2022-07-24 20:06

#25 Q01.初めて教壇に立った時にどのように感じましたか? 〜大学生にかわってわたしが聞きます!現役教師・大ちゃんにギモン聞いちゃう夏休みSP!

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今回は「大学生に代わってわたしが聞きます!現役小学校教師・大ちゃんにギモン聞いちゃう夏休みSP!」と題して、教員を目指す大学3年生のギモンを大ちゃんにぶつけていこうと思います。
ギモンを話してくれるのは淑徳大学の学生さん11人。かわいいものからコアなものまで、1エピソードにつき1つ聞いていきます。

1つ目の疑問は「初めて教壇に立った時にどのように感じましたか?」

大ちゃんは段階的に3つのことを思ったそうです。


《 つぼけん 》

1982年生まれ。東京都出身。 大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、2005年に映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして多くのテレビ番組に携わる。 子どもが小学校に入ったことがきっかけで、日本の学校教育に関心を持つ。人生の目標は「Happiness Creactor」(=自分も他人もしあわせにできる創造力をつくる)


《 大ちゃん:大野大輔 》

1991年生まれ。東京都出身。 学校と自分が嫌いだった小学生時代を、当時の恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。 現在は東京都北区立赤羽小学校の研究主任として、児童に自己決定のある授業や、みんなが幸せで働きやすい職員室づくりに挑戦中。 人生の目標は「全国の共育者と子どもを幸せにすること」 座右の銘は「最高のNo.2」「認任」

○ともはぐ(共育)代表
○教育の窓口 共同運営
○REACHER BASE 共同運営
○先生の幸せ研究所 第3期
○オンライン市役所 東京都会幹部


感想はTwitter「#ほぼ教」でつぶやいていただけたら嬉しいです!

【つぼけんTwitter : @tsuboken_mol】

00:08
こんにちは、ほぼ教育最前線あなたにかわって、私が聞きます。始まりました、つぼけんです。
大ちゃんです。この番組は、公立小学校の先生である大ちゃんと、普段は映像のカメラマンやディレクターを勤めているつぼけんという移植の二人でお届けする番組です。
学校教育をはじめ、学びの最前線にいる方をゲストに呼んで、ほぼ最前線に迫っていこうと思います。
はい、というわけで大ちゃん君もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
夏休みが入りまして、大ちゃんももう夏休みスタートしてますか?
はい、学校として始まっていまして。
そうですか、4年生たち、もう夏休みなんですね?
そうなんですよ。
学校の先生の夏休みって、なんだかんだやることもたくさんあるんじゃないかなと思うんですけど、夏休みどうやって過ごす予定なんですか?
割と一般企業の方々とそんな休みの日は変わらなくて、まるまる子どもの夏休み分休んでるかというと全くそうじゃないっていう。
そりゃそうっすよね。
そうなんですよ。
でもまあ子どもが来ない分の時間を、例えば事務的な仕事ももちろんやるんですけど、自分を磨く時間にできるよっていう時間でもあると。
だから例えば日々の教育活動を問い直してみたりとか、自分が成長できるような何かをしてみたり、もしくは一見教育に関わらないようなことからむしろ学ぶことを作ってみるとか、いろいろできる時間ではありますね。
そうなんですね。じゃあインプットだったり、自分をリビルドする時間みたいな感じなんですね。
そうなんですよ。
アップデートタイムって。
アップデートタイムいいですね。
まさに。
いや僕も別に夏休みだからといって仕事が楽になるわけじゃないんですけども、まあでも一個ねすごく楽しみなことがありまして。
なんですかなんですか。
やっぱほぼ今日やっててよかったなって思うのが、一つですね、山口県で行われる教育のイベントにお声掛けいただきまして。
出た。
行くことになったんです。
あのイベントですね。
だいちゃんもね本当は行く予定でしたけれども。
そうなんですよ、たまたまね違うのがかぶっちゃったんですけど。
そうですね。
いやーこの坪県が行くイベントはもう本当に、日本ついに変わるかっていうイベントですよね。
そうなんですよ。
あのほぼ今日1回目ゲストの伊達さんからのお誘いなんですけども、ハギから帯同する教育維新プロジェクトですよ。
もうこの名前がまずエモーションなんですけど。
03:00
そうですね。
いやーでそしてねこの主催をする方の、あの方ですからね。
あの方でございます、はい。
いやー。
これはちょっとほぼ今日でもお伝えしたいですし、このハギで出会った方々をゲストに呼んでってこともね今後あると思いますので。
最高ですね。
はい、まだまだ走っていこうかと思っております。
いいですね。
夏休みも頑張りましょう。
はい。
はい、ありがとうございます。
ではですね、今回はですね、ゲストを呼ぶパターンではなく、我々も夏休みスペシャルにしようかなというふうに思っておりまして。
なるほど。
はい、テーマはよろしいですか?
はい、お願いします。
ではテーマにまいります。
大学生に代わって私が聞きます。現役教師だいちゃんに疑問聞いちゃう夏休みスペシャル。
イエーイ。
きましたね、これね。
そうですよ。
大学生の方ですか。
そうです。現役大学生でしかも先生になりたい大学生に話を聞いてまいりました、僕。
卵ですね。
そうなんですよ。
ご縁がありまして、千葉にある祝徳大学という大学の大学3年生さんにお話を聞く機会をいただきました。
教育学部ではなくてですね、総合福祉学部っていうところで、福祉なんですね。
なので、基本的には特別支援学校の先生になりたいっていう子たちとじっくりお話をする機会を得ましてですね。
マイクを持ってってですね、現役の先生と僕ラジオやってるんだけども、質問をお願いしますと一人一人にお願いしてまいりました。
そしたらですね、もう本当ノートいっぱいに質問たくさん書いてくれたんですけれども、一人一つに絞らせていただいて質問をぶつけていこうと思います。
これすごいのはね、まだ私その質問聞いてないっていう。
もちろん聞かせないです、もちろん聞かせないです。
ライブ感大事にしたいね、本当に。
そのパッと聞いて、パッと浮かんできたそれを話すっていうライブ感大事にしたいですね。
本当に可愛らしい質問からめっちゃコアな質問も各種取り揃えておりますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
はい。では早速質問いってみますね。
はい。
じゃあこちらです。
初めて教団に立ったときどのように感じましたか?
おー。
いい質問ですね。
そうですね。学生さん大学3年生ですから、当然先生としてクラスに入ったことはないけども、でも現状はボランティアとかで知ってるみたいな感じですね。
06:03
だから不安もありみたいな感じだと思いますけれども、ちょっとですね、声を録っておりますので聞いてもらってもいいですか?
はい、お願いします。
じゃあ直接の声聞いてみましょう。こちらです。
初めて教団に立ったときどのように感じましたか?
はい、ありがとうございます。これは何でこういう質問してくれたんですか?
自分も将来教員を目指してて、やっぱりいざ教員となって教団となったときの一発目の気持ちはどんな気持ちになるのかなっていう部分を知りたかったので質問させていただきました。
確かに。どうだと思います?
やっぱ今まで頑張ってきてここまで来れたから、自分の努力が認められたのかなって感じるのではないかなと思います。
なるほど。そこになるためだけでもすごく大変なことですからね。達成感感じたりするんですかね。
はい。
やるぞって気持ちもきっとあるでしょうけど、緊張したりとかマイナスの気持ちもあったりするんですかね。どうなんですかね。
自分も今模擬授業とかで、生徒の前で授業をするっていうのがあるんですけど、今の自分はすごい緊張とかっていう気持ちの方が大きいんですけど、いざ合格して教団に立ったらやっぱ達成感の方が強いのかなとは思います。
なるほど。だって今もそこに向かって一生懸命頑張ってるわけですからね。
はい。
分かりました。どうもありがとうございます。
ありがとうございます。
はい、こんな感じで、もう先生になりたいと思って一生懸命今頑張っている最中の学生さんからの質問ですけれども、どうですか。
素敵な質問ですよね、これ。自分もなる前にすごく知りたがってた質問だなって今思い出しました。
そうですか。
大学3年生のだいちゃんはどういう子だったんですか。
割とボランティアとかで参考掛け持ちとかで。
そういうもんなんですね。
結構、自分でお願いしに行ったり、あとは教授につないでもらったりもあったんですけど、それをやりながらいろいろ楽しいこともしてました。
不安な気持ちとかもあったりするんですかね。分かんないですよね、職場で実際どうするかっていうのは。
じゃあ答えていいですか。
どうぞお願いします。
これちょっと答える前に、今の自分というか、初めて教団立った時からちょっと先の自分がどうかというと、
こんな素敵な仕事で、しかも給料がもらえるなんてなんて最高なんだって思ってますっていう。
09:01
今現在。
そう。だから最初に教団立ったというか、子供の前に立った時の自分に言ってあげたい気持ちでもある、言葉でもあるっていうか。
なるほど。
そこだなっていうのがあるんですけど、じゃあ最初ね。
まさに4月6日。今でも覚えてますけど、どう感じたかっていうと、責任を感じたんですよ。
10月に近い責任を感じて、これは子供が36人かな、その時いて、その36の人生がそこにあるのかって感じたんですよ。
そっかー。
だからワクワク感とかドキドキ感はもちろんありましたし、緊張もしたんですけど、一番最初に受け取ったのは責任だったんですよ。
いやー、でもそりゃそうですよね。子供たちはね、36人ですか?まっすぐこっちを見てくるわけですもんね。
そうです。最初が5年生だったんですけど、責任を感じました。
へー。
その方々の家族がいてとか、36の人生があってとか、いろいろ考えちゃうっていうのが最初だったんですよ。
キラキラした言葉を学生さんが待ってたかもしれないですけど、私はそれを受け取ったんですよね。
で、それが一発目です。
はいはいはい。
でも、次の日、2日目ですね。4月7日だったと思うんですけど、そこがまた違うのを感じたんですよ。
1日目はもうプレッシャーだなーって、人生せよって思ってましたけど、もう次の日は違うんですか?
違うんですよ。次の日は感動ですね。
感動。
感動。
あー。
なんかね、こっちがもっと教えなきゃいけないとか、一個一個こう説明をしなきゃいけないのかとか、いろいろ考えてたんだけど、
うんうん。
いや、子供ってすごいなと思って。
おー。
自分でちゃんと身の回りのことができるし、考えて行動できる子もたくさんいるし、
で、時間なったらこっち向いて待ってる子たちもたくさんいたわけですよ。
うーん。
だから、あ、子供ってすごいなと思って。なんかもっと教えなきゃいけないのかと。
ほんとね、いろいろ考えてたんだけど、なんか感動に変わったんですよね。あ、子供すごいなって。
だからなんかたくさん褒めてる子もいたんですよ、そこで。いやほんとみんなすごいねとか。
そんなはっきりとした言葉を覚えてないけど、感動したなっていうのは覚えてますね。
へー。
小学校5年生にもなるとね、自分で考えられる子もたくさんいるってことなんですね。
そうですね。
12:00
まあなんかそれは5年生最初の年でしたけど、私1年生担任したこともあるんですよ。
はいはい。
やっぱ1年生も結構できるんですよ。
へー。
やっぱ1人の人としてちゃんとね、生きてるんじゃなって思いますね。だから、なめちゃいけないとか。
へー。
うん。甘く見ちゃいけないなっていうので。
なるほど。
うん。
へー。
で、その責任を感じた初日。
うん。
で、2日目で感動して。
はい。
で、もう少し経って感じたことがあったのが、やっぱりね、可愛いんですよ。子供たちって。
あー。いやいや、そろそろでしょ。
そろそろでしょ。
ほんと可愛くて。
うん。
5年生だからって私もちょっとね、頑張って、こう鎧を着てたのかな、たぶん。
はいはい。
それでもあったんですけど、やっぱり可愛いんですよ。5年生も。
うん。
なんかね、質問してきてくれて。
うん。
先生、何の食べ物が好きなんですか?とか。
可愛い。
結構ね、可愛い質問をしてきてくれたりとか。
うん。
昨日このテレビ番組見てねって話し出したりする子いて。
うんうんうん。
まだまだ子供なんだなって。
うん。
だから、5学年とか3年して最初ちょっと怖いかもしんないし。
うん。
なんか大人なのかなって思うんだけど。
うん。
結構ね、可愛いらしい。
うんうんうん。
あるので。
うん。
それをね、ちょっとこう忙しい初日2日目とかちょっと経ってから感じましたね。
あ、そっかー。
まあでも可愛らしいっていうのはわかるんですけど、逆に言うと初日2日目は可愛いなっていう感じじゃなかったってことですね。
なんかね、絶対可愛かったんだけど。
うんうんうん。
その余裕がなくて正直。
そっかー。
なんか慌ただしくこう過ぎゆく1日1日に。
なんかそれを感じるこう余裕がなくて。
うん。
多分、これは多分どの職業でも一緒なんですかね。
やっぱり最初って本当にこう嵐のように過ぎていって。
あー。
うん。
だから本当に、あ、可愛いなって立ち止まってこう思えたのはちょっと時差はありました。
なるほどー。
まあでも実際この質問してくれた子からすると、こう達成感というか、
あ、やっとこの夢の舞台に立てたーみたいなこう考えがあるんじゃないかっていうような質問でしたけど、そんな感じはなかったですか。
いや、ありますよ。
ほうほうほう。
これね、最初子供の前に立って初日に感じるかどうかってそれはわかる、正直。
うんうん。
僕は感じなかった、その時は。
うんうん。
でもそれをね、感じる瞬間が1年間の中でね、あるんですよ。
なるほどー。
で、それをすごい楽しんでほしいなって思います。
それ多分一人一人違う場面で。
うん。
きっと感じるんですよ。
へー。
15:00
あー良かったーってなって良かったとか、うん素敵な職業だなってこう思う瞬間があるので。
へー。
それをね、本当に味わってほしい。
いやーでも、初めはね、当然大変で、だってもう4月急に担任の先生になってすごい大変だろうなって思うんですけど、
なんかふと、あ、いいぞって、この仕事に就いたんだなって思える時があるってことなんですね。
ありますよ。
へー。
それね、もう断言できる、絶対にあるその瞬間。
絶対にある。
絶対にある。
それはー、なんか夢が思ってますね。
そう、だから、僕なんかさっき言った通り、なんでこんな素敵な職業でこんなに楽しみながらなんでお金がもらえるんだって思うぐらい楽しいって思えるな、そういうのがね、たくさん感じられたからなんですよ。
へー。
うん。
大ちゃん先生が初めて、あー良かったな、いやこの仕事だなって思ったのは、いつだったんですか?
そこ結構ね、いくつかあるんですけど、ちょっと思い出しながら。
一番最初は、先生ありがとうって言われたはずなんですよ。
はいはいはいはい。
正直ね、これセキュラリーに話すと、1年目あんまうまくいかなかったんですよ、僕。
点数化すると0点ぐらい、自分自身の1年目を振り返ってみてて、
この1年間本当に良くなかったなって思うんです。
うまくいかなかった。
でもその中でも、ありがとうって子供に言われる場面があって、
何かこっちが一生懸命、なんかね、働きかけたことで、子供が受け取ってくれたはずなんですよ、何か。
それで、ありがとうって言われたのが、いまだに忘れられないっていうのと、
具体思い出しました1個。
1回目、最初だったかわかんないっていうか違うんだけど、
学校に来れない子がいたんですね。
で、その子が、もちろんすぐに来れるようになったわけじゃないけど、
学校のことを僕が話しに行ったりとか、
あとその子の好きなことをいっぱい聞いたりとかしてね、
なんかちょっと学校に興味を持ってくれて、
で、学校に、来ること自体がいいかどうかとか、
絶対に来なきゃいけないってそう思ってないんだけど、今ね。
で、その時一生懸命、学校の楽しさを知ってもらえるようにしたんですね。
そして来たんですよ。
で、その子が、僕に先生のおかげでっていうか、
なんかありがとうとか、なんかこう言ってくれて、
保護者の方も本当にありがとうございますって、
人生が変わった瞬間だと思いますっていうのを、
なんかこう一緒に喜びを分かち合ってるときには、
最高の職場じゃないかって思ったのはあったなって思い出しました。
うん。
18:00
確かにこう、成長のすぐそばにいられる仕事っていうか、
日々ですからね。
その時の、その瞬間じゃなくって、
1年間とか時間を通して変わっていく姿を見れるっていうのは、
先生ならではちょっとありますもんね。
そうですね。
成長に関われるっていうのは本当に今喜びなんですよ。
素晴らしい。ありがとうございます。
じゃあこの質問してくれた子は、
ワクワクするような気持ちを持って質問してくれたと思いますけども、
この子には何て答えてあげたいですか。
なんかね、いろんな大変なこともあるかもしれないし、
もしかしたら描いてたものと違うところもあるかもしれないですね。
それは分からないんですけど、
でもきっと僕みたいに、
最高だなって楽しいなって思えるはずなので、
それが最初の年なのか、2年目なのか分かんないんだけど、
それは断言で言うっていうのは本当に素敵な仕事ですっていう。
素晴らしい。
答えも間違いなく言えます。
夢を持てますね。希望を持てますね。
だって、初年度は自分は0点だなって思ってたわけですもんね。
0点ですね。
0点ですか。
0点。今も100点じゃん。
前の自分に比べたらいい点数上げたい感じに慣れてるっていうのは楽しいし。
でも初年度は0点だなって思ってても、
本当に小さな一声とかで、よかったなって思える仕事だってことなんですね。
そうです。
素晴らしい。希望ですね。
なんか初っ端からとってもいい話を聞けました。
どうもありがとうございました。
いい質問。ありがとうございます。
まだまだ質問ありますので、
次回以降にも続いていければと思っております。
はい。
じゃあ一旦ありがとうございます。
ありがとうございました。
20:06

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