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2024-08-31 37:54

#17 保育業界の闇「保育士の人員配置基準」について

現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。


今回のラジオでは、保育業界の闇ともいえる「保育士の人員配置基準」について語っています。保育園における保育士の人数を定めている配置基準、とても大事な基準ですが、この基準を少し深ぼってみると保育業界の闇が見えてきます。


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BGM : MusMus

サマリー

今回のエピソードでは、保育士の配置基準について深く掘り下げている。現行の法律や実情、外国の基準との比較を通じて保育業界の課題が明らかにされる。特に、日本における保育士の不足とその影響が探られ、76年ぶりに改正された基準についても言及される。また、保育士の人員配置基準に焦点を当てて、幼児教育における現場の課題について考察が行われる。未就学児の保育ニーズや保育園の実情、さらに都市部の保育士需要の偏りについても探求される。保育業界の配置基準に関する問題提起がされ、保育士の人員不足がもたらす影響とその解決策について考察される。子供の発達を促進するためには、適切な人数配置と保育士の専門性が重要であることが強調される。また、保育士の現状や子育ての難しさについても語られる。

保育士の配置基準の理解
こんにちは、保育園看護師の千尋先生こと佐藤です。
新規事業の力で日本を開国せんとする合同会社黒船の基礎です。
同じく、黒船の河内です。
僕たちは、高校の同級生3人で、保育園業界向けの新規事業を作ろうと日々頑張っております。
特にこのチャンネルでは、現役保育園看護師である僕、千尋先生が日々考えている保育や保険の情報を中心に、
保育士さんだったり保育園看護師さんだったり、また小さいお子さんを育ての保護者の方に向けて、
いろいろと情報を発信していけたらいいなと思って撮っています。
今回は、保育士の配置基準と人手不足の課題について話していけたらいいなと思って準備してきました。
切り込むね。
いろいろ保育士の人とかが話しに話題に出したりしてるけどね、
どんな闇が潜んでいるのかとか、実情どんなものなのかもあんまり分かってないので、聞けるのを楽しみにしています。
事前の打ち合わせでもうだいぶ闇を垣間見てきたので、この後の収録ではちょっと落ち着いた闇になるかもしれないです。
マイルドな闇を感じましょう。
小闇に誘おうと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そもそも配置基準ってなんとなく知った気になっているけど、改めて教えていただきたいんですが、どういったものなんですか?
お子さんを保育園で見る上で、決まった人数に対して保育士をこれだけ必要、絶対必要ですよっていう基準が配置基準って言うんですけど、
国が定めている配置基準としては、今からざっくりを伝えますと、
まずゼロ歳児、赤ちゃん、乳児を預かる場合は、ゼロ歳児が3人に対して必ず保育士が1名以上いること、3対1。
1、2歳は、現行は6対1、6人に対して1人。
3歳児は、今年度からちょっと法律が変わって、もともと20対1だったのが15対1に変わり、
4歳児以上、4、5歳児ぐらいは、もともと30対1だったところが、今年度、2024年度から法律が改正されて25対1に変わったということで、
もう一回言うと、ゼロ歳児が3対1、1、2歳児が6対1、3歳児が15対1、4歳児以上が25対1というのが一応、絶対的に必要ですっていう保育士の人数になります。
基準を国が決めてる。
はい、国が最低この人数見るなら、これの保育士を配置しなきゃいけないぞっていう基準ですね。
もちろんこの子供の人数、年齢だけじゃなくて、そのトータル何人いるかとか、もっと細かい基準がいろいろあって、条件があって、それに合わせて保育士をこんだけ配置しなきゃいけないっていうのが、
最終的に、大体何人いたら、何人定員とかは大体これくらいみたいな計算ができるっていうような感じになっていくんでございます。
日本の基準と世界的比較
確かに子供たくさんに対して保育士があまりに少なかったら、その子供の健康というか。
よくこのラジオでは出てくる、保育の質にめっちゃ行かれちゃう。
はい、そうなんです。
そういう意味では配置基準があるってこと自体はいいことのように感じるよね。
確かに。
そうね、決してそれが悪なわけではございませんが、ちょっとまだ闇を潜めておりますが。
一応ね、これは国が定めた水準で、いろんな各行政、自治体ごとにもさらにプラスアルファ、ちょっと国の基準よりもさらに水を多く配置しようっていう動きがもともとあって、
例えば川崎市だったら1、2歳児、1歳児だったら4対1、2歳児だったら5対1とか、
っていうふうにちょっと国が求める6対1よりは、多く保育士を配置できるようにしているような、保育士をしているところもある。
保育士が一人当たりが見る人数で言うと、ちょっと国よりも少なめになっている。
国が定めている基準よりは多少ありがたいなっていう感じ。
なるほど。
多少ね。
まあ確かにね。
という感じでございますね。
なるほど。実際その日本の基準っていうのは世界的に見てないから、どんな感じとかあったりするの?
あのですね、とんでもないことになってますね。
ちょっと詳しくは後で言うんですけど、
0歳児に関しては3対1っていう水準は決して世界の水準と比べても低いわけではないんだけど、
やっぱ1、2歳児ぐらいから、国は6対1を歌っているけれども諸外国だと、
多いところで3対1、少なくても5対1ぐらいで収めているようなところがほとんどだし、
さらにここから幼児、3、4、5歳ぐらいになってくると、
日本は本当になんかね、15対1とか25対1とかそれぐらいなのに、
諸外国が15対1とか、多いところだと5.6対1みたいな。
へー。
全然桁が違うぐらいの人数になっている。
3、4倍ぐらい違うんだね。
幼児の方がこの世界の保育士の配置基準で見ると、
日本は幼児をすごく一人で多く見なきゃいけないのに対して、
世界の方が一人が見る幼児の人数っていうのは少なくなっているので、
より提案性保育を提供できるんじゃなかろうかっていうのが、
数字を見るだけでも明らかではあるね。
なんていうんだろうね、少子高齢化の残りで。
76年ぶりの改正とその影響
確かに。
逆な感じするけどね。
不思議だね、人口比で言ったら確かにそうなっているべきだろうけど。
子供が少ないほど子供あたりにかけられる手が増えるはずなのに、
逆なのちょっと不思議だね。
どうしてなんでしょうね。
そこにちょっと闇を感じるな、すでに。
そうなの、今僕たち闇に片足突っ込んだ状態で、
今度は両足突っ込んでいきたいと思うんですけど。
今の僕ら収録しているときの画面は、ちょっと画面共有しながらなんですけど、
各国の何人ぐらいみたいな基準を見てます。
スウェーデンとかだと5.6対1、3歳児、4歳児、5歳児。
5.6ってどういうこと?とはちょっと思うんだけど。
確かに人間として見ていない単位だよね、この5.6っていうのは。
ちょっと詳しいところはね、実際調べてみたいとあれですけど。
でもやっぱ北欧系はね、もともと社会福祉がすごく充実している国として。
税率が高い代わりに福祉はめっちゃちゃんとしてるっていう。
有名なので、やっぱりそういったところが手厚くなされてるのかな。
それだけ福祉にお金が入るようになってるのかなっていう推測は容易につくよなって感じですよね。
この差を見ちゃうと、保育士さん側の子供を見る人の余裕のあり方に、
明らかにこれは差あるよなって感じするね。
25対1と5.6対1だよ。
それは違うんでしょ。
とんでもないでしょ。
これってね、ゆくゆくは小学校の先生が一人で一クラス40人見るみたいなところにも繋がってはいくんだけど。
そうかそうか。
それもそれで無理な話だと思うんだけど。
確かに小学校って3、40人だね。
そうだよね。
一クラス。
だいたいそんなもんじゃん。
確かに。
ちょっとね。
本当にこれから両足突っ込んでいきますね。
じゃあ突っ込んでいってくる。
今のがざっくり外観と。
現状、現状。
どういうものかっていう。
こうなってますってことでした。
ありがとうございます。
じゃあちょっと闇のお話を聞いていきたいなと思ってるんですが。
なんか僕この収録にあたってはちょっと原稿を用意するにあたって、
配置基準というものを軽く調べてみたんですが、
なんかどうやらこのさっきチロ先生が言ってた、
4、5歳児が今年から配置基準がちょっと変わって。
2024年になった。
なんかちょっと余裕ができたというか、
30人から25人に1人になった。
5人減ったっていうのが、
どうやら76年ぶりの改正だと。
4、5歳児の配置基準でした。
おめでとうございます。
おめでとうございます。
76年ぶりに改正されました。
76年っていうのが、
配置基準っていう法律自体ができた年。
できてから一度も変わってなかった基準がようやく。
はい。
おめでとうございます。
いいね。
ちょいちょい細かい改定はこれまでもありつつ、
特に最初なんて0歳児も10対1みたいな、
そんな配置基準だったところも、
徐々に徐々に変わっていって、
でもそれでも現行の入児の3対1っていうのも、
昭和44年、1969年から、
現状50年以上もう変わってないので。
すごいね。
それでね、すごいなと思いつつ。
何もかも変わってる気がするけどね、実態としては。
そうだね。
子供の人数も経験も、
何もかも違うけど人数は変えないって。
すごいね。
すごいね。
でも逆によく76年ぶりに変えたね、これ。
確かに。
そうだね。
ここ最近の、一応ね、子供真ん中社会でしたっけ?
歌うようになったりとか、
一応保育の方にもいろいろとフォーカスされるようになってきて、
もう配置基準やばいぞっていうのは前々からずっと言われ続けてる。
そうだね。76年。
いろんな自治体がそれこそ自治体の努力で、
人数比を変えて保育をしてもらってたりとか、
それからそういった自治体からの働きかけとかもおそらくあって、
国の法律が変わるに至ったのかとは思うんですが。
えぐいね。
76年ぶり。
次76年後にやるとするとなに?
もう2100年とかになるってこと?
そっか。
やばい話だよね、それ。
そうだね。
子供いなくなるんじゃないかな?
確かに。
子供いなくなっちゃう。
確かにこの76年では出生率の下がり方すごいだろうね。
すごいだろうね。
本当に本当に。
とんでもない人口のグラフになってますからね。
でもね、ここ数年とかは保育園に入れないみたいな。
保育活動みたいなやつとかもよくあったりするけど、
子供自体は減ってきていて、
そのあたりのそういうのも環境があって、
いろいろ法律が変わってるみたいな感じなのかな。
なんかおそらく影響はあるのかなと思うんだけど、
保育園自体もね、
なんかもともともうすごく、
あれは何年くらいだったんだ?保育園落ちたしね。
あ、なんかあったね。
先生賞になるんだ。
日本史で見たかったね。
そうそうそうそう。
もう確かに10年くらい前かもね。
そうそう。
あの時に比べると保育園の数も増えて、
一応受け口が増えた分、待機児童数自体は減っているはず。
入れてない子はもちろんまだゼロではないけど、
限りなく減ったは減った。
やっぱり保育園の需要って、
なんていうか、01、02歳児の保育にすごい偏ってる部分はあって、
いろんな園で定員が割れてるところはもういっぱいあるのよ。
はいはいはい。
そうなんだ。
未就学児の保育ニーズ
特に01、02歳は満般だけど、
3、4、5歳幼児さんになると、
それこそ幼稚園っていう選択肢が出てきたり、
そうかそうか。
そういった教育の方にも入れてあげたい。
他の選択肢ができるってことね、3、4歳児くらいの。
そう、01、02歳だけが唯一、
教育前未就学児として、
預かり先がなくて、自宅保育できないから保育園に、
っていうケースが多いと思うから。
なるほどね。
幼児は定員割れてるけど、01、02歳は埋まってるみたいな園が、
僕の近くの園だと結構ある。
それもこの配置基準である意味さっき言った通り、
01、02くらいまでは、
6人とか5人とか1人くらいいってるから、
結構定員が少なくなっちゃうんだね、01、02歳。
そうだね。
多分、結構大規模な園でも、
多くても0歳って、
すごい、一番多いとこで多分20人いないと思う。
僕が勤めてる園で6人。
多くも少なくもない感じ。
中規模園ぐらいだと10人ぐらい見たりもするけど、
それでも10人ぐらい。
配置基準で言うと、だってね、
9人いたら、
9人預かるなら3人保育所に配置、
すればそれでよしみたいな感じに。
数字上は見受けられるから。
確かに今の話聞くと、
1園で6人とか10人ぐらいっていう話を聞くと、
都市部、地方とはまた別だけど、
都市部においてはさ、
じゃあ新しく子供が生まれましたみたいな人が、
ある程度人数が地域的に固まってあったら、
もう10人でパンパンになっちゃうってことでしょ。
そう。
これは確かに落ちるっていう話がすごい出てくるわけだよね。
だからなんかいっぱい保育園作って、
0歳入児保育やりますってところをたくさん作ったらいいんだけど、
結局需要が02歳に偏ってるから、
2歳までの保育園みたいなのが結構あった。
3歳以上は定列の姉妹園みたいなところに行くか、
違う園に転院するか、
もしくは幼稚園に行くかみたいな選択を取るような、
小規模の確定年齢児の保育園みたいなものも、
調べてみると結構ある。
特に都内はそういった小規模、
保育の配置基準の課題
そういうところのほうがやっぱり場所も少なく、
敷地上の面積も少なく開設できたりとか、
それこそマンションの移室税みたいなとかね、
いろいろ1階でとかでも結構最近よく見るけど、
そこでもやれるという。
そういうことだったんだ。
なんかタワーマンションの2階ぐらいに保育園みたいなのがあるなーみたいな思ってたけど。
結構ね、そういうふうに頑張ってる保育園さんもたくさんいらっしゃる。
なるほど。
やっぱ需要があるからできるっていうことでもあると思うし。
確かに親の立場からすると、
断続する期間というかキャリアが断ち切られる期間をできるだけ短くしたいって思ったら、
0歳から預けたいとか1歳から預けたいとか、
ありはするもんね。
それが保育的にいいとかいろいろな良い悪いはあれど、
それは価値観なんだよね。
気持ちとしてはそういうなっちゃうのはあるよね。
女性の社会進出とキャリアアップにも多分比例するような形で、
やっぱ需要ももちろんあるし、
特に都市部に偏ってるかなと思うんだよね。
おじいちゃんおばあちゃんが近くにいなくて、
もともと同居をするっていうケースが減ってきたりとか。
そうだね。ちょっと見ててって言えない状況だったりとかね。
そうそうそうそう。
両親働きに出るって言ったら、
もう預けざるを得ないようなことも多いと思うし、
働かざるを得ないような状況の方もたくさんいらっしゃると思うし。
都市部のそういうキャリア思考というか、
そういうものがやっぱり少なからず影響はしてるのかなって感じなんだよね。
もうあるかな。
排斥準改正、76年ぶりはでもでかいけどね。
そうだね。
76年はすごいけど、
それで今年からちょっと良くなりました。
はい。
徹底レースで76年ぶりに変わりましたっていう状況はあれど、
現場としてはどう思ってるんですか?
単純に数値上の話ですよ。
単純に数字で見て24時を25人を、
子育児1人配置に徹底してください。
ある種国は子育児1人で25人見なさいよって言ってるようなもんじゃないですか。
最低でもそれは見ろよって。
見れんのかって話ですよね。
冷静に考えて、
ちょっと1回冷静に考えてみてくださいよっていう。
そうだね。
確かに。
国のお偉いさん方に一度聞いてみたい。
確かに。
あなた1人で子供を、
子才人を25人見れますか?
覚えてみるんですか?
確かに76年ぶりに変えんならもうちょっと攻めても良かったのかもね、そこは。
そもそもね、そもそもまだ世界的な水準としても比較的良い方ではあるんだけど、
0歳児を3人に対して、
保育士1人ですよ。
おんぶします。
抱っこします。
それでもどうするんですかって。
あと1人くれるんですけど。
あと1人いるのか。
確かに。
手で持ってこう。
そうだね。
膝の上に乗せるぐらいしかない。
審査方式。
だから本当になんかその保育というものに何を求めるのか、
何をして欲しいのかっていうところなのかなっていう気もするんだけど、
ただただそこで生きていれば良しぐらいな感覚で国は思ってるのかな。
なんかこの数字だけ見ると思っちゃうよね。
難しいよね。
保育の質うんぬんとかではなく、
預かります。
その時間ここで過ごせるようにどうにかします。
何とかしました。
さよなら。
っていうだけが国の保育なの。
これはあれかもね。
真意を子ども真ん中社会の実現に向けて動いている家庭長さんとかの人に話聞いてみたいよね。
聞いてみたいですね。
子どもを真ん中に捉えたら。
いやそうだって人口のさ、子ども減ってる上でのこのピラミッドってなるとさ、
若い年代が上に来るわけじゃん。
人数だけでピラミッドにした場合ね。
考えたら逆に大人1人に幼児25じゃなくて、
同士1人に対して大人25でいいんじゃないくらいの。
ちょっと極端な気もするけど。
保育の質と現場の実情
でも極端すぎるけど、
それくらい子どもを大切にする。
子ども真ん中ってそれぐらいのことなんじゃないのかってちょっと思って。
そういう風にしてほしいですよね。
だって入所3人に1人ですよ。
まあまあどんな要件はあれど、
最悪3人に1人配置されていれば、
監査上クリアなわけですから、その時間帯。
こんなこと言っちゃあれですけど、
僕もその状況下、自分が1人で3人見るみたいな場面は今までも何度もありますけど、
保育の質とか何だとか言ってらんないですよ、本当に。
もうその瞬間瞬間を。
確かに乗り切っていくしかないっていう。
どうにかこうにか怪我なく食べれて、
責任の割に確かにハードやな、これやることがな。
保育士にどれだけ、だって1人に対して3人の命預かってさ、
4時になって1人に対して25人の命預かってさ、
でも子供は喧嘩するじゃないですか。
それはそうだ。
で、ちょっとそこの喧嘩に関わろうもんならさ、
他の23人見れなくなるわけですよ。
その2人の喧嘩に、もし仲裁に言ったら。
考えるとすごいね、この基準で頑張ってるやっぱり
現地の保育士さんたちがすごいなって改めて感じちゃう。
いや、めちゃめちゃすごすぎるのよ、だから。
あるし、やれちゃってるから余計にっていうのもあるのかもしれない。
やれちゃってるか。
そう、だから何とかそれで頑張れているし、
何とか頑張ろうと工夫を掘らせてやっているから余計に、
76年間完成されてたんだろうなっていうのもある。
要は現場からの声がなかなか、
作りまでは届いていかなかったのかな。
そもそも現場から声を上げる余裕すらないというか。
そうだよね、密合。
こっちは目の前の子供にいっぱいいっぱいで。
余力がないよね。
そう、保育を回すのにいっぱいいっぱいで。
で、結局その基準に満たなかったら困るのはこっちなので。
要は補助金ビジネスなんてね。
まあまあまあ、確かにね。
これね。
実際その、よくしろ先生がずっと話を聞いていて思ったけど、
最低賃金を設定すると多くの飲食店とかが、
最低賃金に合わせた時期を設定するみたいな話があるじゃないですか。
配置基準ってその最低限の人数のはずなのに、
そこが完全な基準になるみたいな現象が起きてて。
さっきはこれがあることでめっちゃ減る、
5、60人に1人みたいなひどいことは起きないよねって言ったけど、
逆に言うと25人より少ない人数、
それこそ10人に1人とかにしようっていう力学が働きにくくなってるよね。
そうだね、確かに。
これをクリアしてるからいいでしょ、以上にいらないよね。
そうだね。
だから、なんというかね、演側の努力だったり、
演を運営している団体の努力だったり、あるいは自治体の努力で、
実際にはもちろん1人で25人を見る場面だってほとんどないとは思うんだよ。
何人がいてサブリーダーがいてとか、
幼児だったら大概2人は先生がいて、
そのグループ見てるっていうケースの方がほとんどだと思うけど、
あとはまあ、そこそこのグループだったり、
その時々のお子さんの状況によっては、
プラスでね、1人どうしたって入らないと、
保育が回りませんって時に自治体に申請をして、
じゃあ配慮が必要だから、その1人分の助成金を出しますよ、
みたいなお客さんとして、
はいっていう文化があって、
要はプラスで職員をそこに配置するっていうのがあるにはあるんだけど、
うん。
まあそれをするでもインセンティブというか、
保育園側がそれをするメリットみたいなのがやっぱりあんまりないよね。
そうだね。
なんかね、結局加配を取っていたとしても、
人手不足であることに代わりはなかったりとか、
結局その人が休みの日とか、
急遽突発的に人が今日はお休みになりましたってなった時は、
保育士の人員配置の課題
もうカツカツでどうにかこうにかやりくりしてやらなきゃいけないとか。
うん。
もうね、本当にやってみてもらいたいですよね。
確かにやってみてもらって決めたいよね、この人の。
本当に全政治家の1年目はまず保育園で働いてみるみたいな。
ああいいね、子供真ん中だねそれは。
少なくとも子供家庭長の方はみんなそうしていただければ。
これ実際のところめちゃくちゃ難しいなと思うし、
正解は絶対ないと思うんだけど、
一応的な観点で言うと、
なんかどうなっていくといいなみたいな、
もう希望というか願望というか、
はい。
妄想みたいなレベルでもいいんだけど、
なんかどういうイメージですかね。
そうですね。
なんかでも正直な話、じゃあ例えば配置基準を1対1にします。
で仮になった、入児が。
1対1にしますってなって、
例えば子供6人預けてたら、
6人絶対そこにいなきゃいけないみたいな状況になったら、
それはそれでちょっと大人が多すぎると良くないなって場面もあるだろう。
うーん。
特にそれは年齢が上がっていけば上がっていくにつれて、
その子の発達によってだけど、
子供同士のやり取りだったり、
子供が集団でこう遊んでいくみたいな、
その集団でしか発達しえないところに、
なんというか大人がいることでそれを邪魔するような場面ももちろんあるから、
なるほど。
子供対子供によって育まれる社会性みたいなものがあるってことだよね。
全てのこの怪我を防ぐために、
全部の変化を未然に止めてたら、
子供たちはそのやり取りが学ばないまま育ってしまうみたいな感じと一緒で。
確かに。
でも1対1で一挙手一投足のさ、
大人が見てるのもちょっと変なもんね。
うーん。
人では欠けたいし、
必要に応じて人数はあるべきなんだけど、
人がそこにただいれば、
人数だけ頭数いればいいっていう話でもないっていうのが、
この配置基準の難しいところで、
人がいればいいわけじゃないし、
プラス、
もっともっと保育の専門性を発揮し得るだけの余力のある、
人数配置であれば良いな、
人がいたらいいなとは思う。
うーん。
それでも。
やっぱ1人でカツカツで見るのではなく、
2人3人協力しながら、
今日はこの人の保育をみんなでやっていこうとか、
普段計画してやるような保育も全部そうなんだけど、
そういったものが準備とか記録とかも含めてもっと、
保育士の専門性を最大限活かせるような人数、
しっかりいると、
いいな。
今は本当に現場を回す休憩ギリギリ取れるか取れないかぐらいの際際をやることがあるから、
1人2人休んじゃうと。
例えば感覚的に、
チロの縁だったらあと何人くらい欲しいなみたいなイメージはある?
単純な頭数だけだったら、
もうプラス2,3人はいて、
常にいてくれた方がいい。
でも2,3人くらいで余裕が発揮できる感じになるのか。
そう。
そこがいるいないで変わる。
だからその日来る予定の日、
常勤さんが来るか来ないかで、
その日用事職員が取れる仕事の時間がプラス30分伸びるか伸びないかが決まるみたいな。
なるほどね。
そういう時間の使い方になっていくっていうのもあるし、
単純に頭数だけじゃなく、
もちろん常勤、正規雇用と非正規雇用の違いだったりとか、
あるいは有資格者と無資格者の違いだったりとかって。
そういうところもあるんだね。
トータルその保育の質にやっぱり影響し得るよね。
保育の質、
子供のそういう発達環境を整えるという意味ですごく大事ってことだよね。
そうそう。
人的環境としてその子の発達にどれだけ丁寧にアプローチかけれるか、
みたいな状況がちゃんと作れるかどうか。
やっぱりこれ保育士の配置基準だから、
ある意味保育士じゃない方っていうのは何に別に言ったっていいわけだけど、
なんというか子育て経験があって、
保育士ではないけど子供好きで働きに来てくださってるパートナーとかもたくさんいてさ。
なるほどね。
保育の質と人手不足
その方たちの関わりがすごい素敵だなっていう場面もあるし、
でもちょっとここは保育士として一歩先を見て、
その子の発達のこの先を見たやり取りをしたいな、みたいな場面もやっぱり日々現場で多々あると思うのよ。
だからその無資格の方だけがいっぱいいるような状態になっちゃうと、
保育の質自体やっぱり下がっていくんだろうし。
かといって全員が全員保育士である必要性ももちろんないと思うんだ。
例えば園の掃除はどうしたってしなきゃいけなくなったりとか、
それを一保育士が全部全部やるっていうのももしかしたらちょっと大変かもしれないし、
もちろんそれは保育の一側面ではあるからみんなやるべきだとは思うけど、
要はリクルートにそれだけお金がかかるから、
そりゃそうだね。
掃除とかはメインにやってもらうパートの方、保育士は保育にもっとフォーカスして、
集中して。
集中してやってもらうみたいなのをちゃんと分けてリクルートかけてるような園さんもいらっしゃるとは。
やっぱりその人数比だったりバランスみたいなところで、
特に今日は非常勤の先生が少ない日とかだとやっぱり休憩と仕事の時間を回すのがすごい大変だったりとか。
でも一園あたりが数人でそこの余裕の差が結構変わるっていうのは面白いね。
僕の肌感覚的には変わるかな。
あとはこれは保育園看護師として思うことだけど、
今言った正規雇用か非正規雇用かとか有資格か無資格かによる違いって、
もちろん保育の質も変わるんだけど、
保育園看護師としては全職員に必ず周知したいこと、
全職員に分かってもらって対応してもらいたいことみたいなのが結構差あって。
代表的な例で言うと食物アレルギーのお子さんへの対応だったり、
あと救命措置みたいな応急処置とかも含めて、
そのお子さんに何かあったときの対応みたいなところは、
基本的には全職員が同じレベル間で理解していて、
そして全員それができることみたいなのが理想的な状態ではあるわけ。
なるほどね。
ただ、それをね、今ずっと全員に同じレベル間で理解してもらうことっていうのはやっぱり難しいし、
確かに。
有資格か無資格かによってももちろん違う。
前提の、ベースの理解が違うからっていうのもあるし、
その同じレベル間に合わすために必要な時間って、
センサー判別いろいろあるじゃない?
人によって違うけど、
まあ、均一1回30分で職員講習しますって言ってやっても、
やっぱりなかなかね、同じだけ理解してもらうことは難しいしとか。
そうだね。
で、その周知したいけど、
週に2回しか来ないタイプの非常勤の先生にも、
同じクオリティで理解してもらって対応してもらってっていうのは、
やらなきゃいけないことであるけれども、
やっぱすごい難しいなって思う。
難しいよね。
うん。
で、これは結局人手不足にも話が関わってくるんだけど、
結局人手がないから、
十分な講習時間が取れなくて、
本当に急ぎ周知だけするけど、
後で呼んでてくださいみたいになっちゃう時も多いし。
本当はもっとちゃんとケアしたいのにというか、
みんなを揃えていきたいのにっていうね。
っていうね、そういった難しさもある。
みんなの理解を揃えるって、
人数が増えれば増えるほど難しくなるもんね。
そうそう。
だから単純に頭数だけ増えると、
それだけその大変さが増すっていう意味では、
ただただ人が増えるだけでは、
それだけじゃ良くないなっていうのが一つと、
ただ、でも、何て言うか、
現状ね、一人二人職員が休み出ると、
どうしたって僕も現場に入りっぱなしにならざるを得ない場面もあって、
保育園看護師の働き方って、
本当その縁によって様々だから、
まだちゃんと確立されてないから故に、
保育に入りっぱなしになっちゃうと、
結局保育園看護師としての専門性、
こう、なかなか全部を全部発揮しえない。
で、1日が終わる。
保険日誌も書けないまま終わるみたいな日も結構あるから、
保育業界の未来
で、その幼児の怪我を、
結局ゼロ歳に入ってると、
ごめんご飯食べさせてるから見れないわみたいになっちゃったりとかね。
そうなっていくと、わざわざ保育園に看護師いるのに、
看護師の専門性を発揮しないまま終わってしまうっていうのは、
もったいないなとも思うし、
うん、そうね。
まあ、学園保育園看護師が独立して、
看護師業務ができるくらいの人数がいてくれるとありがたいなとは思う。
なるほどね。
そう、だからなんかね、
スパッと言えないけど、
結局人手不足が解消されたら、
そこから一歩進んで、
もっともっとその保育の業界のさらなる課題に、
いろんなアプローチが取りにいけるんじゃないかなって気がする。
うーん。
なかなかこういろんな園は、
学園で工夫して頑張ってはいると思うんだけど、
結局突き詰めると人手不足ですみたいなところが多いのかなという気はしてて。
余力が、保育師さんに余力がないよね。
そうそう、結局何をするにしても余力がない。
突発な感じはする、話聞いてると。
だからみんな持ち帰って製作物は家でやっちゃうとかさ。
いろいろと事費でそれを準備して持ってくるとかっていう縁もあるから。
大変だね、それはもう本当に違反だからね、やめたほうがいいと思うんだけど。
うーん。
そういう闇が発生し得る余力の無さというか。
そう、勝つ勝つかなね。
っていうのが根本な原因に配置基準という足枷があることは、
少なくともそうなんじゃないかなという問題提起です。
なるほど。
闇だ。
闇だね。
闇だ。
こういう闇があると認識することがまず第一歩ですからね。
そうだね、第一歩だね。
決して配置基準自体が悪いっていう話ではないんだよな。
それが決して悪い悪ではないんだけど、ただ、
じゃあやってみろよ、とは思う。
3人見てみろよ、1人慣れて2人慣れて3人目慣れたらどうするんだ。
お前には手が6本あるのかっていうね。
保育士の現状と課題
実情を知ってくれと。
本当に。
体験してくれという叫びで。
現場に入ってると思う。
子育て経験のある方ならみんなそう思うと思う。
1人でも結構大変なのにさ。
そうだね。
両親で頑張って子育てされてるご家庭も、
1人のお子さんだけでも結構大変な時期あるのに。
それをね、1、2歳のいやいやきを6人を1人で?って。
そうだね。
どういうこと?みたいな。
見れませんよ。
というわけでね、今後も保育園に関する闇を発信していけたらいいなと思っているので。
闇を発信するチャンネルになっちゃったこれ。
闇発信チャンネル。
闇ラジオになっちゃった。
たまにね、たまには闇も。
そうだね。
闇っていうか問題提起としてね。
そうですね。
現状を知ってもらうってことはやはり大事なことだと思うんで。
保育士さんとか保育園看護師さんがそれを分かってくれるんできっと。
そうだね。
もう知ってるよっていう方もいらっしゃると思うんだけど、
普段なかなかそういったことまではね、存じ得なかったような人に、
1人にでも届けばいいなと思って発信をさせていただきました。
そうですね。
僕やきそさんはまさにその知らなかった側で、
今日すごい勉強になったというか、
改めて保育園で授業をやるというか、
そうだね。
大変なんだなって、
改めて理解できた感じがして、すごい面白かったです。
ありがとうございます。
セントスはどうですか?
セントスね。
でもセントスのが難しいなっていうのをすごい感じたかな。
開国セントスしないといけないからね。
そうそう。
既存のこの形とか仕組みの中で、
どうすればよりよくできるんだろうねとか、
どういうものをどこに提供すればいいんだろうとかを考える意味では、
この配置基準っていうのを一つ、
何て言うだろうね、
一つのシンボルというか、
配置基準を考えるってことが、
この保育の仕組みを考えることに結構つながるなって、
考えさせられた回だったな。
避けては通れない大きな課題の一つですからね。
そうだね。
ありがとうございます。
情報発信の重要性
というわけでね、
今後もこういった情報を発信していけたらいいなと思っているので、
ぜひ概要欄などから、
GoogleフォームのURLも書いているので、
感想だったり質問だったり、ぜひ送ってください。
はい。
スタンドFMからお聞きの皆さんはレター機能があるので、
そちらから、
こんな闇もあるぞみたいなことでもいいですね。
そうですね。
ちょっと聞いてよみたいなことでも。
闇頼りが来るかもしれない。
闇聞きたいね。
闇ラジオとして今後頑張っていきたいと思いますので。
よろしくお願いします。
ということで、ご静聴ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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