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2024-06-29 52:53

#10-2 「食べる」について考えよう!「食べる」について理解しよう編

現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回は【食べることの基礎を理解する】ラジオです。食事の重要性、咀嚼と嚥下のプロセス、そして乳幼児期の食事発達に関する話をしています。


人間が食べるという行為がいかに複雑で素晴らしいものかを解説し、特に保育や子育てに関わる方々にとって重要な知識を提供しています。食事の5段階プロセス、味覚の発達、そして和食文化の素晴らしさにも触れており、日常的な行為である「食べる」ことの奥深さを再認識できる内容となっています。また、乳幼児期の食事体験が将来の食生活にも大きく影響することなど、興味深い話題も含まれています。保育や子育てに関心のある方はもちろん、食や人体の仕組みに興味がある方にもおすすめの内容です。ぜひご視聴ください!


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BGM : MusMus

00:07
こんにちは、保育園看護師の千代先生こと佐藤です。
新規事業の力で日本を開国せんとす、合同会社黒船の基礎です。
同じく、黒船の河内です。
僕たちは高校の同級生3人で、保育業界向けの新規事業を作ろうと日々頑張っております。
特にこのチャンネルでは、現役保育園看護師である僕、千代先生が日々考えている保育や保健の情報を中心にですね、
保育士さん、保育園看護師さん、または小さいお子さんを育ての保護者の方にもぜひ聞いていただけたらなと思い発信しているそんなラジオになっております。
はい、というわけで今回は前回に引き続き、食べるということをみんなと一緒にもう一度考えていきたいなということをテーマに話しているんですけれども、
前回はね、ちょっと導入編ということで、全体についてをざっくりお伝えしたんですが、
今回は食べるということをどのように理解するのか。
食べるを理解する編というね、食事解除の中でも意外とここを謳っている書籍だったり参考書みたいなものって少なくて、
なんかもう大前提中の大前提だからあんまり触れられてないような部分だと思うんですけど、
ぜひね、この基礎の基礎が実はめちゃめちゃ大事だと個人は思っているので、
ちょっと難しい内容も入ってるんですけど、ぜひ最後まで聞いていただけたらなと思っております。
前回もね、その導入編で解剖生理学に関する部分なんだけどみたいなことを言ってた通り、
難しい感度が出てくるね。
生物的よね。
ちょっと医学的な側面もありつつ、でもよくよく一緒に考えたら、
そういうことかっていうのがね、みんな聞いてる方は解読していることなんで、
ぜひ最後まで聞いていただけたら良いなと思いますので、
今日も一日、一日?
一日。
一日でもいいよ。
今回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ではですね、とりあえず大前提である前回の復習というか、振り返りからちょっとしていけたらなと思うんですけれども、
とってもざっくり復習をしていきたいと思いますが、
いいね、雑な復習大事だよね。
はい、雑復習でございますが、
本当はね、聞いて欲しいからね、前のやつを。
そうですね、前のやつを聞いていただけたらいいんですけれども、
それを1分ぐらいに収めるとすると、
もともと僕が働いている職場で、
色々とマニュアルとか見直すきっかけがありましたと、
というのも、
とある認可保育所で、
03:00
リンゴを食べてね、喉に詰まらせちゃって亡くなってしまうっていう痛ましい事故があり、
そういった事故をね、色々やっぱみんな、
そこから学び、現場に生かしていくっていうのがとても大切なので、
食事解除に関するガイドラインだったり、
マニュアルみたいなものを作るべきじゃなかろうか、
という話から色々作ってきたんですね。
で、それを作る中で色々学んでいく中で、
実は現場に足りない意識って、
食べるっていうことを理解するところから始まり、
ベルコと、そして子供たちの発達について改めて、
学び直すっていうところを踏まえた上で、
じゃあ実際食事解除で気をつけるポイントってこういうことだよね、
っていうその三本柱で理解していくことが、
実は遠回り内容で一番正しいというか、
そのお子さんに合った食事解除を提供でき得るのではなかろうか、
という結論に至り、
そういった三本柱でちょっと作ってみたっていうところを、
今、内緒でみんなに紹介してるっていう感じなんですね。
めちゃくちゃ有益なマニュアルを公開してるのと一緒だもん。
そうなんですよ。
作ったのはもちろん仕事の業務一環で作りましたけど、
勉強したこと自体はどこにでもあるというか、
誰でもアクセスできるところから引っ張ってきて、
それをギュッとまとめたっていう感じなので、
僕が学んだことを発表してるといっても過言ではないということで、
一応大丈夫かなと思ってるんですけど、
丈夫ですよね。
なかなか他の縁のガイドライン知るってできないもんね。
そうなんですよね。
みんなきっと似たようなこと書いてあると思うんですけど、
なんとなくいろんな制約がございますから、
難しいのも納得なんですけれども、
ちょっと出血代サービスという感じで。
これを公開することで現場のレベル感が日本全国で上がると最強だな。
確かに。
これ自体本当に改めてまとめて、
一冊の本にしたって全然いいぐらいな、
それぐらいの内容になっていると思うので、
というわけで今回はその中でも第1番のレベルということを
まずは理解しようというとこですね。
よろしくお願いします。
お願いします。
ということで、レベルということなんですけど、
みんななんとなく大人は特に意識せずとも食べれるじゃないですか。
当たり前に。
意識したことない。
ないね。
食事するってよくよく考えたらどういうことなんだろうかっていうところから
ちょっと始めていきたいと思うんですけど、
もうみんなが無意識的にやっているこの食べるっていうこと、
食べている、食べられるっていうことって、
その多くはやっぱり乳幼時期、0歳から1歳、2歳、3歳、
06:02
それぐらいの時期に獲得していったものなんだというところをまず
ご理解いただきたいなと思っていて、
乳幼時期に獲得するものって他にもたくさんあると思うんです。
そもそも伸びが座るとこから始まり、
ちゃんとお座りできたり、ちゃんと立てたり、歩いたり、
知れたりするっていうのももちろんこの時期に獲得した運動機能ですよね。
それと同じで、食べるっていうこともこの時期に獲得したものなんだっていうのを
ちょっと頭の片隅に置いておいてもらいたいんです。
なので、それらを学び獲得する時期にあるお子さんで
保育園にたくさん通ってらっしゃるじゃないですか。
そのお子さんたちに、その時々その子の成長に合わせて
こちらも支援してあげる、発達を支えてあげるっていうことが
最終的には食事解除の重要性っていうところに繋がっていくんですけど、
食事を取るっていうこと自体、ちょっと目つぶって考えてみてもらってもいいですか?
今みんなこれからご飯を食べます。
まず、どうですか?どんな感じがしますか?
ご飯食べます。
いい問いですね。
でもやっぱご飯を食べます。
何を感じますか?
温度。
温かい、冷たい。
普通に食べたいだわ。
食べたいという気持ち。
素晴らしい。他には何か感じるものありますか?
スマホ見たいな。
だいぶ毒されてきた。
現代病だ、現代病。
YouTubeでも流すか。
こうやってね、汚れていくんですよね。
いや、分かんないよ。聞いてる大多数もそうかもしれないよ。
でも、こうね、ちょっと目開けてもらって大丈夫ですけど、
人間って食べるためにいろんな感覚を実は同時に使ってるんですね。
一番わかりやすく言うと、目の前にまずご飯があるという情報。
見て、ご飯だってわかること。
で、匂いを変えたら、すごくいい匂いがする。
おいしそうだなって思う、そういった匂いを感じるとか。
もしかしたら、リビングでテレビ見ながら待ってても、
お父さんがめっちゃ中華鍋を作って、すげーおいしそうなチャーハン作ってる音が聞こえてくるかもしれないしとか。
それこそさっき言ってた温度、あったかそうとか、冷たくておいしそうとか。
そういったいろんな五感をフルで使ってる。
視覚、聴覚、嗅覚、いろいろだよね。
確かに、五感か。そうかもね。
五感を使っている。
09:01
で、五感を使った上で、食事をするということは最終的に何が目的かというと、
人間が生きていくために必要な栄養を取るということが目的なんですね。
なので、すごくまとめた表現すると、
食事をするっていう動き、動作って、
栄養を取ることを目的に一連の動きをすること。
っていう、そんなまとめになるんですけど。
当たり前の食べるということが急に難しく感じたね、今の話。
食べる、一言で言うと食べるなんだけど、その目的は栄養を取ることで、
でも、その五感を使っていろんな動きを一連でしていくっていうのが食事を取るということなんです。
で、それを乳幼児期に得していくものなんだっていうことなんですね。
もちろん、実はそれだけじゃなくて、
食事を通してのコミュニケーションとか文化的な要素とか、いろいろ食事って入ってくるんだけど、
今回は食べるというその機能、食べれる、食べるという動作にフォーカスしているので、
ちょっと文化的な要素とかコミュニケーションのところとかは、
ちょっと置いといてっていう話にはなりますが、
でも、それでも人間の五感をフルで使うんだっていうことを覚えておいてもらいたい。
はい。
で、その一連の動作って、じゃあ何なんだっていうと、
大きく分けると5つあります。
咀嚼すること、そしてえんげすること。
えんげ。
えんげ。
なかなか普段聞かない言葉だね。
咀嚼して、えんげして、消化、吸収して、最終的に排泄するっていうこの一連のプロセスがあるのね。
なるほど、入れてから出すまでが一連。
そうなんです。要はご飯を食べる、栄養をとるって、
口から入れて最終的にちゃんとうんちとして出さないと、
うんち出さなかったら大変なことになっちゃうんですからね。
詰まってしまう。
食べるだけ食べて詰まってしまう。
ちゃんと食べたらそれそれなりに出していくっていう、
入れて出すっていうこの人間の機能が本当にすごいんですよ。
循環のプロセスだね、これはね。
もう本当に人間ってすげえなって毎回感動するんだけど、
この一連の動作が食事と捉えられると。
で、その中でも特に生きていく上で必ずその赤ちゃんの時期に
学び取って獲得しなきゃいけないことは咀嚼と演言のこの2つ。
咀嚼と演言、なるほど。
正直消化吸収排泄は生まれる前からというか、
もう生まれた瞬間から勝手にできるんですよ。
人間の体ってすごいんで。
すごいね。
そこまでお食事が入ってしまえば、
自然と体の中で錬金術師みたいな感じで勝手に栄養を取り、
そしてそれがウンチに変わり出せるっていうのは、
もう当たり前のようにできてしまうと。
ある種心臓って別に動かしてるわけじゃなくても、
12:00
勝手に動くよねみたいなもんだよね。
そうそう。
少なくともこちらが意識して何かするっていうことではなく、
無意識の中で体ができること。
消化吸収排泄の3つはそれができるので、
逆に咀嚼と演言に関しては、
ちゃんと学ばないと変なことになっちゃうぞっていうね。
なのでこの食べるを理解するっていうところでは、
今お食事についてざっくりこんなプロセスで栄養を取ることを目的とした一連の動作だよと伝えたんですが、
その一連の動作の中でも特に咀嚼と演言について正しく理解しようというのが、
次のページになります。
ページって言っちゃいましたけどね。
マニュアルガイドライン的にはページってことね。
そしたら次のページちょっとめくってもらってね。
授業だったんだこれ。
講義形式になった。
ここまで何か質問ありますか。
先生、教科書がない人がいます。
心のページを開いてください。
いいですか?
はい。
お食事についてここまではどうでしょう。
このプロセス自体大人はやっぱり無意識的にやってるから、
やっぱり改めて我々が考えることってほとんどないけど、
それをこれからちょっと改めてやっていこうってことだよね。
そうです。
この前提の意識があるかないかで、
実はやっぱり食事回路の質って結構変わってくるんじゃないかなって個人的には思ってて。
なるほど。
これが今日の振り返りをするときにそうだよねって話したい。
いかに自分が普段食べるということをサボってるかがきっとみんなよくわかると思う。
確かに。さっきYouTube見たいとか言っちゃったもんね。
そんなことをしてる場合じゃないんだっていうね。
なるほど。
そんなことを理解してもらうためにも、
咀嚼と演技についてご説明をしていきたいと思うんですけれども、
ということで、じゃあまず咀嚼に始めました。
噛みました。咀嚼についてですね。
咀嚼だけに?
咀嚼だけに咀嚼。
ややこしいな。
そう、咀嚼っていうのは噛むっていうことと、
ちょっかいを作るっていうことが。
また難しい。ちょっかい?
その食事の食に塊魂の塊って書いて。
塊魂の塊。
例えが。
ちょっかいなんですけど。
イメージみんなありますよね、咀嚼的に。
噛むってことだなっていうのは間違ってないんですけど、
ただただ細かくするだけではないんですよ、
口の中で噛むっていう動作って。
噛んだ上に飲み込みやすいような塊を作ってるのね。
そうなんだ。
これは意識しないよね、普段。
なんというか、ちょっと想像してみてほしいのは、
例えば何かハンバーグを食べました。
噛んで細かくしました。
15:01
もし細かくしたままだと、
実は飲み込もうと思うとすごい大変なんでバラバラだから。
あっちゃこっちゃいっちゃって、とても飲み込みにくいのね。
確かに。
そうではなく、噛んだ上に一つ一つ、
さらに飲み込みやすいような塊を作っていくっていうのが、
咀嚼っていうプロセスで。
実はこの噛むことと、
口の中でご飯を食べると唾液が出てくるじゃないですか。
この唾液を合わせて、
噛み砕いた食材と唾液が合わさって、
塊状になっていく。
これを咀嚼っていう風に言うんですけど、
これを作ることが咀嚼の目的、
目的というか咀嚼というプロセスなんです。
なるほどね。
全然知らなかった。
ほんと。
みんなよく噛みましょうみたいに言うじゃないですか。
それ聞いたことあるね。
よく噛みましょうって、
ただ噛めばいいってもんでもなくって、
この唾液がちゃんと出て、
食材を作る、
ちゃんと正しく食材を作りましょうっていう方が、
実は正しいのかなと思うんだけど。
そうなんだ。
で、正しく噛むには、
実は、
なんというか、
もちろん姿勢も大事だよね。
ちゃんと吸われてるかとか。
要は横になりながら顎にね、
手をついて顔をグーってやりながら、
むしゃむしゃ噛んだって、
実はちゃんと噛めてないじゃないですか。
とか、
逆立ちしながらちょっと噛んでみてもらいたいんだけど、
すごく噛みにくいと思うんですよ。
だいぶハードル高そうだね。
そうだね。
とか、
あとそもそも歯が生えてるかどうかとか。
顎がちゃんと動くのかとか。
実はその、
噛みましょう、咀嚼しましょうっていうだけでも、
いろんな体の機能が連携してないと正しく噛めないんだよね。
なるほど。
だし、
その唾液栓っていうとこの唾液が出るところから、
ちゃんと唾液が出てるかどうかっていうのも重要で。
うんうん。
で、
この唾液がやっぱり、
だんだんだんだん年齢を重ねていくうちに、
なかなか出にくくなったりとか、
おじいちゃんおばあちゃんとかでよくね、
口の中が渇いちゃってるとかって、
お食事取りにくくって、
って話も結構みんな聞いたことあるかなと思うんですけど、
口の中が渇いちゃうとどうしたってむせちゃうんですよ。
想像してみてほしいんですけど、
口の中に思いっきりドライヤー当てて、
あーってやったら。
確かにだいぶきつそうだな。
それきついな。
ドライヤーが直にくるからきついのもあると思うけど、
口の中が渇いてる状態って実はみんなあんま体験したことないと思うんだよね。
そうだね。
言われてみるとそうか。
常に出てうるおってるから。
うんうん。
常に出てうるおっているということが、
この口の中のすごいことのひとつで、
これって、
なんというかやっぱ体がそういうふうに進化していたというか、
これが生きていく上で大切だと思ったからこういうふうにうるおってる。
もしこのうるおいがなかったら、
18:01
あっという間に細菌が入り込んで、
風邪もひくし、
ご飯もちゃんと飲み込めないし、
とても生きにくいですね。
結構唾液が重要な役割を果たしているってことだね。
そう、唾液ってとっても大事で、
それはもちろんご高齢の方の、
そういったお食事のトラブルのひとつでもあるけれども、
実は子供ももちろんそうで、
要はちゃんと噛まなかったら、
その食感を作るために必要な唾液の量、
出ないかもしれない。
うんうん。
だからちゃんと噛んでないと、
おくんがちゃんとできなくって、
うえってなったりとか、むせちゃったりとか、
っていうのにもつながりやすいと。
唾液を出すためにも噛むのが大事だよね。
そうそう、噛むのは大事だし、
で、噛むことによって唾液が促されるし、
だからちゃんと噛みなさいよ、
いい姿勢で噛みなさいよ、
ちゃんと座りましょうねって言ってるのって、
そういったことにもつながっていくっていう。
うんうん。
で、さっき伝えたとおり、
口の中が乾いてたり、水分量が少ないと、
やっぱり飲み込みにくい。
だから、
お食事のときに、
例えば、ビスケットとか、
想像してもらうと分かりやすいと思うけど、
ああいう口の水分持ってかれるわ、
っていう系のもので、
どんだけ頑張って噛んでも、
飲み込めないときあるじゃないですか。
水分量が足りなくて。
あれって結局水分が足りないから、
飲み込めないんですよ。
食感が正しくでき、正しくというか、
適切な状態にならないと。
で、そういうとき、
じゃあどうするのって言ったら、
我々はビスケットと一緒にコーヒーを飲むじゃないですか。
そうだね。
牛乳飲むとかもあるもんね。
牛乳とかコーヒーとかを、
一口口に含むことで、
飲み込みやすい状態になって、
ごっくんってできるよ、
っていうのが、
普段のお食事でももちろん同じような感じ。
うんうん。
だから、
ご飯だけとか、おかずだけとかじゃなく、
汁物も適宜挟んで、
口の中を潤してあげることで、
食事、より食感ができやすくなって、
より飲み込みやすくなって、
っていう働きも実はある。
なるほど。
確かに乾き物だけのご飯というか、
その食事ってあんまり、
いつも飲み物とかないみたいな。
そうそうそうそう。
何かって口を潤すみたいなことやるもんな。
やるね。
で、なんか特に日本食って、
甲内調味をする、
文化のある食事って言うんだけど、
口の中で、
食べ物と食べ物が合わさることで、
安静するというか、
他の諸外国のお食事に比べると、
こういう、
なんていうか、
フォース料理的にさ、
出てくるとかともちろん、
いっぺんにご飯と、
お味噌汁とおかずとってあるじゃない。
で、ご飯一口食べて、
おかず食べて、
お味噌汁飲んで、
三角食べみたいにしていく中で、
やっぱり口の中でそれらが合わさっていく。
合わさった上で、
しっかり噛んで、
21:00
ちょっとずつ食感ができて、
それをごっくんするっていう中で、
口の中で、
食事が完成するというかな。
味わいもそうだし、
食感を作るという意味でも、
そういう役割があったりとかっていう。
そんな文化のある
お食事なんですよ、和食って。
和食もね、
めちゃめちゃ、
和食素晴らしいかい。
和食素晴らしいかい。
全然できると思う。
すごく好きです、和食。
何の話だって感じです。
っていうのが、
咀嚼。
噛んで、食感を作るというのが咀嚼でした。
ここまでよろしざんすか?
よろしざんすよ。
OKですか?
咀嚼ともう1個大事だって言ったのは何でしたっけ?
えんげ。
えんげです。そうです。
口の中でだいぶ一生懸命噛んで、
食塊という、
飲み込むために必要な塊状のものを作りました。
で、えんげっていうのは、
簡単に言うとその食塊を飲み込む
プロセスなんですけど、
具体的に言うと、
この食塊を
ごくんして、
最終的に胃まで、
食事の塊がちゃんと送られること、
その過程をえんげっていう風に言います。
喉の入り口から胃までって感じですね。
喉を通って、口の中から喉を通って、
食道を通って胃まで送られる過程がえんげになるんですが、
わかりやすくてごくんですよね。
ごくんがわかりやすいって言葉としては。
ごくんしようねーのごくん。
ごくんしようねーってみんなごくんごくん水飲むじゃないですか。
そのごくんがえんげっていうことになるんですけど、
よく、これまたご高齢者の方の話で申し訳ないんですけど、
五塩性肺炎っていうね、
病気というか、状態というか、
ものがあって、
これって結局えんげの段階で何かしらトラブルがあって、
食道じゃなくて、実はその隣を通っている空気の通り道である
気道の方に食事が行ってしまう。
そっちに食事の塊やるなんやらが入ってしまうことで、
大変な体がとっても困っちゃって、
最終的にはそこから肺炎になって亡くなってしまうっていうケースが、
やっぱり今でも日本の死因のトップ何歩かには入っているような、
五塩性肺炎で最終的にはお亡くなりになるっていうケースが多いっていうのは、
要はこの喉のトラブルなんですけど、
えんげの重要さを感じる。
そう、このえんげっていうのも多分反射的にやっているんですが、
その気道を塞ぐとか食物に置くっていうところは、
そこは意識したことない。
人間が意識して、今気道を閉じるぞみたいに考えなくてもできるじゃないですか。
24:04
できる。
でもやっぱりえんげっていうこと自体も、
実は赤ちゃん、本当におっぱいとかミルク飲んでる赤ちゃんの頃から、
実際にお食事を食べるっていう状態になった時で微妙に変わるんですよ。
これはお子さんの発達に関わるところで理解していただきたいので、
また次回お伝えする内容になっていきます。
なるほど。楽しみですね。
楽しみです。
えんげっていうのは今のところの理解としては食感を飲み込むと。
その中から喉を通って食道を通って胃まで送るその一連のプロセスをえんげっていうんだよ。
えんげする途中はほぼほぼ反射だから意識しなくてもできるけど、
でも正しくえんげされるためにはどんな環境がいいんだろうとか、
どういう状態がいいんだろうみたいなことを考えていくと、
ほっくんしようとする瞬間にもし言われたらむせちゃうじゃないですか。
そうするとえんげが上手にできなかったってことに繋がりますよね。
なるほどね。
そんなわざと脅かすようなことを保育現場ではしないかもしれないけど。
日常でもそんなそこでしないだろう。
でも人が何か飲み込もうとしている時にねねねって話しかけに行く人って周りにいると思うんですけど、
とても危険なのでやめたほうがいいと思います。
その瞬間に体を動かすとか背中を叩くとかっていうのも危険ですね。
意外とえんげという行為ってリスクというかね、
いつも間違えれば軌道というものに入ってっていうリスクがある状況だっていうのは、
普段はやっぱり考えないよね。食事する人と食事する中で。
あまり意識することはないと思うんですけど、
でも個々入院時期のこの保育園で預かっている0歳1歳のお子さんの食事解除をする場面においては、
ちゃんとえんげできてるかなっていうのを見守る必要性はとてもあると思うので。
なるほどね。
だからこそえんげというものがどういうことなのかっていうのを理解はしてほしいなと思ってきました。
なるほど。食べるを理解する辺においてはこの咀嚼とえんげが特に大事だよねっていう話ですね。
そうです。
具体的にどういう解除をしようとかはもっと後の話で、
今はその冒頭も言った通り大前提のその理論を基礎をしろうの回ですね。
そうなんですね。
今食事ってそもそもどういうものなのか、こんなプロセスを踏むようで、
今でも咀嚼とえんげっていうのが食事解除の上でも大切ですよっていうところでちょっとお話をしてまいりました。
はい。
27:00
はい。
面白い。
食事食べる編のラストにですね、この咀嚼えんげで必ずこういう流れを取りますよっていう5つの段階があるんです。
咀嚼からえんげにかけてのその流れっていうお食事の流れみたいなものを大きく捉えると5つ段階に分けられていて、
この5段階のそれぞれにやっぱり最終的には食事解除こういうところを気をつけたり、こういう狙いでやっていきたいみたいなところに繋がっていくような。
なるほどね。
ここをステップで分解することでそれぞれの狙いをはっきりさせることができるよね。
そうなんです。
そうなんです。
で、なんかね、大人になってから、あ、なるほどなってすごい発見があるので、ぜひちょっと一緒に聞いていただきたいなと思うんですけれども、
5段階ありますと。
はい。
で、とりあえず紹介すると、まず1番目、先行期って言って先立つ、行うって書いて先行期。
先生をガラ悪く呼ぶ先行じゃないの?
ちょっと違うね。先は合ってるんだけどね。
先に行う。
で、先行期っていうのはお食事を口に入れる前までの間のこと。
ちょっと後で言います。先行期。
で、2番目に口の中に食事が入りましたってなったら準備期に入ります。
で、準備期っていうのはほぼほぼイコール咀嚼をするとき。
準備期は咀嚼です。
お口に入ってんだもんね、多分。
はい。口に入ったら咀嚼をしますっていうのが準備期。
で、3番目が航空機の中のことなんですけどね。
航空内科とかの航空だね。
そうです。会社さんでよく聞く航空機。
で、④番が咽頭器、喉ですね。
はい。で、5番目に食動器っていう。
この3、4、5の航空機、咽頭器、食動器って呼ばれるところは、
この3つ全部合わせて縁起のプロセスを踏んでいるっていうところで。
すごいね。縁起のプロセスってそんな3段階に分かれるぐらいあるってことなんだもんね。
そうなんです。そうなんです。
人間必ず食べるときってこの5つの流れを絶対に踏みますっていう5段階なんです。
へー。
で、今日は最後にこれをね、ちょっと紹介していきたいなと思うんですけれども。
はい。
先行期、お食事をまず口に入れるまでの間に、
じゃあ何をしてるのかっていうことなんですけれども。
はい。
まず目の前にご飯があります。
さっきも言いました、人間五感を使って食事を捉えていますと。
見て、あ、ご飯だと分かる。
で、匂いを嗅いで、あ、美味しそうだと分かる。
音を聞いて、あ、美味しそうな音がするなとかも分かる。
食べ物だとまずそこにあるものを理解しなければ食べれないようですよね。
まあこれは食べれるものだねって。
ここは、そうだね、なんか口に入れる以外のところの五感をフル活用って感じだもんね。
30:01
うん。
で、それって何でできると思いますか?
これ食べ物、これ食べ物じゃないって何で分かりますか?
めっちゃ難しい問いじゃない?それ。
うん。
俺結局何でも食べてたから余計分かんないわ。
確かにね、これは完全に聞いてる人には分からない情報なんですけど、
このきそという男は子供の頃から蜂の幼虫とかを食べるみたいな。
だから、真似しないでくださいね。
はい、絶対に真似しないでください。
絶対に真似しないでください。
大丈夫だよね、大丈夫。
でも分かんないもん、だから、いや食べれるじゃんって思うって、
まあなんか柔らかそう硬そうとか、なんかそういう感覚はあるかもしれないけど、
それ以外何なんだろうね。
確かに。
今じゃあ、このラジオ収録してます。目の前にパソコンありますよね。
うん。
パソコンおいしそうと思って食べますか?
いや食べないけど、まあ経験的に知ってることかな、知識的に。
そう、経験的に知ってるんですよ。
我々人間って経験で、これは食べ物、これは食べ物じゃないっていうのを学んで理解していくんですよね。
うんうん。
じゃあ赤ちゃんどうでしょう?
これはまた赤ちゃんの発達にもつながっていくので、ライトに触れますが、
最初赤ちゃん、こうダバダバ動きます。
で、何でもかんでも口に持ってって、いろいろアムアムします。
食べてみます。
うん。
食べれないなって分かります。
でも口を使ってそういった感覚をいっぱい作っていくっていうのが、
まあ0歳の間にたくさん経験させてあげたいことなんですね。
いろんなもの舐めたりしてるのもそういう意味があるってことだね。
そうなの。すべては食事につながっていくんですよ。
彼らのあの時期の発達って。
理解しました。
飛びも含めて。
なるほどね。
だから人間って目の前にあるものが食べれるものと食べれないものがあって、
そういうふうに獲得していって理解できてる。
経験するから分かるっていうこと。
で、目の前のものが食べ物だと分かった。
あ、食べたいなと思って。
じゃあ食べても大丈夫だって思って。
どうしますか。
口に運びます。
そうです。
口に運びます。
素直だな。
でもそうだよね。
そういや、もう食べれると分かったら食べるでしょ。
この口に運ぶっていう動作も、やっぱり経験で培われてきたものなんですよ。
まず目の前の食べ物を手掴みだったり、我々大人は箸とかフォークとか使えますよね。
それを使えるってことも一つ発達しているから使えるんだし、
掴めるってこともやっぱり赤ちゃんの時期にいっぱいそういう掴むという動作を獲得していって、
最終的に自分が見て、それが食べ物だと分かって、そこに手を伸ばして、
それを潰さないような強さで掴み、そしてましてや口まで持ってくるっていうこの一連の流れ。
33:06
よくよく考えるとめちゃめちゃすごいんですよ。
だって自分の位置を分かってて、自分の手の力の入れ方が分かって、
それをこぼさず、しかも自分のおでことか耳とかほっぺとかじゃなくちゃんと口まで持ってくる。
言われてみればそうかも。
やっぱり適切にそういった発達がなされているからできる技であって、
筋肉系だったり骨格系だったりいろんなところで何か障害があったらこれがやっぱりできないんですよね。
でも当たり前に普段ご飯を食べれている大人の人たちは、
これをちっちゃい時に実は獲得していった技術なんだっていうこと。
なるほど。
この先行期を教えてくれるんです。
口に入れる前までの間にこんだけいろんな物語があるんですよ。
なるほどね。
なるほど。
だからお食事をしっかり見せてあげることだったり、
掴む練習をさせてあげることだったり、
あるいは普段の遊びの中で指しゃべりをしっかり、いろんなおもちゃを口に持ってくるという動作をしっかり、
やっぱりそれらが日々遊びの中で練習になっていく生活のための必要なことなんだっていう。
なるほど。
そんな保育の理解でつながっていくんですよ。
なるほどね。
っていうのが先行期。
が先行期。
口に入りましたって言ったらさっきの話ですね、咀嚼です。
これは準備期か。
準備期はすべて咀嚼にあたります。
噛んで食態を作ります。
これは咀嚼のところで伝えた通りなんですけど、
やっぱり正しい姿勢でしっかりと噛んで噛めること。
それによって唾液が出されること。
で、ちゃんとその食事を噛み砕いて、
飲み込める大きさ、固さのものにちゃんとなって食態を作るっていうところまでが咀嚼期。
これもね、準備期。
これって、なんとなくテレビ見ながら普段お食事食べてるお二方なら、
あんまり意識しないじゃないですか。
はい。しません。
で、ましてやチェーン店で通夜諾の牛丼を食べようと思ったら、
1分ぐらいで食べれちゃうときありますよね、あれ。
そうだね、パパパッと食うことある。
ほぼ飲むぐらい。
飲むということを意識しきれていないと、
やっぱり噛む力って培われないですよね。
そりゃそうだね。
だから、保育園でテレビ見ながら子どもたちが食べるなんてこと絶対しないわけですよ。
だってちゃんと噛んでほしいから。
集中してほしいんだね、そこにね。
集中してほしいから、食べるという噛むという動作に。
で、ましてね、食材を口の中に入れましたってなったときに、
ちょっと想像してみてほしいんですけど、
その食材の大きさだったり硬さだったり、形状みたいなものって、
36:03
なんとなくわかるじゃないですか。
ちょっと硬いな、これとか。
これ丸いなとか四角いなとか。
これがわかるってすごくないですか。
だって見てないのに。
確かにね。
目で見てなくても口の中に入れたら、
それの形状と形態と硬さだったり、
そういったものがわかるって、
これ人間のすごいところで。
確かに。
ある意味で触覚的な部分というか、
歯とか使いながら理解してるよね。
それもやっぱり学び取ってきた経験によって培われて、
ちゃんと脳みそが、これはこういう形だって理解してくれるっていうことなんですね。
なるほどね。また経験が大事なんだね。
そう、それを赤ちゃんの時期からいろいろとやっていく中で、
わかっていくことなので、
お食事の時間をお食事にちゃんと集中してあげる環境を作ってあげることとか、
大事だなって思います。
なるほど、それがこの準備期の咀嚼の時期だね。
そう、咀嚼の時期。
大人になったらそんな意識しなくても反射的にできちゃう部分もあるんだけど、
だからこそ子供の時期はしっかりと意識して噛んであげたい、噛ませてあげたい。
だからそのためにも姿勢だったり、
そういった環境についても考えていきたいというのが咀嚼準備期の話。
なるほどね。噛むだけじゃなくて姿勢も大事ですよっていうのもあるわけなんですよね。
そう、よく聞くじゃないですか。
ちゃんと座って噛みましょうとか、足の裏ちゃんとついて食べましょうとかって。
あれって結局足の裏がちゃんとつかないと、
噛む力がちゃんと正しく体に伝わっていかないからとかいろいろあるんですよね。
そうなんだな。
足ブランブラン。
そう、踏ん張りが効かないって歯食いしばれないんですよ。
歯食いしばれるときってちゃんと地面にしっかり足がついて踏ん張れるときに力がかかるので。
実は筋トレとかにもつながってくるような話だと思うんですけど、置いときましょう。
で、残りの3つ、航空機、運動機、食動機が演技のプロセスです。
さっきちょっと簡単にお伝えした通り、
食材を喉まで送るときのファーストステップとして航空機っていうのがあります。
で、物をまず飲み込むときって、ちょっとやってみてほしいんですけど、
まず唇を閉じます。
唇を閉じて、下を口の上に押し付けます。グッて。
こういう動作をするんですよ。
なるほど。
ちょっと今、つばごっくんって飲み込んでみてもらってもいいですか。
言われてみればね、そうかもしれない。
口の上に押し付けるじゃないですか。
絶対そうなるんですよ、飲み込むときって。
舌を口の上に押し付けてごっくんってする。
この最初のごっくんのごっくらいまでが航空機です。
39:02
航空機。
食事の塊をメロの付け根の奥の方に送って、
さらにそれを動かして喉に送るっていうのが、
園芸のファーストステップ、航空機ですね。
ここだけが唯一意識的にできる園芸なんですよ。
意識しなくてもできるんだけど、意識してもできる場所がこの航空機で。
この園芸のプロセスの中では唯一意識的にできるってことですか。
唯一意識的にできると。
で、陰燈機と食堂機まで行っちゃうと、ほぼ反射で賄っているので、
今だ、気道のフタを閉じるんだ、みたいなことを思わなくても、
絶対に空気の入り口の方は閉じて、食堂に送られていく。
ここはもう人間の体がマジですごいっていうところになって。
唯一この航空機だけは人間の意思でできるところなので。
なるほど。
ここをちゃんと赤ちゃんの時期から育てていってあげたいなっていうところ。
で、陰燈機まで行くと、今度ごっくんのふぐらいまで、ごっくんのふぐらいで喉に行き、
うまいこと気道が閉じて、ちゃんと食堂に落ちていくと。
なるほどね。
で、食堂まで行ったら、園芸の3番目として食堂機ってところで、
最終的にはそれが胃に送られていく。
胃ね、スタマックね。
そう、スタマックに送られていく。
だから、食堂機の段階で食事の塊はまだ胃にないんですよね。
食堂という場所にあります。
縦方向にありますよね。
もし、食べる時の姿勢が、すごいぐーたり横になって食べてます、みたいになったら、
実は、やっぱりよろしくない。
でも確かに、それ言われてみればそうだね。
さっきの話じゃないけどさ、逆立ちしながら、
この食堂に食べ物を送れるのかって言われると、結構きつい気がする。
ここからは、もう反射の域なんですけど、
その食堂自体の動きと、もう一個は重力で胃に落ちていくんですよ。
直体も、重力を使ってある種胃に落ちていくので、
そんな時に横になってたら困っちゃうよ。
そうだね。
重力的に、下に下にっていう力が働かないよね。
働かないよ。
胃に送るその圧力がないよね。
っていうところも踏まえて、やっぱり食事中の姿勢って大事だよね、
っていうところに理解がつながっていく。
なるほど。
これが、食事の5段階。
先行機、準備機、航空機、飲食機、食堂機、っていう風に分かれてて、
それぞれ各機ごとに、食事解除へのポイントがつながっていく。
42:00
なるほどね。
っていうところで、ぜひ前段として理解していただけたら良いなっていうところでした。
面白い。
確かに。
いかに無意識的に我々はやってしまって、大人はやってしまってるかっていう感じはすごいあるかもしれないね。
そうなんです。
今話してきた内容って、大人はほぼほぼ考えずにできてしまっているんですが、
これは赤ちゃんの頃に得した技術なんだっていうところを理解していただけたらなっていうところですね。
はい。
食事をあえてそういう風に分解して考えたことないからすごい面白い。
ここからゆくゆくは食事解除とか、発達を理解するとかにつながっていくんだね。
ようやくこの前提がちょっと揃ったかなみたいなところだね。
そうなんです。今やっと準備が終わりましたっていう感じですね。
食事解除の話をするために、発達の話をするために。
ための食事をまずは理解しようっていう回が今日ね。
でもなんとなくやっぱり大人の方なら、自分が普段食べているところをちょっと想像すると、
ああこういうことか、ああこういうそうだなって、なんとなくね、分かると思うんです。
それらを改めて認識、理解した上で今度、じゃあ人間がどう発達して何を獲得していこうとしているのかっていうのを、
次回発達を理解するっていうパートで見ていけたら、
さらに日常の保育、食事解除で役立つ情報を盛りだくさんっていう感じになっていくかなというふうに思っております。
はい、楽しみだね。
なんて真面目なラジオでしょ。
講義だったんでしょ、今回はもう。
そうですね、今回スペシャル無料で研修ですね。
無料研修ですね。
無料研修ですね。
レジュメなしの音声。
ちょっとせっかくなので講義の先生に質問をしてみてもいいですか?
素人からの。
素人質問で恐縮なんですけれども。
いい質問ですね。
早い早い。
まだ言ってない。
飛行機の話とかでさ、食べ物を食べて大丈夫だと判断するみたいな話が多分あったかなと。
いろいろベロベロ舐めたりするのが経験だっていう話。
よく赤ちゃんで言うとさ、ちっちゃいものを食べちゃうのがやっぱりリスクだっていうのが当然あるわけじゃないですか。
それこそ強引のリスクというか。
そうですね。
特におもちゃとかだと、有名なのがリカちゃんの靴とか。
あとニンテンドースイッチのカセットとかも。
すっごい苦い、味付け?味付けとは言わないけど、加工をしていると。
味付けね。
あれってやっぱりすごい意味があるもの。赤ちゃんって味覚があるものかどうかそれよく分かってないんだけど。
45:04
すごく良い質問ですね。
赤ちゃんも味覚はあるんですよ。
味覚を感じる需要帯、下にあるいろいろと感じるもの自体はあって、
それが食事を通してどんどん発達していくっていう方が正しいかもしれないけど、
要は苦いものと酸っぱいもの、苦味と酸味ってこれまでの人類の経験上ね、人間のというか人類の歴史の中で死ぬ可能性が高い普通の味わいなんだよね。
苦味と酸味って。
毒に近い。
で、毒に近いっていうのを我々の先祖代々人類がそれでいっぱい死んでいくから、
これはダメなんだっていうものとして認識記憶されていったものがDNAの中で埋め込まれていて、
やっぱり赤ちゃんの段階で苦いもの酸っぱいものって反射的にベーって出したりとか、
やりやーってする味なんですよ。
なるほどね。
先天的にそういう風になってる。
逆にちっちゃい時から苦いもの大好きです、酸っぱいもの大好きですって赤ちゃんの心から食べれちゃったらそれはそれでちょっと心配かなっていうぐらい、
あの、反射的に生物として避ける味わい。
なるほど。
だから、でも大人になったら食べれるじゃないですか、苦味もあるの。
吹きのとんとかそういうのも食べれたりとか、コーヒーがおいしく飲めたりとか。
そういうのって経験していく中で、おいしいんだなとか食べれるんだなとかっていうものがだんだんわかっていくと、
経験したから食べれるみたいな感じになっていくの。
うん。
だから赤ちゃんのうちはやっぱりおっぱいとかミルクをね、主に飲むはずなので、
そのおっぱいとかミルクってほんのり甘い成分が入ってるから、甘みとかうまみみたいなものを赤ちゃんはとても感じやすくって、
そういった味を好むからミルクってちゃんとそういう甘みが添加されてるとか、甘いものとして作られてるっていう。
だからその、食べてほしくないの、飲み込んでほしくないようなおもちゃ系にある種苦味の加工をするっていうのはとても理にかなってて、
ご陰謀施策のとても素敵な事例だと思ってます。
そうなんだ、意味あるんだやっぱちゃんと。
意味あるんですよ。
なるほどね。
で、これはもう未入食の話にもつながっていくけど、結局それだけ舌が敏感というか新鮮に感じてくれるので、
最初から味の濃いものばっか上げちゃうと、要は初期設定がその味の濃さでもう体が覚えてしまうから、
48:06
最終的に大人になった時に味の濃いものばっか大きくなったりとか脂っこいものが食べたい体になってしまうというか、脳みそがそういう風に判断しちゃうというか。
そこを初期設定でインストールされちゃうとその味も成長するってことだ。
めっちゃバグだねなんかそれ。
そうなんだ、すごくバグが起こってしまう。
だからこそ離乳食って血の味を効かしてとか、塩味を抑えてとか。
素材の味を生かしてっていう風にやってあげると、その素材の持つ美味しさっていうのをちゃんと舌が覚えてくれて、大人になってからでも美味しく野菜が食べれたり。
やっぱ日本人だからね、日本食の出汁と文化がとても素敵なので、やっぱり外国の方が外国で育って食べる日本食の味と日本の人が日本食で育って食べる日本の味って、
多分同じものを食べてても舌で感じるその味の奥行きとか出汁の深みとか旨味みたいなものを感じられるものの相対的な量が違うみたいな。
日本語の旨味がそのまま英単語になってるぐらいだもんね。
そっかそっか、旨味っていうぐらいだね。
だから日本食がそういう和食の文化ってすごいんだっていうのが、
やっぱり今日和食会だった。
実は和食会だった。
実は和食だからこそっていうのもあると思う。
なるほどね。
というね。
とても面白いんですよ。
というわけでですね、今回は食べるを理解するというテーマで、
お食事のこと、栄養をとることを目的とした一連の動作の中で咀嚼と演技っていうことがとっても大事なんだよと。
中でもご飯その咀嚼と演技する前段階の先行期っていうのもあって、
いろんなプロセスを経て人間って食べることを毎日毎日繰り返してるんだねっていう前段のお話をさせていただきました。
はい。
そうだね。
さっきも話してたけど、やっぱり全くもう意識しないことを改めてめちゃめちゃ考えるっていうのと、
最後の方に話していたそこの初期設定で、
小さい頃に味の濃いものばっかり食べると、その後にめちゃめちゃ影響するよねっていうのが、
すごい子供だけの話じゃないじゃんってめちゃくちゃ思って。
そうなんですよ。
すげえ未来に関わってくるねと思って、すげえ大事だったんだねそういうところっていう意味で勉強になりました先生。
ありがとうございます。
今木曽さんも先生って言ってもらいましたけど、やっぱあのチロ先生がね、これちょっとあの僕ら高校の同級生だから知ってるけど、
もともと生物とかが好きで、めっちゃ勉強しててっていうので、
51:02
そことの相性もあってやっぱチロ先生こういう領域はめちゃくちゃ勉強してて詳しいんだなって改めて。
そうね、生き生きとしてるねなんかね。
うん。
好きですねこういう話ね。
うん。
なんかそれをすごく感じれる良い回だなと改めて思いました。
まあそうだあとシーティー言えばスイッチのカセット舐めてみようかなって思いました。
すごい初の子だけじゃなくて。
ちょっと興味あるね。
うんちょっと興味ある。
分かる分かる。
これもちょっと今度一旦舐めさせてもらおうかな。
どれどれーっつって。
ちょっとやっぱ知りたいよね。
いや僕も試したことはないんですけど本当に苦いらしいですね。
あそうなんだ。
あんまり言われると舐めざるを得ないね。
なんかその自然界にある本当にトップクラスに苦い物質を使ってみたいなそういうレベルの苦さをちゃんと作ってるらしいです。
じゃあ次回は舐めた感想をお伝えできたらいいですね。
じゃあ次回はyoutube動画でスイッチカセット舐めてみたっていう動画を。
誰も見ないですよ。
すごいねやってんなーって舐めて。
朝保育園看護師がスイッチのカセット舐めてみたって皆様お待ちください。
じゃあね今後もそんなような情報だったりyoutubeだったりも配信していけたらいいなーと思っておりますので
ぜひラジオを聞いた感想や質問などはgoogleフォームのurlからコメントいただくか
ベターとかそういった機能から送っていただけるととても励みになります。よろしくお願いします。
じゃあ次回は発達を理解する編でお会いしましょうということで
今日も一日ありがとうございました。
はーい一日だったね。ありがとうございました。
ありがとうございました。
52:53

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