1. ホイクベースラジオ
  2. #10-1 「食べる」について考え..
2024-06-22 35:44

#10-1 「食べる」について考えよう!導入編

現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。今回はチロ先生が作った食事介助ガイドラインを基に、改めて「食べる」ということについて考えてみるシリーズです。「食べる」ことを子どもの発達という視点からとらえ直してまとめています。


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▼ラジオの感想、質問などは以下フォームよりお送りください。
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BGM : MusMus

00:07
こんにちは、保育園看護師の千尋先生こと佐藤です。
新規事業の力で日本を開国せんとす、合同会社黒船の基礎です。
同じく、黒船の川地です。
僕たちは、高校の同級生3人で、保育業界向けの新規事業を作ろうと日々頑張っております。
特にこのチャンネルでは、現役保育園看護師である僕、千尋先生が日々考えている保育のことだったり、
保険の情報を中心に、保育士さん、保育園看護師さん、さらには小さいお子さんを育ての保護者の方にね、
ぜひ聞いていただければなと思って発信をしている、そんなラジオになっています。
というわけで今回は、食べるということについてちょっと深掘って、
もう一度考えていけたらいいなと思っているんですけれども、
ちょっと前に、僕が今働いている職場の中で、
看護師でね、市前への看護師と集まる機会を月に1回とっているんですけど、
その中でちょっといろいろあって、作った食事解除の対応ガイドラインというのを作成したんですよ。
この内容がね、なんというか、
この言い方したらいいですか、一、我々の働いているところだけでとどめとくのはすごくもったいないなという気持ちがあり、
し、自分もこのガイドラインを作るときにいろいろ勉強したことをやっぱりアウトプットして、
いろんな人に伝えていきたいなという思いがちょっとあったので、
そんなことをがっつり話していけたらなと思っているんです。
めっちゃいいじゃないですか。楽しみだね。
でね、たぶんね、30分じゃ収まらないと思うんですよ。
なるほどね。
はい、なんというか、本当にね、1個の授業の1単位ぐらい分は話せるかなと。
ちょっと思っちゃうので。
思っちゃうだって。
思っちゃうね。
あのちょっとね、シーズンというか何回かに分けてお伝えしていけたらなと思っております。
いいね、複数回ね。
よろしくお願いします。
はい、じゃあもうそれはね、楽しみだね。
複数回またいでということは、まあよっぽど深い話になってくるんだろうなという予感がビシビシしてますね。
すごく僕が勉強してて面白かったテーマだし、
保育の根幹にも関わるな、そして今ある課題にも向き合わなきゃいけないなっていうそんな感じですね。
なるほどね。
食ってもう何というか、命の中心というか、生きることの基本というかみたいな。
大人ですらそうだもんね。
うん。
詳しい話聞けるの楽しみです。よろしくお願いします。
チロが今言ってたそのガイドラインを作る、自分で作ったみたいな話をしてたけど、
それってそもそもどうしてそんなガイドライン作ろうっていう感じになったの?チロの中で。
03:03
実はこのガイドラインを作るきっかけとしては、
2020年の2月頃に大阪の方の認可保育園で、
ゼロサイズクラスの男の子が食事中に誤飲する喉に食べ物を詰まらせて亡くなったっていう事件がもともとありまして、
それに対していろんな調査報告書とかが上がってきたタイミングで、
この事件あったよな、こういうふうに起こったんだな、じゃあちょっと自演の食事解除について見直していかなきゃなって、
各園でそんなような話がちょっと上がっているタイミングで、
もう一個協会でそういう感じの話題になって。
そうそうそうそう。やっぱりこういう特に死亡事故っていうのはすごくセンセーショナルで、
一気に各園どうなってるんだ、ちゃんとやってるかっていう風に行政からも指導が入るし、
その翌年とかの監査とかでも、何というか、重点項目というか、
やれてますか、やれてませんか、その事故のリスクがどれくらいあるんだろうっていうのを見られるポイントにもなっていくというところで、
ここは一つ、そういった食事解除に関するガイドライン的なね、
マニュアル的なものをしっかり作っておいた方が良いなっていう風に思った。
なるほどね。
というのがきっかけとしてはそうだね。
これは千代の保育園看護師として、DNとかの保育士の方とか、
そういった他の働いているスタッフが、そういうことに関する意識をもっと高めてほしいなっていうところが目的。
一番はやっぱり、特にゼロサイズクラスで食事解除を担当する。
みんなやるんだけど、看護師もゼロサイズクラスに入ることが多いし、
その中で日々食事解除していく中で気をつけるべきポイントだったりとか、
そもそも食事のね、こういう形態、初期食とか中期食、後期食っていう風に言うんだけど、
これらがどうしてこういう状態で提供してるのかっていうのを、
なんとなくみんな意識から外れていっちゃうんだよね、どうしても働いてるとかね。
当たり前すぎてというか。
そうそう、すごく当たり前ですごく日常的なことじゃないですか。
食べさせることも食べることも含めて。
で、やっぱり時間がなかったりとか、なんというか人手に余裕がないときとかって、
本当だったら1対1で関わってあげたいところが、大人1人に対して2人いっぺんにあげたりとか、
もっともっとゼロサイズをたくさんお預かりしてる保育園だと、
もう1人で3人いっぺんにあげたりとかって話は、全然珍しくなく聞くのよ。
06:00
ただ果たして本当にそれで良いのかっていう問題提起もあるけど、
ちゃんと抑えるべきポイントを抑えられてるかっていうのが、
実は事項の報告書の中にもマニュアルがちゃんとあるかどうかみたいなことが1項目として挙がってて、
なんというか暗黙の了解というか、保育士さんたちが学校とかで習うようなことでもあるから、
みんなそれを保育士っていう資格を持ってれば分かった前提で働いてはいるんだけど、
まあ忘れちゃうじゃないですか。
そうだね、だし大事なことは何回も言った方がいいよね本来。
だし改めてここで整理することで、職員に対してもこういうふうにレクチャーしたりとか、
実際にこの作ったものを用いて新人の方にも丁寧に説明できたりとか、
非常勤で入ってきた、要は資格者じゃない保育士の資格を持っていないけど、
現場で入ってくれてるパートの方とかにも丁寧に説明ができたりとか、
そういうツールを作りたいと思って作りました。
なるほど、これ僕らはちょっと裏話ですが、
打ち合わせの段階で千尋先生に事故の概要とか資料とかを見せていただいたので、
なんとなくどんな事故かっていうのはよりイメージがついてるんですが、
もし知らない方とかだと、何て調べると出てくるんだろう。
大阪保育園とか事故とか。
保育園誤印事故とかでやるとすぐニュースとかは出てくるね。
一番最近でセンセーショナルだったのは、
2020年の2月に大阪市の認可保育場で1歳2ヶ月の男の子が、
最終的にはリンゴだと思うんだけど、
どこに詰まらせて亡くなったっていう事故が1つと、
あとね、また最近になって報告書が上がってきた事故があって、
これも令和4年かな。
令和4年の11月に東京都内の認可買い保育施設で、
リンゴの誤印事故によってゼロサイズクラスの子が亡くなっている。
1歳5ヶ月の女の子だね。
両方ともしっかり国とか都がまとめた報告書が上がっていて、
子ども家庭庁の教育保育施設等における重大事故の再発防止のための
事故的な検証についてっていうページにまとまって、
PDFファイルがまとまっているのもあるし、
東京都の方のそういった事故の検証委員会の報告書っていうのが、
都のホームページの方に載ってたりするから。
これ、さっきも言った通り見させていただいて、
やっぱ悲しすぎるね、この事件普通に。
そうなんだよ。
09:01
親御さんの気持ちを思うと、
保育士さんたちだって別にやりたくてやってるわけじゃないだろうし、
それこそさっき千代先生が言ってくれた通りに、
1人で3人ないとせざるを得ないから、
どうしても一生懸命やっている中で環境的に起きてしまったことだと思うので、
だからこそそれを対策できるようなものを自主的に作るっていうのはすごいいいことだよね。
保育士自身の、保育士だったり保育会看護師自身の、
ちゃんと全体の知識を復習するっていうのもそうだし、
ある種リスク回避というか、
もし本当万が一どんだけ気をつけてやってても事故ってどうしても起きるときは起きるので、
何か起きたときに、いや事件ではこういうガイドラインを準備して、
こういう講習をしてこういうふうに意識してやっていたっていう後ろ盾にもなり得る。
やれることはやってたよねみたいな。
そう、やれることはやってるよっていうリスク回避にももちろんなり得る。
なるほどね。
ただ今回のこの死亡事故に関しては、
どちらも特に大阪の方の事故に関しては、
実際に対応した保育士の先生とか園長先生が書類送検をされた事故だよね。
そうなんだ。
なので、ともすれば保育士、あるいは保育会看護師とかのこういった資格を持って働いている人間が、
職務を全うできていないと判断されて、
まあそういった書類送検されたりとか、
社会的な責任を問われているっていう可能性もある種、
みんな常にそれがあるっていうことを改めて意識するきっかけにもなったかなと思うし、
もっと言うとこの大阪の事故は、その該当する保育士さん、
実際にそのお子さんに職場介助していた先生に指示をしていた、
主任の先生は書類送検されていなかったりとか。
いろいろと読んでいくと、
なんでだろう、どうしてだろうって思うこともたくさんあるし、
やっぱりこれは氷山の一角で、また職場面に関わらず、
いわゆる不適切保育につながり得るような環境だったり設定だったり、
人的余裕のなさも含めて、やっぱり浮き彫りになったところで事故が起こった。
なるほどね。
でもそういう事故が起きないようにとかって意味を込めて、
シロは改めてそれを作ったってことだもんね。
そうだね、改めて看護師会の方でこの事件について勉強して、
いろんな文献を持ってきてっていう感じですね。
今、看護師会の方でっていうのはあったけど、
シロ一人でバーッと作ったっていうよりは、
そういう看護師会みたいな会合の中で話し合って作っていくみたいな感じだったの?
そうだね、うちの本陣はありがたいことに、
市前への看護師とか、同じ施設内の障害分野の看護師とかと
集まる機会を月に1回作ってくれていて、
12:02
そもそも看護師って、
保育園においては一人職場、一人しか基本的にはいないから、
やっぱりどうしたって孤立しがちで、
離職率が高いんだよね。
その中で看護師同士のつながりを作った方がいいんじゃないかってことで、
おそらく最初作ってもらって、
それが定着してるっていうことだと思うんだけど。
すごいね。
これはとてもいい取り組みだと思う。
全国の保育園看護師がそうあればいいなと思うぐらいに、
理想的な関わりだと思うんだけど、
その中でやっぱり、
人が定着していたぐらいかな、
しっかり定着して、
こういったことにも目を向けられるようになったっていう意味もあるんだけど、
保育園看護師として築いた、
日常業務とかそういった課題に対して、
看護師会を通じて何かガイドラインを作れるんじゃないかっていうところで、
最終的な作業とか、
僕が中心にやったりとかもしたんだけど、
文献集めてきたりとか、
こういう内容でどうだろうっていうのを、
ソワン、ソワン、ソワン、ソワン。
ソワンだね。
漢字だけ頭によぎって。
ソワン。
ソワンを作って叩いて叩いて、
ほぼほぼ、どのくらいかな、
作り始めてからは、
7ヶ月、8ヶ月ぐらい。
結構かけたね、すごいね。
最終的には、
そうだね、
本当に前段で話しているところからすると、
それくらいかけて、
一個まとめたっていう感じなんだけど、
シンプルに我々の業界からすると、
そういう労力を込めて作ったものは、
シェアしたほうがいいんじゃない?
って思っちゃうよね。
何というかね、
作ってて思ったけど、
すごく一般的なこと、
一般的というか専門的なんだけど、
個人のプライバシーとかにあんまり関係ないもんね、
カードライン。
ではないから、
僕もちょっと皆さんにぜひシェアしたいなとは。
このラジオを聞くと、
若干その用典は分かるかなと。
そうそうそう。
こういう書類を作ろうってなると、
ガイドラインっていうより何かマニュアルとか、
具体性を結構高めがちかなという印象があるんだけど、
今回はガイドラインなんだよね。
ガイドラインにあえてした意図もあって、
要は何かその先ほど言った通り、
マニュアルだと何というか、
業務マニュアルみたいにさ、
こうやったらこう、こうやったらこう、
みたいなフローチャートがあって、
こういう対応をしましょう、
こういう時はこういう風にしましょうとか、
っていう風になっていくじゃない。
何かあるでしょ、
15:00
怪我した時とかね、
何かオートしましたとかで、
じゃあこういう風に処理しましょうとか、
っていうのだったら、
マニュアルとして起こしてある方が、
やっぱり誰がやっても同じようにできるとか、
そういう何かサービスの平準化というか、
正しくやれることにフォーカスを置いて、
っていう考えもあったんだけど、
何というか、
マニュアルとして取り上げるには、
ちょっと概念が大きいなっていうのと、
拡一的にすべきことでもないというか、
要は難しいのは、
やっぱりそれ保育全体にそうだけど、
どうしたって神戸個別生おじいさんが、
特に大きいのを食べるということに関しては、
その子その子によって、
その子の発達を遂げていくから、
もちろん大まかな流れは一緒だから、
それを今ここのガイドラインでも示しているんだけど、
昨日はできてたけど、
今日はちょっとやっぱりできなかったりとか、
でも明日になったら急にできたりとかもするし、
何というか、
マニュアルとして起こしたことをただこなすでは、
観察項目として落としてしまうような気がしていて。
なんか言い方はあれだけど、
マニュアルってさ、
考えなくていいためのものじゃん。
しろが作っての考えてねっていうことを。
そうなの。
目の前の子供を観察、観察、観察した結果、
丁寧に食べるっていうことが育っていくための、
何というか、石杖になるもの。
共通理解してもらいたい内容でもあるし、
ある種マニュアル的な要素もたくさんあるんだけど、
どちらかというと、
これをガイドにその子に対しての食事解除を
組み立てていってね。
何か迷ったらここのガイドに立ち帰って、
こうだった、こうだったって見ながら、
またその子に次の食事解除をやってあげられるように
できたらいいなっていう思いで作ったような感じかな。
なるほどね。
それすごい面白いね。
マニュアルはすごいいっぱいあるそうだけど、
そういうふうに考えるための指針とか方針みたいなところが
示されてるっていうものなのかな。
ある種、トライアルによってはマニュアルとして
活用されていく、活用されているものでもあると思うから、
それこそ監査とか行政の人が見に来たときに、
ガイドラインというのはマニュアルですというふうに
全然出しても問題はないし、
これを共通理解として職員は持ってますって言ったら、
こんだけ丁寧に理解しているなら、
そういった事故のリスクとかもやっぱり少なくなるよね。
という評価をしていただけるのではなかろうかとは
思っているんですけど。
なるほどね。
そのガイドラインを実際チロウが作ったのはちょっと前なわけでしょ。
実際にそれを公開というか自演で作りましたって言って
18:04
シェアした上で、
実際導入、みんなそのフォーイク氏の人とか
いろんな人が多分いると思うんだけど、
それでどういうふうな変化があったり変わったり、
何かしらそのガイドラインの効果っていうのはあったりしたの?
結構やっぱりフォーイク氏さんも学校で半分習ったような気がする
っていうような内容なのね。
教科書をギュッと10ページにまとめたような感じにはなってるから、
どっかで聞いたことあるなと思いつつ、
なんというかやっぱりこれってすごい大事なことだったんだ
っていう再発見があったりとか、
なんかやっぱり日常その忙しく日々仕事をしている中で、
ここまで意識がなかなかやっぱりできてなかったとか、
そういったフィードバックはたくさんもらった。
やっぱり改めてそれを考える機会を作るっていう意味でも
ガイドラインを作るんだ効果はすごいありそうだね。
すごくある。
やっぱり特にこういった実際の事故があった後の
保育ってどうしても気になるというか、
私たちもそういう事故起こしてしまうんじゃないかって
不安になるタイプの先生もやっぱりいたりする。
そういった中で我々はこういうのをちゃんと勉強して
意識してやってるんだっていう、
ある種平たくと自身にもつながるような
そういうプラスの役割も果たしてくれているかな、
このガイドラインはっていう感じ。
ちょっとトーチっぽいみたいな。
確かには。
でもそれ聞くとますます、
もうそんだけ労力をかけて作ったものでもあるから、
日本全国の保育園看護師の人にもぜひ知ってもらって、
いろんな縁でそれを、
そういう時間が持てるってめっちゃいいよねって
シンプルに。
本当に結局のところ、
ただそういった職員の方にこれを全部しっかり理解して
もらおうと思うと、
それこそ学校の人との間ぐらいの時間をしっかりもらって、
理解してもらって、
実際にやってみてもらって、
っていうのができることが理想ではあるんだけど、
やっぱり日々、
業務の中あいまぬってこういったことを説明したりとか、
読んでもらったりするって、
どうしてもまとまって時間を取るというのが、
保育現場は難しいから、
それこそOJT的に、
僕も一緒に食事会場に入っている中で、
この子の舌の状態って今こうだよね、
だからこういうハート図なんだよねとか、
この子はでも月例的にも、
この食べる様子からしても、
次の期に来月からは上がってもいいんじゃないかな、
とかっていうのを担任の先生だったり、
非常勤でも保育士の先生とかと一緒にその場で、
それぞれで話しながら、
フィードバックしながらやっていく。
実際にやって示すっていくのが一番早いというか、
21:00
分かりやすいかなっていうのもあって、
自分が現場に入る時はそういうのをちょっと意識して、
食事会場をしてあげることで、
今年からゼロサイジクラスに、
初めて担任になった、
初めてゼロサイジクラスを受け持っている先生とかは、
やっぱりなるほどっていう風におっしゃってくださる。
すごいね。
そんな話を聞くとめちゃくちゃその中身が気になるんだけど、
そうでしょ。
どんな魔法の言葉が書いてあるんだそれは。
本当に結構この食事会場とか、
保育園の食事だったり発達のことだったりを、
いろんな文献を結構読んだんですよ。
インターネットで調べたものもたくさんあるし、
書く書籍をちょっと買い漁って読んだりもしたんだけど、
意外と保育園の食事会場に特化した、
ギュッとそして内容が詰まったものって見つけられなくて、
発達について詳しく書いてあるのはもちろんたくさんあるし、
食事会場こういう風にやろうみたいなポイントを
列挙しているものもたくさんあるんだけど、
なんとかその要は表面上の、
実際に食事会場やることだけをピックアップしても、
実は何とか不十分かなっていう風に作って当初から思ってて、
なので今回というか僕たちが作ったこのガイドラインでは、
3つちょっと、
しょうだてかしらを、
しょうだてを、
聞きたい。
しまして、
これらの詳細はまたその時間以降、
そうだね、今回ももちもち終わっていく。
そうね、しっかり話していけたらいいかなと思ってるんだけど、
3つのやつでまず1つ目は、
そもそも食べるってどういうことかっていうのを、
まずざっくりでいいから、
1回考えてみよう。
1回しっかり理解しようっていうことで、
食べるを理解する。
食べるを理解する。
ご飯を食べるって、
日常何気なくしてたり、
特に大人になってからはね、
無意識的に食べたりもするし、
そうね。
だから食べれるじゃないですか、
何も考えてなくても。
そうだね、飲み込めるし食べれるしね。
そうそうそう。
でもそもそも食べるってどういうことだろうかっていうのを、
機能的にまずは理解する。
要は解剖生理的に、
食べるっていうことをちょっと分解すると、
咀嚼する、噛むっていうことと、
飲み込む、ごっくんって飲み込むっていうこと。
について、すごくざっくり、
本当はもっと細かく言ったら、
それだけで厚い教科書1個ぐらいかかるものを、
頑張ってA4、1、2ページぐらいに。
細かく言ったら、
細めたものをまずは食べるということを理解してもらう。
解剖生理学っていうのは、
人間の人体の動きとかそういう。
そうそうそう。
生物としての構造的な話。
要は生物の構造、機能として食べるということを理解する。
24:02
だから今回、文化的な話は一旦切り捨てているけど。
なるほどね。
あくまで人の体の機能として食べるとはどういうことかというのを、
概要を理解する。
キーワードとしては咀嚼と演言。
ほうほう。
難しい言葉で言う。
1個目か。
これが1つ目の章。
2ページ分ぐらい。
その次に、そのための発達について理解する。
発達を理解する。
食べるという機能を獲得する、
その発達を理解するために、
まず発達するとはそもそもどういうことかっていう大原則を、
ちょっと軽く触れた上で、
その食べる機能ってどう発達していくのかっていうのを、
本当は端的に2、3行でまとめると、
よく聞いてくださいね。
今まで難しい言葉をいっぱい言うので。
はい。
ちょっと構えたからね。
ちょっと構えて今読み上げますけど、
食べるっていう行為は、
要は行為としては運動なんですよ。
運動機能。
感情でもなければ、
神経反射とかでもない。
運動の機能。
運動など。
その運動を経験していく中で、
獲得していく。
それって要は、
感覚的な刺激によって引き出された、
いろんな運動とか動作を、
食べるっていう目的に見合った動作に、
統合させていく。
いろんな運動をね、
ちょっと聞いてるだけで難しかったけど。
一言二言で言うと、
そんなようなことについて、
もうちょっとしっかり書いてるんですけど。
っていうのが発達を、
2章目の発達を。
これを理解できたら、
発達。
食べるっていうことを理解した上で、
食べるための機能の発達を、
正しく理解する。
こういう順序で、
食べるっていうことを、
覚えていくんだとか、
獲得していくんだ。
その時系列的に理解していく。
ここってちなみにページ数で言うと、
どれくらいのページなの?
さっき2ページくらいの時には。
1、2、3。
数えてくれてるんですね。
あ、1、2、3。
あ、でも、3ページに収めました。
あ、すごい。
おー。
約量。
すごいね。
それほんとエッセンスじゃん。
ほんとにエッセンスだけ。
これだけ読んでも、
すぐパッと理解なかなか難しいかもしれないけど、
でも、
ガイドライン。
これだけキーワードだけでも知っていると、
その次につながるかも。
というのが2章目。
2章を理解する。
で、3章目にここで初めて、
食事解除っていうことを、
もう一度しっかりと理解する。
食事解除を理解する。
27:00
食事解除をするって、
そもそもどういう仕事なのか、
どうしてそれが必要なのかとか、
基本的な姿勢という。
ともすればやっぱり、
こういった事故の背景にもね、
あったみたいに、
やっぱ人手がいなかったりとか、
すごく適当にね、
あげちゃってる実態があったとか、
あまり望ましくない環境とか、
で、
お食事をあげてしまっていたとか、
っていうところにもつながっていくんだけど、
やっぱそれが、
なぜ良くないのか。
そもそもじゃあ食事解除をするって、
どういうことなのか。
しかも保育園、
その乳児、幼児のお子さんに対して、
食事を解除するって、
じゃあそもそもどうしてしてるのか、
っていうことを、
やっぱり、
ちゃんと理解した上で、
業務に当たっていないと、
食べさせるになってしまう。
食べさせると食事解除は、
チロの中での言葉としては違うものなんだね。
そう。
違う。
機械的に、
ただ物理的に食べさせてあげる、
っていうのではない、
ないんだっていうこと。
なるほど。
やっぱり、
腹落ちして欲しい。
うんうんうん。
しっかりとそれを、
解説、
理解した上で、
目の前のお子さんの食事解除に対峙して欲しい。
おー、なるほど。
っていう願いも込めて、
食事解除について、
これは、
ガイドライン上は、
ポイントを、
A3一倍に。
おー。
凝縮。
でもすごいね。
凝縮したね、全部。
そう。
でもめちゃめちゃ凝縮して、
エッセンスだけを抽出して、
作り上げたは作り上げたので。
でも次回からそこの詳しい話を聞ける。
そうだね。
そうだね。
だから、
この食事解除については、
実際、
結構教科書とか、
保育士さん向けの、
教材だったり参考書みたいのにも、
たくさん書いてある。
うん。
これが一番みんな目に触れたことがある。
この時期はこういう風にやろうとか、
それこそ食々だったら、
これくらいの柔らかさだよねとか。
それはある種マニュアル的な話だもんね。
そうだね。
これが一番、
分かりやすいと。
だから、
こうしようみたいな話。
うん。
実際にそういう参考書、
持ってきて読んでね、
でも十分伝わる。
し、
実際に、
保育士さんが目の前のお子さんに対して、
できる、
なんていうか、
技というか、
うん。
実際にやることっていうのは、
確かにここに集約はされてるんだよね。
だから、
ここがすごくピックアップされて、
書籍にもなってるし、
うん。
いろんな目にする機会も多いし、
実際にこれを意識してやってます、
っていう人はたくさん、
保育士さんいると思うんだけど、
うん。
これをやる、
本当にこれをやるってなったら、
その、
もっとバックボーンというか、
いやでもそうだね。
その問題になってるところの、
前提を理解してほしいから、
そうそう。
1章目の食べるを理解すると、
2章目の発達を理解するっていうのが、
そのガイドに入ってるってことだもんね。
30:01
この土台を理解していれば、
おのずと、
この、
実際に解除すべきことっていうのは、
もう導き出されるといっても過言じゃない。
おお、
なるほどね。
なんか、
やっぱり、
なんていうのかな、
あの、
みんなね、
数式の公式だけを覚えてテストに臨む、
うんうん。
応用力が効かない。
そうだね。
それが大事だよねって前提が。
そうそう。
なんでそうなるっていう。
そうそうそうそう。
その、
やっぱり土台をちゃんと理解した上でやると、
あの、
教科書上ではこうなってるけど、
いやこの子の場合も、
もうちょっとこういう風にやったり、
上げた方がいいかもしれないとか。
応用が効くってことだよね。
応用が効くってことは、
目の前の子供の観察を通じて、
自分の食事解除をその都度その都度こう、
進化させていけるっていうのが、
保育士さんの専門性のノースが至るものかな、
という感じ。
なるほど。
なるほど。
じゃあ、
ひとさん改めて、
次回以降の3章は何じゃないじゃないですか。
なんでそんな急に抜き打ちテストみたいなことを。
はい、答えてください。
えー、
1章目、食べるを理解する。
はい。
2章目、発達を理解する。
あー。
3章目が、今話してた食事解除を理解する。
なるほど。
の3問だって、
なんかちょっとサザエさんっぽくなっちゃった。
3問。
はい、じゃんけんぽんで。
じゃんけんぽんですね。
来週もまた聞いてくださいねっつって。
えー、でも来週本当に、
そのさっきのチロの話じゃないけど、
食事解除を理解するは、
まあいろんな書籍とかも単品であるけど、
うん。
やっぱその前提を理解したいよね、
っていうか前提を知ってほしいよね。
そうそうそう。
っていうところが、
このなんかガイドラインのめっちゃ面白そうなとこなんで。
そうだね。
食事解除を理解するからめっちゃ面白そう。
なんかここの2つがやっぱり、
その看護師、保育員看護師っていう視点が、
うん。
あのなんというか、やっぱ保育士さんとは違って、
そのエビデンスをやっぱり、
なんかちょっとしっかり求めたくなる、
その看護師の差が入ってるような感じもするし。
なるほどね。
はいはいはい。
逆に保育員看護師の専門性を発揮できた場所でもあるかな、
うん。
という気はしているので。
はい。
いやそれはもうめちゃくちゃ楽しみだね。
はい。楽しみです。
聞けるのがもう今から楽しみです。
はい。
というわけで、
今回は導入編としてね、
ちょっとあの、
僕たちが仕事で作ったガイドラインの概要と、
次回以降こんなこと話していきたいよということで、
本当に触りだけお伝えさせていただいたんですけれども、
うん。
いかがですか?興味そそられました?
いやもう興味はね、
めちゃめちゃそそられたね。
っていうのもあるし、
なんか普通に今話聞いてと思ったけど、
なんか今回の本編まるまる次回予告みたいな感じで、
面白いなって思った。
確かにね。
本当にね。
盛大なフリをね。
そう盛大な。
イントロダクションというかきっかけから入って、
そもそも何でみたいなところから入って、
触りだけみたいなのを本当に導入だよね。
導入だよね。
いやでももう本当に食べるって改めて今考えることが、
33:02
少なくともあんまり普段自分はないから、
うん。
なんかそこも面白そうだし、
やっぱりなんかチロの保育園看護師的な視点が入ってるガイドラインなんだろうね、
っていうのがやっぱ聞いてて思った。
それめちゃくちゃあるよね。
実際あの、食べるっていうものを解剖生理学で理解するっていう発想とか、
したことないもんね。
ないね。
あーなるほどね。
うん。
だからなんかまず次回のその食べるを理解するっていう回から、
もう非常に楽しみだなっていうふうに思いました。
うん。
あのえんげ、咀嚼とえんげですね。
咀嚼とえんげがね。
噛んで飲む。
うん。
そう。
シンプルだけどね。
もうね、ほんと僕もこれ自分で色々調べて勉強してる中で、
めちゃめちゃ面白かった内容なんですよ。
この食べるを理解するって。
もうね、そこからもう無限に話を広げていけそうなぐらいなんだけど、
ギュッと2ページに収めたので。
2ページ。
来週は食べるを理解するについて、
ちょっとお伝えしていけたらなと思っています。
はい。
今後もですね、こんな感じで保育園看護師に関する情報だったり、
保険保育のことを発信していけたらなと思っているので、
ぜひぜひ感想だったり質問だったり、
Googleフォームレターで送ってください。
はい、お待ちしてます。
あとちょっと宣伝ですけど、保育ベースっていうアプリをね、
我々作りまして。
そうですね。
こちらもApple StoreとPlay Storeでしたっけ?
Androidの人もiPhoneの人も。
Androidの人です。
両方とも使える仕様になっています。
こちらもですね、保育ベース、カタカナ6文字入れていただいて、
検索して、ぜひダウンロードしてくださいね。
よろしくお願いします。
もっと情報とかガンガンしてくれると嬉しいね。
仲間をね。
そうですね。
こういうガイドライン、うち作ってるよっていうのをすぐ教えるので、僕も。
いいね。
積極的にシェアするスタイルね。
はい。
やっぱりね、孤立しがちな、さっきもちょっと話しましたけど、
看護師って基本一人職場なので、
どうしたって情報がね、取りにくかったりとか、
いろいろある中で、
そんな一人職場の看護師さんでも情報をシェアできたりとか、
気軽に質問できたりとか。
看護師さんがコミュニケーション取れる土台になっていくといいよね。
いうものに今後なっていけたらいいなという思いでアプリを作ったので、
アプリについて解説したアーカイブで残っているので、
そちらもぜひ聞いていただけたらなと思います。
はい。
ということで、よろしくお願いします。
はい。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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