが、
ぼやーってしてる。
決まってない。
その場所ごとの、今までこうやってきたよね、
みたいなルールが正当化されて、
それでみんな仕事をやってるから、
保育所保育指針に振り返るとかそういうのもなければ、
保育の研究とか、大学としての学問としてだったら、
ECECとかね、レジュエミリアとかそういうのあるんですけど、
保育現場の実情
そういうのが出てくることもないんですよね。
だからそういう教育とかと、
現場が接続されてないなと感じますし、
個性はあってもいいなが、
もうちょっと統一されて、
現場にあったね、マニュアルなのか、
どうしたらいいかわからないですけど、
何か決めて、もっと定まっててほしいって思うことが多いです。
本来マニュアル化を避ける傾向にあるというのは、
やっぱり保育全体にある流れで、
やっぱり一人一人のお子さんは違うからとか、
我々が求める保育の理想型とか理念はこうだから、
みたいなものが多々あるのはもう十々承知なんだけど、
それは保育の中で展開されるべきだと思うんだよね。
実際に関わる保育者がある程度の自由度を持って、
そのお子さんに柔軟に対応するために、
ある種マニュアルではなく、
基本的な保育間の中で、
そのお子さんと対峙するのはとても素敵だと思うんだけど、
そうじゃない場面というか、
それこそ脇の部分だったりとか、
県内の衛生管理とかも含めてだけど、
そこはもっとカッチリしてていいんじゃないという場面すらも
あやふやになってしまっているというのが一つ問題で。
そうですね。
早いのが褒められるんです。
それが私は気に食わないんですけど。
例えばシフトを立ててたりね、
今日の体制を決めるとか言っているとき、
何々先生早いから、
何々先生だったら大丈夫だねとか、
褒める内容が早いとか、
あとは、より多くの子供を一人で何に見れるかみたいな、
その能力、
その管理職が考えているその能力の物差しが早いとか、
多くの子供を見れるみたいになっちゃって、
だからそれにはずっと違和感を感じてますね。
看護の世界だとある意味そういうのはあまりないですもんね。
手技の速さとかはある程度レベルによって違うのかもしれないけど、
ちゃんと何対何で見るとか、
7対1とか4対1とかいろいろ重症度によって、
一人の看護師が見る患者の数ってあらかじめ決められてて、
必ずそれに見合っただけの看護師が配置されているはずなので、
蓋を開けてみたら違いもあるかもしれないけど。
基本的にはそこが原理原則で、
本来原理原則何対何もあるけど、
やっぱり配置基準が頭おかしいんで、
基準じゃそもそも見れません。
たびたび悪者になる。
配置基準が操作してるっていうね、
特もあるんですよね。
ましてや例えば幼児で、
本当に25人に対して一人の保育士で、
本当に見れたら最強かもしれないけど、
そんなことは絶対ないわけで。
だってトイレ行くときどうするの?職員が。
だってトイレ行きたいときね、声かけられるんですよ。
ちょっとね、看護師業務をやって、
人数回ってますみたいなときに、
あ、トイレ行きたいんだよとか言われるんですよ。
トイレ行きたいのに一瞬代わってくださいとか。
私はいつでもトイレに行けるような体制にしてほしい。
職員が。
すごくキャッチーだねそれは。
いつでもトイレに行けるようにしてほしい。
幼児と教育っていう雑誌がありまして、
保育士のクオリティ・オブ・ライフ
お茶飲みず女子大とかが出してますけど、
それのどこかの何月号かのトップページに、
保育士にTタイムっていう記事があったんですよ。
Tタイムはまあ素晴らしいと思いますし、
そういう余裕がより良い保育をもたらすっていう内容なんですけど、
トイレです。
トイレとお茶。
ただの水とか。
水分補給というか。
Tタイムとかじゃなくて、先にトイレとお茶。
それでやっぱり職員のトイレとかお茶がおざなりだから、
子供のトイレとかお茶が大事にできない。
お茶を何回も飲ませてほしいとか言っても、
全然飲ませないんですけど、
それは自分も我慢してたり、
後回しにしてるからなんですよね。
非常に人間的ですよね、ほんと。
はい、ほんとに。
ほんとね、自分が幸せじゃないと相手を幸せにできないみたいなと、
同じ理論な気がしますよね。
そうなんです。
正しい。
だから保育士がこれだけ収入も高くなかなかなっていかず、
仕事内容も業務方で忙しくっていう余裕のなさは、
ほんと目の前の利用者、サービスの受け手、
つまり子供にすごく影響しゆるなっていうのは、
もう歴史と現状が物語ってるんですけどね。
ほんとですよね。
ほんとにね、トイレも行けないし、お茶も飲めません。
現場入ってると。
てかそこにやっぱり余裕がなくなるの。
余裕がない。
だんだん削られていくのよ。
でね、慣れていくの。
で、全然トイレ行かなくても大丈夫な体になってる。
心配、逆に心配になってる。
そうなのか、大丈夫な体になってんのかな、ほんとに。
なんかね、私は結構それ大事だと思って行くんですけど、
ペアでなんかこう、保育に入ってると、
皆さん全然行かないんですよね。
そう、今行ってきてとか言うんですけど、
なんか我慢できる体になっちゃってるんですよね。
それはちょっと危険だな。
あと、お茶飲まないからかな、そもそも。
そうそう、そうなの、そうなの。
結構、それこそ非常勤の割かし5年配のパートの奥様とかで、
ちょっと飲みすぎるともうトイレ近くなっちゃうから、
飲みたくないのよねって言ってね、中傷っぽくなっちゃったりとか、
痩せっぽくなっちゃったりとかっていうケースもあるくらい、
子ども見ながらお茶を飲むのがそんなに悪かと思うほど、
そうだね、ほんと。
なかなかその時間を確保するのが難しいってなってしまう。
スピリタイムよりトイレってのは必要な物体だな。
ほんとですよ。
だから、もうほんとね、配置基準は職員が常にトイレに行ける、
配置基準にしてほしい。
なるほど、それでも分かりやすいかも。
はい、ほんとに。
いい。
だって、絶対いけないですよ。
それでも回るくらいじゃない。
幼児は絶対いけないです。
いけない、いけない。
いけない。
じゃあ、千尋先生もそれはいけないで、通して。
いけない。
俺、自分が保育に入ってたら、ほんとすごいタイムリーに、
昨日ね、ちょっと職員が欠員で、
急遽3歳の保育に入ってたんですけど、
新人の、この4月に入職した職員と僕と2人で、
ほぼ3歳と、その辺の子たちを見るっていう時間があって、
お部屋の中だと収集がつかないので、
もう外に出たい、宴廷に出たいってなるんだけど、
出たくない子ももちろんいるわけで、
じゃあしょうがないかって、僕は10人を引き連れて、
宴廷に出て、僕が1人で10人見てるような。
まじか。
子供と遊ぶ余裕すらないんですよ、正直。
なんか、前々から、
このラジオシリーズでずっと言ってるさ、
保育の質の話が、ほんとにそれは無理だよなってなるよね。
そうなんですよ。
やんちゃらおかしいんですよ。
そんな中で質をって言われても。
それならね、我々働き手側のクオリティオブライフの方も、
同時に考えてもらわないと、
でもじゃないけどいい保育はできないよ。
せめてトイレは行けるようにしてほしい。
はい、トイレ。
素敵人権でしょ、そこは多分。
ほんとですよ。
なかなか保育士、保育、それこそ主役の保育をしている方たちからの発信っていうのも、
決して多くはないのかなって気もしますよね。
保育園看護師として脇役として入ってるからこそ、
よりフランで現場を見れるっていうのも、
一個保育園看護師の特徴的な視点だと思うので。
それはめちゃくちゃありそうだね。
そうだね。
保育園看護師が発信していくっていうこと自体は、
何かプラスにつながるといいなという気持ちでやっております。
はい。
すごいね。
坪先生は新卒からも直で保育園看護師になったんだっけ?
そうですね。
おおむね。
おおむね。
多分保育園で看護師やってる人のマジョリティは、
これまでチロ先生から聞いてる話の限りだと、
基本は病棟経験者とかね、
その方が割と多いんじゃないかっていう話になってて、
そこからのギャップででも辞めていく人も多いよねっていう話をしてきてるから。
でも意外と私の同じ法人は結構新卒の方も何人かいて、
意外とそういう人の方が続いてたりもします。
変にこうやっぱ前提の刷り込みがないからっていうのがある。
そうですね。
やっぱその保育園の衛生の度合いに合わせたところっていうのが多分やりやすいなと思うんですよね。
多分そういう臨床の経験はあったほうがベターだとは思うんですけど、
ベスト、なんかマストではないかなと思っていて、
なんかその保育園に合わせた衛生基準があるから、
なんかやっぱ病院上がりの人はすごい汚く思え、
まあ私も汚いと思うんですけど、
なんかその度合いが多分強いんですよね。
だからもっと毎日これを消毒しなきゃとか、
まあ消毒はしたほうがいいんですけど、
まあでもやっぱその日常の場とか生活の場っていうところがね、
保育がメインっていうところも大事なので、
まあまた別の能力というか、ある意味多少ちょっと雑になる、
ちょっと雑でいいんですよね。
そうですね。
やっぱ医療現場との一番の違いはそういった衛生的な基準、
線引き、どこに線を引くかっていうのが、
やっぱ各現場、各保育園で全然違うっていうのがすごい、
まあいい点もありつつ課題の一つでもあると思うんだけど、
やっぱその線引きがサンゴっていう、
医療っていう世界だとずっと決まってるものが、
すごくふわふわとしていて、
しかもそのふわふわ具合が、
なんていうかその場面でちょっとずつ変わるみたいな、
今ゼロ歳の保育でこういう場面だから今はここ、
今は幼児だからなんとなくこの辺、
みたいなのがなんとなく保育児の先生たちにはそれとなくあって、
衛生基準みたいなその清潔で何か作業するとか、
きれいな状態でいるみたいなものの知観というか、
重要度が看護師が感じているものよりもずっと低いんですよね、
現場の保育園、保育の現場って。
我々としてはそれ以上は落として欲しくないという一定なラインは守りつつも、
今この現場、今のこの保育の中で、
守りたしかたないかと思えるラインが多分、
僕も久米坪先生も保育園だけで働いていると、
ある程度そこが柔軟に対応できるんだけど、
病棟から来る看護師さんからすると、
そんな、そんな、みたいなのも結構あって。
信じられないみたいな感じ。
信じられない。
なんかね、うんちもおしっこも日常発作感じすぎてね。
確かに。
でもただそこを厳密に絶対にやりなさいっていうガイドラインにもなってないっていうのが難しいところで、
それを例えば国が示している感染症の対策ガイドラインの中で、
やっぱり完璧に基準が決められていたら、
それに順次でやりなさいようでいいんだけど、
その基準もある種曖昧な書き方、ある程度含みのある書き方になっているから、
その差事加減は各園でっていうふうになっているのが、
看護業界、医療の分野とはちょっと違うところ。
そこをどう解釈するかの違いっていう。
すごいんだよ、保育って。
結論はね、毎回もう保育すげえなっていう話。
本当にすごいんだよ。
本当はね。
でもそのすごいのを見てくれる人が保護者とかぐらいしかいないのが寂しいと思ってます。
衛生基準とその認識
なるほど。
保護者が保育さんとかで見ると、先生ほんとすごいですねって結構言ってくれるんですよ。
でもそれって外に向かないから、みんなにはわかってくれないし、
独身の人とか保育員に関係ない人っていうのは理解しないことなので、
そこが寂しいと思いますし、
その年配の頭の固いおじちゃんなんかは本当にバカにしてたらうしな。
本当にこの人間の一生の中でも特に重要と言われ、初めて久しいこのね、
乳幼時期の関わり、人との関わりっていうのがどれだけその子の人生の
コアを作ってるかみたいなところを思うと、
この時期にどれだけ余裕のある大人たちが余裕を持ってその子の発達を支えて
支援していけるかっていうのが、そのまま保育の質ってところに関わると思うんですよ。
質が高ければ高いほど、それこそその子のレジリエンス力は高まるだろうし、
健康への意識だって変わるだろうし、それこそいつのいいお食事食べていたら、
ちゃんと舌の感覚が育って変なもの食べなくなったりとかあるかもしれないし、
頭だって良くなるかもしれないしとか、いろんな理念の中でやってると思うんだけど、
ひとえにそこに関わる大人がどれだけそこを意識してできるかっていうところが、
保育所保育指針でも示されてる保育の質の一つだと思うんだが、
てんてんてん。
でもやっぱクローズドな感じはするかな、その一概家の人間からするとね。
そうそう。見えなさすぎる。見えなさすぎる。
ある程度看護とかはさ、やっぱ広くみんなこういう風にやろうってなったことがバッと広まったりとか、
病院によってそれぞれ特色はあると、やってることとかは分かるし、
こういった事例がありましたって言ったら医者から発信されるようなこともたくさんある。
研究とかそういった勉学的なところにもつながりやすいというか。
全体でのその集合児みたいなのの蓄積とかシェアが少ない感じがする。
シェアすぎるだけ保育はやっぱりそういった形式一致になってるものが少なくて、
もっともっと各メンバーから、今日はこんな保育がうまくいった、
こういうタイプのお子さんに対してこんなアプローチがすごくよかったみたいな、
本当ケースバイケースではあるけれども、もっともっと情報が広く拡散されて、
そこからピックアップされて、練り上げられて、
こういう保育がまたできましたっていうものが一個あるだけでも、
保育の人はもっともっとボトムアップしていけるんじゃないか。
だし保育士たちもそういった発信を目的の一つになれれば、
また違ういろんなアピールの仕方だったり、
自分の保育士のキャリアにも変わってくるような、
そんな気がしているんですけど。
千聖先生も概ね同意ですか。
そうですね。
なんかそういう、看護師だとそういう事例検討とか、
そういうちょっと研究っぽいこと、年数が上がっていくとする。
それで大学院の人とか病院の人とかが混じり合って勉強会したりとかしていたりとか、
大きい病院とかだと大学院の器用女性があったりとか、
休学できるよとか、
学会の参加費が無料だよとか、
それはね、大きいところには限ると思いますが、
そういう保育園があるのだろうか。
あるのだろうか。
問いかけ、いいですね。
ちょっと問いかけで、もちもちな感がきてますが。
そう、だからそういった保育園がもっともっと増えていくと、
同時にもっともっと保育もボトムアップされていくし、
なんというか、世間的にもっともっと価値があるんだっていうのが分かったら、
人も集まるだろうし、目回りも良くなるだろうし、みたいな短絡的な考えだけど、
そういうのがないからこそ、今こんな現状ってのも一つ課題なんだろうなって気はするっていうね。
で、この課題が解決しないと保育園看護師としてのキャリアを積み上げるところまでまだ至らないんですよね。
まあそうだね。
保育園の課題に、課題解決が保育園看護師としてのキャリア、
ないしは課題の解決にも直結しているっていうのが現状なんだなって。
看護師としてのキャリアと課題
はい。
そんな感じでちょっとお時間になってしまったので、
坪先生はね、今後も定期的に。
そうですね。
ぜひぜひ。
そうなんですね。
めちゃくちゃ面白い。
ちょっと結構闇に触れることが多いけど。
でも逆にそれがリアルだし、千代先生一人と話をしているだけだと僕らもサンプルが少ないので、
やっぱりそういう坪先生の話を聞くとより、なんか一般化して聞けるというか。
今回はざっくり、ざっくりとした内容としてはキャリアを考える上で、
いろんな業界の闇について。
話していったんですけど、なんかね、もっとテーマ決めてちょっとこれについて話そうとか。
もっとマニアックな話をしてもらって。
そうそうそう、保育園看護師としてもすごく密地な話ができるような気もするので、
ぜひぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
今後ともよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
というわけで今日はゲストの坪先生に来ていただきました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
というわけで今後もこういった感じで情報を発信していけたらよいなと思っているので、
GoogleフォームからURL飛んでいただいて、感想・質問をどんどん送ってください。
あと、スタンドFMから聞く方はレター機能でレター送っていただけたら嬉しいです。
何か2人から言い残したことはありますか?
僕らはないけど、むしろ坪先生に初収録の感想を聞いてみたいな。
そうですね。坪先生ごめんなさい、帰ってきていただいて。
初収録どうでしたか?
楽しく話させていただきました。
やっぱり闇を話すのは楽しいので。
なるほど。
でもリアルっちゃリアルだからね、それが。
そうだね。今後も闇ラジオというか。
闇ラジオ、いや光を照らせるように頑張っていこうと。
そうですね。
でもね、やっぱ光るためには闇も必要ですから。
そうですね。
両方ないとね、どちらも。
というわけで。
強引。
今日もありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。
ありがとうございました。
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